JP2019116381A - シート給送装置、シート給送装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
従来のシート給送装置では、複数枚のシートを連続的に給紙する場合、シートを1枚給紙する毎にピックアップローラ4をシート取込位置に移動させてシートに接触させて回転させ、その後、退避位置に移動させる動作を繰り返していた。しかし、シートが腰の弱い薄紙等である場合、分離ローラ対6,7とピックアップローラ4との間でジャムが発生することがあった。
特許文献1では、先に給送されたシートの後端をレジスト前センサ32が検知した後、特定時間を経過しても、レジスト前センサ32が次のシートの先端を検知しない場合に、ピックアップローラ4をシートに接触させて回転させることで、ピックアップローラ4の使用を最小限にしてシートを給送する技術が提案されている。
図26に示すように、ピックアップローラ4のシートへの接触開始から時間TCが経過するまでは、ピックアップローラ4のシートへの接触圧が変化している。接触圧が強い時はシート同士の摩擦力も強くなるため、時間TCが経過するまでにピックアップローラ4の回転を開始してしまうとシートの連れ入りが起こり、ジャムが発生してしまう可能性があった。
まず、本発明の第1実施形態に係るシート給送装置を含むシート搬送装置について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るシート給送装置を備えるシート搬送装置(画像読取装置)の構成を概略的に示す部分断面図である。
図2は、図1のシート搬送装置の主要部の構成を概略的に示す模式図である。
シート積載台(シート載置台)1にはシートが複数枚積載されており、シート積載台1は昇降自在に構成されている。シート積載台駆動モータ2は、シート積載台1を昇降させる。シート検知センサ3は、シート積載台1に積載されたシートがシート取込位置にあることを検知する。シート積載検知センサ12は、シート積載台1のシート積載面1aにシートが積載されていることを検知する。
図3は、第1実施形態の制御部900にて行われる、薄紙モードにおける制御動作の一例を説明するフローチャートである。すなわち、このフローチャートに示す処理は、制御部900の図示しないCPUがROMに格納されたプログラムを実行することにより実現される。なお、薄紙モードは、図示しない操作部、又は、シート搬送装置200と通信可能に接続される情報処理装置(パーソナルコンピュータ等)から設定可能である。
次にS102において、制御部900は、レジスト前センサ32をチェックし、レジスト前センサ32がシート先端を検知したか否かを判定する。
S103において、制御部900は、測定時間(TIME)が特定時間(TS)を超えたか否かを判定する。測定時間(TIME)が特定時間(TS)を超えていないと判定した場合(S103でNoの場合)、制御部900は、S102に処理を戻す。
さらにS105において、制御部900は、後述する特定時間(TD)経過後に、ピックアップローラ4を回転させる。これによって、ピックアプローラ4がシートを給送ローラ6へ給送する。
そしてS107において、制御部900は、レジスト前センサ32をチェックし、シート先端がレジスト前センサ32により検知されたか否かを判定する。
S110において、制御部900は、測定時間(TIME)がエラー時間(TOUT)を超えたか否かを判定する。測定時間(TIME)がエラー時間(TOUT)を超えていないと判定した場合(S110でNoの場合)、制御部900は、S107に処理を戻す。
制御部900は、ピックアップローラ4を退避位置に移動し(S111)、ピックアップローラ4の回転を停止させ(S112)、本フローチャートの処理をエラー終了する。
制御部900は、ピックアップローラ4を退避位置に移動し(S108)、ピックアップローラ4の回転を停止させ(S109)、S113に移行する。
S115において、制御部900は、シート積載台にシートがあるか否かをチェックする。シート積載台にシートがあると判定した場合(S115でYesの場合)、すなわち次のシートがある場合、制御部900は、S101に処理を戻す。
一方、シート積載台にシートがないと判定した場合(S115でNoの場合)、すなわち次のシートがない場合、制御部900は、本フローチャートの処理を終了する。なお、終了する前に、特定時間(TS)以上の時間を待ってもレジスト前センサ32によってシートが検知された場合にS113に進み、シートが検知されなかった場合に終了するようにすることが好ましい。
図4(a)は、測定時間(TIME)が特定時間(TS)を超えても(TIME>TS)レジスト前センサ32がシートの先端を検知しない場合の例に対応する。この場合、ピックアップローラ4が接触位置に移動して特定時間(TD)後に回転し、シートを給送ローラ6へ送り込む。これにより、ピックアップローラ4の接触圧により惹起されるジャムの発生を防止する。
また、ピックアップローラをシートに接触させてから回転させるまでの特定時間(TD)は、図26に示した接触圧変化時間(TC)よりも長い時間を設定する必要があるため、例えば0.2秒に設定している。
次に、本発明の第2実施形態に係るシート給送装置について説明する。
上記第1実施形態で説明した図1,図2のシート給送装置101ではシート積載台1が昇降するため、シート積載台1が下がった状態でシートを置く場合はシート先端を給送ローラ6に接触させるように置くことはない。このため1枚目のシートを給送するために必ずピックアップローラ4を動作させる必要があった。
第2実施形態では、薄紙モードを適用した場合に、1枚目のシートを、ピックアップローラ4を動作させずに給送可能な構成のシート給送装置について説明する。
なお、図5のシート搬送装置300が図1,図2のシート搬送装置200と大きく異なる点は、シート積載台1が昇降しない点、シート積載台1に積載されたシートを下側から順に給送する点、及びピックアップローラ4がシートに対して下から接触する点である。
図5(b)は、ピックアップローラ4が上がっており、シートと接触するシート取込値位置にある状態を表している。
シート押さえ50は、ピックアップローラ4と対向する位置に配置され、シートがピックアップローラ4に押されて浮き上がることを防止する。
次に、本発明の第3実施形態に係るシート給送装置について説明する。
本発明の第3実施形態に係るシート給送装置を備えるシート搬送装置のハードウェア構成は、図1、図2で示した第1実施形態のシート搬送装置200と同一の構成とする。
図6は、第3実施形態の制御部900にて行われる、薄紙モードにおける制御動作の一例を説明するフローチャートである。すなわち、このフローチャートに示す処理は、制御部900の図示しないCPUがROMに格納されたプログラムを実行することにより実現される。
この点が上記第1実施形態,第2実施形態のシート給送装置の制御例(図3)と異なる。
第1実施形態では、1枚目のシートの給送時でもピックローラ4を接触させずに特定時間(TS)だけ待っていた。第3実施形態では、1枚目のシートの給送時には特定時間(TS)待たずに、ピックアップローラ4を動作させ給送するように構成されている。
次に、本発明の第4実施形態に係るシート給送装置について説明する。
本発明の第4実施形態に係るシート給送装置を備えるシート搬送装置のハードウェア構成は、図1、図2で示した第1実施形態のシート搬送装置200と同一の構成とする。
図7は、第4実施形態におけるピックアップローラ4とレジスト前センサ32とレジストローラ対17,18の動作の一例を示すタイミングチャートである。
次に、本発明の第5実施形態に係るシート給送装置について説明する。
本発明の第5実施形態に係るシート給送装置を備えるシート搬送装置のハードウェア構成は、図1、図2で示した第1実施形態のシート搬送装置200と同一の構成とする。
図8は、第4実施形態におけるピックアップローラ4とレジスト前センサ32と給送ローラ6の動作の一例を示すタイミングチャートである。
なお、給送ローラ6(分離ローラ7)を停止/回転するタイミングで、レジストローラ対17,18も停止/回転するようにしてもよい。
なお、上述した各種ローラは、ベルト等の他の回転体等であってもよい。
次に、本発明の第6実施形態について説明する。第6実施形態では、給送ローラ6(分離ローラ7)の駆動をON/OFFする別の実施形態について説明する。なお、給送ローラ6(分離ローラ7)の駆動をON/OFFするタイミングで上述した第4実施形態で示したように、レジストローラ対17,18の駆動をON/OFFしてもよい。以下、給送ローラ6及び分離ローラ7の駆動のON/OFFする場合についても、単に給送ローラ6の駆動をON/OFFすると記載する。
図9は、本発明の第6実施形態に係るシート給送装置を適用可能なシート搬送装置(画像読取装置)の構成の一部を概略的に示す部分断面図である。なお、図1等と同一のものには同一の符号を付してある。
また、図11〜図15は、第6実施形態におけるピックアップローラ、給送ローラ及びレジストローラ対の動作並びにレジスト前センサ及びレジスト中センサの検知状態の関係の一例を示す模式図である。なお、図10の(0)〜(11)と同一の状態には同一の符号を付してある。以下の一連の流れを説明する。
図15〜図17は、第6実施形態におけるピックアップローラ、給送ローラ及びレジストローラ対の動作並びにレジスト前センサ及びレジスト中センサの検知状態の関係の一例を示す模式図であり、t2経過するまでの間にレジスト前センサ32で次のシートの先端が検知される場合に対応する。
図18は、給送ローラ6、レジスト前センサ33及びレジストローラ17,18の位置並びに給送ローラ6の給送速度及びレジストローラの搬送速度の関係を説明する図である。
1枚目のシートの給送に連れられて2枚目のシートが給送ローラ6まで到達している場合、1枚目のシートがレジスト前センサ33を抜けた時点で、2枚目のシートは給送ローラ6の位置から「V1×(L/V2)」だけ進んでいる位置に存在する。よって、その位置から2枚目のシートが給送速度V1でレジスト前センサ33の位置まで送られる時間「(L-V1×(L/V2))/V1」だけ待てば、上述の2枚目のシートは、レジスト前センサ33に到達するはずである。よって、この時間「(L-V1×(L/V2))/V1」を、ピックアップローラ4を後続のシートに降下させるまでの待ち時間の最低条件とすることができる。
上述した各実施形態では、ピックアップローラ4を接触位置に移動させ、特定時間(TD)待機した後にピックアップローラ4を回転させる構成について説明した。しかし、ピックアップローラ4が接触位置に移動してシートに接触した際にシートが搬送方向に押し出されて給送ローラ6まで到達する場合がある。例えば図9に示した例では、ピックアップローラ4は、ピックアップローラ4よりも搬送方向の下流側に設けられたピックの回転中心64を中心に回動する構成のため、ピックアップローラ4がシートに接触した際にシートを搬送方向に押し出し易い構成になっている。この搬送方向に押し出されて給送ローラ6に接触したシートは給送ローラ6により搬送されるため、ピックアップローラ4を回転させて送り出す必要がない。本実施形態では、このような場合に、ピックアップローラ4を回転させることなく待機位置に戻すように構成する。以下、この本実施形態について詳細に説明する。
制御部900は、S104においてピックアップローラ4をシート取込位置に移動しシートに接触させた後、S116において、時間の測定を開始する(測定時間(TIME)=0)。
次にS117において、制御部900は、レジスト前センサ32をチェックし、レジスト前センサ32がシート先端を検知したか否かを判定する。レジスト前センサ32がシート先端を検知したと判定した場合(S117でYesの場合)、制御部900は、ピックアップローラ4の接触によりシートが押し出されて給送ローラ6により給送されたと判断し、S108に移行する。
S118において、制御部900は、測定時間(TIME)が後述する特定時間(TD)を超えたか否かを判定する。測定時間(TIME)が特定時間(TD)を超えていないと判定した場合(S118でNoの場合)、制御部900は、S117に処理を戻す。
S119において、制御部900は、ピックアップローラ4を回転させる。これによって、ピックアプローラ4がシートを給送ローラ6へ給送する。
以下、図3と同一の処理のため説明を省略する。
また、図20のS216〜S219は、図19のS116〜S119と同様のため説明を省略する。
次に、本発明の第8実施形態について説明する。第8実施形態では、光学センサを用いてシート積載台1上のシートの移動を検知する実施形態について説明する。光学センサとしては、例えばエリアイメージセンサを用いて対向面の移動量を検出可能なセンサなどが適用可能である。この光学センサは、所定時間ごとに対向面の画像を撮像してその画像における特徴点の移動量を算出することによって対向面の移動方向、移動速度を含んだ移動量を検出可能である。
図21は、本発明の第8実施形態に係るシート給送装置を備えるシート搬送装置(画像読取装置)の構成の一部を概略的に示す部分断面図である。なお、図1等と同一のものには同一の符号を付してある。
図21において、本来であれば一点鎖線の位置にあるシートが、直前のシートが搬送されるときに、直前のシートと次のシートの表面間に生じる摩擦力によって、載置された位置よりも給紙ユニット部113側に移動することがある(点線の位置)。その場合、光学センサ111が撮像する領域内L(図21)において本シート搬送装置が搬送可能な最小サイズのシートの少なくとも一部が撮像されていれば、全てのシート種に対して、光学センサ111によりシートの移動を検知可能である。
図22は、第8実施形態の制御部900にて行われる、薄紙モードにおける制御動作の一例を説明するフローチャートである。すなわち、このフローチャートに示す処理は、制御部900の図示しないCPUがROMに格納されたプログラムを実行することにより実現される。なお、薄紙モードは、図示しない操作部、又は、シート搬送装置200と通信可能に接続される情報処理装置(パーソナルコンピュータ等)から設定可能である。
次にS2において、制御部900は、光学センサ111によりシートの移動を検知したかどうかを判定する。
S3において、制御部900は、測定時間(TIME)が特定時間(TS)を超えたか否かを判定する。測定時間(TIME)が特定時間(TS)を超えていないと判定した場合(S3でNoの場合)、制御部900は、S2に処理を戻す。
そしてS6において、制御部900は、光学センサ111によりシートの移動を検知したかどうかを判定する。
S7において、制御部900は、測定時間(TIME)がエラー時間(TE)を超えたか否かを判定する。測定時間(TIME)がエラー時間(TE)を超えていないと判定した場合(S7でNoの場合)、制御部900は、S6に処理を戻す。
S8において、制御部900は、ピックアップローラ4を退避位置に移動して停止させ、本フローチャートの処理をエラー終了する。
S9において、制御部900は、レジスト前センサ32をチェックし、レジスト前センサ32がシート先端を検知したか否かを判定する。レジスト前センサ32がシート先端を検知していないと判定した場合(S9でNoの場合)、制御部900は、S9の判定処理を繰り返す。この時、測定時間(TIME)がエラー時間(TE)を検知した場合にS8に移行するように構成しても良い。
一方、レジスト前センサ32がシート先端を検知したと判定した場合(S9でYesの場合)、制御部900は、S10に移行する。
S10において、制御部900は、ピックアップローラ4を退避位置に移動して停止させ、S12に移行する。
S11において、制御部900は、レジスト前センサ32をチェックし、レジスト前センサ32がシート先端を検知したか否かを判定する。レジスト前センサ32がシート先端を検知していないと判定した場合(S11でNoの場合)、制御部900は、S11の判定処理を繰り返す。この時、測定時間(TIME)がエラー時間(TE)を検知した場合にS8に移行するように構成しても良い。
一方、レジスト前センサ32がシート先端を検知したと判定した場合(S11でYesの場合)、制御部900は、S12に移行する。
S14において、制御部900は、シート積載台1にシートがあるか否かをチェックする。シート積載台1にシートがあると判定した場合(S14でYesの場合)、すなわち次のシートがある場合、制御部900は、S1に処理を戻し、次のシートの給紙のための時間の測定を開始する。
一方、シート積載台1にシートがないと判定した場合(S14でNoの場合)、すなわち次のシートがない場合、制御部900は、本フローチャートの処理を終了する。
また、シートの搬送状態の検知とピックアップローラ4の上下動作の判定を1つの光学センサ111で行うため、装置の大型化やコストアップをすることなく装置を提供できる。
概略構成は上述した第8実施形態と同様である。従って、第9実施形態の詳細について第8実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図24は、第9実施形態に係る光学センサ111付近の構成を概略的に示す模式図である。
第9実施形態では、図24に示すように、光学センサ111が受光する光量を増加させる目的で、光学センサ111とは別に光源部102を設ける。光源部102は、半導体レーザやLEDで構成された光源部である。なお、本実施形態においては、光学センサ111とは別のデバイスとして光源部102を設けたが、光学センサ111と光源部102が1つのデバイスになった構成でもよい。
また、上記各実施形態では、ピックアップローラ4の待機位置と接触位置の移動により(昇降により)、ピックアップローラ4の原稿積載台1上のシートへの接触の有無を切り換える構成について説明した。しかし、ピックアップローラ4の昇降(移動)の代わりに、原稿積載台1を昇降させて、ピックアップローラ4と原稿積載台1上のシートとの接触の有無を切り換えるように構成してもよい。
以上、本発明のシート搬送装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をすることができる。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施形態を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施形態及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
4 ピックアップローラ
6 給送ローラ
7 分離ローラ
17、18、62、63 レジストローラ
32 レジスト前センサ
61 レジスト中センサ
100 光学センサ基板
111 光学センサ
113 給紙ユニット部
Claims (18)
- シート積載台上に積載されているシートに当接した状態で回転することによりシートを取り込む取込手段と、
取り込まれたシートを給送方向に送る給送手段と、
給送されているシートを検知する検知手段と、
予め決められた第1モードにおいて、複数枚のシートを連続給送する場合、前記検知手段が先に給送されたシートの後端を検知した後に第1特定時間を経過しても次のシートの先端を検知しない場合には、前記取込手段を前記シート積載台上に積載されたシートに当接させ、第2特定時間の経過後に前記取込手段を取込方向に回転させ、前記検知手段がシートの先端を検知した後、前記取込手段を該シートから離すように制御する制御手段と、
を有することを特徴とするシート給送装置。 - 前記制御手段は、前記第1モードにおいて前記第1特定時間を待つ間、前記給送手段を給送方向に駆動させることを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
- 前記制御手段は、前記第1モードにおいて複数枚のシートを連続給送する場合、給送動作を開始した後に1枚目のシートの給送を行う場合には、前記給送動作の開始から前記第1特定時間を経過しても前記検知手段がシートの先端を検知しない場合に、前記取込手段を前記シート積載台上に積載されたシートに当接させることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート給送装置。
- 前記制御手段は、前記第1モードにおいて複数枚のシートを連続給送する場合、給送動作を開始した後に1枚目のシートの給送を行う場合には、前記給送動作を開始してから前記第1特定時間の経過を待つことなく、前記取込手段を前記シート積載台上に積載されたシートに当接させることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート給送装置。
- 前記制御手段は、前記第1モードにおいて複数枚のシートを連続給送する場合、前記検知手段が先に給送されたシートの後端を検知した後に、第3特定時間だけ前記給送手段を停止してから、前記第1特定時間の測定を開始することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート給送装置。
- 前記第1特定時間は、シートが取り込まれてから前記検知手段まで給送されるために必要な時間よりも長い時間であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のシート給送装置。
- 前記第1モードは、負荷に弱いシートを給送するモードであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のシート給送装置。
- 前記制御手段は、前記第1モードとは異なる第2モードにおいて複数枚のシートを連続給送する場合には、前記取込手段を前記シート積載台上に積載されたシートに当接させたまた複数枚のシートを連続給送することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のシート給送装置。
- 前記制御手段は、前記第2特定時間が経過する前に前記検知手段がシートの先端を検知した場合には、前記シートに当接させた前記取込手段を回転させることなく、前記取込手段を前記シートから離すことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のシート給送装置。
- シート積載台上に積載されているシートに当接した状態で回転することによりシートを取り込む取込手段と、
取り込まれたシートを給送方向に送る給送手段と、
給送されているシートを検知する第1検知手段と、
シート積載台上に積載されているシートの移動を検知する第2検知手段と、
複数枚のシートを連続給送する場合、前記第1検知手段が先に給送されたシートの後端を検知した後に第1特定時間を経過しても、前記第2検知手段が次のシートの移動を検知しない場合には、前記取込手段を前記シート積載台上に積載されたシートに当接させ、前記第1検知手段がシートの先端を検知した後、前記取込手段を該シートから離すように制御する制御手段と、
を有することを特徴とするシート給送装置。 - 前記制御手段は、前記第2検知手段が次のシートの移動を検知した場合に、前記取込手段を前記シートから離すように制御することを特徴とする請求項10に記載のシート給送装置。
- 前記第2検知手段は、前記シート積載台上に積載されたシートの所定領域を撮像する撮像素子を有し、該撮像素子による該シートの撮像結果に基づいて該シートの移動を検知することを特徴とする請求項10又は11に記載のシート給送装置。
- 前記撮像素子は、該撮像素子の撮像面と、前記シート積載台上に積載されたシートの面とが略平行になるように配置されていることを特徴とする請求項12に記載のシート給送装置。
- 前記撮像素子は、前記給送方向における前記撮像素子と前記給送手段との距離が、当該シート給送装置が給送可能な最小のシートの前記給送方向における長さよりも短くなる位置に配置されていることを特徴とする請求項12又は13に記載のシート給送装置。
- 前記撮像素子は、光源部と、該光源部が発光した光のシート表面における反射光を受光する受光部を有し、前記受光部による受光により撮像した画像に基づいてシートの移動を検知することを特徴とする請求項12〜14のいずれか1項に記載のシート給送装置。
- シート積載台上に積載されているシートに当接した状態で回転することによりシートを取り込む取込手段と、取り込まれたシートを給送方向に送る給送手段と、給送されているシートを検知する検知手段と、を有するシート給送装置の制御方法であって、
予め決められた第1モードにおいて、複数枚のシートを連続給送する場合、前記検知手段が先に給送されたシートの後端を検知した後に第1特定時間を経過しても次のシートの先端を検知しない場合には、前記取込手段を前記シート積載台上に積載されたシートに当接させるステップと、
第2特定時間の経過後に前記取込手段を取込方向に回転させる回転ステップと、
前記検知手段がシートの先端を検知した後、前記取込手段を該シートから離すステップと、
を有することを特徴とするシート給送装置の制御方法。 - シート積載台上に積載されているシートに当接した状態で回転することによりシートを取り込む取込手段と、取り込まれたシートを給送方向に送る給送手段と、給送されているシートを検知する第1検知手段と、シート積載台上に積載されているシートの移動を検知する第2検知手段と、を有するシート給送装置の制御方法であって、
複数枚のシートを連続給送する場合、前記第1検知手段が先に給送されたシートの後端を検知した後に第1特定時間を経過しても、前記第2検知手段が次のシートの移動を検知しない場合には、前記取込手段を前記シート積載台上に積載されたシートに当接させるステップと、
前記第1検知手段がシートの先端を検知した後、前記取込手段を該シートから離すステップと、
を有することを特徴とするシート給送装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1〜15のいずれか1項に記載の制御手段として機能させるためのプログラム。
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