JPH10250237A - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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Publication number
JPH10250237A
JPH10250237A JP9054376A JP5437697A JPH10250237A JP H10250237 A JPH10250237 A JP H10250237A JP 9054376 A JP9054376 A JP 9054376A JP 5437697 A JP5437697 A JP 5437697A JP H10250237 A JPH10250237 A JP H10250237A
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JP
Japan
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electron
acid
recording material
heat
dye precursor
Prior art date
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Pending
Application number
JP9054376A
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English (en)
Inventor
Naotaka Hisamatsu
直貴 久松
Shigetoshi Hiraishi
重俊 平石
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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Priority to JP9054376A priority Critical patent/JPH10250237A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】黄色発色電子供与性染料前駆体を、十分に高い
濃度で発色させる電子供与性化合物を提供し、黄色の色
調を持つ画像がが充分に高い発色濃度を有する感熱記録
材料を提供する。 【解決手段】支持体上に電子供与性染料前駆体と電子受
容性化合物を主成分とする感熱記録層を少なくとも1層
以上設けた感熱記録材料において、該電子供与性染料前
駆体が該電子受容性化合物と熱時反応して黄色系の色相
を呈し、かつ該電子受容性化合物が特定構造を有するサ
リチル酸誘導体またはサリチル酸誘導体の金属塩(下図
1)を主成分とする。 (式中、Mは1価、2価、3価、4価の金属原子、また
は水素原子を表す。また、nはMに結合するサリチル酸
誘導体の数を表す。更に、R、R、R、およびR
はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子等を表
す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感熱記録材料に関す
るものであり、良好な黄色発色を呈する黄色発色感熱層
を含む感熱記録材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感熱記録材料は一般に支持体上に通常は
無色ないし淡色の電子供与性染料前駆体と電子受容性化
合物(顕色剤)とを主成分とする感熱記録層を設けたも
のであり、熱ヘッド、熱ペン、レーザー光等で加熱する
ことにより、電子供与性染料前駆体と顕色剤とが瞬時反
応し画像が得られるもので特公昭43−4160号公
報、特公昭45−14039号公報等に開示されてい
る。
【0003】一般にこのような感熱記録材料は、比較的
簡単な装置で画像が得られ、保守が容易であること、騒
音の発生がないこと等の利点があり、計測用記録計、フ
ァクシミリ、プリンター、コンピューターの末端機ラベ
ル、乗車券等自動販売機等の広範囲の分野に利用されて
いる。これらの用途に感熱記録材料を応用する際、2色
以上の画像を得られるならば、より便利である。
【0004】そこで、感熱記録材料を2色の発色が可能
な感熱記録材料に発展させる技術も多く提案されてい
る。最も単純な物は、低温発色の感熱記録層と高温発色
の感熱記録層との2層によるものである。低エネルギー
での印字では低温発色層のみが発色し、1色目の色相画
像が得られる。そして、より高エネルギーでの印字では
これと異なる発色色相の高温発色層も発色し、両層の混
色により低エネルギーでの印字とは異なった2色目の色
相の画像が得られる。提案の例としては、特公昭49−
69号公報、特公昭49−4342号公報、特公昭49
−27708号公報、特開昭49−86543号公報、
特開昭49−65239号公報等に記載のものが挙げら
れる。また、異なる色調に発色するロイコ染料とジアゾ
化合物を組み合わせて熱印字と光定着を繰り返すことに
より2色に発色する記録材料が特公平1−41513号
公報に、異なる色調に発色する2種類のジアゾ化合物を
用いて異なるエネルギーによる熱印字と異なる波長によ
る光定着を繰り返すことにより、2色に発色する記録材
料が特公平2−42358号公報に記載されている。更
に、異なる色調に発色するロイコ染料と2種類のジアゾ
化合物を組み合わせることにより、3色に発色する記録
材料が記載されている。しかし、熱印字と光定着を繰り
返すことは非常に煩雑であり、熱だけで種種の色調の画
像を形成させる方法が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子供
与性染料前駆体と電子受容性化合物を用いて黄色発色を
得ようとした場合に、十分に高い発色濃度で電子供与性
染料前駆体を発色させる電子受容性化合物がほとんどな
いという現状であった。イエローの発色濃度が弱いため
に、シアン、マゼンタ、イエローの3色を用いたカラー
画像を印字することができる多色感熱記録材料を作製す
ることが難しいという状況であった。
【0006】本発明の目的は、黄色発色電子供与性染料
前駆体を、十分に高い濃度で発色させる電子供与性化合
物を提供し、黄色の色調が充分に高い発色濃度を有する
感熱記録材料および多色感熱記録材料を得ることであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは本課題を解
決するため鋭意研究した結果、支持体上に電子供与性染
料前駆体と電子受容性化合物を主成分とする感熱記録層
を少なくとも1層以上設けた感熱記録材料において、該
電子供与性染料前駆体が該電子受容性化合物と熱時反応
して黄色系の色相を呈し、かつ該電子受容性化合物がサ
リチル酸誘導体またはサリチル酸誘導体の金属塩を主成
分とすることで、黄色の色調が充分に高い発色濃度を有
する感熱記録材料を得るという目的を解決することがで
きた。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の感熱記録材料は、支持体
上に電子供与性染料前駆体と電子受容性化合物を主成分
とする感熱記録層を少なくとも1層以上設けた感熱記録
材料において、該電子供与性染料前駆体が該電子受容性
化合物と熱時反応して黄色系の色相を呈し、かつ該電子
受容性化合物がサリチル酸誘導体またはサリチル酸誘導
体の金属塩であることを特徴とするものである。
【0009】本発明に係わるサリチル酸誘導体およびサ
リチル酸誘導体の金属塩は次の構造式で表される。
【0010】
【化2】
【0011】式中、Mは1価、2価、3価、4価の金属
原子、または水素原子を表す。また、nはMに結合する
サリチル酸誘導体の数を表す。更に、R1、R2、R3
およびR4はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原
子、アミノ基、カルボキシル基、カルバモイル基、アル
キル基、アリール基から選択され、また、隣接する基同
士で環を形成していても良い。ここで、アルキル基は置
換基を有しても良い飽和または不飽和のアルキル基を表
し、アリール基は置換基を有しても良いフェニル基、ナ
フチル基、または複素芳香環基を表す。
【0012】本発明に係わるサリチル酸誘導体またはサ
リチル酸誘導体の金属塩の具体例としては下記に挙げる
もの等があるが、本発明は特に限定されるものではな
い。
【0013】3−メチルオキシカルボニルアミノサリチ
ル酸、3−エチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、
3−プロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、3−
イソプロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、3−
ブチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、3−イソブ
チルオキシカルボニルアミノサリチル酸、3−sec−
ブチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、3−ペンチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、3−イソペンチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、3−ヘキシルオ
キシカルボニルアミノサリチル酸、3−ヘプチルオキシ
カルボニルアミノサリチル酸、3−オクチルオキシカル
ボニルアミノサリチル酸、3−(2−エチルヘキシル)
オキシカルボニルアミノサリチル酸、3−ノニルオキシ
カルボニルアミノサリチル酸、3−デシルオキシカルボ
ニルアミノサリチル酸、3−ウンデシルオキシカルボニ
ルアミノサリチル酸、3−ドデシルオキシカルボニルア
ミノサリチル酸、3−トリデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、3−テトラデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、3−ペンタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、3−ヘキサデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、3−ヘプタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、3−オクタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、3−シクロペンチルオキシカルボニルア
ミノサリチル酸、3−シクロヘキシルオキシカルボニル
アミノサリチル酸、3−アリルオキシカルボニルアミノ
サリチル酸、3−ベンジルオキシカルボニルアミノサリ
チル酸、3−フェニルオキシカルボニルアミノサリチル
酸、3−(4−メチルフェニル)オキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、3−(4−メトキシフェニル)オキシカ
ルボニルアミノサリチル酸、3−(4−クロロフェニ
ル)オキシカルボニルアミノサリチル酸、3−(2−
(4−メトキシフェニル)オキシエチル)オキシカルボ
ニルアミノサリチル酸、
【0014】4−メチルオキシカルボニルアミノサリチ
ル酸、4−エチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、
4−プロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−
イソプロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−
ブチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−イソブ
チルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−sec−
ブチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−ペンチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−イソペンチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−ヘキシルオ
キシカルボニルアミノサリチル酸、4−ヘプチルオキシ
カルボニルアミノサリチル酸、4−オクチルオキシカル
ボニルアミノサリチル酸、4−(2−エチルヘキシル)
オキシカルボニルアミノサリチル酸、4−ノニルオキシ
カルボニルアミノサリチル酸、4−デシルオキシカルボ
ニルアミノサリチル酸、4−ウンデシルオキシカルボニ
ルアミノサリチル酸、4−ドデシルオキシカルボニルア
ミノサリチル酸、4−トリデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、4−テトラデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、4−ペンタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、4−ヘキサデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、4−ヘプタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、4−オクタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、4−シクロペンチルオキシカルボニルア
ミノサリチル酸、4−シクロヘキシルオキシカルボニル
アミノサリチル酸、4−アリルオキシカルボニルアミノ
サリチル酸、4−ベンジルオキシカルボニルアミノサリ
チル酸、4−フェニルオキシカルボニルアミノサリチル
酸、4−(4−メチルフェニル)オキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、4−(4−メトキシフェニル)オキシカ
ルボニルアミノサリチル酸、4−(4−クロロフェニ
ル)オキシカルボニルアミノサリチル酸、4−(2−
(4−メトキシフェニル)オキシエチル)オキシカルボ
ニルアミノサリチル酸、
【0015】5−メチルオキシカルボニルアミノサリチ
ル酸、5−エチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、
5−プロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5−
イソプロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5−
ブチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5−イソブ
チルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5−sec−
ブチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5−ペンチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5−イソペンチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5−ヘキシルオ
キシカルボニルアミノサリチル酸、5−ヘプチルオキシ
カルボニルアミノサリチル酸、5−オクチルオキシカル
ボニルアミノサリチル酸、5−(2−エチルヘキシル)
オキシカルボニルアミノサリチル酸、5−ノニルオキシ
カルボニルアミノサリチル酸、5−デシルオキシカルボ
ニルアミノサリチル酸、5−ウンデシルオキシカルボニ
ルアミノサリチル酸、5−ドデシルオキシカルボニルア
ミノサリチル酸、5−トリデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、5−テトラデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、5−ペンタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、5−ヘキサデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、5−ヘプタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、5−オクタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、5−シクロペンチルオキシカルボニルア
ミノサリチル酸、5−シクロヘキシルオキシカルボニル
アミノサリチル酸、5−アリルオキシカルボニルアミノ
サリチル酸、5−ベンジルオキシカルボニルアミノサリ
チル酸、5−フェニルオキシカルボニルアミノサリチル
酸、5−(4−メチルフェニル)オキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、5−(4−メトキシフェニル)オキシカ
ルボニルアミノサリチル酸、5−(4−クロロフェニ
ル)オキシカルボニルアミノサリチル酸、5−(2−
(4−メトキシフェニル)オキシエチル)オキシカルボ
ニルアミノサリチル酸、
【0016】6−メチルオキシカルボニルアミノサリチ
ル酸、6−エチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、
6−プロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、6−
イソプロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、6−
ブチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、6−イソブ
チルオキシカルボニルアミノサリチル酸、6−sec−
ブチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、6−ペンチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、6−イソペンチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、6−ヘキシルオ
キシカルボニルアミノサリチル酸、6−ヘプチルオキシ
カルボニルアミノサリチル酸、6−オクチルオキシカル
ボニルアミノサリチル酸、6−(2−エチルヘキシル)
オキシカルボニルアミノサリチル酸、6−ノニルオキシ
カルボニルアミノサリチル酸、6−デシルオキシカルボ
ニルアミノサリチル酸、6−ウンデシルオキシカルボニ
ルアミノサリチル酸、6−ドデシルオキシカルボニルア
ミノサリチル酸、6−トリデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、6−テトラデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、6−ペンタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、6−ヘキサデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、6−ヘプタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、6−オクタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、6−シクロペンチルオキシカルボニルア
ミノサリチル酸、6−シクロヘキシルオキシカルボニル
アミノサリチル酸、6−アリルオキシカルボニルアミノ
サリチル酸、6−ベンジルオキシカルボニルアミノサリ
チル酸、6−フェニルオキシカルボニルアミノサリチル
酸、6−(4−メチルフェニル)オキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、6−(4−メトキシフェニル)オキシカ
ルボニルアミノサリチル酸、6−(4−クロロフェニ
ル)オキシカルボニルアミノサリチル酸、6−(2−
(4−メトキシフェニル)オキシエチル)オキシカルボ
ニルアミノサリチル酸、
【0017】5−イソブチルサリチル酸、3−シクロヘ
キシルサリチル酸、5−フェニルサリチル酸、5−(α
−メチルベンジル)サリチル酸、5−(α、α−ジメチ
ルベンジル)サリチル酸、3−メチル−5−イソブチル
サリチル酸、3−メチル−5−シクロヘキシルサリチル
酸、3−メチル−5−(α−メチルベンジル)サリチル
酸、3−メチル−5−(α、α−ジメチルベンジル)サ
リチル酸、3,5−ジイソブチルサリチル酸、3−イソ
ブチル−5−シクロヘキシルサリチル酸、3−イソアミ
ル−5−エチルサリチル酸、3,5−ジイソアミルサリ
チル酸、3−イソアミル−5−フェニルサリチル酸、3
−シクロヘキシル−5−メチルサリチル酸、3,5−シ
クロヘキシルサリチル酸、3−フェニル−5−イソブチ
ルサリチル酸、3−フェニル−5−ベンジルサリチル
酸、3−フェニル−5(α−メチルベンジル)サリチル
酸、3−ベンジル−5−シクロヘキシルサリチル酸、
3,5−ジベンジルサリチル酸等が挙げられる。
【0018】本発明に係わるサリチル酸誘導体の金属塩
において、金属原子としては、ナトリウム、カリウム、
リチウム等の1価の金属原子、水難溶性あるいは水不溶
性の2価、3価または4価の金属原子が挙げられるが、
好ましくは水難溶性あるいは水不溶性の2価、3価また
は4価の金属原子であり、より好ましくは2価、3価の
金属原子である。
【0019】2価、3価または4価の金属原子の具体例
としては、亜鉛、カドミウム、マグネシウム、カルシウ
ム、バリウム、ニッケル、スズ、ガリウム、クロム、
銅、モリブテン、タングステン、ジルコニウム、ストロ
ンチウム、マンガン、コバルト、チタン、アルミニウ
ム、鉄等を挙げることができるが、好ましくは亜鉛、カ
ルシウム、バリウム、ニッケル、マンガン、コバルト、
アルミニウムである。特に亜鉛が好ましい。
【0020】本発明に係わる黄色発色感熱層に用いられ
る電子供与性染料前駆体としては、電子受容性化合物と
熱時反応して黄色系の色相を呈するものである。例えば
下記に挙げられるもの等があるが、本発明はこれらに限
定されるものではない。
【0021】3,6−ジメトキシフルオラン、2,6−
ジフェニル−4−(4−ジメチルアミノフェニル)−ピ
リジン、2,2−ビス(4−(2−(4−ジエチルアミ
ノフェニル)キナゾリル)オキシフェニル)プロパン、
1−(2−キノリル)−2−(3−メトキシ−4−ドデ
シルオキシフェニル)エテン、4−クロロ−N−(4−
(N−(4−メチルベンジル)−N−メチルアミノ)ベ
ンジリデン)アニリン等が挙げられる。
【0022】本発明の多色感熱記録材料において、黄色
以外に発色する感熱記録層に用いられる電子供与性染料
前駆体としては下記に挙げるもの等があるが、本発明は
これらに限定されるものではない。
【0023】3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチ
ル−7−(4−メチルアニリノ)フルオラン、3−ジエ
チルアミノ−6−メチル−7−(4−ブチルアニリノ)
フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−
(4−エトキシアニリノ)フルオラン、3−ピロリジノ
−6−メチル−7−(4−メチルアニリノ)フルオラ
ン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−(4−ブチルア
ニリノ)フルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7
−(4−エトキシアニリノ)フルオラン、3−ジプロピ
ルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−
ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、3−ジペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、3−(N−メチル−N−プロピルアミノ)
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エ
チル−N−プロピルアミノ)−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソアミルアミ
ノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N
−エチル−N−イソブチルアミノ)−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、3−(N−メチル−N−シクロヘ
キシルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、3−(N−メチル−N−テトラヒドロフラン−2−
イルメチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−(N−エチル−N−テトラヒドロフリルメチ
ルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、
【0024】3−(N−メチル−N−テトラヒドロフラ
ン−2−イルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、3−(N−エチル−N−テトラヒドロフリルア
ミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジ
メチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、
3−(N−メチル−N−エチルアミノ)−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−イソペンチルアミノ−6
−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジブチルアミ
ノ−6−メチル−7−(2−フルオロアニリノ)フルオ
ラン、3−ジブチルアミノ−6−メトキシ−7−アニリ
ノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−
(2,6−ジメチルアニリノ)フルオラン、3−(N−
エチル−N−3−エトキシプロピルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3−(N−メチル−N−
3−エトキシプロピルアミノ)−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−(3−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−(3−トリフルオロメチルアニ
リノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(2−ク
ロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
(3−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジブチルアミ
ノ−7−(3−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7−(2−フルオロアニリノ)フルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−(2−メトキシアニリ
ノ)フルオラン、3−ピロリジノ−7−(2−クロロア
ニリノ)フルオラン、3−ピロリジノ−7−(3−クロ
ロアニリノ)フルオラン、3−ピロリジノ−7−(2−
メトキシアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−
7−(2−イソペンチルオキシカルボニルアニリノ)フ
ルオラン、3−(N−エチル−N−p−トリルアミノ)
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、
【0025】3−(1−エチル−2−メチル−インドー
ル−3−イル)−3−(2−メチル−4−ジエチルアミ
ノフェニル)−1(3H)−4−アザ−インベンゾフラ
ノン、3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−
イル)−3−(2−エトキシ−4−アミノフェニル)−
4−アザフタリド、3−(1−エチル−2−メチルイン
ドール−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−メチル
アミノフェニル)−4−アザフタリド、3−(1−エチ
ル−2−メチルインドール−3−イル)−3−(2−エ
トキシ−4−エチルアミノフェニル)−4−アザフタリ
ド、3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イ
ル)−3−(2−エトキシ−4−ジメチルアミノフェニ
ル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル−2−メチ
ルインドール−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−
ジエチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3−
(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−3
−(2−エトキシ−4−ジプロピルアミノフェニル)−
4−アザフタリド、3−(1−エチル−2−メチルイン
ドール−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジブチ
ルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3−(1−エ
チル−2−メチルインドール−3−イル)−3−(2−
エトキシ−4−ジペンチルアミノフェニル)−4−アザ
フタリド、3−(1−エチル−2−メチルインドール−
3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジヘキシルアミ
ノフェニル)−4−アザフタリド、
【0026】3−(1−エチル−2−メチルインドール
−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジアリルアミ
ノフェニル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル−
2−メチルインドール−3−イル)−3−(2−エトキ
シ−4−ジシクロヘキシルアミノフェニル)−4−アザ
フタリド、3−(1−エチル−2−メチルインドール−
3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ピロリジルアミ
ノフェニル)−4−アザフタリド、
【0027】3−(1−エチル−2−メチルインドール
−3−イル)−3−(3−エトキシ−4−ジエチルアミ
ノフェニル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル−
2−メチルインドール−3−イル)−3−(2,3−ジ
エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−4−アザフ
タリド、3−(1−エチル−2−メチルインドール−3
−イル)−3−(4−ジエチルアミノフェニル)−4−
アザフタリド、3−(1−エチル−2−メチルインドー
ル−3−イル)−3−(2−クロロ−4−ジエチルアミ
ノフェニル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル−
2−メチルインドール−3−イル)−3−(2−ブロモ
−4−ジエチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、
3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)
−3−(3−クロロ−4−ジエチルアミノフェニル)−
4−アザフタリド、3−(1−エチル−2−メチルイン
ドール−3−イル)−3−(3−ブロモ−4−ジエチル
アミノフェニル)−4−アザフタリド、3−(1−エチ
ル−2−メチルインドール−3−イル)−3−(2−メ
チル−4−ジエチルアミノフェニル)−4−アザフタリ
ド、3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イ
ル)−3−(2−エチル−4−ジエチルアミノフェニ
ル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル−2−メチ
ルインドール−3−イル)−3−(2−プロピル−4−
ジエチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3−
(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−3
−(3−メチル−4−ジエチルアミノフェニル)−4−
アザフタリド、3−(1−エチル−2−メチルインドー
ル−3−イル)−3−(2−ニトロ−4−ジエチルアミ
ノフェニル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル−
2−メチルインドール−3−イル)−3−(2−アリル
−4−ジエチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、
3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)
−3−(2−ヒドロキシ−4−ジエチルアミノフェニ
ル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル−2−メチ
ルインドール−3−イル)−3−(2−シアノ−4−ジ
エチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3−(1
−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−3−
(2−シクロヘキシルエチル−4−ジエチルアミノフェ
ニル)−4−アザフタリド、
【0028】3−(2−エチルインドール−3−イル)
−3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)
−4−アザフタリド、3−(1−エチル−2−クロロイ
ンドール−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジエ
チルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3−(1−
エチル−2−ブロモインドール−3−イル)−3−(2
−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−4−アザ
フタリド、3−(1−エチル−2−エチルインドール−
3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノ
フェニル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル−2
−プロピルインドール−3−イル)−3−(2−エトキ
シ−4−ジエチルアミノフェニル)−4−アザフタリ
ド、3−(1−エチル−2−メトキシインドール−3−
イル)−3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェ
ニル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル−2−エ
トキシインドール−3−イル)−3−(2−エトキシ−
4−ジエチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3
−(1−エチル−2−フェニルインドール−3−イル)
−3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)
−4−アザフタリド、3−(2−メチルインドール−3
−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフ
ェニル)−4−アザフタリド、3−(1−クロロ−2−
メチルインドール−3−イル)−3−(2−エトキシ−
4−ジエチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3
−(1−ブロモ−2−メチルインドール−3−イル)−
3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−
4−アザフタリド、3−(1−メチル−2−メチルイン
ドール−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジエチ
ルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3−(1−プ
ロピル−2−メチルインドール−3−イル)−3−(2
−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−4−アザ
フタリド、3−(1−ブチル−2−メチルインドール−
3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノ
フェニル)−4−アザフタリド、3−(1−ペンチル−
2−メチルインドール−3−イル)−3−(2−エトキ
シ−4−ジエチルアミノフェニル)−4−アザフタリ
ド、3−(1−ヘキシル−2−メチルインドール−3−
イル)−3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェ
ニル)−4−アザフタリド、3−(1−オクチル−2−
メチルインドール−3−イル)−3−(2−エトキシ−
4−ジエチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3
−(1−ノニル−2−メチルインドール−3−イル)−
3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−
4−アザフタリド、3−(1−メトキシ−2−メチルイ
ンドール−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジエ
チルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3−(1−
エトキシ−2−メチルインドール−3−イル)−3−
(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−4−
アザフタリド、3−(1−フェニル−2−メチルインド
ール−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジエチル
アミノフェニル)−4−アザフタリド、
【0029】3−(1−エチル−2−メチルインドール
−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミ
ノフェニル)−7−アザフタリド、3−(1−エチル−
2−メチルインドール−3−イル)−3−(2−エトキ
シ−4−ジエチルアミノフェニル)−4,7−ジアザフ
タリド、3−(1−メチル−2−メチルインドール3−
イル)−3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェ
ニル)−7−アザフタリド、3−(1−ブチル−2−イ
ンドール−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジエ
チルアミノフェニル)−7−アザフタリド、3−(1−
ペンチル−2−メチルインドール−3−イル)−3−
(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−7−
アザフタリド、3−(1−ヘキシル−2−メチルインド
ール−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジエチル
アミノフェニル)−7−アザフタリド、3−(1−ヘプ
チル−2−メチルインドール−3−イル)−3−(2−
エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−7−アザフ
タリド、3−(1−オクチル−2−メチルインドール−
3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノ
フェニル)−7−アザフタリド、3−(1−ノニル−2
−メチルインドール−3−イル)−3−(2−エトキシ
−4−ジエチルアミノフェニル)−7−アザフタリド、
3−(1−オクチル−2−メチルインドール−3−イ
ル)−3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニ
ル)−4,7−ジアザフタリド、
【0030】3−(1−エチル−4,5,6,7−テト
ラクロロ−2−メチルインドール−3−イル)−3−
(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−4−
アザフタリド、3−(1−エチル−4−ニトロ−2−メ
チルインドール−3−イル)−3−(2−エトキシ−4
−ジエチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3−
(1−エチル−4−メトキシ−2−メチルインドール−
3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノ
フェニル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル−4
−メチルアミノ−2−メチルインドール−3−イル)−
3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−
4−アザフタリド、3−(1−エチル−4−メチル−2
−メチルインドール−3−イル)−3−(2−エトキシ
−4−ジエチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、
【0031】3−(N−エチル−N−ヘキシルアミノ)
−7−アニリノフルオラン、3−(N−メチル−N−ヘ
キシルアミノ)−7−アニリノフルオラン、3−(N−
プロピル−N−ヘキシルアミノ)−7−アニリノフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミノフル
オラン、3−(N−エチル−N−プロピルアミノ)−7
−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジメチルアミノ−
7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ
−6−クロロ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−
(N−エチル−N−プロピルアミノ)−6−クロロ−7
−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジメチルアミノ−
6−クロロ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジ
エチルアミノ−6−メチル−7−ジベンジルアミノフル
オラン、3−アニリノ−7−ジベンジルアミノフルオラ
ン、3−アニリノ−6−メチル−7−ジベンジルアミノ
フルオラン、3−(N−エチル−4−メチルフェニルア
ミノ)−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ピロリ
ジノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチル
アミノ−7−オクチルアミノフルオラン、3−ジエチル
アミノ−7−(N−シクロヘキシル−N−ベンジルアミ
ノ)フルオラン、3−ジメチルアミノ−7−オクチルア
ミノフルオラン、3−(N−エチル−N−4−メチルフ
ェニルアミノ)−7−(N−メチル−N−フェニルアミ
ノ)フルオラン、3−(N−エチル−N−4−メチルフ
ェニルアミノ)−6−メチル−7−ジベンジルアミノフ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−オク
チルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチ
ル−7−(N−シクロヘキシル−N−ベンジルアミノ)
フルオラン、3−ジメチルアミノ−6−メチル−7−オ
クチルアミノフルオラン、3−(N−エチル−4−メチ
ルフェニルアミノ)−6−メチル−7−(N−メチル−
N−ベンジルアミノ)フルオラン、3、7−ビス(ジベ
ンジルアミノ)−6−メチルフルオラン、
【0032】3,7−ビス(ジベンジルアミノ)フルオ
ラン、3−ジベンジルアミノ−7−(2−クロロアニリ
ノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(2−クロ
ロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−ク
ロロ−7−(2−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジ
エチルアミノ−6−メチル−7−(2−クロロアニリ
ノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−7−(2−クロ
ロアニリノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−6−ク
ロロ−7−(2−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジ
ブチルアミノ−6−メチル−7−(2−クロロアニリ
ノ)フルオラン、3−ピロリジノ−(7−シクロヘキシ
ルアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
(2−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3−
ジブチルアミノ−7−(2−フルオロアニリノ)フルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(3−ト
リフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3−ジエチル
アミノ−6−メチル−7−(2−トリフルオロメチルア
ニリノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル
−7−(2−フルオロアニリノ)フルオラン、3−ジエ
チルアミノ−6−メチル−7−(4−エトキシアニリ
ノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(4−エト
キシアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−
メチル−7−(2−エトキシアニリノ)フルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−(2−エトキシアニリノ)フル
オラン、3−(N−ペンチル−N−アリルアミノ)−6
−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−ペンチ
ル−N−アリルアミノ)−7−アニリノフルオラン、3
−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−アニリノフルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−p−メチルフェニルアニリノフ
ルオラン、
【0033】3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ク
ロロフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7
−クロロフルオラン、3−ジメチルアミノ−6−メチル
−7−クロロフルオラン、3−(N−エチル−N−イソ
アミルアミノ)−6−メチル−7−クロロフルオラン、
3−(N−エチル−N−オクチルアミノ)−6−メチル
−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−7、8
−ベンゾフルオラン、3−(N−エチル−N−イソアミ
ルアミノ)−7、8−ベンゾフルオラン、3−(N−エ
チル−N−オクチルアミノ)−7、8−ベンゾフルオラ
ン、3−ジ−n−ブチルアミノ−7、8−ベンゾフルオ
ラン、3−(N−エチル−N−4−メチルフェニルアミ
ノ)−7、8−ベンゾフルオラン、3−ジアリルアミノ
−7、8−ベンゾフルオラン、3−(N−エトキシエチ
ル−N−エチルアミノ)−7、8−ベンゾフルオラン、
3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン、3−ジブ
チルアミノ−7−メチルフルオラン、3−ジメチルアミ
ノ−7−メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−メチルエ
トキシフルオラン、3−ピロリジルアミノ−7−メチル
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−p−メチルフェ
ニルフルオラン、3−エチルアミノ−7−メチルフルオ
ラン、3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−7
−メチルフルオラン、3−(N−エチル−N−4−メチ
ルフェニルアミノ)−7−メチルフルオラン、3−シク
ロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン、3−(N−
エチル−N−オクチルアミノ)−7−メチルフルオラ
ン、3−(N−イソペンチル−N−エチルアミノ)−
7、8−ベンゾフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
クロロフルオラン、3−ジブチルアミノ−7−クロロフ
ルオラン、3−ジメチルアミノ−7−クロロフルオラ
ン、3−(N−エチル−N−オクチルアミノ)−7−ク
ロロフルオラン、3−(N−エトキシエチル−N−エチ
ルアミノ)−7−クロロフルオラン、3−ジアリルアミ
ノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−
7−クロロ−8−ベンジルフルオラン、
【0034】3,3−ビス(1−ブチル−2−メチルイ
ンドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス(1−ブ
チルインドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス
(1−メチル−2−メチルインドール−3−イル)フタ
リド、3,3−ビス(2メチルインドール−3−イル)
フタリド、3,3−ビス(1−エチル−2−メチルイン
ドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス(1−プロ
ピル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、
3,3−ビス(1−ペンチル−2−メチルインドール−
3−イル)フタリド、3,3−ビス(1−ヘキシル−2
−メチルインドール−3−イル)フタリド、3,3−ビ
ス(1−オクチル−2−メチルインドール−3−イル)
フタリド等が挙げられる。これらは、単独もしくは2種
以上混合して使用することができる。
【0035】本発明の支持体上に、それぞれ異なる色相
に発色する2色以上の感熱記録層を有する多色感熱記録
材料において、黄色以外に発色する感熱記録層に用いら
れる電子受容性化合物としては下記に挙げるもの等があ
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0036】p−フェニルフェノール、p−ヒドロキシ
アセトフェノン、4−ヒドロキシ−4′−メチルジフェ
ニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−イソプロポキシ
ジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−ベンゼン
スルホニルオキシジフェニルスルホン、1,1−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1,1−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、1,1−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン、1,1−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、1,1−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロドデカン、2,
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン、2,2−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)オクタン、1,1−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)−2−エチルヘキサン、
2,2−ビス(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−
1−フェニルエタン、1,3−ビス(2−(4−ヒドロ
キシフェニル)−2−プロピル)ベンゼン、1,3−ビ
ス(2−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−2−プロ
ピル)ベンゼン、1,4−ビス(2−(4−ヒドロキシ
フェニル)−2−プロピル)ベンゼン、4,4′−ジヒ
ドロキシジフェニルエーテル、4,4′−ジヒドロキシ
ジフェニルスルホン、2,4′−ジヒドロキシジフェニ
ルスルホン、3,3′−ジクロロ−4,4′−ジヒドロ
キシジフェニルスルホン、3,3′−ジアリル−4,
4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン、3,3′−ジ
クロロ−4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルフィ
ド、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)酢酸メチ
ル、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)酢酸ブチ
ル、4,4′−チオビス(2−t−ブチル−5−メチル
フェノール)、p−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、4−
ヒドロキシフタル酸ジメチル、没食子酸ベンジル、没食
子酸ステアリル、サリチルアニリド、5−クロロサリチ
ルアニリド等が挙げることができる。これらは、単独も
しくは2種以上混合して使用することができる。
【0037】本発明に係わる感熱記録層に用いられるバ
インダーとしては、デンプン類、ヒドロキシエチルセル
ロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、ゼラチン、カゼイン、ポリビニルアルコール、変性
ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ソーダ、アクリ
ル酸アミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリル酸
アミド/アクリル酸エステル/メタクリル酸三元共重合
体、スチレン/無水マレイン酸共重合体のアルカリ塩、
エチレン/無水マレイン酸共重合体のアルカリ塩または
アンモニウム塩等の水溶性高分子類、ポリ酢酸ビニル、
ポリウレタン、ポリアクリル酸エステル、スチレン/ブ
タジエン共重合体、アクリロニトリル/ブタジエン共重
合体、アクリル酸メチル/ブタジエン共重合体、エチレ
ン/酢酸ビニル共重合体等のラテックス類等を挙げるこ
とができる。これらは、単独もしくは2種以上混合して
使用することができる。
【0038】本発明の感熱記録材料は、熱応答性を向上
させるために感熱記録層に、熱可融性化合物を必要に応
じて含有させることができる。この場合、60℃〜18
0℃の融点を有するものが好ましく、特に80℃〜14
0℃の融点を持つものがより好ましい。
【0039】このような熱応答性を向上させるための熱
可融性化合物としては、N−ヒドロキシメチルステアリ
ン酸アミド、ステアリン酸アミド、パルミチン酸アミ
ド、オレイン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミ
ド、リシノール酸アミド、パラフィンワックス、マイク
ロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、ライ
スワックス、カルナバワックス等のワックス類、2−ベ
ンジルオキシナフタレン等のナフトール誘導体、p−ベ
ンジルビフェニル、4−アリルオキシビフェニル、m−
ターフェニル等のビフェニル誘導体、1,2−ビス(3
−メチルフェノキシ)エタン、2,2′−ビス(4−メ
トキシフェノキシ)ジエチルエーテル、ビス(4−メト
キシフェニル)エーテル等のポリエーテル化合物、炭酸
ジフェニル、シュウ酸ジベンジル、シュウ酸ジ(p−ク
ロロベンジル)エステル等の炭酸またはシュウ酸ジエス
テル誘導体等を挙げることができる。
【0040】これらの熱可融性化合物は、単独もしくは
2種以上混合して使用することができる。また、十分な
熱応答性を得るために、電子供与性染料前駆体と電子受
容性化合物とを主成分とする感熱記録層に用いる場合に
は、該電子供与性染料前駆体に対して20〜400重量
%用いることが好ましく、更に、30〜350重量%用
いることがより好ましい。
【0041】本発明に係わる感熱記録層に各種の素材を
含有させることができる。例えば顔料としては、ケイソ
ウ土、タルク、カオリン、焼成カオリン、炭酸カルシウ
ム、ケイ酸カルシウム、炭酸マグネシウム、塩基性炭酸
マグネシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、酸化亜鉛、
二酸化ケイ素、ケイ酸、水酸化アルミニウム、アルミナ
等の無機顔料、尿素−ホルマリン樹脂、ポリスチレン樹
脂等の有機顔料を必要に応じて含有させても良い。
【0042】その他にヘッド摩耗防止、スティッキング
防止等の目的でステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシ
ウム等の高級脂肪酸金属塩、パラフィン、酸化パラフィ
ン、ポリエチレン、酸化ポリエチレン、ステアリン酸ア
ミド、カスターワックス等のワックス類が、また、ジオ
クチルスルホこはく酸ナトリウム等の分散剤、ベンゾフ
ェノン系、ベンゾトリアゾール系等の紫外線吸収剤、更
に界面活性剤、蛍光染料等が感熱記録層に必要に応じて
添加される。界面活性剤の具体例としては、ポリエチレ
ングルコール等のポリアルキレングリコール類が挙げら
れる。
【0043】本発明の感熱記録材料に用いられる支持体
としては、紙、各種不織布、織布、ポリエチレンテレフ
タレートやポリプロピレン等のプラスチックフィルム、
ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂をラミネー
トしたラミネート紙、合成紙、アルミニウム等の金属
箔、ガラス等、あるいはこれらを組み合わせた複合シー
トを目的に応じて任意に用いることができるが、これら
に限定されるものではない。これらは不透明、透明、半
透明のいずれでも良い。地肌を白色その他の特定の色に
見せるために白色顔料や有色染顔料や気泡を支持体中ま
たは表面に含有させても良い。特にフィルム類等に水性
塗抹を行なう場合で支持体の親水性が小さく塗抹困難な
場合は、コロナ放電等による表面の親水化処理や各種高
分子類を支持体表面に塗抹する等の易接着処理をしても
良い。この他にカール矯正や帯電防止のためにバックコ
ート層を設けても良い。
【0044】本発明の感熱記録材料の印字性や感度を向
上させるため、支持体と感熱記録層の間に断熱層を設け
ることもできる。断熱層としては、断熱効果の大きい空
気を効率よく含有させると共に平滑性を持つことが望ま
れる。この断熱層は例えば、中空粒子、内部に空気を内
包させたエアーカプセル、多くの細孔を持つ無機および
有機顔料等とバインダー等を主成分として支持体上に設
けることにより得られる。断熱層の効果を得るために
は、塗抹量としては0.5〜30g/m2が好ましい。
この範囲未満では感度向上への効果が十分ではなく、こ
の範囲を超えると平滑な面を一定して得るのが困難な場
合がある。
【0045】本発明の感熱記録材料に保護層を設ける場
合、保護層は、水溶性高分子およびラテックス類等の皮
膜形成可能な材料を主成分として形成される。その場
合、エポキシ基を持つ化合物やジルコニウム塩類等の硬
膜剤、架橋剤を添加することもできる。このほか、光お
よび電子線硬化性樹脂や熱硬化性樹脂を塗抹し硬化させ
て保護層としても良い。また、プラスチックフィルムを
ラミネートして保護層をしても良い。更に筆記性や走行
性を向上させるために顔料等を添加しても良い。保護層
に用いる顔料の平均粒径は2.0ミクロン以下が画像濃
度を高めるため好ましい。
【0046】本発明の感熱記録材料を構成する黄色発色
層に電子供与性染料前駆体、電子受容性化合物、その他
の素材を含有させる方法としては、各々の化合物を混ぜ
合わせてから水あるいは有機溶剤に溶解もしくは分散す
る方法等により得られた各々の溶液あるいは分散液を混
合し、支持体上に印刷、塗抹乾燥する方法があるが特に
これらに限定されるものではない。
【0047】本発明の感熱記録材料を構成する各層を支
持体上に形成する方法は特に限定されるものではなく、
従来の方法により形成することができる。例えば、エア
ーナイフコーター、ブレードコーター、バーコーター、
カーテンコーター等の塗抹装置、平版、凸版、凹版、フ
レキソ、グラビア、スクリーン、ホットメルト等の方式
による各種印刷機等を用いることができる。更に通常の
乾燥工程の他、紫外線照射・電子線照射により各層を保
持させることができる。
【0048】更に感熱記録層中および/または他の層お
よび/または感熱記録層が設けられている面と反対側の
面に設けられた層に、電気的、光学的、磁気的に情報が
記録可能な材料を含有させても良い。また、感熱記録層
が設けられている面と反対側の面にブロッキング防止、
カール防止、帯電防止等を目的としてバックコート層を
設けることもできる。更に、ラベル等に使用する目的
で、粘着層を設けることもできる。あるいは、支持体の
両面にそれぞれ感熱記録層等を設けても良い。
【0049】
【実施例】以下実施例によって本発明を更に詳しく説明
する。本発明はこれら実施例に限定させるものではな
い。なお以下に示す部はいずれも重量部である。
【0050】実施例1 (1)染料前駆体分散液の作製 電子供与性染料前駆体として3,6−ジメトキシフルオ
ラン150部を2%ポリビニルアルコール水溶液350
部と共にペイントコンディショナーで粉砕し、染料前駆
体分散液を得た。
【0051】(2)電子受容性化合物分散液の作製 電子受容性化合物としてビス−4−(n−オクチルオキ
シカルボニルアミノ)サリチル酸亜鉛150部を2%ポ
リビニルアルコール水溶液350部と共にペイントコン
ディショナーで粉砕し、電子受容性化合物分散液を得
た。
【0052】(3)熱可融性化合物分散液の作製 熱可融性化合物としてm−ターフェニル150部を2%
ポリビニルアルコール水溶液350部と共にペイントコ
ンディショナーで粉砕し、熱可融性化合物分散液を得
た。
【0053】(4)顔料分散液の作製 顔料として炭酸マグネシウム150部を0.5%ポリビ
ニルアルコール水溶液350部と共にホモジナイザーを
用いてよく混合し、顔料分散液を得た。
【0054】(5)感熱層塗液の作製 (1)で作製した染料前駆体分散液5.2部、(2)で
作製した電子受容性化合物分散液10部、(3)で作製
した熱可融性化合物分散液13部、(4)で作製した顔
料分散液13部、10%ポリビニルアルコール水溶液2
0部および蒸留水87部をよく混合し感熱層塗液を得
た。
【0055】(6)感熱記録材料の作製 (5)で作製した感熱層塗液を発泡ポリエチレンテレフ
タレートフィルム上に、感熱記録層の塗抹量が1.7g
/m2となるように塗抹、乾燥し、感熱記録材料を得
た。
【0056】実施例2 (7)染料前駆体分散液の作製 電子供与性染料前駆体として2,6−ジフェニル−4−
(4−ジメチルアミノフェニル)−ピリジン150部を
2%ポリビニルアルコール水溶液350部と共にペイン
トコンディショナーで粉砕し、染料前駆体分散液を得
た。
【0057】(8)感熱記録材料の作製 実施例1で用いた染料前駆体分散液のかわりに、(7)
で作製した染料前駆体分散液を用いた以外は実施例1と
同様にして感熱記録材料を得た。
【0058】実施例3 (9)染料前駆体分散液の作製 電子供与性染料前駆体として2,2−ビス(4−(2−
(4−ジエチルアミノフェニル)キナゾリル)オキシフ
ェニル)プロパン150部を2%ポリビニルアルコール
水溶液350部と共にペイントコンディショナーで粉砕
し、染料前駆体分散液を得た。
【0059】(10)感熱記録材料の作製 実施例1で用いた染料前駆体分散液のかわりに、(9)
で作製した染料前駆体分散液を用いた以外は実施例1と
同様にして感熱記録材料を得た。
【0060】実施例4 (11)染料前駆体分散液の作製 電子供与性染料前駆体として1−(2−キノリル)−2
−(3−メトキシ−4−ドデシルオキシフェニル)エテ
ン50部を2%ポリビニルアルコール水溶液350部と
共にペイントコンディショナーで粉砕し、染料前駆体分
散液を得た。
【0061】(12)感熱記録材料の作製 実施例1で用いた染料前駆体分散液のかわりに、(1
1)で作製した染料前駆体分散液を用いた以外は実施例
1と同様にして感熱記録材料を得た。
【0062】実施例5 (13)染料前駆体分散液の作製 電子供与性染料前駆体として4−クロロ−N−(4−
(N−(4−メチルベンジル)−N−メチルアミノ)ベ
ンジリデン)アニリン150部を2%ポリビニルアルコ
ール水溶液350部と共にペイントコンディショナーで
粉砕し、染料前駆体分散液を得た。
【0063】(14)感熱記録材料の作製 実施例1で用いた染料前駆体分散液のかわりに、(1
3)で作製した染料前駆体分散液を用いた以外は実施例
1と同様にして感熱記録材料を得た。
【0064】比較例1 (15)電子受容性分散液の作製 電子受容性化合物として、2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン150部を2%ポリビニルアルコ
ール水溶液350部と共にペイントコンディショナーで
粉砕し、電子受容性化合物分散液を得た。
【0065】(16)感熱記録材料の作製 実施例1で用いた電子受容性化合物分散液のかわりに、
(15)で作製した電子受容性化合物分散液を用いた以
外は実施例1と同様にして感熱記録材料を得た。
【0066】比較例2 (17)感熱記録材料の作製 実施例2で用いた電子受容性化合物分散液のかわりに、
(15)で作製した電子受容性化合物分散液を用いた以
外は実施例2と同様にして感熱記録材料を得た。
【0067】比較例3 (18)感熱記録材料の作製 実施例4で用いた電子受容性化合物分散液のかわりに、
(15)で作製した電子受容性化合物分散液を用いた以
外は実施例4と同様にして感熱記録材料を得た。
【0068】比較例4 (19)電子受容性分散液の作製 電子受容性化合物としてビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)スルホン150部を2%ポリビニルアルコール水溶
液350部と共にペイントコンディショナーで粉砕し、
電子受容性化合物分散液を得た。
【0069】(20)感熱記録材料の作製 実施例1で用いた電子受容性化合物分散液のかわりに、
(19)で作製した電子受容性化合物分散液を用いた以
外は実施例1と同様にして感熱記録材料を得た。
【0070】比較例5 (21)感熱記録材料の作製 実施例2で用いた電子受容性化合物分散液のかわりに、
(19)で作製した電子受容性化合物分散液を用いた以
外は実施例2と同様にして感熱記録材料を得た。
【0071】比較例6 (22)感熱記録材料の作製 実施例4で用いた電子受容性化合物分散液のかわりに、
(19)で作製した電子受容性化合物分散液を用いた以
外は実施例4と同様にして感熱記録材料を得た。
【0072】実施例6 (23)黒色発色感熱層塗液の作製 電子供与性染料前駆体として3−ジエチルアミノ−6−
メチル−7−アニリノフルオラン9部を2%ポリビニル
アルコール水溶液21部と共にペイントコンディショナ
ーで粉砕し、電子供与性染料前駆体分散液を得た。電子
受容性化合物として1,1−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)シクロヘキサン9部を2%ポリビニルアルコール
水溶液21部と共にペイントコンディショナーで粉砕
し、電子受容性化合物分散液を得た。上記のようにして
作製した電子供与性染料前駆体分散液30部、電子受容
性化合物分散液30部、10%ポリビニルアルコール水
溶液18部および蒸留水54部をよく混合し黒色発色感
熱層塗液を得た。
【0073】(24)黄色発色感熱層塗液の作製 実施例1の(1)で作製した染料前駆体分散液20部、
(2)で作製した電子受容性化合物分散液40部、実施
例1の(3)で作製した熱可融性化合物分散液30部、
10%ポリビニルアルコール水溶液18部および蒸留水
43部をよく混合し黄色発色感熱層塗液を得た。
【0074】(25)保護層塗液の作製 顔料として水酸化アルミニウム30部を0.5%ポリビ
ニルアルコール水溶液70部と共にホモジナイザーを用
いてよく混合し、顔料分散液を得た。この顔料分散液1
7部、10%ポリビニルアルコール水溶液100部およ
び蒸留水83部をよく混合し保護層塗液を得た。
【0075】(26)黒色発色感熱層の作製 (23)で作製した黒色発色感熱層塗液を発泡ポリエチ
レンテレフタレートフィルム上に、黒色発色感熱記録層
の塗抹量が2.0g/m2となるように塗抹、乾燥し、
黒色発色感熱層を得た。
【0076】(27)黄色発色感熱層の作製 (24)で作製した黄色発色感熱層塗液を(26)で得
た黒色発色感熱記録層の上に、黄色発色感熱記録層の塗
抹量が3.0g/m2となるように塗抹、乾燥し、黄色
発色感熱層を得た。
【0077】(28)保護層の作製 (25)で作製した保護層塗液を(27)で得た黄色発
色感熱記録層の上に、保護層の塗抹量が2.0g/m2
となるように塗抹、乾燥し、保護層を得た。 (29)黄・黒2色発色感熱記録材料の作製 上記(23)〜(28)のようにして、黄・黒2色発色
感熱記録材料を得た。
【0078】比較例7 (30)実施例6で用いた黄色発色感熱層塗液の電子受
容性化合物分散液のかわりに、比較例1の(15)で作
製した電子受容性化合物分散液を用いた以外は実施例6
と同様にして、黄・黒色2色発色感熱記録材料を得た。
【0079】実施例7 (31)黄色発色感熱層塗液の作製 実施例1の(1)で作製した染料前駆体分散液20部、
(2)で作製した電子受容性化合物分散液40部、10
%ポリビニルアルコール水溶液18部および蒸留水54
部をよく混合し黄色発色感熱層塗液を得た。
【0080】(32)マゼンタ発色感熱層塗液の作製 電子供与性染料前駆体として3,3−ビス(1−エチル
−2−メチルインドール−3−イル)フタリド9部を2
%ポリビニルアルコール水溶液21部と共にペイントコ
ンディショナーで粉砕し、電子受容性化合物分散液を得
た。電子受容性化合物として1,1−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)シクロヘキサン9部を2%ポリビニルア
ルコール水溶液21部と共にペイントコンディショナー
で粉砕し、電子受容性化合物分散液を得た。上記のよう
にして作製した電子供与性染料前駆体分散液30部、電
子受容性化合物分散液30部、10%ポリビニルアルコ
ール水溶液18部および蒸留水54部をよく混合しマゼ
ンタ発色感熱層塗液を得た。
【0081】(33)シアン発色感熱層塗液の作製 電子供与性染料前駆体として3−(1−エチル−2−メ
チル−インドール−3−イル)−3−(2−メチル−4
−ジエチルアミノフェニル)−1(3H)−4−アザ−
インベンゾフラノン9部を2%ポリビニルアルコール水
溶液21部と共にペイントコンディショナーで粉砕し、
電子受容性化合物分散液を得た。電子受容性化合物とし
て1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキ
サン9部を2%ポリビニルアルコール水溶液21部と共
にペイントコンディショナーで粉砕し、電子受容性化合
物分散液を得た。上記のようにして作製した電子供与性
染料前駆体分散液30部、電子受容性化合物分散液30
部、実施例1の(3)で作製した熱可融性化合物分散液
30部、10%ポリビニルアルコール水溶液27部およ
び蒸留水81部をよく混合しシアン発色感熱層塗液を得
た。
【0082】(34)消色層塗液の作製 消色剤としてN1,N3−ジシクロヘキシル−N2
(2,5−ジメチルフェニル)グアニジン9部を2%ポ
リビニルアルコール水溶液21部と共にペイントコンデ
ィショナーで粉砕し、消色剤分散液を得た。上記のよう
に作製した消色剤分散液30部、10%ポリビニルアル
コール水溶液18部および蒸留水6部をよく混合し消色
層塗液を得た。
【0083】(35)保護層塗液の作製 顔料として水酸化アルミニウム30部を0.5%ポリビ
ニルアルコール水溶液70部と共にホモジナイザーを用
いてよく混合し、顔料分散液を得た。この顔料分散液1
7部、10%ポリビニルアルコール水溶液100部およ
び蒸留水83部をよく混合し保護層塗液を得た。
【0084】(36)黄色発色感熱層の作製 (31)で作製した黄色発色感熱層塗液を発泡ポリエチ
レンテレフタレートフィルム上に、黄色発色感熱記録層
の塗抹量が1.7g/m2となるように塗抹、乾燥し、
黄色発色感熱層を得た。
【0085】(37)マゼンタ発色感熱層の作製 (32)で作製したマゼンタ発色感熱層塗液を(35)
で得た黄色発色感熱記録層の上に、マゼンタ発色感熱記
録層の塗抹量が2.0g/m2となるように塗抹、乾燥
し、マゼンタ発色感熱層を得た。
【0086】(38)消色層の作製 (34)で作製した消色層層塗液を(37)で得たマゼ
ンタ発色感熱記録層の上に、消色層の塗抹量が4.0g
/m2となるように塗抹、乾燥し、消色層を得た。
【0087】(39)シアン発色感熱層の作製 (33)で作製したシアン発色感熱層塗液を(38)で
得た消色層の上に、シアン発色感熱記録層の塗抹量が
2.0g/m2となるように塗抹、乾燥し、シアン発色
感熱層を得た。
【0088】(40)保護層の作製 (35)で作製した保護層塗液を(39)で得たシアン
発色感熱記録層の上に、保護層の塗抹量が2.0g/m
2となるように塗抹、乾燥し、保護層を得た。
【0089】(41)多色感熱記録材料の作製 上記(31)〜(40)のようにして、多色感熱記録材
料を得た。
【0090】実施例8 (42)シアン発色感熱層塗液の作製 電子供与性染料前駆体として3−(1−エチル−2−メ
チル−インドール−3−イル)−3−(2−メチル−4
−ジエチルアミノフェニル)−1(3H)−4−アザ−
インベンゾフラノン9部を2%ポリビニルアルコール水
溶液21部と共にペイントコンディショナーで粉砕し、
電子受容性化合物分散液を得た。電子受容性化合物とし
て1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキ
サン9部を2%ポリビニルアルコール水溶液21部と共
にペイントコンディショナーで粉砕し、電子受容性化合
物分散液を得た。上記のようにして作製した電子供与性
染料前駆体分散液30部、電子受容性化合物分散液30
部、10%ポリビニルアルコール水溶液18部および蒸
留水54部をよく混合しシアン発色感熱層塗液を得た。
【0091】(43)マゼンタ発色感熱層塗液の作製 電子供与性染料前駆体として3,3−ビス(1−エチル
−2−メチルインドール−3−イル)フタリド9部を2
%ポリビニルアルコール水溶液21部と共にペイントコ
ンディショナーで粉砕し、電子受容性化合物分散液を得
た。電子受容性化合物として1,1−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)シクロヘキサン9部を2%ポリビニルア
ルコール水溶液21部と共にペイントコンディショナー
で粉砕し、電子受容性化合物分散液を得た。上記のよう
にして作製した電子供与性染料前駆体分散液30部、電
子受容性化合物分散液30部、実施例1の(3)で作製
した熱可融性化合物分散液30部、10%ポリビニルア
ルコール水溶液27部および蒸留水81部をよく混合し
マゼンタ発色感熱層塗液を得た。
【0092】(44)多色感熱記録材料の作製 実施例7で用いたマゼンタ発色感熱塗液のかわりに(4
2)で作製したシアン発色感熱塗液を用い、更に、実施
例7で用いたシアン発色感熱塗液のかわりに(43)で
作製したマゼンタ発色感熱塗液を用いた以外は実施例7
と同様にして、支持体上に黄色発色感熱層、シアン発色
感熱層、消色層、マゼンタ発色感熱層、保護層を順次積
層し多色感熱記録材料を得た。
【0093】比較例8 (45)黄色発色感熱層塗液の作製 実施例1の(1)で作製した染料前駆体分散液20部、
比較例1の(15)で作製した電子受容性化合物分散液
40部、10%ポリビニルアルコール水溶液18部およ
び蒸留水54部をよく混合し黄色発色感熱層塗液を得
た。
【0094】(46)多色感熱記録材料の作製 実施例7で用いた黄色発色感熱層塗液のかわりに、(4
5)で作製した黄色発色感熱層塗液を用いた以外は実施
例7と同様にして多色感熱記録材料を得た。
【0095】比較例9 実施例8で用いた黄色発色感熱層塗液のかわりに、比較
例8の(45)で作製した黄色発色感熱層塗液を用いた
以外は実施例8と同様にして多色感熱記録材料を得た。
【0096】試験1 実施例1〜5および比較例1〜6で作製した感熱記録材
料を、TDK製サーマルヘッド(LH4409)付き大
倉電気製感熱ファクシミリ印字試験器(TH−PMD)
を用いて印加エネルギー40mj/mm2の条件で印字
し、得られた発色画像の濃度を濃度計(マクベスRD9
18、分光特性を青)を用いて測定した。結果を表1に
示した。
【0097】試験2 実施例6および比較例7で作製した黄・黒2色発色感熱
記録材料をTDK製サーマルヘッド(LH4409)付
き大倉電気製感熱ファクシミリ印字試験器(TH−PM
D)を用いて印加エネルギー30〜80mj/mm2
条件で印字し、得られた発色画像の濃度を濃度計(マク
ベスRD918、黄色発色は分光特性を青、黒発色は分
光特性を視覚)を用いて測定した。結果を表2に示し
た。
【0098】試験3 実施例7、8および比較例8、9で作製した多色発色感
熱記録材料をTDK製サーマルヘッド(LH4409)
付き大倉電気製感熱ファクシミリ印字試験器(TH−P
MD)を用いて印加エネルギー30〜160mj/mm
2の条件で印字し、得られた発色画像の濃度を濃度計
(マクベスRD918、シアン発色は分光特性をSPI
赤、マゼンタ発色は分光特性を緑、黄色発色は分光特性
を青)を用いて測定した。結果を表3に示した。
【0099】
【表1】 評価は、発色濃度が0.5未満が×、0.5以上0.8
未満を△、0.8以上1.0未満を○、1.0以上を◎
とした。
【0100】表1の示すとおり、実施例1〜5では高濃
度で黄色発色画像が得られたが、比較例1〜6では十分
な発色濃度の画像は得られなかった。
【0101】
【表2】
【0102】表2の示すとおり、実施例6では高濃度の
黄色発色画像が得られたため、高コントラストの黄色発
色および黒発色の画像が得られた。しかし、比較例7で
は、黄色発色画像の発色濃度が不十分なため、低コント
ラストの実用に耐えない黄色・黒色2色発色感熱記録材
料しか得られなかった。
【0103】
【表3】
【0104】表3の示すとおり、実施例7、8では高濃
度の黄色発色画像が得られたため、高コントラストのシ
アン発色、マゼンタ発色、黄色発色の画像が得られる多
色感熱記録材料が得られた。しかし、比較例8、9では
黄色発色の濃度が低いため実用に十分なコントラストを
持つ多色感熱記録材料は得られなかった。
【0105】
【発明の効果】以上のように、本発明の感熱記録材料
は、高濃度の黄色発色画像を得ることができ、特に多色
感熱記録材料においては、高コントラストな画像を得る
ことができた。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に、通常は無色ないし淡色の電
    子供与性染料前駆体と電子受容性化合物を主成分とする
    感熱記録層を少なくとも1層設けた感熱記録材料におい
    て、該電子供与性染料前駆体が該電子受容性化合物と熱
    時反応して黄色系の色相を呈し、かつ該電子受容性化合
    物が下記一般式で示されるサリチル酸誘導体またはサリ
    チル酸誘導体の金属塩であることを特徴とする感熱記録
    材料。 【化1】 (式中、Mは1価、2価、3価、4価の金属原子、また
    は水素原子を表す。また、nはMに結合するサリチル酸
    誘導体の数を表す。更に、R1、R2、R3、およびR4
    それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、アミノ基、
    カルボキシル基、カルバモイル基、アルキル基、アリー
    ル基から選択され、また、隣接する基同士で環を形成し
    ていても良い。ここで、アルキル基は置換基を有しても
    良い飽和または不飽和のアルキル基を表し、アリール基
    は置換基を有しても良いフェニル基、ナフチル基、また
    は複素芳香環基を表す。)
  2. 【請求項2】 支持体上に、それぞれ異なる色相に発色
    する2層以上の、通常は無色ないし淡色の電子供与性染
    料前駆体と電子受容性化合物を主成分とする感熱記録層
    を有する感熱記録材料において、黄色系に発色する感熱
    記録層中に上記一般式で示されるサリチル酸誘導体また
    はサリチル酸誘導体の金属塩を含有することを特徴とす
    る請求項1記載の感熱記録材料。
  3. 【請求項3】 支持体上に、それぞれ異なった色相に発
    色する2層以上の、通常は無色ないし淡色の電子供与性
    染料前駆体と電子受容性化合物を主成分とする感熱記録
    層を有する感熱記録材料において、上記一般紙記で示さ
    れるサリチル酸誘導体またはサリチル酸誘導体の金属塩
    を含有し、黄色系に発色する感熱記録層の上層に、マゼ
    ンタ発色層とシアン発色層とを設け、マゼンタ発色層と
    シアン発色層との間に消色層を有することを特徴とする
    請求項1または2記載の感熱記録材料。
  4. 【請求項4】 通常は無色ないし淡色の電子供与性染料
    前駆体が、3,6−ジメトキシフルオラン、2,6−ジ
    フェニル−4−(4−ジメチルアミノフェニル)−ピリ
    ジン、2,2−ビス(4−(2−(4−ジエチルアミノ
    フェニル)キナゾリル)オキシフェニル)プロパン、1
    −(2−キノリル)−2−(3−メトキシ−4−ドデシ
    ルオキシフェニル)エテン、4−クロロ−N−(4−
    (N−(4−メチルベンジル)−N−メチルアミノ)ベ
    ンジリデン)アニリンであることを特徴とする請求項
    1、2または3記載の感熱記録材料。
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