JPH1158950A - 2色感熱記録材料 - Google Patents

2色感熱記録材料

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JPH1158950A
JPH1158950A JP9218480A JP21848097A JPH1158950A JP H1158950 A JPH1158950 A JP H1158950A JP 9218480 A JP9218480 A JP 9218480A JP 21848097 A JP21848097 A JP 21848097A JP H1158950 A JPH1158950 A JP H1158950A
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JP
Japan
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color
leuco dye
acid
recording material
methyl
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Application number
JP9218480A
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English (en)
Inventor
Naoya Kobayashi
直也 小林
Shigetoshi Hiraishi
重俊 平石
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加熱温度に対応する低温発色層と高温発色層と
の発色の分離性を高め、発色画像を鮮明にし、発色画像
の保存性および熱感度を高め、しかも記録材料表面に地
肌カブリの発生を少なくする2色感熱記録材料を提供す
ることにある。 【解決手段】支持体上に高温発色層と、低温発色層を順
次積層してなる2色感熱記録材料において、低温発色層
が第1ロイコ染料とサリチル酸誘導体またはその金属塩
を主として含有し、高温発色層が第1ロイコ染料と発色
色調の異なる第2ロイコ染料を主として含有させる構成
において、画像保存性の優れた2色感熱記録材料を得る
ことができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルヘッドか
らの加熱印加条件の違いにより異なる色調に発色する発
色層を有する2色感熱記録材料に関するものである。さ
らに詳しく述べるならば、低温発色の鮮明性に優れ、か
つ高温発色の際の縁取りの少ない発色が得られることを
特徴とする2色感熱記録材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、熱エネルギーによる物質の化学
的、または物理的変化を利用して、単一色調の記録画像
を形成することのできる感熱記録方式が発展している。
この方式は、他の記録方式に比べて、騒音を発生しない
こと、現像処理を必要としないことなどの利点を有して
いる。このため感熱記録方式は図書、文書の記録はもち
ろん、その他にも計測機器の記録、コンピューターアウ
トプットの記録、ファクシミリの印字、自動券売機の印
字などにも広く応用されるようになっている。さらに最
近は、加熱温度の差、熱エネルギーの差を利用して多色
の記録を得ようとする試みもなされ、それに従って種々
の多色感熱記録材料が提案されている。多色感熱記録材
料として、例えば異なった発色温度で異なった色調に発
色する2種類の発色成分を同一の感熱発色層中で混合使
用した記録材料(特公昭49−69号公報)や、発色成
分の発色温度の高低により、それぞれの発色成分を高温
発色層及び低温発色層に別々に用い、これら2層を支持
体上に順次積層した記録材料(特開昭48−15540
号公報)や、高温及び低温の感熱発色層間に、高温発色
層の画像形成の際、該画像形成部に対応する低温発色層
中の発色成分に対して消色効果を示す消色層を設けた3
層構造記録材料(特開昭48−8251号公報)や、有
機塩基を用いる消色−発色系(特公昭51−29024
号公報)などが知られている。しかし、これら従来の多
色感熱記録材料は、いずれもいくつかの問題点を有して
おり、未だ満足のいくものではない。すなわち、上記従
来の多色感熱記録材料には、下記のような問題点があっ
た。 (イ)低温発色層を発色させた場合、高温発色層もわず
かに発色してしまい、発色の分離性が不十分である。 (ロ)消色剤または消色層を含む記録材料、および消色
−発色系を有する記録材料の発色画像保存性が不十分で
ある。 (ハ)感熱記録材料の表面に地肌カブリを生じやすい。
【0003】高温発色層と低温発色層を支持体上に順次
積層した記録材料は特開昭57−133096号公報、
特開昭57−151388号公報で知られており、高温
発色時に高温発色部の周辺に低温発色層の発色によるニ
ジミを改善したものであるが、これらはいずれも不十分
な画像保存性を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】2色感熱記録材料にお
いて、加熱温度に対応する低温発色層と高温発色層との
発色の分離性を高め、発色画像を鮮明にし、発色画像の
保存性および熱感度を高め、しかも記録材料表面に地肌
カブリの発生を少なくすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは支持体上に
高温発色層と、低温発色層を順次積層して成る2色感熱
記録材料において、低温発色層が第1ロイコ染料とサリ
チル酸誘導体またはその金属塩を主として含有し、高温
発色層が第1ロイコ染料と発色色調の異なる第2ロイコ
染料を主として含有させ、電子受容性化合物を併用しな
いことにより2色感熱記録材料を得ることを見い出し
た。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の2色感熱記録材料の発色
過程は次のように説明される。すなわち、比較的低温領
域において印字すると、第1ロイコ染料とサリチル酸誘
導体またはその金属塩を主として含有する低温発色層が
発色し、高温領域において印字すると、第2ロイコ染料
を含有する高温発色層が発色する。高温印字した場合、
低温発色層に含有するサリチル酸誘導体またはその金属
塩が瞬時に溶解し、高温発色層に到達し、第2ロイコ染
料と反応し、着色体を形成する。そして、低温発色層と
高温発色層の異なる発色色調の2色が混合し低温発色層
の色調とは異なる色調の画像を形成する。
【0007】本発明の2色感熱記録材料としては、低温
発色で青色、高温発色で黒色を発色する青黒タイプと、
低温発色で赤色、高温発色で黒色を発色する赤黒タイプ
がある。
【0008】本発明における青黒タイプの2色感熱記録
材料に用いられる青色発色性ロイコ染料の具体例として
は、クリスタルバイオレットラクトン、3−(1−エチ
ル−2−メチル−インドール−3−イル)−3−(2−
メチル−4−ジエチルアミノフェニル)−1(3H)−
4−アザ−インベンゾフラノン、3−(1−エチル−2
−メチルインドール−3−イル)−3−(2−エトキシ
−4−アミノフェニル)−4−アザフタリド、3−(1
−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−3−
(2−エトキシ−4−メチルアミノフェニル)−4−ア
ザフタリド、3−(1−エチル−2−メチルインドール
−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−エチルアミノ
フェニル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル−2
−メチルインドール−3−イル)−3−(2−エトキシ
−4−ジメチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、
3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)
−3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)
−4−アザフタリド、3−(1−エチル−2−メチルイ
ンドール−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジプ
ロピルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3−(1
−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−3−
(2−エトキシ−4−ジブチルアミノフェニル)−4−
アザフタリド、3−(1−エチル−2−メチルインドー
ル−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジペンチル
アミノフェニル)−4−アザフタリド、3−(1−エチ
ル−2−メチルインドール−3−イル)−3−(2−エ
トキシ−4−ジヘキシルアミノフェニル)−4−アザフ
タリド、3−(1−エチル−2−メチルインドール−3
−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジアリルアミノフ
ェニル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル−2−
メチルインドール−3−イル)−3−(2−エトキシ−
4−ジシクロヘキシルアミノフェニル)−4−アザフタ
リド、3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−
イル)−3−(2−エトキシ−4−ピロリジルアミノフ
ェニル)−4−アザフタリド等が挙げられる。
【0009】本発明者らは、これらの青色発色性ロイコ
染料について特に鮮明な青色発色、長期保存時のカブリ
について検討した結果、クリスタルバイオレットラクト
ン、3−(1−エチル−2−メチル−インドール−3−
イル)−3−(2−メチル−4−ジエチルアミノフェニ
ル)−1(3H)−4−アザ−インベンゾフラノンの2
種類が適していることが分かった。
【0010】青黒タイプ2色感熱記録材料における高温
発色層は低温発色の青色と混合することによって黒色と
なるロイコ染料、例えば、緑色発色性ロイコ染料、黄色
発色性ロイコ染料、赤色発色性ロイコ染料、黒色発色性
ロイコ染料を単独あるいは2種以上併用して用いること
ができる。
【0011】低温発色層と高温発色層に用いる全ロイコ
染料の比率は1:1.1〜2.0であることが望まし
い。1:1.1未満であると低温発色の鮮明さに欠け
る。
【0012】本発明における高温発色層に用いる緑色発
色性ロイコ染料の具体例としては、3−(N−エチル−
N−n−ヘキシル)アミノ−7−アニリノフルオラン、
3−(N−エチル−N−n−プロピル)アミノ−7−ジ
ベンジルアミノフルオラン、3−(N−エチル−N−n
−プロピル)アミノ−6−クロロ−7−ジベンジルアミ
ノフルオラン、3−(N−エチル−N−4−メチルフェ
ニル)アミノ−7−(N−メチル−N−フェニル)アミ
ノフルオラン、3−(N−エチル−N−4−メチルフェ
ニル)アミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−
(N−エチル−N−4−メチルフェニル)アミノ−6−
メチル−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−(N−
エチル−N−4−メチルフェニル)アミノ−6−メチル
−7−(N−メチル−N−ベンジル)アミノフルオラ
ン、3−(N−メチル−N−n−ヘキシル)アミノ−7
−アニリノフルオラン、3−(N−n−プロピル−N−
n−ヘキシル)アミノ−7−アニリノフルオラン、3−
(N−エトキシ−N−n−ヘキシル)アミノ−7−アニ
リノフルオラン、3−ジ−n−ブチルアミノ−6−クロ
ロ−7−(2−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジ−
n−ブチルアミノ−6−メチル−7−(2−クロロアニ
リノ)フルオラン、3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メ
チル−7−(2−フルオロアニリノ)フルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、
3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−ジベンジルアミ
ノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−
ベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−
メチル−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルアミノフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(N−シ
クロヘキシル−N−ベンジル)アミノフルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−(2−クロロアニリ
ノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−(3−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3
−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(2−トリフルオ
ロメチルアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−
6−メチル−7−(4−エトキシアニリノ)フルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(2−エト
キシアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−
クロロ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−6−クロロ−7−(2−クロロアニリノ)フ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−アニ
リノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−エトキシエ
チル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−
7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ジ
ベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
n−オクチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−
7−(4−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチル
アミノ−7−p−メチルフェニルアニリノフルオラン、
3−ジエチルアミノ−7−(N−シクロヘキシル−N−
ベンジルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7
−(2−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルア
ミノ−7−(3−トリフルオロメチルアニリノ)フルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−7−(2−トリフルオロメ
チルアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
(4−エトキシアニリノ)フルオラン、3−ジエチルア
ミノ−7−(2−エトキシアニリノ)フルオラン、3−
ジエチルアミノ−7−(2−クロロベンジルアニリノ)
フルオラン、3−ジメチルアミノ−6−クロロ−7−ジ
ベンジルアミノフルオラン、3−ジメチルアミノ−6−
メチル−7−n−オクチルアミノフルオラン、3−ジメ
チルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジ
メチルアミノ−7−n−オクチルアミノフルオラン、3
−ジブチルアミノ−7−(2−フルオロアニリノ)フル
オラン、3−アニリノ−7−ジベンジルアミノフルオラ
ン、3−アニリノ−6−メチル−7−ジベンジルアミノ
フルオラン、3−ピロリジノ−7−ジベンジルアミノフ
ルオラン、3−ピロリジノ−7−(o−シクロヘキシル
アニリノ)フルオラン、3−ジベンジルアミノ−6−メ
チル−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジベンジ
ルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジベ
ンジルアミノ−7−(2−クロロアニリノ)フルオラン
等が挙げられる。
【0013】本発明者らは、これらの緑色発色性ロイコ
染料について特に長期保存時のカブリについて検討した
結果、3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−ジベンジ
ルアミノフルオランが適していることが分かった。
【0014】本発明における高温発色層に用いる黒色発
色性ロイコ染料の具体例としては、3−ジブチルアミノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジブチル
アミノ−7−(2−クロロアニリノ)フルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−キシリジノ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(2−クロロア
ニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(2−
カルボメトキシフェニル)アミノフルオラン、3−(N
−シクロヘキシル−N−メチル)アミノ−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−(N−シクロペンチル−
N−エチル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−(N−イソアミル−N−エチル)アミノ−6
−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル
−p−トルイジノ)−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−6−メチ
ル−7−(p−トルイジノ)フルオラン、3−(N−エ
チル−N−イソアミル)アミノ−6−メチル−7−フェ
ニルアミノフルオラン、3−(N−メチル−N−テトラ
ヒドロフルフリル)アミノ−6−メチル−7−フェニル
アミノフルオラン、3−(N−エチル−N−テトラヒド
ロフルフリル)アミノ−6−メチル−7−フェニルアミ
ノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−フェ
ニルアミノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−
7−p−ブチルフェニルアミノフルオラン、3−ピペリ
ジノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、2
−フェニルアミノ−3−メチル−6−(N−エチル−N
−p−トルイル)アミノフルオラン等が挙げられる。
【0015】本発明における青黒タイプの高温発色層、
赤黒タイプの低温発色層に用いる赤色発色性ロイコ染料
の具体例としては、3,3−ビス(1−n−ブチル−2
−メチルインドール−3−イル)フタリド、3,3−ビ
ス(1−n−ブチル−2−メチルインドール−3−イ
ル)テトラクロロフタリド、3,3−ビス(1−n−ブ
チルインドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス
(1−n−ペンチル−2−メチルインドール−3−イ
ル)フタリド、3,3−ビス(1−n−ヘキシル−2−
メチルインドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス
(1−n−オクチル−2−メチルインドール−3−イ
ル)フタリド、3,3−ビス(1−メチル−2−メチル
インドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス(1−
エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、
3,3−ビス(1−プロピル−2−メチルインドール−
3−イル)フタリド、3,3−ビス(2−メチルインド
ール−3−イル)フタリド、ローダミンB−アニリノラ
クタム、ローダミンB−(o−クロロアニリノ)ラクタ
ム、ローダミンB−(p−ニトロアニリノ)ラクタム、
3−ジエチルアミノ−6−メトキシフルオラン、3−ジ
エチルアミノ−6−メチルフルオラン、3−ジエチルア
ミノ−6−メチル−7−クロロ−8−ベンジルフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−6,7−ジメチルフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−6,8−ジメチルフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−
ジエチルアミノ−7−メトキシフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−(N−アセチル−N−メチル)アミノフ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−エトキシメチルフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−p−メチルフェニルフル
オラン、3−ジエチルアミノ−7,8−ベンゾフルオラ
ン、3−ジエチルアミノベンゾ[a]フルオラン、3−ジ
エチルアミノベンゾ[c]フルオラン、3−ジメチルアミ
ノ−7−メトキシフルオラン、3−ジメチルアミノ−6
−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジメチルアミノ
−7−メチルフルオラン、3−ジメチルアミノ−7−ク
ロロフルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)
−7−メチルフルオラン、3−(N−エチル−N−イソ
アミル)アミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、
3−(N−エチル−N−イソアミル)アミノ−7,8−
ベンゾフルオラン、3−(N−エチル−N−イソアミ
ル)アミノ−7−メチルフルオラン、3−(N−エチル
−N−n−オクチル)アミノ−6−メチル−7−クロロ
フルオラン、3−(N−エチル−N−n−オクチル)ア
ミノ−7,8−ベンゾフルオラン、3−(N−エチル−
N−n−オクチル)アミノ−7−メチルフルオラン、3
−(N−エチル−N−n−オクチル)アミノ−7−クロ
ロフルオラン、3−(N−エチル−N−4−メチルフェ
ニル)アミノ−7,8−ベンゾフルオラン、3−(N−
エチル−N−4−メチルフェニル)アミノ−7−メチル
フルオラン、3−(N−イソペンチル−N−エチル)ア
ミノ−7,8−ベンゾフルオラン、3−(N−エトキシ
エチル−N−エチル)アミノ−7,8−ベンゾフルオラ
ン、3−(N−エトキシエチル−N−エチル)アミノ−
7−クロロフルオラン、3−ジ−n−ブチルアミノ−6
−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジ−n−ブチル
アミノ−7,8−ベンゾフルオラン、3−ジ−n−ブチ
ルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジ−n−ブチル
アミノ−7−メチルフルオラン、3−ジアリルアミノ−
7,8−ベンゾフルオラン、3−ジアリルアミノ−7−
クロロフルオラン、3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メ
チル−7−ブロモフルオラン、3−シクロヘキシルアミ
ノ−6−クロロフルオラン、3−(1−ピロリジル)−
7−メチルフルオラン、3−エチルアミノ−7−メチル
フルオラン等が挙げられる。
【0016】一方、赤黒タイプ2色感熱記録材料におけ
る赤色発色性ロイコ染料についても詳細に検討を行っ
た。本発明に適合しうる鮮明な赤色発色、長期保存時の
地汚れについて検討した結果、3−ジメチルアミノ−7
−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル
−7−クロロフルオランの2種類が適していることが分
かった。
【0017】赤黒タイプ2色感熱記録材料における高温
発色層は、低温発色の赤色と混合することによって黒色
となるロイコ染料、例えば、前記緑色発色性ロイコ染
料、前記青色発色性ロイコ染料、前記黒色発色性ロイコ
染料を単独あるいは2種以上併用して用いることができ
る。
【0018】また、本発明の2色感熱記録材料の電子受
容性化合物は、サリチル酸誘導体またはその金属塩が用
いられるが、鮮明な発色を得るために、特にサリチル酸
誘導体の金属塩が好ましい。具体例を以下に示す。
【0019】3−メチルオキシカルボニルアミノサリチ
ル酸、3−エチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、
3−プロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、3−
イソプロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、3−
ブチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、3−イソブ
チルオキシカルボニルアミノサリチル酸、3−sec−
ブチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、3−ペンチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、3−イソペンチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、3−ヘキシルオ
キシカルボニルアミノサリチル酸、3−ヘプチルオキシ
カルボニルアミノサリチル酸、3−オクチルオキシカル
ボニルアミノサリチル酸、3−(2−エチルヘキシル)
オキシカルボニルアミノサリチル酸、3−ノニルオキシ
カルボニルアミノサリチル酸、3−デシルオキシカルボ
ニルアミノサリチル酸、3−ウンデシルオキシカルボニ
ルアミノサリチル酸、3−ドデシルオキシカルボニルア
ミノサリチル酸、3−トリデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、3−テトラデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、3−ペンタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、3−ヘキサデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、3−ヘプタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、3−オクタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、3−シクロペンチルオキシカルボニルア
ミノサリチル酸、3−シクロヘキシルオキシカルボニル
アミノサリチル酸、3−アリルオキシカルボニルアミノ
サリチル酸、3−ベンジルオキシカルボニルアミノサリ
チル酸、3−フェニルオキシカルボニルアミノサリチル
酸、3−(4−メチルフェニル)オキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、3−(4−メトキシフェニル)オキシカ
ルボニルアミノサリチル酸、3−(4−クロロフェニ
ル)オキシカルボニルアミノサリチル酸、3−(2−
(4−メトキシフェニル)オキシエチル)オキシカルボ
ニルアミノサリチル酸、
【0020】4−メチルオキシカルボニルアミノサリチ
ル酸、4−エチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、
4−プロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−
イソプロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−
ブチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−イソブ
チルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−sec−
ブチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−ペンチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−イソペンチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−ヘキシルオ
キシカルボニルアミノサリチル酸、4−ヘプチルオキシ
カルボニルアミノサリチル酸、4−オクチルオキシカル
ボニルアミノサリチル酸、4−(2−エチルヘキシル)
オキシカルボニルアミノサリチル酸、4−ノニルオキシ
カルボニルアミノサリチル酸、4−デシルオキシカルボ
ニルアミノサリチル酸、4−ウンデシルオキシカルボニ
ルアミノサリチル酸、4−ドデシルオキシカルボニルア
ミノサリチル酸、4−トリデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、4−テトラデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、4−ペンタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、4−ヘキサデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、4−ヘプタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、4−オクタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、4−シクロペンチルオキシカルボニルア
ミノサリチル酸、4−シクロヘキシルオキシカルボニル
アミノサリチル酸、4−アリルオキシカルボニルアミノ
サリチル酸、4−ベンジルオキシカルボニルアミノサリ
チル酸、4−フェニルオキシカルボニルアミノサリチル
酸、4−(4−メチルフェニル)オキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、4−(4−メトキシフェニル)オキシカ
ルボニルアミノサリチル酸、4−(4−クロロフェニ
ル)オキシカルボニルアミノサリチル酸、4−(2−
(4−メトキシフェニル)オキシエチル)オキシカルボ
ニルアミノサリチル酸、
【0021】5−メチルオキシカルボニルアミノサリチ
ル酸、5−エチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、
5−プロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5−
イソプロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5−
ブチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5−イソブ
チルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5−sec−
ブチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5−ペンチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5−イソペンチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5−ヘキシルオ
キシカルボニルアミノサリチル酸、5−ヘプチルオキシ
カルボニルアミノサリチル酸、5−オクチルオキシカル
ボニルアミノサリチル酸、5−(2−エチルヘキシル)
オキシカルボニルアミノサリチル酸、5−ノニルオキシ
カルボニルアミノサリチル酸、5−デシルオキシカルボ
ニルアミノサリチル酸、5−ウンデシルオキシカルボニ
ルアミノサリチル酸、5−ドデシルオキシカルボニルア
ミノサリチル酸、5−トリデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、5−テトラデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、5−ペンタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、5−ヘキサデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、5−ヘプタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、5−オクタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、5−シクロペンチルオキシカルボニルア
ミノサリチル酸、5−シクロヘキシルオキシカルボニル
アミノサリチル酸、5−アリルオキシカルボニルアミノ
サリチル酸、5−ベンジルオキシカルボニルアミノサリ
チル酸、5−フェニルオキシカルボニルアミノサリチル
酸、5−(4−メチルフェニル)オキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、5−(4−メトキシフェニル)オキシカ
ルボニルアミノサリチル酸、5−(4−クロロフェニ
ル)オキシカルボニルアミノサリチル酸、5−(2−
(4−メトキシフェニル)オキシエチル)オキシカルボ
ニルアミノサリチル酸、
【0022】6−メチルオキシカルボニルアミノサリチ
ル酸、6−エチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、
6−プロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、6−
イソプロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、6−
ブチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、6−イソブ
チルオキシカルボニルアミノサリチル酸、6−sec−
ブチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、6−ペンチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、6−イソペンチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、6−ヘキシルオ
キシカルボニルアミノサリチル酸、6−ヘプチルオキシ
カルボニルアミノサリチル酸、6−オクチルオキシカル
ボニルアミノサリチル酸、6−(2−エチルヘキシル)
オキシカルボニルアミノサリチル酸、6−ノニルオキシ
カルボニルアミノサリチル酸、6−デシルオキシカルボ
ニルアミノサリチル酸、6−ウンデシルオキシカルボニ
ルアミノサリチル酸、6−ドデシルオキシカルボニルア
ミノサリチル酸、6−トリデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、6−テトラデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、6−ペンタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、6−ヘキサデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、6−ヘプタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、6−オクタデシルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、6−シクロペンチルオキシカルボニルア
ミノサリチル酸、6−シクロヘキシルオキシカルボニル
アミノサリチル酸、6−アリルオキシカルボニルアミノ
サリチル酸、6−ベンジルオキシカルボニルアミノサリ
チル酸、6−フェニルオキシカルボニルアミノサリチル
酸、6−(4−メチルフェニル)オキシカルボニルアミ
ノサリチル酸、6−(4−メトキシフェニル)オキシカ
ルボニルアミノサリチル酸、6−(4−クロロフェニ
ル)オキシカルボニルアミノサリチル酸、6−(2−
(4−メトキシフェニル)オキシエチル)オキシカルボ
ニルアミノサリチル酸、
【0023】5−イソブチルサリチル酸、3−シクロヘ
キシルサリチル酸、5−フェニルサリチル酸、5−(α
−メチルベンジル)サリチル酸、5−(α,α−ジメチ
ルベンジル)サリチル酸、3−メチル−5−イソブチル
サリチル酸、3−メチル−5−シクロヘキシルサリチル
酸、3−メチル−5−(α−メチルベンジル)サリチル
酸、3−メチル−5−(α,α−ジメチルベンジル)サ
リチル酸、3,5−ジイソブチルサリチル酸、3−イソ
ブチル−5−シクロヘキシルサリチル酸、3−イソアミ
ル−5−エチルサリチル酸、3,5−ジイソアミルサリ
チル酸、3−イソアミル−5−フェニルサリチル酸、3
−シクロヘキシル−5−メチルサリチル酸、3,5−シ
クロヘキシルサリチル酸、3−フェニル−5−イソブチ
ルサリチル酸、3−フェニル−5−ベンジルサリチル
酸、3−フェニル−5−(α−メチルベンジル)サリチ
ル酸、3−ベンジル−5−シクロヘキシルサリチル酸、
3,5−ジベンジルサリチル酸等が挙げられる。
【0024】本発明によるサリチル酸誘導体の適用方法
としては、金属酸化物との併用が好ましく、その金属酸
化物としては特に酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化チ
タンなどが好ましい。
【0025】本発明による低温発色層に用いるサリチル
酸誘導体の金属塩において、金属原子としては、ナトリ
ウム、カリウム、リチウム等の1価の金属原子、水難溶
性あるいは水不溶性の2価、3価または4価の金属原子
が挙げられるが、好ましくは水難溶性あるいは水不溶性
の2価、3価または4価の金属原子であり、より好まし
くは2価、3価の金属原子である。
【0026】2価、3価または4価の金属原子の具体例
としては、亜鉛、カドミウム、マグネシウム、カルシウ
ム、バリウム、ニッケル、スズ、ガリウム、クロム、
銅、モリブテン、タングステン、ジルコニウム、ストロ
ンチウム、マンガン、コバルト、チタン、アルミニウ
ム、鉄等を挙げることができるが、好ましくは亜鉛、カ
ルシウム、バリウム、ニッケル、マンガン、コバルト、
アルミニウムである。特に亜鉛が好ましい。
【0027】サリチル酸誘導体またはその金属塩は、低
温発色層において、第1ロイコ染料100重量部に対し
て、100〜300重量部の割合で混合し使用される。
【0028】感熱発色層、すなわち低温発色層及び高温
発色層の塗液を作製する方法としては、各々の化合物を
単独で溶媒に溶解もしくは分散媒に分散してから混合す
る方法、各々の化合物を混ぜ合わせてから溶媒に溶解も
しくは分散媒に分散する方法、各々の化合物を加熱溶解
し均一化した後冷却し、溶媒に溶解もしくは分散媒に分
散する方法等があるが、特に限定されない。また、分散
の際に必要なら分散助剤を使用してもよい。分散媒とし
て水を使うときの分散助剤としては、ポリビニルアルコ
ール等の水溶性高分子や各種の界面活性剤が挙げられ
る。また、エタノール等の水溶性有機溶媒を混合しても
よい。また、炭化水素類に代表される有機溶媒を分散媒
として使う場合は、レシチンや燐酸エステル類等を分散
剤に用いてもよい。
【0029】また、感熱発色層の強度を向上する等の目
的でバインダーを感熱発色層中に添加することも可能で
ある。バインダーの具体例としては、デンプン類、ヒド
ロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース、ゼラチン、カゼイン、ポリビニル
アルコール、変性ポリビニルアルコール、ポリアクリル
酸ソーダ、アクリル酸アミド/アクリル酸エステル共重
合体、アクリル酸アミド/アクリル酸エステル/メタク
リル酸三元共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合
体のアルカリ塩、エチレン/無水マレイン酸共重合体の
アルカリ塩等の水溶性高分子、ポリ酢酸ビニル、ポリウ
レタン、ポリアクリル酸エステル、スチレン/ブタジエ
ン共重合体、アクリロニトリル/ブタジエン共重合体、
アクリル酸メチル/ブタジエン共重合体、エチレン/酢
酸ビニル共重合体、エチレン/塩化ビニル共重合体、ポ
リ塩化ビニル、エチレン/塩化ビニリデン共重合体、ポ
リ塩化ビニリデン等のラテックス等が挙げられるが特に
これらに限定されるものではない。
【0030】また、感熱発色層の発色感度を調節するた
めの添加剤として、増感剤を感熱発色層中に含有させる
こともできる。これらの化合物は60℃〜200℃の融
点を有するものが好ましく、特に80℃〜180℃の融
点の化合物が良い結果を与える。このほかに、一般の感
熱記録紙に用いられている増感剤を使用することもでき
る。これらの化合物としては、N−ヒドロキシメチルス
テアリン酸アミド、ベヘン酸アミド、ステアリン酸アミ
ド、パルミチン酸アミド等のワックス類、2−ベンジル
オキシナフタレン等のナフトール誘導体、p−ベンジル
ビフェニル、4−アリルオキシビフェニル等のビフェニ
ル誘導体、1,2−ビス(3−メチルフェノキシ)エタ
ン、2,2′−ビス(4−メトキシフェノキシ)ジエチ
ルエーテル、ビス(4−メトキシフェニル)エーテル等
のポリエーテル化合物、炭酸ジフェニル、シュウ酸ジベ
ンジル、シュウ酸ビス(p−メチルベンジル)エステル
等の炭酸またはシュウ酸ジエステル誘導体等が挙げら
れ、2種以上併用して添加することもできる。
【0031】本発明の2色感熱記録材料に用いる支持体
としては、紙、各種不織布、織布、ポリエチレンテレフ
タレートやポリプロピレン等の合成樹脂フィルム、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂をラミネートし
た紙、合成紙、金属箔、ガラス等、あるいはこれらを組
み合わせた複合シートを目的に応じて任意に用いること
ができるが、これらに限定されず、不透明、半透明或い
は透明の支持体なら利用できる。地肌を白色その他の特
定の色に見せるために、白色顔料や有色染顔料や気泡を
支持体中または支持体表面に含有させても良い。特にフ
ィルム類等の支持体に水性の液を塗布する場合におい
て、支持体の親水性が小さく感熱発色層の塗布困難な場
合は、コロナ放電等による表面の親水化処理や、バイン
ダーに用いるのと同様の水溶性高分子類を支持体表面に
塗布するなどの処理も効果がある。
【0032】さらに、本発明の2色感熱記録材料では必
要に応じて、感熱発色層上に保護層や、感熱発色層と支
持体の間に水溶性高分子や白色ないし有色染顔料や中空
粒子のいずれか一つ以上を含む中間層を設けることもで
きる。この場合、保護層は2層ないしは3層以上の複数
の層で構成されていてもよい。感熱発色層も各成分を1
層ずつに含有させたり層別に配合比率を変化させたりし
て2層以上の多層にしてもよい。さらに、感熱発色層中
及び/または他の層及び/または感熱発色層が設けられ
ている面と反対側の面に、電気的、光学的、磁気的に情
報が記録可能な材料を含んでも良い。また、感熱発色層
が設けられている面と反対側の面にブロッキング防止、
カール防止、帯電防止を目的としてバックコート層を設
けることもできる。
【0033】感熱発色層及び/または保護層には、ケイ
ソウ土、タルク、カオリン、焼成カオリン、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化
ケイ素、水酸化アルミニウム、尿素−ホルマリン樹脂等
の顔料、その他に、ヘッド摩耗防止、スティッキング防
止等の目的でステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウ
ム等の高級脂肪酸金属塩、パラフィン、酸化パラフィ
ン、ポリエチレン、酸化ポリエチレン、ステアリン酸ア
ミド、カスターワックス等のワックス類を、また、ジオ
クチルスルホコハク酸ナトリウム等の分散剤、さらに界
面活性剤、蛍光染料などを含有させることもできる。
【0034】本発明における各層を支持体上に積層し、
本発明の感熱記録材料を形成する方法は特に制限される
ものではなく、従来の方法により形成することができ
る。例えば、エアーナイフコーター、ブレードコータ
ー、バーコーター、カーテンコーター等の塗抹装置、平
版、凸版、凹版、フレキソ、グラビア、スクリーン、ホ
ットメルト等の方式による各種印刷機等を用いることも
できる。さらに通常の乾燥工程の他、UV照射・EB照
射により各層を保持させることができる。
【0035】
【実施例】以下に実施例を用いて本発明を更に詳しく説
明する。実施例中の部数や百分率は重量基準である。
【0036】実施例1 青黒タイプ2色感熱記録材料の作製 (A)高温発色層用塗液の調製 ロイコ染料である3−ジエチルアミノ−5−メチル−7
−ジベンジルアミノフルオラン220部を5%ポリビニ
ルアルコール水溶液780部とともにボールミルで粉砕
し、体積平均粒径1μmのロイコ染料分散液1000部
を得た。
【0037】上記分散液を攪拌下に下記のものを添加、
よく混合し、高温発色層用塗液を調製した。 30%軽質炭酸カルシウム分散液 220部 10%ポリビニルアルコール 800部 水 1000部
【0038】(B)低温発色層用塗液の調製ロイコ染料
であるクリスタルバイオレットラクトン70部を5%ポ
リビニルアルコール水溶液230部とともにボールミル
で粉砕し、体積平均粒径1μmのロイコ染料分散液30
0部を得た。次いで、ビス(4−(n−オクチルオキシ
カルボニルアミノ)サリチル酸)亜鉛2水和物160部
を5%ポリビニルアルコール水溶液440部とともにボ
ールミルで粉砕し、体積平均粒径1μmの電子受容性化
合物分散液を600部得た。
【0039】上記2種類の分散液を混合した後、攪拌下
に下記のものを添加、よく混合し、低温発色層用塗液を
調製した。 28%エチレンビスアマイド分散液 570部 30%軽質炭酸カルシウム分散液 400部 30%シリカ(水沢化学工業社製ミズカシルP527)分散液 200部 40%ステアリン酸亜鉛分散液 200部 10%ポリビニルアルコール 660部 水 800部
【0040】(C)感熱記録材料の作製 (A)で調製した高温発色層用塗液を坪量63.5g/
2の中性紙上に固形分塗抹量が1.3g/m2となるよ
うに塗抹し、乾燥し、カレンダー処理した。その上に、
(B)で調製した低温発色層用塗液を固形分塗抹量が
5.5g/m2となるように塗抹し、乾燥し、カレンダ
ー処理した。以上のようにして青黒タイプ2色感熱記録
材料を作製した。
【0041】実施例2 実施例1の(A)高温発色層用塗液の調製で用いたロイ
コ染料を3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−ジベン
ジルアミノフルオラン200部と3−ジ−n−ブチルア
ミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン20部の混
合物とした以外は実施例1と同様にして青黒タイプ2色
感熱記録材料を得た。
【0042】実施例3 実施例1の(A)高温発色層用塗液の調製で用いたロイ
コ染料を3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−ジベン
ジルアミノフルオラン200部と3−ジエチルアミノ−
7−クロロフルオラン20部とした以外は実施例1と同
様にして青黒タイプ2色感熱記録材料を得た。
【0043】実施例4 実施例1の(A)高温発色層用塗液の調製で用いたロイ
コ染料前駆体を3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−
ジベンジルアミノフルオラン200部と3−ジエチルア
ミノ−7,8−ベンゾ[a]フルオラン20部の混合物
とした以外は実施例1と同様にして青黒タイプ2色感熱
記録材料を得た。
【0044】実施例5 (A’)高温発色層用塗液の調製 ロイコ染料である3−ジエチルアミノ−5−メチル−7
−ジベンジルアミノフルオラン220部を5%ポリビニ
ルアルコール水溶液780部とともにボールミルで粉砕
し、体積平均粒径1μmのロイコ染料分散液1000部
を得た。
【0045】上記分散液を攪拌下に下記のものを添加、
よく混合し、高温発色層用塗液を調製した。 30%軽質炭酸カルシウム分散液 220部 10%ポリビニルアルコール 800部 水 1000部
【0046】(B’)低温感熱発色層用塗液の調製 ロイコ染料である3−(1−エチル−2−メチル−イン
ドール−3−イル)−3−(2−メチル−4−ジエチル
アミノフェニル)−1(3H)−4−アザ−インベンゾ
フラノン70部を5%ポリビニルアルコール水溶液23
0部とともにボールミルで粉砕し、体積平均粒径1μm
のロイコ染料分散液300部を得た。次いで、ビス(4
−(n−オクチルオキシカルボニルアミノ)サリチル
酸)亜鉛2水和物160部を5%ポリビニルアルコール
水溶液440部とともにボールミルで粉砕し、体積平均
粒径1μmの電子受容性化合物分散液を600部得た。
【0047】上記2種類の分散液を混合した後、攪拌下
に下記のものを添加、よく混合し、低温発色層用塗液を
調製した。 28%エチレンビスアマイド分散液 570部 30%軽質炭酸カルシウム分散液 400部 30%シリカ(水沢化学工業社製ミズカシルP527)分散液 200部 40%ステアリン酸亜鉛分散液 200部 10%ポリビニルアルコール 660部 水 800部
【0048】(C’)感熱記録材料の作製 (A’)で作製した高温発色層用塗液を坪量63.5g
/m2の中性紙上に固形分塗抹量が1.3g/m2となる
ように塗抹し、乾燥し、カレンダー処理した。その上
に、(B’)で調製した低温発色層用塗液を固形分塗抹
量が5.5g/m2となるように塗抹し、乾燥し、カレ
ンダー処理した。以上のようにして青黒タイプ2色感熱
記録材料を作製した。
【0049】実施例6 実施例5の(A’)高温発色層用塗液の調製で用いたロ
イコ染料を3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−ジベ
ンジルアミノフルオラン200部と3−ジエチルアミノ
−7−クロロフルオラン20部とした以外は実施例5と
同様にして青黒タイプ2色感熱記録材料を得た。
【0050】実施例7 実施例5の(C’)感熱記録材料の作製における高温発
色層用塗液の塗抹量を3.0g/m2となるようにした
以外は実施例5と同様にして青黒タイプ2色感熱記録材
料を得た。
【0051】比較例1 実施例1の(B)低温発色層塗液の調製で用いた電子受
容性化合物を2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパンに替えた以外は実施例1と同様にして青黒タイ
プ2色感熱記録材料を得た。
【0052】実施例8 赤黒タイプ2色感熱記録材料の作製 (A’’)高温発色用塗液の調製 ロイコ染料である3−ジエチルアミノ−5−メチル−7
−ジベンジルアミノフルオラン220部を5%ポリビニ
ルアルコール水溶液780部とともにボールミルで粉砕
し、体積平均粒径1μmのロイコ染料分散液1000部
を得た。
【0053】上記分散液を攪拌下に下記のものを添加、
よく混合し、高温発色層用塗液を調製した。 30%軽質炭酸カルシウム分散液 220部 10%ポリビニルアルコール 800部 水 1000部
【0054】(B’’)低温発色層用塗液の調製 ロイコ染料である3−ジエチルアミノ−7−クロロフル
オラン70部を5%ポリビニルアルコール水溶液230
部とともにボールミルで粉砕し、体積平均粒径1μmの
ロイコ染料分散液300部を得た。次いで、ビス(4−
(n−オクチルオキシカルボニルアミノ)サリチル酸)
亜鉛2水和物160部を5%ポリビニルアルコール水溶
液440部とともにボールミルで粉砕し、体積平均粒径
1μmの電子受容性化合物分散液を600部得た。
【0055】上記2種類の分散液を混合した後、攪拌下
に下記のものを添加、よく混合し、低温発色層用塗液を
作製した。 28%エチレンビスアマイド分散液 720部 30%軽質炭酸カルシウム分散液 400部 30%シリカ(水沢化学工業社製ミズカシルP527)分散液 200部 40%ステアリン酸亜鉛分散液 200部 10%ポリビニルアルコール 660部 水 900部
【0056】(C’’)感熱記録材料の作製 (A’’)で作製した高温発色層用塗液を坪量63.5
g/m2の中性紙上に固形分塗抹量が1.1g/m2とな
るように塗抹し、乾燥し、カレンダー処理した。その上
に、(B’’)で調製した低温発色層用塗液を固形分塗
抹量が5.5g/m2となるように塗抹し、乾燥し、カ
レンダー処理した。以上のようにして赤黒タイプ2色感
熱記録材料を作製した。
【0057】実施例9 実施例8の(A’’)高温発色層用塗液の調製で用いた
ロイコ染料を3−(N−シクロヘキシル−N−メチル)
アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン200部
と3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−ジベンジルア
ミノフルオラン20部の混合物とした以外は実施例8と
同様にして赤黒タイプ2色感熱記録材料を得た。
【0058】実施例10 実施例8の(C’’)感熱記録材料の作製における高温
発色層用塗液の塗抹量を2.5g/m2となるようにし
た以外は実施例8と同様にして赤黒タイプ2色感熱記録
材料を得た。
【0059】比較例2 実施例8の(B’’)低温発色層塗液の調製で用いた電
子受容性化合物を2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパンに替えた以外は実施例8と同様にして赤黒
タイプ2色感熱記録材料を得た。
【0060】試験1(サーマルヘッドによる印字試験) 実施例1〜10及び比較例1、2で得た2色感熱記録材
料を、TDK製印字ヘッドLH4409付き大倉電気製
感熱ファクシミリ印字試験機TH−PMDを用いてパル
ス幅0.2〜0.8ミリ秒、電圧18Vの条件で印字し
た。この印字試験での印字エネルギーは20〜80mJ
/mm2である。得られた発色画像の光学濃度を濃度計
マクベスRD918を用いて測定した。フィルターは発
色色相に応じて最適のものを選択した。
【0061】2色感熱記録材料の印字試験結果 実施例1〜10及び比較例1、2の2色感熱記録材料で
は、1色目の発色画像を得るのに必要な印字エネルギー
は30〜35mJ/mm2であった。また、実施例1〜
10及び比較例1、2の1色目の光学濃度はいずれも
0.90以上と良好でしかも鮮明な発色画像であった。
しかし、実施例7、9の1色目の発色画像は2色目の発
色色相が重なり、混色のにぶい黒みのかった発色となっ
た。さらに印字エネルギーを高くし、2色目の発色画像
を得るのに必要な印字エネルギーは60〜65mJ/m
2であった。実施例1〜7、9及び比較例1、2の2
色目の光学濃度はいずれも0.90以上と良好でしかも
鮮明な発色画像であった。しかし、実施例8、10の2
色目は1色目の画像と色分離が不良であった。
【0062】試験2(画像保存性試験) 試験1で得た実施例1〜10及び比較例1、2の2色感
熱記録材料における画像について最も高濃度が得られた
印字部及び未印字部を、60℃、10%RHに保った恒
温槽に24時間放置した後、画像濃度を測定した。
【0063】2色感熱記録材料の画像部保存性試験結果 実施例1〜10ではいずれの色相の画像残存率が80%
を上回った。地肌カブリは認められなかった。比較例
1、2では1色目の画像が黒色化し、しかも地肌カブリ
が顕著であった。
【0064】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明の2色感熱
記録材料は、低温発色と高温発色の鮮明な画像を形成で
き、かつ画像保存性が良好で、地肌カブリの少ないもの
である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に高温発色層と、低温発色層を
    順次積層して成る2色感熱記録材料において、低温発色
    層が電子供与性染料前駆体である第1ロイコ染料と電子
    受容性化合物であるサリチル酸誘導体またはその金属塩
    を主として含有し、高温発色層が第1ロイコ染料と発色
    色調の異なる電子供与性染料前駆体である第2ロイコ染
    料を主として含有することを特徴とする2色感熱記録材
    料。
  2. 【請求項2】 低温発色層の第1ロイコ染料が青色発色
    性ロイコ染料であり、高温発色層の第2ロイコ染料が緑
    色発色性ロイコ染料、黒色発色性ロイコ染料、赤色発色
    性ロイコ染料から選ばれる少なくとも1種である請求項
    1記載の2色感熱記録材料。
  3. 【請求項3】 低温発色層の第1ロイコ染料が赤色発色
    性ロイコ染料であり、高温発色層の第2ロイコ染料が緑
    色発色性ロイコ染料及び/または青色発色性ロイコ染料
    及び/または黒色発色性ロイコ染料である請求項1記載
    の2色感熱記録材料。
  4. 【請求項4】 青色発色性ロイコ染料がクリスタルバイ
    オレットラクトン及び/または3−(1−エチル−2−
    メチル−インドール−3−イル)−3−(2−メチル−
    4−ジエチルアミノフェニル)−1(3H)−4−アザ
    −インベンゾフラノンである請求項2記載の2色感熱記
    録材料。
  5. 【請求項5】 緑色発色性ロイコ染料が3−ジエチルア
    ミノ−5−メチル−7−ジベンジルアミノフルオランで
    ある請求項2または3記載の2色感熱記録材料。
  6. 【請求項6】 赤色発色性ロイコ染料が3−ジエチルア
    ミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−6
    −メチル−7−クロロフルオランから選ばれる請求項2
    または3記載の2色感熱記録材料。
  7. 【請求項7】 低温発色層に含有する第1ロイコ染料と
    高温発色層に含有する第2ロイコ染料の比率が1:1.
    1〜2.0である請求項1記載の2色感熱記録材料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114164707A (zh) * 2020-09-10 2022-03-11 金华盛纸业(苏州工业园区)有限公司 一种热敏纸和热敏纸的制备方法

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