JPH10248632A - メークアップ用コンパクト形ケーシング - Google Patents

メークアップ用コンパクト形ケーシング

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JPH10248632A
JPH10248632A JP9312467A JP31246797A JPH10248632A JP H10248632 A JPH10248632 A JP H10248632A JP 9312467 A JP9312467 A JP 9312467A JP 31246797 A JP31246797 A JP 31246797A JP H10248632 A JPH10248632 A JP H10248632A
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compact
refill container
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lid
casing
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D33/00Containers or accessories specially adapted for handling powdery toiletry or cosmetic substances
    • A45D33/006Vanity boxes or cases, compacts, i.e. containing a powder receptacle and a puff or applicator
    • A45D33/008Vanity boxes or cases, compacts, i.e. containing a powder receptacle and a puff or applicator comprising a mirror
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S206/00Special receptacle or package
    • Y10S206/823Cosmetic, toilet, powder puff

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  • Closures For Containers (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の詰替式コンパクトにおいては、構造が
複雑であるという問題があった。 【解決手段】 メークアップ用コンパクト100であっ
て、製品Pに対する詰替容器1を着脱可能に受容するた
めのアーム105、106を備えたボトム部材101
と、蓋102と、を具備してなり、アーム105、10
6は、ボトム部材101とともに切欠107を規定し、
切欠107は、出入口130がアーム105、106の
自由端1050、1060によって規定され、詰替容器
1の着脱が、アーム105、106の自由端1050、
1060の弾性変形を利用して行えるようになってお
り、アーム105、106は、ボトム部材101がなす
平面に対して実質的に平行に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、固体ブロッ
クあるいは半固体ブロックの形態とされた脆い製品を、
収容したり展示したりするためのケーシングに関するも
のである。一般に、そのような製品は、「ローフ」や
「ケーキ」と称されるメークアップ製品である。このよ
うな製品は、製品を液体状態として流し込むことによ
り、コンパクト内に収容することができる。その後、製
品は、固化によって、固体状態の脆い製品へと変換さ
れ、指やパフやブラシによって採取されて、使用に供さ
れる。詳細には、本発明において対象をなす製品は、ほ
お紅、アイシャドウ、あるいは、ファンデーションクリ
ームである。さらに詳細には、製品は、コンパクトに対
して着脱式に取り付けられる詰替容器内に収容される。
一般に、本発明は、粉末状やペースト状、さらには、固
体状、あるいは、半固体状といった形態のすべての製品
に対して適用される。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】中空
ボトム部材上に蓋がヒンジ取付されてなるメークアップ
用コンパクト形の詰替可能なケーシングは、公知であ
る。中空ボトム部材の内部には、例えば異なる色のメー
クアップ製品を収容した、1つまたは複数の移動可能な
パンが配置される。
【0003】例えば、仏国特許明細書2 585 935
には、少なくとも1つの固体製品ブロックを収容可能で
あるとともに、レバー機構のタイプをなす操作部材を備
えた詰替可能コンパクトが記載されている。この場合、
操作部材を使用して、1つまたはいくつかのブロック
を、交換の目的のために、取り出すことができるように
なっている。このようなデバイスの問題点の1つは、構
成が複雑であることであって、そのため、比較的製造コ
ストがかさむことであり、また、特に多数回使用後にお
けるデバイスの脆性である。
【0004】仏国特許明細書2 719 981には、少
なくとも1つの固体あるいは半固体濃度の製品のための
パッケージユニットが記載されている。このパッケージ
ユニットは、詰替容器の取出および新たな詰替容器の配
置を可能とする弾性保持手段を備えている。このタイプ
のコンパクトは、米国特許4 538 725に開示され
ている。
【0005】欧州特許明細書0081901には、内部
に複数の浅い皿を備えたメークアップ用コンパクトが記
載されている。この場合、各皿の底には、コンパクトの
ボトム部材をなす磁性材料に対して協働可能なマグネッ
トが設けられている。これにより、皿を、コンパクトの
内部における所定位置に保持することができる。このよ
うな取付システムは、高価であって、使用に際して便利
ではない。
【0006】詰替式コンパクトの他の例は、また、仏国
特許明細書0 956 387、仏国特許明細書2 47
1 326、仏国特許明細書2 511 233、仏国特
許明細書2 488 109、および、仏国特許明細書2
686 784に記載されている。これらすべての文献
においては、1つまたはいくつかの詰替容器を着脱式に
取り付けるに際して、比較的複雑でありかつ高価な機構
が記載されている。
【0007】また、上記公知のデバイスに共通した他の
問題点は、皿を交換することにより使用者がコンパクト
内の製品を交換しようとしたときに、所定位置のパン内
のすべての製品が使用され終わるまで、待つ必要がある
ということである。実際、パンがコンパクトから取り出
されると、通常は浅い深さのただ単純な中空凹所の形態
をなしているこの皿を収容したり持ち運んだりするとい
う問題が発生する。詰替用パンは、通常、その販売時に
は、熱シールによってカバーがなされている。このカバ
ーは、うまくないことに、パンを再度閉塞するために
は、使用することができない。すなわち、カバーが一旦
取り外されてしまうと、パンを単独でハンドバッグに入
れて持ち運ぶのは困難である。というのは、バッグ内の
内容物を汚してしまいかねないからである。それとは別
に、溶媒が蒸発してしまうことのために、製品の保存状
態が悪くなってしまう。
【0008】最後に、ボトム部材上に設けられた蓋の開
閉可能なロックという問題も存在している。典型的に
は、メークアップ用コンパクト形ケーシングは、通常、
ボトム部材に対してヒンジ軸回りにヒンジ結合された蓋
を備えている。通常、ケーシングの蓋を、ケーシングの
ボトム部材に対して、コンパクトのうちのヒンジ軸とは
反対側において開閉可能にロックするために、閉塞手段
が設けられている。特に安価なコンパクトの場合に発生
する主要な問題点は、ヒンジ機構の動作が不安定になっ
て、使用時の有効性を大いに失うことである。この問題
は、現在の市場傾向が、コンパクトの付属品を増加させ
る方に向いていること、そして、特に、付属品を増加さ
せるために、コンパクトのサイズが大きくなっているこ
と、すなわち、ヒンジ軸と閉塞機構との間の間隔が増大
していること、により、ますます強調されている。これ
により、閉塞システムの「凸部」(通常、コンパクトの
蓋に設けられる)と凹部(通常、コンパクトのボトム部
材に設けられる)との配置精度が欠落するようになって
しまう。
【0009】コンパクトの一部が着脱式である場合に
は、この問題は、一層深刻となる。実際、着脱部分をコ
ンパクトに対して取り付けるに際して遊び部分を設ける
ことのために、閉塞システムの各部材を正確に相対配置
させることが困難である。さらに、アセンブリの遊びが
使用につれて増大することのために、閉塞システムの精
度が実質的に減少することとなり、すぐに、閉塞システ
ムの有効性が損なわれてしまう。
【0010】よって、本発明の主要な目的は、公知デバ
イスに関連して上述したような欠点を有していない、ケ
ーシング、特にメークアップ製品用のケーシング、を提
供することである。
【0011】具体的には、本発明の目的は、コンパクト
に対する詰替容器の装着/取外しが単純であり、経済的
であり、かつ信頼性高いような、メークアップ用コンパ
クト形の詰替可能なケーシングを提供することである。
【0012】本発明の他の目的は、製品の詰替容器を有
しており、これにより、隔室内の製品を、製品の使用途
中において、収容製品の保存状態に悪影響をもたらすこ
となく、取替可能であるような、コンパクトを提供する
ことである。
【0013】本発明の他の目的は、詰替可能なタイプで
あるにしても、あるいは詰め替えできないタイプである
にしても、満足のいく美的外観を有しているとともに、
容易にかつ経済的に製造でき、さらに、使用途中におい
ても精度や有効性を実質的に同じに維持し得る閉塞シス
テムを備えた、コンパクトを提供することである。
【0014】本発明のさらに他の目的は、ボトム部材と
このボトム部材に対してヒンジ結合された蓋とを備えた
タイプの詰替可能なコンパクトであって、詰替容器が補
助蓋を受容することができ、そのため、詰替容器がコン
パクトに対して独立に使用可能であるような、コンパク
トを提供することである。
【0015】本発明の他の目的は、以下の説明により、
詳細に明瞭となるであろう。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の見地にお
いては、上記目的は、メークアップ用コンパクト形ケー
シングであって、収容すべき製品に対する詰替容器であ
るとともに周辺エッジを有する詰替容器を着脱可能に受
容するための手段を備えたボトム部材と、蓋と、を具備
してなり、詰替容器を着脱可能に受容するための手段
は、自由端を有する少なくとも1つのアームを備え、こ
の少なくとも1つのアームは、ボトム部材とともに、詰
替容器の形状に対応した形状とされた切欠を規定し、切
欠は、その出入口が少なくとも1つのアームの自由端に
よって少なくとも部分的に規定され、少なくとも1つの
アームの自由端は、出入口を通っての切欠内への詰替容
器の導入を可能とするよう、弾性変形により変位すると
ともに、周辺エッジの少なくとも一部にわたって緊密に
詰替容器を保持して詰替容器をコンパクト内における所
定位置に保持するよう、詰替容器上にわたって再度閉塞
し、少なくとも1つのアームは、ボトム部材がなす平面
に対して実質的に平行に配置されていることを特徴とす
るコンパクト形ケーシングを作ることにより達成され
る。
【0017】有利には、切欠は、詰替容器の周辺エッジ
に設けられたリブに対して協働可能なグルーブを形成す
る内部エッジを備えている。このグルーブは、互いに平
行であるとともにボトム部材に連結された上側エッジお
よび下側エッジにより規定され、上側エッジは、詰替容
器の周辺エッジに形成されたグルーブに対して協働可能
なリブを形成していることが有利である。
【0018】例えば、詰替容器は、円形形状であり、周
辺エッジの一部は、190゜〜210゜、好ましくは、
195゜〜205゜の角度をなしている。
【0019】詰替容器は、詰替容器を着脱可能式にカバ
ーし得る補助キャップの取付手段に対して協働し得る閉
塞手段を備えることができる。閉塞手段は、補助キャッ
プに設けられた対応ねじ山に対して協働し得るねじ山を
備えることができる。
【0020】好ましくは、蓋は、ヒンジ軸回りにボトム
部材に対してヒンジ結合され、ボトム部材は、ヒンジ軸
から離れた側の端部に、ボトム部材の実質的に延長上に
位置するとともにヒンジ軸に対して実質的に垂直な向き
とされた、2つのアームを備えている。
【0021】本発明の他の見地においては、コンパクト
のボトム部材は、パッケージされた製品を受容するため
の手段を備え、蓋は、ボトム部材上にヒンジ軸回りにヒ
ンジ結合され、蓋をボトム部材に対して開閉可能にロッ
クするための閉塞手段が設けられ、コンパクトは、コン
パクトのボトム部材上にコンパクトの蓋が閉塞された状
態において、製品が、ヒンジ軸Aに関して閉塞手段を超
えた位置に全体的にあるいは部分的に位置していること
を特徴とする。受容手段は、詰替容器タイプのコンパク
トにより構成することができる。
【0022】有利には、ボトム部材上に蓋が閉塞された
状態においては、閉塞手段は、受容手段とヒンジ軸との
間に位置するように設けられている。有利には、ボトム
部材は、コンパクトのボトム部材がなす平面に平行であ
りかつヒンジ軸に対して垂直な、長さ方向軸を備え、こ
れにより、閉塞手段は、ボトム部材上に蓋が閉塞された
状態においては、実質的に、長さ方向軸内に位置してい
る。閉塞手段は、蓋に設けられるとともに蓋の表面に対
して実質的に垂直に配置されたタブを備え、タブは、ボ
トム部材上に蓋を開閉可能にロックし得るよう、タブの
弾性変形に基づいて、ボトム部材に設けられた対応部材
に対して協働し得るフランジを有することができる。
【0023】上記に代えて、コンパクトは、ヒンジ軸に
対して実質的に垂直とされた、2つの側方エッジを具備
し、閉塞手段は、コンパクトの側方エッジの少なくとも
一方の近傍上にあるいは近傍内に配置される。
【0024】コンパクトは、さらに、全体的にあるいは
部分的に、半透明材料により形成することができる。
【0025】収容される製品は、ほお紅、アイシャド
ウ、ファンデーションクリーム、等とすることができ
る。有利には、製品は、二水石膏(CaSO4・2H
2O)を含有している。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、単に例示の目的のためのも
のであって本発明を何ら限定するものではないいくつか
の好ましい実施形態について、図面を参照して説明す
る。
【0027】図1および図2は、本発明によるコンパク
トに対して着脱式に取付可能な詰替容器の実施形態を示
す図である。図3〜図5は、本発明によるコンパクトの
第1実施形態を示す図であって、図1および図2に示す
詰替容器が取り付けられている。図6および図7は、本
発明によるコンパクトの第2実施形態を示す図であっ
て、図1および図2に示す詰替容器が取り付けられてい
る。図8は、本発明によるコンパクトの第3実施形態を
示す図である。図9および図10は、図3〜図5のコン
パクトを示す断面図である。
【0028】まず最初に参照する図1には、本発明によ
るコンパクト(コンパクト形ケーシング)に対して着脱
式に取付可能な詰替容器の実施形態が示されている。詰
替容器に対しては、全体的に、参照符号1が付されてい
る。詰替容器は、例えばほお紅のような、固体状の脆い
製品Pを収容している。この詰替容器は、対称軸Xを有
しており、容器をなすボトム部材2を備えている。ボト
ム部材2には、好ましくは、透明なねじ止め式蓋4、多
孔性フォームからなるリング8、およびストッパ10が
設けられている。
【0029】ボトム部材2は、環状構造とされており、
基部12を有している。基部12には、内部にストッパ
10が挿入される大きな中央開口14が設けられてい
る。
【0030】底に最も近い側面において、基部12は、
実質的に4分の1円弧形状に丸められた形態をなす周縁
部13を有している。底からは離れた部分においては、
基部12は、基部12の直径よりも小さな直径とされた
小円筒部16を有している。この円筒部16には、ねじ
止め式蓋4を固定するよう機能する外部ねじ山18が設
けられている。円筒部16に対しては、円筒部16の直
径よりもさらに小さな直径とされた円筒状スカート部2
0が連接されている。この構成により、内側段部22が
形成されている。スカート部20は、円筒状エッジを有
する自由端24を有している。ボトム部材2とともに、
円筒部16は、環状グルーブ50を形成している。環状
グルーブ50は、詳細に後述するように、詰替容器1が
着脱式に取り付けられることを目的としたコンパクトの
固定エッジによって形成された環状リブに収容可能とさ
れている。ボトム部材2自身は、コンパクトの固定エッ
ジ内に同様に形成された環状グルーブと協働し得る環状
リブを形成している。
【0031】ボトム部材2によって形成された容器の内
部には、リング8が配置されている。リング8は、中央
開口36を備えている。本実施形態においては、ボトム
部材の開口14とリング8の開口36とは、製品Pを取
り入れるための開口を形成している。リング8は、円筒
部16に関して径方向に延在しており、熱溶着によって
固定されることにより、段部22の直下における所定位
置に保持されている。リング8は、開放セル型の多孔性
フォームから形成されている。例えば、弾性圧縮可能な
ポリエチレンフォームから形成されている。リング8
は、製品Pのブロックを固定するための手段を形成して
いる。リング8は、また、ボトム部材2に対して、接着
や他の適切な任意手段によって、連結することができ
る。
【0032】蓋4は、ドーム形状であり、好ましくは透
明材料から成型されている。例えば、ポリスチレンを使
用することができる。蓋4は、円筒状側壁38を有して
いる。側壁38の内面には、基部12のねじ山18と協
働可能なねじ山が設けられている。さらに、蓋4は、環
状の内方突出部42を有している。この突出部42は、
蓋が基部12に対して固定されたときに、スカート部2
0のエッジ24に対して当接可能とされている。
【0033】詰替容器への充填は、取入用開口14、3
6を通して、液体状態とされた製品Pの適量を押し込む
ことによってあるいは流し込むことによって行うことが
できる。ここで、蓋4は、製品の流し込み時において
は、ボトム部材をなす。これにより、製品を、蓋のドー
ム形状に従わせることができる。これに代えて、ドーム
形状に形成された熱可塑性透明カバー(図示せず)を、
製品の流し込み時のボトム部材として機能させるために
使用することができる。液状のメークアップ製品は、水
性相とともに、あるいは、バインダとともに、とりわけ
溶媒中における脂肪相とともに、固体微粒子層を混合す
ることにより得られたペーストの形態とすることができ
る。また、熱溶融性ワックスをベースとした製品の形態
とすることもできるし、あるいは、高温でキャスト可能
なゲルとすることもできる。この場合、選択された組成
物のタイプに応じて、水または溶媒の蒸発により、ある
いは、冷却により、あるいは、化学反応により、固化が
もたらされる。このような詰替容器への充填プロセス
は、例えば、欧州特許明細書0 628 393に記載さ
れている。
【0034】図1に示すように、蓋4を備えた詰替容器
1は、一体物として、販売可能であって完全に独立なも
のとして使用可能かつ携行可能なコンパクトをなしてい
る。詳細に後述するように、この詰替容器は、より精巧
なコンパクトに対して、着脱式に取り付けることができ
る。好ましくは、そのようなコンパクトに対して取り付
ける際には、蓋4は、取り外される。蓋4が取り外され
た状態の詰替容器1が、図2に図示されている。これに
代えて、カバーを製品の表面上に配置することができ
る。ただし、適切であれば、カバーは、使用者によって
最初の使用時に取り外される。
【0035】図3は、本発明によるコンパクトの第1実
施形態100を示している。コンパクト(コンパクト形
ケーシング)100は、主要には、ボトム部材101を
備えており、ボトム部材101上には、ヒンジ軸A回り
にヒンジ結合式に蓋102が取り付けられている。有利
には、ユニットは、例えばABS(アクリロニトリル/
ブタジエン/スチレンからなるコポリマー)のような、
半透明プラスチック材料から形成されている。ボトム部
材は、パフ104のようなアプリケータを受容可能な第
1凹所103を備えている。ヒンジ軸Aから離れたとこ
ろの端部においては、ボトム部材101は、2つのアー
ム105、106を備えている。アーム105、106
は、実質的にボトム部材101が位置する平面内におい
て延在しており、実質的にヒンジ軸Aに対して直交した
向きとされている。アーム105、106の自由端は、
切欠内に詰替容器を導入可能とする開口130を制限し
ている。ボトム部材101とともに、アーム105、1
06は、円弧形状の切欠107を形成している。円形形
状の詰替容器の場合には、切欠により制限された角度
は、180゜よりもわずかに大きいことが好ましい。こ
れにより、アームの自由端の弾性変形によってのみ切欠
内に詰替容器を挿入することができる。その後、アーム
は、弾性復原力に基づいて、再度閉塞する。その結果、
詰替容器1の周縁の少なくとも半分にわたって、詰替容
器1を緊密に保持することができる。典型的には、この
角度は、190゜〜210゜であり、195゜〜205
゜であることが好ましい。実際には、この角度は、アー
ム105、106を構成している材料の弾性に応じて適
切に選択することができる。
【0036】図5は、コンパクトへの詰替容器1の取付
を詳細に示している。アーム105、106およびボト
ム部材により制限された切欠107の内周エッジは、リ
ブ108の連続した下側エッジ120および円弧状エッ
ジ121により制限されたグルーブ109を有してい
る。特別の実施形態においては、円弧状エッジ121
は、切欠の全長さにわたって連続していない。グルーブ
109は、(グルーブのボトム部材において)詰替容器
のエッジ2の外径と実質的に等しい(好ましくは、わず
かに大きな)内径を有している。グルーブ109は、ボ
トム部材2のエッジ高さよりも、わずかに大きな(12
0、121間における)軸方向高さを有している。その
結果、ボトム部材を、グルーブ109内に挿入すること
ができる。リブ108は、詰替容器のグルーブ50の軸
方向高さよりも、わずかに小さな軸方向高さを有してい
る。そして、リブ108の外径は、グルーブ50の床部
(内周部)の直径と実質的に等しい(好ましくは、わず
かに小さい)。よって、リブ108を、グルーブ50内
に挿入することができる。図5に示すように、アーム1
05、106は、端部1050において、テーパ形状と
されている。これにより、コンパクト内への詰替容器1
の挿入を容易とすることができる。
【0037】詰替容器をコンパクト100内に取り付け
るには、図3において矢印110で示す方向に詰替容器
をスライドさせることにより、詰替容器をコンパクト内
に導入する。この場合、アーム105、106の弾性変
形によって、アーム105、106が広げられる。アー
ム105、106の最大変形は、切欠107の入口13
0に対して、詰替容器の最大幅部分が通過する際に生じ
る。この最大変形ポイントを通過した後には、アーム
は、弾性復原力の効果に基づいて、初期状態に復帰し
て、詰替容器の本体を閉塞する。このとき、リブ108
がグルーブ50内に配置され、かつ、詰替容器のエッジ
2がコンパクトのグルーブ109内に配置される。この
配置の様子は、図4に図示されている。詰替容器がコン
パクトとは別に使用されるときに詰替容器1上に補助蓋
を取り付けることを目的としたねじ山18は、リブ10
8の上方に位置する。詰替容器の取外しは、詰替容器を
矢印110とは逆向きに引っ張ることにより達成され
る。このように、詰替容器の取付および取外しは、簡単
なやり方で達成される。詰替容器は、アーム105、1
06の作用に基づいて、また、グルーブ/リブ機構の協
働作用に基づいて、コンパクト内における所定位置にお
いて完全に保持される。また、このような構成は、製造
コストが安価である。
【0038】さらに、ボトム部材101上にヒンジ結合
された蓋102は、ミラー111を受容することのでき
る凹所112を有している。コンパクトが半透明材料か
ら形成されている場合には、ミラーとして、2つの反射
面を有するものを使用することが有利である。蓋に対す
るミラーの取付は、接着や溶着といった任意の公知手段
により達成することができる。しかしながら、ミラー
は、スナップ嵌合により取り付けられることが有利であ
る。これは、エッジが高温である時点において、ミラー
の周縁の少なくとも一部上にわたって、エッジを折り返
すことにより得ることができる。
【0039】蓋のうちのヒンジ軸Aから離れた側の端部
には、凹所内における製品Pのドーム形状に対応した形
状をなす、ドーム形状部114が形成されている。蓋に
は端グルーブ113が配置されており、これにより、コ
ンパクトを容易に開き得るようになっている。
【0040】本発明によるコンパクトは、また、ボトム
部材101に対して開閉可能式に蓋をロックし得る閉塞
手段を備えている。この閉塞手段は、蓋に設けられ、か
つ、コンパクトのボトム部材に設けられた係合部材11
6に対して係合可能とされた、第1部材115を備えて
いる。閉塞機構については、図10(b)を参照して、
詳細に後述する。図3および図4に示す実施形態におい
ては、閉塞手段は、実質的に、コンパクトの長さ方向軸
B内に配置されており、かつ、コンパクトのボトム部材
がなす平面と平行に配置されており、かつ、ヒンジ軸A
に直交して配置されている。本発明の好ましい特徴点に
よれば、閉塞手段115、116は、蓋がボトム部材を
閉塞した閉塞状態において閉塞手段がヒンジ軸と詰替容
器1との間に位置するように、配置されている。すなわ
ち、この構成においては、製品Pは、ヒンジ軸Aに関し
て閉塞手段を超えた位置に完全に収容される。この特徴
点は、ヒンジ軸と閉塞システムとの間の距離を低減させ
ることに寄与するものであって、着脱式のタイプの詰替
容器を備えてなるコンパクトの場合に特に有利である。
実際、この構成により、ヒンジ取付と関連させて、ま
た、コンパクト内への詰替容器の着脱可能な組立システ
ムと関連させて、閉塞システムの動作の正確さおよび効
率に対する衝撃を実質的に低減させることができる。
【0041】図6および図7に示す変形形態において
は、蓋は、2つの閉塞部材115を備えている。2つの
閉塞部材115は、1つずつのものが、蓋の両サイドに
おいて長さ方向軸Bの両側に配置されている。これによ
り、2つの閉塞部材115は、ボトム部材101の側部
140、141のうちのアーム105、106の領域に
それぞれ設けられた2つの対応した部材116と、協働
することができる。したがって、図3〜図5の実施形態
と同様に、閉塞手段は、蓋がボトム部材を閉塞した閉塞
状態において、閉塞システム115/116が、ヒンジ
軸Aと、詰替容器のうちのヒンジ軸から離れた側の端部
Eと、の間に位置するように配置されている。実際のと
ころ、この構成においては、コンパクトの閉塞状態にお
いて、詰替容器1内部の製品Pは、ヒンジ軸Aに関して
閉塞システム115、116を超えた位置に、部分的に
収容されている(つまり、詰替容器1の半分よりもわず
かに少ない部分内に収容されている製品だけが、閉塞シ
ステム115、116を超えた位置に収容されてい
る)。
【0042】図8に示す実施形態は、図3〜図7に対す
る変形形態を示している。この実施形態においては、コ
ンパクト100内に詰替容器1を着脱可能に取り付ける
ためのシステムは、ただ1つのアーム105を備えてい
る。このアーム105は、ボトム部材101とともに、
円形形状の詰替容器の場合においては詰替容器の周縁の
少なくとも半分にわたって詰替容器を緊密に保持し得
る、円弧形状切欠107を画成している。この実施形態
においては、切欠の出入口130は、実質的に、コンパ
クトの軸Bに対して垂直な向きとされている。コンパク
ト100内に詰替容器を取り付けるには、図3および図
4の実施形態において行ったのと同じように、詰替容器
を、矢印110で示す方向に(長さ方向軸Bに対して実
質的に垂直な方向に)スライドさせる。これにより、ア
ーム105は、弾性変形を起こして、横方向に移動す
る。最大変形は、詰替容器の最大幅部分が通過する際に
生じる。この最大変形ポイントを通過した後には、アー
ムは、弾性復原力の効果に基づいて、初期状態に復原
し、詰替容器を緊密に保持する。このとき、リブ108
がグルーブ50内に配置され、かつ、詰替容器のエッジ
2がケーシングのグルーブ109内に配置される。詰替
容器の取外しは、詰替容器を矢印110とは逆向きに引
っ張ることにより達成される。
【0043】上記すべての実施形態においては、詰替容
器は、円形形状であり、切欠は、詰替容器を詰替容器の
周縁の半分以上にわたって緊密に保持することができ
る。しかしながら、この特徴点は、詰替容器の形状に大
いに依存している。この場合の技術的な本質は、コンパ
クト内への詰替容器の挿入が、詰替容器のうちの出入口
130よりも幅の広い部分が通過する際にアームが弾性
変形することによって達成され、その後、弾性復原力に
基づいて元々の位置へとアームが復帰することに対応し
てアームが締め付け動作を行って、これにより、切欠内
に詰替容器が固定されることである。
【0044】図9および図10は、図3および図4に示
すコンパクトの長さ方向軸Bに沿った断面を示してい
る。これら図面に関しては、上記と重複する説明は省略
することとして、図10(b)に示す閉塞システムにつ
いて詳細に説明する。図10(b)に明瞭に示すよう
に、この特別の実施形態における閉塞システムは、蓋に
設けられ、かつ、ヒンジ軸Aに対して平行な平面かつ蓋
がなす平面に対して垂直な平面内に配置された、タブ1
15を備えている。このタブ115は、蓋がなす平面に
対して平行に配置されかつヒンジ軸Aから離れる向きに
配置された固定用エッジをなす自由端において終端して
いる。ボトム部材に関しては、ボトム部材は、また、ヒ
ンジ軸Aと平行な平面かつボトム部材101がなす平面
に垂直な平面内において、タブ116を備えている。こ
のタブ116は、ボトム部材がなす平面に対して平行に
配置されかつヒンジ軸Aに向かう向きに配置された固定
用エッジをなす自由端において終端している。ボトム部
材上への蓋の閉塞時には、タブ115、116は、弾性
変形によって変形する。これにより、タブ115の固定
用エッジがタブ116の固定用エッジの直下へと移動
し、その後、弾性復原力に基づいて、タブ115、11
6が初期位置へと復帰する。その結果、蓋は、ボトム部
材上にロックされる。コンパクトを開けるには、蓋がボ
トム部材に対して(実質的に、ボトム部材がなす平面に
対して垂直に)引っ張られる。これにより、タブ11
5、116が弾性変形を起こし、タブ115の固定用エ
ッジの係合が解除される。コンパクトの他の部分に関し
ては、図3および図4に関連して上述した通りである。
【0045】上述したコンパクトは、経済的に製造でき
また信頼性が高くさらに美的に優れているようなユニッ
トを具現化し得るという点において、極めて有利であ
る。詰替容器の取付/取外し機構は、単純であって、多
数回使用した後においても、有効性および精度を十分に
維持することができる。コンパクトの閉塞システムとは
別の詰替容器の閉塞システムのおかげで、詰替容器は、
独立に、販売することができ持ち運ぶことができさらに
使用することができる。安価ではあるものの、コンパク
トの閉塞システムは、詰替式コンパクトの場合であって
さえも、使用途中における信頼性を維持することができ
る。
【0046】上記説明においては、本発明の好ましい実
施形態を参照して説明を行った。請求した本発明の範囲
の精神から逸脱することなく、上記実施形態に対して変
更を加え得ることは自明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるコンパクトに対して着脱式に取
付可能な詰替容器の実施形態を示す図である。
【図2】 本発明によるコンパクトに対して着脱式に取
付可能な詰替容器の実施形態を示す図である。
【図3】 本発明によるコンパクトの第1実施形態を示
す図であって、図1および図2に示す詰替容器を取り付
ける様子が示されている。
【図4】 本発明によるコンパクトの第1実施形態を示
す図であって、図1および図2に示す詰替容器が取り付
けられている。
【図5】 本発明によるコンパクトの第1実施形態を示
す図であって、図1および図2に示す詰替容器が取り付
けられている。
【図6】 本発明によるコンパクトの第2実施形態を示
す図であって、図1および図2に示す詰替容器が取り付
けられている。
【図7】 本発明によるコンパクトの第2実施形態を示
す図であって、図1および図2に示す詰替容器が取り付
けられている。
【図8】 本発明によるコンパクトの第3実施形態を示
す図である。
【図9】 図3〜図5のコンパクトを示す断面図であ
る。
【図10】 図3〜図5のコンパクトを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 詰替容器 2 リブ 4 補助キャップ 18 ねじ山 40 ねじ山 50 グルーブ 100 コンパクト 101 ボトム部材 102 蓋 103 凹所 104 アプリケータ 105 アーム 106 アーム 107 切欠 108 リブ 109 グルーブ 111 ミラー 112 凹所 115 タブ(閉塞部材、閉塞手段) 116 タブ(閉塞部材、閉塞手段) 121 下側エッジ 130 出入口 140 側方エッジ 141 側方エッジ 1050 自由端 1060 自由端 A ヒンジ軸 B 長さ方向軸 P 製品

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メークアップ用コンパクト形ケーシング
    (100)であって、 収容すべき製品(P)に対する詰替容器(1)であると
    ともに周辺エッジを有する詰替容器(1)を着脱可能に
    受容するための手段(105、106)を備えたボトム
    部材(101)と、蓋(102)と、を具備してなり、 前記詰替容器を着脱可能に受容するための前記手段は、
    自由端(1050、1060)を有する少なくとも1つ
    のアーム(105、106)を備え、 この少なくとも1つのアームは、前記ボトム部材ととも
    に、前記詰替容器(1)の形状に対応した形状とされた
    切欠(107)を規定し、 該切欠は、その出入口(130)が前記少なくとも1つ
    のアームの前記自由端によって少なくとも部分的に規定
    され、 前記少なくとも1つのアームの前記自由端は、前記出入
    口(130)を通っての前記切欠(107)内への前記
    詰替容器(1)の導入を可能とするよう、弾性変形によ
    り変位するとともに、前記周辺エッジの少なくとも一部
    にわたって緊密に前記詰替容器を保持して前記詰替容器
    を前記コンパクト(100)内における所定位置に保持
    するよう、前記詰替容器(1)上にわたって再度閉塞
    し、 前記少なくとも1つのアームは、前記ボトム部材(10
    1)がなす平面に対して実質的に平行に配置されている
    ことを特徴とするコンパクト形ケーシング。
  2. 【請求項2】 前記切欠(107)は、前記詰替容器の
    前記周辺エッジに設けられたリブ(2)に対して協働可
    能なグルーブ(109)を形成する内部エッジを備えて
    いることを特徴とする請求項1記載のコンパクト形ケー
    シング。
  3. 【請求項3】 前記グルーブは、互いに平行であるとと
    もにボトム部材により連結された上側エッジ(108)
    および下側エッジ(121)により規定され、 前記上側エッジは、前記詰替容器の前記周辺エッジに形
    成されたグルーブ(50)に対して協働可能なリブ(1
    08)を形成していることを特徴とする請求項2記載の
    コンパクト形ケーシング。
  4. 【請求項4】 前記詰替容器(1)は、円形形状であ
    り、 前記周辺エッジの前記一部は、190゜〜210゜の角
    度をなしていることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載のコンパクト形ケーシング。
  5. 【請求項5】 前記周辺エッジの前記一部は、195゜
    〜205゜の角度をなしていることを特徴とする請求項
    4記載のコンパクト形ケーシング。
  6. 【請求項6】 前記詰替容器(1)は、該詰替容器
    (1)を着脱可能式にカバーし得る補助キャップ(4)
    の取付手段(40)に対して協働し得る閉塞手段(1
    8)を備えていることを特徴とする請求項1ないし5の
    いずれかに記載のコンパクト形ケーシング。
  7. 【請求項7】 前記詰替容器を閉塞するための手段(1
    8)は、前記補助キャップに設けられた対応ねじ山(4
    0)に対して協働し得るねじ山を備えていることを特徴
    とする請求項6記載のコンパクト形ケーシング。
  8. 【請求項8】 前記コンパクトの前記蓋(102)は、
    ヒンジ軸(A)回りに前記コンパクトの前記ボトム部材
    (101)に対してヒンジ結合され、 前記コンパクトの前記ボトム部材は、前記ヒンジ軸から
    離れた側の端部に、前記ボトム部材(101)の実質的
    に延長上に位置するとともに前記ヒンジ軸(A)に対し
    て実質的に垂直な向きとされた、2つのアーム(10
    5、106)を備えていることを特徴とする請求項1な
    いし7のいずれかに記載のコンパクト形ケーシング。
  9. 【請求項9】 前記コンパクトの前記蓋を前記コンパク
    トの前記ボトム部材に対して開閉可能にロックするため
    の閉塞手段(115、116)を具備し、 前記コンパクトの前記閉塞手段(115、116)は、
    前記コンパクトの前記ボトム部材(101)上に前記コ
    ンパクトの前記蓋(102)が閉塞された状態におい
    て、前記着脱可能な前記詰替容器(1)が前記ヒンジ軸
    (A)に関して前記閉塞手段(115、116)を超え
    た位置に全体的にあるいは部分的に位置するようにし
    て、配置されていることを特徴とする請求項1ないし8
    のいずれかに記載のコンパクト形ケーシング。
  10. 【請求項10】 前記コンパクトの前記ボトム部材上に
    前記コンパクトの前記蓋が閉塞された状態においては、
    前記コンパクトの前記閉塞手段(115、116)は、
    前記詰替容器(1)と前記ヒンジ軸(A)との間に位置
    していることを特徴とする請求項9記載のコンパクト形
    ケーシング。
  11. 【請求項11】 前記コンパクトの前記ボトム部材は、
    該ボトム部材がなす平面に平行でありかつ前記ヒンジ軸
    (A)に対して垂直な、長さ方向軸(B)を備え、 前記コンパクトの前記閉塞手段(115、116)は、
    前記コンパクトの前記ボトム部材上に前記コンパクトの
    前記蓋が閉塞された状態においては、実質的に、前記長
    さ方向軸(B)内に位置していることを特徴とする請求
    項10記載のコンパクト形ケーシング。
  12. 【請求項12】 前記コンパクトの前記閉塞手段は、前
    記コンパクトの前記蓋(102)に設けられるとともに
    前記蓋の表面に対して実質的に垂直に配置されたタブ
    (115)を備え、 該タブは、前記コンパクトの前記ボトム部材上に前記コ
    ンパクトの前記蓋を開閉可能にロックし得るよう、前記
    タブ(115)の弾性変形に基づいて、前記コンパクト
    の前記ボトム部材(101)に設けられた対応部材(1
    16)に対して協働し得るフランジを有していることを
    特徴とする請求項11記載のコンパクト形ケーシング。
  13. 【請求項13】 前記コンパクトは、前記ヒンジ軸
    (A)に対して実質的に垂直とされた、2つの側方エッ
    ジ(140、141)を具備し、 前記コンパクトの前記閉塞手段(115、116)は、
    前記コンパクトの前記側方エッジの少なくとも一方の近
    傍上にあるいは近傍内に配置されていることを特徴とす
    る請求項9または10記載のコンパクト形ケーシング。
  14. 【請求項14】 前記コンパクトの前記閉塞手段(11
    5、116)は、前記2つの側方エッジ(140、14
    1)上に設けられていることを特徴とする請求項13記
    載のコンパクト形ケーシング。
  15. 【請求項15】 前記着脱可能な詰替容器(1)に対向
    する前記蓋(102)の少なくとも一部は、半透明材料
    により形成されていることを特徴とする請求項1ないし
    14のいずれかに記載のコンパクト形ケーシング。
  16. 【請求項16】 前記コンパクトの前記ボトム部材は、
    さらに、前記製品(P)のためのパフタイプのアプリケ
    ータ(104)を受容可能な凹所(103)を備えてい
    ることを特徴とする請求項1ないし15のいずれかに記
    載のコンパクト形ケーシング。
  17. 【請求項17】 ミラー(111)が、前記蓋の内部に
    取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし1
    6のいずれかに記載のコンパクト形ケーシング。
  18. 【請求項18】 前記ミラー(111)は、前記蓋に対
    して、半透明凹所(112)の内部に取り付けられてお
    り、 前記ミラーは、2つの反射面を有していることを特徴と
    する請求項17記載のコンパクト形ケーシング。
  19. 【請求項19】 前記ミラー(111)は、前記蓋に対
    して、スナップ嵌合により取り付けられていることを特
    徴とする請求項17または18記載のコンパクト形ケー
    シング。
  20. 【請求項20】 前記製品(P)は、ほお紅、アイシャ
    ドウ、ファンデーションクリーム、等であることを特徴
    とする請求項1ないし19のいずれかに記載のコンパク
    ト形ケーシング。
  21. 【請求項21】 前記製品(P)は、二水石膏(CaS
    4・2H2O)を含有していることを特徴とする請求項
    20記載のコンパクト形ケーシング。
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