JPH0717538A - 詰め替え型容器 - Google Patents

詰め替え型容器

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JPH0717538A
JPH0717538A JP5185606A JP18560693A JPH0717538A JP H0717538 A JPH0717538 A JP H0717538A JP 5185606 A JP5185606 A JP 5185606A JP 18560693 A JP18560693 A JP 18560693A JP H0717538 A JPH0717538 A JP H0717538A
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Japan
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container
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shoulder ring
peripheral surface
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JP5185606A
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Kunio Yamane
邦夫 山根
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Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd
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Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】容器本体の形状に制約されることなく、外装体
を容易に着脱することができる。 【構成】容器本体10の注入口12に外方へと突出する
ように設けられたリブ12cは、外装体20の開放され
た底面から容器本体10が挿入されて外装体20に対し
て回動させることにより、外装体20上端部の口縁部2
3内周面に設けられた支持段部24上に係止される。こ
れにより、容器本体10が外装体20内に保持される。
その後、外装体20に嵌合された肩リング30が下方へ
と押し下げられて、肩リング30外周面に設けられた突
出部35が外装体20外周面の凹部27内の段部25の
下方に位置される。これにより、肩リング30の突条3
3はリブ12cを支持段部24上から外れないようにし
ており、容器本体10が外装体20に対して回動するこ
とが規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧品、食品、薬品等
の内容物が充填された容器本体が外装体に着脱されて、
容器本体のみが取り替えられる詰め替え型容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】液状、クリーム状になった化粧品は、通
常、瓶、プラスチック等の容器、特に華麗な意匠の容器
に収容された状態で販売されており、従来、容器は、内
容物が消費されると廃棄されていた。しかし、最近で
は、資源を有効利用するために、内容物である化粧品が
充填される容器本体に、華麗な意匠が施された外装体を
装着して、容器本体のみを取り替える詰め替え型容器が
開発されている。
【0003】特公平4−24045号公報には、有底筒
状の外装体内に収容される容器本体を、外装体の開口部
に装着されたプロテクターによって固定する詰め替え型
容器が開示されている。
【0004】この公報に開示された詰め替え型容器で
は、有底筒状の外装体の上面開口部から容器本体を挿入
して、外装体の開口部外周縁部に設けられたネジ部に、
プロテクターの内周面に設けられたネジ部をネジ結合さ
せることによって、該プロテクターによって外装体内に
収容された容器本体を固定するようになっている。ま
た、容器本体には、外装体に対応したキャップが装着さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の詰め
替え型容器では、外装体の開口部外周縁部にプロテクタ
ーを強くネジ止めしなければ、外装体内に収容された容
器本体が固定されずに不安定な状態になる。このため
に、プロテクターが容器本体の肩部に圧接されるように
しなければならず、プロテクターおよび容器本体の肩部
形状が限定されるという問題がある。また、容器本体は
外装体の内周面によって位置決めされるようになってお
り、容器本体の外径および外周面の形状を、外装体の内
周面に対応した形状および外径にする必要もある。
【0006】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、容器本体を外装体に容易に装着す
ることができ、しかも、容器本体の外径、形状等が異な
っていても、容器本体に外装体を容易に装着することが
できる詰め替え型容器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の詰め替え型容器
は、上端部に注入口が設けられるとともに、この注入口
に外方へと突出するリブが設けられており、所定の内容
物が充填された容器本体と、該容器本体の注入口を除い
た部分を覆う筒状をして、該容器本体が挿入されるよう
に底面が開放されるとともに、該容器本体の注入口が挿
入されるように上面に開口部が形成されており、さら
に、該容器本体が相対的に回動することによって注入口
に設けられたリブが係止して支持されるように内方へと
突出する支持段部が設けられた外装体と、該外装体の上
面から突出した容器本体の注入口が挿入される開口部を
上面に有して、該外装体の上端部に上下方向への移動可
能に嵌合されており、下方への移動によって該外装体に
対して位置決めされて、外装体に対する容器本体の回動
を規制する筒状の肩リングと、を具備するものであり、
そのことにより上記目的が達成される。
【0008】
【作用】本発明の詰め替え型容器では、外装体の上端部
に上下方向への移動可能になった肩リングを上方へと引
き上げた状態で、内容物が充填された容器本体が、外装
体の底面から挿入される。容器本体の注入口は、外装体
の上面に設けられた開口部および肩リングの開口部から
突出される。そして、容器本体を外装体に対して回動さ
せることにより、容器本体の注入口に設けられたリブが
外装体の支持段部に係止される。これにより、容器本体
全体が外装体内に保持される。このような状態で、外装
体の上端部に上下方向への移動可能になった肩リングを
下方へと移動させる。これにより、肩リングは、外装体
に対して位置決めされて、容器本体が外装体に対して回
動することがこの肩リングによって規制される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の詰め替え型容器の一例を示す分
解斜視図、図2は図1のA−A線における断面図であ
る。この詰め替え型容器は、例えば、化粧用乳液、化粧
水等の化粧品が充填された容器本体10と、この容器本
体10を内部に収容した状態で容器本体10に装着され
る外装体20と、この外装体20の上部に抜け止めされ
た状態で嵌合された肩リング30とを有している。
【0010】容器本体10は、本実施例では有底円筒状
の瓶が使用されており、一定の外径の主要部11の上側
に、この主要部11よりも小径の注入口12が、肩部1
3を介して上方へと突出した状態で設けられている。注
入口12の外周面には、ネジ部12aが形成されてい
る。注入口12の上端面の開口部には、中栓14が設け
られている。この中栓14は、底面が開放された中空の
円筒状をしており、また、上部にフランジ部14aが設
けられている。そして、このフランジ部14aの中央部
に開口部14bが形成されており、この開口部14bを
通して、内容物である化粧品が取り出されるようになっ
ている。
【0011】注入口12の基端部外周面には、相互に対
向する二箇所に、周方向に1/8周程度にわたって延び
るリブ12cが、それぞれ外方へと突出した状態で設け
られている。
【0012】容器本体10の注入口12にはキャップ1
5が嵌合されている。このキャップ15は、底面が開放
されて上面が閉塞された円筒状をしており、その内周面
には、注入口12外周面に形成されたネジ部12aにネ
ジ結合するネジ部15a(図2参照)が形成されてい
る。キャップ15の閉塞された上面の内側には、中栓1
4の開口部14bの周縁部に圧接されてこの開口部14
bを閉塞する平板状のシール材16(図2参照)が貼付
されている。
【0013】外装体20は底面が開放された円筒状をし
ており、その開放された底面から容器本体10が注入口
12側から挿入されるようになっている。図3は、外装
体20の平面図である。外装体20の上面21は、挿入
された容器本体10の注入口12が貫通する中央部の開
口部22を除いて閉塞された状態になっている。
【0014】この開口部22の外周縁には、全周にわた
って下方へと延出した口縁部23(図1および図2参
照)が設けられており、その口縁部23における外装体
20の内奥側の相互に対向する内周面には、ほぼ1/4
周にわたって周方向に延びる支持段部24が開口部22
の中心側に突出した状態でそれぞれ設けられている。各
支持段部24の周方向中央部には、上方へと延出する隔
壁部24aが設けられている。各支持段部24間には、
容器本体10の注入口12基端部に設けられた各リブ1
2cがそれぞれ嵌入して、容器本体10が外装体20に
対して相対的に回動することにより、各リブ12cが支
持段部24上に係止し、各リブ12cは支持段部24上
に支持された状態になる。このような状態で、容器本体
10全体が外装体20内に保持される。
【0015】外装体20の上端部は、全周にわたって外
周面が内側に段落ちした肩リング嵌合部26になってお
り、その肩リング嵌合部26における各支持段部24が
形成されていない部分に対応する外周面の二箇所には、
上下方向に延びる位置決め用の凹部27が形成されてい
る。この凹部27の上下方向の中央部には、外方へと突
出した段部25(図1および図2参照)が形成されてい
る。凹部27の上側には、肩リング30を抜け止めする
ために段部25よりも外方に大きく突出した抜け止め部
29が設けられている。
【0016】肩リング30は、外装体20上端部の肩リ
ング嵌合部26に嵌合する外壁部34を有した短円筒状
をしており、この肩リング嵌合部26に抜け止めされた
状態で上下方向への移動可能に嵌合されている。肩リン
グ30の上端面は、中央部に設けられた開口部31を除
いて天板32によって閉塞されている。開口部31には
容器本体10の注入口12が突出するようになってい
る。
【0017】図4は肩リング30の底面図である。肩リ
ング30における外壁部34の内周面には、外装体20
の上端部外周面に設けられた位置決め用の凹部27内に
嵌入する突出部35がそれぞれ設けられている。各突出
部35は、凹部27の上方の抜け止め部29を乗り越え
て凹部27内に嵌入することによって、肩リング30全
体が外装体20から抜け止めされている。各突出部35
は凹部27内を上下方向への移動可能になっており、凹
部27内の段部25の上方と、段部25を乗り越えた段
部25の下方の二位置に選択的に位置決めされるように
なっている。
【0018】天板32の下面には、開口部31の外周縁
に沿ってほぼ1/4周にわたって周方向に延びる一対の
突条33が、相互に対向するように内方に突出した状態
で設けられている。各突条33は、外装体20における
口縁部23内周面に形成された各支持段部24の間に位
置されており、各突出部35が段部25よりも上方に位
置した状態では、各突条33は、支持段部24よりもリ
ブ12aの厚さ分だけ上方に位置している。そして、肩
リング30が下方へと移動されて、各突出部35が位置
決め用の凹部27内における段部25の下方に位置され
ると、各突条33は、外装体20における口縁部23内
周面に形成された各支持段部24の間に嵌入する。
【0019】このような構成の詰め替え型容器は次のよ
うに使用される。肩リング30は、予め外装体20の上
端部に嵌合されており、各突出部35は、外装体20の
抜け止め部29を乗り越えて段部25よりも上側の凹部
27内に位置されている。このような状態では、肩リン
グ30の各突条33は、図5に二点鎖線で示すように、
外装体20における支持段部24よりもリブ12aの厚
さ分だけ上方に位置している。
【0020】このような状態で、容器本体10が、キャ
ップ15を取り外されて、注入口12側から底面開口部
を通して外装体20内へと挿入される。容器本体10の
注入口12は、外装体20の上面の開口部22内を通っ
て上方へと突出した状態になる。そして、容器本体10
と外装体20とを相対的に適度に回動させることによ
り、該注入口12に設けられた各リブ12cが、外装体
20の口縁部23内周面に取り付けられた支持段部24
間に嵌入され、各リブ12cは、外装体20の上端部に
嵌合された肩リング30の突条33に突き当たった状態
になる。
【0021】このような状態で、容器本体10を外装体
20に対して、あるいは外装体20を容器本体10に対
して相対的に回動させると、容器本体10の注入口12
に設けられた各リブ12cが、外装体20の支持段部2
4と肩リング30の天板32との間に嵌入して、各リブ
12cが支持段部24上に支持される。容器本体10と
外装体20との相対回動は、各リブ12cが支持段部2
4の隔壁部24aに突き当たるまで行われる。これによ
り、各リブ12cが支持段部24上に支持されて、容器
本体10全体が外装体20内に保持される。
【0022】このような状態になると、肩リング30全
体が下方へと押し下げられて、図5に示すように、外装
体20の外周面に設けられた位置決め用の凹部27内に
嵌入している各突出部35が、段部25を乗り越えて、
段部25の下方に位置される。これにより、各突条33
が各支持段部24の間に嵌入する。
【0023】このように、肩リング30の各突条33
が、各支持段部24間に位置されているために、容器本
体10が外装体20に対して相対的に回転しようとして
も、各支持段部24上に支持された容器本体10のリブ
12cが各突条33に突き当たり、容器本体10が外装
体20に対して回動することが防止され、容器本体10
が外装体20から抜け落ちるおそれがない。
【0024】このようにして、肩リング30によって外
装体20に容器本体10が装着された状態になると、肩
リング30から突出した容器本体10の注入口12にキ
ャップ15がねじ込まれる。そして、容器本体10内の
化粧品を取り出す際には、キャップ15が注入口12か
ら取り外されて、容器本体10が外装体20とともに傾
けられて、容器本体10内の化粧品が注入口12から流
出される。
【0025】容器本体10内の内容物が消費されると、
容器本体10が外装体20から取り外される。この場合
には、キャップ15が注入口12から取り外された状態
で、肩リング30が上方へと引き上げられて、肩リング
30の各突出部35が外装体20外周面の段部25より
も上方に位置される。このような状態では、肩リング3
0の各突条33は、外装体20の上面21よりも上方に
位置されており、従って、支持段部24上の各リブ12
cよりも上方に位置されている。その結果、支持段部2
4上のリブ12cは、各突条33に突き当たることがな
く、容器本体10と外装体20とは相対的に回動し得る
状態になる。そして、容器本体10を外装体20に対し
て相対回転させると、容器本体10のリブ12cが外装
体20における支持段部24上方から外れて各支持段部
24の間に位置される。このような状態で、容器本体1
0を外装体20の底部開口から引き抜くことにより、容
器本体10が外装体20から取り外される。そして、化
粧品が充填されている新たな容器本体10が外装体20
に取り付けられる。
【0026】図6は、本発明の詰め替え型容器の他の実
施例を示す分解斜視図、図7は図6のB−B線における
断面図である。本実施例の詰め替え型容器は、化粧用ク
リーム等が収容される軸方向長さが比較的短い円筒状の
容器本体50と、この容器本体50を内部に収容して保
持する外装体60と、この外装体60の上部に抜け止め
された状態で嵌合された肩リング70と、さらに、容器
本体50の上端部の注入口52を着脱可能に閉塞するキ
ャップ80とを有している。
【0027】容器本体50は、上端部に注入口52を有
しており、この注入口52が、外方へと延出する肩部5
3を介して、この注入口52よりも大きな内径の主要部
51に連続している。注入口52の外周面には、1/8
周程度にわたって周方向に沿って延びるリブ52aが、
相互に対向する二箇所に内方へと突出した状態で設けら
れている。
【0028】容器本体50を収容して保持する外装体6
0は、底面および上面が開放された円筒状をしており、
上端部には、上面の開口部61を取り囲む口縁部62が
設けられている。口縁部62は、この口縁部62よりも
大きな内径を有する下側の本体部63とは、外方へと延
出する肩部64を介して連続している。本体部63の上
端部は外周面が内側に段落ちした状態になっており、そ
の外周面にネジ部65が形成されている。
【0029】口縁部62の内周面における相互に対向す
る二箇所には、1/4周程度にわたって周方向に沿って
延びる支持段部66がそれぞれ設けられている。各支持
段部66は、口縁部62の上端面から下方に適当な間隔
をあけた状態で水平に配置されており、その長手方向の
中央部に上方へと突出する隔壁部66aが設けられてい
る。
【0030】口縁部62の外周面における各支持段部6
6間の中央部に対応する二箇所には、上下方向に延びる
位置決め用の凹部67が設けられている。この凹部67
の上下方向の中央部には外方へと突出する段部68が形
成されている。凹部67の上側には、肩リング70を抜
け止めするために段部68よりも外方に大きく突出した
抜け止め部69が設けられている。
【0031】外装体60上端部に装着される肩リング7
0は、外装体60の口縁部62に嵌合される底面が開放
された短円筒状の外壁部73を有しており、上面には、
中央部の開口部71を除いて天板72によって覆われて
いる。開口部71には容器本体50の注入口52が上方
へ突出するように挿入される。
【0032】肩リング70における外壁部73の内周面
には、外装体60の上端部外周面に設けられた位置決め
用の凹部67内に嵌入する突出部75が、相互に対向す
る二箇所にそれぞれ設けられている。各突出部75は、
凹部67の上側の抜け止め部69を乗り越えて凹部67
内に嵌入することにより抜け止めされている。各突出部
75は凹部67内を上下方向への移動可能になってお
り、凹部67内の段部68の上方と、段部68を乗り越
えてこの段部68の下方の二位置に選択的に位置決めさ
れるようになっている。
【0033】天板72の下面には、開口部71の外周縁
に沿ってほぼ1/4周にわたって延びる一対の突条74
が、相互に対向する二箇所に、内方に突出した状態で設
けられている。各突条74は、外装体60における口縁
部62内周面に形成された各支持段部66の間に位置さ
れており、各凹部67内に嵌入した各突出部75が段部
68よりも上方に位置した状態では、各突条74は、外
装体60の支持段部66よりもリブ52aの厚さ分だけ
上方に位置している。そして、肩リング70が下方へと
移動されて、各突出部75が位置決め用の凹部67内に
おける段部68の下方に位置されると、各突条74は、
外装体60における口縁部62内周面に形成された各支
持段部66の間に嵌入する。
【0034】外装体60の開口部61から突出する容器
本体50の注入口52は、外装体60の口縁部62に嵌
合された肩リング70の開口部71を挿通して上方へと
突出した状態になっており、この注入口52がキャップ
80によって閉塞されるようになっている。このキャッ
プ80は、上面が天板81によって閉塞されて底面が開
放された円筒状をしており、外装体60の口縁部62に
嵌合された肩リング70を覆う外壁部82を有してい
る。そして、この外壁部82の下端部内周面には、外装
体60の外周面に設けられたネジ部65にネジ結合する
ネジ部83が設けられている。天板81の下面には、平
板状のシール材85が貼り付けられており、外壁部82
の下端部内周面に設けられたネジ部83が外装体60の
外周面に設けられたネジ部65にネジ結合することによ
って、シール材85が容器本体50の注入口52上端面
に圧接されて、この注入口52が閉塞されるようになっ
ている。
【0035】このような構成の詰め替え型容器は次のよ
うに使用される。肩リング70は、予め外装体60の上
端部に嵌合されており、各突出部75は、外装体60の
抜け止め部69を乗り越えて凹部67内における段部6
8よりも上方に位置している。このような状態では、肩
リング70の各突条74は、外装体60の支持段部66
よりもリブ52aの厚さ分だけ上方に位置している。
【0036】このような状態で、容器本体50が、キャ
ップ80を取り外されて、注入口52側から底面開口部
を通して外装体60内へと挿入される。容器本体50の
注入口52は、外装体60の上面の開口部61内を通っ
て上方へと延出した状態になる。そして、容器本体50
と外装体60とを相対的に適度に回動させることによ
り、該注入口52に設けられた各リブ52aが、外装体
60の口縁部62内周面に取り付けられた支持段部66
間に嵌入され、各リブ52aは、外装体60の上端部に
嵌合された肩リング70の突条74に突き当たった状態
になる。
【0037】このような状態で、容器本体50を外装体
60に対して、あるいは外装体60を容器本体50に対
して相対的に回動させると、容器本体50の注入口52
に設けられた各リブ52aが、外装体60の支持段部6
6と肩リング70の天板72との間に嵌入して、各リブ
52aが支持段部66上に支持される。容器本体50と
外装体60との相対回動は、各リブ52aが支持段部6
6の隔壁部66aに突き当たるまで行われる。これによ
り、各リブ52aは、支持段部66上に係止されて支持
段部66上に支持された状態になり、その結果、容器本
体50全体が外装体60内に保持される。
【0038】このような状態になると、肩リング70全
体が下方へと押し下げられて、外装体60の外周面に設
けられた位置決め用の凹部67内に嵌入している各突出
部75が段部68を乗り越えて、その段部68の下方に
位置される。これにより、各突条74が各支持段部66
の間に嵌入する。
【0039】このように、肩リング70の各突条74
が、各支持段部66間に位置されているために、容器本
体50が外装体60に対して相対的に回転しようとして
も、各支持段部66上に支持された容器本体50のリブ
52aが各突条74に突き当たり、容器本体50が外装
体60に対して回動することが防止され、容器本体50
が外装体60から抜け落ちるおそれがない。
【0040】このようにして、肩リング70によって外
装体60に容器本体50が装着された状態になると、肩
リング70から上方へ延出した容器本体50の注入口5
2にキャップ80がねじ込まれる。そして、容器本体5
0内の化粧品を取り出す際には、キャップ80が注入口
52から取り外される。
【0041】容器本体50内の収容物が消費されると、
容器本体50が外装体60から取り外される。この場合
には、キャップ80が注入口52から取り外された状態
で、肩リング70が上方へと引き上げられて、肩リング
70の各突出部75が外装体60外周面の段部68を乗
り越えさせて段部68よりも上方に位置される。このよ
うな状態では、肩リング70の各突条74は、外装体6
0の支持段部66よりもリブ52aの厚さ分だけ上方に
位置されている。その結果、支持段部66上のリブ52
aは、各突条74に突き当たることがなく、容器本体5
0と外装体60とは相対的に回動し得る状態になる。そ
して、容器本体50を外装体60に対して相対回転させ
ると、容器本体50のリブ52aが外装体60における
支持段部66上方から外れて各支持段部64の間に位置
される。このような状態で、容器本体50を外装体60
の底部開口から引き抜くことにより、容器本体50が外
装体60から取り外される。そして、化粧品が充填され
た新たな容器本体50が外装体60に取り付けられる。
【0042】
【発明の効果】本発明の詰め替え型容器は、このよう
に、容器本体の注入口にリブを設けて、容器本体を外装
体に対して相対回動させることにより、外装体に設けら
れた支持段部にリブが係止されて、容器本体が外装体に
装着されるようになっている。従って、容器本体の外径
および形状は、外装体の外径や形状によって制約を受け
ず、各種の容器本体にも容易に対応できる。容器本体
は、外装体に挿入して回動させ、さらに、外装体の上端
部に嵌合された肩リングを下方へと移動することによっ
て、外装体に確実に装着されるために、外装体に対する
容器本体の着脱がきわめて容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の詰め替え型容器の一例を示す分解斜視
図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】その詰め替え型容器の外装体の平面図である。
【図4】その詰め替え型容器の肩リングの底面図であ
る。
【図5】その詰め替え型容器の要部の展開図である。
【図6】本発明の詰め替え型容器の別の例を示す分解斜
視図である。
【図7】図6のB−B線における断面図である。
【符号の説明】
10 容器本体 11 主要部 12 注入口 12c リブ 15 キャップ 20 外装体 22 開口部 23 口縁部 24 支持段部 25 段部 27 凹部 30 肩リング 31 開口部 33 突条 34 外壁部 35 突出部 50 容器本体 52 注入口 52a リブ 60 外装体 61 開口部 62 口縁部 65 ネジ部 66 支持段部 67 凹部 68 段部 70 肩リング 71 開口部 73 外壁部 74 突条 75 突出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部に注入口が設けられるとともに、
    この注入口に外方へと突出するリブが設けられており、
    所定の内容物が充填された容器本体と、 該容器本体の注入口を除いた部分を覆う筒状をして、該
    容器本体が挿入されるように底面が開放されるととも
    に、該容器本体の注入口が挿入されるように上面に開口
    部が形成されており、さらに、該容器本体が相対的に回
    動することによって注入口に設けられたリブが係止して
    支持されるように内方へと突出する支持段部が設けられ
    た外装体と、 該外装体の上面から突出した容器本体の注入口が挿入さ
    れる開口部を上面に有して、該外装体の上端部に上下方
    向への移動可能に嵌合されており、下方への移動によっ
    て該外装体に対して位置決めされて、外装体に対する容
    器本体の回動を規制する筒状の肩リングと、 を具備する詰め替え型容器。
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