JPH09254989A - 二液混合容器 - Google Patents
二液混合容器Info
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- JPH09254989A JPH09254989A JP8093431A JP9343196A JPH09254989A JP H09254989 A JPH09254989 A JP H09254989A JP 8093431 A JP8093431 A JP 8093431A JP 9343196 A JP9343196 A JP 9343196A JP H09254989 A JPH09254989 A JP H09254989A
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- container body
- liquid
- cylinder
- fitted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D81/00—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
- B65D81/32—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
- B65D81/3205—Separate rigid or semi-rigid containers joined to each other at their external surfaces
- B65D81/3211—Separate rigid or semi-rigid containers joined to each other at their external surfaces coaxially and provided with means facilitating admixture
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Package Specialized In Special Use (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】二液を分離した状態で保管できるとともに、使
用時に簡単な方法で二液の混合を行え、しかも、混合し
た二液を収納した容器体をそのままポンプ装着用の容器
体として使用することができる優れた容器を提案する。 【解決手段】第1容器体2の口頚部8外周に螺着させた
螺筒9上端よりフランジ10を介して下端を第1容器体内
に垂下させた連絡筒11を延設し、該連絡筒11の下端開口
をキャップ6により閉塞させ、また、連絡筒11上端部を
第2容器体4下端の第1口頚部15に液密に連結してなる
連結部材3を設け、また、第2容器体4上端の第2口頚
部17を閉塞して嵌着させた切り取り蓋25付きの閉塞部材
5を設け、上記螺筒9を螺動上昇させることにより、キ
ャップ6の周縁部より斜め外方上方へ突設した弾性突片
30が第1容器体胴部7の頂壁部7a下面に当接係止されて
キャップ6が離脱する如く構成した。
用時に簡単な方法で二液の混合を行え、しかも、混合し
た二液を収納した容器体をそのままポンプ装着用の容器
体として使用することができる優れた容器を提案する。 【解決手段】第1容器体2の口頚部8外周に螺着させた
螺筒9上端よりフランジ10を介して下端を第1容器体内
に垂下させた連絡筒11を延設し、該連絡筒11の下端開口
をキャップ6により閉塞させ、また、連絡筒11上端部を
第2容器体4下端の第1口頚部15に液密に連結してなる
連結部材3を設け、また、第2容器体4上端の第2口頚
部17を閉塞して嵌着させた切り取り蓋25付きの閉塞部材
5を設け、上記螺筒9を螺動上昇させることにより、キ
ャップ6の周縁部より斜め外方上方へ突設した弾性突片
30が第1容器体胴部7の頂壁部7a下面に当接係止されて
キャップ6が離脱する如く構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二液混合容器に関
し、詳しくは、二液を分離した状態で保管できるととも
に、使用直前に簡単な方法で二液を混合でき、二液混合
後ポンプを装着して使用する二液混合容器に関する。
し、詳しくは、二液を分離した状態で保管できるととも
に、使用直前に簡単な方法で二液を混合でき、二液混合
後ポンプを装着して使用する二液混合容器に関する。
【0002】
【従来の技術】ある種の黴取り剤の如く、保管時には二
種類の液を分離させて別々に保管し、使用直前に二液を
混合して使用するものがある。従来これらの液は、別々
のボトルに収納保管し、使用時に、ポンプ付きのボトル
にそれぞれ移し替えて使用することが行われている。
種類の液を分離させて別々に保管し、使用直前に二液を
混合して使用するものがある。従来これらの液は、別々
のボトルに収納保管し、使用時に、ポンプ付きのボトル
にそれぞれ移し替えて使用することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な方法での使用では、無闇にボトルの数が多くなり、保
管の際嵩張るとともに、使用時の液の移し替えも面倒が
伴う。
な方法での使用では、無闇にボトルの数が多くなり、保
管の際嵩張るとともに、使用時の液の移し替えも面倒が
伴う。
【0004】そこで本発明では、二液を分離した状態で
保管できるとともに、使用時に簡単な方法で二液の混合
を行え、しかも、混合した二液を収納した容器体をその
ままポンプ装着用の容器体として使用することが出来る
優れた容器を提案するものである。
保管できるとともに、使用時に簡単な方法で二液の混合
を行え、しかも、混合した二液を収納した容器体をその
ままポンプ装着用の容器体として使用することが出来る
優れた容器を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本請求項1発明の容器
は、上記課題を解決するため、筒状胴部7上端中央部よ
り口頚部8を起立させるとともに、液体注出用ポンプを
装着可能な第1容器体2と、上記口頚部8外周に螺着さ
せた螺筒9上端縁より内方の口頚部8離間位置までフラ
ンジ10を延設するとともに、該フランジ10内周縁に外面
を連結して下端を口頚部8下方へ垂下させた連絡筒11を
延設するとともに、上記フランジ10上面周縁部より係止
筒12を立設してなる連結部材3と、上記係止筒12内に回
動不能且つ抜け出し不能に嵌合させて液密に装着させた
第1口頚部15を筒状胴部16下端中央より突設するととも
に、胴部16上端中央より第2口頚部17を突設した第2容
器体4と、該容器体の上面を被覆する下端面開口の筒状
をなすとともに、水平状の頂板21の中央を下方に陥没さ
せて形成した筒状栓部22を上記第2口頚部17内に液密に
嵌合させて装着し、且つ、筒状栓部22の底壁に薄肉破断
部23で囲成したプルリング24付きの切り取り蓋25を設け
てなる閉塞部材5と、上記連絡筒11下端開口を液密に閉
塞して嵌着させるとともに、周縁部より連絡筒11外側の
斜め外方上方へ弾性突片30を突設してなるキャップ6と
を備え、上記螺筒9を螺動上昇させることにより、弾性
突片30が第1容器体胴部7の頂壁部7a下面に当接係止さ
れてキャップ6が離脱する如く構成してなることを特徴
とする二液混合容器として構成した。
は、上記課題を解決するため、筒状胴部7上端中央部よ
り口頚部8を起立させるとともに、液体注出用ポンプを
装着可能な第1容器体2と、上記口頚部8外周に螺着さ
せた螺筒9上端縁より内方の口頚部8離間位置までフラ
ンジ10を延設するとともに、該フランジ10内周縁に外面
を連結して下端を口頚部8下方へ垂下させた連絡筒11を
延設するとともに、上記フランジ10上面周縁部より係止
筒12を立設してなる連結部材3と、上記係止筒12内に回
動不能且つ抜け出し不能に嵌合させて液密に装着させた
第1口頚部15を筒状胴部16下端中央より突設するととも
に、胴部16上端中央より第2口頚部17を突設した第2容
器体4と、該容器体の上面を被覆する下端面開口の筒状
をなすとともに、水平状の頂板21の中央を下方に陥没さ
せて形成した筒状栓部22を上記第2口頚部17内に液密に
嵌合させて装着し、且つ、筒状栓部22の底壁に薄肉破断
部23で囲成したプルリング24付きの切り取り蓋25を設け
てなる閉塞部材5と、上記連絡筒11下端開口を液密に閉
塞して嵌着させるとともに、周縁部より連絡筒11外側の
斜め外方上方へ弾性突片30を突設してなるキャップ6と
を備え、上記螺筒9を螺動上昇させることにより、弾性
突片30が第1容器体胴部7の頂壁部7a下面に当接係止さ
れてキャップ6が離脱する如く構成してなることを特徴
とする二液混合容器として構成した。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面を参照して説明する。本発明の二液混合容器1は、第
1容器体2と、連結部材3と、第2容器体4と、閉塞部
材5と、キャップ6とを備えている。第1容器体2は、
筒状の胴部7上端中央部より口頚部8を起立させて構成
しており、内部には二液の一方の液を収納する。この収
納液は、第2容器体4内に収納する他方の液が注入可能
な程度に収納量を調整させている。また、公知の液体注
出用ポンプを装着可能にその口頚部の径,口頚部外周の
螺条形態等を調整したものである。上記ポンプとして例
えば、図示しないで説明するが、容器体口頚部外周に螺
着させる装着筒により下部の吸い上げパイプ付きシリン
ダを容器体内へ挿入し、上部の押し下げヘッドを容器体
上方に上方付勢状態で上下動可能に突出させて固定し、
上記ヘッドの押し下げにより内部のポンプ機構の作用で
容器体内の液を吸い上げてヘッドのノズル孔より噴出す
る如く構成した押し下げヘッド式のもの、或いは、同じ
く装着筒により固定され、容器体上部に固定されるポン
プ本体前部下面よりトリガーを垂設し、該トリガーを引
き戻すことにより容器体内の液を先端のノズル孔より噴
出する如く構成したトリガータイプのポンプが挙げられ
る。
面を参照して説明する。本発明の二液混合容器1は、第
1容器体2と、連結部材3と、第2容器体4と、閉塞部
材5と、キャップ6とを備えている。第1容器体2は、
筒状の胴部7上端中央部より口頚部8を起立させて構成
しており、内部には二液の一方の液を収納する。この収
納液は、第2容器体4内に収納する他方の液が注入可能
な程度に収納量を調整させている。また、公知の液体注
出用ポンプを装着可能にその口頚部の径,口頚部外周の
螺条形態等を調整したものである。上記ポンプとして例
えば、図示しないで説明するが、容器体口頚部外周に螺
着させる装着筒により下部の吸い上げパイプ付きシリン
ダを容器体内へ挿入し、上部の押し下げヘッドを容器体
上方に上方付勢状態で上下動可能に突出させて固定し、
上記ヘッドの押し下げにより内部のポンプ機構の作用で
容器体内の液を吸い上げてヘッドのノズル孔より噴出す
る如く構成した押し下げヘッド式のもの、或いは、同じ
く装着筒により固定され、容器体上部に固定されるポン
プ本体前部下面よりトリガーを垂設し、該トリガーを引
き戻すことにより容器体内の液を先端のノズル孔より噴
出する如く構成したトリガータイプのポンプが挙げられ
る。
【0007】連結部材3は、下端に嵌着したキャップ6
により非連通状態で第1容器体2と第2容器体4とを連
結するもので、上記口頚部8外周に螺着させた螺筒9上
端縁より内方の口頚部8内面と離間した位置までフラン
ジ10を延設し、該フランジ10内周縁に外面を連結した連
絡筒11を延設している。連絡筒11の下端は口頚部8下方
の胴部7内上部まで垂下させている。また、フランジ10
上面外周縁部より上方へ係止筒12を一体に立設してい
る。また、連結部材3を第1容器体2に嵌合させた際の
液密性を図るために、フランジ10下面の螺筒9及び連絡
筒11間より口頚部8内面に密嵌するシール筒13を一体に
垂設している。更に、第2容器体を液密に嵌合させるた
めにフランジ10上面の内周縁部より上方へシール筒14を
立設している。尚、上記各シール筒13,14に代えてパッ
キンを装着しても良いが、その装着等の面倒が伴う点シ
ール筒を一体に形成することが好ましい。第2容器体4
は、上記係止筒12内に回動不能且つ抜け出し不能に嵌合
させて液密に装着させた第1口頚部15を筒状胴部16下端
中央より突設し、また、胴部16上端中央より第2口頚部
17を上方に突設して構成している。本実施例では、上記
シール筒14を第1口頚部15内面に液密に嵌着させ、ま
た、第1口頚部15外面下部と、連結部材3の係止筒12内
面下部との間に、縦突条相互の係合或いは縦凹溝と縦突
条との係合等よりなる回り止め機構18を設けて回動不能
に固定し、更に、第1口頚部15外周上部に周設した係止
突条19を、係止筒12内周上端部に周設した係止突条20に
乗り越え係合させ、抜け出し防止を図っている。
により非連通状態で第1容器体2と第2容器体4とを連
結するもので、上記口頚部8外周に螺着させた螺筒9上
端縁より内方の口頚部8内面と離間した位置までフラン
ジ10を延設し、該フランジ10内周縁に外面を連結した連
絡筒11を延設している。連絡筒11の下端は口頚部8下方
の胴部7内上部まで垂下させている。また、フランジ10
上面外周縁部より上方へ係止筒12を一体に立設してい
る。また、連結部材3を第1容器体2に嵌合させた際の
液密性を図るために、フランジ10下面の螺筒9及び連絡
筒11間より口頚部8内面に密嵌するシール筒13を一体に
垂設している。更に、第2容器体を液密に嵌合させるた
めにフランジ10上面の内周縁部より上方へシール筒14を
立設している。尚、上記各シール筒13,14に代えてパッ
キンを装着しても良いが、その装着等の面倒が伴う点シ
ール筒を一体に形成することが好ましい。第2容器体4
は、上記係止筒12内に回動不能且つ抜け出し不能に嵌合
させて液密に装着させた第1口頚部15を筒状胴部16下端
中央より突設し、また、胴部16上端中央より第2口頚部
17を上方に突設して構成している。本実施例では、上記
シール筒14を第1口頚部15内面に液密に嵌着させ、ま
た、第1口頚部15外面下部と、連結部材3の係止筒12内
面下部との間に、縦突条相互の係合或いは縦凹溝と縦突
条との係合等よりなる回り止め機構18を設けて回動不能
に固定し、更に、第1口頚部15外周上部に周設した係止
突条19を、係止筒12内周上端部に周設した係止突条20に
乗り越え係合させ、抜け出し防止を図っている。
【0008】閉塞部材5は、第2容器体4の上面を被覆
する下端面開口の筒状をなすとともに、水平状の頂板21
の中央を下方に陥没させて形成した筒状栓部22を第2口
頚部17内に液密に嵌合させて装着し、また、筒状栓部22
の底壁に薄肉破断部23で囲成したプルリング24付きの切
り取り蓋25を設けている。
する下端面開口の筒状をなすとともに、水平状の頂板21
の中央を下方に陥没させて形成した筒状栓部22を第2口
頚部17内に液密に嵌合させて装着し、また、筒状栓部22
の底壁に薄肉破断部23で囲成したプルリング24付きの切
り取り蓋25を設けている。
【0009】本実施例では、頂板21周縁部より垂設した
周壁26下端縁を、第2容器体胴部16の上端外面に周設し
た上向き段部27に嵌合係止させ、また、頂板21裏面中央
部より垂設した嵌合筒28を第2口頚部17外周に突条相互
の乗り越え係合を介して嵌合させ、抜け出しの防止を図
っている。
周壁26下端縁を、第2容器体胴部16の上端外面に周設し
た上向き段部27に嵌合係止させ、また、頂板21裏面中央
部より垂設した嵌合筒28を第2口頚部17外周に突条相互
の乗り越え係合を介して嵌合させ、抜け出しの防止を図
っている。
【0010】プルリング24は、切り取り蓋25上面に棒状
突起29を介して突設し、筒状栓部22内に収納することが
好ましい。
突起29を介して突設し、筒状栓部22内に収納することが
好ましい。
【0011】キャップ6は、上記連絡筒11下端開口を液
密に閉塞させるとともに、連絡筒11外側の周縁部より斜
め外方上方へ弾性突片30を突設している。
密に閉塞させるとともに、連絡筒11外側の周縁部より斜
め外方上方へ弾性突片30を突設している。
【0012】本実施例では、連絡筒11内面に液密に嵌合
するシール筒31を、連絡筒11下端開口を閉塞する蓋板32
上面より突設し、また、蓋板32周縁部より連絡筒11外面
下端部に嵌合する嵌合筒部33を延設し、この嵌合筒部33
上端より周方向複数の弾性突片30を突設している。この
弾性突片30は、その上端部が口頚部8内径外方に位置
し、従って、螺筒9を螺動上昇させて連絡筒11を回動上
昇させた際には、その上端が胴部7の頂壁部7a下面に当
接係止され、キャップ6が連絡筒11より外れる如く構成
している。一方、装着する際には、連絡筒11に嵌着させ
た状態で行い、口頚部8上方より弾性的に内方へ変形し
た状態で口頚部部分を通過し、口頚部部分を通過した後
弾性でものと広角状態に戻る。
するシール筒31を、連絡筒11下端開口を閉塞する蓋板32
上面より突設し、また、蓋板32周縁部より連絡筒11外面
下端部に嵌合する嵌合筒部33を延設し、この嵌合筒部33
上端より周方向複数の弾性突片30を突設している。この
弾性突片30は、その上端部が口頚部8内径外方に位置
し、従って、螺筒9を螺動上昇させて連絡筒11を回動上
昇させた際には、その上端が胴部7の頂壁部7a下面に当
接係止され、キャップ6が連絡筒11より外れる如く構成
している。一方、装着する際には、連絡筒11に嵌着させ
た状態で行い、口頚部8上方より弾性的に内方へ変形し
た状態で口頚部部分を通過し、口頚部部分を通過した後
弾性でものと広角状態に戻る。
【0013】上記の如く構成した二液混合容器に液を充
填して組み付ける場合に付いてその一例を説明すると、
まず、第1容器体内に所定量の第1液を注入し、次い
で、閉塞部材5を嵌着した第2容器体4に所定量の第2
液を注入する。この際、閉塞部材の存在で、第2容器体
は安定的に第1口頚部15を上にして載置することができ
る。次いでキャップ6を嵌着した連結部材3を第1口頚
部に嵌着し、それらを倒立状態で、その螺筒9を第1容
器体口頚部8外周に螺着させて装着する。この際、上記
した如く、各弾性突片30は窄んだ状態で口頚部8部分を
通過し、胴部7内で拡開する。
填して組み付ける場合に付いてその一例を説明すると、
まず、第1容器体内に所定量の第1液を注入し、次い
で、閉塞部材5を嵌着した第2容器体4に所定量の第2
液を注入する。この際、閉塞部材の存在で、第2容器体
は安定的に第1口頚部15を上にして載置することができ
る。次いでキャップ6を嵌着した連結部材3を第1口頚
部に嵌着し、それらを倒立状態で、その螺筒9を第1容
器体口頚部8外周に螺着させて装着する。この際、上記
した如く、各弾性突片30は窄んだ状態で口頚部8部分を
通過し、胴部7内で拡開する。
【0014】この様にして構成された容器1を使用する
場合には、先ず、プルリング24を引き上げて切り取り蓋
25を取り除き開口し、次いで、螺筒9を回動させて上昇
させると、各弾性突片30が胴部7の頂壁部7a下面に当接
係止され、キャップ6が第1容器体内に落下し、第2容
器体4内の液が第1容器体2内に流入して二液が混合す
る。この際、第2容器体4の上端は開口しているため、
スムースな第2液の流入を行える如く構成している。第
2容器体内の液が第1容器体2内へ流入した後、螺筒9
を螺脱させて第2容器体を取り外し、混合液の入った第
1容器体2にポンプを装着して使用する。
場合には、先ず、プルリング24を引き上げて切り取り蓋
25を取り除き開口し、次いで、螺筒9を回動させて上昇
させると、各弾性突片30が胴部7の頂壁部7a下面に当接
係止され、キャップ6が第1容器体内に落下し、第2容
器体4内の液が第1容器体2内に流入して二液が混合す
る。この際、第2容器体4の上端は開口しているため、
スムースな第2液の流入を行える如く構成している。第
2容器体内の液が第1容器体2内へ流入した後、螺筒9
を螺脱させて第2容器体を取り外し、混合液の入った第
1容器体2にポンプを装着して使用する。
【0015】尚、上記各部材は主として合成樹脂を使用
して形成し、必要に応じて、エラストマー等を併用して
も良い。
して形成し、必要に応じて、エラストマー等を併用して
も良い。
【0016】
【発明の効果】以上説明した如く本発明容器は、筒状胴
部上端より口頚部を起立した第1容器体の上端に、下端
開口をキャップで閉塞した連絡筒を有する連結部材を介
して第2容器体を嵌着させたので、二液を別々に収納保
管できて嵩張らず、従来の別々のボトルに保管した場合
に様に一方を紛失する等の不都合を生じる虞もない。
部上端より口頚部を起立した第1容器体の上端に、下端
開口をキャップで閉塞した連絡筒を有する連結部材を介
して第2容器体を嵌着させたので、二液を別々に収納保
管できて嵩張らず、従来の別々のボトルに保管した場合
に様に一方を紛失する等の不都合を生じる虞もない。
【0017】また、上記連結部材は、第1容器体口頚部
外周に螺着させた螺筒上端縁より内方へフランジを延設
し、該フランジ内周縁に外面を連結して下端を口頚部下
方へ垂下させた連絡筒を延設し、フランジ上面外周縁部
より係止筒を立設して構成し、また、上記第2容器体
は、係止筒内に回動不能且つ抜け出し不能に嵌合させて
液密に装着させた第1口頚部を筒状胴部下端中央より突
設するとともに、胴部上端中央より第2口頚部を突設し
て構成し、更に、上記キャップは、上記連絡筒下端開口
を液密に閉塞して装着させるとともに、周縁部より連絡
筒外側の斜め外方上方へ弾性突片を突設して構成し、上
記螺筒を螺動上昇させることにより、弾性突片が第1容
器体胴部の頂壁部下面に当接係止されてキャップが離脱
する如く構成したので、第2容器体を回動させるという
極めて簡単な操作で各容器体内を連通させることができ
る。
外周に螺着させた螺筒上端縁より内方へフランジを延設
し、該フランジ内周縁に外面を連結して下端を口頚部下
方へ垂下させた連絡筒を延設し、フランジ上面外周縁部
より係止筒を立設して構成し、また、上記第2容器体
は、係止筒内に回動不能且つ抜け出し不能に嵌合させて
液密に装着させた第1口頚部を筒状胴部下端中央より突
設するとともに、胴部上端中央より第2口頚部を突設し
て構成し、更に、上記キャップは、上記連絡筒下端開口
を液密に閉塞して装着させるとともに、周縁部より連絡
筒外側の斜め外方上方へ弾性突片を突設して構成し、上
記螺筒を螺動上昇させることにより、弾性突片が第1容
器体胴部の頂壁部下面に当接係止されてキャップが離脱
する如く構成したので、第2容器体を回動させるという
極めて簡単な操作で各容器体内を連通させることができ
る。
【0018】また、第2容器体の上面を被覆する下端面
開口の筒状をなし、水平状の頂板の中央を下方へ陥没さ
せて形成した筒状栓部を第2口頚部内に液密に嵌合させ
て装着した閉塞部材を備えており、該部材は、筒状栓部
の底壁に薄肉破断部で囲成したプルリング付きの切り取
り蓋を設けているため、プルリングを引っ張って切り取
り蓋を除去すれば、外気が第2容器体に導入されて二液
の混合が極めて円滑に行えるとともに、第2容器体内へ
の液の充填の際には、第1口頚部を上にして安定に載置
することができ、充填,組み付けの際も円滑な作業を行
えるという利点がある。
開口の筒状をなし、水平状の頂板の中央を下方へ陥没さ
せて形成した筒状栓部を第2口頚部内に液密に嵌合させ
て装着した閉塞部材を備えており、該部材は、筒状栓部
の底壁に薄肉破断部で囲成したプルリング付きの切り取
り蓋を設けているため、プルリングを引っ張って切り取
り蓋を除去すれば、外気が第2容器体に導入されて二液
の混合が極めて円滑に行えるとともに、第2容器体内へ
の液の充填の際には、第1口頚部を上にして安定に載置
することができ、充填,組み付けの際も円滑な作業を行
えるという利点がある。
【0019】また、第1容器体は、液体注出用ポンプを
装着可能に構成しているため、二液混合後に、第2容器
体を取り除けば、そのままポンプを装着して混合液を噴
霧等することが出来、この点も使用上の便利がある。
装着可能に構成しているため、二液混合後に、第2容器
体を取り除けば、そのままポンプを装着して混合液を噴
霧等することが出来、この点も使用上の便利がある。
【図1】 本発明の一実施例を示す要部半断面図であ
る。
る。
【図2】 同実施例の閉塞部材の部分の要部切欠き斜視
図である。
図である。
2…第1容器体,3…連結部材,4…第2容器体,5…
閉塞部材,6…キャップ,7…第1容器体胴部,7a…頂
壁部,8…第1容器体口頚部,9…螺筒,10…フラン
ジ,11…連絡筒,12…係止筒,15…第1口頚部,16…第
2容器体胴部,17…第2口頚部,21…頂板,22…筒状栓
部,23…薄肉破断部,24…プルリング,25…切り取り
蓋,30…弾性突片
閉塞部材,6…キャップ,7…第1容器体胴部,7a…頂
壁部,8…第1容器体口頚部,9…螺筒,10…フラン
ジ,11…連絡筒,12…係止筒,15…第1口頚部,16…第
2容器体胴部,17…第2口頚部,21…頂板,22…筒状栓
部,23…薄肉破断部,24…プルリング,25…切り取り
蓋,30…弾性突片
Claims (1)
- 【請求項1】 筒状胴部7上端中央部より口頚部8を起
立させるとともに、液体注出用ポンプを装着可能な第1
容器体2と、上記口頚部8外周に螺着させた螺筒9上端
縁より内方の口頚部8離間位置までフランジ10を延設す
るとともに、該フランジ10内周縁に外面を連結して下端
を口頚部8下方へ垂下させた連絡筒11を延設するととも
に、上記フランジ10上面周縁部より係止筒12を立設して
なる連結部材3と、上記係止筒12内に回動不能且つ抜け
出し不能に嵌合させて液密に装着させた第1口頚部15を
筒状胴部16下端中央より突設するとともに、胴部16上端
中央より第2口頚部17を突設した第2容器体4と、該容
器体の上面を被覆する下端面開口の筒状をなすととも
に、水平状の頂板21の中央を下方に陥没させて形成した
筒状栓部22を上記第2口頚部17内に液密に嵌合させて装
着し、且つ、筒状栓部22の底壁に薄肉破断部23で囲成し
たプルリング24付きの切り取り蓋25を設けてなる閉塞部
材5と、上記連絡筒11下端開口を液密に閉塞して嵌着さ
せるとともに、周縁部より連絡筒11外側の斜め外方上方
へ弾性突片30を突設してなるキャップ6とを備え、上記
螺筒9を螺動上昇させることにより、弾性突片30が第1
容器体胴部7の頂壁部7a下面に当接係止されてキャップ
6が離脱する如く構成してなることを特徴とする二液混
合容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8093431A JPH09254989A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 二液混合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8093431A JPH09254989A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 二液混合容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09254989A true JPH09254989A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=14082128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8093431A Pending JPH09254989A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 二液混合容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09254989A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20050099394A (ko) * | 2004-04-09 | 2005-10-13 | 조영국 | 혼합 용기 |
WO2007081093A1 (en) * | 2006-01-16 | 2007-07-19 | Jea Hoon Hwang | Liquid container |
WO2010132688A2 (en) * | 2009-05-14 | 2010-11-18 | Nice Reusables, Inc. | Reusable containers with clean-seam interface |
-
1996
- 1996-03-22 JP JP8093431A patent/JPH09254989A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20050099394A (ko) * | 2004-04-09 | 2005-10-13 | 조영국 | 혼합 용기 |
WO2007081093A1 (en) * | 2006-01-16 | 2007-07-19 | Jea Hoon Hwang | Liquid container |
WO2010132688A2 (en) * | 2009-05-14 | 2010-11-18 | Nice Reusables, Inc. | Reusable containers with clean-seam interface |
WO2010132688A3 (en) * | 2009-05-14 | 2011-03-03 | Nice Reusables, Inc. | Reusable containers with clean-seam interface |
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