JPH11301732A - レフィル容器 - Google Patents

レフィル容器

Info

Publication number
JPH11301732A
JPH11301732A JP10131352A JP13135298A JPH11301732A JP H11301732 A JPH11301732 A JP H11301732A JP 10131352 A JP10131352 A JP 10131352A JP 13135298 A JP13135298 A JP 13135298A JP H11301732 A JPH11301732 A JP H11301732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
inner container
contents
cover
mouth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10131352A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Tawara
登美雄 田原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd filed Critical Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP10131352A priority Critical patent/JPH11301732A/ja
Publication of JPH11301732A publication Critical patent/JPH11301732A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内容器と外容器との間に内容物が入り込まな
いレフィル容器にする。 【解決手段】 有底筒状の本体1と、肩部11に立設し
た頸部12の頂壁13に注出孔14を有する本体1の開
口部2に嵌着するカバー体10と、カバー体10の頸部
12に嵌着する蓋体30とで外容器Sを構成するととも
に、口部21を立設したボトル状の内容器20を前記外
容器Sに嵌脱可能に収納して成るレフィル容器におい
て、カバー体10の頸部12の頂壁13から注出孔14
を軸線とする環状壁18を垂設し、外容器Sに内容器2
0を収納した状態において、環状壁18が内容器20の
口部21内に嵌入して液密に周接し、内容器20内の内
容物をカバー体10の注出孔14から注出する構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外装容器に収納さ
れた内容器の内容物を使いきると、新しい内容器に交換
して外装容器を何度も使うようにしたレフィル容器に関
する。
【0002】
【従来の技術】内容物が充填された比較的安価な内容器
を高価な外装容器に交換可能に装填し、内容物を使い切
ると内容物が充填されている新しい内容器に交換して、
高価な外装容器を繰り返し使用するレフィル容器は周知
である。
【0003】近年、環境問題、省資源化問題への対応か
ら、内容物を使い切ると廃棄されてしまう内容器はでき
るだけ使用原材料を少なくして軽量安価にして廃棄スペ
ースが小さくなるようにし、外装容器をより豪華にして
外装容器のみを長期間使用することが、とくに化粧料容
器に求められている。
【0004】この種の従来容器として、例えば、実公平
3ー54019号公報に開示されたレフィル容器は、図
8に示すように、肩部の外周にフランジ51を一体形成
した首付きの瓶型の内容器50と、その首部52の開口
を蓋する蓋体53と、内容器50のフランジ51を上端
開口縁54で支持した状態で内容器50を収容する窓付
きの外容器55と、内容器50の首部52を挿通し前記
フランジ51を外容器と挟持する穴付きキャップ56と
を備えて構成されている。
【0005】この従来のレフィル容器の内容器50を交
換するときは、蓋体53と穴付きキャップ56を外して
使用済みの内容器50を外容器55から抜き出し、新し
い内容器50を外容器55に装填して再び穴付きキャッ
プ56と組み付けるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
レフィル容器は、内容器50を交換可能とはしたもの
の、蓋体53を取り外したとき、内容器50の首部52
と、首部52を挿通する穴付きキャップ56の穴57が
露呈するので豪華な外観や高級感が損なわれ、レフィル
容器にした目的が充分には満足されなかった。
【0007】また、穴付きキャップ56の穴57に内容
器50の首部52が挿通した構成であるので、使用時に
首部52に付着した内容物が穴付きキャップ56の穴5
7から内容器50と外容器55の間に流れ込み、容器の
見えない所で付着内容物が劣化すると言う衛生上の問題
もある。
【0008】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
ので、使用時に内容器と外容器との間に内容物が流れ込
むことがなく、高級感を維持したレフィル容器にするこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、有底筒状の本
体と、肩部に立設した頸部の頂壁に注出孔を有する前記
本体の開口部に嵌着するカバー体と、前記カバー体の前
記頸部に嵌着する蓋体とで外容器を構成するとともに、
口部を立設したボトル状の内容器を前記外容器に嵌脱可
能に収納して成るレフィル容器において、前記カバー体
の頸部の頂壁から前記注出孔を軸線とする環状壁を垂設
し、前記外容器に前記内容器を収納した状態において、
前記環状壁が前記内容器の口部内に嵌入して液密に周接
し、内容器内の内容物をカバー体の注出孔から注出する
構成としたことにより、外容器と内容器の間に内容物が
流れ込むことがなく、また、蓋体を取り外しても内容器
が外容器から露呈することがない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】図1乃至図7は、本発明のレフィル容器の
多様な実施の形態を示しており、図1および図2は、本
発明の第一の実施の形態を示している。
【0012】第一の実施の形態のレフィル容器は、図1
に示すように、有底筒状の本体1と、肩部11に立設し
た頸部12の頂壁13に注出孔14を有する前記本体1
の開口部2に嵌着するカバー体10と、前記カバー体1
0の頸部12に嵌着する蓋体30とで外容器Sが構成さ
れ、この外容器Sに嵌脱可能に収納される口部21を立
設したボトル状の内容器20を備えて構成されている。
【0013】本体1の開口部2の外周面には雄ネジ3が
設けられており、カバー体10の周壁15内側の雌ネジ
16と螺合してカバー体10が開口部2に着脱可能に嵌
着している。
【0014】また、カバー体10の頸部12の外周面に
は螺子蓋からなる蓋体30が螺着する雄ネジ17が螺設
されているとともに、頸部12の内側には頸部12の頂
壁13から注出孔14を軸線として注出孔14と連通す
る環状壁18が垂設されている。
【0015】上述の外容器Sに収納される内容器20
は、PE、PP等、合成樹脂材料を用いて、中空押し出
しブロー成形、インジェクションブロー成形など、周知
の成形方法による比較的薄肉のボトルであり、口部21
の外周面には仮蓋(図示省略)が螺着する雄ネジ23が
螺設されているとともに、肩部22の外周縁にはフラン
ジ24が形設されている。
【0016】外容器Sに内容器20が収納された状態に
あっては、内容器20は、内容器20のフランジ24が
本体1の上端開口縁4で支持されて、上端開口縁4とカ
バー体10の肩部11で挟持されるとともに、カバー体
10の環状壁18が内容器20の口部21内に嵌入して
液密に周接し、内容器20内の内容物(図示省略)をカ
バー体の注出孔14から注出できる構成となっている。
【0017】尚、内容器20を厚肉硬質とした場合はフ
ランジ24を設けることなく、内容器20を本体1の底
部5とカバー体10の肩部22とで外容器S内に挟持し
ても良い。また、蓋体30は、図示の螺子蓋に限るもの
ではなく、ヒンジキャップでもディスペンサーでもよ
い。
【0018】以上のように構成された本実施の形態のレ
フィル容器は、使用するために蓋体30を取り外して
も、内容器20が外容器Sの外部に露呈することがない
ので外容器Sの高級感が維持できる。また、内容物は内
容器20の口部21から環状筒18を通ってカバー体1
0の注出孔14から注出されるが、環状壁18が内容器
20の口部21内に嵌入し液密に周接しているので、こ
の接合部分から内容物が漏れて外容器Sと内容器20の
間に回り込むことがない。
【0019】また、内容器20の内容物を使い切ったと
きは、蓋体10を着蓋しままカバー体10を取り外し、
内容器20を本体1から抜き取って内容物が充填された
新しい内容器20を内容器20の仮蓋(図示省略)を取
って投入し、再度、蓋体10付きカバー体20を本体1
に螺着する。外容器Sは何度も使用する。
【0020】図3は、本発明の第二の実施の形態を示し
ている。以下に述べる何れの実施の形態も基本的には上
記第一の実施の形態と同様であるので、図において、第
一の実施の形態と共通する部分については同一符号を付
しその説明を省略する。
【0021】図に示すように、この第二の実施の形態の
レフィル容器は、カバー体10の頸部12の内壁に雌ネ
ジ19が設けてあり、この雌ネジ19に内容器20の口
部21の雄ネジ23を螺合して取り付け、カバー体10
と本体1とを螺着することにより、外容器S内に吊設し
て収納する。また、内容器20を更にカバー体10と本
体1の底部5とで挟持するようにしてもよい。
【0022】この実施の形態にあっては、口部21内へ
の環状壁18の嵌入を、内容器20の口部21とカバー
体10の頸部12とを螺合する操作で行うので、口部2
1と環状壁18との嵌合強度を上げることができる。従
って、より高い気密性を必要とする内容物のレフィル容
器として有効な機構となっている。
【0023】図4乃至図5は、本発明の第三の実施の形
態を示している。この実施の形態における内容器20
は、口部21を立設し肩部22外周縁に周壁25を垂設
しフランジ24を形設した肩部材26と、合成樹脂フィ
ルム製の筒状胴部27と、周壁28を有する底部材29
と、口部21に螺着する仮蓋31とで構成され、筒状胴
部27の上端部と肩部材22の周壁25を溶着し、筒状
胴部27の下端部と底部材29の周壁28を溶着して形
成されている。
【0024】この実施の形態の外容器Sの構成は、第一
の実施の形態の外容器Sと基本的に同一である。外容器
Sに収納された内容器20は、内容器20のフランジ2
4が本体1の上端開口縁4で支持されて、上端開口縁4
とカバー体10の肩部11で挟持される。
【0025】本実施の形態における内容器20は、廃棄
するとき、合成樹脂フィルム製の筒状胴部27で復元不
能に圧潰し易く、廃棄スペースを小さくすることができ
る。
【0026】また、内容器20の底部材29を設けるこ
となく、筒状胴部27の下端部を一直線状にシールして
袋状として、更に廃棄スペースが小さくなるようにして
もよい。(図示省略)。
【0027】また、内容器20の口部21の内径を大き
くして内容物の充填速度を速くできるようにしても、カ
バー体10の注出孔14径を所望の大きさに形成できる
ので、流量調整用の中栓を設ける必要がない。
【0028】図6乃至図7は、本発明の第四の実施の形
態を示している。この実施の形態における内容器20の
肩部材26は、肩部22外周縁から立ち上がる周壁25
にフランジ24を形設し、肩部22中央の口部21は周
壁25の高さよりも低く立設されている。内容器20の
他の部分は上記第三の実施の形態と同一である。
【0029】この内容器20を収納する外容器Sのカバ
ー体10の環状壁18は、内容器20の口部18に嵌入
可能な長さに垂設されている。外容器Sの他の部分の構
造は既述した第三の実施の形態と同一である。
【0030】本実施の形態における内容器20によれ
ば、第三の実施の形態における効果に加えて、内容器2
0の口部21側を下に倒立して保管することが可能であ
り、内容器20の上面に塵埃が付着することを嫌う商品
に好適である。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0032】カバー体の頸部の頂壁から注出孔を軸線と
する環状壁を垂設し、外容器に内容器を収納した状態に
おいて、環状壁が内容器の口部内に嵌入して液密に周接
し、内容器内の内容物をカバー体の注出孔から注出する
構成としたので、外容器内と内容器の間に内容物が流れ
込むことがなく、また、蓋を外したときにも内容器が外
容器から露呈することがない。
【0033】従って、本発明のレフィル容器は、容器の
隠れた部分で劣化や腐敗する付着液の心配がなく、外容
器固有の高級感や豪華さを損なうことのない環境問題や
省資源化に対応した容器である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレフィル容器の第一の実施の形態を示
す半断面図。
【図2】図1の容器の内容器を示す正面図。
【図3】本発明のレフィル容器の第二の実施の形態を示
す半断面図。
【図4】本発明のレフィル容器の第三の実施の形態を示
す断面図。
【図5】図4の容器の内容器を示す断面図。
【図6】本発明のレフィル容器の第四の実施の形態を示
す断面図。
【図7】図6の容器の内容器を示す断面図。
【図8】従来例を示す断面図。
【符号の説明】
1 本体,2 開口部,10 カバー体,11 肩部,
12 頸部,13 頂壁,14 注出孔,18 環状
壁,20 内容器,21 口部,S 外容器,

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状の本体と、肩部に立設した頸部
    の頂壁に注出孔を有する前記本体の開口部に嵌着するカ
    バー体と、前記カバー体の前記頸部に嵌着する蓋体とで
    外容器を構成するとともに、口部を立設したボトル状の
    内容器を前記外容器に嵌脱可能に収納して成るレフィル
    容器において、前記カバー体の頸部の頂壁から前記注出
    孔を軸線とする環状壁を垂設し、前記外容器に前記内容
    器を収納した状態において、前記環状壁が前記内容器の
    口部内に嵌入して液密に周接し、内容器内の内容物をカ
    バー体の注出孔から注出する構成としたことを特徴とす
    るレフィル容器。
JP10131352A 1998-04-24 1998-04-24 レフィル容器 Pending JPH11301732A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10131352A JPH11301732A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 レフィル容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10131352A JPH11301732A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 レフィル容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11301732A true JPH11301732A (ja) 1999-11-02

Family

ID=15055935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10131352A Pending JPH11301732A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 レフィル容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11301732A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004307049A (ja) * 2003-04-10 2004-11-04 Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd ディスペンサー付き二重容器
JP2008273556A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Yoshino Kogyosho Co Ltd レフィル容器
JP4605670B1 (ja) * 2009-12-25 2011-01-05 節子 松田 カバー容器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004307049A (ja) * 2003-04-10 2004-11-04 Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd ディスペンサー付き二重容器
JP2008273556A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Yoshino Kogyosho Co Ltd レフィル容器
JP4605670B1 (ja) * 2009-12-25 2011-01-05 節子 松田 カバー容器
JP2011131921A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Setsuko Matsuda カバー容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5337921A (en) Detachable receptacle and fitted pouches for refillable sprayer devices
EP0060060B1 (en) Dispensing container
US4330066A (en) Receptacle with collapsible internal container
EP2074053B1 (en) Dispensing closure
JPH03187857A (ja) 詰め替え用注入口付き流動性製品パッケージ
JP2003040304A (ja) 付け替え型容器
JPH11301732A (ja) レフィル容器
JPH08119306A (ja) 詰替え容器の吐出口構造
JPH08183555A (ja) 開口構造
JP2004307048A (ja) ディスペンサー付き二重容器
CN210556213U (zh) 一种双层化妆品瓶
JP2001278361A (ja) 混合液注出袋
JP2000255636A (ja) 内容物付替え容器
JP2004299743A (ja) 押出し容器
JPH09193950A (ja) 合成樹脂チューブ容器
JP3874953B2 (ja) 交換用ボトル付き容器
JP3530976B2 (ja) チューブ状容器
EP4349728A1 (en) Dosing device for packaged liquids
JPH07237657A (ja) 容器の口部構造並びに容器用口栓
GB2344808A (en) Container with a dispensing opening
JP2547824Y2 (ja) 合成樹脂製チューブ容器
JP2002293339A (ja) 合成樹脂製チューブ容器
JP2001341797A (ja) 漏斗及び計量器の兼用具
JPH0335742Y2 (ja)
JPH0589260U (ja) 収納部付きキャップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071211

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080408