JPH10247090A - 音楽情報送信方法、音楽情報記録方法、音楽情報記録媒体、音楽情報再生方法および音楽情報再生装置 - Google Patents

音楽情報送信方法、音楽情報記録方法、音楽情報記録媒体、音楽情報再生方法および音楽情報再生装置

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JPH10247090A
JPH10247090A JP9049424A JP4942497A JPH10247090A JP H10247090 A JPH10247090 A JP H10247090A JP 9049424 A JP9049424 A JP 9049424A JP 4942497 A JP4942497 A JP 4942497A JP H10247090 A JPH10247090 A JP H10247090A
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JP
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music
information
song
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JP9049424A
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Takuro Sone
卓朗 曽根
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Original Assignee
Yamaha Corp
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 提供者側から提供されるバックミュージッ
ク、ボーカル等の音楽情報を需要者側で任意に組合せて
再生できるようにする。 【解決手段】 衛星放送受信部1は、歌詞、楽音、コー
ラス音の音楽情報を各々が帰属する曲を表すタグと共に
受信し、記録再生部4はこの音楽情報をタグと関連付け
てHD駆動部3により保存する。CD駆動部2は、音楽
情報としてボーカルデータを記録したCDの再生を行
う。記録再生部4は、指示された曲に対応した各音楽情
報を各々のタグに基づいて選択し再生する。また、音楽
情報の種類が指定された場合は、指定されたもののみを
選択して再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音楽情報送信方
法、音楽情報記録方法、音楽情報記録媒体、音楽情報再
生方法および音楽情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】技術の進歩により、音楽を提供する形態
も多様化してきた。例えば一昔前は専らレコードにより
音楽が提供されていたが、現在は、コンパクトディスク
等、多種多様な記録媒体により音楽が提供されている。
また、通信技術の進歩は、音楽を高い品質で聴者に提供
することを可能にした。特に最近の衛星放送では、デー
タ圧縮技術等の活用により、多くの種類の音楽が極めて
優れた音質で提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、以上のようにし
て需要者に提供される音楽は、独奏曲等の特別の場合を
除き、メロディ、リズム、ボーカル等の複数のパートに
よって構成されているのが一般的である。そして、これ
らのすべてのパートを含む1つのまとまった完成品とし
ての曲が上述の多種多様な形態で需要者に提供されるの
である。なお、カラオケ等においては、ボーカルの欠け
た音楽が通信あるいは記録媒体を利用して提供される
が、需要者にとっては、始めからボーカルのない曲が1
つのまとまった完成品として提供されているに過ぎな
い。
【0004】このように音楽は曲という1つのまとまっ
た単位で需要者に提供されるが、需要者が望む音楽の楽
しみ方は、多種多様であり、完成品としての曲だけでな
く、それに含まれる1または複数のパートの演奏を楽し
みたいという需要もある。また、この場合において、需
要者が欲するパートの組合せは同じ曲を聴く場合であっ
ても需要者によって区々である。
【0005】需要者側において、提供者側から提供され
る曲の任意のパートを組合せて楽しむことができれば好
都合であるが、かかる意義に適う技術的手段は従来なか
った。
【0006】この発明は、以上説明した事情に鑑みてな
されたものであり、提供者側から提供される音楽情報を
需要者側で任意に組合せて再生することを可能にする音
楽情報送信方法、音楽情報記録方法、音楽情報記録媒
体、音楽情報再生方法および音楽情報再生装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
曲を構成する素材を表す音楽情報または曲に付随した素
材を表す音楽情報と、当該音楽情報が帰属する曲を特定
し、かつ、同一の曲に帰属する他の音楽情報と当該音楽
情報とを関連付ける識別情報とを各音楽情報毎に各々の
識別情報と関連付けて送信することを特徴とする音楽情
報送信方法を要旨とする。
【0008】請求項2に係る発明は、前記音楽情報およ
び識別情報を衛星放送により送信することを特徴とする
請求項1に記載の音楽情報送信方法を要旨とする。
【0009】請求項3に係る発明は、曲を構成する素材
を表す音楽情報または曲に付随した素材を表す音楽情報
と、当該音楽情報が帰属する曲を特定し、かつ、同一の
曲に帰属する他の音楽情報と当該音楽情報とを関連付け
る識別情報とを各音楽情報毎に各々の識別情報と関連付
けて記録媒体に記録することを特徴とする音楽情報記録
方法を要旨とする。
【0010】請求項4に係る発明は、曲を構成する素材
を表す音楽情報または曲に付随した素材を表す音楽情報
と、当該音楽情報が帰属する曲を特定し、かつ、同一の
曲に帰属する他の音楽情報と当該音楽情報とを関連付け
る識別情報とを関連付けて記録してなることを特徴とす
る音楽情報記録媒体を要旨とする。
【0011】請求項5に係る発明は、曲を構成する素材
を表す音楽情報または曲に付随した素材を表す音楽情報
と、当該音楽情報が帰属する曲を特定し、かつ、同一の
曲に帰属する他の音楽情報と当該音楽情報とを関連付け
る識別情報とを記録媒体から読み出し、あるいは通信手
段により受信し、特定の曲の再生の指示があった場合に
は、各音楽情報に対応した各識別情報に基づいて、当該
特定の曲に対応した音楽情報を選択して再生することを
特徴とする音楽情報再生方法を要旨とする。
【0012】請求項6に係る発明は、再生対象とする音
楽情報の種類が特定された場合に、前記再生の指示のあ
った特定の曲に対応した各音楽情報のうち再生対象とし
て特定された種類の音楽情報のみを選択して再生するこ
とを特徴とする請求項5に記載の音楽情報再生方法を要
旨とする。
【0013】請求項7に係る発明は、曲を構成する素材
を表す音楽情報または曲に付随した素材を表す音楽情報
と、当該音楽情報が帰属する曲を特定し、かつ、同一の
曲に帰属する他の音楽情報と当該音楽情報とを関連付け
る識別情報とを入力する入力手段と、特定の曲の再生の
指示があった場合には、各音楽情報に関連付けられた各
識別情報に基づいて、当該特定の曲に対応した音楽情報
を選択して再生する選択再生手段とを具備することを特
徴とする音楽情報再生装置を要旨とする。
【0014】請求項8に係る発明は、前記入力手段が、
前記音楽情報および前記識別情報を受信する通信手段を
具備することを特徴とする請求項7に記載の音楽情報再
生装置を要旨とする。
【0015】請求項9に係る発明は、前記通信手段が衛
星放送受信手段を含むことを特徴とする請求項8に記載
の音楽情報再生装置を要旨とする。
【0016】請求項10に係る発明は、前記入力手段
が、前記音楽情報および前記識別情報を記録媒体から再
生する記録媒体再生手段を具備することを特徴とする請
求項7に記載の音楽情報再生装置を要旨とする。
【0017】請求項11に係る発明は、前記音楽情報お
よび前記識別情報を相互に関連付けて保存する音楽情報
保存手段を具備し、前記選択再生手段が前記入力手段に
より入力される音楽情報または前記音楽情報保存手段に
よって保存された音楽情報の中から前記特定の曲に対応
した音楽情報の選択を行うことを特徴とする請求項7〜
10のいずれか1の請求項に記載の音楽情報再生装置を
要旨とする。
【0018】請求項12に係る発明は、前記音楽情報が
MIDIイベントを含み、前記選択再生手段が前記MI
DIイベントに対応した楽音信号を形成する音源を具備
することを特徴とする請求項7〜11のいずれか1の請
求項に記載の音楽情報再生装置を要旨とする。
【0019】請求項13に係る発明は、前記音楽情報が
音声波形の符号化データを含み、前記入力手段または前
記選択再生手段が前記符号化データを復号化する手段を
具備することを特徴とする請求項7〜12のいずれか1
の請求項に記載の音楽情報再生装置を要旨とする。
【0020】請求項14に係る発明は、前記音楽情報が
歌詞表示を指令する歌詞データを含み、前記選択再生手
段が前記歌詞データに対応した歌詞を表示する画像表示
手段を具備することを特徴とする請求項7〜13のいず
れか1の請求項に記載の音楽情報再生装置を要旨とす
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に理解しやすく
するため、図面を参照し、本発明の実施の形態である音
楽情報提供システムについて説明する。なお、かかる実
施の形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発
明を限定するものではなく、本発明の範囲で任意に変更
可能である。
【0022】本実施形態に係る音楽情報提供システム
は、曲を構成する素材を表す音楽情報または曲に付随し
た素材を表す音楽情報を提供する提供者とこの音楽情報
を取得して曲を再生する需要者とによって構成される。
【0023】提供者側では、例えばボーカルとバックミ
ュージックといった具合に曲を幾つかの構成要素(素
材)に分け、各々を表現した音楽情報を作成する。ま
た、曲の構成要素ではないが、例えば歌詞等の曲に付随
したものをも同等に扱い、この歌詞等についても音楽情
報を作成する。そして、このようにして作成した各音楽
情報を各々が同一の曲に帰属することを示す識別情報と
共に需要者に向けて供給する。
【0024】図1および図2は、本実施形態において供
給者側から供給する音楽情報および識別情報を例示した
ものである。
【0025】まず、図1に示す例は、1つの曲をボーカ
ルとそれ以外の部分とに分け、ボーカルを表現したボー
カルデータと、それ以外の曲データおよび歌詞データ等
からなるデータを各々音楽情報として供給するものであ
る。
【0026】ここで、各音楽情報の先頭には、タグTA
G1およびTAG2が各々付加されている。これらのタ
グTAG1およびTAG2は、各音楽情報が同一の音楽
に係るものであることを示す識別情報を含んでいる。
【0027】次に図2に示す例は、1つの音楽を男声ボ
ーカルと、女声ボーカルと、n個の楽器演奏パートとに
分け、各々を表現したボーカルデータまたは曲データを
各々音楽情報として供給するものである。なお、この例
において、図中最下部に示した音楽情報は、第n番目の
パートの曲データの他、歌詞データ等をも含んでいる。
【0028】前掲図1の場合と同様、男声ボーカルデー
タおよび女声ボーカルデータにはタグTAG1−1およ
びTAG1−2が、n個の曲データにはTAG2−1〜
TAG2−nが各々付加されており、これらのタグ(厳
密にはタグに含まれた識別情報)により各音楽情報が同
一の曲に帰属することが明らかにされている。
【0029】各音楽情報のうちボーカルデータには、上
記の識別情報を含むタグの他、曲の進行に合わせたタイ
ミングでボーカル音の再生を行うための同期用タグが含
まれている(図示略)が、その詳細については後述す
る。また、ボーカルデータ、曲データ等の詳細について
も後述する。
【0030】このように本実施形態においては、各音楽
情報を各々がいずれの曲に帰属するかを示す識別情報と
ともに需要者に向けて供給する。従って、各音楽情報が
たとえ別々の経路を介して需要者の元へ供給されたとし
ても、需要者側では各音楽情報の先頭に付加されたタグ
を識別することにより、各音楽情報が同一の音楽に帰属
することを知ることができるのである。すなわち、従来
は曲を1つの完成物として需要者に提供していたのに対
し、本実施形態では、曲を構成する素材あるいは曲に付
随した素材の各々に完成品としての地位を認め、これら
を各々独立に需要者に提供するものである。個々の素材
は適切に組合せれば別の1つの完成品である曲を構成す
ることになるが、いかなる素材を組合せるかは各々に付
されたタグに基づき需要者側で任意に決定すればよいの
である。
【0031】なお、識別情報は、図1および図2に示す
ように音楽情報と一体化して需要者に供給する他、音楽
情報と分離して供給してもよい。例えば、「音楽情報を
何時何分に送る」といった予告を行い、その予定された
時刻において当該音楽情報を送信するようにしてもよ
い。この場合、事前に行われた予告の内容が識別情報と
いうことになる。要は、需要者側において音楽情報とそ
の識別情報とを対応付けることができるよう音楽情報と
識別情報とを関連付けて供給すればよいのであり、必ず
しも両者を一体のものとして供給する必要はない。
【0032】音楽情報および識別情報は、例えば以下の
形態により提供者から需要者へ供給する。 a.記録媒体に音楽情報およびタグを記録し出荷する形
態 記録媒体としては、例えばCD(コンパクトディス
ク)、MD(ミニディスク)等が考えられる。 b.音楽情報およびタグを通信手段により送信する形態 通信の形態は、各種考えられ、無線通信、有線通信のい
ずれを利用することも可能である。例えば、衛星放送等
の無線通信手段により音楽情報等を不特定多数の需要者
に向けて送信する他、有線回線を通じて特定の需要者に
供給するようにしてもよい。 c.1つの曲の各音楽情報のうち特定の種類のものにつ
いては記録媒体に記録して出荷し、他の種類のものにつ
いては通信手段により送信する形態
【0033】次に、需要者側の装置について説明する。
図3は本実施形態に係る音楽情報再生装置の構成を示す
ブロック図である。本実施形態に係る音楽情報再生装置
は、カラオケ装置として利用されるものであり、上述し
た音楽情報の入力手段として、衛星放送受信部1および
CD再生部2を有している。この音楽情報再生装置は、
前掲図1に示す各音楽情報をこれらの各手段によって受
け取り、音楽として再生するものである。
【0034】衛星放送受信部1は、通信衛星から放送さ
れた音楽情報およびタグを受信し復調する手段である。
本実施形態では、曲データ、歌詞データおよびハモリ制
御データからなる音楽情報がタグとともに通信衛星から
放送され、衛星放送受信部1によって受信される。ここ
で、曲データは、曲を構成する楽器音およびコーラス音
を発生するための時系列データであり、楽器音の発音を
指示するMIDIイベントと、コーラス音波形を表すA
DPCM(適応予測符号化)データと、コーラス音の発
音を指示するADPCM再生イベントとが混在した内容
となっている。なお、曲データ、歌詞データおよびハモ
リ制御データの具体的内容については後述する。
【0035】CD再生部2は、CDから情報を読み取る
手段である。このCD再生部2が取扱うCDの記録面に
は、ボーカル音波形を所定のサンプリング周波数で符号
化し、さらに圧縮処理を施したボーカルデータがタグと
共に記録されている。CD再生部2は、再生記録部4に
よる制御の下、CDからボーカルデータを読み出し、こ
のボーカルデータに伸張処理を施すことにより、ボーカ
ル音を表すリニアPCMデータを出力する。なお、CD
再生部2は、伸張処理を行うことなくボーカルデータを
そのまま出力し、記憶再生部4内においてボーカルデー
タの伸張処理を行うように構成してもよい。
【0036】HD(ハードディスク)駆動部3は、記録
再生部4による制御の下、衛星放送受信部1によって取
得される音楽情報およびタグのHDへの格納およびHD
からの再生を行う手段である。
【0037】記録再生部4は、この音楽情報再生装置の
最も特徴的な手段であり、主として以下の機能を営む。
【0038】a.音楽情報をタグ別にHDに保存する機
能 衛星放送受信部1から音楽情報およびタグを受け取り、
各々を相互に関連付け、HD駆動部3によりHD内に保
存する。
【0039】b.音楽情報の再生 HDには、各曲の曲データ、歌詞データおよびハモリ制
御データが各々の帰属する曲を特定するタグと関連付け
られた状態で格納されている。また、CDには、各曲の
ボーカルデータが各々の帰属する曲を特定するタグと関
連付けられた状態で格納されている。図示しない操作部
の操作により、再生すべき曲の指定がなされると、記憶
再生部4は、その曲に対応したタグを求める。そして、
HD駆動部3またはCD再生部2に指令を送ることによ
り、このタグに関連付けられた曲データ、ボーカルデー
タ等の音楽情報をHDおよびCDから選択して再生す
る。ここで、HDから読み出される曲データはコーラス
音のADPCMデータを含んでいるが、このADPCM
データは記録再生部4によってリニアPCMデータに復
号化される。
【0040】また、この音楽情報再生装置においては、
図示しない操作部の操作により、再生すべきパートを指
定することができる。このパートの指定が行われた場
合、記録再生部4は、HD駆動部3またはCD再生部2
に指令を送ることにより、指定されたパートの音楽情報
のみをHDまたはCDから再生する。
【0041】なお、以上説明した各音楽情報のCDまた
はHDからの再生タイミングの制御については後述す
る。
【0042】c.HDまたはCDから再生した音楽情報
の振り分け CDからはボーカル音のリニアPCMデータが再生され
る。また、HDからは曲データ、歌詞データおよびハモ
リ制御データが再生される。記録再生部4は、これらの
各情報を各々適切な装置に振り分ける。さらに詳述する
と、CD再生部2からはボーカル音のリニアPCMデー
タが出力されるが、記録再生部4は、これをボーカル用
DSP6へ供給する。また、HD駆動部3によって読み
出される曲データは、MIDIイベントとコーラス音の
ADPCMデータとを含んでいるが、MIDIイベント
は音源7へ供給し、ADPCMデータはリニアPCMデ
ータに変換してバックミュージック用DSP5へ供給す
る。また、歌詞データは画像処理部8へ、ハモリ制御デ
ータは図示しないボーカルアダプタへ供給する。
【0043】次に、このようにして記録再生部4によっ
て振り分けられた音楽情報を処理する各装置について説
明する。
【0044】まず、バックミュージック用DSP5およ
びボーカル用DSP6は、記録再生部4を介して再生さ
れるコーラス音およびボーカル音の各リニアPCMデー
タに対し、各々必要に応じて各種の処理を施す。例え
ば、この音楽情報再生装置がカラオケ装置として使用さ
れる場合において、利用者によってキーの変更が指示さ
れる場合があるが、かかる場合にこれらの各DSPは、
指示されたキーに合わせてリニアPCMデータのピッチ
周期を変更する。
【0045】次に、音源7は、いわゆるMIDI音源で
あり、記録再生部4を介して再生されるMIDIイベン
トに従い、楽音信号を形成する。画像処理部8は、歌詞
データに従って歌詞の画像情報を生成し、図示しないビ
デオ再生装置から再生される画像情報とこの歌詞の画像
情報とを合成し、テレビジョン受像機9に供給する。こ
れによりビデオ画像に歌詞を重ね合わせた画像がテレビ
ジョン受像機9に表示される。
【0046】ミキサ10には、バックミュージック用D
SP5、ボーカル用DSP6、音源7の各出力信号が入
力されるとともに、マイクロホン、A/D変換器および
ボーカルアダプタ(いずれも図示略)を介してデジタル
音声信号が入力される。ミキサ10は、これらの各信号
を混合し、サウンドシステム11から音として出力す
る。
【0047】次に、図4はHDから再生される歌詞デー
タ、ハモリ制御データおよび曲データと、CDから再生
されるボーカルデータとを時系列的に示したものであ
る。これらの音楽情報は、相互に若干異なった点もある
が、歌詞や音等の素材自体を表す素材情報とこの素材情
報を素材として(すなわち、視覚によって把握できる歌
詞や聴覚によって把握できる音として)外部に再生する
タイミングを指定するタイミング情報を含む点において
共通する。以下、この図4を参照し、記録再生部4によ
る音楽情報の再生動作の詳細について説明する。
【0048】歌詞データは、画像処理部8に歌詞の表示
を指令する歌詞表示イベントと、このイベントの実行タ
イミングまでの待ち時間を指定するデュレーションデー
タΔtとを時系列的に編成したデータである。
【0049】曲の再生時において記録再生部4は、図示
しない計時手段により経過時間の計測を行いつつHDか
らデュレーションデータΔtおよび歌詞表示イベントを
順次再生し、デュレーションデータΔt相当の時間の経
過を待ってその後の歌詞表示イベントを画像処理部8に
供給する、という動作を繰り返す。
【0050】ここで、1個の歌詞表示イベントは、歌詞
表示指令、着色指令、色消去指令、…、着色指令、歌詞
消去指令といった一連の指令を時系列的に編成したもの
である。これらの一連の指令は、記録再生部4により画
像処理部8に順次供給される。この結果、まず、1行な
いし2行の歌詞がテレビジョン受像機9に表示され、次
いで歌詞の最初の言葉が着色され、その後、2番目の言
葉が着色され、…という具合に、曲の進行に合わせて、
歌詞の表示および歌うべき発声すべき言葉の着色が行わ
れることとなる。
【0051】ハモリ制御データおよび曲データも基本的
には歌詞データと同様な構成を有する時系列データであ
る。まず、ハモリ制御データはハモリパート(コーラス
パート)のピッチを指定するハモリ制御イベントとデュ
レーションデータΔtとからなる。
【0052】曲の再生時において記録再生部4は、上記
計時手段による経過時間の計測を行いつつHDからデュ
レーションデータΔtおよびハモリ制御イベントを順次
再生し、デュレーションデータΔt相当の時間の経過を
待ってその後のハモリ制御イベントをボーカルアダプタ
(図示略)に供給する、という動作を繰り返す。このハ
モリ制御データの供給は、上記歌詞データの画像処理部
8への供給と並行して行われ、その供給タイミングの制
御は上記歌詞データの場合と同じ計時手段を用いて行わ
れる。
【0053】ボーカルアダプタでは、ハモリ制御イベン
トに従って、マイクロホンから入力されたボーカル音信
号のピッチシフトが行われ、ハモリパートのピッチに対
応したボーカル音信号が生成される。このハモリパート
のボーカル音信号が元のボーカル音信号とともにミキサ
10に入力される。
【0054】曲データは、MIDIイベントと、ADP
CM再生イベントと、デュレーションデータΔtと、A
DPCMデータテーブルとにより構成されている。
【0055】MIDIイベントは、音源7に対し、特定
の楽音信号の形成等を指令するイベントである。ADP
CMデータテーブルは、各種のコーラス音に対応したA
DPCMデータによって構成されたテーブルである。A
DPCM再生イベントは、ADPCMデータテーブル内
の特定のコーラス音のADPCMデータの再生を指令す
るイベントである。
【0056】MIDIイベントは、上記歌詞表示イベン
トおよびハモリ制御イベントの場合と同様、デュレーシ
ョンデータΔtにより各々の実行タイミングが決定され
る。すなわち、各MIDIイベントは、その前に置かれ
たデュレーションデータΔt相当の時間が経過した時点
で音源7に送られ、音として出力される。
【0057】ADPCM再生イベントは、基本的にはデ
ュレーションデータΔtにより決定されたタイミングに
おいて音として再生されるが、この再生のための処理
は、ある程度の時間を要するため、音の再生タイミング
よりも前に時間的余裕を持って開始される。すなわち、
ADPCM再生イベントに対応した音をサウンドシステ
ム11から出力するに先立ち、当該イベントに対応した
ADPCMデータがADPCMデータテーブルから読み
出され、リニアPCMデータに変換される。そして、こ
のリニアPCMデータがバックミュージック用DSP5
に送られ、コーラス音となってサウンドシステム11か
ら出力される。このコーラス音の出力が、デュレーショ
ンデータΔtにより決定されたタイミングにおいて行わ
れるように、先行してADPCMデータの読み出しが行
われるのである。図4には、3個のADPCM再生イベ
ントに対応し、3個のコーラス音のADPCMデータが
ADPCMデータテーブルから読み出され、これらの各
ADPCMデータから生成される各コーラス音が各AD
PCM再生イベントの実行タイミングにおいて出力され
る様子が示されている。
【0058】以上説明した歌詞表示イベント、ハモリ制
御イベント、MIDIイベントおよびADPCM再生イ
ベントは、すべて共通の計時手段を用いて、各々の実行
タイミング(音または画像として最終的に出力されるタ
イミング)が制御される。従って、歌詞表示、楽音、コ
ーラス音が曲の進行に合わせて再生されることとなる。
【0059】そして、記録再生部4は、以上説明したH
D内の音楽情報の再生と並行し、CD再生部2によるボ
ーカルデータの再生の制御を行う。ここで、ボーカルデ
ータは、HD駆動部3とは別の再生系であるCD再生部
2によりCDから再生される。また、CD内のボーカル
データは圧縮処理が施されているため、再生時にはその
伸張が行われる。従って、HDからの音楽情報の再生開
始と同時にCD再生部2によるボーカルデータの再生を
開始したとしても、曲が長時間に及ぶ場合には、例えば
曲の進行に連れて次第にボーカルがバックミュージック
から遅れる等の事態が生じ得る。
【0060】そこで、本実施形態では、予め1曲分のボ
ーカルデータの随所に同期用のタグを挿入しておき、ボ
ーカルデータの再生の際には、この同期用のタグを用い
た同期化制御を行うことにより、曲の進行に合ったタイ
ミングでボーカルデータに対応したボーカル音を再生す
るようにしている。以下、この同期用のタグを用いた同
期化制御について説明する。
【0061】まず、CDに記録されたボーカルデータ
は、図4に示すように、適当な大きさの複数のブロック
によって構成されており、各ブロックの先頭に同期用の
タグT0、T1、T2、…が付加されている。通常、人間
は歌を歌っているときでも息つぎをするので、1曲分の
ボーカル音も適当な長さの複数の音声波形のブロックに
分れることとなる。従って、これらの音声波形のブロッ
ク毎にボーカルデータのブロックを作成し、各々にタグ
を付加すればよい。各タグT0、T1、T2、…は、各々
の付加されたボーカルデータに対応したボーカル音を再
生すべきタイミング、すなわち、曲再生開始後から何秒
後にそのボーカル音を再生すべきかを指定するタイミン
グ情報を含んでいる。
【0062】記録再生部4は、HDからの他の音楽情報
の再生と並行し、CD再生部2により、上記ブロック単
位でボーカルデータのCDからの読み出しおよび伸張処
理を行う。そして、これにより得られる各リニアPCM
データを、元の各ボーカルデータに付加されていた同期
用タグT0、T1、T2、…内のタイミング情報に対応し
たタイミングでボーカル用DSP6に順次供給するので
ある。このリニアPCMデータの供給タイミングの制御
は、上述したMIDIイベント等の実行タイミングの制
御の際に使用した計時手段を用いて行う。ここで、CD
再生部2に各ブロックのボーカルデータの読み出し指示
が与えられてから、当該ブロックに対応したリニアPC
Mデータが出力されるまでには一定の遅延時間が生じ
る。従って、記録再生部4は、同期用タグT0、T1、T
2、…の付加された各ブロックに対応したリニアPCM
データを再生する際、各々の再生タイミングよりも上記
遅延時間分だけ先行し、各ブロックの再生指示をCD再
生部2へ送る。このようなタイミング制御が行われるこ
とにより、ボーカル音の再生が他の音楽情報の再生と同
期して進められることとなる。
【0063】さて、息つぎをしないで長時間に亙ってボ
ーカル音が持続するような場合には、収録したボーカル
音波形を幾つかのブロックに分断し、各ブロックに同期
用タグを付加してCDに記録する必要がある。図4に示
す例では、タグT1およびTの付加された各ブロック
が時間的に連続した状態で描かれているが、これらは元
々連続したボーカル音波形であったものを2分割し、各
々ボーカルデータとしてCDに記録したものである。
【0064】このように時間的に連続したボーカルデー
タのブロックを再生する場合、各ボーカルデータの伸張
処理の所要時間にむらが生じたりすると、各ボーカルデ
ータに対応した各リニアPCMデータが連続的に再生さ
れないこととなる。
【0065】例えば図5に示す例では、タグTの付加
された先行ボーカルデータの伸張処理が早く終了してし
まったため、タグT2の付加された後発ボーカルデータ
の伸張処理結果が得られるまでの間、リニアPCMデー
タが全く再生されない無音状態となっている。
【0066】また、図6には、タグT1の付加された先
行ボーカルデータの伸張処理が長引いてしまった場合の
例が示されている。この例では、タグT2の付加された
後発ボーカルデータの伸張処理が開始され、リニアPC
Mデータの出力が開始される時点において、先行のもの
のリニアPCMデータの出力が未だに終了していない。
従って、この場合、先行のもののリニアPCMデータの
出力を強制的に停止する必要があるが、この停止を行う
と、再生ボーカル音に耳障りなノイズが生じることとな
る。
【0067】そこで、本実施形態では、CD再生部2内
に2系統の再生系を設け、これらを用いて以下のように
上記の問題に対処している。
【0068】まず、CDから読み取られるボーカルデー
タの伸張処理は、ブロック単位で2系統の再生系を交互
に使用することにより行う。そして、図5に示すよう
に、先行のブロックの伸張処理が早く終了してしまう場
合には、破線によって示すように、後発のブロックの伸
張処理が開始されるまで先行のブロックの伸張処理を時
間延長して行う(例えば最後の音のリニアPCMデータ
を繰り返し出力する)。
【0069】一方、先行ボーカルデータの伸張処理が長
引いた場合、先行ボーカルデータの伸張処理と後発ボー
カルデータの伸張処理が2系統の再生系により時間的に
オーバラップして行われる。そこで、このオーバラップ
期間内は図6に破線で示すように、先行ボーカルデータ
から得られるリニアPCMデータについてはそのレベル
を徐々に減衰させ、他方、後発ボーカルデータから得ら
れるリニアPCMデータについてはそのレベルを0レベ
ルから徐々に増大させ、各リニアPCMデータを混合し
てCD再生部2から出力する。いわゆるクロスフェード
である。このクロスフェードを行うことにより、先行の
リニアPCMデータから後発のものへ自然に移りゆくこ
となり、耳障りなノイズの発生が防止される。
【0070】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、タグによって関連付けられた各パートの音楽情報を
曲の進行に合わせて同期再生することができる。また、
以上の説明では、CDおよびHD内の音楽情報を全て再
生する場合を例に挙げたが、既に説明した通り、この音
楽情報再生装置では、再生すべきパートを指定すること
ができる。従って、例えばボーカルを除いたパートを再
生すべきパートとして指定した場合には、HD内の歌詞
データ、曲データ、ハモリ制御データのみが再生され、
カラオケ装置としての動作が得られる。また、上記実施
形態では、1種類の曲データを再生する場合を例に挙げ
たが、同一タグの付された複数パート分の曲データがH
D内に格納されている場合には、これらの全ての曲デー
タが並行して再生されることとなる。勿論、全てのパー
トではなく、特定のパートの曲データに限定して再生す
ることも可能である。
【0071】本発明の適用範囲は、上記実施形態に限定
されるものではなく、以下のような種々の変形例が考え
られる。 (1)HDとして記憶容量の大きなものを使用すること
ができる場合には、CDからボーカルデータを読み出し
てHD内に格納し、HDからボーカルデータを含む全て
の必要な音楽情報を読み出すようにしてもよい。この場
合、1つの再生系により全ての音楽情報の同期再生が行
われるので、タイミング制御が容易になるという利点が
ある。
【0072】(2)曲データとして、MIDIイベント
を含まず、音声波形を符号化したデジタルデータ(例え
ば上記実施形態におけるADPCMデータ等)のみから
なるデータを使用してもよい。この場合、曲データをそ
のまま出力すればよいので、音源が不要になるという利
点がある。
【0073】(3)音楽情報として、タイミング情報
(上記実施形態ではデュレーション)を含まないものを
取扱うようにしてもよい。例えば、CD再生部による再
生動作の時間精度が十分に高い場合には、1曲分の音声
波形をブロックに分割せず、同期用のタグも使用しない
でボーカルデータを作成し、他の音楽情報と再生開始タ
イミングを揃えて再生を行うようにしてもよい。
【0074】(4)上記実施形態における音楽情報再生
装置においては、同一の提供者から提供されたものであ
るか、複数の異なった提供者から提供されたものである
かに拘らず、同一のタグが付された音楽情報である限
り、同一の曲に帰属するものとして取扱われる。従っ
て、音楽情報を提供する複数の提供者間で、曲ごとに使
用するタグを取り決めれば、需要者側では、同一曲を再
生する場合であっても、様々な提供者から提供されるそ
の曲の音楽情報を好みに合わせて選択し、再生すること
ができる。
【0075】(5)上記実施形態では、ボーカルデータ
をCDに記録して供給する形態を例に挙げたが、衛星放
送により供給するようにしてもよい。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、提供者側から提供されるバックミュージック、ボー
カル、歌詞等の音楽情報を需要者側で任意に組合せて再
生することができるので、音楽についての多種多様な需
要に対応することができるという効果がある。また、従
来は完成品としての曲のみが需要者に提供されていた
が、本発明の活用により、音楽の提供者は曲の素材を需
要者に提供し、需要者側において任意に素材を組合わせ
るという新たな音楽の供給形態が生じるので、完成した
曲の提供を行う産業のみならず、個々の素材を提供する
産業の発達を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態における音楽情報の供
給形態を示す図である。
【図2】 同供給形態の別の例を示す図である。
【図3】 この発明の一実施形態である音楽情報再生装
置の構成を示すブロック図である。
【図4】 同実施形態の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図5】 同実施形態におけるボーカルデータの再生処
理を示すタイムチャートである。
【図6】 同実施形態におけるボーカルデータの再生処
理を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1……衛星放送受信部(通信手段)、2……CD再生部
(記録媒体再生手段)、3……HD駆動部(音楽情報保
存手段)、 (以上、入力手段)4……記録再生部、5
……バックミュージック用DSP、6……ボーカル用D
SP、7……音源、8……画像処理部、9……テレビジ
ョン受像機 (以上、選択再生手段)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲を構成する素材を表す音楽情報または
    曲に付随した素材を表す音楽情報と、当該音楽情報が帰
    属する曲を特定し、かつ、同一の曲に帰属する他の音楽
    情報と当該音楽情報とを関連付ける識別情報とを各音楽
    情報毎に各々の識別情報と関連付けて送信することを特
    徴とする音楽情報送信方法。
  2. 【請求項2】 前記音楽情報および識別情報を衛星放送
    により送信することを特徴とする請求項1に記載の音楽
    情報送信方法。
  3. 【請求項3】 曲を構成する素材を表す音楽情報または
    曲に付随した素材を表す音楽情報と、当該音楽情報が帰
    属する曲を特定し、かつ、同一の曲に帰属する他の音楽
    情報と当該音楽情報とを関連付ける識別情報とを各音楽
    情報毎に各々の識別情報と関連付けて記録媒体に記録す
    ることを特徴とする音楽情報記録方法。
  4. 【請求項4】 曲を構成する素材を表す音楽情報または
    曲に付随した素材を表す音楽情報と、当該音楽情報が帰
    属する曲を特定し、かつ、同一の曲に帰属する他の音楽
    情報と当該音楽情報とを関連付ける識別情報とを関連付
    けて記録してなることを特徴とする音楽情報記録媒体。
  5. 【請求項5】 曲を構成する素材を表す音楽情報または
    曲に付随した素材を表す音楽情報と、当該音楽情報が帰
    属する曲を特定し、かつ、同一の曲に帰属する他の音楽
    情報と当該音楽情報とを関連付ける識別情報とを記録媒
    体から読み出し、あるいは通信手段により受信し、 特定の曲の再生の指示があった場合には、各音楽情報に
    対応した各識別情報に基づいて、当該特定の曲に対応し
    た音楽情報を選択して再生することを特徴とする音楽情
    報再生方法。
  6. 【請求項6】 再生対象とする音楽情報の種類が特定さ
    れた場合に、前記再生の指示のあった特定の曲に対応し
    た各音楽情報のうち再生対象として特定された種類の音
    楽情報のみを選択して再生することを特徴とする請求項
    5に記載の音楽情報再生方法。
  7. 【請求項7】 曲を構成する素材を表す音楽情報または
    曲に付随した素材を表す音楽情報と、当該音楽情報が帰
    属する曲を特定し、かつ、同一の曲に帰属する他の音楽
    情報と当該音楽情報とを関連付ける識別情報とを入力す
    る入力手段と、 特定の曲の再生の指示があった場合には、各音楽情報に
    関連付けられた各識別情報に基づいて、当該特定の曲に
    対応した音楽情報を選択して再生する選択再生手段とを
    具備することを特徴とする音楽情報再生装置。
  8. 【請求項8】 前記入力手段が、前記音楽情報および前
    記識別情報を受信する通信手段を具備することを特徴と
    する請求項7に記載の音楽情報再生装置。
  9. 【請求項9】 前記通信手段が衛星放送受信手段を含む
    ことを特徴とする請求項8に記載の音楽情報再生装置。
  10. 【請求項10】 前記入力手段が、前記音楽情報および
    前記識別情報を記録媒体から再生する記録媒体再生手段
    を具備することを特徴とする請求項7に記載の音楽情報
    再生装置。
  11. 【請求項11】 前記音楽情報および前記識別情報を相
    互に関連付けて保存する音楽情報保存手段を具備し、前
    記選択再生手段が前記入力手段により入力される音楽情
    報または前記音楽情報保存手段によって保存された音楽
    情報の中から前記特定の曲に対応した音楽情報の選択を
    行うことを特徴とする請求項7〜10のいずれか1の請
    求項に記載の音楽情報再生装置。
  12. 【請求項12】 前記音楽情報がMIDIイベントを含
    み、前記選択再生手段が前記MIDIイベントに対応し
    た楽音信号を形成する音源を具備することを特徴とする
    請求項7〜11のいずれか1の請求項に記載の音楽情報
    再生装置。
  13. 【請求項13】 前記音楽情報が音声波形の符号化デー
    タを含み、前記入力手段または前記選択再生手段が前記
    符号化データを復号化する手段を具備することを特徴と
    する請求項7〜12のいずれか1の請求項に記載の音楽
    情報再生装置。
  14. 【請求項14】 前記音楽情報が歌詞表示を指令する歌
    詞データを含み、前記選択再生手段が前記歌詞データに
    対応した歌詞を表示する画像表示手段を具備することを
    特徴とする請求項7〜13のいずれか1の請求項に記載
    の音楽情報再生装置。
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DTMMAGAGINE, vol. 第3巻,第11号,通巻29号, JPNX007025980, 1 November 1996 (1996-11-01), pages 76 - 81, ISSN: 0000853285 *
長谷川和正: "FM東京とタイアップした楽曲情報サービス", 富士通ジャーナル, vol. 15, no. 13, CSNH200100057001, 1989, pages 16 - 21, ISSN: 0000797003 *

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