JPH10244853A - イモビライザシステム及び車両 - Google Patents
イモビライザシステム及び車両Info
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- JPH10244853A JPH10244853A JP5339597A JP5339597A JPH10244853A JP H10244853 A JPH10244853 A JP H10244853A JP 5339597 A JP5339597 A JP 5339597A JP 5339597 A JP5339597 A JP 5339597A JP H10244853 A JPH10244853 A JP H10244853A
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- identification code
- shift
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Abstract
(57)【要約】
【課題】イモビライザシステムとシフトロックシステム
を備えた車両において、イモビライザシステムによるシ
フトロックを可能とすることができる。 【解決手段】運転者がキー8を差し込み回転操作すると
イモビECU15とトランスポンダ14は通信を行う。
イモビECU15は入力したイモビライザ用識別コード
と予め記憶した車載側識別コードとを比較する。両コー
ドが一致するときには、EFIECU16はエンジン1
7を駆動するとともに、シフトロックコントロール10
はソレノイド11を励磁させ、シフトレバー5のシフト
ロックを解除する。また、両コードが一致しないときに
は、エンジン17を駆動することができなくなるととも
にシフトレバー5のシフトロックが働いたままとなる。
従って、異キーによる自動車の盗難を防止できる。
を備えた車両において、イモビライザシステムによるシ
フトロックを可能とすることができる。 【解決手段】運転者がキー8を差し込み回転操作すると
イモビECU15とトランスポンダ14は通信を行う。
イモビECU15は入力したイモビライザ用識別コード
と予め記憶した車載側識別コードとを比較する。両コー
ドが一致するときには、EFIECU16はエンジン1
7を駆動するとともに、シフトロックコントロール10
はソレノイド11を励磁させ、シフトレバー5のシフト
ロックを解除する。また、両コードが一致しないときに
は、エンジン17を駆動することができなくなるととも
にシフトレバー5のシフトロックが働いたままとなる。
従って、異キーによる自動車の盗難を防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イモビライザシス
テム及び車両に関するものである。
テム及び車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の盗難防止のための装置と
してイモビライザシステムが存在する。また、自動変速
機を搭載したAT車の急発進による事故防止のための装
置としてシフトロックシステムが存在する。
してイモビライザシステムが存在する。また、自動変速
機を搭載したAT車の急発進による事故防止のための装
置としてシフトロックシステムが存在する。
【0003】前記イモビライザシステムは、例えば、イ
グニションキーに内蔵され識別コードを送信するトラン
スポンダと、車両側に設置され同識別コードを受信しか
つ、エンジンの始動を制御可能な受信器とから構成され
ている。そして、受信器は受信した識別コードと、予め
記憶する識別コードとが一致するとエンジンの始動を許
容する。従って、この識別コードを発信することができ
ないキーでは、エンジンを始動させることができず、自
動車の盗難を防止できる。
グニションキーに内蔵され識別コードを送信するトラン
スポンダと、車両側に設置され同識別コードを受信しか
つ、エンジンの始動を制御可能な受信器とから構成され
ている。そして、受信器は受信した識別コードと、予め
記憶する識別コードとが一致するとエンジンの始動を許
容する。従って、この識別コードを発信することができ
ないキーでは、エンジンを始動させることができず、自
動車の盗難を防止できる。
【0004】また、前記シフトロックシステムは、自動
変速機の変速位置を指定するシフトレバーと、シフトレ
バーの切替を許容あるいは不能とするソレノイドとから
構成されている。そして、シフトレバーが駐車用位置に
位置している状態でブレーキペダルを踏まない場合は、
ソレノイドは励磁されずにシフトレバーの切替がロック
されるようにされている。また、シフトレバーが駐車用
位置に位置している状態でブレーキペダルを踏むと、ソ
レノイドは励磁されてシフトレバーの切替のロックが解
除され、自動車を発進させることも可能である。従っ
て、上記の機能により急発進による事故を防止できる。
変速機の変速位置を指定するシフトレバーと、シフトレ
バーの切替を許容あるいは不能とするソレノイドとから
構成されている。そして、シフトレバーが駐車用位置に
位置している状態でブレーキペダルを踏まない場合は、
ソレノイドは励磁されずにシフトレバーの切替がロック
されるようにされている。また、シフトレバーが駐車用
位置に位置している状態でブレーキペダルを踏むと、ソ
レノイドは励磁されてシフトレバーの切替のロックが解
除され、自動車を発進させることも可能である。従っ
て、上記の機能により急発進による事故を防止できる。
【0005】
【発明が解決しようとする問題】ところが、自動車には
盗難防止のための装置としてイモビライザシステムと、
急発進による事故防止のための装置としてシフトロック
システムが存在するにもかかわらず、お互いが独立して
おり、イモビライザシステムによるシフトロックを可能
とする装置は存在しなかった。
盗難防止のための装置としてイモビライザシステムと、
急発進による事故防止のための装置としてシフトロック
システムが存在するにもかかわらず、お互いが独立して
おり、イモビライザシステムによるシフトロックを可能
とする装置は存在しなかった。
【0006】そこで本発明は、イモビライザシステムと
シフトロックシステムを組み合わせ、イモビライザシス
テムによるシフトロックを可能とする装置を提供するこ
とを目的としている。
シフトロックシステムを組み合わせ、イモビライザシス
テムによるシフトロックを可能とする装置を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに請求項1の発明では、変速装置の変速位置を変える
ために駐車用位置と後進走行用位置、非駆動位置及び前
進走行用位置との間で切替配置される操作手段と、操作
手段の切替を許容あるいは不能とするロック手段と、イ
モビライザ用識別コードを送信するコード送信手段と、
前記イモビライザ用識別コードと同じ内容のコードを車
載側識別コードとして予め登録した記憶手段と、前記コ
ード送信手段から送信されたイモビライザ用識別コード
を受信する受信手段と、前記受信手段が受信したイモビ
ライザ用識別コードと前記記憶手段に記憶した車載側識
別コードとが一致するか否かを判別する判別手段と、前
記判別手段の判別結果に基づいて、前記ロック手段のロ
ック又はロック解除を制御する制御手段とを備えたイモ
ビライザシステムをその要旨としている。
めに請求項1の発明では、変速装置の変速位置を変える
ために駐車用位置と後進走行用位置、非駆動位置及び前
進走行用位置との間で切替配置される操作手段と、操作
手段の切替を許容あるいは不能とするロック手段と、イ
モビライザ用識別コードを送信するコード送信手段と、
前記イモビライザ用識別コードと同じ内容のコードを車
載側識別コードとして予め登録した記憶手段と、前記コ
ード送信手段から送信されたイモビライザ用識別コード
を受信する受信手段と、前記受信手段が受信したイモビ
ライザ用識別コードと前記記憶手段に記憶した車載側識
別コードとが一致するか否かを判別する判別手段と、前
記判別手段の判別結果に基づいて、前記ロック手段のロ
ック又はロック解除を制御する制御手段とを備えたイモ
ビライザシステムをその要旨としている。
【0008】請求項2の発明は、前記判別手段の判別結
果に基づいて、エンジンの始動を許容あるいは不能とす
るエンジン制御手段を備えたことを特徴とすることをそ
の要旨としている。
果に基づいて、エンジンの始動を許容あるいは不能とす
るエンジン制御手段を備えたことを特徴とすることをそ
の要旨としている。
【0009】請求項3の発明は、前記ロック手段は、ロ
ック時に前記操作手段を駐車用位置からの切替を不能と
することをその要旨としている。請求項4の発明は、変
速装置の変速位置を変えるために駐車用位置と後進走行
用位置、非駆動位置及び前進走行用位置との間で切替配
置される操作手段と、操作手段の切替を許容あるいは不
能とするロック手段と、車載側識別コードを予め登録し
た記憶手段と、イモビライザ用識別コードを受信する受
信手段と、前記受信手段が受信したイモビライザ用識別
コードと記憶手段に記憶した車載側識別コードとが一致
するか否かを判別する判別手段と、前記判別手段の判別
結果に基づいて、ロック手段のロック又はロック解除を
制御する制御手段とを備えた車両をその要旨としてい
る。
ック時に前記操作手段を駐車用位置からの切替を不能と
することをその要旨としている。請求項4の発明は、変
速装置の変速位置を変えるために駐車用位置と後進走行
用位置、非駆動位置及び前進走行用位置との間で切替配
置される操作手段と、操作手段の切替を許容あるいは不
能とするロック手段と、車載側識別コードを予め登録し
た記憶手段と、イモビライザ用識別コードを受信する受
信手段と、前記受信手段が受信したイモビライザ用識別
コードと記憶手段に記憶した車載側識別コードとが一致
するか否かを判別する判別手段と、前記判別手段の判別
結果に基づいて、ロック手段のロック又はロック解除を
制御する制御手段とを備えた車両をその要旨としてい
る。
【0010】請求項5の発明は、前記判別手段の判別結
果に基づいて、エンジンの始動を許容あるいは不能とす
るエンジン制御手段を備えたことをその要旨としてい
る。請求項6の発明は、前記ロック手段は、ロック時に
前記操作手段を駐車用位置からの切替を不能とすること
をその要旨としている。
果に基づいて、エンジンの始動を許容あるいは不能とす
るエンジン制御手段を備えたことをその要旨としてい
る。請求項6の発明は、前記ロック手段は、ロック時に
前記操作手段を駐車用位置からの切替を不能とすること
をその要旨としている。
【0011】(作用)請求項1の発明において操作手段
は、駐車用位置と後進走行用位置、非駆動位置及び前進
走行用位置との間で切替配置される。ロック手段は、操
作手段の切替を許容あるいは不能とする。コード送信手
段は、イモビライザ用識別コードを送信する。記憶手段
には、前記イモビライザ用識別コードと同じ内容のコー
ドを車載側識別コードとして予め登録してある。受信手
段は、前記コード送信手段から送信されたイモビライザ
用識別コードを受信する。判別手段は、前記受信手段が
受信したイモビライザ用識別コードと前記記憶手段に記
憶した車載側識別コードとが一致するか否かを判別す
る。制御手段は、前記判別手段の判別結果に基づいて、
前記ロック手段のロック又はロック解除を制御する。
は、駐車用位置と後進走行用位置、非駆動位置及び前進
走行用位置との間で切替配置される。ロック手段は、操
作手段の切替を許容あるいは不能とする。コード送信手
段は、イモビライザ用識別コードを送信する。記憶手段
には、前記イモビライザ用識別コードと同じ内容のコー
ドを車載側識別コードとして予め登録してある。受信手
段は、前記コード送信手段から送信されたイモビライザ
用識別コードを受信する。判別手段は、前記受信手段が
受信したイモビライザ用識別コードと前記記憶手段に記
憶した車載側識別コードとが一致するか否かを判別す
る。制御手段は、前記判別手段の判別結果に基づいて、
前記ロック手段のロック又はロック解除を制御する。
【0012】請求項2の発明では、エンジン制御手段
は、前記判別手段の判別結果に基づいて、エンジンの始
動を許容あるいは不能とする。請求項3の発明では、前
記ロック手段は、ロック時に前記操作手段を駐車用位置
からの切替を不能とする。
は、前記判別手段の判別結果に基づいて、エンジンの始
動を許容あるいは不能とする。請求項3の発明では、前
記ロック手段は、ロック時に前記操作手段を駐車用位置
からの切替を不能とする。
【0013】請求項4の発明では、操作手段は、駐車用
位置と後進走行用位置、非駆動位置及び前進走行用位置
との間で切替配置される。ロック手段は、操作手段の切
替を許容あるいは不能とする。記憶手段には、車載側識
別コードを予め登録してある。受信手段は、コード送信
手段等から送信されたイモビライザ用識別コードを受信
する。判別手段は、前記受信手段が受信したイモビライ
ザ用識別コードと記憶手段に記憶した車載側識別コード
とが一致するか否かを判別する。制御手段は、前記判別
手段の判別結果に基づいて、ロック手段のロック又はロ
ック解除を制御する。
位置と後進走行用位置、非駆動位置及び前進走行用位置
との間で切替配置される。ロック手段は、操作手段の切
替を許容あるいは不能とする。記憶手段には、車載側識
別コードを予め登録してある。受信手段は、コード送信
手段等から送信されたイモビライザ用識別コードを受信
する。判別手段は、前記受信手段が受信したイモビライ
ザ用識別コードと記憶手段に記憶した車載側識別コード
とが一致するか否かを判別する。制御手段は、前記判別
手段の判別結果に基づいて、ロック手段のロック又はロ
ック解除を制御する。
【0014】請求項5の発明では、エンジン制御手段
は、前記判別手段の判別結果に基づいて、エンジンの始
動を許容あるいは不能とする。請求項6の発明では、前
記ロック手段は、ロック時に前記操作手段を駐車用位置
からの切替を不能とする。
は、前記判別手段の判別結果に基づいて、エンジンの始
動を許容あるいは不能とする。請求項6の発明では、前
記ロック手段は、ロック時に前記操作手段を駐車用位置
からの切替を不能とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図9に従って説明する。図1は、本実施
の形態の自動車用イモビライザシステム及びシフトロッ
クシステムを備えたA/T車の運転席を示す。運転席1
にはブレーキペダル2が運転席1の足元前方に設けられ
ている。又、運転席1にはシフトレバーハウジング3が
運転席1の左前方に設けられている。シフトレバーハウ
ジング3にはシフトパターン孔4が形成され、そのシフ
トパターン孔4に図示しない自動変速機の変速状態を切
替作動するためのシフトレバー5が挿通され前後方向に
移動可能となるように配置されている。さらに、運転席
1にはイグニションキーシリンダ(以下、キーシリンダ
という)6が運転席1の右前方に設けられている。キー
シリンダ6には挿入孔7が形成され、後記するイグニシ
ョンキー(以下、キーという)8を挿入するために設け
られている。
の形態を図1〜図9に従って説明する。図1は、本実施
の形態の自動車用イモビライザシステム及びシフトロッ
クシステムを備えたA/T車の運転席を示す。運転席1
にはブレーキペダル2が運転席1の足元前方に設けられ
ている。又、運転席1にはシフトレバーハウジング3が
運転席1の左前方に設けられている。シフトレバーハウ
ジング3にはシフトパターン孔4が形成され、そのシフ
トパターン孔4に図示しない自動変速機の変速状態を切
替作動するためのシフトレバー5が挿通され前後方向に
移動可能となるように配置されている。さらに、運転席
1にはイグニションキーシリンダ(以下、キーシリンダ
という)6が運転席1の右前方に設けられている。キー
シリンダ6には挿入孔7が形成され、後記するイグニシ
ョンキー(以下、キーという)8を挿入するために設け
られている。
【0016】図2は、この実施形態でのシフトロックシ
ステムを示している。このシフトロックシステムは、シ
フトレバーユニット9及びシフトロックコントロール1
0とから構成されている。シフトレバーユニット9は、
シフトレバーハウジング3と、シフトレバー5と、ソレ
ノイド11及びシフト阻止棒12とから構成されてい
る。また、図2におけるPは駐車用位置、Rは後進走行
用位置、Nは非駆動位置、Pと2及びLは前進走行用位
置を示している。シフトレバー5は、駐車用位置と後進
走行用位置、非駆動位置及び前進走行用位置との間で切
替可能である。又、ソレノイド11はソレノイド11の
プランジャ13が前記シフトパターン孔4の前後方向に
対して直角となるように配置され、シフト阻止棒12は
プランジャ13の先端に固定されている。
ステムを示している。このシフトロックシステムは、シ
フトレバーユニット9及びシフトロックコントロール1
0とから構成されている。シフトレバーユニット9は、
シフトレバーハウジング3と、シフトレバー5と、ソレ
ノイド11及びシフト阻止棒12とから構成されてい
る。また、図2におけるPは駐車用位置、Rは後進走行
用位置、Nは非駆動位置、Pと2及びLは前進走行用位
置を示している。シフトレバー5は、駐車用位置と後進
走行用位置、非駆動位置及び前進走行用位置との間で切
替可能である。又、ソレノイド11はソレノイド11の
プランジャ13が前記シフトパターン孔4の前後方向に
対して直角となるように配置され、シフト阻止棒12は
プランジャ13の先端に固定されている。
【0017】図2のようにソレノイド11が励磁されて
いない時、シフト阻止棒12が前進方向に付勢する図示
しないスプリングによりシフトレバー5の駐車時におけ
る位置と後進走行時における位置との間に位置するた
め、シフトレバー5はロック状態となる。このため、シ
フトレバー5がシフト阻止棒12によりロックされてい
る時は、シフトレバー5はシフトパターン孔4の前後方
向に動かすことは不可能となる。また図3のようにソレ
ノイド11が励磁されると、シフト阻止棒12がソレノ
イド11の吸引力によりシフトレバー5の駐車時におけ
る位置と後進走行時における位置との間から後退し、シ
フトレバー5はロック状態が解除される。このため、シ
フトレバー5がシフト阻止棒12によりロックされてい
ない時は、シフトレバー5はシフトパターン孔4の前後
方向に動かすことが可能となる。
いない時、シフト阻止棒12が前進方向に付勢する図示
しないスプリングによりシフトレバー5の駐車時におけ
る位置と後進走行時における位置との間に位置するた
め、シフトレバー5はロック状態となる。このため、シ
フトレバー5がシフト阻止棒12によりロックされてい
る時は、シフトレバー5はシフトパターン孔4の前後方
向に動かすことは不可能となる。また図3のようにソレ
ノイド11が励磁されると、シフト阻止棒12がソレノ
イド11の吸引力によりシフトレバー5の駐車時におけ
る位置と後進走行時における位置との間から後退し、シ
フトレバー5はロック状態が解除される。このため、シ
フトレバー5がシフト阻止棒12によりロックされてい
ない時は、シフトレバー5はシフトパターン孔4の前後
方向に動かすことが可能となる。
【0018】本実施の形態では、シフトレバー5にて操
作手段が構成されている。また、ソレノイド11及びシ
フト阻止棒12にてロック手段が構成されている。図4
は、この実施形態でのイモビライザシステムを示してい
る。このイモビライザシステムは、シフトレバー5と、
ソレノイド11と、シフト阻止棒12と、トランスポン
ダ14と、イモビライザ電子制御装置(以下、イモビE
CUという)15と、燃料噴射電子制御装置(以下、E
FIECUという)16及びシフトロックコントロール
10とから構成されている。
作手段が構成されている。また、ソレノイド11及びシ
フト阻止棒12にてロック手段が構成されている。図4
は、この実施形態でのイモビライザシステムを示してい
る。このイモビライザシステムは、シフトレバー5と、
ソレノイド11と、シフト阻止棒12と、トランスポン
ダ14と、イモビライザ電子制御装置(以下、イモビE
CUという)15と、燃料噴射電子制御装置(以下、E
FIECUという)16及びシフトロックコントロール
10とから構成されている。
【0019】図5は、本実施の形態の自動車用イモビラ
イザシステム及びシフトロックシステムの電気的構成を
示すブロック図である。イモビECU15は、送受信器
18と接続されており、送受信器18に対して電力電送
のための発振信号を出力するとともに、送受信器18を
介してトランスポンダ14からイモビライザ用識別コー
ドを入力する。送受信器18は、ヘッドアンプ19とキ
ー8が挿入されるキーシリンダ6の周りに巻回されたア
ンテナコイル20とから構成されている。ヘッドアンプ
19は、イモビECU15から入力する発振信号を増幅
し、アンテナコイル20から同キーシリンダ6に差し込
まれた前記キー8のトランスポンダ14に送信する。
イザシステム及びシフトロックシステムの電気的構成を
示すブロック図である。イモビECU15は、送受信器
18と接続されており、送受信器18に対して電力電送
のための発振信号を出力するとともに、送受信器18を
介してトランスポンダ14からイモビライザ用識別コー
ドを入力する。送受信器18は、ヘッドアンプ19とキ
ー8が挿入されるキーシリンダ6の周りに巻回されたア
ンテナコイル20とから構成されている。ヘッドアンプ
19は、イモビECU15から入力する発振信号を増幅
し、アンテナコイル20から同キーシリンダ6に差し込
まれた前記キー8のトランスポンダ14に送信する。
【0020】次に、前記イモビECU15について詳細
に説明する。図6に示すように、イモビECU15は中
央処理装置(以下、CPUという)21、読出専用メモ
リ(以下、ROMという)22、不揮発性メモリ(以
下、EEPROMという)23、読出及び書込可能なメ
モリ(以下、RAMという)24、タイマ25、入出力
インターフェース(以下、入出力I/Fという)26等
から構成されている。CPU21はROM22に記憶さ
れた制御プログラムに従ってコード照合処理等の種々の
演算処理を実行する。EEPROM23は前記キー8の
イモビライザ用識別コードと一致する車載側識別コード
を記憶している。前記EEPROM23は記憶手段を構
成している。RAM24は前記CPU21の演算処理結
果を一時記憶する。
に説明する。図6に示すように、イモビECU15は中
央処理装置(以下、CPUという)21、読出専用メモ
リ(以下、ROMという)22、不揮発性メモリ(以
下、EEPROMという)23、読出及び書込可能なメ
モリ(以下、RAMという)24、タイマ25、入出力
インターフェース(以下、入出力I/Fという)26等
から構成されている。CPU21はROM22に記憶さ
れた制御プログラムに従ってコード照合処理等の種々の
演算処理を実行する。EEPROM23は前記キー8の
イモビライザ用識別コードと一致する車載側識別コード
を記憶している。前記EEPROM23は記憶手段を構
成している。RAM24は前記CPU21の演算処理結
果を一時記憶する。
【0021】ここでCPU21のコード照合処理につい
て説明する。コード照合処理において、CPU21は送
受信器18から発振信号を送信してキーシリンダ6に差
し込まれているキー8のトランスポンダ14からそのイ
モビライザ用識別コードを入力する。CPU21はこの
入力したイモビライザ用識別コードをEEPROM23
に記憶するキー8の車載側識別コードと照合する。入力
したイモビライザ用識別コードがキー8の車載側識別コ
ードと一致するときには、CPU21はエンジン駆動許
可信号をEFIECU16に出力する。反対に、入力し
たイモビライザ用識別コードがキー8の車載側識別コー
ドに一致しないときには、エンジン駆動許可信号をEF
IECU16に出力しない。
て説明する。コード照合処理において、CPU21は送
受信器18から発振信号を送信してキーシリンダ6に差
し込まれているキー8のトランスポンダ14からそのイ
モビライザ用識別コードを入力する。CPU21はこの
入力したイモビライザ用識別コードをEEPROM23
に記憶するキー8の車載側識別コードと照合する。入力
したイモビライザ用識別コードがキー8の車載側識別コ
ードと一致するときには、CPU21はエンジン駆動許
可信号をEFIECU16に出力する。反対に、入力し
たイモビライザ用識別コードがキー8の車載側識別コー
ドに一致しないときには、エンジン駆動許可信号をEF
IECU16に出力しない。
【0022】本実施の形態では、CPU21にて判別手
段及び受信手段が構成されている。図7に示すように、
エンジン制御手段としてのEFIECU16は中央処理
装置(以下、CPUという)27、読出専用メモリ(以
下、ROMという)28、読出及び書込可能なメモリ
(以下、RAMという)29、入出力インターフェース
(以下、入出力I/Fという)30等から構成されてい
る。CPU27はROM28に記憶された制御プログラ
ムに従ってエンジン17を始動制御したり、同エンジン
17に供給する燃料の噴射量および噴射タイミング等を
演算し前記エンジン17を駆動制御するための種々の演
算処理を実行する。RAM29は前記CPU27の演算
処理結果を一時記憶する。
段及び受信手段が構成されている。図7に示すように、
エンジン制御手段としてのEFIECU16は中央処理
装置(以下、CPUという)27、読出専用メモリ(以
下、ROMという)28、読出及び書込可能なメモリ
(以下、RAMという)29、入出力インターフェース
(以下、入出力I/Fという)30等から構成されてい
る。CPU27はROM28に記憶された制御プログラ
ムに従ってエンジン17を始動制御したり、同エンジン
17に供給する燃料の噴射量および噴射タイミング等を
演算し前記エンジン17を駆動制御するための種々の演
算処理を実行する。RAM29は前記CPU27の演算
処理結果を一時記憶する。
【0023】図5に示すように、トランスポンダ14
は、予め1つの車両に対して与えられているキー8のグ
リップ部に内蔵されている。キー8をキーシリンダ6に
差し込むと、キー検出センサ31がキー8を検出してキ
ー検出信号を前記イモビECU15に出力する。イモビ
ECU15はキー検出信号に応答して前記送受信器18
を介してトランスポンダ14に発振信号を送信する。ト
ランスポンダ14は前記アンテナコイル20から送信さ
れる発振信号(電磁波)から電力を得て、この電力によ
りトランスポンダ14に予め記憶されるイモビライザ用
識別コードを前記アンテナコイル20に送信する。
は、予め1つの車両に対して与えられているキー8のグ
リップ部に内蔵されている。キー8をキーシリンダ6に
差し込むと、キー検出センサ31がキー8を検出してキ
ー検出信号を前記イモビECU15に出力する。イモビ
ECU15はキー検出信号に応答して前記送受信器18
を介してトランスポンダ14に発振信号を送信する。ト
ランスポンダ14は前記アンテナコイル20から送信さ
れる発振信号(電磁波)から電力を得て、この電力によ
りトランスポンダ14に予め記憶されるイモビライザ用
識別コードを前記アンテナコイル20に送信する。
【0024】次に、キー8のトランスポンダ14につい
て詳細に説明する。図8はイグニションキーとしてのキ
ー8に内蔵されるトランスポンダ14の電気的構成を示
すブロック図である。トランスポンダ14は、送受信用
アンテナコイル32、電力回路部33及びトランスポン
ダIC34とから構成されている。
て詳細に説明する。図8はイグニションキーとしてのキ
ー8に内蔵されるトランスポンダ14の電気的構成を示
すブロック図である。トランスポンダ14は、送受信用
アンテナコイル32、電力回路部33及びトランスポン
ダIC34とから構成されている。
【0025】電力回路部33は、送受信器18から送信
される発振信号を送受信用アンテナコイル32を介して
受信して電力を生成し、トランスポンダIC34に供給
する。トランスポンダIC34にはEEPROM35が
備えられている。EEPROM35は、イモビライザ用
識別コードを記憶している。トランスポンダIC34は
電力回路部33から供給される電力により、EEPRO
M35に記憶するイモビライザ用識別コードを前記送受
信用アンテナコイル32を介して前記送受信器18に送
信する。
される発振信号を送受信用アンテナコイル32を介して
受信して電力を生成し、トランスポンダIC34に供給
する。トランスポンダIC34にはEEPROM35が
備えられている。EEPROM35は、イモビライザ用
識別コードを記憶している。トランスポンダIC34は
電力回路部33から供給される電力により、EEPRO
M35に記憶するイモビライザ用識別コードを前記送受
信用アンテナコイル32を介して前記送受信器18に送
信する。
【0026】本実施の形態では、キー8のトランスポン
ダ14にてコード送信手段が構成されている。図9に示
すように、A/T車にはバッテリEが搭載され、イグニ
ションスイッチ36の一端側接点がバッテリEに接続さ
れている。イグニションスイッチ36はキーシリンダ6
に設けられている。イグニションスイッチ36にはアク
セサリ接点ACCとイグニション接点IGとが設けられ
ている。キー8の回転操作量に基づいてアクセサリ接点
ACC、イグニション接点IGに適宜接続され、キー8
が接点IGに接続されるとIG回路ONとなる。接点A
CCは制御手段としてのシフトロックコントロール10
に接続されており、接点IGはシフト電子制御装置(以
下、シフトECUという)37及びEFIECU16に
接続されている。また、シフトECU37はシフトロッ
クコントロール10に接続されている。
ダ14にてコード送信手段が構成されている。図9に示
すように、A/T車にはバッテリEが搭載され、イグニ
ションスイッチ36の一端側接点がバッテリEに接続さ
れている。イグニションスイッチ36はキーシリンダ6
に設けられている。イグニションスイッチ36にはアク
セサリ接点ACCとイグニション接点IGとが設けられ
ている。キー8の回転操作量に基づいてアクセサリ接点
ACC、イグニション接点IGに適宜接続され、キー8
が接点IGに接続されるとIG回路ONとなる。接点A
CCは制御手段としてのシフトロックコントロール10
に接続されており、接点IGはシフト電子制御装置(以
下、シフトECUという)37及びEFIECU16に
接続されている。また、シフトECU37はシフトロッ
クコントロール10に接続されている。
【0027】キー8の回転操作によりIG回路ONとな
るとバッテリEの電圧がイグニション電源としてシフト
ECU37及びEFIECU16に供給される。する
と、シフトECU37及びEFIECU16はそれぞれ
供給されたバッテリEの電源に基づいて作動する。
るとバッテリEの電圧がイグニション電源としてシフト
ECU37及びEFIECU16に供給される。する
と、シフトECU37及びEFIECU16はそれぞれ
供給されたバッテリEの電源に基づいて作動する。
【0028】パーキングスイッチ38はシフトレバー5
近傍に設けられており、近接スイッチから構成されてい
る。同パーキングスイッチ38はシフトロックコントロ
ール10に電気的に接続されている。そして、パーキン
グスイッチ38はシフトレバー5が駐車用位置に位置す
るときに、駐車位置検出信号をシフトロックコントロー
ル10に出力する。シフトロックコントロール10はパ
ーキングスイッチ38からの駐車位置検出信号に基づい
て、シフトレバー5が駐車用位置にあるのを検出する。
近傍に設けられており、近接スイッチから構成されてい
る。同パーキングスイッチ38はシフトロックコントロ
ール10に電気的に接続されている。そして、パーキン
グスイッチ38はシフトレバー5が駐車用位置に位置す
るときに、駐車位置検出信号をシフトロックコントロー
ル10に出力する。シフトロックコントロール10はパ
ーキングスイッチ38からの駐車位置検出信号に基づい
て、シフトレバー5が駐車用位置にあるのを検出する。
【0029】また、ブレーキスイッチ39はブレーキペ
ダル2近傍に設けられており、シフトロックコントロー
ル10に電気的に接続されている。そして、ブレーキス
イッチ39はブレーキペダル2が踏み込まれたときに、
制動検出信号をシフトロックコントロール10に出力す
る。シフトロックコントロール10はブレーキスイッチ
39からの制動検出信号に基づいて、ブレーキペダル2
が踏み込み操作されたか否かを検出する。さらに、シフ
トロックコントロール10にはソレノイド11が電気的
に接続されており、シフトロックコントロール10は検
出したシフトレバー5の位置及びブレーキペダル2の踏
み込みに基づいてソレノイド11をオン・オフ制御す
る。
ダル2近傍に設けられており、シフトロックコントロー
ル10に電気的に接続されている。そして、ブレーキス
イッチ39はブレーキペダル2が踏み込まれたときに、
制動検出信号をシフトロックコントロール10に出力す
る。シフトロックコントロール10はブレーキスイッチ
39からの制動検出信号に基づいて、ブレーキペダル2
が踏み込み操作されたか否かを検出する。さらに、シフ
トロックコントロール10にはソレノイド11が電気的
に接続されており、シフトロックコントロール10は検
出したシフトレバー5の位置及びブレーキペダル2の踏
み込みに基づいてソレノイド11をオン・オフ制御す
る。
【0030】次に、上記のように構成された本実施の形
態の自動車用イモビライザシステム及びシフトロックシ
ステムを備えたA/T車の作用を説明する。運転者がキ
ー8をキーシリンダ6に差し込み回転操作すると、シフ
トECU37及びEFIECU16はそれぞれIG回路
ON信号により作動する。シフトECU37は作動する
とイモビECU15に判定要求信号を出力する。イモビ
ECU15は判定要求信号に基づき作動し、送受信器1
8に発振信号を出力する。送受信器18は発振信号を増
幅し、トランスポンダ14に送信する。トランスポンダ
14は発振信号が入るとイモビライザ用識別コードを送
受信器18に送信する。送受信器18はイモビライザ用
識別コードをイモビECU15に出力する。
態の自動車用イモビライザシステム及びシフトロックシ
ステムを備えたA/T車の作用を説明する。運転者がキ
ー8をキーシリンダ6に差し込み回転操作すると、シフ
トECU37及びEFIECU16はそれぞれIG回路
ON信号により作動する。シフトECU37は作動する
とイモビECU15に判定要求信号を出力する。イモビ
ECU15は判定要求信号に基づき作動し、送受信器1
8に発振信号を出力する。送受信器18は発振信号を増
幅し、トランスポンダ14に送信する。トランスポンダ
14は発振信号が入るとイモビライザ用識別コードを送
受信器18に送信する。送受信器18はイモビライザ用
識別コードをイモビECU15に出力する。
【0031】イモビECU15は入力したイモビライザ
用識別コードと予め記憶した車載側識別コードとを比較
し、一致するときにはエンジン駆動許可信号をEFIE
CU16に出力する。また、一致しないときにはエンジ
ン駆動許可信号をEFIECU16に出力しない。EF
IECU16は、IG回路ON信号とエンジン駆動許可
信号との両方が入力された条件によりエンジン17を制
御する。従って、IG回路ON信号及びエンジン駆動許
可信号のうち少なくともいずれか一方の入力がない場合
にはエンジン17を駆動しない。
用識別コードと予め記憶した車載側識別コードとを比較
し、一致するときにはエンジン駆動許可信号をEFIE
CU16に出力する。また、一致しないときにはエンジ
ン駆動許可信号をEFIECU16に出力しない。EF
IECU16は、IG回路ON信号とエンジン駆動許可
信号との両方が入力された条件によりエンジン17を制
御する。従って、IG回路ON信号及びエンジン駆動許
可信号のうち少なくともいずれか一方の入力がない場合
にはエンジン17を駆動しない。
【0032】イモビECU15はまた、入力したイモビ
ライザ用識別コードと予め記憶した車載側識別コードと
を比較し、一致するときには判定結果信号をシフトEC
U37に出力する。また、一致しないときには判定結果
信号をシフトECU37に出力しない。シフトECU3
7は、IG回路ON信号及び判定結果信号との両方が入
力された条件によりシフトロックコントロール10にロ
ック解除許可信号を出力する。従って、IG回路ON信
号及び判定結果信号のうち少なくともいずれか一方の入
力がない場合にはシフトECU37はシフトロックコン
トロール10にロック解除許可信号を出力しない。
ライザ用識別コードと予め記憶した車載側識別コードと
を比較し、一致するときには判定結果信号をシフトEC
U37に出力する。また、一致しないときには判定結果
信号をシフトECU37に出力しない。シフトECU3
7は、IG回路ON信号及び判定結果信号との両方が入
力された条件によりシフトロックコントロール10にロ
ック解除許可信号を出力する。従って、IG回路ON信
号及び判定結果信号のうち少なくともいずれか一方の入
力がない場合にはシフトECU37はシフトロックコン
トロール10にロック解除許可信号を出力しない。
【0033】一方、シフトロックコントロール10は、
ロック解除許可信号、駐車位置検出信号及び制動検出信
号の入力が全てあるか否かの条件によりソレノイド11
をオン(励磁)・オフ(消磁)制御する。具体的には、
ロック解除許可信号、駐車位置検出信号及び制動検出信
号の三者の入力がともにあったときのみソレノイド11
を励磁する。従って、3つのうち少なくともいずれか1
つの入力がない場合にはソレノイド11を励磁しない。
ロック解除許可信号、駐車位置検出信号及び制動検出信
号の入力が全てあるか否かの条件によりソレノイド11
をオン(励磁)・オフ(消磁)制御する。具体的には、
ロック解除許可信号、駐車位置検出信号及び制動検出信
号の三者の入力がともにあったときのみソレノイド11
を励磁する。従って、3つのうち少なくともいずれか1
つの入力がない場合にはソレノイド11を励磁しない。
【0034】ソレノイド11が励磁されないと、シフト
阻止棒12がシフトレバー5の通り道であるシフトパタ
ーン孔4にあるため、シフトレバー5の切替が不能とな
る。つまり、シフトロックが働きシフトレバー5の駐車
用位置からの移動は不可能となる。従って、上記の機能
により急発進による事故を防止できる。また、ソレノイ
ド11が励磁されると、シフト阻止棒12がシフトレバ
ー5の通り道であるシフトパターン孔4から離れ、シフ
トレバー5の切替が許容される。シフトレバー5の切替
が許容されると、自動車を発進させることも可能とな
る。
阻止棒12がシフトレバー5の通り道であるシフトパタ
ーン孔4にあるため、シフトレバー5の切替が不能とな
る。つまり、シフトロックが働きシフトレバー5の駐車
用位置からの移動は不可能となる。従って、上記の機能
により急発進による事故を防止できる。また、ソレノイ
ド11が励磁されると、シフト阻止棒12がシフトレバ
ー5の通り道であるシフトパターン孔4から離れ、シフ
トレバー5の切替が許容される。シフトレバー5の切替
が許容されると、自動車を発進させることも可能とな
る。
【0035】以上詳述したように、本実施の形態の自動
車用イモビライザシステム及びシフトロックシステムに
よれば、以下の効果を得ることができる。 (1)イモビライザ用識別コードは車載側識別コードと
比較され、それらが一致したときにのみエンジン17が
始動される。又、不一致の場合には、イモビECU15
によりEFIECU16による燃料噴射動作がカットさ
れてエンジン17は始動されないので、盗難を防止する
ことができる。
車用イモビライザシステム及びシフトロックシステムに
よれば、以下の効果を得ることができる。 (1)イモビライザ用識別コードは車載側識別コードと
比較され、それらが一致したときにのみエンジン17が
始動される。又、不一致の場合には、イモビECU15
によりEFIECU16による燃料噴射動作がカットさ
れてエンジン17は始動されないので、盗難を防止する
ことができる。
【0036】(2)イモビライザ用識別コードは車載側
識別コードと比較され、それらが一致したときにのみエ
ンジン17が始動されるとともにソレノイド11の励磁
による吸引動作に基づきシフトレバー5のシフトロック
が解除される。又、不一致の場合には、エンジン17が
始動されなくなるとともにソレノイド11は励磁されず
シフトレバー5のシフトロックが解除されないので、2
重ロックとなり盗難防止性を向上することができる。
識別コードと比較され、それらが一致したときにのみエ
ンジン17が始動されるとともにソレノイド11の励磁
による吸引動作に基づきシフトレバー5のシフトロック
が解除される。又、不一致の場合には、エンジン17が
始動されなくなるとともにソレノイド11は励磁されず
シフトレバー5のシフトロックが解除されないので、2
重ロックとなり盗難防止性を向上することができる。
【0037】尚、本発明の実施形態は以下のように変更
してもよく、その場合にも同様の作用および効果が得ら
れる。(1)キー8の代わりに固有の識別コードが登録
されたICカードで車両を運転可能にしたシステムに実
施してもよい。
してもよく、その場合にも同様の作用および効果が得ら
れる。(1)キー8の代わりに固有の識別コードが登録
されたICカードで車両を運転可能にしたシステムに実
施してもよい。
【0038】(2)エンジン制御装置としてEFIEC
U16に限らず、その他、例えば点火時期電子制御装置
としてもよい。この場合には、エンジン駆動許可信号に
基づいて点火時期を制御することにより、エンジン17
の駆動制御を規制することができる。
U16に限らず、その他、例えば点火時期電子制御装置
としてもよい。この場合には、エンジン駆動許可信号に
基づいて点火時期を制御することにより、エンジン17
の駆動制御を規制することができる。
【0039】(3)キー8によりエンジン17の始動が
できないようにしたが、できるようにし、その代わりに
タイマ25を使用して、所定時間後にエンジン17に対
する燃料噴射を停止するようにしてもよい。
できないようにしたが、できるようにし、その代わりに
タイマ25を使用して、所定時間後にエンジン17に対
する燃料噴射を停止するようにしてもよい。
【0040】(4)イモビECU15と送受信器18と
を一体化したユニットとしてもよい。 (5)トランスポンダ14の代わりに内蔵するバッテリ
からの電力により識別コードを発信する発信器を用いて
もよい。
を一体化したユニットとしてもよい。 (5)トランスポンダ14の代わりに内蔵するバッテリ
からの電力により識別コードを発信する発信器を用いて
もよい。
【0041】(6)前記実施形態では、イモビライザシ
ステムにより、シフトロック及びエンジンの停止を行う
ようにしたが、シフトロックのみを行うようにしてもよ
い。以上、この発明の実施の各形態について説明した
が、各形態から把握できる請求項以外の技術思想につい
て、以下にそれらの効果とともに記載する。
ステムにより、シフトロック及びエンジンの停止を行う
ようにしたが、シフトロックのみを行うようにしてもよ
い。以上、この発明の実施の各形態について説明した
が、各形態から把握できる請求項以外の技術思想につい
て、以下にそれらの効果とともに記載する。
【0042】(1)請求項1乃至3のいずれか1項に記
載のイモビライザシステムにおいて、コード送信手段は
トランスポンダ14にて構成されることを特徴とする。
このような構成にすれば、イグニションキーにバッテリ
等の電源を設ける必要がない。
載のイモビライザシステムにおいて、コード送信手段は
トランスポンダ14にて構成されることを特徴とする。
このような構成にすれば、イグニションキーにバッテリ
等の電源を設ける必要がない。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、異キーの場合は操作手段のシフトロックを
実現でき、この結果、車両の変速ができないという優れ
た効果を奏する。
明によれば、異キーの場合は操作手段のシフトロックを
実現でき、この結果、車両の変速ができないという優れ
た効果を奏する。
【0044】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、エンジン制御手段の制御
によりエンジンの運転を規制でき、2重ロックにできる
という優れた効果を奏する。
に記載の発明の効果に加えて、エンジン制御手段の制御
によりエンジンの運転を規制でき、2重ロックにできる
という優れた効果を奏する。
【0045】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、ロック手段
により操作手段の駐車用位置からの移動をロックできる
という優れた効果を奏する。
又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、ロック手段
により操作手段の駐車用位置からの移動をロックできる
という優れた効果を奏する。
【0046】請求項4に記載の発明によれば、異キーの
場合は操作手段のシフトロックを実現でき、この結果、
車両の変速ができない車両を提供できるという優れた効
果を奏する。
場合は操作手段のシフトロックを実現でき、この結果、
車両の変速ができない車両を提供できるという優れた効
果を奏する。
【0047】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明の効果に加えて、エンジン制御手段の制御
によりエンジンの運転を規制でき、2重ロックにできる
車両を提供できるという優れた効果を奏する。
に記載の発明の効果に加えて、エンジン制御手段の制御
によりエンジンの運転を規制でき、2重ロックにできる
車両を提供できるという優れた効果を奏する。
【0048】請求項6に記載の発明によれば、請求項4
又は請求項5に記載の発明の効果に加えて、ロック手段
により操作手段の駐車用位置からの移動をロックできる
車両を提供できるという優れた効果を奏する。
又は請求項5に記載の発明の効果に加えて、ロック手段
により操作手段の駐車用位置からの移動をロックできる
車両を提供できるという優れた効果を奏する。
【図1】 A/T車の運転席を示す概略図。
【図2】 ソレノイド消磁時においてシフト阻止棒が作
動した状態のシフトロックシステムを示す平面図。
動した状態のシフトロックシステムを示す平面図。
【図3】 ソレノイド励磁時においてシフト阻止棒が作
動した状態のシフトロックシステムを示す平面図。
動した状態のシフトロックシステムを示す平面図。
【図4】 キーシリンダ斜視図。
【図5】 本発明の実施の形態の自動車用イモビライザ
システム及びシフトロックシステムの電気的構成を示す
ブロック図。
システム及びシフトロックシステムの電気的構成を示す
ブロック図。
【図6】 イモビライザECUの電気ブロック図。
【図7】 EFIECUの電気ブロック図。
【図8】 キーのトランスポンダの電気ブロック図。
【図9】 シフトロックシステムの電気ブロック図。
1…運転席、2…ブレーキペダル、3…シフトレバーハ
ウジング、4…シフトパターン孔、5…操作手段として
のシフトレバー、6…キーシリンダ、7…挿入孔、8…
イグニションキー、9…シフトレバーユニット、10…
制御手段としてのシフトロックコントロール、11…ロ
ック手段としてのソレノイド、12…ロック手段として
のシフト阻止棒、13…プランジャ、14…コード送信
手段としてのトランスポンダ、15…イモビライザEC
U、16…エンジン制御手段としてのEFIECU、1
7…エンジン、18…送受信器、19…ヘッドアンプ、
20…アンテナコイル、21…判別手段及び受信手段と
してのCPU、22…ROM、23…記憶手段としての
EEPROM、24…RAM、25…タイマ、26…入
出力I/F、27…CPU、28…ROM、29…RA
M、30…入出力I/F、31…キー検出センサ、32
…送受信用アンテナコイル、33…電力回路部、34…
トランスポンダIC、35…EEPROM、36…イグ
ニションスイッチ、37…シフトECU、38…パーキ
ングスイッチ、39…ブレーキスイッチ。
ウジング、4…シフトパターン孔、5…操作手段として
のシフトレバー、6…キーシリンダ、7…挿入孔、8…
イグニションキー、9…シフトレバーユニット、10…
制御手段としてのシフトロックコントロール、11…ロ
ック手段としてのソレノイド、12…ロック手段として
のシフト阻止棒、13…プランジャ、14…コード送信
手段としてのトランスポンダ、15…イモビライザEC
U、16…エンジン制御手段としてのEFIECU、1
7…エンジン、18…送受信器、19…ヘッドアンプ、
20…アンテナコイル、21…判別手段及び受信手段と
してのCPU、22…ROM、23…記憶手段としての
EEPROM、24…RAM、25…タイマ、26…入
出力I/F、27…CPU、28…ROM、29…RA
M、30…入出力I/F、31…キー検出センサ、32
…送受信用アンテナコイル、33…電力回路部、34…
トランスポンダIC、35…EEPROM、36…イグ
ニションスイッチ、37…シフトECU、38…パーキ
ングスイッチ、39…ブレーキスイッチ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、自動車には
盗難防止のための装置としてイモビライザシステムと、
急発進による事故防止のための装置としてシフトロック
システムが存在するにもかかわらず、お互いが独立して
おり、イモビライザシステムによるシフトロックを可能
とする装置は存在しなかった。
盗難防止のための装置としてイモビライザシステムと、
急発進による事故防止のための装置としてシフトロック
システムが存在するにもかかわらず、お互いが独立して
おり、イモビライザシステムによるシフトロックを可能
とする装置は存在しなかった。
Claims (6)
- 【請求項1】 変速装置の変速位置を変えるために駐車
用位置と後進走行用位置、非駆動位置及び前進走行用位
置との間で切替配置される操作手段と、 前記操作手段の切替を許容あるいは不能とするロック手
段と、 イモビライザ用識別コードを送信するコード送信手段
と、 前記イモビライザ用識別コードと同じ内容のコードを車
載側識別コードとして予め登録した記憶手段と、 前記コード送信手段から送信されたイモビライザ用識別
コードを受信する受信手段と、 前記受信手段が受信したイモビライザ用識別コードと前
記記憶手段に記憶した車載側識別コードとが一致するか
否かを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に基づいて、前記ロック手段の
ロック又はロック解除を制御する制御手段とを備えたイ
モビライザシステム。 - 【請求項2】 前記判別手段の判別結果に基づいて、エ
ンジンの始動を許容あるいは不能とするエンジン制御手
段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のイモビラ
イザシステム。 - 【請求項3】 前記ロック手段は、ロック時に前記操作
手段を駐車用位置からの切替を不能とするものである請
求項1又は請求項2に記載のイモビライザシステム。 - 【請求項4】 変速装置の変速位置を変えるために駐車
用位置と後進走行用位置、非駆動位置及び前進走行用位
置との間で切替配置される操作手段と、 前記操作手段の切替を許容あるいは不能とするロック手
段と、 車載側識別コードを予め登録した記憶手段と、 イモビライザ用識別コードを受信する受信手段と、 前記受信手段が受信したイモビライザ用識別コードと記
憶手段に記憶した車載側識別コードとが一致するか否か
を判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に基づいて、ロック手段のロッ
ク又はロック解除を制御する制御手段とを備えた車両。 - 【請求項5】 前記判別手段の判別結果に基づいて、エ
ンジンの始動を許容あるいは不能とするエンジン制御手
段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の車両。 - 【請求項6】前記ロック手段は、ロック時に前記操作手
段を駐車用位置からの切替を不能とするものである請求
項4又は請求項5に記載の車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5339597A JPH10244853A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | イモビライザシステム及び車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5339597A JPH10244853A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | イモビライザシステム及び車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10244853A true JPH10244853A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12941646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5339597A Pending JPH10244853A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | イモビライザシステム及び車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10244853A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1118515A2 (en) | 2000-01-21 | 2001-07-25 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Anti-theft system for moving object |
GB2359118A (en) * | 2000-02-08 | 2001-08-15 | Bosch Gmbh Robert | A drive/gear selector released by a transponder key |
JP2002052948A (ja) * | 2000-05-31 | 2002-02-19 | Tokai Rika Co Ltd | シフト装置 |
JP2002211359A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-07-31 | Alpha Corp | 車両用盗難防止装置 |
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