JP4652611B2 - シフト装置 - Google Patents

シフト装置

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/08Range selector apparatus
    • F16H59/12Range selector apparatus comprising push button devices

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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両に使われるシフト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動変速機では、複数の前進(D,3,2,L)レンジ、後進(R)レンジ、パーキング(P)レンジやニュートラル(N)レンジ等の各シフトレンジの選択は、前記変速機に設けられたレンジ切換弁(マニュアルバルブ)の切換えによって行われる。前記レンジ切換弁は、手動操作可能なシフト装置に対して機械的に連係されており、一般に手動操作によって切換えられるようにしている。しかし、最近では、シフト装置を操作して各シフトレンジの切換えを行う場合、前記シフト装置から、電気的な制御で行う構成の自動変速機が提案されている。このようなシフト装置は、シフトバイワイヤー式シフト装置と呼ばれている。以下、シフトバイワイヤー式シフト装置を単にシフト装置という。
【0003】
このシフト装置は、複数のシフト位置に変位可能で、かつ手動操作可能なシフト部材を備えている。そして、シフト部材のシフト位置に応じてシフトスイッチから電気信号が出力され、その電気信号に基づいて自動変速機の各シフトレンジの選択が電気的に制御されるようになっている。
【0004】
一方、車両搭載のエンジンの始動は、イグニッションスイッチ(スタートスイッチ)をオン作動させることが行われるが、最近は、イグニッションスイッチのオン作動を許容するために、機械キーの代わりに電子キー等の特殊キー(以下、代表的に電子キーという。)が使用されるようになっている。この電子キーは、使用時に識別コードを発信するようにされている。又、電子キーから発信された識別コードは、車両に設けたコイル等のアンテナにて受信するようにしている。そして、車両に設けた受信機では前記アンテナで受信した識別コードがこの車両の正規ユーザーか否かを判定し、正規ユーザであると判定した場合には、イグニッションスイッチ(スタートスイッチ)のオン作動を許容し、エンジンスタートが可能になっている。具体的には、正規ユーザであることが判定された場合のみ、イグニッションスイッチをオン操作する操作部材を操作可能にする構成としている。
【0005】
このような電子キーは、車両の盗難防止のために有効なものとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車両インストルメントパネル等のスイッチ配置場所におけるスペース有効利用の観点から、前記シフト装置のシフト部材と、エンジン始動を行わせるためのイグニッションスイッチを操作する操作部材(エンジンスタート操作手段)とをまとまった所定配置空間に納めることが要望されている。
【0007】
このような、スペース有効利用の観点から、前記各部材をまとまった配置空間に設ける場合、さらに、シフト部材と、エンジン始動に使用されるイグニッションスイッチを操作する操作部材(エンジンスタート操作手段)のうち、少なくともシフト部材には、車両盗難防止の面から正規ユーザでない場合において、シフト操作ができないように機械的にロックすることが望まれる。
【0008】
従って、本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的はシフト位置に応じて電気信号を出力可能なシフト部材とエンジンスタート手段を操作するエンジンスタート操作手段とをまとまった空間に配置することができるとともに、シフト部材をロックする際に機械的にロックできるシフト装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、押圧操作自在にそれぞれ設けられた複数のシフト部材を備え、各シフト部材の押圧操作に応じて電気信号を出力するシフト装置であって、シフト装置外部から受信した識別信号が正規ユーザの識別信号か否かを検出する検出手段と、前記検出結果に基づいて、前記シフト部材の操作許容又は機械的操作ロックを行うロック手段と、前記シフト部材の周辺において回転操作自在に設けられ、かつエンジン始動信号を出力可能なエンジンスタート手段に対して作動連結され、所定の回転位置でエンジンスタート手段をオン作動させて、エンジン始動信号を出力させるエンジンスタート操作手段とを備え、前記ロック手段は、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記エンジンスタート操作手段の操作許容又は機械的操作ロックを行い、さらに、前記ロック手段は、エンジンスタート操作手段の回転操作に応じて回転する回転板を含み、前記回転板は、前記複数のシフト部材の押圧操作を機械的にロックするロック位置と、押圧操作の許容をするアンロック位置との間を回転自在に設けられていることを要旨とする。
【0011】
作用)
従って、請求項1に記載の発明においては、シフト部材は複数あり、各シフト部材は押圧操作自在とされる。シフト装置は、各シフト部材の押圧操作に応じて電気信号を出力する。検出手段は、シフト装置外部から受信した識別信号が正規ユーザの識別信号か否かを検出する。検出手段が正規ユーザの識別信号であると検出すると、ロック手段はシフト部材の操作許容を行う。検出手段が正規ユーザの識別信号でないと検出すると、ロック手段はシフト部材を機械的に操作ロックする。エンジンスタート操作手段は、シフト部材の周辺において回転操作自在に設けられる。エンジンスタート操作手段が所定の回転位置に位置すると、エンジンスタート手段はオン作動される。エンジンスタート手段がオン作動されると、エンジンスタート手段はエンジン始動信号を出力する。
【0012】
また、検出手段が正規ユーザの識別信号であると検出すると、ロック手段はエンジンスタート操作手段の操作許容を行う。検出手段が正規ユーザの識別信号でないと検出すると、ロック手段はエンジンスタート操作手段を機械的に操作ロックする。
【0013】
さらに、エンジンスタート操作手段を回転操作すると、回転板はエンジンスタート操作手段の回転に応じて回転する。回転板が回転すると、回転板はロック位置からアンロック位置に位置する。すると、シフト部材は押圧操作可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図14に従って説明する。
図1は、本実施形態の車両用シフト装置11を備えたA/T車の運転席近傍を示している。運転席12から見て左前方のインストルメントパネル13にはシフト装置11が配置され、前記運転席12から見て足元前方にはブレーキペダル14が設けられている。
【0015】
以下、本実施形態では、図3における左側を前側、右側を後側、紙面に直交する手前側を右側、そして紙面に直交する奥側を左側とする。
図2,3に示すように、前記シフト装置11は、支台15、固定台16、エンジンスタート操作手段としての操作ノブ17、シフト部材としての押圧スイッチ18a〜18cを備えたユニット構造をなしている。
【0016】
前記支台15は有蓋箱状をなし、その開口縁部外周に設けられたフランジ15aがインストルメントパネル13内部の図示しない固定部材に対して固定されている。前記支台15の蓋部後側面における上方にはシフトECUである中央制御部19が設けられ、下方には同中央制御部19に電気的に接続されたロック手段としてのソレノイド20が固定されている。前記ソレノイド20のプランジャ20aは、前記支台15の蓋部に設けられた貫通孔15bを介して支台15の蓋部を突き抜けるように配置されている。
【0017】
前記プランジャ20aは干渉位置及び不干渉位置に移動可能に構成されている。前記プランジャ20aは干渉位置に位置したときソレノイド20から進出し、不干渉位置に位置したときソレノイド20内へ後退するようになっている。
【0018】
この干渉位置では、プランジャ20aの先端部が後述する長孔28f又は後述する長孔28gに対して挿入される。そして、長孔28fの端部とプランジャ20a先端部との当接、又は長孔28gの端部とプランジャ20aの先端部との当接にて後述する回転板28の回転範囲を規制する。一方、前記不干渉位置では、プランジャ20aの先端部が長孔28f及び長孔28gから退出する。
【0019】
前記プランジャ20aの長手方向中程には、フランジ20bが突出形成されている。前記プランジャ20aの外周において、同フランジ20bと前記支台15の蓋部前側面との間にはプランジャ20aを干渉位置へ付勢するスプリング44が巻装されている。
【0020】
前記支台15の蓋部前側面には前記固定台16が設けられている。同固定台16は有蓋箱状をなし、その開口縁部外周に設けられたフランジ16aが支台15の蓋部前側面の縁部全周に対して固定されている。前記固定台16において蓋部の下部には円筒状をなす操作ノブ保持部16bが後方へ向け形成されている。
【0021】
図2に示すように、固定台16の蓋部において、前記操作ノブ保持部16bの軸心Oに対して上方に位置する端部近傍には、四角形状をなす挿入孔21aが形成されている。固定台16の蓋部において、挿入孔21aの左右両側には挿入孔21aと同形をなす挿入孔21b、21cが同挿入孔21aよりも若干下方に位置するように配置され、前記挿入孔21a〜21cの中心は、前記軸心Oの仮想円上に沿うようになっている。前記挿入孔21cの右側近傍には挿入孔21cの略半分の幅を有する挿入孔21dが形成されている。
【0022】
図3に示すように、前記支台15の蓋部前側面には軸心Oを中心としたパイプ状の固定軸22が固定されている。支台15の蓋部前側面には有底円筒状の固定台24が固定され、前記固定軸22は同固定台24の軸心Oを中心とした貫通孔24aを介して前方に突出されている。
【0023】
図3,4に示すように、同固定台24の底部前側面には基板25が固定されている。前記基板25には軸心Oを中心とした仮想円に沿って3つの固定電極25a〜25cが設けられている。図4において、前記固定電極25aは軸心Oよりも下方に位置するように配置されており、同固定電極25aから時計回り方向へ順番に固定電極25b、25cが配置されている。
【0024】
前記固定電極25aと固定電極25bとの間隔は、同固定電極25bと固定電極25cとの間隔よりも広くなっており、固定電極25cは軸心Oを中心とした仮想円に沿って固定電極25bよりも長くなるように形成されている。前記固定電極25aはダミー電極、固定電極25bはアクセサリ用の固定電極、固定電極25cはスタート兼用エンジン駆動用固定電極とされている。前記固定電極25b、25cは中央制御部19に対して電気的に接続されている。
【0025】
なお、アクセサリ用の固定電極25bとは後述する摺動電極27と電気的に接触した際に、車両のアクセサリ機器に電源を供給するための電極である。また、ダミー電極である固定電極25aは中央制御部19に電気的に接続されておらず、固定電極25aと後述する摺動電極27とが接触しても、中央制御部19に信号を送らない見せ掛けの電極である。
【0026】
図3に示すように、固定台24の前方に配置された絶縁材からなる円盤状の回転部26は前記固定軸22に対し中央の貫通孔26aにて相対回動自在に貫通されている。同回転部26は前記固定台24の開口側端面に摺接し、且つ軸心Oを中心として固定台24とは相対回転可能とされている。前記回転部26の前側面において、軸心Oに対して上方に位置する縁近傍には前方へ向け突出する連結突部26bが形成されている。
【0027】
一方、回転部26の後側面において、軸心Oに対して下方の位置には導電性の金属からなる摺動電極27が固定され、同摺動電極27は図示しないリード線などを介して前記中央制御部19に電気的に接続されている。前記摺動電極27は基板25の前側面に対して常に当接するように自身の弾性力により付勢され、且つ回転部26の回転変位にて前記各固定電極25a〜25cに選択的に摺動接触するようになっている。摺動電極27と固定電極25bとによりアクセサリスイッチが構成され、摺動電極27と固定電極25cとによりイグニッションスイッチ42が構成されている(図7参照)。
【0028】
前記回転部26に近接する前方には、回転板28が設けられ、同回転板28の中央に形成された貫通孔28aには固定軸22が相対回動自在に貫通されている。前記回転板28はロック手段に含まれる。図8に示すように、同回転板28は上下端部がぞれぞれ軸心Oを中心とした円弧状をなし、且つ左右端部が上下方向へ延びる直線状をなしている。
【0029】
回転板28の左端上部からは軸心Oを中心とした円弧状の長溝28eが切込み形成され、回転板28の上部は、同長溝28eにより干渉片28bが円弧状に形成されている。前記干渉片28bの先端部は、前記回転板28の左端よりも若干突出されている。前記回転板28の略全体の前面は平面に形成されている。図12に示すように、同干渉片28bの先端近傍は、徐々に後方へ向かうガイド部28cとなっており、そして同ガイド部28cの先端部から徐々に前方へ向かう係止部28dとなっている。前記係止部28dの先端部は前記回転板28の前面を含む仮想平面上に位置するようになっている。図8〜図11に示すように、前記長溝28eに隣接する回転板28の部位(干渉片28b、ガイド部28c、及び係止部28dを含む)にて二点鎖線で示す干渉部46が構成されている。
【0030】
図3,8に示すように、前記回転板28において、前記プランジャ20aに対向する部位は軸心Oを中心とした円弧状をなす長孔28fが形成されている。同長孔28fの一端部は軸心Oの下方に位置し、他端部は一端部に対して反時計回り方向の位置に位置する。同長孔28fの反時計回り方向近傍には長孔28fと同一仮想円上に位置する円弧状の長孔28gが形成されている。前記長孔28gは長孔28fよりも短くされている。
【0031】
又、前記回転板28には連結孔29が形成され、同連結孔29に対して前記回転部26の連結突部26bが挿入されて回転板28と回転部26とは一体に連結されている。さらに、前記回転板28において、軸心Oを中心した互いに180度反対位置には一対の連結孔30,31が形成されている。
【0032】
図3に示すように、固定軸22の外周面において、前記回転板28に近接する前方には、リング状に巻装されたアンテナコイル32が一体に外嵌固定され、同アンテナコイル32はヘッドアンプ41(図7参照)を介して中央制御部19に電気的に接続されている。前記中央制御部19及びアンテナコイル32にて検出手段が構成されている。前記アンテナコイル32の前方には、固定軸22の前端部に対して相対回動自在に当接された操作ノブ17が設けられており、操作ノブ17はその後面中央に回転軸23が突出されている。同回転軸23が固定軸22内に嵌入されることにより操作ノブ17は固定軸22に対して相対回動自在に支持されている。
【0033】
前記操作ノブ17の前側面には操作ノブ17を操作するための操作摘み17aが突出形成され、同操作摘み17aの前側面上方には操作ノブ17の操作位置を示す指示マーク17bが設けられている(図2参照)。前記操作ノブ17は後側面から突出された連結部17c,17dが前記連結孔30,31に対して挿入されることにより回転板28と一体に連結されている。従って、操作ノブ17の操作摘み17aを回転操作すると、操作ノブ17、回転軸23、回転板28、及び回転部26は操作摘み17aの回転に合わせて一体回転するようになっている。
【0034】
図5に示すように、前記操作ノブ保持部16bの外側面上部には断面逆チャンネル形状の基板33が固定され、その基板33の上面には一対を一組とする三組の固定電極33a〜33cが固定されている。前記各組の固定電極33a〜33cは図示しないリード線などを介して中央制御部19に電気的に接続されている。
【0035】
図3,12に示すように、前記挿入孔21a〜21cの後面側には収納筒45がそれぞれ形成され、各収納筒45内には、押圧スイッチ18a〜18cが挿入されている。同押圧スイッチ18a〜18cの先端は係止段部を介して固定台16の蓋部後側面に当接係止され、その先端部は挿入孔21a〜21cを介して前方へ突出されている。即ち、操作ノブ17は押圧スイッチ18a〜18cの周辺に設けられている。前記押圧スイッチ18a〜18cは後端に開口を有する中空状に形成されている。押圧スイッチ18a〜18cの中空内には支台15の前側面に一端が固定されたスプリング34がそれぞれ挿入され、前記押圧スイッチ18a〜18cは同スプリング34により前方へ向け付勢されている。前記押圧スイッチ18a〜18cにて押圧スイッチ群18が構成されている。
【0036】
前記押圧スイッチ18a〜18cの下端面には摺動電極35a〜35cが各々固定されている。前記摺動電極35a〜35cは基板33に常に当接するように自身の弾性力により付勢され、且つ押圧スイッチ18a〜18cを押圧操作した際に、前記各組の対になった固定電極33a〜33cをそれぞれ同時に摺動接触するようになっている。前記固定電極33a〜33c及び摺動電極35a〜35cにてシフト位置検出手段としてのシフトスイッチ43a〜43cがそれぞれ構成されている。前記シフトスイッチ43a〜43cにてシフトスイッチ群43が構成されている。
【0037】
図12に示すように、挿入孔21dには、解除スイッチ36が後方側から前方へ向けて挿入されている。前記解除スイッチ36には前端近傍にフランジ36aが形成され、その前端部が挿入孔21dから前方へ突出され、外方から押圧操作可能にされている。
【0038】
前記解除スイッチ36の後端側は、固定台16から突出形成された保持部16cの貫通孔16dに貫通されている。前記解除スイッチ36の外周において、フランジ36aと保持部16cとの間には、解除スイッチ36を前方へ付勢するスプリング37が巻装されている。同スプリング37により、解除スイッチ36はフランジ36aにて挿入孔21dの周縁に係止される。前記解除スイッチ36の後端部には、前記ガイド部28cに対して略平行な傾斜面を有する押圧部36bが形成されている。
【0039】
図8,9に示すように、固定台16の右側壁内面には支持部39が突出形成され、同支持部39にはコイルスプリングからなるリターンスプリング38の一端が固定されている。リターンスプリング38の他端は図10に示すように回転板28の回転軌跡上に位置し、回転板28の右側側面に当接離脱可能とされている。すなわち、図8,9に示すように、回転板28の回転位置において、長孔28fがプランジャ20aと相対する範囲ではリターンスプリング38に対しては回転板28に当接しない。
【0040】
一方、図10に示すように、回転板28の回転位置において、長孔28gの一端部側にプランジャ20aが相対する場合にはリターンスプリング38は回転板28に当接するようになっている。そして、図11に示すように、回転板28の回転により、プランジャ20aが長孔28gにおける一端部からさらに他端部側に相対したときには回転板28はリターンスプリング38にて反時計回り方向に付勢されるようになっている。
【0041】
又、図2に示すように、固定台16の前側面に表示された「OFF」はエンジンオフ位置、「ACC」はアクセサリ位置、及び「ON」はエンジンオン位置を示している。前記回転板28は図8〜図11に示す状態まで相対回転可能となっている。
【0042】
前記操作ノブ17の指示マーク17bが「OFF」を指している際には、摺動電極27と基板25の固定電極25aとが接触し、回転板28は図8に示す位置となっている。この際には、押圧スイッチ18a〜18c及び解除スイッチ36は干渉部46と相対しているため、押圧操作不能(機械的操作ロック)となっている。又、前記プランジャ20aは長孔28fの一端部側に相対して位置するようになっている。
【0043】
前記操作ノブ17の指示マーク17bが「ACC」を指している際には、摺動電極27と基板25の固定電極25bとが電気的に接続され、回転板28は図9に示す位置となっている。この際には、押圧スイッチ18a,18bは干渉部46と相対していないため押圧操作可能(操作許容)となっており、押圧スイッチ18c及び解除スイッチ36は干渉部46と相対しているため押圧操作不能(機械的操作ロック)となっている。又、前記プランジャ20aは長孔28fの他端部に相対するようになっている。なお、本実施形態では図9における回転板28の位置を第1アンロック位置とする。
【0044】
前記操作ノブ17の指示マーク17bが「ON」を指している際には、摺動電極27と基板25の固定電極25cとが電気的に接続され、回転板28は図10に示す位置となっている。
【0045】
なお、本明細書では、操作ノブ17の指示マーク17bが「ON」を指している際における操作ノブ17の位置を「エンジンスタート操作手段が所定の回転位置に位置する」という。
【0046】
この際には、押圧スイッチ18a,18bは干渉部46と相対していないため押圧操作可能(操作許容)となっており、押圧スイッチ18cは干渉部46と相対しているため押圧操作不能(機械的操作ロック)となっている。そして、前記プランジャ20aは長孔28gの一端部に相対するようになっている。
【0047】
前記回転板28が図11に示す状態となっている際には、摺動電極27と基板25の固定電極25cとが電気的に接続される。この際には、押圧スイッチ18a〜18cは干渉部46と相対していないため押圧操作可能(操作許容)となっている。又、前記プランジャ20aは長孔28gの他端部に相対するようになっている。なお、本実施形態では図11における回転板28の位置を第2アンロック位置とする。本実施形態では、第1アンロック位置及び第2アンロック位置を総合してアンロック位置としている。
【0048】
次に、このシフト装置及びその関連装置の電気的構成について説明する。
図6に示すように、前記シフト装置11と別体に設けられたカードキー40の内部には、イモビライザ用識別コードを記憶したトランスポンダ40aが埋設されている。前記イモビライザ用識別コードは識別信号に相当する。前記トランスポンダ40aはカードキー40をアンテナコイル32に近づけると、アンテナコイル32を介して中央制御部19にイモビライザ用識別コードを出力するようになっている。前記ブレーキペダル14の近傍には、ブレーキペダル14が踏み込まれたときに中央制御部19に制動検出信号を出力するブレーキスイッチ14a(図7参照)が設けられている。同じく図7に示すように、シフト装置11の中央制御部19はエンジンECU50を介してエンジンEGに対して電気的に接続されている。
【0049】
前記中央制御部19とアンテナコイル32との間には、ヘッドアンプ41が電気的に接続され、同ヘッドアンプ41は中央制御部19からアンテナコイル32へ出力される判定要求信号を増幅するようになっている。
【0050】
中央制御部19はレンジ切換弁であるマニュアルシフトバルブ(図示しない)を切換え動作させるためのモータ等のアクチュエータ51を制御する。すなわちマニュアルシフトバルブは、従来の手動によりレンジを切換える自動変速機におけるマニュアルシフトバルブと同様にスプールタイプのバルブであり、制御および駆動のための元圧となるライン油圧が供給され、シフト位置に応じて各走行レンジに応じた経路で所定の摩擦係合装置(図示しない)に油圧を供給するように構成されている。
【0051】
次に、上記実施形態のシフト装置11の作用について説明する。
なお、シフト装置11の初期の状態、即ち、エンジンEG停止状態では操作ノブ17の指示マーク17bは「OFF」を示した機械的回転規制状態となっているものとする。この結果、固定電極25aと摺動電極27とは当接されている。又、押圧スイッチ18a〜18cは干渉部46と相対した位置となっている。従って、押圧スイッチ18a〜18cを押圧操作しようとすると、押圧スイッチ18a〜18cの下端部は干渉部46に当接するため押圧操作不能となっている。加えて、プランジャ20aは干渉位置に位置している。
【0052】
なお、本実施形態における操作ノブ17の機械的回転規制状態とは、操作ノブ17の指示マーク17bが「OFF」から「ACC」の間を示しているときのことをいう。
【0053】
さて、操作ノブ17の指示マーク17bが「ACC」を指すように操作ノブ17を回転変位させると、固定電極25bと摺動電極27とが電気的に接続され、中央制御部19にアクセサリオン信号が入力される。中央制御部19はアクセサリオン信号に基づいて車両に搭載した図示しないアクセサリ機器に対して電源供給許可等の適宜処理を行う。又、操作ノブ17の指示マーク17bが「ACC」を指すと、図9に示すように、回転板28はロック位置から第1アンロック位置に移動する。この状態では、干渉部46が押圧スイッチ18a,18bに対して相対的に待避することにより、押圧スイッチ18a,18bは押圧操作不能状態から押圧操作可能状態となる。
【0054】
そして、図14に示すように、押圧スイッチ18aを押圧操作すると、固定電極33aと摺動電極35aとが電気的に接続され、中央制御部19には電気信号としてのニュートラル位置信号が入力される。中央制御部19はニュートラル位置信号に基づいて、ニュートラル位置に応じた制御をアクチュエータ51に対して行う。又、押圧スイッチ18bを押圧操作すると、固定電極33bと摺動電極35bとが電気的に接続され、中央制御部19には電気信号としてのドライブ位置信号が入力される。中央制御部19はドライブ位置信号に基づいて、ドライブ位置に応じた制御をアクチュエータ51に対して行う。
【0055】
ところで、本実施形態では、中央制御部19はインストルメントパネル13に設けられた電源スイッチSが押圧操作されると、ヘッドアンプ41に判定要求信号を出力し、同ヘッドアンプ41は判定要求信号を増幅する。そして、ヘッドアンプ41はアンテナコイル32に判定要求信号を出力する。この状態でカードキー40をシフト装置11に近づけると、アンテナコイル32はトランスポンダ40aに判定要求信号を送信する。トランスポンダ40aは判定要求信号が入力されると、イモビライザ用識別コードをアンテナコイル32を介してヘッドアンプ41に送信し、ヘッドアンプ41はイモビライザ用識別コードを中央制御部19に出力する。
【0056】
中央制御部19は入力したイモビライザ用識別コードと予め記憶した車載側識別コードとを比較し、一致するときには正規ユーザの識別コード(識別信号)と認識し、中央制御部19内にカード認識情報を記憶する。
【0057】
この状態でブレーキペダル14を踏み込みすると、ブレーキスイッチ14aは中央制御部19に制動検出信号を出力する。中央制御部19は前記カード認識情報が記憶され、且つ制動検出信号が入力されたことに基づいてソレノイド20に励磁信号を出力する。即ち、中央制御部19はエンジンEGが駆動されていない状態の元では正規ユーザであると認識結果が得られているカード認識情報と、制動検出信号の入力とのアンド条件でのみソレノイド20のロック解除を行う。ソレノイド20は励磁信号に基づき、プランジャ20aを干渉位置から不干渉位置に移動させる。すると、操作ノブ17は機械的回転規制状態(機械的操作ロック状態)から回転許容状態(操作許容状態)となる。
【0058】
そして、操作ノブ17が回転許容状態のときに、操作ノブ17の指示マーク17bが「ON」を指すように操作ノブ17を回転変位させると、固定電極25cと摺動電極27とが電気的に接続(オン作動)される。すると、中央制御部19にエンジン始動信号が入力され、同中央制御部19はエンジン始動信号に基づき、エンジンECU50にエンジン駆動許可信号を出力する。このエンジン駆動許可信号に基づいてエンジンECU50はエンジンを始動させる。
【0059】
この後、エンジンECU50によりエンジンEGが駆動された後では、ブレーキペダル14の踏み込み操作が解除されると、ブレーキスイッチ14aからの制動解除信号に基づいて、中央制御部19はソレノイド20を消磁する。従って、ソレノイド20のプランジャ20aはスプリング44の付勢により干渉位置に移動する。
【0060】
ところで、操作ノブ17の指示マーク17bが「ON」を指している状態では、図10に示すように、干渉部46は押圧スイッチ18cに対して相対している。その結果、押圧スイッチ18cは干渉部46にて依然として押圧操作不能状態のままとなっている。図12に示すように、仮に、押圧スイッチ18cを押圧操作しようとすると、押圧スイッチ18cは回転板28の係止部28dの先端部に当接して押圧操作できない。
【0061】
そこで、押圧スイッチ18cを押圧操作する場合には、以下に示す操作を行う。回転板28が図10に示す状態となっている際において、図12に示すように、解除スイッチ36を押圧操作すると、同解除スイッチ36の押圧部36bが回転板28のガイド部28cを押圧する。すると、回転板28がリターンスプリング38の付勢に抗して軸心Oを中心として時計回り方向に回転される。
【0062】
すると、図11,13に示す第2アンロック位置に回転板28が移動され、干渉部46は押圧スイッチ18cに対して相対的に待避する。すると、押圧スイッチ18cは押圧操作不能状態から押圧操作可能状態となる。そして、押圧スイッチ18cが押圧操作可能状態のときに、押圧スイッチ18cを押圧操作すると、固定電極33cと摺動電極35cとが電気的に接続され、中央制御部19には電気信号としての後進位置信号が入力される。中央制御部19は後進位置信号に基づいてアクチュエータ51を制御駆動する。
【0063】
なお、エンジンEG駆動中において、ブレーキペダル14を踏み込み、ブレーキスイッチ14aが中央制御部19に制動検出信号を出力すると、中央制御部19はソレノイド20を駆動制御してプランジャ20aを不干渉位置に移動するようになっている。従って、エンジンEG駆動中においてソレノイド20のプランジャ20aを不干渉位置に位置させる際には、再びカードキー40の照合を行う必要はなくブレーキペダル14を踏み込むだけでよい。
【0064】
そして、エンジンEGを停止させる際には、ブレーキペダル14を踏み込みソレノイド20のプランジャ20aを不干渉位置に移動させる。その後、操作ノブ17の指示マーク17bが「OFF」を指すように操作ノブ17を回転変位させると、摺動電極27が固定電極25cから離間(オフ)した際にオフ信号が中央制御部19に出力され、そのオフ信号に基づいて中央制御部19はエンジンECU50にエンジン停止信号を出力する。このエンジン停止信号に基づいてエンジンECU50はエンジンEGを停止させる。
【0065】
従って、本実施形態のシフト装置11によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態のシフト装置11では、操作ノブ17と押圧スイッチ18a〜18cとを固定台16に対して設け、かつ操作ノブ17を押圧スイッチ18a〜18cの周辺に設けた。エンジンEG停止状態において、検出手段(中央制御部19及びアンテナコイル32)がカードキー40のトランスポンダ40aを正規ユーザのものであると照合(検出)し、且つブレーキペダル14が踏み込まれている時に、中央制御部19はソレノイド20のプランジャ20aを干渉位置から不干渉位置に移動させるようになっている。その結果、操作ノブ17は回転許容状態となる。そして、操作ノブ17が回転許容状態の時に、操作ノブ17の指示マーク17bが「ON」を指せるようになるとともに、押圧スイッチ18cが押圧操作可能となる。
【0066】
従って、エンジンEG停止状態において、検出手段である中央制御部19がカードキー40を正規ユーザと確認しない限り、操作ノブ17は機械的回転規制状態を保持し、押圧スイッチ群18が完全に使用できないため盗難防止性能を高めることができる。又、検出手段がカードキー40を正規ユーザのものと認識しない限り、操作ノブ17はソレノイド20のプランジャ20aに阻まれエンジンスタートできないため、車両の盗難防止性能を高めることができる。
【0067】
(2)本実施形態では、押圧スイッチ群18を操作ノブ17の周辺に位置するように、押圧スイッチ群18と操作ノブ17とをシフト装置11にユニット化して設けている。従って、押圧スイッチ群18と操作ノブ17とを別体で離間して設けた場合と比べて、シフト装置11は部品点数を削減できると共に、省スペース化、コンパクト化を実現できる。
【0068】
(3)本実施形態では、単一の(共通の)ソレノイド20が押圧スイッチ18c(シフト部材)の押圧操作可能又は機械的押圧操作不能にし、且つ操作ノブ17の機械的回転規制又は回転許容を行っている。従って、操作ノブ17及び押圧スイッチ18cにそれぞれソレノイド20を設けた場合と比べ低コストでシフト装置11を構成できる。
【0069】
(4)本実施形態では、回転板28の回転位置によって各押圧スイッチ18a〜18cの押圧操作可能又は機械的押圧操作不能をコントロールしている。従って、簡単な構造で押圧スイッチ18a〜18cを押圧操作可能又は機械的押圧操作不能にすることができる。
【0070】
(5)本実施形態では、解除スイッチ36を押圧操作しない限り、押圧スイッチ18cが押圧操作可能とならないようになっている。従って、車両を前進走行させているときに、誤って押圧スイッチ18cを押すことが防止できる。
【0071】
なお、上記実施形態は以下のような他の実施形態に変更して具体化してもよい。
・前記実施形態では、単一の(共通の)ソレノイド20にて操作ノブ17の機械的回転規制又は回転許容、及び押圧スイッチ18cの押圧操作可能又は押圧操作不能を行っていた。これを、前記操作ノブ17及び押圧スイッチ18cのぞれぞれに対して別々にソレノイド20を設けてもよい。
【0072】
・前記実施形態では、図9に示す干渉部46が押圧スイッチ18a,18bに対して相対的に待避する第1アンロック位置と、図11に示す干渉部46が押圧スイッチ18a〜18cに対して相対的に待避する第2アンロック位置とを総合してアンロック位置としていた。これを、干渉部46が押圧スイッチ18bに対してのみ相対的に待避した回転板28の状態を第3アンロック位置とし、第1〜第3アンロック位置を総合してアンロック位置としてもよい。
【0073】
・前記実施形態では、検出手段である中央制御部19及びアンテナコイル32をシフト装置11内に配置していた。しかし、中央制御部19及びアンテナコイル32のうち少なくとも一方をシフト装置11の外部に設けてもよい。例えば、アンテナコイル32をインストルメントパネル13における車両用シフト装置11と別の位置、車両のドア部等に設けてもよい。上記のようにアンテナコイル32を車両のドア部に設けると、車両外部からカードキー40の照合を行うことができる。同様に中央制御部19及をインストルメントパネル13における車両用シフト装置11と別の位置、車両のドア部等に設けてもよい。
【0074】
次に、上記実施形態から把握できる請求項に記載した発明以外の技術的思想について記載する。
・前記アンロック位置は、シフト部材のうち少なくとも1つの押圧操作を許容するアンロック位置を含むこと。
【0075】
・前記ロック位置は、すべてのシフト部材の押圧操作をロックする位置であり、アンロック位置は、回転板の回動操作量に応じて、順次シフト部材の押圧操作を解除する複数箇所を含むこと。
【0076】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、シフト装置は、シフト部材の押圧操作に応じて電気信号を出力し、かつエンジンスタート操作手段を含み、シフト部材をロックする際に機械的にロックできる。
【0077】
また、シフト装置は、エンジンスタート操作手段をロックする際に機械的にロックできる。
さらに、回転板によってシフト部材の操作許容又は機械的操作ロックを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態におけるA/T車の運転席を示す概略図。
【図2】 本実施形態におけるシフト装置の概略正面図。
【図3】 本実施形態におけるシフト装置の側断面図。
【図4】 本実施形態における固定台の正面図。
【図5】 図3のA−A矢視における基板の断面図。
【図6】 本実施形態におけるカードキーの正面図。
【図7】 本実施形態におけるシフト装置の電気的構成を示すブロック図。
【図8】 本実施形態における回転板の概略説明図。
【図9】 本実施形態における回転板の概略説明図。
【図10】 本実施形態における回転板の概略説明図。
【図11】 本実施形態における回転板の概略説明図。
【図12】 図10の回転板を別の視点から示す概略説明図。
【図13】 図11の回転板を別の視点から示す概略説明図。
【図14】 本実施形態における押圧スイッチの作用を示す説明図。
【符号の説明】
11…シフト装置、17…エンジンスタート操作手段としての操作ノブ、
18a〜18c…シフト部材としての押圧スイッチ、
19…検出手段を構成する中央制御部(シフトECU)、
20…ロック手段としてのソレノイド、28…ロック手段に含まれる回転板、
32…検出手段を構成するアンテナコイル、
42…エンジンスタート手段としてのイグニッションスイッチ、
43a〜43c…シフト位置検出手段としてのシフトスイッチ。

Claims (1)

  1. 押圧操作自在にそれぞれ設けられた複数のシフト部材(18a〜18c)を備え、各シフト部材(18a〜18c)の押圧操作に応じて電気信号を出力するシフト装置(11)であって、
    シフト装置外部から受信した識別信号が正規ユーザの識別信号か否かを検出する検出手段(19,32)と、
    前記検出結果に基づいて、前記シフト部材(18a〜18c)の操作許容又は機械的操作ロックを行うロック手段(20)と、
    前記シフト部材(18a〜18c)の周辺において回転操作自在に設けられ、かつエンジン始動信号を出力可能なエンジンスタート手段(42)に対して作動連結され、所定の回転位置でエンジンスタート手段(42)をオン作動させて、エンジン始動信号を出力させるエンジンスタート操作手段(17)と
    を備え、
    前記ロック手段(20)は、前記検出手段(19,32)の検出結果に基づいて、前記エンジンスタート操作手段(17)の操作許容又は機械的操作ロックを行い、
    さらに、前記ロック手段(20)は、エンジンスタート操作手段(17)の回転操作に応じて回転する回転板(28)を含み、
    前記回転板(28)は、前記複数のシフト部材(18a〜18c)の押圧操作を機械的にロックするロック位置と、押圧操作の許容をするアンロック位置との間を回転自在に設けられていることを特徴とするシフト装置。
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