JP4685892B2 - エンジン始動・停止用スイッチ装置 - Google Patents
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Description
特に、プッシュスイッチ部の操作部は、キーシリンダ部とは独立して押圧操作方向に移動し、キーシリンダ部は押圧操作方向に移動しない。このため、ユーザが不意に手のひら等で操作部及びキーシリンダ部に触れた場合であっても、操作部の中央部に配置されるキーシリンダ部は押圧されないため、操作部の押圧をキーシリンダ部が規制する。従って、意図せず操作部が押圧されるのを低減でき、意図しないエンジン始動を防止できる。そして、押すという意思でもってエンジンの始動を行うことができる。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図3を参照して説明する。なお、本実施形態におけるエンジン始動・停止用スイッチ装置は、スマートイグニション機能を備える車両において使用される。また、本実施形態における車両は、車両の盗難を防止するイモビライザ機能を備える。
<プッシュスイッチ部によるエンジン始動・停止について>
携帯機50を所持したユーザが、車両に乗り込む。すると、車両に搭載された車載器60のスマートECU61と携帯機50のマイコン51との間でIDコードの比較が行われ、両者が一致した場合にユーザはスマートイグニション機能を使用することができる。スマートECU61は、IDコードが一致すると、ステアリングロック駆動装置3に解除信号を送信する。これにより、ステアリングロックが解除される。また、スマートECU61は、スマート一致信号を電源ECU2に送信する。そして、ユーザはプッシュスイッチ部30の操作部31を指先で押圧操作する。
ユーザは、メカキー40を持った状態で車内に乗り込み、メカキー40をキーシリンダ部10のキー挿入口11に差し込む。すると、イモビライザ機能により、トランスポンダ42とイモビECU35との間でIDコードの比較が行われ、両者が一致した場合には、イモビECU35からステアリングロック駆動装置3に対して解除信号が送信され、ステアリングロックが解除される。また、イモビECU35は、IDコードが一致すると電源ECU2に対して一致信号を送信する。キーシリンダ部10は、ユーザがはじめメカキー40を挿入した状態では「LOCK」位置の状態である。ユーザがメカキー40を「LOCK」位置から回動操作すると、キーシリンダ部10の突部19は、配線基板18の接点18aのうちOFF接点に移動する。すると、配線基板18のOFF接点と導通し、配線基板18から電源ECU2にOFF信号が出力される。「OFF」状態では、電源ECU2はエンジンを停止状態に保持している。
(1)スイッチ装置1は、キーシリンダ部10及びプッシュスイッチ部30を備え、プッシュスイッチ部30の操作部31はキーシリンダ部10のキー挿入口11の周囲に配置されている。このため、従来、キーシリンダ部とプッシュスイッチが別々に配設されていたのを1箇所にまとめることができる。従って、キーシリンダ部10とプッシュスイッチ部30の設置場所を2箇所設ける必要がなく設置場所が1箇所で済む。
次に、本発明を具体化した第2実施形態について図4及び図5を参照して説明する。以下、前記第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
プッシュスイッチ部30によるエンジンの始動は前記実施形態と同じであるためその説明は省略する。ユーザは、メカキー40を持った状態で車内に乗り込み、メカキー40をキーシリンダ部20のキー挿入口11に差し込む。イモビECU35は、間欠的に一次コイル34の発振状態を制御することで一次コイル34から間欠的にリクエスト信号を送信している。そして、トランスポンダ42とイモビECU35との間でIDコードの比較が行われ、両者が一致した場合には、イモビECU35からステアリングロック駆動装置3に対して解除信号が送信され、ステアリングロックが解除される。また、イモビECU35は、IDコードが一致すると電源ECU2に対して一致信号を送信する。キーシリンダ部20は、ユーザがはじめメカキー40を挿入した状態では「LOCK」位置の状態である。ユーザがメカキー40を「LOCK」位置から回動操作すると、突部23がガイド溝24の第1のガイド溝24aにより案内され、図5に破線で示すように、「OFF」位置に移動する。この際、キーシリンダ部20の突部19は、配線基板25の接点25aのうちOFF接点に移動する。
(7)キーシリンダ部20はその軸方向に沿って押圧可能に構成され、キーシリンダ部20の押圧操作によって、プッシュスイッチ部30のスイッチ33が押圧されエンジンが始動する。このため、キーシリンダ部20の配線基板25に前記第1実施形態のようにエンジン始動のためのSTART接点を設ける必要がなく、プッシュスイッチ部30とキーシリンダ部20とでスイッチ33を共用することができ、より簡易的な構成とすることができる。また、START接点分のコストを削減することができる。
・前記第1実施形態及び第2実施形態では、キーシリンダ部10,20のキー挿入口11は、プッシュスイッチ部30の操作部31中央に位置していたが、図6に示すように、操作部31中央からずれた位置にあってもよい。この構成により、押圧操作する際に、操作部31の操作面31bの面積がある一部分において広がるため、操作部31の操作がその部分を押すことでよりいっそう操作し易くなる。なお、偏心するとバランスが悪くなるので、キーシリンダ部10,20のスプリング16だけでなく、それ以外の箇所で押圧操作方向への移動を案内するガイドロッドを設けるとよい。
・前記第2実施形態では、キーシリンダ部20が押圧操作されるとプッシュスイッチ部30も共に移動する構成としたが、キーシリンダ部20のみが押圧される構成としてもよい。この際、スイッチ33を共用せず、キーシリンダ部20の押圧時に押圧されるスイッチを別に設ける必要がある。
(1)前記エンジン始動・停止用スイッチ装置において、前記通信手段はイモビライザ機能が備えるイモビアンテナであること。
(3)前記エンジン始動・停止用スイッチ装置において、前記操作部の操作面と前記キー挿入口の表面に露出する面とは同一平面上にあること。
(5)車両に搭載された車載器の通信領域内に携帯機が存在することに基づき該携帯機と前記車載器との間で識別コードの比較を行い、両者が一致した際にエンジンが始動可能状態となるスマートイグニション機能を備えた車両に使用されるエンジン始動・停止用スイッチ装置であって、キーが挿入された状態で回動可能に構成され、エンジンの始動・停止を行う際に回動操作されるキーシリンダ部と、前記キーシリンダ部が備えるキー挿入口の周囲に配置され前記始動可能状態下においてエンジンの始動・停止を行う際に操作される操作手段とを備え、該操作手段は通信手段を備え、一方、前記キーは照合手段を備え、前記キー挿入口に前記キーが挿入されることで前記照合手段及び前記通信手段が近接すると、前記照合手段と前記通信手段との間で識別コードの比較を行い、両者が一致した場合に、前記キーシリンダ部によるエンジンの始動を許可することを特徴とするエンジン始動・停止用スイッチ装置。
Claims (2)
- 車両に搭載された車載器の通信領域内に携帯機が存在することに基づき該携帯機と前記車載器との間で識別コードの比較を行い、両者が一致した際にエンジンが始動可能状態となるスマートイグニション装置に使用されるエンジン始動・停止用スイッチ装置であって、
押圧操作によりエンジンの始動・停止を行うプッシュスイッチ部と、
メカキーが挿入された状態で回動可能に構成され、メカキーの回動操作によりエンジンの始動・停止を行うキーシリンダ部とを備え、
前記プッシュスイッチ部は押圧操作される操作部を備えるとともに、該操作部が前記キーシリンダ部が備えるキー挿入口の周囲に配置され、
前記プッシュスイッチ部の操作部は、前記キーシリンダ部とは独立して押圧操作方向に移動し、前記キーシリンダ部は押圧操作方向に移動しないことを特徴とするエンジン始動・停止用スイッチ装置。 - 前記メカキーは照合手段を備え、一方、前記プッシュスイッチ部は前記操作部に通信手段を備えており、前記キー挿入口に前記メカキーが挿入されることで前記照合手段及び前記通信手段が近接すると、前記照合手段と前記通信手段との間で識別コードの比較を行い、両者が一致した場合に、前記キーシリンダ部によるエンジンの始動を許可することを特徴とする請求項1に記載のエンジン始動・停止用スイッチ装置。
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