JPH10242606A - 金属ベース基板 - Google Patents
金属ベース基板Info
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- JPH10242606A JPH10242606A JP4306997A JP4306997A JPH10242606A JP H10242606 A JPH10242606 A JP H10242606A JP 4306997 A JP4306997 A JP 4306997A JP 4306997 A JP4306997 A JP 4306997A JP H10242606 A JPH10242606 A JP H10242606A
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Abstract
共に耐湿性、耐熱性、絶縁信頼性、耐クラック性に優れ
た金属ベース基板を提供する。 【解決手段】銅箔、絶縁接着層および金属板からなる金
属ベース基板において、絶縁接着層の貯蔵弾性率が、−
40〜75℃の範囲で10〜5000MPaであり、7
5〜125℃の範囲において10〜1000MPaであ
り、かつ熱伝導率が0.6W/m・K以上である金属ベース
基板。このような絶縁接着層は、(1)エポキシ樹脂及
びその硬化剤100重量部、(2)エポキシ樹脂と相溶
性で重量平均分子量が3万以上の高分子量樹脂1〜40
重量部、(3)Tgが0℃以下であり反応性の官能基を
有する重量平均分子量10万以上の高分子量樹脂30〜
250重量部、(4)硬化促進剤0.1〜5重量部及び
(5)無機フィラーを樹脂100体積部に対して20〜
130体積部含む接着剤組成物で得られる。
Description
られるプリント配線板用の金属ベース基板に関する。
スペース化に伴い、これらの電子機器をエンジンルーム
内に設置することが要望されている。しかしながら、エ
ンジンルーム内では、温度変化が大きいうえに温度が高
い等の過酷な環境であり、また、ある程度大きな面積の
配線板が必要とされ、この要求を満たすことはかなり困
難である。例えば、セラミック基板は耐熱性や、はんだ
接続の寿命等は良好であるが、大きな面積の配線板を製
造しにくい等の問題がある。また、ガラスエポキシ配線
板の場合には、大面積の基板を低コストで製造できる
が、基材の熱膨張率及び弾性率が大きいため、ヒートサ
イクル等により、チップ実装部品のはんだ付け部分にク
ラックが入りやすいという問題点があった。また、放熱
性に乏しいため、部品から発生される熱を十分に放散す
ることができないという問題点があった。
絶縁接着層と金属板を貼り合わせたもので、放熱性は良
好であり、大きいサイズの基板も得やすいが、アルミニ
ウム板とチップ抵抗等の表面実装部品との熱膨張率の差
に起因する熱応力が大きく、ヒートサイクル試験等によ
り、はんだにクラックが入りやすいという問題点があっ
た。 このような点を改良するためには、熱伝導性が高
く、低弾性率にして、熱膨張率の違いにより発生する熱
応力を緩和することが望まれる。しかも高レベルの耐熱
性、耐湿性を有することが必要であるが、このようなも
のは得られていなかった。
基板のこのような欠点を改良することを目的として、特
開昭63−246898号公報、特開昭62−2468
93号公報、及び特開昭62−246895号公報等で
は、絶縁接着材料にゴムを使用し、金属板と多層配線板
を積層接着し、金属板と多層配線板の間での応力緩和を
図っているが、ゴムを使用した場合、高温での密着性が
低下するため、十分な耐熱性を得るには至っていなかっ
た。また、従来、熱伝導性接着剤としては、ゴム系粘接
着剤に無機フィラーを添加したものなどが知られてい
る。これは、アクリルゴム、アクリロニトリルブタジエ
ンゴムなどの各種ゴムを主成分とする接着剤であり、こ
れらのゴムは、接着剤の強度、可撓性及び密着性を改善
するために使用されている。しかし、耐湿性、耐熱性、
絶縁信頼性が不足しており、特性のよい金属ベース基板
は得られていなかった。本発明は、このような事情に鑑
みてなされたもので、熱伝導性向上及び実装信頼性向上
の両立を図るとともに、耐湿性、耐熱性、絶縁信頼性、
耐クラック性に優れた金属ベース基板を提供することを
目的とする。
着層および金属板からなる金属ベース基板において、絶
縁接着層の貯蔵弾性率が、−40〜75℃の範囲におい
て、10MPa〜5000MPaであり、75℃〜12
5℃の範囲において、10MPa〜1000MPaであ
り、かつ熱伝導率が0.6W/m・K以上である金属ベー
ス基板であり、絶縁接着層の線膨張係数が−40〜12
5℃の範囲で30〜125×10-6/℃の範囲にあると
好ましいものである。また絶縁接着層の厚さが、50μ
m〜250μmの範囲で、金属板の厚さが、1mm〜5
mmのアルミニウム板であると好ましい。さらに、本発
明は、絶縁接着層が、(1)エポキシ樹脂及びその硬化
剤を合わせて100重量部、(2)エポキシ樹脂と相溶
性でありかつ重量平均分子量3万以上の高分子量樹脂1
〜40重量部、(3)Tgが0℃以下であり反応性の官
能基を有する重量平均分子量10万以上の高分子量樹脂
30〜250重量部、(4)硬化促進剤0.1〜5重量
部及び(5)無機フィラーを、樹脂100体積部に対し
て20〜130体積部含む低弾性率熱伝導性接着剤組成
物からなる接着剤組成物であると好ましい金属ベース基
板である。特に、Tgが0℃以下であり反応性の官能基
を有する重量平均分子量10万以上の高分子量樹脂が、
エポキシ基を1〜10モル%含んだアクリルゴムである
低弾性率熱伝導性接着剤組成物からなる接着剤組成物で
あると好ましい金属ベース基板である。また、無機フィ
ラーがアルミナであると好ましいものである。
貯蔵弾性率は、−40〜75℃の範囲で10MPa〜5
000MPaであり、75℃〜125℃の範囲において
10MPa〜1000MPaであることが必要である。
−40〜125℃の範囲において、貯蔵弾性率が10M
Pa未満では外力が加わった場合絶縁接着層が容易に変
形するため、絶縁信頼性に劣るようになる。また、−4
0〜75℃の範囲で5000MPaを超えたり、あるい
は75℃〜125℃の範囲において1000MPaを超
えるときは、チップ部品を表面実装した金属ベース基板
に熱衝撃が加わった場合、はんだクラックが生じ易くな
るので不適である。また、絶縁接着層の熱伝導率が、
0.6W/m・K未満では、放熱性が不十分であり、熱伝
導率を0.6W/m・K以上とする必要がある。
体的には下記のものがある。絶縁接着層が、(1)エポ
キシ樹脂及びその硬化剤を合わせて100重量部、
(2)エポキシ樹脂と相溶性でありかつ重量平均分子量
3万以上の高分子量樹脂1〜40重量部、(3)Tgが
0℃以下であり反応性の官能基を有する重量平均分子量
10万以上の高分子量樹脂30〜250重量部、(4)
硬化促進剤0.1〜5重量部及び(5)無機フィラー
を、樹脂100体積部に対して20〜130体積部含む
低弾性率熱伝導性接着剤組成物である。(1)のエポキ
シ樹脂は、硬化して接着作用を呈するものであれば良く
制限するものでないが、二官能以上で、分子量が5,0
00未満、好ましくは3,000未満のエポキシ樹脂が
好適に使用される。特に、分子量が500以下のビスフ
ェノールA型またはビスフェノールF型液状樹脂を用い
ると積層時の流動性を向上させることができて好まし
い。分子量が500以下のビスフェノールA型またはビ
スフェノールF型液状樹脂は、油化シェルエポキシ株式
会社から、エピコート807、エピコート827、エピ
コート828という商品名で市販されている。また、ダ
ウケミカル日本株式会社からは、D.E.R.330、
D.E.R.331、D.E.R.361という商品名
で市販されている。さらに、東都化成株式会社から、Y
D128、YDF170という商品名で市販されてい
る。
能エポキシ樹脂を加えてもよい。多官能エポキシ樹脂と
しては、フェノールノボラック型エポキシ樹脂やクレゾ
ールノボラック型エポキシ樹脂が例示される。 フェノ
ールノボラック型エポキシ樹脂は、日本化薬株式会社か
ら、EPPN−201という商品名で市販されている。
また、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂は、住友化
学工業株式会社から、ESCN−001、ESCN−1
95という商品名で、また、前記、日本化薬株式会社か
ら、EOCN1012、EOCN1025、EOCN1
027という商品名で市販されている。
限するものではないが、フェノール性水酸基を1分子中
に2個以上有する化合物であるフェノールノボラック樹
脂、ビスフェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラ
ック樹脂を用いるのが好ましい。吸湿時の接着性、耐電
食性に優れるからである。 このような硬化剤として、
大日本インキ化学工業株式会社から、フェノライトLF
2882、フェノライトLF2822、フェノライトT
D−2090、フェノライトTD−2149、フェノラ
イトVH4150、フェノライトVH4170という商
品名で市販されている。
ゾール類を用いるのが好ましい。イミダゾールとして
は、2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチル
イミダゾール、1−シアノエチル−2−フェニルイミダ
ゾール、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾリウ
ムトリメリテート等が挙げられる。 イミダゾール類
は、四国化成工業株式会社から、2E4MZ、2PZ−
CN、2PZ−CNSという商品名で市販されている。
重量平均分子量3万以上の高分子量樹脂としては、フェ
ノキシ樹脂、高分子量エポキシ樹脂、超高分子量エポキ
シ樹脂、極性の大きい官能基含有ゴムなどが挙げられ
る。Bステージにおける接着剤のタック性の低減や硬化
時の可撓性を向上させるため重量平均分子量が3万以上
とされる。ここで、エポキシ樹脂と相溶性があるとは、
硬化後にエポキシ樹脂と分離して二つ以上の相に分かれ
ることなく、均質混和物を形成する性質を言う。フェノ
キシ樹脂は、東都化成株式会社から、フェトートYP−
40、フェトートYP−50、フェトートYP−60と
いう商品名で市販されている。高分子量エポキシ樹脂
は、分子量が3〜8万の高分子量エポキシ樹脂、さらに
は、分子量が8万を超える超高分子量エポキシ樹脂(特
公平7−59617号、特公平7−59618号、特公
平7−59619号、特公平7−59620号、特公平
7−64911号、特公平7−68327号公報参照)
があり、何れも日立化成工業株式会社で製造している。
上記エポキシ樹脂と相溶性がありかつ重量平均分子量が
3万以上の高分子量樹脂の配合量は、エポキシ樹脂を主
成分とする相(以下エポキシ樹脂相という)の可撓性の
不足、タック性の低減やクラック等による絶縁性の低下
を防止するため1重量部以上、エポキシ樹脂相のTgの
低下を防止するため40重量部以下とされる。
能基を有する重量平均分子量10万以上の高分子量樹脂
としては反応性を有するエポキシ基を含有する、アクリ
ルゴム、NBR等が挙げられる また、反応性の官能基
を有する高分子量樹脂の重量平均分子量は10万以上、
200万以下であることが必要であり、好ましくは80
万以上、200万以下である。高分子量樹脂の重量平均
分子量が10万未満であると、絶縁接着層の可撓性が低
下するとともに、フロー性が大きくなりすぎてしまい、
樹脂の浸出量の制御が困難になる。また、200万を超
えるとフロー性が小さくなり厚み精度が低下するので好
ましくない。反応性の官能基を有する重量平均分子量1
0万以上の高分子量樹脂の配合量は、30〜250重量
部とされる。配合量が、30重量部未満であると、貯蔵
弾性率が大きくなり、熱応力の緩和が不十分になり、ひ
いてはヒートサイクル後のクラック発生、剥離の発生を
生じるので好ましくなく、250重量部を超える絶縁接
着層のフロー性が低下するため、接着性の低下、ひいて
は絶縁信頼性の低下、耐熱性の低下、耐湿性の低下が起
こるため好ましくない。
部に対して20〜130体積部配合する。無機フィラー
の配合は、接着フィルムの熱伝導性をよくすること、難
燃性を与えること、溶融粘度を調整すること、チクソト
ロピック性を付与すること、表面硬度の向上などを目的
とするものである。無機フィラーの配合量が樹脂100
体積部に対して20体積部未満であると、配合の効果が
少なく、130体積部を超えて配合すると、接着剤の可
撓性低下、接着性の低下、ボイド残存による耐電圧の低
下等の問題が発生する。なお、40体積部以上を配合す
る場合には、パッキングのよい適切な粒度分布を有する
ものを使用する必要がある。
ム、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネ
シウム、ケイ酸カルシウム、酸化カルシウム、酸化マグ
ネシウム、アルミナ、窒化アルミニウム、ほう酸アルミ
ウイスカ、窒化ホウ素、結晶性シリカ、非晶性シリカ、
炭化ケイ素などが挙げられる。
ミナ、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、結晶性シリカ、
非晶性シリカが好ましい。 この内、アルミナは、熱伝
導性が良く、耐熱性、絶縁性が良好な点で好適である。
また、結晶性シリカまたは非晶性シリカは、熱伝導性の
点ではアルミナより劣るが、イオン性不純物が少ないた
め、PCT処理時の絶縁性が高く、銅箔、アルミ線、ア
ルミ板等の腐食が少ない点で好適である。 難燃性を与
えるためには、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ムが好ましい。 溶融粘度調整やチクトロピック性の付
与の目的には、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ酸カルシ
ウム、ケイ酸マグネシウム、酸化カルシウム、酸化マグ
シウム、アルミナ、結晶性シリカ、非晶性シリカが好ま
しい。
よくするために、カップリング剤を配合することもでき
る。カップリング剤としては、シランカップリング剤が
好ましい。シランカップリング剤としては、γ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、γ−ウレイドプロピルトリエトキシシラ
ン、N−β−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメ
トキシシラン等が挙げられる。カップリング剤の配合量
は、添加による効果や耐熱性およびコストから、樹脂1
00重量部に対し0.1〜10重量部を添加するのが好
ましい。
て、吸湿時の絶縁信頼性をよくするために、イオン捕捉
剤を配合することができる。イオン捕捉剤の配合量は、
添加による効果や耐熱性、コストより、5〜10重量部
が好ましい。イオン捕捉剤としては、銅がイオン化して
溶け出すのを防止するため銅害防止剤として知られる化
合物、例えば、トリアジンチオール化合物、ビスフェノ
ール系還元剤を配合することもできる。ビスフェノール
系還元剤としては、2,2’−メチレン−ビス−(4−
メチル−6−第3−ブチルフェノール)、4,4’−チ
オ−ビス−(3−メチル−6−第3−ブチルフェノー
ル)等が挙げられる。トリアジンチオール化合物を成分
とする銅害防止剤は、三協製薬株式会社から、ジスネッ
トDBという商品名で市販されている。またビスフェノ
ール系還元剤を成分とする銅害防止剤は、吉富製薬株式
会社から、ヨシノックスBBという商品名で市販されて
いる。
成化学工業株式会社から、ジルコニウム系化合物を成分
とするものがIXE−100という商品名で、アンチモ
ンビスマス系化合物を成分とするものがIXE−600
という商品名で、マグネシウムアルミニウム系化合物を
成分とするものがIXE−700という商品名で、市販
されている。また、ハイドロタルサイトは、協和化学工
業から、DHT−4Aという商品名で市販されているも
のがある。
してワニスとし、基材上に塗布し、加熱して溶剤を除去
してフィルム状態で使用することが可能である。また銅
箔や金属板に塗布し、加熱して溶剤を除去して絶縁接着
層を形成することができる。ワニス化の溶剤は、比較的
低沸点の、メチルエチルケトン、アセトン、メチルイソ
ブチルケトン、2−エトキシエタノール、トルエン、ブ
チルセルソルブ、メタノール、エタノール、2−メトキ
シエタノールなどを用いるのが好ましい。また、塗膜性
を向上するなどの目的で、高沸点溶剤を加えても良い。
高沸点溶剤としては、ジメチルアセトアミド、ジメチル
ホルムアミド、メチルピロリドン、シクロヘキサノンな
どが挙げられる。ワニスの製造は、無機フィラーの分散
を考慮した場合には、らいかい機、3本ロール及びビー
ズミル等により、またこれらを組み合わせて行なうこと
ができる。無機フィラーと低分子量物をあらかじめ混合
した後、高分子量物を配合することにより、混合に要す
る時間を短縮することも可能となる。また、ワニスとし
た後、真空脱気によりワニス中の気泡を除去することが
好ましい。絶縁接着層をフィルム状態として作製する場
合の、基材としては、ポリエステルフィルム、ポリエチ
レンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリイミドフ
ィルム等やそれらを離型処理したフィルムなどを使用す
ることができる。
でき、接着剤組成物を塗布することにより、絶縁接着層
付きの金属箔として、さらに、アルミニウム板上にスク
リーン印刷または塗布したり、フィルムを貼付けして使
用することも可能である。これらの金属箔や金属板は、
マット処理等の粗面化処理を行っていることが好まし
い。
mの範囲が好ましく、50μm未満の場合、アルミニウ
ム板との熱膨張率差による熱応力の発生を絶縁接着層で
緩和することが十分に出来ない。そうなるとチップ抵抗
部品等をはんだで表面実装した部分の歪量が大きくな
り、十分な熱衝撃信頼性を得ることができなくなる。2
50μmを超えると、表面実装した部分の歪量が少な
く、良好な熱衝撃信頼性を得ることができるが、熱抵抗
が増大するため、十分な放熱性を得ることができない。
板、銅板、鋼板等を用いることができる。また、このう
ちアルミニウム板、鋼板等には、研磨、シランカップリ
ング剤処理等を行なうことにより、絶縁接着層と金属板
表面の密着性の向上を図ることができ好ましい。このよ
うな表面処理を行なった場合は、時間をおかず1日以内
に絶縁接着層と積層することが望ましい。銅板には、上
記の処理の他、黒化処理等を行なうこともできる。本発
明の金属板には、厚さ1mm〜5mmのアルミニウム板
を用いるのが好ましい。アルミニウム板は、線膨張率が
大きく、そりが発生しやすいため、1mm〜5mmの範
囲であることが好ましい。
属板とを、加圧加熱一体化して作製する。これにはラミ
ネータ、真空ラミネータ、プレス、真空プレス等を用い
ることができる。プレス圧力については、樹脂の溶融粘
度、流動性から適切に設定することが必要であるが、通
常2〜4MPa程度で行うことが好ましい。また、プレ
ス温度は、プレスの室温付近から昇温し、170℃で3
0分から1時間程度で完了するように、硬化速度を設定
することが経済性の点から望ましい。
絶縁接着層が比較的低弾性率であるため応力緩和機能を
有し、チップ部品等の素子と金属板との熱膨張率熱が一
致させる必要がなくなり、金属板に制約されることな
く、はんだ寿命に優れ、そりの少ない金属ベース基板を
得ることができる。また、本発明に係る低弾性率熱伝導
性絶縁接着剤は、熱伝導性及び接着性の両立が図られて
いる他、弾性率が低く、耐湿性、耐熱性、絶縁信頼性、
耐クラック性、可撓性に優れているという効果を有す
る。
樹脂(エピコート828:エポキシ当量=200、油化
シェルエポキシ株式会社製商品名)45重量部、クレゾ
ールノボラック型エポキシ樹脂(ESCN001:住友
化学工業株式会社製商品名)15重量部、硬化剤として
ビスフェノールA型ノボラック樹脂(プライオ−フェン
LF2882:大日本インキ化学工業株式会社製商品
名)40重量部、そしてエポキシ樹脂と相溶性でありか
つ重量平均分子量が3万以上の高分子量樹脂としてフェ
ノキシ樹脂(フェトートYP−50:分子量5万、東都
化成株式会社製商品名)15重量部、Tgが0℃以下で
あり反応性の官能基を有する重量平均分子量10万以上
の高分子量樹脂としてエポキシ基含有アクリルゴム(H
TR−860P−3:分子量100万、Tg;−7℃、
帝国化学産業株式会社製商品名)150重量部、硬化促
進剤として1−シアノエチル−2−メチルイミダゾール
(キュアゾール2PZ−CN:四国化成工業株式会社製
商品名)0.5重量部、γ−グリシドキシプロピルトリ
トメキシシラン(NUC A−187:日本ユニカー株
式会社製商品名)0.5重量部からなる組成物に、メチ
ルエチルケトンを加え、さらに無機フィラーとして平均
粒径5μmのアルミナ(AS−50:昭和電工株式会社
製商品名)600重量部(樹脂100体積部に対して4
0体積部)。これをビーズミルで混合し、さらにメチル
エチルケトンを加えて粘度を調整し、真空脱気した。得
られたワニスAを、厚さ35μmの電解銅箔上に塗布
し、110℃で15分間加熱乾燥して、絶縁接着層の厚
みが0.1mmのBステージ状態の絶縁接着層付き銅箔
を作製した。
磨し、シランカップリング剤、γ−グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシラン(A187:日本ユニカー株式会
社製商品名)溶液に浸漬処理した後、上記のBステージ
状態の絶縁接着層付き銅箔と接着層が金属板の面側にな
るように重ね、プレス(170℃、1時間、3MPa)
で積層一体化し金属ベース基板を作製した。なお、上記
ワニスAを離型処理ポリエチレンテレフタレートフィル
ム上に塗布し、110℃で15分間加熱乾燥して得られ
た接着剤フィルムを170℃で1時間硬化させて得られ
たフィルムを用いて、レオロジ株式会社製の動的粘弾性
測定装置レオスペクトラDVE−4(商品名)により、
引っ張りモード、周波数10Hz、5℃/分の昇温速度
で−50℃〜250℃までの貯蔵弾性率を測定した。そ
の結果、硬化した絶縁接着層の貯蔵弾性率は、−40℃
で2300MPa、25℃で1500MPa、75℃で
50MPa、125℃で20MPaであった。
として乾燥後の絶縁接着層の厚みが80μmになるよう
に実施例1で述べたワニスAを塗工後、110℃にて1
0分間乾燥して、この上に第2層とし乾燥後の厚みが第
1層、第2層合わせて150μmになるように同じワニ
スAを塗工後、110℃にて10分間乾燥して絶縁接着
層フィルムを作製した。 (2)厚み2mmのアルミニウム板を、研磨し、シラン
カップリング剤、γ−グリシドキシプロピルトリメトキ
シシラン(A187:日本ユニカー株式会社製商品名)
溶液に浸漬処理した後、絶縁接着層フィルムを、第2層
とアルミニウム板表面とが接するように、ホットロール
ラミネータ(線圧10kg/cm、120℃、加圧時間
1.5秒)で積層一体化し絶縁接着層付きアルミニウム
板を作製した。 (3)絶縁接着層付きアルミニウム板と厚み70μmの
電解銅箔を170℃で1時間、3MPaの条件で加熱加
圧して金属ベース基板を作製した。
5μmのアルミナの配合量を750重量部にしたこと以
外は、ワニスAと同様の方法で作製したワニスBを使用
する以外は実施例1と同様の方法で金属ベース基板を作
製した。ワニスBを硬化した時の貯蔵弾性率は、−40
℃で4300MPa、25℃で3100MPa、75℃
で100MPa、125℃で50MPaであった。
て、エポキシ基含有アクリルゴムの添加量を45重量部
に変更し、アルミナの添加量を480重量部にした以外
はワニスAと同様にして作製したワニスCを用いた以外
は実施例1と同様にして金属ベース基板を作製した。な
お、ワニスCを硬化した時の貯蔵弾性率は、−40℃で
9350MPa、25℃で7900MPa、75℃で1
400MPa、125℃で400MPaであった。
アルミナの添加量を150重量部にした以外はワニスA
と同様に作製したワニスDを用いた以外は実施例1と同
様にして金属ベース基板を作製した。なお、ワニスDを
硬化した時の貯蔵弾性率は、−40℃で2000MPa
25℃で1100MPa、75℃で20MPa、12
5℃で4MPaであった。
mmにした以外は実施例1と同様にして金属ベース基板
を作製した。
mにした以外は実施例1と同様にして金属ベース基板を
作製した。
種特性について表1にまとめて示した。各種の特性は、
次のようにして測定した。 (貯蔵弾性率):実施例1中に記載の方法で測定した。 (絶縁接着層の熱伝導率):硬化させた絶縁接着層フィ
ルムを用い、京都電子工業株式会社製熱伝導率計、「迅
速熱伝導率計QTM−500」を用いて測定した。 (熱抵抗):基材フィルムを用いて作製した絶縁接着層
フィルム(厚み100μm)を、厚さ35μm、30m
m×30mmの銅箔と厚さ2mm、30mm×30mm
のアルミニウム板との間に挟み、温度170℃、圧力
1.96MPaで30分間加熱加圧して接着した。その
後、銅箔の周囲をエッチングして、10mm×14mm
の長方形の部分を形成した。この長方形部分の銅箔にト
ランジスタ(2SC2233)をはんだで固着し、アル
ミニウム板側が放熱ブロックと接するようにして放熱ブ
ロックの上において、トランジスタに電流を通じた。そ
して、トランジスタの温度(T1)と、放熱ブロックの
温度(T2)を測定し、測定値と印加電力(W)から、
次の式1によって熱抵抗(X)を算出した。 X=(T1−T2)/W……(式1)
箔をエッチングして幅10mmの銅箔の帯を形成し、銅
箔を基板に対し90度の角度で50mm/分の引っ張り
速度で剥離して引き剥がし強さを測定した。 (密着性):温度121℃、相対湿度100%、気圧2
026hPaのプレッシャークッカーテスターにて96
時間処理後の試験片について、層間に剥離が生じている
ものを不良、層間に剥離が生じていないものを良好とし
た。 (耐電圧):温度121℃、相対湿度100%、気圧2
026Paのプレッシャークッカーテスターにて処理前
と96時間処理後の試験片を絶縁油中に浸漬し、室温で
交流電圧を銅箔とアルミニウム板間に印加し、絶縁破壊
する電圧を測定した。なお、耐電圧の単位はkVであ
る。 (チップ部品の実装信頼性):金属ベース基板の銅箔を
エッチングして回路を形成し、これにチップ抵抗素子
(1.6mm、3.2mm)をはんだ接続した配線板を、−4
0℃で30分間、125℃で30分間放置を1サイクル
とし、500サイクル経過後のはんだ接続部の表面及び
断面を観察し、はんだクラック発生の有無を調査した。
はんだクラックの発生が1%以上あるものは不良とし、
はんだクラックの発生1%未満のものを良好と判定し
た。 (そり量):125℃雰囲気中で平板上に放置した場合
の金属ベース基板試料(大きさ10cm×10cm)の
そりの量を、試料端面と平面間の距離を測定して反り量
とした。
弾性率が低く、熱抵抗が小さく、PCT処理後の耐電
圧、密着性が良好である。また、チップ部品の実装信頼
性が良好で、そりも少なく良好である。比較例1は、反
応性の高分子量樹脂量が少なくなっているため、絶縁接
着層の貯蔵弾性率が大きくなり、応力緩和の効果が少な
く基板のそりが大きい。また、チップ部品の実装信頼性
にも劣る。比較例2は、絶縁接着層の貯蔵弾性率が小さ
いめ、チップ部品の実装信頼性は良好であるが、放熱性
の尺度である熱抵抗が大きい。参考例1は絶縁接着層の
厚さが40μmと薄いため応力緩和の効果に乏しく、基
板のそりが大きい他、チップ部品の実装信頼性も短い。
参考例2は、絶縁接着層の厚さが300μmと厚いた
め、放熱性の尺度である熱抵抗が大きい。
て、放熱性、チップ部品の実装信頼性に優れるとともに
耐湿性、耐熱性、絶縁信頼性、耐クラック性に優れるた
金属ベース基板を提供することができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 銅箔、絶縁接着層および金属板からなる
金属ベース基板において、絶縁接着層の貯蔵弾性率が、
−40〜75℃の範囲で10MPa〜5000MPaで
あり、75℃〜125℃の範囲において10MPa〜1
000MPaであり、かつ熱伝導率が0.6W/m・K以上
である金属ベース基板。 - 【請求項2】 絶縁接着層の線膨張係数が−40〜12
5℃の範囲で30〜125×10-6/℃の範囲にあるこ
とを特徴とする請求項1記載の金属ベース基板。 - 【請求項3】 絶縁接着層の厚さが、50μm〜250
μmの範囲である請求項1または請求項2に記載の金属
ベース基板。 - 【請求項4】 金属板が、厚さ1mm〜5mmのアルミ
ニウム板である請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載の金属ベース基板。 - 【請求項5】 絶縁接着層が、(1)エポキシ樹脂及び
その硬化剤を合わせて100重量部、(2)エポキシ樹
脂と相溶性でありかつ重量平均分子量が3万以上の高分
子量樹脂1〜40重量部、(3)Tgが0℃以下であり
反応性の官能基を有する重量平均分子量10万以上の高
分子量樹脂30〜250重量部、(4)硬化促進剤0.
1〜5重量部及び(5)無機フィラーを、樹脂100体
積部に対して20〜130体積部含む低弾性率熱伝導性
接着剤組成物からなることを特徴とする請求項1ないし
請求項4のいずれかに記載の金属ベース基板。 - 【請求項6】 請求項5に記載の反応性の官能基を有す
る重量平均分子量10万以上の高分子量樹脂が、エポキ
シ基を1〜10モル%含んだアクリルゴムである低弾性
率熱伝導性接着剤組成物からなることを特徴とする請求
項1ないし請求項5のいずれかに記載の金属ベース基
板。
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