JPH10232469A - ハロゲン化銀写真感光材料用固体処理剤の製造方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料用固体処理剤の製造方法

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JPH10232469A
JPH10232469A JP3499497A JP3499497A JPH10232469A JP H10232469 A JPH10232469 A JP H10232469A JP 3499497 A JP3499497 A JP 3499497A JP 3499497 A JP3499497 A JP 3499497A JP H10232469 A JPH10232469 A JP H10232469A
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JP
Japan
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processing agent
solid processing
silver halide
halide photographic
granules
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Pending
Application number
JP3499497A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshimoto
博 吉本
Masabumi Iorishita
正文 庵下
Wataru Satake
亘 佐竹
Hiroshi Yamashita
博 山下
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、炭酸アルカリ塩及びハロゲ
ン化アルカリ塩を含有する組成物を流動層造粒機を用い
て造粒する場合において、pHのバラツキ及びハロゲン
化アルカリ塩のバラツキの少ないハロゲン化銀写真感光
材料用顆粒状固体処理剤の製造方法、及び、得られた顆
粒状固体処理剤を用い圧縮成形するにあたり抜き圧が安
定して低く、高速打錠可能なハロゲン化銀写真感光材料
用錠剤状固体処理剤の製造方法を提供することにある。 【解決手段】 炭酸アルカリ塩とハロゲン化アルカリ塩
を少なくとも含有するハロゲン化銀写真感光材料用顆粒
状処理剤を製造するに当たり、重量平均粒径125μm
以上500μm以下の炭酸アルカリ塩粉粒体を、気流に
より流動状態に保ち少なくともハロゲン化アルカリ塩及
びポリエチレングリコール系化合物を含有する結合水
を、粉粒体温度30℃以上60℃以下で且つ55℃以上
の吸引空気温度で噴霧造粒する事を特徴とするハロゲン
化銀写真感光材料用顆粒状固体処理剤の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハロゲン化銀写真
感光材料用固体処理剤の製造方法に関し、詳しくはハロ
ゲン化銀写真感光材料用顆粒状固体処理剤の製造方法及
びハロゲン化銀写真感光材料用錠剤状固体処理剤の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真感光材料は、露光後、
現像、脱銀、洗浄、安定化等の工程により処理される。
処理は通常自動現像機にて行われ、その場合は、処理槽
内の処理液の活性度を一定に保つために補充液補充方式
が一般に広く用いられている。これにより、感光材料か
らの溶出物の希釈、蒸発量の補正及び消費成分の補充を
行うため、廃液が多量に発生する。
【0003】一方近年、写真廃液の海洋投棄禁止やプラ
スチック材料の廃棄規制が世界的に強まっている。写真
廃液を低減し液体処理剤用プラスチックボトルの使用も
避けられるシステムの開発が求められている。
【0004】更には、液体危険物の輸送に関する安全性
確保のための包装材料に対する安全規制が強化されて輸
送コストが上昇したり、近年急増しているミニラボ店で
は、プリントの露光制御技術の進歩で誰でも簡単にプリ
ントができるシステムが導入されてきたために、作業者
をパートやアルバイトとしている所が多い。しかし、補
充液の溶解作業や処理液管理は従来と変わらず難しく、
処理剤の種類を間違えて溶解し、補充してしまうという
極めて重大なミスが起こりやすい等の事から従来の補充
形式に対する苦情が多くなってきた。
【0005】従って、写真処理業界においては、処理剤
用ボトルが不要で、入手による溶解作業を無くす事がで
きる固体処理剤の開発が強く求められた。この要望に答
えるべく特開平5−119454号等には、殆ど全ての
処理剤成分を固体化し直接に処理槽に投入する方法が開
示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、固体処
理剤の製造においては、生産性、製造コスト及び安定生
産に劣るという問題がある。この問題を解決する方法と
して特願平6−277980号、特願平6−27798
1号、特願平6−277979号等に流動層造粒技術を
用いた固体処理剤製造方法が開示されている。確かに収
率に優れ、造粒機の缶対付着、その顆粒をもちいた打錠
工程でのキャッピング及び充填量のバラツキが少なくな
ることが判った。
【0007】しかし、炭酸アルカリ塩とハロゲン化アル
カリ塩を含有する固体処理剤を製造すると、特に最大露
光部の色素濃度及び低露光部でのカラーバランスが安定
しないという大きな問題が発生した。原因を解析してみ
るとこのように製造された顆粒状処理剤のpHが安定し
ないためとハロゲン化アルキル塩の均一性に問題がある
事が判った。また、この固体処理剤を用い打錠したとき
打錠時の抜き圧が高く不安定となり打錠できないという
新たな問題も発生した。
【0008】本発明は、上記の事情によりなされたもの
であり、本発明の目的は、炭酸アルカリ塩及びハロゲン
化アルカリ塩を含有する組成物を流動層造粒機を用いて
造粒する場合において、pHのバラツキ及びハロゲン化
アルカリ塩のバラツキの少ないハロゲン化銀写真感光材
料用顆粒状固体処理剤の製造方法及び、得られた顆粒状
固体処理剤を用い圧縮成形するにあたり抜き圧が安定し
て低く、高速打錠可能なハロゲン化銀写真感光材料用錠
剤状固体処理剤の製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、炭
酸アルカリ塩とハロゲン化アルカリ塩を少なくとも含有
するハロゲン化銀写真感光材料用顆粒状写真処理剤を製
造するに当たって、重量平均粒径125μm以上、50
0μm以下の炭酸アルカリ塩粉粒体を気流により流動状
態に保ち少なくともハロゲン化アルカリ塩及びポリエチ
レングリコール系化合物を含有する結合水を、粉粒体温
度30℃以上60℃以下で且つ55℃以上の吸気空気温
度で噴霧造粒する事、前記造粒方法において結合水噴霧
終了後、60℃以上の吸気空気を用い顆粒の含水率を
1.0重量%以上2.5重量%以下になるように乾燥す
る事、前記造粒方法において、結合水噴霧速度が下記の
条件を満足すること 1.0≦結合水噴霧速度(g/min)/粉体量(k
g)≦10.0 前記結合水のバインダーの濃度が1.0重量%以上、4
0重量%以下でかつ噴霧する結合水の総量が下記を満足
する事、 20重量%≦噴霧する結合水の総量(kg)/粉体量
(kg)≦60% これらの製造方法で得られる顆粒状固体処理剤と重量平
均粒径355μm以上1500μm以下のパラフェニレ
ンジアミン系発色現像剤と重量平均粒径が355μm以
上1500μm以下のヒドロキシルアミン及びその誘導
体の少なくとも一種とを混合し圧縮成形する事 更に、前記圧縮停滞時間が0.02秒以上1.00秒以
下であること、によって達成される。
【0010】即ち、本発明者らは、少なくとも炭酸アル
カリ塩及びハロゲン化アルカリ塩を含有する顆粒状固体
処理剤を結合水を用いて流動層にて造粒する場合、粉体
温度30℃〜60℃になるように噴霧速度及び吸気空気
の温度をコントロールしたのでは生産ロット毎のpHの
バラツキ及びハロゲン化アルカリ塩のバラツキを安定化
する事ができず結合水にポリエチレングリコール系化合
物を結合剤として用い55℃以上の吸気空気温度及びこ
の造粒に用いる炭酸アルカリ塩の粒径を適正化する事
で、造粒性が向上し偏析が少なく均一性が高く、更に、
顆粒表面がポリエチレングリコール系化合物で被覆され
顆粒状固体処理剤の保存性が向上し、保存による炭酸ア
ルカリ塩の消費もなくなり安定な処理剤ができる事を見
いだした。
【0011】更に、結合水噴霧終了後60℃以上の吸気
空気を用い顆粒の含水率を1.0重量%〜2.5重量%
以下になるように乾燥する事により偏析及びpHの変動
を助長する微粒子の生成を少なくできる事を見いだし
た。
【0012】更に、結合水噴霧速度と仕込み量の関係で
上記微粒子の生成をより適切にコントロールできるこ
と、噴霧する結合水の総量と仕込み量が上記微粒子の生
成をより適切にコントロールできることを見出した。こ
のようにして製造した顆粒は、高速打錠時の抜き圧が低
く安定であるという驚くべき効果もあること見いだした
ものである。
【0013】以下、本発明を詳述する。
【0014】本発明の固体処理剤の製造方法は、流動層
造粒法によるものである。流動層造粒法とは、粉体層を
流動状態に保ち、この粉体層に結合剤を含んだ溶液を噴
霧して粉体どうしをその結合剤によって凝集造粒させる
造粒法をいう(造粒ハンドブック,日本粉体工業技術協
会偏)。即ち、気流により粉粒体を流動状態に保ち、こ
こに結合剤等を含有する溶液(結合水という)を噴霧し
て粉体同士の結着力により凝集させて造粒するもので、
原材料の混合、造粒、乾燥を密閉した同一容器内で行え
ることが特徴である。得られる顆粒は非常にポーラスで
溶解性に優れ、錠剤成形用顆粒として好適である。
【0015】本発明でいう粉粒体とは、粉体、結晶又は
顆粒から選ばれる単体、及びそれらの混合物をいう。
又、顆粒とは、粉粒体又は微細結晶を造粒したもので、
粒径53〜2830μmの粒状物を言う。
【0016】本発明で得られる顆粒状の固体処理剤の重
量平均粒径は、その用途から200〜600μmが好ま
しい。ここに重量平均粒径Dは、複数のJIS標準篩を
用い、各々の目開きの中央値をd、粒子の重量頻度をn
とするとD=(Σn・d)/Σnである。
【0017】造粒する前の粉粒体の重量平均粒径は20
〜350μm、好ましくは50〜250μmである。即
ち、20μm未満であると、写真用処理剤の原材料は吸
湿し易いので、ブロッキングにより均一に流動しなかっ
たり装置のフィルターの目詰まりを発生し易い。350
μmを超えると造粒の均一性が多少悪くなる。原材料に
粗大粒子が含まれる場合は、予め粉砕又は整粒すること
が好ましく、ハンマーミル、ピンミル、ロールミル、ス
クリーンミル等の粉砕機又は整粒機を用いることができ
る。
【0018】次に本発明の製造方法における圧縮停滞時
間について説明する。
【0019】圧縮によって粒体及び/又は顆粒から錠剤
を製造するためには、圧縮装置内の錠剤に形成される前
記粒体及び/又は顆粒(以下「成形固体処理剤」ともい
う)が存在する初期空間を所定の錠剤の形状と同じにな
るまで変化させる工程を経ることが必要となるが、その
方法は任意に選ぶことができる。
【0020】例えば、上下に可動し、前記成形固体処理
剤を上下から圧縮する杵状のものを有する圧縮装置を用
いることができ、圧縮作用があれば、上下杵のいずれか
一方が固定され、所謂「臼」の状態であってもよい。ま
た、圧縮方向は作業性の観点から上下方向からのものが
好ましいが、何ら圧力を加えられていない粒体及び/又
は顆粒を所定の錠剤の形状にまで圧縮することが可能で
あればその方法は任意に選ばれる。
【0021】本発明における圧縮停滞時間とは、成形固
体処理剤を、前に述べたように任意に選ばれる方法によ
って圧縮するときに、前記初期空間が所定の錠剤の形
状(設定空間とする)まで達した瞬間から前記設定空
間から元の初期空間に戻そうとする瞬間までの時間をい
う。前記の時点より更に、空間の圧縮を進めて(最終
的な圧縮の終点における空間を圧縮終点空間とする)か
ら初期空間に戻す場合には、前記圧縮終点空間から前記
設定空間を経た後に前記初期空間に戻ることになるか
ら、この場合前記設定空間を経る瞬間を前記の時点と
することができる。また、前記設定空間に達した瞬間が
前記の時点であることもありうるが、この態様は圧縮
停滞時間が0となり本発明外である。
【0022】以下に圧縮停滞時間を算出する方法とし
て、ロータリー打錠機を例にとって説明する。
【0023】ロータリー打錠機の一例の概略構成を図1
に示す。粒体及び/又は顆粒T1はホッパー1から矢印
A方向に水平に回転するターンテーブル2に設けた臼3
に供給され、ターンテーブル2の回転により臼3内で上
杵4と下杵5とで挟まれ圧縮成形されて錠剤となる。6
は上杵4を下方へ押動する上圧縮ローラ、7は下杵5を
上方へ押動する下圧縮ローラである。
【0024】ロータリー打錠機で粒体及び/又は顆粒を
圧縮して錠剤に成形する過程の一例を図2の(A)、
(B)及び(C)で示す。(A)は上圧縮ローラ13と
下圧縮ローラ14によって上杵11と下杵12が互いに
接近して臼10内の粒体及び/又は顆粒T1を圧縮する
状態を示し、(B)は上圧縮ローラ13の最下端と下圧
縮ローラ14の最上端に沿って上杵11と下杵12とが
それぞれ水平に移動している状態、即ち圧縮停滞時間に
おける状態を示し、(C)は圧縮停滞時間以後の状態、
即ち錠剤T2に対する圧縮が解除されている状態を示し
ている。9はターンテーブルである。上杵11の上圧縮
ローラ13と接触する面及び下杵12の下圧縮ローラ1
4と接触する面は図示のようにターンテーブル9の回転
面と平行な底面11a、12aをそれぞれ有し、底面1
1aと上圧縮ローラ13の最下点13aとが接触してい
る間は上杵11が水平に移動する。下杵12についても
同様である。
【0025】図2中の下杵12と下圧縮ローラ14の部
分拡大断面図を図3に示す。(A)は下杵12の底面1
2aが下圧縮ローラ14の最上点14aと接触し始めた
時点(「t1」とする)、(B)は下杵12の底面12
aが下圧縮ローラ14の最上点14aと離れる時点
(「t2」とする)をそれぞれ示している。図示しない
が、上杵11の底面11aが上圧縮ローラ13の最下点
13aと接触し始める時点はt1、上杵11の底面11
aが上圧縮ローラ13の最下点13aと離れる時点はt
2である。同図に示す例において、圧縮停滞時間は
(A)の状態から(B)の状態になるまでの時間であ
る。
【0026】図2に示す装置の場合、圧縮停滞時間は、
上下の杵の各底面が上下の圧縮ローラのそれぞれ最下端
と最上端となる点と接触し始めた時から離れる瞬間まで
の時間であって、該時間はターンテーブルが上下杵の底
面の径の距離だけ回転した時間に等しいから、杵の底面
11a、12aの径(図2、図3におけるx)、臼孔セ
ンターのピッチ円半径(ターンテーブルの回転軸と臼の
孔の中心線の距離)、ターンテーブルの回転数及び圧縮
停滞時間の関係は下記の関係式で表される。
【0027】de=2πRNt/60 上記関係式において、deは杵の底面の径(cm)、R
は臼孔センターのピッチ円半径(cm)、Nはターテー
ブルの回転数(rpm)、tは圧縮停滞時間(秒)を表
す。
【0028】本発明の抜き圧について説明する。
【0029】抜き圧とは、圧縮成形工程が終了し、錠剤
を圧縮装置内から放出する時の力を意味する。例えば単
位はkg/cm2或いはN/cm2である。
【0030】この抜き圧が高いと、錠剤を放出するため
の時間がかかり安定に打錠成形するためには打錠速度を
落としてゆっくりと打錠しなければならない。即ち、生
産性が悪くなることを意味する。この抜き圧の大きさ
は、顆粒の表面物性及び顆粒の強度に関係する。本発明
の顆粒状固体処理剤は、この抜き圧が小さく、放出速度
が速くそのため高速打錠可能である。
【0031】図4は流動層造粒装置の一例の概略図であ
り、これを参照しながら本発明の製造方法のプロセスに
ついて解説する。
【0032】送風ファンFにより吸引されたエアは、化
学繊維等で構成される給気フィルターEを通じて清浄化
された後、熱交換機Dにより所定の温度まで加熱され、
整流板44を通して流動槽本体41へ送入される。この
熱風は粉粒体を懸濁状態に保ち、圧縮エアB、液送装置
C及びスプレー装置43により霧化される液滴と均一に
接触せしめるとともに、噴霧加湿された流動層の蒸発乾
燥の熱源として作用する。上部に飛散する微粉末は集塵
フィルター42により捕集され、流動層内に払い落とさ
れる。ここで濾過された空気は排気ファンAにより系外
に排出される。
【0033】給気されるエアは窒素や不活性ガスであっ
てもよいが、コストの点から空気であることが望まし
く、更に除湿手段を設けて、絶対水分量が0.015k
gH2O/kg以下の空気により粉粒体を流動させる
と、粉粒体及び造粒されている造粒物の水分の蒸発を制
御しやすく、本発明の効果を良好に奏する。
【0034】又、整流板による開口率は流動性を考える
と1〜20%であることが好ましく、より好ましくは5
〜15%である。
【0035】集塵フィルターは造粒中に流動を停止しな
くても良いように2つに分離したものが好ましい。
【0036】流動層造粒装置は市販のものとして容易に
入手でき、具体的にはパウレック(株)製;マルチプレ
ックスシリーズ,GPCGシリーズ,WST/WSGシ
リーズ、不二パウダル(株)製;ニューマルメライザー
シリーズ、(株)大川原製作所製;ミクスグラードシリ
ーズ、フロイント産業(株)製;スパイラフローシリー
ズ,フローコーターシリーズ等が挙げられる。
【0037】流動する粉粒体に結合水を噴霧するには、
加圧ノズル、回転円盤、2流体ノズル等を用いることが
できる。加圧ノズルは、結合水に圧力を加えて高速の流
体として大気中に噴出させ、大気との相対速度によって
細かい液滴を得るものである。回転円盤は、高速で回転
している円盤の中心に液を注ぎ、遠心力によって円盤の
周辺で液滴に微粒化させるものである。2流体ノズル
は、空気、窒素ガス又は水蒸気等の圧縮性の気体では比
較的低い圧力で高速の気流が得られることを利用して、
液体を分散させ細かい液滴を得るものである。
【0038】本発明においては、2流体ノズルにより結
合水を噴霧する方法が液滴の乾燥が速く、圧縮成形に適
した顆粒を得やすいので好ましい。この場合、単位時間
当たりにノズルから吐出する霧化エア容量と結合水容量
との比、即ち(単位時間当たりの霧化エア容量)/(単
位時間当たりの結合水容量)を気液比と定義すると、気
液比は100以上、10000以下であることが好まし
く、特に1000以上、5000以下が好ましい。
【0039】本発明で結合水とは、溶媒単独であっても
よいが、好ましくはバインダー等を含有する溶液のこと
を言う。溶媒としては水や水とアルコール類との混合溶
媒を採用できるが、感光材料処理性能への影響、安全
性、コスト等の理由により水であることが好ましい。ア
ルコール類としては、メチルアルコール、エチルアルコ
ール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、
ブチルアルコール等が挙げられる。バインダーとは、粉
粒体を結着させる作用を有するもので、溶解性や感光材
料処理性能等の理由により糖類、水溶性高分子等、具体
的には糖アルコール、単糖類、二糖類、デキストリン
類、セルロース類、ポリアルキレングリコール類、ポリ
ビニルピロリドン類等であることが好ましく、特にデキ
ストリン類とポリアルキレングリコール類が好ましい。
本発明においては、結合水中のバインダーの量が1.0
〜60重量%程度であることが、粉粒体及び造粒されて
いる造粒物の水分の蒸発を制御しやすく好ましい。又、
本発明の効果を損なわない程度に、酸化剤、還元剤、ア
ルカリ剤、バッファー剤等を添加することもできる。こ
れら結合水に含有せしめる各種添加剤は市販品として容
易に入手できる。
【0040】本発明において、炭酸アルカリ塩として好
ましいのは炭酸カリウム及び炭酸ナトリウムである。
【0041】本発明に好ましく用いられるパラフェニレ
ンジアミン系化合物の具体的例示化合物としては、特開
平4−86741号第7〜9頁に記載されている(C−
1)〜(C−16)、同3−246543号第6〜10
頁に記載されている(1)〜(26)等が挙げられる。
上記発色現像主薬は通常、塩酸塩、硫酸塩、p−トルエ
ンスルホン酸塩等の形で用いられる。以下に好ましく用
いられる化合物を示す。
【0042】
【化1】
【0043】
【化2】
【0044】
【化3】
【0045】
【化4】
【0046】これらのなかで特に好ましく用いられるも
のは、(C−1)、(C−3)、(C−17)〜(C−
20)であり、更に好ましいものは、(C−1)、(C
−3)である。
【0047】本発明においてヒドロキシルアミン誘導体
として好ましいものは、下記一般式〔B〕で表される。
【0048】
【化5】
【0049】〔式中、R20及びR21はそれぞれ水素原子
又は置換基を有してもよいアルキル基を表す。〕 R20及びR21で表されるアルキル基として好ましくは、
炭素数1〜10の直鎖又は分岐鎖の置換してもよいアル
キル基を表し、炭素数1〜5が特に好ましい。置換基と
しては、カルボキシ基、スルホ基、ホスホノ基、スルフ
ィン酸残基、ヒドロキシ基、シアノ基、アルコキシ
基、、アルキル置換してもよいアミノ基、アルキル置換
してもよいアンモニオ基、アルキル置換してもよいカル
バモイル基、アルキル置換してもよいスルファモイル
基、置換してもよいアルキルスルホニル基、アシルアミ
ノ基、アルキルスルホニルアミノ基、アリールスルホニ
ルアミノ基、アルコキシカルボニル基、アリールスルホ
ニル基、ニトロ基、シアノ基又はハロゲン原子を表す。
置換基は二つ以上あってもよい。R20及びR21として水
素原子、メチル基、エチル基、プロピル基、カルボキシ
メチル基、カルボキシエチル基、カルボキシプロピル
基、スルホエチル基、スルホプロピル基、スルホブチル
基、ホスホノメチル基、ホスホノエチル基、メトキシエ
チル基、シアノエチル基又はヒドロキシエチル基が好ま
しい例として挙げることができ、水素原子、カルボキシ
メチル基、カルボキシエチル基、スルホエチル基、スル
ホプロピル基、ホスホノメチル基、メトキシエチル基、
シアノエチル基又はホスホノエチル基が特に好ましい例
として挙げることができる。R20及びR21が連結して環
を形成してもよい。
【0050】これらの一般式〔B〕で表される化合物
は、通常の遊離アミン、塩酸塩、硫酸塩、p−トルエン
スルホン酸塩、シュウ酸塩、リン酸塩、酢酸塩の形で用
いることができる。又、カルボキシル基、スルホ基、ホ
スホノ基等アニオン性の置換基を有する場合は、アルカ
リ金属塩、アンモニウム塩の形でもよい。
【0051】次に一般式〔B〕で表される化合物のう
ち、その代表的な化合物例を示すが、本発明はこれらの
化合物に限定されるものではない。
【0052】
【化6】
【0053】
【化7】
【0054】
【化8】
【0055】
【化9】
【0056】
【化10】
【0057】
【化11】
【0058】
【化12】
【0059】これらの中で特に好ましい化合物として
は、
【0060】
【化13】
【0061】が挙げられる。
【0062】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。
【0063】 実施例1 カラーネガフィルム発色現像用顆粒状固体処理剤の作成 K2CO3 2883g Na2SO3 437.25g DTPA・5Na(ジエチレントリアミンペンタ酢酸・5Na) 300g p−トルエンスルホン酸ソーダ 450g マンニット 362.25g K2CO3はニュースピードミル(岡田精工社製)で、異
なったスクリーン目開きを用いて整粒し表1に記載のよ
うな重量平均粒径をもつものを各々得た。
【0064】その他の上記化合物は、市販のハンマーミ
ルにより重量平均粒径が50〜150μmとなるように
粉砕した。
【0065】得られた粒体を流動層造粒機(パウレック
(株)製、GPCG−5型)に入れ、吸気空気温度は表
1に記載のように変化させた。そして吸気風量8.5m
3/minで流動させた。排気温度が40℃になるまで
予熱し、その後下記結合液を2流体ノズルにより噴霧し
た。
【0066】 《結合液》 ポリエチレングリコール#6000 450g KBr 32.25g 水 1017.75g (濃度:32.15wt%に調整する。) 噴霧速度を変化し造粒中の粉粒体温度を表1のようにコ
ントロールした。噴霧終了後、吸気空気温度及び風量の
設定はそのままで約30分間流動乾燥した。
【0067】 《固体処理剤の溶解後のΔpHの評価の仕方》 作製した顆粒 62.20g ヒドロキシルアミン硫酸塩 2.60g CD−4(4−アミノ−N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル)−3 −トルイジン硫酸塩・H2O) 6.50g DHS(1,2−ジヒドロキシベンゼン−3,5−ジスルホン酸・2Na) 0.20g を水に溶解し1000mlに仕上げ、25℃にて市販のpH測定器にて測定した 。
【0068】基準は上記割合で各化合物を造粒せず調薬
した以外は同様にして水溶液(基準液)を作成した。
【0069】そして、下式によりΔpH(絶対値)を求
めた。
【0070】ΔpH=|作製した固体処理剤を用いた調
整液のpH−基準液のpH| 結果を表1に示す。
【0071】
【表1】
【0072】表1から明らかなように、請求項1の発明
は、pHのバラツキが少ないことがわかる。実験1−1
2,1−13は造粒が不安定で偏析(不均一)が発生し
たためである。また、1−18は水に溶解した際、微量
であるが不溶解物があった。
【0073】実施例2 4−アミノ−N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチ
ル)−3−トルイジン硫酸塩・H2O(CD−4,Me
rk製)をニュースピードミルを用い、重量平均粒径が
1200μmの粒度のものを作成した。
【0074】同様にして、ヒドロキシルアミン硫酸塩
(HAS)についても重量平均粒径が1200μmの粒
度のものを作成した。
【0075】市販の混合機に下記割合(重量%)で素材
を添加し混合して混合物を作成した。このようにして得
られた混合物を菊水製作所(株)製クリーンプレスコレ
クト18Kを改造した打錠機を用い1錠当たりの充填量
を11gとし直径30mmの隅角平円筒状の臼杵を用い
打錠本圧1.2ton/cm2、圧縮停滞時間0.07
秒で圧縮成形し錠剤を作成した。
【0076】 実施例1で作成した顆粒(表2に記載) 86.33(wt%) CD−4 8.63(wt%) HAS 4.78(wt%) DHS 0.26(wt%) アラノンAMP(川研ファインケミカル製) 0.25(wt%) 結果をまとめて表2に示す。
【0077】
【表2】
【0078】表2から明らかなように、請求項1の発明
の顆粒を用いた打錠は抜き圧が低く生産性があることが
わかる。
【0079】2−2,2−5,2−6,2−7,2−1
2,2−13,2−18は約100錠の錠剤を作成した
時点で錠剤を作成し続けることができなかった。
【0080】実施例3 実施例1の実験No.1−8の条件で、乾燥時間を変化
させ表3記載の様に含水率の異なる顆粒を作成した。作
成した顆粒をアルミ袋に入れ45℃で2ケ月保存した他
は実施例1及び実施例2と同様にして評価した。
【0081】結果を表3に示す。
【0082】
【表3】
【0083】表3から明らかなように、顆粒の含水率は
1.0〜2.5wt%(請求項2の発明)が本発明の効
果をより奏することがわかる。
【0084】なお、顆粒を乾燥する際60℃以上の吸気
空気で行わないと乾燥時間が非常に長くなり、実用的で
ない。
【0085】実施例4 実施例1の実験No.1−8の条件で、結合水の噴霧速
度を表4記載の様に変化させた以外は同様にして顆粒を
作成した。作成した顆粒を実施例3と同様にして(即
ち、アルミ袋に入れ45℃で2ケ月保存した他は実施例
1及び実施例2と同様にして)評価した。
【0086】結果を表4に示す。
【0087】
【表4】
【0088】表4から明らかなように、〔結合水噴霧速
度(g/min)/粉体量(kg)〕=Aが1.0〜1
0.0(請求項3の発明)の時に、本発明の効果をより
良好に奏することがわかる。
【0089】実施例5 実施例2の実験No.2−11でスピード・ミルに用い
るスクリーンの目開きを変化し、CD−4とHASの粒
度を表5のように変化させた以外は同条件で実験し、同
様にして評価した。
【0090】
【表5】
【0091】表5から明らかなように、CD−4及びH
ASの重量平均粒度がどちらも355μm以上1500
μm以下(請求項5の発明)の時、発明の効果を良好に
奏する事が判る。
【0092】実施例6 実施例2の実験No.2−11の条件で打錠時の圧縮成
形時間を表6のように変化させた以外は同条件で実験
し、同様にして評価した。結果を表6に示す。
【0093】
【表6】
【0094】表6より、打錠時の圧縮停滞時間が0.0
2秒から1.0秒以下(請求項6の発明)が本発明の効
果を良好に奏し、更に、0.02〜0.50秒がより奏
することが判る。
【0095】
【発明の効果】本発明により、炭酸アルカリ塩及びハロ
ゲン化アルカリ塩を含有する組成物を流動層造粒機を用
いて造粒する場合において、pHのバラツキ及びハロゲ
ン化アルカリ塩のバラツキの少ないハロゲン化銀写真感
光材料用顆粒状固体処理剤の製造方法、及び、得られた
顆粒状固体処理剤を用い圧縮成形するにあたり抜き圧が
安定して低く、高速打錠可能なハロゲン化銀写真感光材
料用錠剤状固体処理剤の製造方法を提供することができ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロータリー打錠機の一例を示す概略斜視図であ
る。
【図2】ロータリー打錠機で錠剤を形成する過程を説明
するための概略部分断面図である。(A)は圧縮時、
(B)は最大圧縮時、(C)は圧縮解除時。
【図3】図2の一部拡大断面図である。(A)は圧縮停
滞時間の開始時、(B)は圧縮停滞時間の終了時。
【図4】流動層造粒装置の一例の概略図。
【符号の説明】
1 ホッパー 2,9 ターンテーブル 3,10 臼 4,11 上杵 5,12 下杵 6,13 上圧縮ローラ 7,14 下圧縮ローラ 41 流動槽本体 42 集塵フィルター 43 スプレー装置 44 整流板 A 排気ファン B 圧縮エア C 液送装置 D 熱交換機 E 給気フィルター F 送風ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 博 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭酸アルカリ塩とハロゲン化アルカリ塩
    を少なくとも含有するハロゲン化銀写真感光材料用顆粒
    状処理剤を製造するに当たり、重量平均粒径125μm
    以上500μm以下の炭酸アルカリ塩粉粒体を、気流に
    より流動状態に保ち少なくともハロゲン化アルカリ塩及
    びポリエチレングリコール系化合物を含有する結合水
    を、粉粒体温度30℃以上60℃以下で且つ55℃以上
    の吸引空気温度で噴霧造粒する事を特徴とするハロゲン
    化銀写真感光材料用顆粒状固体処理剤の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記造粒方法において、結合水噴霧終了
    後60℃以上の吸気空気を用い顆粒の含水率を1.0重
    量%以上2.5重量%以下になるように乾燥する事を特
    徴とする請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材料用顆
    粒状固体処理剤の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記造粒方法において、結合水噴霧速度
    が下記の条件を満足することを特徴とする請求項1又は
    2記載のハロゲン化銀写真感光材料用顆粒状固体処理剤
    の製造方法。 1.0≦結合水噴霧速度(g/min)/粉体量(k
    g)≦10.0
  4. 【請求項4】 前記結合水のバインダーの濃度が1.0
    重量%以上40重量%以下でかつ噴霧する結合水の総量
    が下記を満足する事を特徴とする請求項1、2又は3記
    載のハロゲン化銀写真感光材料用顆粒状固体処理剤の製
    造方法。 20%≦噴霧する結合水の総量(kg)/粉体量(k
    g)≦60%
  5. 【請求項5】 上記の製造方法により得られる顆粒状固
    体処理剤と重量平均粒径が355μm以上1500μm
    以下のパラフェニレンジアミン系発色現像剤と重量平均
    粒径が355μm以上1500μm以下のヒドロキシル
    アミン及びその誘導体の少なくとも1種とを混合し圧縮
    成形することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料用
    錠剤状固体処理剤の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記圧縮停滞時間が0.02秒以上1.
    00秒以下であることを特徴とする請求項5記載のハロ
    ゲン化銀写真感光材料用錠剤状固体処理剤の製造方法。
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