JPH09311418A - 黒白ハロゲン化銀写真感光材料用固体現像剤及び固体定着剤 - Google Patents

黒白ハロゲン化銀写真感光材料用固体現像剤及び固体定着剤

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JPH09311418A
JPH09311418A JP12855696A JP12855696A JPH09311418A JP H09311418 A JPH09311418 A JP H09311418A JP 12855696 A JP12855696 A JP 12855696A JP 12855696 A JP12855696 A JP 12855696A JP H09311418 A JPH09311418 A JP H09311418A
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granules
weight
black
silver halide
sensitive material
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JP12855696A
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Hiroshi Yamashita
博 山下
Kenji Ishida
賢治 石田
Hiroshi Shimizu
啓 清水
Tetsuya Suzuki
哲也 鈴木
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶解性に優れた固体現像剤及び固体定着剤、
更に長期の保存性に優れ、微粉末の発生が少ない固体現
像剤及び固体定着剤の提供。 【解決手段】 黒白ハロゲン化銀写真感光材料用固体現
像剤において、下記A群より選ばれる化合物の少なくと
も1種を含有するパート顆粒と下記B群より選ばれる化
合物の少なくとも1種を含有するパート顆粒の少なくと
も2つのパート顆粒からなり、該2つのパート顆粒が糖
類又は水溶性高分子化合物から選ばれる少なくとも1種
により被覆され、かつ該2つのパート顆粒が局在するこ
となく1種の成型物中に存在することを特徴とする黒白
ハロゲン化銀写真感光材料用固体現像剤。 (A群)アスコルビン酸類、ジヒドロキシベンゼン類、
3−ピラゾリドン類、アミノフェノール類、1−アリー
ル−3−アミノピラゾリン類 (B群)酸解離定数(pKa)が9以上のアルカリ性化
合物

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は長期の保存が可能
で、溶解性に優れた黒白ハロゲン化銀写真感光材料用固
体現像剤及び固体定着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真感光材料(以下、単に
感光材料ともいう)は、露光後、現像、脱銀、洗浄、安
定化等の工程により処理される。処理は、通常自動現像
機で行われ、処理液の活性度を一定に保つ様に補充液を
補充する方式が一般に広く用いられている。補充液の補
充は、感光材料からの溶出物の希釈、蒸発量の補正及び
消費成分の補充を目的としている。この様な補充処理剤
は通常、濃縮溶液の状態で製造、輸送、保管され、使用
時には一定量の水で希釈して補充液として用いられる。
しかし、液体処理剤の容器として用いられているプラス
チックボトルは、液体危険物の輸送に対する安全性や使
用後の廃棄に対する規制が強化されてきている状況にあ
り、業界では、ボトルを使用しない固体処理剤の開発が
強く求められている。こうした要望に対し、処理剤を粉
体又は錠剤にする提案がいくつかなされている。
【0003】しかしながら、処理剤を固体化すると従来
の液体処理剤に比べ溶解時間が著しく長くなる欠点があ
る。特に黒白用現像剤及び定着剤は、写真の処理に必要
な成分に溶解性が低いものがあったり、また各成分の溶
解速度の差により局部的に難溶物が生じるなど問題があ
った。同時にまた、反応しやすい成分同士が固体処理剤
中に共存すると、保存により写真処理に重大な影響を及
ぼす問題があった。
【0004】これらの問題に対し、特開平8−2992
8号には黒白用定着剤に特定の化合物を含有させ、かつ
接触して反応する成分を隣接しない層に有する多層の定
着処理固形剤が開示されている。しかしながら、この方
法は多層構成のため製造工程が煩雑でコストがかかるこ
と、開封時に微粉末が舞いやすいこと、真空包装は使用
時に処理剤を取り出し難いことなど欠点があった。また
黒白用現像剤については、同様に多層化した固体処理剤
の例が特開平4−16841号に記載されているが溶解
促進についてはなんら記載がない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は溶解性
に優れた黒白ハロゲン化銀写真感光材料用固体現像剤及
び固体定着剤を提供することにあり、更に長期の保存性
に優れ、微粉末の発生が少ない黒白ハロゲン化銀写真感
光材料用固体現像剤及び固体定着剤を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、以
下の構成により達成される。
【0007】1.黒白ハロゲン化銀写真感光材料用固体
現像剤において、下記A群より選ばれる化合物の少なく
とも1種を含有するパート顆粒と下記B群より選ばれる
化合物の少なくとも1種を含有するパート顆粒の少なく
とも2つのパート顆粒からなり、該2つのパート顆粒が
糖類又は水溶性高分子化合物から選ばれる少なくとも1
種により被覆され、かつ該2つのパート顆粒が局在する
ことなく1種の成型物中に存在することを特徴とする黒
白ハロゲン化銀写真感光材料用固体現像剤。
【0008】(A群)アスコルビン酸類、ジヒドロキシ
ベンゼン類、3−ピラゾリドン類、アミノフェノール
類、1−アリール−3−アミノピラゾリン類 (B群)酸解離定数(pKa)が9以上のアルカリ性化
合物 2.黒白ハロゲン化銀写真感光材料用固体定着剤におい
て、下記C群より選ばれる化合物の少なくとも1種を含
有するパート顆粒と下記D群より選ばれる化合物の少な
くとも1種を含有するパート顆粒の少なくとも2つのパ
ート顆粒からなり、該2つのパート顆粒が糖類又は水溶
性高分子化合物から選ばれる少なくとも1種により被覆
され、かつ該2つのパート顆粒が局在することなく1種
の成型物中に存在することを特徴とする黒白ハロゲン化
銀写真感光材料用固体定着剤。
【0009】(C群)チオ硫酸塩、チオシアン酸塩 (D群)水溶性アルミニウム塩 3.前記糖類又は水溶性高分子化合物が糖アルコール、
多糖類又は下記一般式Aで示される化合物であることを
特徴とする前記1に記載の黒白ハロゲン化銀写真感光材
料用固体現像剤。
【0010】一般式A HO−(CH2CH2O)l−(CH2CH2CH2O)m
−(CH2C(CH3)HO)n−H (式中l、m、nは各々0〜1000の整数で、l+m
+nは10以上。) 4.前記糖類又は水溶性高分子化合物が糖アルコール、
多糖類又は前記一般式Aで示される化合物であることを
特徴とする前記2に記載の黒白ハロゲン化銀写真感光材
料用固体定着剤。
【0011】5.前記糖類又は水溶性高分子化合物が、
被覆されるパート顆粒の重量に対し0.2重量%以上2
0重量%以下であることを特徴とする前記1又は3に記
載の黒白ハロゲン化銀写真感光材料用固体現像剤。
【0012】6.前記糖類又は水溶性高分子化合物が、
被覆されるパート顆粒の重量に対し0.2重量%以上2
0重量%以下であることを特徴とする前記2又は4に記
載の黒白ハロゲン化銀写真感光材料用固体定着剤。
【0013】7.前記2つのパート顆粒の粒径分布は、
149μm以下の粒径の顆粒が各パート顆粒の重量に対
して20重量%以下であり、かつ1000μm以上の粒
径の顆粒が各パート顆粒の重量に対して20重量%以下
であることを特徴とする前記1、3又は5に記載の黒白
ハロゲン化銀写真感光材料用固体現像剤。
【0014】8.前記2つのパート顆粒の粒径分布は、
149μm以下の粒径の顆粒が各パート顆粒の重量に対
して20重量%以下であり、かつ1000μm以上の粒
径の顆粒が各パート顆粒に対して20重量%以下である
ことを特徴とする前記2、4又は6に記載の黒白ハロゲ
ン化銀写真感光材料用固体定着剤。
【0015】9.前記固体処理剤が下記一般式Bで示さ
れる化合物を含有することを特徴とする前記2、4、6
又は8に記載の黒白ハロゲン化銀写真感光材料用固体定
着剤。
【0016】一般式B R−(O)n−SO3M (式中、Rは直鎖又は分岐のアルキル基、アルケニル
基、アルキニル基を表し、nは0又は1を表し、Mは水
素原子、アルカリ金属又はアンモニウムを表す) なお、特開平7−248586号には水溶性高分子化合
物及び糖類から選ばれた被覆剤で被覆された顆粒が開示
されているが、該特許には黒白ハロゲン化銀写真感光材
料用固体処理剤についての記載はなく、まして本発明で
特定した化合物同士を各々被覆して組み合わせること
で、溶解促進効果が得られたことは、全く新しい事実で
ある。
【0017】以下、本発明について詳しく説明する。
【0018】本発明でA群に含まれる化合物としては、 アスコルビン酸、エリソルビン酸及びこれらの塩 ハイドロキノン、クロロハイドロキノン、ブロモハイド
ロキノン、イソプロピルハイドロキノン、メチルハイド
ロキノン、2,3−ジクロロハイドロキノン、2,5−
ジメチルハイドロキノン、ハイドロキノンモノスルホン
酸カリウム、ハイドロキノンモノスルホン酸ナトリウ
ム、1−フェニル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−
4−メチル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4,4
−ジメチル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4−エ
チル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−5−メチル−
3−ピラゾリドン、1−フェニル−4−メチル−4−ヒ
ドロキシメチル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−
4,4−ジヒドロキシエチル−3−ピラゾリドン、o−
アミノフェノール、p−アミノフェノール、N−メチル
−o−アミノフェノール、N−メチル−p−アミノフェ
ノール、2,4−ジアミノフェノール、N−(β−ヒド
ロキシエチル)−p−アミノフェノール、N−(4−ヒ
ドロキシフェニル)グリシン、1−(p−ヒドロキシフ
ェニル)−3−アミノピラゾリン、1−(N−メチル−
p−アミノフェニル)−3−アミノピラゾリンなどが挙
げられる。これらのうち、本発明の効果の観点から特に
好ましいのは、エリソルビン酸ナトリウム、ハイドロキ
ノン、1−フェニル−3−ピラゾリドン、1−フェニル
−4,4−ジメチル−3−ピラゾリドンである。
【0019】本発明でB群の化合物は、酸解離定数(p
Ka)が9以上のアルカリである。酸解離定数とは、電
解質の水溶液中で電離している部分としていない部分と
の間に成立している化学平衡(電離平衡という)の平衡
定数である。例えば炭酸塩を例に説明すると、炭酸は水
溶液中で以下の平衡状態にある。
【0020】
【化1】
【0021】このとき酸解離定数は次式で定義される。
ここで[H+]、[HCO3 -]などはそれぞれの濃度を
表す。
【0022】 Ka1=[H+][HCO3 -]/[H2CO3] Ka2=[H+][CO3 2-]/[HCO3 -] pKa1 =log(Ka1) pKa2 =log(Ka2) 炭酸のような多塩基酸は、各解離段階のうちpKa値の
一番大きいものが9以上の場合に本発明の化合物に該当
するものとする。
【0023】具体的な化合物としては、炭酸カリウム、
炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、
水酸化リチウム、リン酸カリウム、リン酸ナトリウムな
どが挙げられる。これらのうち、本発明の効果の観点か
ら特に好ましいのは、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム及
び水酸化リチウムである。
【0024】本発明でC群に含まれる化合物としては、
チオ硫酸カリウム、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アン
モニウム、チオシアン酸カリウム、チオシアン酸ナトリ
ウム、チオシアン酸アンモニウムなど挙げられる。これ
らのうち、本発明の効果の観点から特に好ましいのは、
チオ硫酸アンモニウム及びチオ硫酸ナトリウムである。
【0025】本発明でD群に含まれる化合物としては、
硫酸アルミニウム、酸化アルミニウム、カリみょうば
ん、アンモニウムみょうばんなどが挙げられる。これら
のうち、本発明の効果の観点から特に好ましいのは、硫
酸アルミニウムである。
【0026】本発明の糖類又は水溶性高分子化合物とし
ては、糖アルコール、単糖類(例えばグルコース、ガラ
クトースなど)、二糖類(例えばマルトース、スクロー
ス、ラクトースなど)、多糖類、ポリアルキレングリコ
ール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、
ポリビニルアセタール、ポリビニルアセテート、アミノ
アルキルメタクリレート共重合体、メタクリル酸−メタ
クリル酸エステル共重合体、メタクリル酸−アクリル酸
エステル共重合体、ベタイン構造を有するビニル重合体
などが挙げられる。この中で好ましいのは、糖アルコー
ル、多糖類及び一般式Aで示されるポリアルキレングリ
コールである。
【0027】一般式A HO−(CH2CH2O)l−(CH2CH2CH2O)m
−(CH2(CH3)CHO)n−H (式中l、m、nは各々0〜1000の整数で、l+m
+nは10以上。) 糖アルコールとして好ましいのは、トレイトール、エリ
スリトール、アラビトール、リビトール、キシリトー
ル、ソルビトール、マンニトール、イジトール、タリト
ール、ガラクチトール、アロズリシトールが挙げられ
る。
【0028】多糖類として好ましいのは、プルラン、メ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
酢酸フタル酸セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロースフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースサクシネート、カルボキシメチルエチルセルロー
ス、デキストリン類、シクロデキストリン類、でんぷん
分解物等が挙げられる。でんぷん分解物として特に好ま
しいのは、松谷化学製パインフロー、パインデックスな
どが挙げられる。
【0029】一般式Aで示される化合物として好ましい
のは、
【0030】
【化2】
【0031】上記の式中のl、m、nはそれぞれ一般式
Aのl、m、nと同義である。
【0032】このうち特に好ましいのは、(1)で示さ
れるポリエチレングリコールである。また、その平均分
子量は1000から10000であることが好ましい。
具体的には、関東化学製ポリエチレングリコール#20
00、#4000、#6000などが挙げられる。
【0033】本発明で用いられる造粒の方法としては、
転動造粒、押出造粒、噴流層造粒、流動層造粒、解砕造
粒、撹拌造粒、圧縮造粒などの方法が適用できる。ま
た、本発明で糖類又は水溶性高分子化合物を顆粒に被覆
する方法としては、任意の方法で造粒した顆粒をパンコ
ーティング、転動コーティング、流動コーティングなど
で被覆することができる。
【0034】また、流動層造粒装置、転動流動層造粒装
置などを用いることにより、造粒と被覆を連続して同一
容器内で行うこともできる。この方法は、生産効率が高
く、かつ本発明の効果の点でも好ましい方法である。以
下に流動層造粒装置を用いた方法について説明する。
【0035】図1は、流動層造粒装置の一例の概略図で
あり、これを参照しながら本発明の製造方法について説
明する。送風ファンFによって吸引された空気は、化学
繊維等で構成される給気フィルターEを通じて清浄化さ
れた後、熱交換機Dにより所定の温度まで加熱され、整
流板4を通して流動層造粒装置本体1へ送入される。こ
の熱風は粉体を懸濁状態に保ち、圧縮エアB、送液装置
C及びスプレー装置3により霧化される液滴と均一に接
触させしめるとともに、噴霧により加湿された流動層を
蒸発乾燥させる熱源として作用する。上部に飛散する微
粉末は集塵フィルター2により捕集され、流動層内に払
い落とされる。ここで濾過された空気は排気ファンAに
より系外に排出される。
【0036】噴霧する液は、本発明の糖類又は水溶性高
分子化合物を溶媒に溶かした溶液を用いる。溶媒は本発
明の効果の点と安全性、環境適性の点で水が好ましい。
また、糖類又は水溶性高分子化合物を溶媒に溶解する場
合の濃度としては、1重量%〜70重量%が好ましい。
【0037】流動する粉体に溶液を噴霧する方法として
は、加圧ノズル、回転円盤、2流体ノズル等を用いるこ
とができる。加圧ノズルは、溶液に圧力を加えて高速の
液流として大気中に噴出させ、大気との相対速度との差
によって細かい液滴を得る方法である。回転円盤は、高
速で回転している円盤の中心に液を注ぎ、遠心力によっ
て円盤の周辺で液滴に微粒化させる方法である。2流体
ノズルは、空気、窒素ガス又は水蒸気などの圧縮性の気
体が比較的低い圧力で高速の気流が得られるのを利用し
て、液体を分裂させ細かい液滴を得る方法である。
【0038】これらの中で、2流体ノズルにより微量成
分溶液を噴霧する方法は、液滴の乾燥が速く、本発明の
効果の点でも好ましく用いられる。この場合、単位時間
あたりにノズルから吐出する霧化エア容量と溶液容量の
比(気/液比)が100以上10000以下であること
が好ましく、特に1000以上5000以下が好まし
い。
【0039】流動層造粒装置は市販のものが利用でき、
具体的にはパウレック製のマルチプレックスシリーズ、
GPCGシリーズ、WST/WSGシリーズ、不二パウ
ダル製のニューマルメライザーシリーズ、大川原製作所
製のミクスグラードシリーズ、フロイント製スパイラフ
ローシリーズ、フローコーターシリーズ等が挙げられ
る。
【0040】本発明でA群とB群、又はC群とD群より
各々選ばれる化合物を含む2つのパート顆粒は、局在す
ることなく1種の成型物中に存在する。該2つのパート
顆粒を均一に混合するには、市販の混合機を用いるが、
クロスロータリー混合機、又はV型混合機が本発明の効
果の点で好ましい。本発明でいう成型物とは、顆粒、粉
末、結晶及びこれらの混合物を一定の形に固めたもの
で、好ましいのは圧縮により成型することを特徴とする
いわゆる錠剤である。錠剤の作成には、市販の単発打錠
機、単発複式打錠機、ロータリー打錠機などが用いられ
る。打錠する際の打錠圧としては、0.5〜3ton/
cm2が好ましい。0.5ton/cm2に満たないと輸
送時などに微粉末が発生しやすくなり、3ton/cm
2を超えると保存性、溶解性の効果が小さくなる。
【0041】本発明で糖類又は水溶性高分子化合物は、
被覆されるパート顆粒の重量に対し0.2重量%以上2
0重量%以下であることが好ましい。また、各々のパー
ト顆粒の粒径分布は、149μm以下の粒径の顆粒が各
パート顆粒の重量に対し20重量%以下であり、かつ1
000μm以上の粒径の顆粒が各パート顆粒に対して2
0重量%以下であることが好ましい。本発明における粒
径の測定は、JIS規格の篩いを用いた篩い分け法によ
る。即ち、149μm(100mesh)或いは100
0μm(16mesh)の篩いを通過した粉体と不通過
の粉体の重量を測定することにより求める。
【0042】本発明の固体定着処理剤には一般式Bに示
される化合物を含有することが本発明の効果の点で好ま
しい。
【0043】一般式B R−(O)n−SO3M (式中、Rは直鎖又は分岐のアルキル基、アルケニル
基、アルキニル基を表し、nは0又は1を表し、Mは水
素原子、アルカリ金属又はアンモニウムを表す) 以下に本発明で好ましく用いられる一般式Bで示される
化合物の例を記す。
【0044】
【化3】
【0045】これらのうち特に好ましい化合物は、
(1)〜(5)でRが炭素数4以上10以下のアルキル
基であり、またnは0が好ましい。一般式Bの化合物の
添加方法として好ましいのは、本発明のA群とB群、又
はC群とD群より各々選ばれる化合物を含む2つのパー
ト顆粒とともに混合した後、1種の成型物を作成するこ
とである。この際に添加する一般式Bで示される化合物
の粒径分布は、350μm以下の粒径の一般式Bで示さ
れる化合物が一般式Bで示される化合物に対する重量が
80%以上であることが好ましい。
【0046】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0047】実施例1 以下の操作により黒白ハロゲン化銀写真感光材料用固体
現像剤を作成した。
【0048】(操作1)メタ重亜硫酸ナトリウム500
g、エリソルビン酸ナトリウム2000g、1−フェニ
ル−3−ピラゾリドン150g、グルタルアルデヒド重
亜硫酸付加物350g、ソルビトール300gを各々そ
の粒度が500μm以下になるよう解砕した。これらを
市販の撹拌造粒機に入れ、3分間撹拌混合し、水100
gを徐々に添加した。この造粒物を流動層乾燥機に移
し、給気温度50℃で約1時間乾燥した。
【0049】(操作2)操作1で得られた顆粒をパウレ
ック社製流動層造粒装置GPCG−5型に入れ、給気温
度50℃、風量8m3/minで流動させた。ソルビト
ールの30%水溶液500gを2流体スプレーで噴霧す
ることで顆粒表面をコーティングした。
【0050】(操作3)操作1又は2で得られた顆粒を
スクリーンにより分級することで表1記載の粒度をもつ
顆粒を得た。これをパート顆粒Aとする。
【0051】(操作4)炭酸カリウム3000g、ジエ
チレントリアミン五酢酸50g、マンニトール500g
を各々その粒度が500μm以下になるよう解砕した。
これらを市販の撹拌造粒機に入れ、3分間撹拌混合し、
水150gを徐々に添加した。この造粒物を流動層乾燥
機に移し、給気温度50℃で約1時間乾燥した。
【0052】(操作5)操作4で得られた顆粒をパウレ
ック社製流動層造粒装置GPCG−5型に入れ、給気温
度50℃、風量8m3/minで流動させた。ソルビト
ールの30%水溶液500gを2流体スプレーで噴霧す
ることで顆粒表面をコーティングした。
【0053】(操作6)操作4又は5で得られた顆粒を
スクリーンにより分級することで表1記載の粒度をもつ
顆粒を得た。これをパート顆粒Bとする。
【0054】(操作7)操作3で得られたパート顆粒A
3.6gと操作4で得られたパート顆粒B7.4gを層
状に直径30mmの臼に入れ、オイルプレス機により打
錠圧1ton/cm2で打錠した。
【0055】(操作8)操作3で得られたパート顆粒A
930gと操作4で得られたパート顆粒B1900gを
クロスロータリー混合機で10分間混合した。この混合
物をオイルプレス機により、直径30mm、1錠あたり
の充填量11g、打錠圧1ton/cm2にて打錠し
た。
【0056】表1のごとく種々のパート顆粒AとBを組
み合わせ、得られた錠剤について以下の評価を行った。
【0057】(評価1)保存性 得られた錠剤から任意にサンプリングした5錠を250
mlの水に溶解し、エリソルビン酸ナトリウム及び1−
フェニル−3−ピラゾリドンを高速液体クロマトグラフ
ィーを用いて定量した。これとは別に5錠をサンプリン
グし、ポリエチレンフィルムでラミネートされたアルミ
包材に密封して、50℃の恒温槽中で1ケ月保存した。
保存後の錠剤を上記と同様にしてエリソルビン酸ナトリ
ウム及び1−フェニル−3−ピラゾリドンを定量し、保
存前に対する残存率を求めた。
【0058】(評価2)溶解時間 得られた錠剤から任意にサンプリングした5錠を、25
℃の水250mlに入れ、マグネティックスターラーに
より一定速度で撹拌し、完全に溶解するまでの時間を測
定した。
【0059】(評価3)微粉末発生量 得られた錠剤から任意にサンプリングした40錠(重量
A)をポリエチレンフィルムでラミネートされたアルミ
包材に密封して、バイブレーションテスターにより一定
の震動を与え、発生した微粉末(重量B)の重量比率
(%)〔(B/A)×100)〕を測定した。
【0060】以上の評価結果を表1に記す。
【0061】
【表1】
【0062】表1より本発明の固体現像処理剤は、保存
性、溶解時間、微粉末発生量のいずれも良好な結果であ
る。また、A、Bパート顆粒の粒径分布がいずれも、1
49μm以下の粒径の顆粒が各パート顆粒の20重量%
以下であり、かつ1000μm以上の粒径の顆粒が各パ
ート顆粒の重量に対して20重量%以下である場合に本
発明の効果が顕著であることがわかる。
【0063】実施例2 以下の操作により黒白ハロゲン化銀写真感光材料用固体
定着剤を作成した。
【0064】(操作9)チオ硫酸アンモニウム/チオ硫
酸ナトリウム(重量比90/10)3000g、メタ重
亜硫酸ナトリウム200g、パインフロー(松谷化学製
でんぷん分解物)200gを各々その粒径が500μm
以下になるよう解砕した。これらを市販の撹拌造粒機に
入れ、3分間撹拌混合し、水140gを徐々に添加し
た。この造粒物を流動層乾燥機に移し、給気温度50℃
で約1時間乾燥した。
【0065】(操作10)操作9で得られた顆粒をパウ
レック社製流動層造粒装置GPCG−5型に入れ、給気
温度50℃、風量8m3/minで流動させた。パイン
フローの30%水溶液500gを2流体スプレーで噴霧
することで顆粒表面をコーティングした。
【0066】(操作11)操作9又は10で得られた顆
粒をスクリーンにより分級することで表2記載の粒径を
もつ顆粒を得た。これをパート顆粒Cとする。
【0067】(操作12)ホウ酸300g、コハク酸1
200g、硫酸アルミニウム1200g、酒石酸300
g、マンニット300gを各々その粒径が500μm以
下になるよう解砕した。これらを市販の撹拌造粒機に入
れ、3分間撹拌混合し、水130gを徐々に添加した。
この造粒物を流動層乾燥機に移し、給気温度55℃で約
1時間乾燥した。
【0068】(操作13)操作12で得られた顆粒をパ
ウレック社製流動層造粒装置GPCG−5型に入れ、給
気温度55℃、風量8m3/minで流動させた。ポリ
エチレングリコール(平均分子量4000)の30%水
溶液500gを2流体スプレーで噴霧することで顆粒表
面をコーティングした。
【0069】(操作14)操作12又は13で得られた
顆粒をスクリーンにより分級することで表2記載の粒径
をもつ顆粒を得た。これをパート顆粒Dとする。
【0070】(操作15)操作10で得られたパート顆
粒C7.2g、酢酸ナトリウム1.4g、操作13で得
られたパート顆粒D1.4gをこの順で層状に直径30
mmの臼に入れ、オイルプレス機により打錠圧1ton
/cm2で打錠した。
【0071】(操作16)操作10で得られたパート顆
粒C3000g、操作13で得られたパート顆粒D60
0g、酢酸ナトリウム600gをクロスロータリー混合
機で10分間混合した。この混合物をオイルプレスによ
り、直径30mm、1錠あたりの充填量10g、打錠圧
1ton/cm2にて打錠した。
【0072】表2のごとく種々のパート顆粒CとDを組
み合わせ、得られた錠剤について実施例1と同様に保存
性(ヨウ素−デンプン滴定法により、チオ硫酸及び亜硫
酸を定量し、チオ硫酸塩及びメタ重亜硫酸ナトリウムの
残存率を算出した)、溶解時間、微粉末発生量の評価を
行った。
【0073】以上の評価結果を表2に記す。
【0074】
【表2】
【0075】表2より現像剤同様定着剤についても本発
明の固体定着剤は、保存性、溶解時間、微粉末発生量の
いずれも良好な結果であることがわかる。
【0076】実施例3 以下の操作により黒白ハロゲン化銀写真感光材料用固体
定着剤を作成した。
【0077】(操作17)チオ硫酸アンモニウム/チオ
硫酸ナトリウム(重量比90/10)3000g、メタ
重亜硫酸ナトリウム200g、パインフロー(松谷化学
製でんぷん分解物)200gを各々その粒径が500μ
m以下になるよう解砕した。これらをパウレック社製流
動層造粒装置GPCG−5型に入れ、給気温度50℃、
風量8m3/minで流動させた。表3記載の糖類又は
水溶性高分子化合物の30%水溶液を被覆量が表3記載
の比率になるように2流体スプレーで噴霧した。得られ
た顆粒の粒径は、149μm以下が8重量%で1000
μm以上が10%であった。
【0078】(操作18)ホウ酸300g、コハク酸1
200g、硫酸アルミニウム1200g、酒石酸300
g、マンニット300gを各々その粒径が500μm以
下になるよう解砕した。これらをパウレック社製流動層
造粒装置GPCG−5型に入れ、給気温度55℃、風量
8m3/minで流動させた。表3記載の糖類又は水溶
性高分子化合物の30%水溶液を被覆量が表3記載の比
率になるように2流体スプレーで噴霧した。得られた顆
粒の粒径は、149μm以下が15重量%で1000μ
m以上が4%であった。
【0079】(操作19)操作17で得られたパート顆
粒3000g、操作18で得られたパート顆粒600
g、酢酸ナトリウム600g及び粉砕して350μm以
下の粒径を80%以上に調整したオクタンスルホン酸ナ
トリウム30gをクロスロータリー混合機で10分間混
合した。またこれとは別にオクタンスルホン酸を加えな
い混合物も作成した。これらの混合物をロータリー打錠
機(菊水製作所製クリーンプレスコレクトH18を改
造)により、直径30mm、1錠あたりの充填量10
g、打錠圧1ton/cm2にて打錠した。
【0080】表3のごとく種々の組み合わせの錠剤につ
いて実施例1と同様に保存性(ヨウ素−デンプン滴定法
により、亜硫酸塩を定量し、メタ重亜硫酸ナトリウムの
残存率を算出した)、溶解時間、微粉末発生量の評価を
行った。
【0081】以上の評価結果を表3に記す。
【0082】
【表3】
【0083】表3より被覆する糖類又は水溶性高分子化
合物としては、糖アルコール、多糖類及び一般式Aで示
されるポリアルキレングリコールが好ましいこと、被覆
量はパート顆粒の重量に対し0.2重量%以上重量20
%以下が好ましいこと、更に一般式Bで示される化合物
を含有することで効果がより顕著になることがわかる。
【0084】
【発明の効果】本発明による固体現像剤及び固体定着剤
は溶解性に優れ、更に長期の保存性に優れ、微粉末の発
生が少ない優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】流動層造粒装置の一例の概略図である。
【符号の説明】
1 流動層本体 2 集塵フィルター 3 スプレー装置 4 整流板 A 排気ファン B 圧縮エア C 送液装置 D 熱交換機 E 給気フィルター F 送風ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 哲也 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 黒白ハロゲン化銀写真感光材料用固体現
    像剤において、下記A群より選ばれる化合物の少なくと
    も1種を含有するパート顆粒と下記B群より選ばれる化
    合物の少なくとも1種を含有するパート顆粒の少なくと
    も2つのパート顆粒からなり、該2つのパート顆粒が糖
    類又は水溶性高分子化合物から選ばれる少なくとも1種
    により被覆され、かつ該2つのパート顆粒が局在するこ
    となく1種の成型物中に存在することを特徴とする黒白
    ハロゲン化銀写真感光材料用固体現像剤。 (A群)アスコルビン酸類、ジヒドロキシベンゼン類、
    3−ピラゾリドン類、アミノフェノール類、1−アリー
    ル−3−アミノピラゾリン類 (B群)酸解離定数(pKa)が9以上のアルカリ性化
    合物
  2. 【請求項2】 黒白ハロゲン化銀写真感光材料用固体定
    着剤において、下記C群より選ばれる化合物の少なくと
    も1種を含有するパート顆粒と下記D群より選ばれる化
    合物の少なくとも1種を含有するパート顆粒の少なくと
    も2つのパート顆粒からなり、該2つのパート顆粒が糖
    類又は水溶性高分子化合物から選ばれる少なくとも1種
    により被覆され、かつ該2つのパート顆粒が局在するこ
    となく1種の成型物中に存在することを特徴とする黒白
    ハロゲン化銀写真感光材料用固体定着剤。 (C群)チオ硫酸塩、チオシアン酸塩 (D群)水溶性アルミニウム塩
  3. 【請求項3】 前記糖類又は水溶性高分子化合物が糖ア
    ルコール、多糖類又は下記一般式Aで示される化合物で
    あることを特徴とする請求項1に記載の黒白ハロゲン化
    銀写真感光材料用固体現像剤。 一般式A HO−(CH2CH2O)l−(CH2CH2CH2O)m
    −(CH2C(CH3)HO)n−H (式中l、m、nは各々0〜1000の整数で、l+m
    +nは10以上。)
  4. 【請求項4】 前記糖類又は水溶性高分子化合物が糖ア
    ルコール、多糖類又は前記一般式Aで示される化合物で
    あることを特徴とする請求項2に記載の黒白ハロゲン化
    銀写真感光材料用固体定着剤。
  5. 【請求項5】 前記糖類又は水溶性高分子化合物が、被
    覆されるパート顆粒の重量に対し0.2重量%以上20
    重量%以下であることを特徴とする請求項1又は3に記
    載の黒白ハロゲン化銀写真感光材料用固体現像剤。
  6. 【請求項6】 前記糖類又は水溶性高分子化合物が、被
    覆されるパート顆粒の重量に対し0.2重量%以上20
    重量%以下であることを特徴とする請求項2又は4に記
    載の黒白ハロゲン化銀写真感光材料用固体定着剤。
  7. 【請求項7】 前記2つのパート顆粒の粒径分布は、1
    49μm以下の粒径の顆粒が各パート顆粒の重量に対し
    て20重量%以下であり、かつ1000μm以上の粒径
    の顆粒が各パート顆粒の重量に対して20重量%以下で
    あることを特徴とする請求項1、3又は5に記載の黒白
    ハロゲン化銀写真感光材料用固体現像剤。
  8. 【請求項8】 前記2つのパート顆粒の粒径分布は、1
    49μm以下の粒径の顆粒が各パート顆粒の重量に対し
    て20重量%以下であり、かつ1000μm以上の粒径
    の顆粒が各パート顆粒に対して20重量%以下であるこ
    とを特徴とする請求項2、4又は6に記載の黒白ハロゲ
    ン化銀写真感光材料用固体定着剤。
  9. 【請求項9】 前記固体処理剤が下記一般式Bで示され
    る化合物を含有することを特徴とする請求項2、4、6
    又は8に記載の黒白ハロゲン化銀写真感光材料用固体定
    着剤。 一般式B R−(O)n−SO3M (式中、Rは直鎖又は分岐のアルキル基、アルケニル
    基、アルキニル基を表し、nは0又は1を表し、Mは水
    素原子、アルカリ金属又はアンモニウムを表す)
JP12855696A 1996-05-23 1996-05-23 黒白ハロゲン化銀写真感光材料用固体現像剤及び固体定着剤 Pending JPH09311418A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018080153A (ja) * 2016-11-18 2018-05-24 花王株式会社 モノハロゲノアミン製造用固体組成物

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