JPH10232122A - 欠陥検査装置 - Google Patents

欠陥検査装置

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JPH10232122A
JPH10232122A JP9034707A JP3470797A JPH10232122A JP H10232122 A JPH10232122 A JP H10232122A JP 9034707 A JP9034707 A JP 9034707A JP 3470797 A JP3470797 A JP 3470797A JP H10232122 A JPH10232122 A JP H10232122A
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健雄 大森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動化による効率化を図ると共に、場所を取ら
ない小型の欠陥検査装置を提供する。 【解決手段】被検面を照明する第一照明光学系と、該第
一照明光学系からの照明光のうち前記被検面からの回折
光のみを結像する第一受光光学系と、前記被検面を照明
する第二照明光学系と、該第二照明光学系からの照明光
のうち前記被検面からの散乱光を結像する第二受光光学
系と、を備え、前記被検面上に入射する前記第一照明光
学系からの照明光線と前記被検面上で回折され前記第一
受光光学系へ到達する回折光線とを含む平面は、前記被
検面上に入射する前記第二照明光学系からの照明光線と
前記被検面上で散乱され前記第二受光光学系へ到達する
散乱光線とを含む平面と、角度をもって交わるようにし
た欠陥検査装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子等の製
造過程における、ウェハ表面の傷、レジストの塗布ムラ
等の欠陥を検出する欠陥検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ウェハ表面の傷、レジストの
塗布ムラ等の欠陥検査としては人手による目視検査が行
われている。また、近年は自動的に検査を行うものとし
て、例えば特公平6−8789号に開示された装置があ
る。この装置は、ウェハに照明した光の反射光によるウ
ェハの像を画像処理装置に取り込み、ウェハ表面の欠陥
を検出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置では、以下のような問題点があった。即ち、人手に
よる目視検査では個人差があり、非効率的である。ま
た、反射光を用いた自動検査装置においては、一回の検
査でウェハ表面の傷が検出可能であり、レジストの塗布
ムラを同時に検出することができなかった。更に、ウェ
ハ表面の傷の検出の後、レジストの塗布ムラを検査する
ときは、異なる装置を使用するため、非常に大きいスペ
ースが必要であった。
【0004】本発明は斯かる問題点に鑑みてなされるも
のであり、自動化による効率化を図ると共に、場所を取
らない小型の欠陥検査装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明では、被検面を照明する第一照明光学系と、該
第一照明光学系からの照明光のうち前記被検面からの回
折光のみを結像する第一受光光学系と、該第一受光光学
系によって結像された像を撮影する第一撮像手段と、前
記被検面を照明する第二照明光学系と、該第二照明光学
系からの照明光のうち前記被検面からの散乱光を結像す
る第二受光光学系と、該第二受光光学系によって結像さ
れた像を撮影する第二撮像手段と、前記第一撮像手段及
び前記第二撮像手段にて得られた前記被検面の画像に基
づいて画像処理を行う画像処理装置と、を備え、前記被
検面上に入射する前記第一照明光学系からの照明光線と
前記被検面上で回折され前記第一受光光学系へ到達する
回折光線とを含む平面は、前記被検面上に入射する前記
第二照明光学系からの照明光線と前記被検面上で散乱さ
れ前記第二受光光学系へ到達する散乱光線とを含む平面
と、角度をもって交わることを特徴とする欠陥検査装置
を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明では、例えば図2に示すよ
うに、第一照明光学系11と第二照明光学系21とを別
々に設けている。これにより、好ましい光源をそれぞれ
選択することができるので、高精度な欠陥検査装置とす
ることができる。また、第一照明光学系11に対応し第
一受光光学系12及び第一撮像手段13を設け、第二照
明光学系21に対応し第二受光光学系22及び第二撮像
手段23を設けているので、回折光と散乱光とを同一に
検知できるようになり、迅速な検査が可能になる。
【0007】また、本発明では、被検面であるウェハ4
面上に入射する第一照明光学系11からの照明光線と被
検面上で回折され第一受光光学系12へ到達する回折光
線とを含む平面は、被検面上に入射する第二照明光学系
21からの照明光線と被検面上で散乱され第二受光光学
系22へ到達する散乱光線とを含む平面と、角度をもっ
て交わるようにしている。これはつまり、回折光を検出
するための光学系と散乱光を検出する光学系とが、重な
らず、機械的干渉を起こさないようにすることを意味し
ている。この構成により、回折光を検出するための光学
系と散乱光を検出する光学系とがあるにも関わらず、装
置全体の小型化を達成できる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明よる各実施例を示す。 〔第一実施例〕以下に、第一実施例を示す。図1及び図
2は、本実施例における装置の構成図である。本実施例
における装置は、第一照明光学系11、第一受光光学系
12、第一撮像手段13、第二照明光学系21、第二受
光光学系22、第二撮像手段23及び画像処理装置3よ
り構成されている。
【0009】第一照明光学系11から射出された光は、
ウェハ4に照射される。ウェハ4に照射された光は、ウ
ェハ4に形成された被検面である回路パターンによって
回折される。回折された光のうち、一次回折光は、第一
受光光学系11を通り第一撮像手段13上に、ウェハ4
の一次回折光による干渉色のついた像を形成する。本実
施例中では、第一照明光学系11は、面状光源であり、
単色光をウェハ4の全面に放射している。具体的には、
蛍光灯を複数本配置し、ウェハ照射側に特定の波長行き
の光のみを選択的に透過させるフィルターを設けてい
る。そして、このフィルターを変換することにより、複
数の波長を選択することが可能になっている。尚、本実
施例中では、フィルターとして干渉フィルターを用いて
る。
【0010】ここで、ステッパーで回路パターンを露光
する際のフォーカスにムラがある場合、パターンの断面
形状が変化するので、回折光の強度が変化し、明暗の差
となって表れる。これにより、フォーカスムラを検出す
ることができる。また、ウェハ4にレジストの塗りムラ
や現像不良のムラ或いはレジストの剥離忘れがある場
合、ムラ等の部分は周囲と膜厚が異なるので、ウェハ4
の一次回折光による干渉色に違いが生じ、明暗の差とな
って現われる。これにより、ウェハ4の表面のレジスト
の塗りムラや現像不良のムラ或いはレジストの剥離忘れ
を検出することができる。
【0011】これに対し、第二照明光学系21、第二受
光光学系22及び第二撮像手段23は、ウェハ4からの
散乱光を検出するためのものである。ここで、第二照明
光学系21は電球及びファイバーから構成されている。
電球から放射された光線はファイバーを通ることによ
り、拡散され、ウェハ4上を全面隈なく照明している。
そして、第二受光光学系22は、第二照明光学系21の
正反射光ならびに回折光が第二撮像手段23上に結像さ
れない領域に配置されている。この構成により、ウェハ
4の表面に傷が無い場合は、第二撮像手段23上には光
が到達しない。しかし、ウェハ4の表面に傷がある場合
は、散乱光が発生し、散乱した光が第二受光光学系22
を通り、第二撮像手段23上に達するようになる。
【0012】画像処理装置3は、第二撮像手段23によ
って電気信号化された検査中のウェハ4の像と、あらか
じめ記憶させておいた欠陥のないウェハの像とを比較す
る。ムラや傷などの欠陥がある場合はその部分の明暗の
差から、その部分を欠陥として画像処理装置3の外側に
付設されたブラウン管に表示出力する。本実施例の場
合、第一照明光学系11、第一受光光学系12及び第一
撮像手段13により、ウェハ4の表面のレジストの塗り
ムラや現像不良のムラを検出している。ここで、第一撮
像素子13からの出力信号を画像処理装置3へ取り入れ
ることにより、第二照明光学系21、第二受光光学系2
2及び第二撮像手段23による傷の検査とレジストの塗
りムラや現像不良のムラの検査とが、同時に行える。当
然のことながら、傷の検査とレジストの塗りムラや現像
不良のムラの検査とをそれぞれ別個に行っても構わな
い。
【0013】また、ウェハ4又は第一受光光学系12と
第一照明光学系11とは、所定の軸を中心に回転可能に
することが好ましい。本実施例では、図1において紙面
上下方向を回転軸として、ウェハ4が回転可能になって
いる。これは、ウェハ4のパターンのピッチにより回折
光の回折角が異なるためで、回折角が変化しても回折光
が第一受光光学系12に入るようにウェハ4が適宜回転
される。当然のことながら、第一受光光学系12と第一
照明光学系11とを固定させてウェハ4が回転するか、
ウェハ4を固定させて第一受光光学系12と第一照明光
学系11とが回転するかは相対的なものなので、第一受
光光学系12と第一照明光学系11とのどちらか、或い
は両方を同時に回転させてもよい。
【0014】ところで、ウェハのパターンのピッチを
p、入射光の波長をλ、入射角をθi、回折角をθd、
回折次数をmとすれば、以下の式が成り立つ。 p(sinθd−sinθi)=mλ (1) 但し、入射角θiは、ウェハ面の法線を基準として入射
側に見込む角度方向をプラス、反対側に見込む角度方向
をマイナスとし、回折角θdは、ウェハ面の法線を基準
として入射側に見込む角度方向をマイナス、反対側に見
込む角度方向をプラスとしている。また、回折次数m
は、ウェハへの入射光の正反射光を基準として、入射側
に見込む角度方向をマイナス、反対側に見込む角度方向
をプラスとしている。従って、本実施例では、この関係
が保たれるようにウェハ4又は第一受光光学系12と第
一照明光学系11とを回転させる。
【0015】また、回折角θdは、 sinθd=(mλ/p)+sinθi (2) となるので、ウェハ4のパターンのピッチが粗くなるに
従って回折角θdがプラス側へ大きくなり、波長が短く
なるに従って回折角θdがプラス側へ大きくなることが
わかる。回折角θdが大きいと第一受光光学系12に正
反射光や一次以外の回折光が混入するおそれががあるの
で、ピッチの粗いパターンに対しては第一照明光学系1
1の波長は長いものを選択することが好ましい。
【0016】正反射光や一次以外の回折光の混入を防ぐ
には、あらかじめ照明光の入射角θiをプラス側へ大き
くして、回折角θdをマイナス寄りにしておけばよい。
しかし、入射角θiをプラス側へ大きく取ると散乱光用
の第二照明光学系21と機械的に干渉するので、本実施
例では、図2に斜視図として示すように、ウェハ4上に
入射する第一照明光学系11からの照明光線とウェハ4
上で回折され第一受光光学系12へ到達する回折光線と
を含む平面は、ウェハ4上に入射する第二照明光学系2
1からの照明光線とウェハ4上で散乱され第二受光光学
系22へ到達する散乱光線とを含む平面と、角度をもっ
て交わるようにしている。このように、第一照明光学系
11と第一受光光学系12とによって回折光用光学系を
構成し、第二照明光学系21と第二受光光学系22とに
よって散乱光用光学系を構成することにより、それぞれ
の系は、機械的干渉を起こさず、比較的小さいチャンバ
ーの中に収納することができるようになる。
【0017】また、図3に示すように、第一照明光学系
11及び第一受光光学系12をテレセントリックな光学
系にしてもよい。この場合にも前述の式(1)が成り立
っているのは勿論である。テレセントリックな光学系を
用いた場合、ウェハ全面の画像を一括に取り込むのでは
なく、不図示であるが、照明領域を線状にしてウェハ4
を照明領域の短辺方向に走査させたり、図4に示すよう
に、複数の回折光用の第一照明光学系11a〜11d
(部分光学系)を用いてウェハ4上の照明領域を千鳥状
4a〜4dにして画像を取り込めば、それぞれの第一受
光光学系12a〜12d(部分光学系)の小型化が可能
となる。図4に示す場合は、ウェハ4上の照明領域を四
分割して、回折光用の光学系を四対設けている。
【0018】また、第一受光光学系12にセルフォック
レンズを用いることでも、小型化が可能である。 〔第2実施例〕以下では、図5を参照しながら、第2実
施例を説明する。上記第1実施例同様に、ウェハ4上の
欠陥の検査には回折光を用いる。そして、回折光用光学
系は、第一照明光学系11及び第一受光光学系12によ
って構成されている。
【0019】第一照明光学系11は、光源111、リレ
ーレンズ112、平面反射鏡113及び球面反射鏡11
4で構成されている。また、第一受光光学系12は、受
光レンズ124、球面反射鏡122及び平面反射鏡12
3によって構成されている。光源111から射出された
照明光は、リレーレンズ112を通り、平面反射鏡11
3で反射され、球面反射鏡114に入射する。球面反射
鏡114で反射された照明光は、ほぼ平行な光束となっ
て、ウェハ4に向かう。ウェハ4では、パターンのピッ
チに応じた回折光が生じる。生じた回折光は、順に、球
面反射鏡122、平面反射鏡123、受光レンズ124
を通過し、第一撮像手段であるCCD(撮像素子)13
1に像を結ぶ。CCD131で取り込んだ画像は、画像
処理装置3にて適宜処理される。画像処理装置3は、検
査中のウェハ4の像とあらかじめ記憶させておいた欠陥
のないウェハの像とを比較する。ムラなどの欠陥がある
場合はその部分の明暗の差から、その部分を欠陥として
出力する。
【0020】ウェハ4又は第一受光光学系12と第一照
明光学系11とは、図5において紙面上下方向を回転軸
として回転可能になっている。これは、ウェハ4のパタ
ーンのピッチにより回折光の回折角が異なるためで、こ
のように、回転させることにより、回折角が変化しても
回折光が第一受光光学系12に入るようなる。また、本
実施例では、前記(1)式の関係が保たれるように第一
照明光学系11、ウェハ4、及び第一受光光学系12を
配置している。取り込む回折光の次数はマイナス一次で
ある。
【0021】更に、本実施例では、第一照明光学系11
及び第一受光光学系12は、球面反射鏡を用いた反射型
の光学系で、テレセントリック光学系としている。第一
照明光学系11では、光源111が球面反射鏡114の
前側焦点位置、もしくはリレーレンズ112を介して球
面反射鏡114の前側焦点位置と共役な位置に、ウェハ
4面が球面反射鏡114の後側焦点面とほぼ一致するよ
うに配置されている。第一受光光学系12では、球面反
射鏡122の前側焦点面とウェハ4面とを、球面反射鏡
122の後側焦点面と受光レンズ121の入射瞳面と
を、それぞれほぼ一致させ、テレセントリック光学系に
している。テレセントリック光学系にするのは、CCD
131で取り込んだ画像の見え方を、ウェハ4全面に渡
って同じにするためである。
【0022】テレセントリックでない光学系では、ウェ
ハ4上の位置により、(1)式の入射角θi、回折角θ
dがそれぞれ異なる。従って、回折光の強度は入射光の
入射角に依存して変化するため、同じ欠陥でもウェハ上
の位置により見え方が異なる場合がある。しかし、本実
施例ではテレセントリック光学系を採用しているので、
ウェハ全面に渡って入射角θi、回折角θdが一様とな
る。故に、ウェハ上の位置にかかわらず同じ欠陥であれ
ば見え方が同じになり、欠陥の特定に、より有利とな
る。
【0023】本実施例では、球面反射鏡を用いた反射型
の光学系にしているので、屈折系のテレセントリック光
学系を用いるた場合より装置を小型化することが可能で
ある。ただ、本実施例では、偏心光学系を採用したの
で、球面反射鏡に入射する光線の入射角は出来るだけ小
さいことが望ましい。入射角があまり大きいと、非点収
差が大きくなるので、好ましくない。本実施例では、入
射角は10度に設定している。
【0024】ところで、上記(2)式より、回折角θd
は、パターンのピッチが小さくなるほど、また波長が長
くなるほどマイナス側へ大きくなるのがわかる。回折角
θdがマイナス側へ大きくなり過ぎると照明光学系11
と受光光学系12が機械的干渉を起こしてしまう。機械
的干渉を防ぐのと、年々進むパターンのピッチの微細化
を考慮すれば波長は短いほうがよいが、あまりに短いと
未現像のレジストを感光させてしまう。従って、本実施
例では、照明光の波長は、550nm付近の波長のもの
を使用している。
【0025】レジストの塗布忘れ、剥離忘れ、塗布や剥
離のムラを検出する際に、レジストの有無によるウェハ
4の見え方の差が少ない場合がある。これは、レジスト
のない所の光の強度とある所の干渉後の強度とが、一致
するためである。この様な場合は、強度に差を出させる
ために、ウェハ4又は第一受光光学系12と第一照明光
学系11とを、入射面と垂直な軸を中心にわずかに回転
するか、又は光源の波長を変更する。本実施例では、8
80nmとしている。
【0026】なお、本実施例においては、球面反射鏡を
用いているが、反射型のフレネルゾーンプレートを用い
ても同様の効果を得ることが出来るのは勿論である。更
に、ウェハ全面の画像を一括に取り込んでいるが、照明
領域を線状にしてウェハを照明領域の短辺方向に走査さ
せたり、複数の光学系を用いて画像を取り込めば、第一
受光光学系12及び第一照明光学系の小型化が可能とな
る。
【0027】また、第一受光光学系12及び第一照明光
学系にセルフォックレンズを用いることでも、小型化が
可能である。傷を検出するときには、第一実施例同様
に、散乱光を用いる。第二照明光学系21は、光源21
1、波長選択フィルタ213、光ファイバー212及び
シリンドリカルレンズ214から構成されている。第二
受光光学系22は、対物レンズ221からなり、第二撮
像手段は、CCD231からなる。また、図5では分か
りづらいが、散乱光用の光学系は回折光用の光学系と干
渉しないように、異なる平面内に配置されている。
【0028】白色光源211から射出された光は、光フ
ァイバー212を経由する。本実施例では、光ファイバ
ー212の射出側の端面の形状をスリット状にしてい
る。波長選択フィルタ213は、光源211から射出さ
れた光のうち、短波長の光を選択的に吸収し、未現像の
レジストの感光を防いでいる。光ファイバー212の端
面から射出された光は、広がりを持つため、シリンドリ
カルレンズ214によってスリットの短手方向の面内で
平行もしくはほぼ平行な光にする。これにより、光ファ
イバー212から射出された光を効率良くウェハ4に照
射させることが出来る。その後、光はウェハ4で反射さ
れるが、その際にパターンによる回折光と、傷がある場
合には傷による散乱光とが生じる。回折光の回折角は、
ウェハ4上のパターンのピッチ及び光源の波長によって
決定される。
【0029】第二受光光学系22は、照明光のうち、ウ
ェハ4からの正反射光ならびに回折光が通らない領域に
配置されている。これにより、ウェハ上の傷によって生
じた散乱光のみがCCD231に取り込まれる。結果、
散乱光による傷の像のみが得られる。本実施例における
装置では、シリンドリカルレンズ214を用いている
が、シリンドリカルレンズ214のかわりにセルフォッ
クレンズを用いてもよい。この場合は複数個のセルフォ
ックレンズを束ねたものが使用され、光ファイバーの端
面はセルフォックレンズの焦点位置に配置される。光フ
ァイバーから射出された光はセルフォックレンズで平行
光束となってウェハに向かう。この時使用される光源
や、CCDの位置はシリンドリカルレンズを用いたとき
と同様である。また、セルフォックレンズの代わりにフ
ライアイレンズを用いても同様の効果を得ることが出来
る。
【0030】以上のように本実施例においては、回折光
によるウェハの画像に基づいて画像処理を行うことで、
効率的な自動欠陥検査が可能となる。特に反射鏡を付加
することにより、容易にテレセントリックな光学系を構
成することが出来る。また、散乱光の検出を行うので特
に傷の検出に効果的である。 〔第3実施例〕以下、本発明による第3実施例を、図6
を用いて説明する。
【0031】図6において、第一照明光学系11から射
出された光はウェハ4に照射される。ウェハ4に照射さ
れた光はウェハ4に形成された回路のパターンによって
回折される。回折された光は、表面反射鏡123、受光
レンズ124とで構成されている第一受光光学系12に
よって、ウェハ4の回折光による像をCCD131の撮
像素子上に形成する。CCD131で取り込んだ画像は
画像処理装置3にて適宜処理される。画像処理装置3
は、検査中のウェハ4の像と、あらかじめ記憶させてお
いた欠陥のないウェハの像とを比較する。ムラなどの欠
陥がある場合はその部分の明暗の差から、その部分を欠
陥として出力する。ウェハ4又は第一照明光学系11と
第一受光光学系12とは、図6において紙面上下方向を
回転軸として回転可能になっているのは、第1実施例や
第2実施例に開示した装置と同様である。
【0032】本実施例では、図11に示すように、ウェ
ハ4上に入射する第一照明光学系11からの照明光線と
ウェハ4上で回折され第一受光光学系12へ到達する回
折光線とを含む平面は、ウェハ4上に入射する第二照明
光学系21からの照明光線とウェハ4上で散乱され第二
受光光学系22へ到達する散乱光線とを含む平面と、角
度をもって交わるようにしている。その上、CCD13
1に入射する第一受光光学系12の光軸は、表面反射鏡
123で紙面と垂直な面内に反射されることにより、ウ
ェハ4を挟んだ第一照明光学系11の光軸と第一受光光
学系12の光軸とがなす平面、図6では紙面と平行な面
とは異なる面内にある。これは、場合によっては、ウェ
ハ4からの回折光のうち0次回折光、即ち正反射光が直
接CCD131に入射し、画像処理に影響を与えるのを
防ぐためである。
【0033】第一受光光学系12及びウェハ4は、図6
においては紙面上下方向を回転軸として回転可能になっ
ている。これは、ウェハ4のパターンのピッチにより回
折光の回折角が異なるためで、回折角が変化しても回折
光が第一受光光学系12に入るように12ウェハ4また
は第一受光光学系12と第一照明光学系11とが適宜回
転される。
【0034】図6に示す装置は、式(1)の関係が保た
れるように第一照明光学系11、ウェハ4、及び第二受
光光学系12が配置される。取り込む回折光の次数はマ
イナス一次である。ところで、回折角θdは、式(2)
に示した通りであるから、パターンのピッチが小さくな
るほど、また波長が長くなるほどマイナス側へ大きくな
るのがわかる。回折角θdがマイナス側へ大きくなり過
ぎると第一照明光学系11と第一受光光学系12が機械
的干渉を起こしてしまう。機械的干渉を防ぐのと、年々
進むパターンのピッチの微細化を考慮すれば波長は短い
ほうがよいが、あまりに短いと未現像のレジストを感光
させてしまう。従って、本実施例では、照明光の波長と
して、550nm付近の波長を使用している。
【0035】レジストの塗布忘れ、剥離忘れ、塗布や剥
離のムラを検出する際に、レジストの有無によるウェハ
4の見え方の差が少ない場合がある。これは、レジスト
のない所の光の強度と、ある所の干渉後の強度とが一致
するためである。このときは、強度に差が出るように、
第一照明光学系11やウェハ4、あるいは第一受光光学
系12を、ウェハ4への入射面と垂直なある軸を中心に
わずかに回転するか、もしくは第一照明光学系11の波
長を変更する。波長を変更した場合、式(1)の関係を
満足するようにウェハ4又は第一受光光学系12と第一
照明光学系11とを回転させるのは言うまでもない。本
実施例においては、変更後の波長を880nmとしてい
る。
【0036】本実施例の第一照明光学系の光源は、図8
に示すように、波長が880nm、546nmの2種類
のLED102、103と、拡散板104とで構成して
いる。2種類のLED102、103は、それぞれ格子
状に配列されていて、LED102もしくはLED10
3のどちらかを電気的に切り替えて点灯する。全部を点
灯させるだけでなく、一部だけでを点灯させることも可
能である。
【0037】2種類のLED102、103は、それぞ
れ発光強度が異なるので、ウェハ4面での光量が等しく
なるよう、数量や間隔が決められている。また、LED
のみではウェハ面でムラが生じるので、拡散板104に
よってムラを取り除き一様にしている。拡散板が実質的
な光源面となる。傷を検出するには散乱光を用いる。第
二照明光学系21は、光源211、光ファイバー21
2、波長選択フィルタ213及びシリンドリカルレンズ
214からなる。第二受光光学系22は、受光レンズ2
21からなり、第二撮像手段は、撮像素子CCD231
からなる。散乱光用の第二照明光学系21及び第二受光
光学系22は、回折光用の第一照明光学系11、第一受
光光学系12と機械的干渉を起こさないように異なる平
面内に配置されている。その概略的な様子を図11に示
す。
【0038】白色光源211から射出された光は光ファ
イバー212を経由する。光ファイバー212の射出側
の端面の形状はスリット状である。波長選択フィルタ2
13は光源211から射出された光のうち、短波長の光
を選択的に吸収し、未現像のレジストの感光を防いでい
る。光ファイバー212の端面から射出された光は広が
りを持つため、シリンドリカルレンズ214にてスリッ
トの短手方向の面内で平行、もしくはほぼ平行な光にす
る。これにより光ファイバー212から射出された光を
効率良くウェハ4に照射させることが出来る。その後、
光は、ウェハ4で反射されるが、その際にパターンによ
る回折光と、傷がある場合には傷による散乱光が生じ
る。回折光の回折角は、ウェハ上のパターンのピッチ、
光源の波長によって決定される。
【0039】第二受光光学系22は、照明光のうち、ウ
ェハ4からの正反射光ならびに回折光が通らない領域に
配置されている。これにより、ウェハ上の傷によって生
じた散乱光のみがCCD231に取り込まれる。結果、
散乱光による傷の像が得られる。 〔第4実施例〕図7は、本発明による第4実施例の装置
を示した図である。以下、図7を参照しながら、説明を
行う。
【0040】図7において光源111から射出された照
明光は、リレーレンズ112を通り、表面反射鏡113
で反射された後、球面反射鏡114に入射する。球面反
射鏡114で反射された照明光は、ほぼ平行な光束とな
ってウェハ4に向かう。ウェハ4では、パターンのピッ
チに応じた回折光が生じる。生じた回折光は、球面反射
鏡122、表面反射鏡123及び受光レンズ124で構
成されている第一受光光学系12によって、ウェハ4の
回折光による像をCCD131上に形成する。
【0041】CCD131に入射する第一受光光学系1
2の光軸は、ウェハ4を挟んだ第一照明光学系11の光
軸と第一受光光学系12へ入射する光線とがなす平面と
は異なる面内にあり、CCD131に0次回折光が直接
入らない構成となっている。CCD131で取り込んだ
画像は画像処理装置3にて適宜処理されるが、これにつ
いては、第3実施例に開示した装置と同様である。ま
た、第一照明光学系11、第二受光光学系12及びウェ
ハ4は、図7においてはそれぞれ紙面上下方向を回転軸
として回転可能なこと、第一照明光学系11、第一受光
光学系12及びウェハ4が、それぞれ式(1)の関係を
満たすように配置されること、取り込む回折次数がマイ
ナス一次であること、使用する波長が550nm、88
0nmの2種類であることも、第3実施例に開示した装
置と同様である。
【0042】第一照明光学系11及び第一受光光学系1
2は、球面反射鏡を用いた反射型の光学系でテレセント
リック光学系である。第一照明光学系11では、光源1
11が球面反射鏡114の前側焦点位置もしくはリレー
レンズ112を介して球面反射鏡114の前側焦点位置
と共役な位置に、ウェハ4面が後側焦点面とほぼ一致す
るように配置され、第一受光光学系12では、球面反射
鏡122の前側焦点面とウェハ4面とが、また後側焦点
面と受光レンズ124の入射瞳面をほぼ一致させ、テレ
セントリック光学系にしている。テレセントリック光学
系にするのは、CCD131で取り込んだ画像の見え方
を、ウェハ全面に渡って同じにするためである。
【0043】テレセントリックでない光学系では、ウェ
ハ上の位置により、式(1)の入射角θi、回折角θd
がそれぞれ異なる。回折光の強度は入射光の入射角に依
存して変化するため、同じ欠陥でもウェハ上の位置によ
り見え方が異なる場合がある。しかし、本実施例ではテ
レセントリックなので、ウェハ全面に渡って入射角θ
i、回折角θdが一様となる。故に、ウェハ上の位置に
かかわらず同じ欠陥であれば見え方が同じになり、欠陥
の特定に、より有利である。
【0044】また、本実施例では、球面反射鏡を用いた
反射型の光学系にすることで、屈折系のテレセントリッ
ク光学系を用いる装置よりも更に装置を小型化してい
る。ただ偏心光学系なので、球面反射鏡に対する反射光
の入射角は出来るだけ小さいのが望ましい。あまり大き
いと非点収差が大きくなるからである。本実施例に開示
した装置では、10度になっている。
【0045】図9として示した実施例は、図7として開
示した実施例の装置において、表面反射鏡123で光軸
を紙面と垂直な面内に曲げる代わりに、球面反射鏡12
2で光路を曲げたものである。図9aでは、紙面の垂直
方向に、つまり手前方向に回折光が反射されていること
を示している。図9bは、図9aの装置を右側から見た
図で、ウェハ4で紙面と垂直な面内に回折された光が、
球面反射鏡122で紙面と平行な面に内に反射されてい
る。この様な構成でも第3実施例と同等の効果を得られ
るのは勿論であるし、図10a及びbに示すように、球
面反射鏡122から直接、受光レンズ124、CCD1
31に回折光を取り込む構成を取っても何ら問題はな
い。
【0046】なお、図6及び図10として開示した装置
では、CCD撮像素子上に形成される像は上下、若しく
は左右が反転した像となるが、画像処理の際に特に問題
となるものではない。必要であれば球面反射鏡をもう1
枚挿入するか、画像処理装置3で電気的な処理を施して
正立像にすればよい。また、図7、図9及び図10とし
て開示した装置においては、球面反射鏡を用いている
が、反射型のフレネルゾーンプレートを用いても同様の
効果を得ることが出来るのは勿論である。
【0047】更に、ウェハ全面の画像を一括に取り込ん
でいるが、照明領域を帯状にしてウェハ4を照明領域の
短辺方向に走査させたり、複数の光学系を用いて画像を
取り込めば、第一受光光学系12及び第一照明光学系が
小型化が可能であるし、第一受光光学系12及び第一照
明光学系にセルフォックレンズを用いることでも、小型
化が可能である。
【0048】傷を検出するには散乱光を用いる。第二照
明光学系21は、光源211、光ファイバー212、波
長選択フィルタ213及びシリンドリカルレンズ214
からなる。第二受光光学系22は、受光レンズ221か
らなり、第二撮像手段は、撮像素子CCD231からな
る。散乱光用の第二照明光学系21及び第二受光光学系
22は、回折光用の第一照明光学系11、第一受光光学
系12と機械的干渉を起こさないように異なる平面内に
配置されている。その概略的な様子を図11に示す。
【0049】白色光源211から射出された光は光ファ
イバー212を経由する。光ファイバー212の射出側
の端面の形状はスリット状である。波長選択フィルタ2
13は光源211から射出された光のうち、短波長の光
を選択的に吸収し、未現像のレジストの感光を防いでい
る。光ファイバー212の端面から射出された光は広が
りを持つため、シリンドリカルレンズ214にてスリッ
トの短手方向の面内で平行、もしくはほぼ平行な光にす
る。これにより光ファイバー212から射出された光を
効率良くウェハ4に照射させることが出来る。その後、
光は、ウェハ4で反射されるが、その際にパターンによ
る回折光と、傷がある場合には傷による散乱光が生じ
る。回折光の回折角は、ウェハ上のパターンのピッチ、
光源の波長によって決定される。
【0050】第二受光光学系22は、照明光のうち、ウ
ェハ4からの正反射光ならびに回折光が通らない領域に
配置されている。これにより、ウェハ上の傷によって生
じた散乱光のみがCCD231に取り込まれる。結果、
散乱光による傷の像が得られる。本実施例に開示した装
置では、シリンドリカルレンズを用いているが、シリン
ドリカルレンズのかわりにセルフォックレンズを用いて
もよい。この場合は複数個のセルフォックレンズを束ね
たものが使用され、光ファイバーの端面はセルフォック
レンズの焦点位置に配置される。光ファイバーから射出
された光はセルフォックレンズで平行光束となってウェ
ハ に向かう。この時使用される光源や、CCDの位置
はシリンドリカルレンズを用いたときと同様である。ま
た、セルフォックレンズの代わりにフライアイレンズを
用いても同様の効果を得ることが出来る。
【0051】以上のように本実施例においては、回折光
によるウェハの画像に基づいて画像処理を行なうこと
で、効率的な自動欠陥検査が可能となる。特に0次回折
光の光軸とCCDカメラに入射する光軸とを異なる面内
に配置することで、0次回折光のCCDカメラへの混入
を防ぐことが出来る。また、散乱光の検出を行なうので
特に傷の検出に効果的である。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明においては、一つの
装置で、第一照明光学系11と第一受光光学系12とに
よって回折光用光学系を構成し、第二照明光学系21と
第二受光光学系22とによって散乱光用光学系を構成
し、且つ、それぞれの系は、機械的干渉を起こさないよ
うに配置しているので、小型な欠陥検査装置を提供する
ことができる。また、回折光用光学系によって塗布ムラ
等を、散乱光用光学系によって傷を、同時に検出できる
ので、効率的な検査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明による第1実施例を示す側
面図である。
【図2】 図2は、本発明による第1実施例を示す斜
視図である。
【図3】 図3は、本発明による第1実施例の変形例
示す図である。
【図4】 図4は、本発明による第1実施例の変形例
示す図である。
【図5】 図5は、本発明による第2実施例を示す側
面図である。
【図6】 図6は、本発明による第3実施例を示す側
面図である。
【図7】 図7は、本発明による第4実施例を示す側
面図である。
【図8】 図8は、第3実施例における第一照明光学
系及び第一受光光学系を示す斜視図である。
【図9】 図9は、本発明による第4実施例の変形例
示す図である。
【図10】 図10は、本発明による第4実施例の変形
例示す図である。
【図11】 図11は、本発明による第4実施例の変形
例示す図である。
【符号の説明】
11 第一照明光学系 12 第一受光光学系 13 第一撮像手段 21 第二照明光学系 22 第二受光光学系 23 第二撮像手段 3 画像処理装置 4 ウェハ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検面を照明する第一照明光学系と、 該第一照明光学系からの照明光のうち前記被検面からの
    回折光のみを結像する第一受光光学系と、 該第一受光光学系によって結像された像を撮影する第一
    撮像手段と、 前記被検面を照明する第二照明光学系と、 該第二照明光学系からの照明光のうち前記被検面からの
    散乱光を結像する第二受光光学系と、 該第二受光光学系によって結像された像を撮影する第二
    撮像手段と、 前記第一撮像手段及び前記第二撮像手段にて得られた前
    記被検面の画像に基づいて画像処理を行う画像処理装置
    と、を備え、 前記被検面上に入射する前記第一照明光学系からの照明
    光線と前記被検面上で回折され前記第一受光光学系へ到
    達する回折光線とを含む平面は、前記被検面上に入射す
    る前記第二照明光学系からの照明光線と前記被検面上で
    散乱され前記第二受光光学系へ到達する散乱光線とを含
    む平面と、角度をもって交わることを特徴とする欠陥検
    査装置。
  2. 【請求項2】前記第一照明光学系は反射型の光学系であ
    ることを特徴とする請求項1記載の欠陥検査装置。
  3. 【請求項3】前記第一照明光学系はテレセントリック光
    学系であることを特徴とする請求項1又は2記載の欠陥
    検査装置。
  4. 【請求項4】前記第一受光光学系は反射型の光学系であ
    ることを特徴とする請求項1乃至3記載の欠陥検査装
    置。
  5. 【請求項5】前記第一受光光学系はテレセントリック光
    学系であることを特徴とする請求項1乃至4記載の欠陥
    検査装置。
  6. 【請求項6】前記第一照明光学系と前記第二照明光学系
    とのうち少なくとも一方の照明光学系は、複数の波長を
    選択可能であることを特徴とする請求項1乃至5記載の
    欠陥検査装置。
  7. 【請求項7】前記第一照明光学系と前記第二照明光学系
    とのうち少なくとも一方の照明光学系は、LEDからな
    ることを特徴とする請求項6記載の欠陥検査装置。
  8. 【請求項8】前記被検面と前記第一受光光学系と前記第
    二受光光学系とのうちの少なくとも一つは、所定の軸を
    中心に回転可能なことを特徴とする請求項1乃至7記載
    の欠陥検査装置。
  9. 【請求項9】前記第一照明光学系と前記第一受光光学系
    とのうち少なくとも一方は、複数の部分光学系からなる
    ことを特徴とする請求項1乃至8に記載の欠陥検査装
    置。
  10. 【請求項10】前記第一照明光学系及び前記第一受光光
    学系を構成する少なくとも一つの部材を傾けて配置する
    ことにより、前記被検面上で正反射した前記第一照明光
    学系からの光線を避けるように、前記第一受光光学系ま
    たは前記第一撮像手段を配置したことを特徴とする請求
    項1乃至9記載の欠陥検査装置。
  11. 【請求項11】前記第一撮像手段はCCDであり、前記
    第二撮像手段はCCDであることを特徴とする請求項1
    乃至10記載の欠陥検査装置。
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