JP2000338049A - 欠陥検査装置及び欠陥検査方法 - Google Patents

欠陥検査装置及び欠陥検査方法

Info

Publication number
JP2000338049A
JP2000338049A JP11154057A JP15405799A JP2000338049A JP 2000338049 A JP2000338049 A JP 2000338049A JP 11154057 A JP11154057 A JP 11154057A JP 15405799 A JP15405799 A JP 15405799A JP 2000338049 A JP2000338049 A JP 2000338049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
substrate
optical system
light source
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11154057A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4622007B2 (ja
JP2000338049A5 (ja
Inventor
Takeo Omori
健雄 大森
Koichiro Komatsu
宏一郎 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP15405799A priority Critical patent/JP4622007B2/ja
Priority to KR1020000029549A priority patent/KR20010007152A/ko
Publication of JP2000338049A publication Critical patent/JP2000338049A/ja
Priority to US10/304,787 priority patent/US20030112428A1/en
Publication of JP2000338049A5 publication Critical patent/JP2000338049A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4622007B2 publication Critical patent/JP4622007B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】より微細なピッチの繰り返しパターンが形成さ
れた基板において良好に欠陥検査を行うことができる欠
陥検査装置及び検査方法を提供すること。 【解決手段】光束を供給する光源ユニット11と、光源
ユニットからの光束を被検基板へ導く照明光学系21,
31と、被検基板からの回折光を受光する受光ユニット
32,61,71と、受光ユニットからの出力に基づい
て前記被検基板の表面状態を検出する処理ユニット81
とを有し、光源ユニットは400nmよりも短い紫外光
を供給することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の回路パター
ンを有する液晶基板又はICウエハの傷、膜厚ムラ、塵
等の欠陥を検査する欠陥検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ICウエハや液晶基板表面の膜厚ムラ、
傷等の欠陥検査は、種々の光束の照明光を様々な角度か
ら照射し、被検物を回転又は揺動させながら、被検物か
らの光を観察者が直接的に目視により観察する場合が多
い。また、最近は欠陥の定量化、検査の省力化、高速化
に伴い欠陥検査を自動化する要請が強くなっており、こ
の要請に応える形で種々の装置が提案されている。例え
ば、基板上の繰り返しパターンから発生する回折光によ
る基板の画像を取り込み、画像処理を行い欠陥を検査す
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】観察者の目視による基
板の通常の外観検査では、基板に白色光のスポットライ
トを照射し、その反射光の色の付き方を見て基板の良否
を判断する。ここで、基板の繰り返しパターンが形成さ
れた部分からは回折光が生じ、観察者は回折光のスペク
トルを観察することになる。そして、デフォーカスなど
の欠陥が存在する露光領域(ショット領域)は、その周
囲の欠陥が存在しない正常なショット領域と回折光のス
ペクトルの色の付き方又は強度が異なるので、目視で欠
陥と判断することができる。
【0004】規則的なパターンから回折光が発生した時
には以下の条件式(1)が満たされている。 (1) sinθd−sinθi=mλ/p ここで、θdは入射角、θiは回折角、mは回折次数、
λは波長、pはピッチをそれぞれ表している。上式から
明らかなように、同一の角度条件においてより小さなピ
ッチのパターンから回折光を発生させようとすると、次
数と波長を小さくすれば良い事が分かる。
【0005】光源として可視光を用いた場合、λの下限
値はh線(405nm)近辺、即ち400nm程度がほ
ぼ限界であり、0次光、即ち正反射光以外の回折光の回
折次数は絶対値で1が最小であるから、ピッチが所定値
を下回ると回折光が発生せず、検査を行うことが不可能
になる。
【0006】一方、自動検査装置においても目視検査と
同様に、欠陥部分と正常部分との回折光の強度差を利用
しているので、光源に可視光を用いる限り、上述の問題
点を有している。
【0007】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であり、より微細なピッチの繰り返しパターンが形成さ
れた基板において良好に欠陥検査を行うことができる欠
陥検査装置及び検査方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、本発明は、光束を供給する光源ユニットと、前記光
源ユニットからの光束を被検基板へ導く照明光学系と、
前記被検基板からの回折光を受光する受光ユニットと、
前記受光ユニットからの出力に基づいて前記被検基板の
表面状態を検出する処理ユニットとを有し、前記光源ユ
ニットは400nmよりも短い紫外光を供給することを
特徴とする欠陥検査装置を提供する。
【0009】また、本発明の好ましい態様では、前記紫
外光に起因して生ずる前記照明光学系と前記受光ユニッ
トとの少なくとも一方の曇りを除去するための曇り除去
ユニットをさらに有することが望ましい。
【0010】また、本発明の好ましい態様では、少なく
とも前記光源ユニット近傍を密閉するチャンバー部をさ
らに有することが望ましい。
【0011】また、本発明は、400nmよりも短い波
長を持つ光で被検基板を照射する照射工程と、前記被検
基板からの光を受光する受光工程と、前記受光工程にて
受光された光を光電変換して、該光電変換された出力情
報に基づいて前記被検基板の表面状態を検出する処理工
程とを有することを特徴とする検査方法を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態にかかる欠陥検査装置を説明する。
【0013】(第1実施形態)図1は、第1実施形態に
かかる欠陥検査装置の概略構成を示す図である。光源ユ
ニットとしての光源11から射出された光は、リレーレ
ンズ21を透過し球面反射鏡31に入射する。なお、光
源ユニットとしては、所定の波長を持つ光を発する光源
自身のみの構成に限ることなく、光源とその光源からの
光を集光する集光部材(集光レンズ、楕円鏡等の反射鏡
等)とを含む構成とすることも可能である。リレーレン
ズ21から球面反射鏡31までの系が照明光学系1を構
成する。光源11は、例えば水銀ランプで365nmの
i線又は313nmのJ線、YAGレーザの4倍高調波
で266nm、KrFエキシマレーザで248nm,A
rFのエキシマレーザで193nmの光を射出するもの
等を使用することができる。また、光源11の射出端に
は可変開口絞りが設けられており、欠陥検査測定に不要
な光を遮光する。なお、光源11は365nm以下の波
長を持つ光を供給するものであることがより一層好まし
い。
【0014】水銀ランプを用いた場合は、光源から射出
された白色光の中から不図示の干渉フィルタによって紫
外域の光を取り出し、これを照明光として利用する。さ
らに好ましくは、例えば、透過波長域が異なる複数の干
渉フィルタをレボルバ上に備え、レボルバをモータで回
転することで、択一的に干渉フィルタを光軸上に挿脱で
きる構成が望ましい。また、光源11にレーザを用いた
場合は、レーザ光の可干渉性を低減させておくことが望
ましい。
【0015】球面反射鏡31で反射された光は略平行光
束となってステージ51に載置された基板41に入射す
る。ステージ51は所定軸を中心とした回転とチルト
(傾斜)との両方を行うことができる。基板41で回折
された回折光は球面反射鏡32で反射され、カメラレン
ズ61により撮像素子71のCCD撮像面に像を形成す
る。ここで、球面反射鏡32とカメラレンズ61とで受
光光学系2を構成し、その受光光学系2と撮像素子71
とで受光ユニットを構成する。基板41からの回折光
は、パターンのピッチにより回折角が異なるので、回折
光が受光光学系2に入射するようにステージ51により
基板41を適宜チルトする。また、ステージをチルトさ
せる代わりに、照明光学系1と受光光学系2とのいずれ
か一方、又は両方をチルト軸を中心に回転させても良
い。
【0016】また、可変開口絞りがカメラレンズ61内
に設けられており、測定に不必要な光を遮光すると同時
に基板側の開口数を決めている。開口絞りを絞ることで
開口数を小さくすれば、基板側の焦点深度を深くできる
ので、チルトしても周辺の画像がぼやける事がない。
【0017】カメラレンズ61は単焦点距離レンズに限
られない。焦点距離の異なる複数のレンズが交換可能な
構成であり、基板像の大きさと撮像素子の撮像面の大き
さとを略一致させるようにレンズを選択して結像倍率を
変えることが望ましい。基板像の大きさと撮像素子の撮
像面の大きさとを略一致させることで画像処理の効率を
向上させることができる。さらに好ましくは、カメラレ
ンズ61がバリフォーカルレンズ又はズームレンズであ
れば、レンズを交換せずに倍率を変更できる。なお、短
時間で欠陥検査を行いたい場合は、倍率を変えずに検査
を行うことが望ましい。
【0018】画像処理装置81は、検査中の基板41の
像と予め記憶させておいた良品基板の像とを比較するこ
とでパターンマッチング又は予め学習させておいた良品
基板の特徴と異なる部分が存在するか否か等の画像処理
を行う。例えば、デフォーカスによるムラなどの欠陥が
基板の所定部分に存在する場合は、この所定部分の明暗
差又は特徴の相違などの情報に基づいて、欠陥部分を認
識して出力する。
【0019】特定用途向け集積回路(Application Spec
ific IC,以下「ASIC」という)又はLogic(論
理)回路等の異なるピッチのパターンが混在する基板に
対しては、それぞれのパターン領域毎に欠陥検査を行
う。そして、パターンそれぞれに対して良否判定を行
い、さらにそれらの論理和をとって、最終的な良否を判
断する。
【0020】また、通常一つのパターンに対しては一つ
の条件で欠陥検査を行うことが一般的である。しかし、
実際に欠陥が存在しても、薄膜干渉の影響により、得ら
れた画像の欠陥部分と良品部分との明暗差が明確でない
場合がある。このため、一つのパターンに対して、波長
を変化させること又は角度条件変化させることで複数回
検査を行うことが望ましい。
【0021】基板41のパターンのピッチをp、照明光
の波長をλ、回折次数をm、基板41が水平に保持され
た時の基板の法線と基板と交わる照明光とのなす角度を
θi、同様に当該法線と基板と交わる回折光とのなす角
度をθd、チルト角をθtとそれぞれしたとき、次式が
成立する。 (2) sin(θd−θt)−sin(θi+θt)=mλ/p 符号については図12に示すとおり、照明光の角度θi
に関しては入射側に見込む角度方向をプラス、反射側に
見込む角度方向をマイナスとし、回折光の角度θdとチ
ルト角θtとに関しては、入射側に見込む角度方向をマ
イナス、反射側に見込む角度方向をプラスとそれぞれし
ている。また、回折次数mは基板への入射光の正反射光
を基準として入射側に見込む角度方向をマイナス、反射
側に見込む角度方向をプラスとそれぞれする。なお、θ
iの範囲は0度から90度までの範囲である。
【0022】図14は、可視光として546nm、紫外
光として266nmの光を用い、照明光学系と受光光学
系とをそれぞれ、ステージの水平位置を基準に入射角が
+45度、回折角が−10度となるように配置した場合
の、ステージのチルト角(横軸)と検査対象のパターン
ピッチ(縦軸)との関係を表した図である。図からも明
らかな様に、同じチルト角、即ち同じ角度条件なら紫外
光を用いた方が細かいピッチのパターンの欠陥検査を行
うことができることが分かる。
【0023】また、基板41は球面反射鏡31の焦点面
にほぼ一致するように配置されている。さらに、照明光
学系1では光源11が球面反射鏡31の焦点面に配置さ
れ、受光光学系2ではカメラレンズ61の入射瞳面が球
面反射鏡32の焦点面に配置されている。かかる配置に
より本実施形態の装置の光学系はテレセントリックな系
を構成している。テレセントリックな光学系では、撮像
素子71で取り込んだ画像の見え方を基板全面に渡って
同じにすることができる。非テレセントリックな光学系
では、基板上の位置に依存して上式(2)における基板
への入射角θi+θtと、回折角θd−θtとがそれぞ
れ異なる。このため、回折光の強度は入射光の入射角に
依存して変化するため、同じ欠陥でも基板上の位置によ
り見え方が異なる場合がある。本実施形態にかかる欠陥
検査装置(図1)は、テレセントリックな光学系を有し
ているので、基板全面にわたって入射角θi+θtと、
回折角θd−θtとをそれぞれ一定にすることができ
る。したがって、基板上の欠陥部分の位置にかかわらず
同じ欠陥であれば見え方が同じになるので検出感度が等
しくなり、欠陥部分をより迅速かつ正確に特定すること
ができる。
【0024】また、屈折系のテレセントリック光学系を
用いると装置が大型化するため、球面反射鏡を用いた反
射型のテレセントリック光学系を採用することで装置の
小型化を実現している。さらに好ましくは、偏心光学系
であるので非点収差を小さくするために、球面反射鏡に
対する反射光の入射角を小さくすることが望ましい。本
実施形態では、球面反射鏡に対する反射光の入射角は約
10度である。
【0025】(第2実施形態)図2は、第2実施形態に
かかる欠陥検査装置の概略構成を示す図である。なお、
本実施形態を含めて以下に説明する全ての実施形態にお
いて、上記第1実施形態と同じ部分には第1実施形態と
同一の符号を用い、重複する部分の説明は省略する。
【0026】本実施形態は、上記第1実施形態の変形例
であり、検査基板41に対する入射角の絶対値と回折角
の絶対値とが僅かに異なる様に配置して、上記第1実施
形態における照明光学系1と受光光学系2とを構成する
球面反射鏡を、1つの球面反射鏡31で兼用させてい
る。かかる構成により上記第1実施形態にかかる装置よ
りもさらに小型化することができ、またより微細なピッ
チのパターンを欠陥検査できる。
【0027】(第3実施形態)図3は、第3実施形態に
かかる欠陥検査装置の概略構成を示す図である。第1実
施形態にかかる装置に光源ユニット12及び照明光学系
3を追加した構成である。照明光学系3は、リレーレン
ズ22、球面反射鏡33とから構成されている。照明光
学系1からの照明光と、照明光学系3からの照明光との
角度条件がそれぞれ異なるので、2種類のピッチのパタ
ーンを同時に検査することで処理時間を短縮出来る。特
に、異なるピッチのパターンが混在するLogic(論
理)回路パターンやASIC等を検査する場合に有効で
ある。また、光源11と光源12との波長を変えておく
事で、一つのパターンに対して同時に2つの条件で検査
する事も可能となる (第4実施形態)図4は第4実施形態にかかる欠陥検査
装置の概略構成を示す図である。本実施形態は第3実施
形態の変形例であり、照明光学系1と照明光学系3とを
構成する球面反射鏡を、球面反射鏡31で兼用させてい
る構成である。換言すると、第2実施形態にかかる装置
の光源部11の近傍に新たに光源を追加した構成と等価
である。2つの光源の波長が同一であれば2種類のピッ
チパターンを同時に検査でき、また、相互に異なる波長
であれば一つのパターンに対して異なる条件での同時に
検査でき、更に装置の小型化が可能である。
【0028】(第5実施形態)図5は、本発明の第5実
施形態にかかる欠陥検査装置の概略構成を示す図であ
る。第3実施形態における照明光学系1又は照明光学系
3にライン型のライトガイドファイバ101とシリンド
リカルレンズ111とを用いる構成である。また、光源
11からの光は反射鏡Mで折り曲げている。なお、かか
る構成により、入射角が大きくなる場合でも、照明光量
の損失を少なくすることができる。
【0029】(第6実施形態)図6は、第6実施形態に
かかる欠陥検査装置の概略構成を示す図である。第1実
施形態にかかる装置に受光光学系4を一組追加した構成
である。受光光学系4は、球面反射鏡33とカメラレン
ズ62とで構成され、受光光学系4による像は撮像素子
72で撮像される。また、光源11からの光は反射鏡M
で折り曲げている。第3、第4実施形態と同様に、それ
ぞれ角度条件が異なるので2種類のピッチのパターンを
同時に検査でき、処理時間を短縮できる。更に、水銀ラ
ンプ等のように複数のスペクトル線(波長光)を発する
光源を用いれば、1つのパターン(被検物)に対して同
時に2つの波長条件で被検物の検査を行う事も可能とな
る。また、Logic回路パターン又はASIC等で特
に有効である点も同様である。
【0030】(第7実施形態)図7は、第7実施形態に
かかる欠陥検査装置の概略構成を示す図である。本実施
形態は第6実施形態の変形例であり、受光光学系2と受
光光学系4とを構成する球面反射鏡を球面反射鏡32で
兼用させた構成である。換言すると、第1実施形態の受
光素子の近傍に新たにカメラレンズ62と撮像素子72
とを追加した構成と等価である。2種類のピッチパター
ンを同時に検査、あるいは水銀ランプ等のように複数の
スペクトル線(波長光)を発する光源を用いれば1つの
パターン(被検物)に対して同時に2つの波長条件で被
検物の検査ができるのみならず、装置の小型化が可能で
ある。
【0031】(第8実施形態)図8は、第8実施形態に
かかる欠陥検査装置の概略構成を示す図である。本実施
形態は第6実施形態の変形例であり、照明光学系1と受
光光学系4とを構成する球面反射鏡を球面反射鏡31で
兼用させたものである。換言すると、第1実施形態の装
置の光源の近傍に新たにカメラレンズ62と撮像素子7
2を追加した構成と等価である。2種類のピッチパター
ンを同時に検査、あるいは水銀ランプ等のように複数の
スペクトル線(波長光)を発する光源を用いれば1つの
パターン(被検物)に対して同時に2つの波長条件で被
検物の検査ができるのみならず、装置の小型化が可能で
ある。
【0032】(第9実施形態)図9は、第9実施形態に
かかる欠陥検査装置の概略構成を示す図である。2組の
照明光学系1,3と2組の受光光学系2,4とを有して
いる。照明光学系と受光光学系共に凹面反射鏡31,3
2を兼用させている。照明光学系の光源11と光源12
とはそれぞれ使用波長が異なっている。300nmより
短い波長では、カメラレンズを色消しに収差補正するの
が難しいので、受光光学系を2組設け、異なる波長を用
いて検査する。
【0033】(第10実施形態)図10、11は第10
実施形態にかかる欠陥検査装置の概略構成を示す図であ
る。基本的な構成は上記第1実施形態と同様であり、同
じ部分には同一の符号を使用し、重複する説明は省略す
る。光源光として紫外線領域の光、特にi線よりも短い
波長の光を用いる場合、紫外線と空気中のNH4 +やSOX
の不純物とが光化学反応を起こし、例えば(NH4)2SO4
生じ、これが光学部品表面に付着することで光学部品に
曇りを発生させる。この結果、反射性の光学部品(反射
鏡等)の場合には反射率の低下を招き、屈折性の光学部
品(レンズ等)の場合には透過率の低下を招く。また、
ArFエキシマレーザのような光源では発光スペクトル
が酸素の吸収スペクトル領域と重なる為、酸素の吸収に
よる透過率の低下と、オゾン発生に起因する更なる反射
性の光学部品の反射率の低下または屈折性の光学部品
(レンズ等)の透過率の低下、光学部品表面との反応に
よる装置内の環境汚染を引き起こす。本実施形態はかか
る問題に鑑みたものであり、図10に示すように光学系
全体を筐体101で囲い、光が筐体から出入りする部分
に窓ガラス102を設けている。そして、筐体101内
を窒素などの不活性ガスで満たすことで、(NH4)2SO4
発生やオゾン発生に起因する環境汚染を防止することが
できる。また、ガラス窓102と基板41との間は空気
であるのでガラス窓102に上述の曇りが生じる。この
ため、ガラス窓102を定期的に交換することが望まし
い。なお、全ての光学部品を交換する必要が無いので結
果的に安価で済む。また、曇りの発生を軽減するため、
基板41とガラス窓102との距離は極力近づけること
が望ましい。
【0034】図11は、第10実施形態の変形例の構成
を示す図であり、窓ガラス102の代わりに不活性ガス
によるエアカーテン104を用いるものである。不活性
ガス供給ユニットGから供給された不活性ガスがバルブ
103から勢い良く噴出してエアカーテン104を形成
する。この不活性ガスのエアカーテン104が基板41
周囲の空気の筒体内への侵入を防いでいる。なお、窓ガ
ラスを設けた上に更にエアカーテンを形成しても良い。
その時は、上述の窓ガラスの交換は不要となる。また、
光学系だけでなく、装置内全体を不活性ガスで満たして
も勿論良い。この場合は基板の交換時に基板の出入り口
から汚染された外気が装置内に進入するおそれがあるの
で、基板の出入り口近傍に不活性ガスによるエアカーテ
ンを形成して外部からの空気の進入を防ぐことが望まし
い。
【0035】また、上記第1〜第10実施形態において
は画像処理装置を用いた自動化欠陥検査装置を示した
が、画像処理装置81の代わりに基板画像を表示するモ
ニタを設け、検査員がモニタ上の画像を見ながら良否判
定を行う目視検査機としても良い。目視検査機の構成例
を図13に示す。第1実施形態の欠陥検査装置の画像処
理装置81をテレビモニタ91で置き換えたものであ
る。モニタには回折光による基板の画像が表示され、検
査員は目視で基板画像を観察し、基板の良否判定を行
う。光源からCCD撮像素子までの光学系は筐体(チャ
ンバ)101で囲われている。これは、紫外線が装置外
に漏れて人体へ悪影響を及ぼすのを防止すると同時に、
上述のように筐体内を化学的に清浄な空気や窒素等の不
活性ガスで満たすことで、光学部品の曇りを防止する役
割もある。
【0036】また、上記第2実施形態〜第9実施形態に
かかる露光装置において、第10実施形態と同様に、光
学系を筐体101で囲い不活性ガスをその内部に供給す
ることで、光源光の短波長化による光学部品表面の曇り
の発生を低減できることは言うまでもない。
【0037】また、上記各実施形態においては、Log
ic(論理)回路やASIC等の基板では微細なピッチ
パターンと比較的粗いピッチパターンとが併存する場合
もあり、2種類の波長を用いる、即ち2種類の波長の一
方を微細ピッチ用の検査光として紫外光を用い、他方を
粗いピッチ用の検査光として可視光を用いても良い。そ
の際、可視光と紫外光との双方に関して受光光学系での
色収差補正(色消し)を行うのが困難であるため、可視
光専用の受光光学系と紫外光専用の受光光学系とをそれ
ぞれ設けることが好ましい。
【0038】また、以上の各実施の形態による検査装置
を用いて被検物体を検査することにより、被検基板に形
成された微細なパターンの良又は不良(合否判定)が行
われる。この結果、良品となった被検基板のみがデバイ
ス等を完成させるための次の処理工程に受け渡され(移
行し)て、不良品となった被検基板は、再工事、再生工
事あるいは廃棄等の処理工程へ移行する。
【0039】従って、以上の各実施の形態による検査装
置を用いて検査工程を実行することにより、微細なパタ
ーンの検査を精度良くしかも確実に被検物体(ウエハ等
の感光性基板)を検査することができるため、良好なる
半導体デバイス(半導体装置、液晶表示装置、薄膜磁気
ヘッド等)を製造することができる。
【0040】なお、本発明は、上記各請求項に記載した
ものに限ることなく、以下に示す記載の発明とすること
もできる。すなわち、例えば、本発明は、感光性基板を
検査する検査工程を含む半導体デバイスの製造方法にお
いて、前記検査工程は、400nmよりも短い波長を持
つ光で被検基板を照明する照明工程と、前記被検基板か
らの光を受光する受光工程と、前記受光工程にて光電検
出して前記被検基板の表面状態を検出する処理工程と、
を含むことを特徴とする半導体デバイスを製造する方法
を提供することもできる。この場合、照明工程では照明
光学系を用い、受光工程でと受光光学系を用いることが
好ましく、照明光学系または受光光学系の少なくとも一
方の曇りの低下を防止する曇り防止工程をさらに含むこ
とがより望ましい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
光源に紫外線を用いることで微細なピッチの検査が可能
となる。また、光学系を筐体で囲み不活性ガスをその内
部に供給することで曇りを除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態にかかる欠陥検査装置の概略構成
を示す図である。
【図2】第2実施形態にかかる欠陥検査装置の概略構成
を示す図である。
【図3】第3実施形態にかかる欠陥検査装置の概略構成
を示す図である。
【図4】第4実施形態にかかる欠陥検査装置の概略構成
を示す図である。
【図5】第5実施形態にかかる欠陥検査装置の概略構成
を示す図である。
【図6】第6実施形態にかかる欠陥検査装置の概略構成
を示す図である。
【図7】第7実施形態にかかる欠陥検査装置の概略構成
を示す図である。
【図8】第8実施形態にかかる欠陥検査装置の概略構成
を示す図である。
【図9】第9実施形態にかかる欠陥検査装置の概略構成
を示す図である。
【図10】第10実施形態にかかる欠陥検査装置の概略
構成を示す図である。
【図11】第10実施形態の変形例を示す図である。
【図12】符号の正負を示す図である。
【図13】第1実施形態の変形例を示す図である。
【図14】チルト角と検査対象のピッチとの関係を示す
図である。
【符号の説明】
1,3 照明光学系 2,4 受光光学系 11 光源 31,32,33 凹面反射鏡 41 基板 51 ステージ 61 カメラレンズ 71 撮像素子 81 画像処理装置 91 モニタ 101 筐体 102 窓 103 バルブ 104 エアカーテン G 不活性ガス供給ユニット M 反射鏡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA51 AA73 AB02 AB07 BA05 BB09 BB11 CA03 CA04 CB06 CC07 CC09 CC11 CC17 DA08 2H088 FA13 2H090 JC18 4M106 AA01 AA20 BA07 CA38 CA41 DB05 DB07 DB08 DB11 DB12 DB13 DJ02 DJ06 DJ11 DJ23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光束を供給する光源ユニットと、 前記光源ユニットからの光束を被検基板へ導く照明光学
    系と、 前記被検基板からの回折光を受光する受光ユニットと、 前記受光ユニットからの出力に基づいて前記被検基板の
    表面状態を検出する処理ユニットとを有し、 前記光源ユニットは400nmよりも短い紫外光を供給
    することを特徴とする欠陥検査装置。
  2. 【請求項2】 前記紫外光に起因して生ずる前記照明光
    学系と前記受光ユニットとの少なくとも一方の曇りを除
    去するための曇り除去ユニットをさらに有することを特
    徴とする請求項1記載の欠陥検査装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも前記光源ユニット近傍を密閉
    するチャンバー部をさらに有することを特徴とする請求
    項1または2記載の欠陥検査装置。
  4. 【請求項4】 400nmよりも短い波長を持つ光で被
    検基板を照射する照射工程と、 前記被検基板からの光を受光する受光工程と、 前記受光工程にて受光された光を光電変換して、該光電
    変換された出力情報に基づいて前記被検基板の表面状態
    を検出する処理工程とを有することを特徴とする検査方
    法。
JP15405799A 1999-06-01 1999-06-01 欠陥検査装置 Expired - Lifetime JP4622007B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15405799A JP4622007B2 (ja) 1999-06-01 1999-06-01 欠陥検査装置
KR1020000029549A KR20010007152A (ko) 1999-06-01 2000-05-31 결함검사장치 및 결함검사방법
US10/304,787 US20030112428A1 (en) 1999-06-01 2002-11-27 Method and apparatus for surface inspection

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15405799A JP4622007B2 (ja) 1999-06-01 1999-06-01 欠陥検査装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2000338049A true JP2000338049A (ja) 2000-12-08
JP2000338049A5 JP2000338049A5 (ja) 2007-04-26
JP4622007B2 JP4622007B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=15575979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15405799A Expired - Lifetime JP4622007B2 (ja) 1999-06-01 1999-06-01 欠陥検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4622007B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002195956A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Nikon Corp 欠陥検査装置
JP2007271312A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Nikon Corp 表面検査装置
JP2009097988A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Nikon Corp 表面検査装置
JP2010019639A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Lasertec Corp ムラ検出装置及びパターン検査装置
JP2012189544A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Toray Eng Co Ltd 膜厚むら検査装置及び方法
CN112309885A (zh) * 2020-11-11 2021-02-02 西安奕斯伟硅片技术有限公司 一种用于目视检测硅片的装置、设备及方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04165641A (ja) * 1990-10-30 1992-06-11 Nec Corp ウェーハ外観検査装置
JPH08162511A (ja) * 1994-10-07 1996-06-21 Hitachi Ltd 半導体基板の製造方法並びに被検査対象物上のパターンの欠陥検査方法及びその装置
JPH08254464A (ja) * 1995-03-15 1996-10-01 Yokogawa Electric Corp 分光装置
JPH0961365A (ja) * 1995-08-22 1997-03-07 Olympus Optical Co Ltd 表面欠陥検査装置
JPH10232122A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Nikon Corp 欠陥検査装置
JPH1130589A (ja) * 1997-07-10 1999-02-02 Nikon Corp 面検査装置及び方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04165641A (ja) * 1990-10-30 1992-06-11 Nec Corp ウェーハ外観検査装置
JPH08162511A (ja) * 1994-10-07 1996-06-21 Hitachi Ltd 半導体基板の製造方法並びに被検査対象物上のパターンの欠陥検査方法及びその装置
JPH08254464A (ja) * 1995-03-15 1996-10-01 Yokogawa Electric Corp 分光装置
JPH0961365A (ja) * 1995-08-22 1997-03-07 Olympus Optical Co Ltd 表面欠陥検査装置
JPH10232122A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Nikon Corp 欠陥検査装置
JPH1130589A (ja) * 1997-07-10 1999-02-02 Nikon Corp 面検査装置及び方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002195956A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Nikon Corp 欠陥検査装置
JP4529108B2 (ja) * 2000-12-25 2010-08-25 株式会社ニコン 欠陥検査装置
JP2007271312A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Nikon Corp 表面検査装置
JP4635939B2 (ja) * 2006-03-30 2011-02-23 株式会社ニコン 表面検査装置
JP2009097988A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Nikon Corp 表面検査装置
JP2010019639A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Lasertec Corp ムラ検出装置及びパターン検査装置
JP2012189544A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Toray Eng Co Ltd 膜厚むら検査装置及び方法
CN102967266A (zh) * 2011-03-14 2013-03-13 东丽工程株式会社 膜厚不均检查装置及方法
CN112309885A (zh) * 2020-11-11 2021-02-02 西安奕斯伟硅片技术有限公司 一种用于目视检测硅片的装置、设备及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4622007B2 (ja) 2011-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8368881B2 (en) Optical inspection system and method
US7372557B2 (en) Surface defect inspection apparatus and surface defect inspection method
US6956694B2 (en) Broad spectrum ultraviolet inspection systems employing catadioptric imaging
JP6030616B2 (ja) 対物光学系および試料検査装置
US20050130049A1 (en) Method for repairing a photomask, method for inspecting a photomask, method for manufacturing a photomask, and method for manufacturing a semiconductor device
US6943876B2 (en) Method and apparatus for detecting pattern defects
US9726870B2 (en) Catadioptric projection objective
JP4622007B2 (ja) 欠陥検査装置
JP4736629B2 (ja) 表面欠陥検査装置
KR20010007152A (ko) 결함검사장치 및 결함검사방법
JP2007163553A (ja) 顕微鏡、顕微鏡のための対物レンズユニット及び対物レンズ用アダプタ
JP7274312B2 (ja) 自動光学検査のための光学系
JP2001289794A (ja) 欠陥検査装置
JP2002311332A (ja) 検査用顕微鏡およびそのための対物レンズ
JP2008008777A (ja) 表面検査装置
JP4206234B2 (ja) パターン欠陥検査装置、及び、パターン欠陥検査方法
GB2357158A (en) Inspecting objects with multi-wavelength ultraviolet radiation
JP2003302356A (ja) 欠陥検査装置および欠陥検査方法
JP4380311B2 (ja) 欠陥検査装置
JP2001330565A (ja) 表面検査装置
JP2001228096A (ja) 欠陥検査装置
JPH05224294A (ja) 反射照明型投影装置
JPS60135808A (ja) 欠陥検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060411

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4622007

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term