JPH10227112A - 木製階段 - Google Patents

木製階段

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Publication number
JPH10227112A
JPH10227112A JP9047224A JP4722497A JPH10227112A JP H10227112 A JPH10227112 A JP H10227112A JP 9047224 A JP9047224 A JP 9047224A JP 4722497 A JP4722497 A JP 4722497A JP H10227112 A JPH10227112 A JP H10227112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dowel
hole
stringers
attached
riser
Prior art date
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Pending
Application number
JP9047224A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Harano
俊一 原野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dantani Plywood Co Ltd
Original Assignee
Dantani Plywood Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dantani Plywood Co Ltd filed Critical Dantani Plywood Co Ltd
Priority to JP9047224A priority Critical patent/JPH10227112A/ja
Publication of JPH10227112A publication Critical patent/JPH10227112A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熟練者でなくても簡単に施工でき、しかも特
殊な金具を用いないで工事費も安価な木製階段を提供す
る。 【解決手段】 両側に配置されたささら桁11と、両側
に配置されたささら桁11の載置面12にその両端が支
持される踏み板13とを有する木製階段10において、
踏み板13とささら桁11の連結はダボピン19を用い
て連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ささら桁の上に踏
み板が搭載された木製階段に係り、更に詳しくは、安価
で簡単に施工が可能な木製階段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の木製階段は両側にささら桁を有
し、ささら桁に階段状に形成された載置面のそれぞれに
踏み板を載せて構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記木
製階段においては、踏み板をL字型の特殊な金具を用い
てささら桁に固定しており、金具が高価であるので製造
コストが高騰するという問題があった。また、その取付
けも金具と釘又はねじを用いるので、ある程度の熟練が
必要で、現場での組立工事に手間がかかるという問題が
あった本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、熟
練者でなくても簡単に施工でき、しかも特殊な金具を用
いないで工事費も安価な木製階段を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の木製階段は、両側に配置されたささら桁と、該両
側に配置されたささら桁の載置面にその両端が支持され
る踏み板とを有する木製階段において、前記踏み板と前
記ささら桁の連結はダボピンを用いて連結されている。
また、請求項2記載の木製階段は、請求項1記載の木製
階段において、上下の前記踏み板を連結する蹴込み板が
更に設けられ、該蹴込み板の両端と前記ささら桁の連結
もダボピンを用いて連結されている。なお、ダボピンに
よる連結の他に接着剤を用いて連結する場合も本発明に
含まれる。
【0005】請求項1、2記載の木製階段は、踏み板と
ささら桁の連結にダボピンを用いているので、特殊な金
具が必要でなくなり安価に製造できる。そして、ささら
桁及び踏み板のダボピンを入れ込むダボ穴の加工は、さ
さら桁及び踏み板を工場で生産する過程において形成す
ることができ、現場ではダボ穴に合わせてダボピンを入
れ込むのみであるので、熟練作業者の必要がない。特
に、請求項2記載の木製階段においては、蹴込み板もダ
ボピンによって連結されているので、工事の簡略化が可
能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。図1は本発明の一実施の形態に係る
木製階段の一部分解斜視図、図2はダボピンの斜視図、
図3、図4は木製階段の施工状態の説明図である。
【0007】図1〜図4に示すように、本発明の一実施
の形態に係る木製階段10は、左右のささら桁11と、
ささら桁11の載置面12に載っている複数の踏み板1
3と、上下の踏み板13を連結する複数の蹴込み板14
とを有している。
【0008】前記ささら桁11は、合板を複数枚積層し
たものに突板や化粧紙を粘着したもので、上部を階段状
に形成して、載置面12の所定の位置にそれぞれ2個の
ダボ穴15が形成されている。また、前側の蹴込み板1
4が当接する前部分にもそれぞれ2個のダボ穴16が形
成されている。
【0009】また、前記踏み板13は、合板を複数枚積
層したものや厚物のパーティクルボードの表面に突板や
化粧紙を粘着したものが使用され、下面のささら桁と当
接される箇所には、載置面12に形成されたダボ穴15
に符合するダボ穴17が形成されている。このダボ穴1
7の深さは板厚の1/2〜2/3程度となって、表面か
らダボ穴17が見えないようになっている。また、踏み
板13の前側下部には、蹴込み板14の上部が嵌入する
装着溝13aが設けられている。
【0010】前記蹴込み板14はMDF(中質繊維板)
の表面に突板や化粧紙を粘着したもので、背面のささら
桁11と当接する箇所にささら桁11に設けられたダボ
穴16に符合するダボ穴18が形成されている。このダ
ボ穴18の深さも板厚の1/2〜2/3程度となって、
表面側から見えないようになっている。蹴込み板14は
踏み板13より薄くなって、その全長はささら桁11の
前部分の長さより、踏み板13の装着溝13aの深さだ
け長くなっている。
【0011】前記ダボ穴15〜18に装入するダボピン
19は図2に示すように、十分に強度を有する木製円柱
からなって、その直径はダボ穴15〜18の直径と同一
か僅少の範囲で大きくなっている。また、ダボ穴15〜
18の深さはダボピン19の長さの0.45〜0.5倍
となっている。なお、前記ダボ穴15〜18の形成は現
場で行っても良いが、予め工場で形成しておくことによ
って、現場作業の手間を著しく省略することができる。
【0012】従って、前記木製階段10の組立にあって
は、所定の位置に取付けられた対となるささら桁11の
ダボ穴15、16内に酢酸ビニル等の常用の接着剤を少
量注入した後、ダボピン19を打ち込む。そして、蹴込
み板14のダボ穴18に同じ接着剤を少量注入した後、
ささら桁11の正面側に形成されているダボ穴16に取
付けられているダボピン19をダボ穴18に入れ込むよ
うにして、図3に示すように蹴込み板14を対となるさ
さら桁11に取付ける。
【0013】そして、ダボ穴15に取付けられているダ
ボピン19を踏み板13のダボ穴17に入れ込むと共
に、装着溝13aに蹴込み板14の上部を入れ込むよう
にして踏み板13をささら桁11に取付ける。なお、ダ
ボ穴17には少量の前記接着剤を注入しておく。なお、
蹴込み板14及び踏み板13の取付けにあっては、表面
に当て板を当ててゴムハンマー等で軽く叩く程度で簡単
に固定できる。このように、木製階段10は接着剤とハ
ンマー程度を用いて熟練者でなくとも簡単に施工するこ
とができ、更には、特殊な金具を用いないので比較的低
コストにて施工を行うことができる。
【0014】前記実施の形態においては、蹴込み板14
を踏み板13の前側下部に嵌め込んでその結合を強固に
しているが、蹴込み板14を踏み板13に嵌め込まない
場合も本発明は適用される。また、前記実施の形態にお
いては、ダボ穴15〜18に接着剤を注入して、ダボピ
ン19をダボ穴15〜18に固着しているが、接着剤を
使用しない場合も本発明は適用される。この場合は、ダ
ボ穴とダボピンの加工精度を向上させることになる。
【0015】
【発明の効果】請求項1、2記載の木製階段は、踏み板
とささら桁の連結がダボピンを用いているので、その施
工が極めて容易、安価となる。そして、ささら桁及び踏
み板のダボピンを入れ込むダボ穴の加工を、工場で行え
ば、熟練作業者の必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る木製階段の一部分
解斜視図である。
【図2】ダボピンの斜視図である。
【図3】木製階段の施工状態の説明図である。
【図4】木製階段の施工状態の説明図である。
【符号の説明】
10 木製階段 11 ささら桁 12 載置面 13 踏み板 13a 装着溝 14 蹴込み板 15 ダボ穴 16 ダボ穴 17 ダボ穴 18 ダボ穴 19 ダボピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に配置されたささら桁と、該両側に
    配置されたささら桁の載置面にその両端が支持される踏
    み板とを有する木製階段において、 前記踏み板と前記ささら桁の連結はダボピンを用いて連
    結されていることを特徴とする木製階段。
  2. 【請求項2】 上下の前記踏み板を連結する蹴込み板が
    更に設けられ、該蹴込み板の両端と前記ささら桁の連結
    もダボピンを用いて連結されていることを特徴とする請
    求項1記載の木製階段。
JP9047224A 1997-02-13 1997-02-13 木製階段 Pending JPH10227112A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9047224A JPH10227112A (ja) 1997-02-13 1997-02-13 木製階段

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JP9047224A JPH10227112A (ja) 1997-02-13 1997-02-13 木製階段

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JPH10227112A true JPH10227112A (ja) 1998-08-25

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ID=12769231

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JP9047224A Pending JPH10227112A (ja) 1997-02-13 1997-02-13 木製階段

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JP (1) JPH10227112A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007146393A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Enomoto Co Ltd 階段の踏板の取付構造および取付方法
CN102803632A (zh) * 2009-06-19 2012-11-28 吉尔斯·格雷尼尔 预制楼梯和饰面装置及其安装方法
JP2014066059A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Asahi Woodtec Corp 段板取付構造および段板取付方法

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