JPS5923146Y2 - 階段用踏板の接合部材 - Google Patents
階段用踏板の接合部材Info
- Publication number
- JPS5923146Y2 JPS5923146Y2 JP1979124888U JP12488879U JPS5923146Y2 JP S5923146 Y2 JPS5923146 Y2 JP S5923146Y2 JP 1979124888 U JP1979124888 U JP 1979124888U JP 12488879 U JP12488879 U JP 12488879U JP S5923146 Y2 JPS5923146 Y2 JP S5923146Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- girder
- tread
- treads
- attached
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は階段を構成する場合のササラ桁と踏板を接合す
る為の接合部材に関する。
る為の接合部材に関する。
従来の階段は踏板をササラ桁に取りつける際、第１図に
示すようにササラ桁８に踏板７の寸法に合致した切り込
み加工を施し踏板７をはめ込み、接着剤、釘等で個定し
て組んでいた。
示すようにササラ桁８に踏板７の寸法に合致した切り込
み加工を施し踏板７をはめ込み、接着剤、釘等で個定し
て組んでいた。
この場合、踏板７の寸法に合致した切り込み加工が必要
なために精度が要求され、熟練した大工が施工しなけれ
ばならず組立て時間も長くかかった。
なために精度が要求され、熟練した大工が施工しなけれ
ばならず組立て時間も長くかかった。
所が昨今の工事者の技術レベルの低下により、業界では
より簡単でより確実な階段組立て方法の開発が望まれて
いた。
より簡単でより確実な階段組立て方法の開発が望まれて
いた。
本考案は階段の組立においてササラ桁と踏板を接合する
接合部材を使用することによって熟練と精度を要求され
る切り込み加工を必要とせず、簡単で正確に踏板を組立
てられ、美しく仕上ると同時に組立て時間を大巾に短縮
することを目的として威されたものである。
接合部材を使用することによって熟練と精度を要求され
る切り込み加工を必要とせず、簡単で正確に踏板を組立
てられ、美しく仕上ると同時に組立て時間を大巾に短縮
することを目的として威されたものである。
すなわち本考案は階段のササラ桁に取りつけられる面１
と同面１の４周辺を取りかこむようにもうけた踏板嵌合
片２を有する全体として浅い矩形の皿を縦位にした形状
で、該ササラ桁にとりつけられる面１には複数個のビス
穴３よりは大面積の複数個のほぼ一列にならぶ釘穴４を
有することを特徴とした階段用踏板の接合部材に係わる
。
と同面１の４周辺を取りかこむようにもうけた踏板嵌合
片２を有する全体として浅い矩形の皿を縦位にした形状
で、該ササラ桁にとりつけられる面１には複数個のビス
穴３よりは大面積の複数個のほぼ一列にならぶ釘穴４を
有することを特徴とした階段用踏板の接合部材に係わる
。
本考案による階段用踏板接合部材を図面により説明する
。
。
第２図は本考案の階段用踏板接合部材を用いて踏板をサ
サラ桁に取りつけた状態を示す断面図で、第３図は本考
案の接合部材の斜視図、第４図は平面図、第５図はＡ−
Ａ′断面図を示す。
サラ桁に取りつけた状態を示す断面図で、第３図は本考
案の接合部材の斜視図、第４図は平面図、第５図はＡ−
Ａ′断面図を示す。
本考案の踏板接合部材は塩化ビニールやポリプロピレン
、ポリスチレンなどの合成樹脂、あるいは金属成型品等
の強度を有する材料で或作したものである。
、ポリスチレンなどの合成樹脂、あるいは金属成型品等
の強度を有する材料で或作したものである。
図中１はササラ桁８に取りつけられる面で２は該面１の
４周辺を取り囲むようにもうけられた踏板嵌合片である
。
４周辺を取り囲むようにもうけられた踏板嵌合片である
。
３は接合部材をササラ桁８に固定するためのネジ穴で直
径２〜４ｍｍのネジ用穴である。
径２〜４ｍｍのネジ用穴である。
４は釘打ち穴を示し、踏板７をササラ桁８に取りつける
際、ササラ桁８の外側から踏板７を釘打ち固定すること
が出来るようにササラ桁８に取りつけられる面１にあけ
た複数個のほぼ一列に並ぶ大きい穴で直径３〜６ｃｍの
円形や楕円形、あるいは矩形など形状は任意である。
際、ササラ桁８の外側から踏板７を釘打ち固定すること
が出来るようにササラ桁８に取りつけられる面１にあけ
た複数個のほぼ一列に並ぶ大きい穴で直径３〜６ｃｍの
円形や楕円形、あるいは矩形など形状は任意である。
５は踏板接合部材をササラ桁８に固定する取付はネジを
示す。
示す。
この場合、ネジの他に釘での固定も可能である。
６は踏板７をササラ桁８に固定する釘を示す。
施工順序としてはまず階段の高さを１３〜１４段で均等
に分割してササラ桁に踏板を受ける位置を割り出し、階
段の高さと階段に使用する水平方向の長さとから階段の
勾配を求めて踏板を床面に対し水平になるようササラ桁
に線引きを行なう。
に分割してササラ桁に踏板を受ける位置を割り出し、階
段の高さと階段に使用する水平方向の長さとから階段の
勾配を求めて踏板を床面に対し水平になるようササラ桁
に線引きを行なう。
ついで該ササラ桁の線引きにそって本考案の接合部材を
ネジ穴３よりネジ５により固定する。
ネジ穴３よりネジ５により固定する。
つぎに該接合部材の踏板嵌合片２にそって踏板７を嵌合
させ、最後にササラ桁８の接合部材を固定した反対の側
から釘６をササラ桁８及び接合部材にもうけた釘打ち穴
４を貫通する様に踏板７の側面に打ち込んで踏板を固定
する。
させ、最後にササラ桁８の接合部材を固定した反対の側
から釘６をササラ桁８及び接合部材にもうけた釘打ち穴
４を貫通する様に踏板７の側面に打ち込んで踏板を固定
する。
なお踏板７及びササラ桁８は従来の鋸板や合板あるいは
パーティクルボードを芯材とし、その表裏面に塩ビシー
トや突板あるいは塗料を塗布した化粧合板を貼着したも
のなどが好ましく用いられる。
パーティクルボードを芯材とし、その表裏面に塩ビシー
トや突板あるいは塗料を塗布した化粧合板を貼着したも
のなどが好ましく用いられる。
以上のように本考案の接合部材を用いることによって階
段の踏板取り付けがササラ桁に切り込み加工をしなくて
も良く、又釘穴はビス穴に比べて大面積で、かつ複数個
がほぼ一列に並んでいるため第２図の様に厚いササラ桁
の外側面からササラ桁を貫通して長い釘を踏板に打ち込
む場合も釘打ち位置をさほど正確に定める必要がなく、
踏板を固定する作業はきわめて容易である。
段の踏板取り付けがササラ桁に切り込み加工をしなくて
も良く、又釘穴はビス穴に比べて大面積で、かつ複数個
がほぼ一列に並んでいるため第２図の様に厚いササラ桁
の外側面からササラ桁を貫通して長い釘を踏板に打ち込
む場合も釘打ち位置をさほど正確に定める必要がなく、
踏板を固定する作業はきわめて容易である。
一方ビス穴はネジの直径とほぼ等しいので踏板をササラ
桁の所定位置に確実に固定出来るので、組立て時間が大
幅に短縮出来る。
桁の所定位置に確実に固定出来るので、組立て時間が大
幅に短縮出来る。
さらに接合部材は合成樹脂や金属などの材料で作成され
ているから従来の様に空気中の水分変化に起因する木製
のササラ桁や踏板の伸縮による踏板のキシミ音やササラ
桁に切り込まれた切り込み部分のやせに起因する踏板の
キシミ音などの発生が防止出来るなどの効果をも合せ有
している。
ているから従来の様に空気中の水分変化に起因する木製
のササラ桁や踏板の伸縮による踏板のキシミ音やササラ
桁に切り込まれた切り込み部分のやせに起因する踏板の
キシミ音などの発生が防止出来るなどの効果をも合せ有
している。
第１図は従来踏板の施工例を示す断面図。
第２図は本考案の接合部材を用いて踏板を取りつけた状
態を示す断面図。 第３図は本考案の接合部材の斜視図。 第４図は本考案の接合部材の平面図。第５図は本考案の
接合部材のＡ−Ａ’断面図。 １・・・・・・ササラ桁に取りつけられる面、２・・・
・・・踏板嵌合片、３・・・・・・ネジ用穴、４・・・
・・・釘打ち穴、５・・・・・・取りつけネジ、６・・
・・・・釘、７・・・・・・踏板、８・・・・・・ササ
ラ桁。
態を示す断面図。 第３図は本考案の接合部材の斜視図。 第４図は本考案の接合部材の平面図。第５図は本考案の
接合部材のＡ−Ａ’断面図。 １・・・・・・ササラ桁に取りつけられる面、２・・・
・・・踏板嵌合片、３・・・・・・ネジ用穴、４・・・
・・・釘打ち穴、５・・・・・・取りつけネジ、６・・
・・・・釘、７・・・・・・踏板、８・・・・・・ササ
ラ桁。
Claims (1)
- 階段のササラ桁に取りつけられる面１と同面１の４周辺
を取りかこむようにもうけた踏板嵌合片２を有する、全
体として浅い矩形の皿を縦位にした形状で、該ササラ桁
にとりつけられる面１には複数個のビス穴３と該ビス穴
３より大面積の複数個のほぼ一列にならぶ釘穴４を有す
ることを特徴とした階段用踏板の接合部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979124888U JPS5923146Y2 (ja) | 1979-09-08 | 1979-09-08 | 階段用踏板の接合部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979124888U JPS5923146Y2 (ja) | 1979-09-08 | 1979-09-08 | 階段用踏板の接合部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5641039U JPS5641039U (ja) | 1981-04-16 |
| JPS5923146Y2 true JPS5923146Y2 (ja) | 1984-07-10 |
Family
ID=29356770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979124888U Expired JPS5923146Y2 (ja) | 1979-09-08 | 1979-09-08 | 階段用踏板の接合部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5923146Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5296915U (ja) * | 1976-01-20 | 1977-07-20 |
-
1979
- 1979-09-08 JP JP1979124888U patent/JPS5923146Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5641039U (ja) | 1981-04-16 |
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