JPH10224029A - バンプ製造方法 - Google Patents

バンプ製造方法

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JPH10224029A
JPH10224029A JP9022564A JP2256497A JPH10224029A JP H10224029 A JPH10224029 A JP H10224029A JP 9022564 A JP9022564 A JP 9022564A JP 2256497 A JP2256497 A JP 2256497A JP H10224029 A JPH10224029 A JP H10224029A
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JP
Japan
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bump
solder ball
sputter etching
film
manufacturing
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JP9022564A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Yanagida
敏治 柳田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
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    • H01L2224/73204Bump and layer connectors the bump connector being embedded into the layer connector
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
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  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕上がり後のバンプの表面を清浄化して接触
抵抗の低減を図るとともに、フリップチップ実装後にお
いて高い信頼性および耐久性を有するバンプ製造方法を
提供する。 【解決手段】 半導体基体1上に所定の工程を経てはん
だボールバンプ8を形成した後、半導体基体1に対し
て、Arガス雰囲気中でスパッタエッチング処理を施
し、はんだボールバンプ8の表面の不純物層9を除去し
て清浄なはんだボールバンプ8の表面を露出させるとと
もに、ポリイミド膜3の最表面をイオン衝撃により活性
化させる。スパッタエッチング処理は、還元性ガスを含
む雰囲気中で行ってもよい。また、はんだボールバンプ
8形成後の半導体基体1に対して、酸素を含む雰囲気中
でアッシング処理を行った後、不活性ガス雰囲気中また
は少なくとも還元性ガスを含む雰囲気中でスパッタエッ
チング処理を行ってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はバンプ製造方法に
関し、特に、ウエットバック工程における残渣や汚染な
どに起因した不良の発生を回避して、バンプの接触抵抗
や表面保護膜と封止樹脂との密着性向上を実現するため
のバンプ製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の小型化をより一層進展させる
ためには、部品実装密度をいかに向上させるかが重要な
ポイントとなっている。こと半導体集積回路(IC)や
大規模集積回路(LSI)の実装に関しても、従来のパ
ッケージ実装の代替として、ベアチップを直接プリント
配線基板にマウントするフリップチップ実装法など高密
度実装技術の開発が盛んに行われている。
【0003】このプリップチップ実装法の一つに、IC
チップやLSIチップのアルミニウム(Al)電極パッ
ド上に、はんだボールバンプを形成したものをプリント
配線基板に実装する方法がある。このはんだボールバン
プを所定のAl電極パッド上に形成する方法としては、
電解メッキ法を用いた方法があるが、この場合、成膜さ
れるはんだ膜の厚さが、下地の表面状態や電気抵抗のわ
ずかなばらつきによる影響を受けるため、ICチップ内
で高さが均一に揃ったはんだボールバンプの形成を行う
ことは基本的に難しい。
【0004】そこで、はんだボールバンプの高さのばら
つきを制御する方法として、従来より、真空蒸着法によ
るはんだ膜の成膜と、レジストパターンのリフトオフと
を用いてはんだボールバンプを形成する方法が知られて
いる。この方法によるはんだボールバンプの形成工程の
一例を図6を参照しながら、以下に説明する。
【0005】すなわち、この従来のはんだボールバンプ
の製造方法においては、まず、図6Aに示すように、回
路素子などが形成されたシリコン(Si)ウェハなどの
半導体基体101上の所定位置に、スパッタリング法お
よびドライエッチング法を用いて所定形状のAl電極パ
ッド102を形成する。次に、半導体基体101の全面
に、例えば窒化シリコン(SiN)膜のようなパッシベ
ーション膜(図示せず)を形成した後、このパッシベー
ション膜のAl電極パッド102上に対応する部分に開
口を形成する。次に、このパッシベーション膜上に、例
えば、ポリイミド膜を形成した後、このポリイミド膜1
03のAl電極パッド102上に対応する部分に開口を
形成する。
【0006】次に、全面にスパッタリング法により、例
えばクロム(Cr)膜、銅(Cu)膜および金(Au)
膜を順次積層してCr/Cu/Au膜を形成した後、こ
のCr/Cu/Au膜を、ほぼAl電極パッド102と
同一形状にパターニングすることにより、このパターニ
ングされたCr/Cu/Au膜からなるBLM(BallLi
miting Metal )膜104を形成する。このBLM膜1
04は、後に形成されるはんだボールバンプのバリアメ
タルとしての役割も有する。
【0007】次に、図6Bに示すように、半導体基体1
01上の全面にレジスト膜を形成した後、このレジスト
膜をリソグラフィー法により所定形状にパターニングす
る。符号105は、これによって形成された所定形状の
レジストパターンを示す。このレジストパターン105
は、BLM膜104上に対応する部分、したがって、A
l電極パッド102上に対応する部分に、所定の寸法の
開口部106を有する。
【0008】次に、図6Cに示すように、真空蒸着法に
より全面にはんだ膜107を形成した後、図6Dに示す
ように、リフトオフ法により、レジスト膜105をその
上のはんだ膜107とともに除去する。これにより、は
んだ膜107の不要部分が除去され、はんだ膜107が
所望の形状にパターニングされる。この後、熱処理を行
ってはんだ膜107を溶融させることで、最終的に図6
Eに示すように、ほぼ球状のはんだボールバンプ108
を形成する。
【0009】ここで、図6Eに示す熱処理によってはん
だ膜107を球状に丸める工程は、通常、ウエットバッ
クと呼ばれる。このウエットバックの工程において、仮
に、はんだ膜107の表面に自然酸化膜が厚く形成され
ているとすると、熱処理を行ってもはんだの溶融が均等
に進まず、はんだボールバンプ108の形成がうまく行
えなくなってしまう。
【0010】そのため、通常は、リフトオフによりはん
だ膜107をパターニングした後、ウエットバック工程
を行う前に、半導体基体101の全面に、予め還元作用
や表面活性作用を有するフラックス(主成分は、アミン
系活性剤、アルコール溶媒、ロジンやポリグリゴール等
の樹脂成分)を均一にコーティングしてやり、その状態
から熱処理を行うことで、はんだの溶融および表面張力
によりはんだが球状に丸まることを促進してやり、安定
したはんだボールバンプ108の形成を実現している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のはんだボ
ールバンプの製造方法においては、熱処理によってはん
だボールバンプ108が形成された後の半導体基体10
1(図6E参照)に対して有機薬液洗浄を行い、フラッ
クスを洗い落とすわけであるが、このとき、熱処理中に
フラックス内の有機成分が炭化してウェハ表面にこびり
着いてしまっていたり、フラックスの洗浄方法が不適切
だったりすると、フラックス内の固形分が洗浄後も除去
しきれずに、残渣としてはんだボールバンプ108の表
面やその近傍に残ってしまう場合がある。また、はんだ
ボールバンプ108の形成後の保管状態が不適切で、は
んだボールバンプ108の酸化が進むと、その表面に自
然酸化膜が形成される場合がある。図6E中、符号10
9は、ウエットバック工程において付着した汚染物や、
はんだボールバンプ108の表面の自然酸化膜などの不
純物膜を示す。なお、ここでは、表現の便宜上、はんだ
ボールバンプ108の表面の不純物層109を誇張し
て、実際よりも厚く表記している。
【0012】このように、はんだボールバンプ108の
表面に不純物層109が存在すると、図7に示すよう
に、はんだボールバンプ108の表面にプローブ110
を当てて電気特性を測定する際に、両者の間に不純物層
109が介在することにより、接触抵抗が大きくなって
しまい、正確な評価を行うことができなくなるなどの不
具合を来すことになる。また、このような状態で、フリ
ップチップ実装した場合、プリント配線基板との接触抵
抗もまた増大してしまう。
【0013】上述は、はんだボールバンプ108の表面
に不純物層109が存在する場合の問題であるが、プロ
セスに起因する残渣物や汚染などは、実際には、はんだ
ボールバンプ108を形成したチップの最表面であるポ
リイミド膜103上にも残ってしまう。この状態のチッ
プを、プリント配線基板上にフリップチップ実装した場
合、ポリイミド膜103と封止樹脂との間の密着強度が
弱くなり、それに起因して、はんだボールバンプ108
にクラックが発生して接合強度が劣化したり、接続抵抗
の上昇により信頼性寿命の低下を招くことにもつなが
る。
【0014】したがって、この発明の目的は、仕上がり
後のバンプの表面を清浄化して接触抵抗の低減を図ると
ともに、フリップチップ実装後において高い信頼性およ
び耐久性を有するバンプ製造方法を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明における第1の発明によるバンプ製造方法
は、バンプ形成後、不活性ガスを用いたスパッタエッチ
ング処理を行う工程を有することを特徴とする。
【0016】この発明における第2の発明によるバンプ
製造方法は、バンプ形成後、少なくとも還元性ガスを含
む雰囲気中でスパッタエッチング処理を行う工程を有す
ることを特徴とする。
【0017】この発明の第3の発明によるバンプ製造方
法は、バンプ形成後、少なくとも酸素を含む雰囲気中で
アッシング処理を行った後、連続して不活性ガス中もし
くは少なくとも還元性ガスを含む雰囲気中でスパッタエ
ッチング処理を行う工程を有することを特徴とする。
【0018】この発明の典型的な実施形態において、バ
ンプははんだボールバンプである。
【0019】この発明の好適な実施形態においては、ス
パッタエッチング処理をプラズマ放電出力と基体へのバ
イアス電圧とを独立に制御しながら行う。この場合のス
パッタエッチング処理には、少なくともプラズマ放電出
力とバイアス電圧とを独立に制御可能な二つの高周波電
源を有するプラズマ処理装置が用いられる。
【0020】この発明の好適な他の実施形態において
は、スパッタエッチング処理を1×1011cm-3以上1
×1014cm-3未満のプラズマ密度で行う。この場合の
スパッタエッチング処理には、ICP(Inductively Co
upled Plasma)源、TCP(Transfer Coupled Plasma
)源、ECR(Electron Cyclotron Resonance)プラ
ズマ源またはヘリコン波プラズマ源などの高密度プラズ
マ源を有するプラズマ処理装置が用いられる。
【0021】上述のように構成されたこの発明による第
1の発明によれば、バンプ形成後の基体に対して、Ar
ガスなどの不活性ガス雰囲気中でスパッタエッチング処
理を行う工程を有するため、バンプの表面に形成された
自然酸化膜やプロセス残渣が除去されることにより、清
浄なバンプの表面を露出させることができる。これによ
って、仕上がり後のバンプの表面が清浄化されること
で、電気抵抗を測定する際のプローブとの接触抵抗や、
フリップチップ実装後のプリント配線基板との接触抵抗
を低減することができる。これらの結果、バンプを作製
したデバイスの電気的特性が改善されるとともに、この
デバイスをフリップチップ実装して組み立てられる製品
の信頼性および耐久性を従来に比べて大幅に向上させる
ことができる。
【0022】この発明における第2の発明によれば、第
1の発明以上に高い信頼性を有するバンプを形成するこ
とができる。具体的には、第1の発明の場合と同様に、
バンプ形成後の基体に対してスパッタエッチング処理を
行うわけであるが、その際に、不活性ガスではなく、少
なくともフッ化水素(HF)などの還元性ガスを含む雰
囲気中でスパッタエッチング処理を行う。これにより、
ウエットバックの工程でバンプ中に取り込まれる酸素や
水分に起因して形成されるバンプの表面の自然酸化膜を
還元しながら、スパッタエッチングが進行するので、第
1の発明以上に効果的にバンプの表面のクリーニングを
行うことができる。
【0023】このようにして、仕上がり後のバンプの表
面がより効果的に清浄化されることで、プローブやプリ
ント配線基板との接触抵抗をより一層低減させることが
できる。この結果、バンプを作製したデバイスの電気特
性が大幅に改善されるとともに、このデバイスをフリッ
プチップ実装して組み立てられた製品の信頼性および耐
久性を、第1の発明以上に向上させることができる。
【0024】この発明における第3の発明によれば、バ
ンプ形成後の基体に対して2段階のプラズマ処理が行わ
れる。具体的には、酸素ガス雰囲気中でプラズマ処理を
行い、ウエットバック工程やレジスト工程のプロセス起
因で、バンプ表面に付着した有機系の不純物を燃焼反応
(C+O* →CO↑)によってアッシング除去する。そ
の後、不活性ガス雰囲気中または還元性ガス雰囲気中で
プラズマ処理を行い、第1または第2の発明と同様に、
バンプ表面の清浄化を行うためのスパッタエッチングを
行う。これにより、バンプ表面の自然酸化膜除去に加え
て、有機系の不純物除去が効果的に行えるようになるた
め、第1および第2の発明以上に、バンプ表面の清浄化
を徹底することができる。
【0025】この結果、第1および第2の発明と同様
に、バンプの接触抵抗の低減を図ることができ、フリッ
プチップ実装して組み立てられた製品において、高信頼
性および高耐久性を得ることができるようになる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。なお、実施形態の全図
において、同一または対応する部分には同一の符号を付
す。
【0027】まず、この発明の第1の実施形態によるは
んだボールバンプの製造方法について説明する。図1
は、この第1の実施形態によるはんだボールバンプの製
造方法を説明するための断面図である。
【0028】すなわち、このはんだボールバンプの製造
方法においては、まず、図1Aに示すように、回路素子
が形成されたSiウェハのような半導体基体1上の所定
位置に、スパッタリング法およびRIE法などを用いて
所定形状のAl電極パッド2を形成する。次に、この半
導体基体1の全面にSiN膜のようなパッシベーション
膜(図示せず)を形成した後、このパッシベーション膜
のAl電極パッド2上に対応する部分に開口を形成す
る。次に、全面にポリイミド膜3を形成した後、このポ
リイミド膜3のAl電極パッド2上に対応する部分に開
口を形成する。このポリイミド膜3は、表面保護、電気
的絶縁およびα線によるソフトエラー防止の役割を有す
る。
【0029】次に、全面に、スパッタリング法により、
例えばCr膜、Cu膜、Au膜を順次積層してCr/C
u/Au膜を形成した後、このCr/Cu/Au膜をA
l電極パッド2とほぼ同一形状にパターニングすること
により、このパターニングされたCr/Cu/Au膜か
らなるBLM膜4を形成する。このBLM膜4は、後に
形成されるはんだボールバンプのバリアメタルとしての
役割も有する。
【0030】次に、図1Bに示すように、全面にレジス
ト膜を形成した後、リソグラフィー法により、このレジ
スト膜を所定形状にパターニングする。符号5は、これ
により形成された所定形状のレジストパターンを示す。
このレジストパターン5は、BLM膜4上に対応する部
分、したがって、Al電極パッド2上に対応する部分
に、所定の寸法の開口部6を有する。
【0031】次に、図1Cに示すように、半導体基体1
の全面に、真空蒸着法によりはんだ膜7を形成する。次
に、図1Dに示すように、リフトオフによりレジストパ
ターン5をその上のはんだ膜7とともに除去する。これ
により、はんだ膜7が所望の形状にパターニングされ
る。次に、半導体基体1の全面に、例えば、アミン系活
性剤、アルコール溶媒、ロジンやポリグリコールなどの
樹脂分を主成分とするフラックス(図示せず)を均等に
コーティングする。この後、熱処理を行うことにより、
はんだ膜7の溶融および表面張力を利用して、図1Eに
示すように、ほぼ球状のはんだボールバンプ8を形成す
る。
【0032】この後、半導体基体1に対して有機薬液洗
浄を行い、フラックスを除去する。図1E中、符号9
は、はんだボールバンプ8の表面に形成された自然酸化
膜やプロセスに起因した汚染物などからなる不純物層を
示す。なお、ここでは、表現の便宜上、はんだボールバ
ンプ8の表面の不純物層9を誇張して厚く表記してい
る。
【0033】このはんだボールバンプの製造方法におい
ては、図1Eに示すように、ウエットバックによるはん
だボールバンプ8の形成までを行った後、半導体基体1
に対して、スパッタエッチング処理を行う。ここでは、
一例として、図2に示すような平行平板型高周波プラズ
マ処理装置を用いてスパッタエッチング処理を行う場合
について説明する。すなわち、図2に示すように、この
平行平板型高周波プラズマ処理装置は、プラズマ処理室
11、陽極板12および陰極板ステージ13を有する。
陽極板12は接地され、陰極板ステージ13は結合コン
デンサ14を介してプラズマ放電用のプラズマ電源15
と接続される。このプラズマ電源15としては、例えば
周波数13.56MHzの高周波電源が用いられる。符
号16は、陰極板ステージ13上に設置された被処理基
板を示す。
【0034】この平行平板型高周波プラズマ処理装置に
おいては、プラズマ処理室11内にプロセスガスを導入
し、所定のプラズマ放電出力を供給することにより、陽
極板12および陰極板ステージ13間にプラズマ17を
発生させ、このプラズマ17からのイオン照射により、
陰極板ステージ13上に設置された被処理基板16のス
パッタエッチング処理を行うことが可能である。
【0035】この第1の実施形態によるはんだボールバ
ンプの製造方法では、図1Eに示す状態の半導体基体
1、すなわち、ウエットバックによりはんだボールバン
プ8の形成を行った後、はんだボールバンプ8の表面に
不純物層9が付着している状態の半導体基体1を、図2
に示す平行平板型高周波プラズマ処理装置に導入して、
Arガスなどの不活性ガス雰囲気中でスパッタエッチン
グ処理を行う。
【0036】具体的には、一例として次のような条件で
スパッタエッチング処理を行う。すなわち、プロセスガ
スとしてArガスを用い、その流量を25sccm、圧
力を1.0Pa、ステージ温度を室温とし、プラズマ放
電出力を300W(13.56MHz)としてスパッタ
エッチング処理を行い、その処理時間を60秒間とす
る。
【0037】このエッチング処理の結果、図1Fに示す
ように、Ar+ イオンのスパッタリング作用により、は
んだボールバンプ8の表面に形成された不純物層9が効
果的に除去され、清浄なはんだボールバンプ8の表面が
露出するとともに、表面保護膜であるポリイミド膜3の
表面が、イオン衝撃エネルギーを受けて化学的に活性化
される。
【0038】図3は、はんだボールバンプ8の形成後
に、上述のスパッタエッチング処理を施したLSIチッ
プを、プリント配線基板にフリップチップ実装した例を
示す。図3において、符号20は、半導体基体1上に形
成されたSiN膜からなるパッシベーション膜を示す。
この場合、LSIチップは、はんだボールバンプ8が下
側を向くようにしてプリント配線基板に実装される。プ
リント配線基板はガラスエポキシ基板21と、この上の
Cuランド22およびソルダーレジスト23とからな
る。LSIチップがプリント配線基板上に実装された状
態では、はんだボールバンプ8に対応する位置がCuラ
ンド22となるように、LSIチップおよびプリント配
線基板が位置合わせされる。これらのはんだボールバン
プ8およびCuランド22は、共晶はんだ24により互
いに接続される。符号25は、プリント配線基板上にL
SIチップを固着する封止樹脂を示す。
【0039】この第1の実施形態によれば、はんだボー
ルバンプ8の形成後に、半導体基体1に対してスパッタ
エッチング処理を施すことにより、はんだボールバンプ
8の表面の自然酸化膜などの不純物層9が効果的に除去
され、清浄なはんだボールバンプ8の表面が露出すると
ともに、保護膜であるポリイミド膜3の表面が活性化さ
れる。これにより、はんだボールバンプ8の電気特性の
測定を正確に行うことができるようになるとともに、こ
のデバイスを図3に示すごとくプリント配線基板にフリ
ップチップ実装して組み立てられた製品は、はんだボー
ルバンプ8とCuランド22との界面での電気特性およ
びポリイミド膜3と封止樹脂25との界面での密着強度
が共に向上するので、最終的な製品の信頼性および耐久
性が従来のものと比べて大幅に改善される。
【0040】次に、この発明の第2の実施形態について
説明する。この第2の実施形態によるはんだボールバン
プの製造方法は、はんだボールバンプ形成後に、図4に
示すトライオード型高周波プラズマ処理装置を用いてス
パッタエッチング処理を行うこと以外は、第1の実施形
態と同様である。
【0041】ここでは、まず、この第2の実施形態にお
いて用いられるトライオード型高周波プラズマ処理装置
について説明する。すなわち、図4に示すように、この
トライオード型高周波プラズマ処理装置は、プラズマ処
理装置31、陽極板32、格子電極33および陰極板ス
テージ34を有する。陽極板32は結合コンデンサ35
を介してプラズマ生成用のプラズマ電源36と接続さ
れ、格子電極33は接地される。陰極板ステージ34は
結合コンデンサ37を介して基板バイアス用の基板バイ
アス電源38と接続される。プラズマ電源36として
は、例えば周波数2MHzの高周波電源が用いられ、基
板バイアス電源38としては、例えば周波数13.56
MHzの高周波電源が用いられる。これらのプラズマ電
源36および基板バイアス電源38により、プラズマ放
電出力および基板バイアス電圧が独立に制御される。符
号39は、陰極板ステージ34上に設置された被処理基
板を示す。
【0042】このトライオード型高周波プラズマ処理装
置においては、プラズマ処理室31内にプロセスガスを
導入し、所定のプラズマ放電出力を供給することによ
り、陽極板32および格子電極33間にプラズマ40を
発生させ、このプラズマ40からのイオン照射により被
処理基板39のスパッタエッチング処理を行うことが可
能である。
【0043】この第2の実施形態では、図1Eに示すよ
うに、ウエットバックによりはんだボールバンプ8の形
成までを行った後の半導体基体1を、被処理基板として
上述のトライオード型高周波プラズマ処理装置に導入
し、プラズマ放電出力と基板バイアス電圧とを独立に制
御しながら、還元性ガスを含む雰囲気中でスパッタエッ
チング処理を行う。
【0044】具体的には、一例として以下に示す条件で
スパッタエッチング処理を行う。すなわち、プロセスガ
スとしてHFおよびArの混合ガスを用い、HFガスの
流量を10sccm、Arガスの流量を20sccm、
圧力を1.0Pa、ステージ温度を室温とし、プラズマ
放電出力を700W(2MHz)、基板バイアス電圧を
350V(13.56MHz)としてスパッタエッチン
グ処理を行い、その処理時間を60秒間とする。
【0045】この第2の実施形態によれば、スパッタエ
ッチング処理の際に、Ar+ イオンのスパッタリング作
用に加えて、HFによる還元作用によって、はんだボー
ルバンプ8の表面の自然酸化膜などの不純物層9が、化
学反応を伴いながら一層効果的に除去されるので、より
清浄なはんだボールバンプ8の表面が露出する。さら
に、ポリイミド膜3の表面層のダングリングボンドが、
電気陰性度の大きいフッ素(F)原子によってターミネ
イトされて、化学的により活性な状態となる。
【0046】以上のようにして、はんだボールバンプ形
成後にスパッタエッチング処理を施したLSIチップを
プリント配線基板上にプリップチップ実装して組み立て
られた製品(図3参照)は、はんだボールバンプ8とC
uランド22との界面での電気特性およびポリイミド膜
3と封止樹脂25との界面での密着強度がより一層向上
し、最終的な製品の信頼性および耐久性が、第1の実施
形態の場合と同様に、従来と比べて大幅に改善される。
【0047】次に、この発明の第3の実施形態について
説明する。この第3の実施形態によるはんだボールバン
プの製造方法は、はんだボールバンプ形成後に、図5に
示すICP高密度プラズマ処理装置を用いてアッシング
処理およびスパッタエッチング処理を行うこと以外は、
第1の実施形態と同様である。
【0048】ここでは、まず、この第3の実施形態にお
いて用いられるICP高密度プラズマ処理装置について
説明する。すなわち、図5に示すように、このICP高
密度プラズマ処理装置は、プラズマ処理室41、誘導結
合コイル42およびステージ43を有する。結合誘導コ
イル42はプラズマ放電用のICP電源44と接続さ
れ、ステージ43は結合コンデンサ45を介して基板バ
イアス用の基板バイアス電源46と接続される。ICP
電源44としては、周波数450kHzの高周波電源が
用いられ、基板バイアス電源46としては、周波数1
3.56MHzの高周波電源が用いられる。これらのI
CP電源44および基板バイアス電源46により、プラ
ズマ放電出力(ICPソース出力)および基板バイアス
電圧が独立に制御される。符号47は、ステージ43上
に設置された被処理基板を示す。ここで、ステージ43
は垂直方向(図5中、矢印で示される方向)に移動可能
である。
【0049】このICP高密度プラズマ処理装置におい
ては、プラズマ処理室41内にプロセスガスを導入し、
所定のICPソース出力を供給することにより、例えば
1×1011cm-3以上1×1014cm-3未満の密度を有
するプラズマ48によりプラズマ処理を行うことが可能
である。
【0050】この第3の実施形態では、図1Eに示すよ
うに、ウエットバックによりはんだボールバンプ8の形
成までを行った後の半導体基体1を、被処理基板として
上述のICP高密度プラズマ処理装置に導入し、ICP
ソース出力と基板バイアス電圧とを独立に制御しなが
ら、酸素を含む雰囲気中でアッシング処理を行った後、
連続して、還元性ガスを含む雰囲気中でスパッタエッチ
ング処理を行う。
【0051】具体的には、まず、一例として以下に示す
条件でアッシング処理を行う。すなわち、プロセスガス
として酸素(O2 )を用い、O2 の流量を100scc
m、圧力を1.0Pa、ステージ温度を室温とし、IC
Pソース電力を1000W(450kHz)、基板バイ
アス電圧を0V(13.56MHz)としてアッシング
処理を行い、その処理時間を10秒とする。
【0052】次に、一例として以下のように条件を切り
換えて、スパッタエッチング処理を行う。すなわち、プ
ロセスガスとしてHFおよびArの混合ガスを用い、H
Fガスの流量を10sccm、Arガスの流量を20s
ccm、圧力を0.2Pa、ステージ温度を室温とし、
ICPソース電力を1000W(450kHz)、基板
バイアス電圧を100V(13.56MHz)としてス
パッタエッチング処理を行い、その処理時間を10秒と
する。
【0053】この第3の実施形態によれば、アッシング
処理により、プロセス起因によって表面に付着した有機
系の不純物が燃焼反応によって効果的に除去されると同
時に、デバイスの保護膜であるポリイミド膜3の表面層
はO原子をその結合中に取り込んだ形となる。
【0054】そして、これに連続して行われるスパッタ
エッチング処理により、HFによる還元作用によって、
はんだボールバンプ8の表面の自然酸化膜などの不純物
層9は、化学反応を伴いながら効果的にスパッタ除去さ
れ、より清浄なはんだボールバンプ8の表面が露出す
る。また、ポリイミド膜3の最表面層は、F原子にター
ミネイト(アッシング処理時に導入されたO原子がF原
子と置換される場合も含む)され、化学的にさらに活性
な状態となる。
【0055】以上のようにして、はんだボールバンプ形
成後にスパッタエッチング処理を施したLSIチップを
プリント配線基板上にプリップチップ実装して組み立て
られた製品(図3参照)は、はんだボールバンプ8とC
uランド22との界面での電気特性およびポリイミド膜
3と封止樹脂25との界面での密着強度がより一層向上
し、最終的な製品の信頼性および耐久性が、第1および
第2の実施形態の場合と同様に、従来と比べて大幅に改
善される。
【0056】また、この第3の実施形態によれば、はん
だボールバンプ8の形成後に行われるアッシング処理お
よびスパッタエッチング処理を行う際に、ICPプラズ
マ発生源を用いて、高密度のプラズマ、具体的には、例
えば、1×1011cm-3以上1×1014cm-3未満のプ
ラズマ密度で処理を行っていることと、これにより、低
圧力雰囲気下での処理が可能となったこととにより、多
量に生成したイオン種が散乱されることなく、垂直に半
導体基体1に入射するようになる。このため、イオン照
射によるバンプ形成後の半導体基体1の表面処理(アッ
シング処理およびスパッタエッチング処理)が高速かつ
効率よく実現できる。
【0057】また、プラズマから半導体基体1に入射す
るイオンエネルギーを、プラズマの生成状態に影響を与
えることなく、独立して制御することが可能なため、デ
バイスへのプロセスダメージを考慮して、基板バイアス
電圧を低く設定した条件でも、処理速度の低下を招くこ
となく、処理時間の短縮を図ることができる。
【0058】以上この発明の実施形態について具体的に
説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定される
ものではなく、サンプル構造、プロセス装置、プロセス
条件など、発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜選択可能
であることは言うまでもない。
【0059】例えば、上述の第1〜第3の実施形態で
は、はんだボールバンプのパターン形成方法として、真
空蒸着による成膜とレジストパターンのリフトオフを用
いた場合を示したが、それ以外の電解メッキ等を用いた
製造方法への適用も可能である。
【0060】また、還元性のガスとして、第2および第
3の実施形態では、HFを用いた例を示したが、それ以
外にも、水素(H2 )、塩酸(HCl)などを同様に用
いることもできる。これらのうち、HFやHClなどの
液体ソースを用いる場合は、ヘリウム(He)などのキ
ャリアガスによるバブリング、加熱気化、超音波気化な
どの手法によってプロセスチェンバー内に導入する。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、バンプの表面に形成された自然酸化膜やプロセス残
渣を効果的に除去して清浄なバンプの表面を露出させる
ことができる。その結果、バンプを作製したデバイスの
電気特性が改善される(接触抵抗が低減する)ととも
に、プリップチップ実装して組み立てられる製品の信頼
性および耐久性を従来と比べて大幅に向上させることが
できるようになる。
【0062】したがって、この発明は、微細なデザイン
ルールに基づいて設計され、高集積度、高性能および高
信頼性を要求される半導体装置の製造に極めて有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態によるはんだボー
ルバンプの製造方法を説明するための断面図である。
【図2】 この発明の第1の実施形態によるはんだボー
ルバンプの製造方法において用いられる平行平板型高周
波プラズマ処理装置の一例を示す略線図である。
【図3】 はんだボールバンプ形成後にスパッタエッチ
ング処理を施したLSIチップをプリント配線基板にフ
リップチップ実装した例を示す略線図である。
【図4】 この発明の第2の実施形態によるはんだボー
ルバンプの製造方法において用いられるトライオード型
高周波プラズマ処理装置の一例を示す略線図である。
【図5】 この発明の第3の実施形態によるはんだボー
ルバンプの製造方法において用いられるICP高密度プ
ラズマ処理装置の一例を示す略線図である。
【図6】 従来のはんだボールバンプの製造方法を説明
するための断面図である。
【図7】 はんだボールバンプの電気特性の測定の様子
を説明するための略線図である。
【符号の説明】
1・・・半導体基体、2・・・Al電極パッド、3・・
・ポリイミド膜、4・・・BLM膜、5・・・レジスト
パターン、6・・・開口部、7・・・はんだ膜、8・・
・はんだボールバンプ、9・・・不純物層、22・・・
Cuランド、25・・・封止樹脂

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンプ形成後の基体に対して、不活性ガ
    ス雰囲気中でスパッタエッチング処理を行う工程を有す
    ることを特徴とするバンプ製造方法。
  2. 【請求項2】 上記バンプははんだボールバンプである
    ことを特徴とする請求項1記載のバンプ製造方法。
  3. 【請求項3】 上記スパッタエッチング処理を、少なく
    ともプラズマ放電出力と上記基体へのバイアス電圧とを
    独立に制御しながら行うことを特徴とする請求項1記載
    のバンプ製造方法。
  4. 【請求項4】 上記スパッタエッチング処理を、1×1
    11cm-3以上1×1014cm-3未満のプラズマ密度で
    行うことを特徴とする請求項1記載のバンプ製造方法。
  5. 【請求項5】 バンプ形成後の基体に対して、少なくと
    も還元性ガスを含む雰囲気中でスパッタエッチング処理
    を行う工程を有することを特徴とするバンプ製造方法。
  6. 【請求項6】 上記バンプははんだボールバンプである
    ことを特徴とする請求項5記載のバンプ製造方法。
  7. 【請求項7】 上記スパッタエッチング処理を、少なく
    ともプラズマ放電出力と上記基体へのバイアス電圧とを
    独立に制御しながら行うことを特徴とする請求項5記載
    のバンプ製造方法。
  8. 【請求項8】 上記スパッタエッチング処理を、1×1
    11cm-3以上1×1014cm-3未満のプラズマ密度で
    行うことを特徴とする請求項5記載のバンプ製造方法。
  9. 【請求項9】 バンプ形成後の基体に対して、少なくと
    も酸素を含む雰囲気中でアッシング処理を行った後、連
    続して不活性ガス雰囲気中もしくは少なくとも還元性ガ
    スを含む雰囲気中でスパッタエッチング処理を行う工程
    を有することを特徴とするバンプ製造方法。
  10. 【請求項10】 上記バンプははんだボールバンプであ
    ることを特徴とする請求項9記載のバンプ製造方法。
  11. 【請求項11】 上記アッシンング処理および/または
    上記スパッタエッチング処理を、少なくともプラズマ放
    電出力と上記基体へのバイアス電圧とを独立に制御しな
    がら行うことを特徴とする請求項9記載のバンプ製造方
    法。
  12. 【請求項12】 上記アッシング処理および/または上
    記スパッタエッチング処理を、1×1011cm-3以上1
    ×1014cm-3未満のプラズマ密度で行うことを特徴と
    する請求項9記載のバンプ製造方法。
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