JP3870469B2 - 成膜前処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体装置の製造分野において適用される成膜前処理方法に関し、特に、リフトオフにより金属膜を選択的に形成する際や、あるいは、リフトオフによりはんだ膜を選択的に形成してはんだボールバンプを形成する際に、リフトオフに用いられるレジストパターンの形成の後、金属膜またははんだ膜の成膜前に行われる成膜前処理に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
電子機器の小型化をより一層進展させるためには、部品実装密度をいかに向上させるかが重要なポイントとなっている。こと半導体集積回路(IC)や大規模集積回路(LSI)の実装に関しても、従来のパッケージ実装の代替として、ベアチップを直接プリント配線基板にマウントするフリップチップ実装法など高密度実装技術の開発が盛んに行われている。
【0003】
このプリップチップ実装法の一つに、ICチップやLSIチップのアルミニウム(Al)電極パッド上に、はんだボールバンプを形成したものをプリント配線基板に実装する方法がある。このはんだボールバンプを所定のAl電極パッド上に形成する方法としては、電解メッキ法を用いた方法があるが、この場合、成膜されるはんだ膜の厚さが、下地の表面状態や電気抵抗のわずかなばらつきによる影響を受けるため、ICチップ内で高さが均一に揃ったはんだボールバンプの形成を行うことは基本的に難しい。
【0004】
そこで、はんだボールバンプの高さのばらつきを制御する方法として、真空蒸着法によるはんだ膜の成膜と、レジストパターンのリフトオフとを用いてはんだ膜のパターニングを行った後、はんだボールバンプを形成する方法が知られている。この方法によるはんだボールバンプの形成工程の一例を図4を参照しながら、以下に説明する。
【0005】
すなわち、はんだボールバンプを形成するためには、まず、図4Aに示すように、回路素子などが形成されたシリコン(Si)ウェハのような半導体基体101上の所定の部分に、スパッタリング法およびドライエッチング法を用いて所定形状のAl電極パッド102を形成する。次に、半導体基体101の全面に、例えば窒化シリコン(SiN)膜のようなパッシベーション膜(図示せず)を形成した後、このパッシベーション膜のAl電極パッド102上に対応する部分に開口を形成する。次に、このパッシベーション膜上に、例えば、ポリイミド膜からなる表面保護膜103を形成する。次に、この表面保護膜103のAl電極パッド102上に対応する部分に開口を形成する。
【0006】
次に、スパッタリング法によりクロム(Cr)膜、銅(Cu)膜、金(Au)膜を順次積層してCr/Cu/Au膜を形成した後、このCr/Cu/Au膜を、ほぼAl電極パッド102と同一形状にパターニングすることにより、このパターニングされたCr/Cu/Au膜からなるBLM(Ball Limiting Metal )膜104を形成する。このBLM膜104は、後に形成されるはんだボールバンプのバリアメタルとしての役割も有する。
【0007】
次に、図4Bに示すように、半導体基体101上の全面にレジスト膜を形成した後、このレジスト膜をリソグラフィー法により所定形状にパターニングする。符号105は、これによって形成された所定形状のレジストパターンを示す。このレジストパターン105は、BLM膜104上に対応する部分、したがって、Al電極パッド102上に対応する部分に、所定の寸法の開口部106を有する。
【0008】
次に、図4Cに示すように、真空蒸着法により全面にはんだ膜107を形成した後、図4Dに示すように、リフトオフ法により、レジスト膜105をその上のはんだ膜107とともに除去する。これにより、はんだ膜107の不要部分が除去され、はんだ膜107が所望の形状にパターニングされる。この後、熱処理を行ってはんだ膜107を溶融させることで、最終的に図4Eに示すように、ほぼ球状のはんだボールバンプ108を形成する。
【0009】
ここで、仕上がり後のはんだボールバンプ108の大きさは、はんだ膜107の厚さにより左右される。このため、成膜パターンにもよるが、はんだ膜107には、プリント配線基板への実装時の強度や安定性などを考慮して、通常30μm程度の厚さが要求される。したがって、はんだ膜107のリフトオフに必要な下地のレジスト膜105には、はんだ膜107の厚さよりも大きい厚さ、すなわち、30μm以上の厚さが必要になる。このため、このレジストパターン105を形成するために、レジスト膜をリソグラフィー法によりパターニングする際に、精度良く安定した形状にパターニングすることが難しくなる。
【0010】
すなわち、レジストパターン105を形成するためのリソグラフィー工程の際に、作業環境や処理条件のわずかな変動により解像不良が起き、図4Bに示すごとく、開口部106の底部に、光学顕微鏡でも確認できない程度に薄くレジスト膜が残存したり、現像液の洗浄残りが生じたりする。図4中、符号105aは、これらの残存したレジスト膜や現像液の洗浄残りなどからなるスカムを示す。図4においては、表現の便宜上、このスカム105aを実際よりも極端に厚く表記している。
【0011】
このように、開口部106の底部にスカム105aが残存することにより、仕上がり後のはんだボールバンプ108と下地のBLM膜104との界面での電気的コンタクトが良好に得られないという問題が発生する。また、極端な場合には、はんだボールバンプ108とBLM膜104との密着力が低下し、後工程やプリント配線基板へのチップ実装時に、はんだボールバンプ108がBLM膜104から剥離してしまうというような事態をも招いている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、その対策として、本出願人が以前提案した方法、すなわち、レジストパターン105を形成した後、はんだ膜107を成膜する前に行われる成膜前処理として、半導体基体101の表面に対して、プラズマからのAr+ イオン照射によるスパッタエッチング(逆スパッタ)処理を施し、開口部106の底部に残存したスカム105aの除去を行うという方法が採られている。このスパッタエッチング処理には、例えば、平行平板型高周波プラズマ処理装置などが用いられる。
【0013】
しかしながら、この場合、次のような問題が新たに発生する。すなわち、図4に示すように、レジストパターン105を形成した後、はんだ膜107を成膜する前に行われる成膜前処理の工程では、レジストパターン105が形成されている半導体基体101に対してプラズマ処理(スパッタエッチング処理)が行われることになる。このため、処理を多数重ねた場合、成膜前処理室内にレジストパターン105からスパッタ除去された有機物が徐々に蓄積されていき、プラズマが形成される成膜前処理室内の状態は、処理毎に微妙に変化してしまう。
【0014】
従来の成膜前処理方法の場合、プラズマ放電開始のときから予め設定されたある一定のプラズマ放電出力まで、単純に電力が投入されてプラズマ処理が行われる。このため、処理数が増加して成膜前処理室内の状態が変化してくると、プラズマ放電開始時にインピーダンスの整合がずれやすくなり、場合によっては、装置のもつオートチューニング機能でカバーできる範囲を越えてしまい、プラズマ放電がスムーズに立ち上がらなくなるなど、プラズマの発生を安定に維持できなくなってしまうことがある。
【0015】
また、仮にプラズマを発生できたとしても、初期のプラズマ放電状態が不安定なために、処理後のレジストパターン105の加工形状(特に、その面内分布)やスカム105aのエッチオフ量にばらつきが生じてしまう。これらは、量産プロセスにおいて、処理の再現性を劣化させ、リフトオフによるはんだ膜107のパターニングの際に残渣不良を発生させたり、仕上がり後のはんだボールバンプ108の接続抵抗を不安定にさせるなどして、デバイスの製造歩留りの低下の要因とも成り得る大きな問題となる。
【0016】
以上は、リフトオフ法を用いてはんだ膜のパターニングを行うようにしたはんだボールバンプの形成工程における問題であるが、同様な問題は、リフトオフ法により金属膜を選択的に成膜する場合について、一般的に言えることである。
【0017】
したがって、この発明の目的は、リフトオフ法により金属膜を選択的に形成する際のレジストスカム除去を、再現性が良く安定したプロセスで行うことができる成膜前処理方法を提供することにある。
【0018】
この発明の他の目的は、リフトオフ法によりはんだ膜を選択的に形成してはんだ膜のパターニングを行うようにしたはんだボールバンプの製造工程において、レジストスカム除去を再現性が良く安定したプロセスで行うことができる成膜前処理方法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明における第1の発明は、
基体上にリフトオフ法により金属膜を選択的に形成する際に、リフトオフ用のレジストパターンを形成した後、金属膜を成膜する前に行われる成膜前処理方法において、
不活性ガス中でプラズマを発生させるためのプラズマ放電出力を段階的に増加させた後、一定のプラズマ放電出力の下で実質的なスパッタエッチング処理を行うようにした
ことを特徴とする。
【0020】
この発明における第2の発明は、
基体上にリフトオフ法によりはんだ膜を選択的に形成してはんだボールバンプを形成する際に、リフトオフ用のレジストパターンを形成した後、はんだ膜を成膜する前に行われる成膜前処理方法において、
不活性ガス中でプラズマを発生させるためのプラズマ放電出力を段階的に増加させた後、一定のプラズマ放電出力の下で実質的なスパッタエッチング処理を行うようにした
ことを特徴とする。
【0021】
この発明の好適な一実施形態においては、スパッタエッチング処理を、プラズマ放電出力と基体に印加するバイアス電圧とを独立に制御し、プラズマ放電出力を段階的に増加させた後、基体にバイアス電圧を印加することで、一定のプラズマ放電出力の下で実質的に行う。この場合のスパッタエッチング処理には、少なくともプラズマ放電出力とバイアス電圧とを独立に制御可能な二つの高周波電源を有するプラズマ処理装置が用いられる。
【0022】
この発明の好適な他の実施形態においては、スパッタエッチング処理を1×1011cm-3以上1×1014cm-3未満のプラズマ密度で行う。この場合のスパッタエッチング処理には、ICP(Inductively Coupled Plasma)源、TCP(Transfer Coupled Plasma )源、ECR(Electron Cyclotron Resonance)プラズマ源またはヘリコン波プラズマ源などの高密度プラズマ源を有するプラズマ処理装置が用いられる。
【0023】
この発明のさらに他の実施形態においては、スパッタエッチング処理をエッチング対象表面の最高到達温度が50℃以上100℃以下となるように行う。この場合のスパッタエッチング処理には、少なくともウェハステージに温度制御機構を有するプラズマ処理装置が用いられる。
【0024】
上述のように構成されたこの発明による成膜前処理方法によれば、プラズマ発生のためのプラズマ放電出力を段階的に増加させた後、一定のプラズマ放電出力の下で実質的なスパッタエッチング処理を行うようにしているので、プラズマ発生時のインピーダンスの整合を容易にとることができるようになる。これにより、処理数が増加してプラズマ処理室内の状態が変化しても、終始安定したプラズマ放電下でのスパッタエッチング処理が可能となる。このため、成膜前処理を連続して行った場合でも、従来よりプロセスが非常に安定化し、製造ラインで再現性の高いウェハ処理を実現できるようになる。
【0025】
この結果、基体上にリフトオフ法により金属膜を選択的に形成する際に、あるいは、基体上にリフトオフ法によりはんだ膜の選択的に形成してはんだボールバンプを形成する際に、レジストパターンの開口部におけるレジストスカムを効果的に除去することができるようになる。これにより、従来発生していた残渣不良が大きく低減するほか、特に、はんだボールバンプを形成する際の仕上がり後のはんだボールバンプの接続抵抗が安定化し、デバイス製造歩留りの向上を図ることができる。また、仕上がり後のはんだボールバンプの密着強度も増加するので、フリップチップ実装後の製品の信頼性および耐久性の向上を図ることができる。
【0026】
また、この発明による成膜前処理方法によれば、プラズマ放電出力と基板へのバイアス電圧とを独立に制御可能であるので、レジストパターンの開口部におけるレジストスカムの除去性能を左右する、プラズマから基体に入射するイオンエネルギーを、プラズマの生成状態に影響を与えることなく、独立に制御することができる。
【0027】
したがって、予めプラズマ放電出力を段階的に増加させてやることで安定したプラズマ放電を起こした後に、基体にバイアス電圧を印加して実質的な処理を開始することにより、プロセスの安定性および再現性をより一層向上させることができる。また、レジストパターンに過剰な熱変質を与えることを抑制して、リフトオフに最適な加工を行うことができるように、基体への入射イオンエネルギーをバイアス電圧によって精密に制御することができる。
【0028】
また、この発明によれば、従来の平行平板型高周波プラズマ処理装置を用いた場合の10倍以上のプラズマ密度、具体的には、例えば、1×1011cm-3以上1×1014cm-3未満のプラズマ密度でスパッタエッチング処理を行うことが可能であるので、このスパッタエッチング処理時のエッチング対象のダメージを考慮して、より小さな入射イオンエネルギーで処理を行おうとした場合でも、処理速度の低下を招くこと無く、高速で高精度の加工を行うことができる。これにより、上述した処理数を重ねた場合でも再現性良く安定して行うことができる成膜前処理のプロセスを、より高い生産性で実現することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0030】
まず、この発明の第1の実施形態について説明する。この第1の実施形態では、レジストパターンのリフトオフによりはんだ膜のパターン形成を行うようにしたはんだボールバンプの形成工程において、レジストパターンを形成した後、はんだ膜を成膜する前に行われる成膜前処理にこの発明を適用した場合について示す。ここでは、この成膜前処理として、トライオード型高周波プラズマ処理装置を用いてスパッタエッチング処理を行った場合を例に説明する。
【0031】
ここで、はんだボールバンプの形成工程を説明する前に、この第1の実施形態において、成膜前処理の工程に用いられるトライオード型高周波プラズマ処理装置の一例を図1に示す。すなわち、このトライオード型高周波プラズマ処理装置は、図1に示すように、プラズマ処理室1、陽極板2、格子電極3および陰極板ステージ4を有する。陽極板2は結合コンデンサ5を介してプラズマを発生させるためのプラズマ電源6と接続され、格子電極3は接地される。陰極板ステージ4は結合コンデンサ7を介して基板バイアス電源8と接続される。ここで、プラズマ電源6としては、例えば周波数2MHzの高周波電源が用いられ、基板バイアス電源8としては、例えば周波数13.56MHzの高周波電源が用いられる。これらのプラズマ電源6および基板バイアス電源8により、プラズマ放電出力および基板バイアス電圧が独立に制御される。符号9は、陰極板ステージ4上に設置された被処理基板を示す。ここで、陰極板ステージ4は温度制御機構を有し、処理中の被処理基板9の温度を制御することが可能である。
【0032】
このトライオード型高周波プラズマ処理装置においては、プラズマ処理室1内に、例えばArガスなどの不活性ガスを導入し、所定のプラズマ放電出力を供給することにより、陽極板2および格子電極間3にプラズマ10を発生させ、このプラズマ10からのイオン照射により、陰極板ステージ4上に設置された被処理基板9のスパッタエッチングを行うことが可能である。
【0033】
以下に、この発明の第1の実施形態による成膜前処理方法が適用されたはんだボールバンプの形成工程について、図2を参照しながら説明する。すなわち、このはんだボールバンプの形成工程においては、まず、図2Aに示すように、例えば、回路素子が形成されたSiウェハのような半導体基体11上の所定の部分に、スパッタリング法およびRIE法などを用いて所定形状のAl電極パッド12を形成する。次に、この半導体基体11の全面に、例えばSiN膜のようなパッシベーション膜(図示せず)を形成した後、このパッシベーション膜のAl電極パッド12上に対応する部分に開口を形成する。次に、全面に、例えばポリイミド膜のような表面保護膜13を形成した後、この表面保護膜13のAl電極パッド12上に対応する部分に開口を形成する。
【0034】
次に、スパッタリング法によりクロム(Cr)膜、銅(Cu)膜、金(Au)膜を順次積層してCr/Cu/Au膜を形成した後、このCr/Cu/Au膜を、ほぼAl電極パッド12と同一形状にパターニングすることにより、このパターニングされたCr/Cu/Au膜からなるBLM膜14を形成する。このBLM膜14は、後に形成されるはんだボールバンプのバリアメタルとしての役割も有する。
【0035】
次に、半導体基体11上の全面にレジスト膜を形成した後、このレジスト膜をリソグラフィー法により所定形状にパターニングする。符号15は、これによって形成された所定形状のレジストパターンを示す。このレジストパターン15は、BLM膜14上に対応する部分、したがって、Al電極パッド12上に対応する部分に、所定の寸法の開口部16を有する。また、符号15aは、リソグラフィー工程において、開口部16の底部に残存したレジスト膜や現像液の洗浄残りなどからなるスカムを示す。図中では、表現の便宜上、このスカム15aを実際よりも極端に厚く表記している。
【0036】
このように、所定形状のレジストパターン15を形成した後、はんだ膜を成膜する前に、図2Aに示す状態の半導体基体11を、図1に示すトライオード型高周波プラズマ処理装置に導入して成膜前処理を行う。この際、プロセスガスとして例えばArガスを用い、プラズマ放電出力と基板バイアス電圧とを独立に制御しながら、プラズマ放電開始の初期にプラズマ放電出力を段階的に増加させた後、基板バイアス電圧を印加することにより実質的なスパッタエッチング処理を行う。また、この際、エッチング対象となるレジストパターン15の表面の最高到達温度が50℃以上100℃以下となるように制御する。
【0037】
具体的には、一例として次のような条件でスパッタエッチング処理を行う。すなわち、プロセスガスとしてArガスを用い、第1段階で、Arガスの流量を25sccm、圧力を0.7Pa、ステージ温度を室温とし、プラズマ放電出力を350W(2MHz)、基板バイアス電圧を0V(13.56MHz)として、この状態を5秒間保持する。次に、第2段階で、Arガスの流量を25sccm、圧力を0.7Pa、ステージ温度を室温とし、プラズマ放電出力を700W(2MHz)、基板バイアス電圧を0V(13.56MHz)として、この状態を5秒間保持する。次に、第3段階で、Arガスの流量を25sccm、圧力を0.7Pa、ステージ温度を室温とし、プラズマ放電出力を700W(2MHz)、基板バイアス電圧を350V(13.56MHz)として実質的なスパッタエッチング処理を行い、その処理時間を1分間とする。
【0038】
上述のように、プラズマ放電開始時に、プラズマ放電出力を段階的に増加させることで、プラズマの立ち上がりがスムーズになるとともに、プラズマを安定に発生させることが可能となる。このようにして、プラズマの安定化を図った後、半導体基体11に対して350V(13.56MHz)の基板バイアス電圧を印加することにより、プラズマからのAr+ イオン照射による実質的なスパッタエッチング処理を行う。このスパッタエッチング処理の際には、エッチング対象となるレジストパターン15の表面の最高到達温度は、概ね70℃であることが確かめられた。
【0039】
この成膜前処理としてのスパッタエッチング処理の結果、図2Bに示すように、レジストパターン15の開口部16の底部に残存するスカム15aが完全に除去されるとともに、BLM膜14の表面の存在した自然酸化膜(図示せず)が除去され、クリーンなBLM膜14の表面が露出する。
【0040】
この後、図2Cに示すように、半導体基体11の全面に、真空蒸着法によりはんだ膜17を形成する。次に、図2Dに示すように、リフトオフによりレジストパターン15をその上のはんだ膜17とともに除去する。これにより、はんだ膜17が所望の形状にパターニングされる。この後、加熱溶融処理を行うことにより、最終的に、図2Eに示すように、ほぼ球状のはんだボールバンプ18を形成する。
【0041】
以上、この第1の実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。すなわち、この第1の実施形態では、レジストパターン15を形成した後、はんだ膜17を成膜する前に行われる成膜前処理の際に、プラズマ放電出力を段階的に増加させてプラズマ放電を安定にした後、半導体基体11にバイアス電圧を印加することにより実質的なスパッタエッチング処理を行うことにより、プラズマ発生時のインピーダンスの整合を容易にとることができるようになる。これにより、処理数を重ねた場合であっても、プロセスが安定化し、再現性の高いスカム除去性能をもった成膜前処理が可能となる。
【0042】
また、この成膜前処理においては、プラズマ放電出力と基板バイアス電圧とを独立に制御しながらスパッタエッチング処理を行っているため、このスパッタエッチング処理中に、過剰な熱変質によるレジストパターン15の下地への焼き付きを誘起させることないので、レジストパターン15が厚い場合であっても、スカム15aの除去およびBLM膜14の表面のクリーニングを効果的に実現することができる。なおかつ、半導体基体11が大口径ウェハであっても、均一で迅速な処理が可能な成膜前処理のプロセスを確立することができる。
【0043】
このように、スカム除去を行うようにした成膜前処理が、リフトオフに最適なプロセス性能を維持したまま再現性が良く安定なプロセスとなるため、レジストパターン15のリフトオフによるはんだ膜17のパターニングの際に、従来のような残渣不良の問題が無く、はんだ膜17のパターンを良好に形成することができるようになる。これにより、仕上がり後のはんだボールバンプ18とこの下地のBLM膜14との界面での電気的コンタクトが良好となり、はんだボールバンプ18の接続抵抗が大幅に低減される。また、これにより、はんだボールバンプを形成するようにしたデバイスの製造歩留りの向上を図ることができる。
【0044】
さらには、はんだボールバンプ18とBLM膜14との密着強度が増すために、フリップチップ実装した後の製品の信頼性および耐久性の向上を図ることができる。
【0045】
次に、この発明の第2の実施形態について説明する。この第2の実施形態は、第1の実施形態と同様に、レジストパターンのリフトオフによりはんだ膜のパターン形成を行うようにしたはんだボールバンプの形成工程において、レジストパターンを形成した後、はんだ膜を成膜する前に行われる成膜前処理にこの発明を適用した場合について示す。この第2の実施形態では、レジストパターン15を形成した後、はんだ膜17の成膜前に、図3に示すICP高密度プラズマ処理装置を用いてスパッタエッチング処理を行うこと以外は、第1の実施形態と同様であるので重複する説明は省略し、ここでは、成膜前処理方法について説明する。まず、図3に、この第2の実施形態において成膜前処理の際に用いられるICP高密度プラズマ処理装置の一例を示す。
【0046】
すなわち、このICP高密度プラズマ処理装置は、図3に示すように、プラズマ処理室21、誘導結合コイル22およびステージ23を有する。結合誘導コイル22はプラズマ放電用のICP電源24と接続され、ステージ23は結合コンデンサ25を介して基板バイアス用の基板バイアス電源26と接続される。ICP電源24としては、周波数450kHzの高周波電源が用いられ、基板バイアス電源26としては、周波数13.56MHzの高周波電源が用いられる。これらのICP電源24および基板バイアス電源26により、プラズマ放電出力(ICPソース出力)および基板バイアス電圧が、独立に制御される。符号27は、ステージ23上に設置された被処理基板を示す。ここで、ステージ23は垂直方向(図3中、矢印で示される方向)に移動可能である。また、このステージ23は温度制御機構を有し、処理中の被処理基板27の温度を制御することが可能である。
【0047】
このICP高密度プラズマ処理装置においては、プラズマ処理室21内にArガスなどの不活性ガスを導入し、所定のICPソース出力を供給することにより、例えば1×1011cm-3以上1×1014cm-3未満の密度を有するプラズマ28によりスパッタエッチング処理を行うことが可能である。
【0048】
この第2の実施形態における成膜前処理は、図2Aに示す状態の半導体基体11を、図3に示すICP高密度プラズマ処理装置に導入し、ICPソース出力および基板バイアス電圧を独立に制御しながら、プラズマ発生の初期に、ICPソース出力を段階的に増加させた後、半導体基体11に基板バイアス電圧を印加することで、一定のICPソース出力の下で実質的なスパッタエッチング処理を行う。
【0049】
具体的には、一例として以下のような条件で、成膜前処理としてのスパッタエッチング処理を行う。すなわち、プロセスガスとしてArガスを用い、第1段階で、Arガスの流量を30sccm、圧力を0.13Pa、ステージ温度を50℃とし、プラズマ放電用のICP電源出力を500W(450kHz)、基板バイアス電圧を0V(13.56MHz)として、この状態を3秒間保持する。次に、第2段階で、Arガスの流量を30sccm、圧力を0.13Pa、ステージ温度を50℃とし、ICP電源出力を750W(450kHz)、基板バイアス電圧を0V(13.56MHz)として、この状態を3秒間保持する。次に、第3段階で、Arガスの流量を30sccm、圧力を0.13Pa、ステージ温度を50℃とし、ICP電源出力を1000W(450kHz)、基板バイアス電圧を50V(13.56MHz)として実質的なスパッタエッチング処理を行い、その処理時間を30秒間とする。
【0050】
この第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な効果を得ることができるとともに、次のような効果を併せて得ることができる。
【0051】
すなわち、この第2の実施形態においては、成膜前処理としてのスパッタエッチング処理を行う際に、ICPプラズマ発生源を用いて、高密度のプラズマ、具体的には、例えば、1×1011cm-3以上1×1014cm-3未満のプラズマ密度で処理を行っていることと、これにより、低圧力雰囲気下での処理が可能となったこととにより、多量に生成したイオン種が散乱されることなく、垂直に半導体基体11に入射するようになる。このため、Ar+ イオン照射による成膜前処理に必要な加工が、高速かつ効率よく実現できる。
【0052】
このため、成膜前処理の際に、下地のレジストパターン15やデバイスへのプロセスダメージを考慮して、基板バイアス電圧を低く設定した条件で処理を行っても、処理速度を損なうことなく、スカム15aを除去するための処理時間の短縮を図ることができる。これにより、量産ラインにおけるデバイス製造の歩留りおよび生産性の向上を図ることができる。
【0053】
以上この発明の実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、サンプル構造、プロセス装置、プロセス条件など、発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜選択可能であることは言うまでもない。
【0054】
例えば、上述の第1および第2の実施形態では、成膜前処理に用いる装置として、トライオード型高周波プラズマ処理装置およびICP高密度プラズマ処理装置を用いた場合のプロセス例を示したが、それ以外にも、オーソドックスな平行平板型高周波プラズマ処理装置や、TCP源、ECRプラズマ源、ヘリコン波プラズマ源など、ICP源以外の高密度プラズマ源を有するプラズマ処理装置を用いることも可能である。
【0055】
また、はんだ膜成膜に際しての成膜前処理をはんだ膜の成膜とは独立した別の装置で処理するのであれば、この成膜前処理は、真空蒸着による成膜の直前に行われる程その効果は大きい。さらには、成膜前処理室が成膜チェンバーと高真空下で連結されたタイプのマルチチェンバー装置を用いれば、より一層効果的である。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、はんだ膜の成膜前処理工程で高周波電源出力を段階的に増加させて放電プラズマを発生させた後、一定の出力下で実質的なウェハ処理を開始する手法を採ることによって、プラズマ発生時のインピーダンスマッチングが容易にとれるようになり、ウェハ処理数が増加してプラズマ処理室内にレジストパターンからスパッタ除去された有機物が蓄積されてプロセスチェンバーの状態の変化しても、終始安定したプラズマ放電下でのウェハ処理が可能となる。
【0057】
このため、はんだボールバンプ形成において、はんだの成膜前処理を連続して行った場合でも、従来に比べてプロセス性能が非常に安定化し、製造ラインで再現性の高いウェハ処理を実現できるようになる。
【0058】
そして、最終的な仕上がり後のはんだボールバンプと下地のバリアメタルとの界面で良好な電気的コンタクトが得られるようになるとともに、下地との密着強度が増し、フリップチップ実装後の製品の信頼性および耐久性の向上を図ることができる。
【0059】
したがって、この発明は、微細なデザインルールに基づいて設計され、高集積度、高性能、高信頼性を要求される半導体装置の製造に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態において、成膜前処理の工程に用いられるトライオード型高周波プラズマ処理装置の一例を示す略線図である。
【図2】 この発明を適用した第1の実施形態によるはんだボールバンプの製造工程を示す断面図である。
【図3】 この発明の第2の実施形態において、成膜前処理の工程に用いられるICP高密度プラズマ処理装置の一例を示す略線図である。
【図4】 従来のはんだボールバンプの製造工程を示す断面図である。
【符号の説明】
11・・・半導体基体、12・・・Al電極パッド、13・・・表面保護膜、14・・・BLM膜、15・・・レジストパターン、15a・・・スカム、16・・・開口部、17・・・はんだ膜、18・・・はんだボールバンプ
Claims (8)
- 基体上にリフトオフ法により金属膜を選択的に形成する際に、上記リフトオフ用のレジストパターンを形成した後、上記金属膜を成膜する前に行われる成膜前処理方法において、
不活性ガス中でプラズマを発生させるためのプラズマ放電出力を段階的に増加させた後、一定のプラズマ放電出力の下で実質的なスパッタエッチング処理を行うようにした
ことを特徴とする成膜前処理方法。 - 上記スパッタエッチング処理を、上記プラズマ放電出力と上記基体へのバイアス電圧とを独立に制御し、上記プラズマ放電出力を段階的に増加させた後上記基体に上記バイアス電圧を印加することにより、上記一定のプラズマ放電出力の下で実質的に行うことを特徴とする請求項1記載の成膜前処理方法。
- 上記スパッタエッチング処理を、1×1011cm-3以上1×1014cm-3未満のプラズマ密度で行うことを特徴とする請求項1記載の成膜前処理方法。
- 上記スパッタエッチング処理を、エッチング対象の表面の最高到達温度が50℃以上100℃以下となるようにして行うことを特徴とする請求項1記載の成膜前処理方法。
- 基体上にリフトオフ法によりはんだ膜を選択的に形成してはんだボールバンプを形成する際に、上記リフトオフ用のレジストパターンを形成した後、上記はんだ膜を成膜する前に行われる成膜前処理方法において、
不活性ガス中でプラズマを発生させるためのプラズマ放電出力を段階的に増加させた後、一定のプラズマ放電出力の下で実質的なスパッタエッチング処理を行うようにした
ことを特徴とする成膜前処理方法。 - 上記スパッタエッチング処理を、上記プラズマ放電出力と上記基体へのバイアス電圧とを独立に制御し、上記プラズマ放電出力を段階的に増加させた後上記基体に上記バイアス電圧を印加することで、上記一定のプラズマ放電出力の下で実質的に行うことを特徴とする請求項5記載の成膜前処理方法。
- 上記スパッタエッチング処理を、1×1011cm-3以上1×1014cm-3未満のプラズマ密度で行うことを特徴とする請求項5記載の成膜前処理方法。
- 上記スパッタエッチング処理を、エッチング対象の表面の最高到達温度が50℃以上100℃以下となるようにして行うことを特徴とする請求項5記載の成膜前処理方法。
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