JPH10223761A - 配置修正表示装置 - Google Patents

配置修正表示装置

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Publication number
JPH10223761A
JPH10223761A JP9022407A JP2240797A JPH10223761A JP H10223761 A JPH10223761 A JP H10223761A JP 9022407 A JP9022407 A JP 9022407A JP 2240797 A JP2240797 A JP 2240797A JP H10223761 A JPH10223761 A JP H10223761A
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JP
Japan
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block
arrangement
display means
correction
displayed
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Pending
Application number
JP9022407A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumichi Haruta
泰睦 春田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9022407A priority Critical patent/JPH10223761A/ja
Publication of JPH10223761A publication Critical patent/JPH10223761A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体集積回路のレイアウト処理で、配置対象
ブロックのタイミング違反を起こさない配置可能領域ま
たはより消費電力を削減できる配置領域を表示する。 【解決手段】オペレータにより選択されたブロックを、
ブロック接続表示手段102を用いて抽出,選択する
と、ブロック接続表示手段102によって選択されたブ
ロックを配置する際に、ディレイ違反が発生しない領域
もしくは消費電力が最小となる領域を配置位置計算手段
101によって自動的に求め、求められた領域の範囲を
ブロック移動可能表示手段105により表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチップ上のブロック
レイアウトの配置修正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの動作速度の高速化に伴い、チッ
プ内の各ブロック間の信号のディレイ,タイミングを考
慮する必要がでてきた。現在、このタイミングを考慮し
たセルの各種の配置手法が提案されている。代表的なも
のでは、タイミングが問題となるパスを抽出して、その
パス上に配置されるブロックの位置を入れ替えることに
よりディレイの制約を満たす方法がある。
【0003】また、配置修正を対話的に行う方法として
は、配置修正する対象のブロックを実際にオペレータが
入力手段によって選択し、そのブロックに接続している
ネットの仮想配線長を最も短くすることができる位置を
出力手段に表示させ、表示された位置に対象物を移動さ
せる方法がある。
【0004】さらに配置修正を対話的に行い、タイミン
グ違反をなくす方法としては、タイミング違反を起こし
ているパスに接続しているブロックを出力手段によって
表示させ、オペレータが入力手段によってブロックの配
置修正位置を入力し、入力位置に対象物を移動させる方
法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの方法では、
タイミングが問題となっているパスのタイミング違反を
解消しても、それによって別のパスで新たにタイミング
違反を発生させる可能性があった。
【0006】そこでタイミング違反をなくすために、ブ
ロックを移動する際にブロックに接続するすべてのネッ
トについてそのタイミングを測定し、新たな配置位置に
ブロックを移動することによってタイミング違反を起こ
さないようにする必要がある。
【0007】さらに、対話的なブロックの配置において
消費電力を削減できる配置を行う試みは、今までみられ
なかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的を満
たすため、配置対象ブロックと他のブロックとの接続関
係を定量的に表示し、同時にブロックのタイミング違反
を起こさないブロックの配置可能領域、または現在位置
より消費電力を一層削減できるブロックの配置領域を表
示装置に表示する。
【0009】オペレータは入力装置により、配置する対
象のブロックを、修正ブロック選択手段を用いて抽出,
選択する。前記修正ブロック選択手段によって選択され
たブロックを配置する際に、ディレイ違反が発生しない
配置領域もしくは消費電力が少なくなる配置領域を配置
位置計算手段によって求める。求められた配置領域の範
囲をブロック移動可能領域表示手段により出力装置にグ
ラフィカルに表示する。同時に前記修正ブロック選択手
段によって選択されたブロックと接続するブロックとの
接続関係を定量的に表示する。オペレータは表示された
領域内で、前記ブロック接続表示手段によって表示され
た接続関係を参照して、ブロック配置修正手段によって
ブロックに接続するネットの配線長が短くなるようにブ
ロックの配置修正を行う。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例としてLSIのブ
ロックの配置において、ディレイ違反を起こさず、配線
長を短くすることを目的としたレイアウトを例にとって
説明する。
【0011】図1に本発明の実施例のブロック図を示
す。
【0012】配置位置計算手段101と、ブロック接続
表示手段102と、修正ブロック選択手段103と、ブ
ロック配置修正手段104と、ブロック移動可能領域表
示手段105と、CRT,キーボード,マウス106
と、タイミング,ディレイ違反情報107と、論理接続
情報108と、配置情報109から、システムは構成さ
れる。
【0013】修正ブロック選択手段103は、キーボー
ド,マウス等入力手段106により、配置する対象とな
るブロックをオペレータに選択させる機能を有する。
【0014】ブロック接続表示手段102は、論理接続
情報108をもとに、修正ブロック選択手段103によ
ってオペレータが選択したブロックに接続するブロッ
ク,外部端子またはIOバッファ等との接続情報を、定
量的また視覚的にCRT106上に表示する。
【0015】配置位置計算手段101は、タイミング,
ディレイ違反情報107,論理接続情報108,配置情
報109をもとに、修正ブロック選択手段103によっ
て選択された対象物を配置することができる領域を算出
する。
【0016】ブロック移動可能領域表示手段105は、
配置位置計算手段101によって算出された領域を、CR
T106上に画面表示することによって、オペレータに対象
ブロックを配置することができる範囲をCRT106上に視覚
的に示す。
【0017】ブロック配置修正手段104は、ブロック
移動可能領域表示手段105によって表示された配置領
域内で、オペレータがキーボード,マウス等の入力装置
106によって、修正ブロック選択手段103によって選
択されたブロックの配置をサポートする。
【0018】次に本実施例の動作を説明する。
【0019】まずタイミング,ディレイ違反を起こして
いるパスを示すタイミング,ディレイ違反情報107,
ブロック間の接続情報を示す論理接続情報108,全て
のブロックのチップ上の配置座標を示す配置情報109
を得る。
【0020】配置情報109をもとに、システムはCRT1
06上に、チップ外形202,ブロック201,IOバッ
ファ203を表示する。
【0021】オペレータは、キーボード,マウス等入力
手段106を介して、CRT106上に表示されたブロックを
指示することにより、修正ブロック選択手段103を用
いてブロックを選択する。ここで前記修正ブロック選択
手段103によって選択された対象ブロックと他のブロ
ックを識別するため、対象ブロックを表示する色をかえ
る。
【0022】修正ブロック選択手段103によって選択
されたブロックが他のブロックとどれ位の強度の接続関
係を持つか、論理接続情報109をもとにブロック接続
表示手段102によって計算し、配置情報109を参照
してCRT106上に画面表示する。
【0023】今、たとえば図2が配置情報109をもと
にした全ブロックの配置座標を示し、オペレータが入力
手段によってブロック201を選択した場合、論理接続
情報109をもとにしてブロック接続表示手段102が
ブロック201と他のブロックとの接続関係301を定
量的に表示する。その結果、図3の状態を得る。図3は
ブロック201が6個のブロックと1個のIOバッファ
に接続している場合の画面の状態を表わしたものであ
る。ブロック201とブロック204が5本のネットに
よって接続されており、またブロック201とIOバッ
ファ205とが3本のネットによって接続していると
き、ブロック201とブロック204との接続関係を示
す線をブロック201とIOバッファ205との接続関
係を示す線より太く表示する。さらにブロック204と
IOバッファ205の付近に、ブロック201との接続
強度を示す値5と3を各々表示する。このような表示
を、ブロック201に接続するすべてのブロック,IO
バッファについて行う。
【0024】次にタイミング,ディレイ違反情報10
7,論理接続情報108,配置情報109をもとに配置
位置計算手段101によって、修正ブロック選択手段1
03で選択されたブロックがタイミング,ディレイ違反
を起こさない配置座標の集合を計算し、ブロック移動可
能領域表示手段105によってCRT106上に表示する。
【0025】たとえば図3においてブロック201の配
置可能な座標を配置位置計算手段101によって計算す
る場合を考える。図4のようにIOバッファ401を入
力端子とし、ブロック402,ブロック201を経由
し、IOバッファ205へ至るパス404が存在するも
のとする。このときブロック201を座標403に配置
するとタイミング違反を起こし、図5の座標501に配
置してパス502を形成するとタイミング違反を起こさ
ない。このように該当座標がタイミング違反を起こすか
否かを配置位置計算手段101によって判断し、タイミ
ング違反を起こさない配置座標をタイミング違反を起こ
す配置座標と区別して、図6の領域601のように画面上
に表示する。
【0026】オペレータはブロック移動可能領域表示手
段105によって表示された領域内で、キーボード,マ
ウス等の入力装置106を用いてブロック配置修正手段
104による配置修正を行う。ブロック201を領域40
1の中で動かすのであれば、ブロック201に関するタ
イミング,ディレイの違反を起こすことはないので、ブ
ロック間の接続関係のみを考慮して配線長が短くなるよ
うなブロック201の配置位置を選択することができ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、オペレータにより選択
されたブロックを、ブロック接続表示手段を用いて抽
出,選択すると、ブロック接続表示手段によって選択さ
れたブロックを配置する際に、ディレイ違反が発生しな
い領域もしくは消費電力が最小となる領域を配置位置計
算手段によって自動的に求め、求められた領域の範囲を
ブロック移動可能表示手段により出力装置に表示するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図。
【図2】本発明の適用前のLSIのブロック配置の説明
図。
【図3】本発明の適用中のLSIのブロック配置の説明
図。
【図4】本発明の適用後のLSIのブロック配置の説明
図。
【図5】本発明の適用後のLSIのブロック配置の説明
図。
【図6】本発明の適用後のLSIのブロック配置の説明
図。
【符号の説明】
101…配置位置計算手段、102…ブロック接続表示
手段、103…修正ブロック選択手段、104…ブロッ
ク配置修正手段、105…ブロック移動可能領域表示手
段、106…CRT,キーボード,マウス等入出力手
段、107…タイミング,ディレイ違反情報、108…
論理接続情報、109…配置情報。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】LSIチップレイアウトでブロックをチッ
    プ上に配置する際に、入力装置によって選択されたブロ
    ックが、ディレイ,タイミング違反を犯しているパスを
    もたないような配置可能な位置の範囲を表示装置、また
    は記憶媒体に出力し、前記入力装置から入力された配置
    修正位置にブロックを配置修正することを特徴とする配
    置修正装置。
  2. 【請求項2】LSIチップレイアウトでブロックをチッ
    プ上に配置する際に、入力装置によって選択されたブロ
    ックを配置する位置で、消費する電力が最小となる範囲
    を表示装置、または記憶媒体に出力し、前記入力装置か
    ら入力された配置修正位置にブロックを配置修正するこ
    とを特徴とする配置修正装置。
  3. 【請求項3】配置位置を修正する対象となるブロックを
    入力装置によって選択する修正ブロック選択手段と、ネ
    ットによって前記修正ブロック選択手段によって選択さ
    れたブロックと接続するブロックの接続関係を定量的に
    表示するブロック接続表示手段と、ディレイ,タイミン
    グ、または消費電力を考慮した場合の、前記修正ブロッ
    ク選択手段によって選択されたブロックの配置可能な領
    域を計算する配置位置計算手段と、前記配置位置計算手
    段によって計算された領域を出力手段に表示するブロッ
    ク移動可能領域表示手段と、前記ブロック移動可能領域
    表示手段によって表示された領域内にブロック位置を配
    置修正するブロック配置修正手段を備えたことを特徴と
    する配置修正装置。
JP9022407A 1997-02-05 1997-02-05 配置修正表示装置 Pending JPH10223761A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9022407A JPH10223761A (ja) 1997-02-05 1997-02-05 配置修正表示装置

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JP9022407A JPH10223761A (ja) 1997-02-05 1997-02-05 配置修正表示装置

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Publication Number Publication Date
JPH10223761A true JPH10223761A (ja) 1998-08-21

Family

ID=12081821

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JP9022407A Pending JPH10223761A (ja) 1997-02-05 1997-02-05 配置修正表示装置

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JP (1) JPH10223761A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007257011A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Nec Corp レイアウト設計装置、方法、及び、プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007257011A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Nec Corp レイアウト設計装置、方法、及び、プログラム

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