JP2735083B2 - インタラクティブな配置修正方式 - Google Patents

インタラクティブな配置修正方式

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JP2735083B2
JP2735083B2 JP3065220A JP6522091A JP2735083B2 JP 2735083 B2 JP2735083 B2 JP 2735083B2 JP 3065220 A JP3065220 A JP 3065220A JP 6522091 A JP6522091 A JP 6522091A JP 2735083 B2 JP2735083 B2 JP 2735083B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSI、プリント基板
等のインタラクティブな配置修正方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の会話型のインタラクティ
ブな配置修正方式では、遅延解析により違反パスを検出
し、そのパスの制限遅延値が満たされるように、その違
反パス上のブロックを指定し配置修正を行っていた。そ
の際に修正先の目安となるのは、ブロックに接続してい
るネットの総配線長が短くなる位置、即ち、重心位置が
一般的であった(参考文献:『論理装置のCAD』情処
学会)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方式
は、ブロックの配置修正を行う際の指標が重心位置のみ
であるため、ネットの総配線長を尺度とした配置修正し
か行えず、遅延制限を満たすべき配置位置が認め難いと
いう欠点がある。また、遅延制限に違反しているパス内
のブロックを配置修正することにより、注目している違
反パス(カレントのパス)の遅延値が制限遅延値を満た
すようになったとしても、配置修正したブロックが他の
パスにも含まれている場合には、他のパスの遅延値につ
いての考慮はされていないので、他のパスが違反してし
まう場合があると言う欠点がある。そこで、本発明の技
術的課題は、上記欠点に鑑み、回路の高速化に伴う厳し
い遅延制約を満たしたブロックの配置修正が行えるイン
タラクティブな配置修正方式を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、LS
I、プリント基板等の配置単位となるブロックのインタ
ラクティブな配置修正処理において、ブロックの配置情
報、ブロックの接続情報、下地やブロックの物理情報、
ブロックの遅延値、単位配線長当たりの遅延値を含む個
別遅延情報及び各パスの制限遅延情報を読み込む情報入
力手段と、 ブロックの配置情報、接続情報より仮想配
線長を求め、仮想配線長、ブロックの遅延情報、及び、
単位配線長当たりの遅延情報を参照して遅延解析を行う
遅延解析手段と、遅延解析の結果より、制限遅延値を満
足しないパス(違反パス)を検出する違反パス検出手段
と、パスを構成するネットのネット長の和で求められる
パス長と上記遅延解析手段より求められるパスの遅延値
の関係をブロックの遅延情報、及び、単位配線長当たり
の遅延情報を用いて示した関係式(近似式)から、各パ
スの制限遅延値に相当する制限パス長を求める制限パス
長算出手段と、上記違反パスを構成するブロックとパス
を強調表示する違反パスブロック表示手段と、配置修正
のために選択された修正対象ブロックを含む全てのパス
が、制限パス長内となるような移動可能領域を求める移
動可能領域算出手段と、上記移動可能領域を表示する移
動可能領域表示手段と、修正対象ブロックを上記移動可
能領域表示手段により表示された領域内に配置移動する
配置修正手段と、これら一連の操作を制御する制御手段
とを有している。
【0005】
【実施例】次に、本発明について、図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例であるインタラクティブ
の配置修正方式の構成図である。本処理は幾つかの処理
手順から構成され、それらは制御手段1によってコント
ロールされる。まず、情報入力手段2により、ブロック
の配置情報10、ブロック間の接続情報11、下地やブ
ロックの物理情報12、ブロックの遅延値、単位配線長
当たりの遅延値を持つ個別遅延情報13及びパスの制限
遅延情報14を入力する。ブロックの配置結果、接続情
報より仮想配線長を求め、それとブロックの遅延情報、
単位配線長当たりの遅延情報より遅延解析手段3で遅延
解析を行う。遅延解析の結果を基に、違反パス検出手段
4で制限遅延値を満足しないパス(違反パス)を検出す
る。ここで、パスを構成するネットのネット長の和で求
められるパス長と上記遅延解析手段3より求められるパ
スの遅延値の関係を示した関係式(近似式)を用いて、
制限パス長算出手段5により、各パスの制限遅延値に対
する制限パス長を求める。次に、違反パスブロック表示
手段6で、違反パス検出手段4で求められたパスとその
パスを構成するブロックを強調表示する。強調表示され
たブロックの中から配置修正の対象となるブロック(修
正対象ブロック)が選択されると、配置領域算出手段7
において、移動可能領域を求める。ここでは、この修正
対象ブロックが含まれる全てのパスを抽出した後、各パ
スが、(各パスのパス長)≦(制限パス長算出手段5で
求めた制限パス長)を満たすような修正対象ブロックの
領域を求める。すなわち、パス上の修正対象ブロック以
外のブロックの配置位置よりネットの仮想配線長を求
め、それと、修正対象ブロックの次段ネット長と前段ネ
ット長との和が制限パス長以下となるような領域を、修
正対象ブロックが含まれる全てのパスについて求め、そ
れらの共通領域を移動可能領域とする。上記移動可能領
域算出手段7で求められた移動可能領域を移動可能領域
表示手段8で表示する。そして、配置修正手段9で、修
正対象ブロックを上記で表示された移動可能領域内に移
動する。もし、移動した修正対象ブロックが配置領域内
の既配置ブロックと重なってしまった場合は、上述の手
段を繰り返し用いることにより、既配置ブロックの含ま
れる全てのパスのパス長が制限パス長以内となるような
領域が表示されるので、移動可能領域内へ既配置ブロッ
クを配置移動することができる。図2、図3は、本発明
の一実施例である。図2は、ブロックの配置状態とブロ
ック間の接続関係を示したものである。図中において、
101〜109はブロックを、また、201〜208
は、各ブロック間の接続関係を、更に、301,302
は複数のブロックのつながりを表すパスを示している。
まず、情報入力手段2により、図2に示すブロックの配
置情報、ブロック間の論理接続情報、下地やブロックの
物理情報、ブロックの遅延情報、単位配線長当たりの遅
延情報及び全パスの制限遅延値を入力する。この配置情
報、接続情報、遅延情報より、遅延解析手段3において
仮想配線長を用いた遅延解析を行う。遅延解析の結果を
基に、違反パス検出手段4で、制限遅延値を満足しない
パスを検出する。図2で示されているパス301,30
2のうちパス301が制限遅延値を満足しないパス(違
反パス)として、検出されたとする。ここで、制限パス
長算出手段5により、遅延解析手段3で求めたパスの遅
延値とネットのネット長の和であるパス長との関係を示
した関係式(近似式)を用いて各パス301,302の
制限遅延値に対する制限パス長を求める。次に、違反パ
スブロック表示手段6で、違反パス301とそれを構成
するブロック101,102,104,106,108
が強調表示される。強調表示された状態を図3(a)に
示す。強調表示されたブロックの中から修正対象ブロッ
クとしてブロック102を選択した場合を考える。配置
領域算出手段7では、まず、修正対象ブロック102が
含まれるパス301,302を抽出する。そして次に、
配置領域を求めるのであるが、パス301については、
ブロック102以外のブロックの配置位置より、ネット
203,205の仮想配線長が求められ、それらと、ブ
ロック102の前段ネット201と次段ネット202の
ネットの仮想配線長との和が、制限パス長算出手段5で
求めたパス301の制限パス長以内となるような領域を
求める。パス302についても同様に領域を求め、両領
域の共通の部分をブロック102の移動可能領域とす
る。上記手段で求められた移動可能領域を移動可能領域
表示手段8で表示したのが、図3(b)の移動可能領域
401である。そして、配置修正手段9でブロック10
2を移動可能領域401の中に配置移動する。図3
(c)が配置移動した一例である。もし、配置移動した
ブロック102が移動可能領域401内の既配置ブロッ
クと重なってしまった場合は、上述の手段を繰り返し用
いることにより、既配置ブロックの含まれる全てのパス
のパス長が制限パス長以内となるような領域が表示され
るので、その移動可能領域内へ既配置ブロックの配置移
動を行う。図4は、従来法で、違反パス301上のブロ
ック102の配置修正を示したものである。従来法で
は、配置修正の目安となるのは、配置修正ブロックに接
続しているネットの総配線長が最小になる位置、既ち重
心位置である。同図で示す様に、重心位置501が表示
されるが、この例の場合、この位置にブロックを配置修
正しても、違反パス301は制限遅延値を満たすように
はならない。更に、ブロック102を含み今まで違反し
ていなかった他のパス302が、ブロック102の移動
によって違反してしまう場合もある。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、配置情
報に基づく仮想配線長を用いた遅延解析を行い違反パス
を検出し、違反パス、ブロックを強調表示し、修正対象
とするブロックが選択されたら、その修正対象ブロック
を含む全てのパスが制限パス長内となるような移動可能
領域を表示し、その移動可能領域内に修正対象ブロック
を移動することにより、違反しているパスが必ず制限遅
延値を満たすような修正が行え、更に、配置移動したブ
ロックに係わる他のパスも、制限遅延値内に収まること
が保証される。これより、回路の高速化に伴う厳しい遅
延制約を満たしたブロックの配置修正が行えると言う効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるインタラクティブな配
置修正方式の構成図である。
【図2】ブロックの配置と接続関係の一部を示す。
【図3】違反パス、ブロックの強調表示状態を示す。
【図4】移動可能領域の表示状態を示す。
【図5】配置修正後の状態を示す。
【図6】従来法による違反パスブロックの配置修正を示
す。
【符号の説明】
1 制御手段 2 情報入力手段 3 遅延解析手段 4 違反パス検出手段 5 制限パス長算出手段 6 違反パスブロック表示手段 7 移動可能領域算出手段 8 移動可能領域表示手段 9 配置修正手段 10 配置情報 11 接続情報 12 物理情報 13 個別遅延情報 12 制限遅延情報 101〜109 ブロック 201〜208 接続関係(ネット) 301,302 パス 401 ブロック102の移動可能領域 501 ブロック102の重心位置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LSI、プリント基板等の配置単位とな
    るブロックのインタラクティブな配置修正処理におい
    て、ブロックの配置情報(10)と、ブロックの接続情
    報(11)と、下地やブロックの物理情報(12)と、
    ブロックの遅延値及び単位配線長当たりの遅延値を含む
    個別遅延情報(13)と、各パスの制限遅延値の情報
    (14)とを読み込む情報入力手段(2)と、前記ブロ
    ックの配置情報(10)と前記ブロックの接続情報(1
    1)とから、仮想配線長を求め、該仮想配線長と前記個
    別遅延情報(13)とを参照して、遅延解析を行う遅延
    解析手段(3)と、該遅延解析の結果より、前記制限遅
    延値(14)を満足しない違反パスを検出する違反パス
    検出手段(4)と、前記パスを構成するネットのネット
    長の和で求められるパス長と上記遅延解析手段(3)よ
    り求められるパスの遅延値との関係を、前記個別遅延情
    報(13)に基づいて、各パスの制限遅延値(14)に
    相当する制限パス長を求める制限パス長算出手段(5)
    と、上記違反パスを構成するブロックとパスを強調表示
    する違反パスブロック表示手段(6)とを有することを
    特徴とするインタラクティブな配置修正方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインタラクティブな配置
    修正方式において、配置修正のために選択された修正対
    象ブロックを含む全てのパスが、前記制限パス長内とな
    るような移動可能領域を求める移動可能領域算出手段
    (7)と、上記移動可能領域を表示する移動可能領域表
    示手段(8)とを有することを特徴とするインタラクテ
    ィブな配置修正方式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のインタラクティブな配置
    修正方式において、前記修正対象ブロックを上記移動可
    能領域表示手段(8)により表示された領域内に配置移
    動する配置修正手段(9)とを有することを特徴とする
    インタラクティブな配置修正方式。
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