JPH07262244A - タイムチャート編集装置 - Google Patents

タイムチャート編集装置

Info

Publication number
JPH07262244A
JPH07262244A JP6051730A JP5173094A JPH07262244A JP H07262244 A JPH07262244 A JP H07262244A JP 6051730 A JP6051730 A JP 6051730A JP 5173094 A JP5173094 A JP 5173094A JP H07262244 A JPH07262244 A JP H07262244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
signal
delay
time chart
cursor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6051730A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Okamoto
善量 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP6051730A priority Critical patent/JPH07262244A/ja
Publication of JPH07262244A publication Critical patent/JPH07262244A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイムチャート中の各信号の値を遅延時間に
応じて表示する。 【構成】 信号波形記憶手段51はタイムチャート中の
各信号の波形情報を記憶し、この波形情報に基づきディ
スプレイ1にタイムチヤートが表示される。一方、信号
別遅延記憶手段54は、各信号にそれぞれ設定された遅
延時間を記憶している。遅延カーソル表示手段42は、
タイムチャート中の各信号に対して遅延時間に応じて分
割したカーソルを、タイムチャートにそれぞれ表示し、
遅延信号値表示手段43が、各カーソルの表示位置に対
応する信号の値を、信号波形記憶手段51の格納してい
る波形情報から、それぞれ求める。さらに、遅延信号値
表示手段43は、求めたその信号の値をタイムチャート
の所定の位置に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、論理回路の設計や検証
等に用いられ、タイムチャートの表示及び編集を行うタ
イムチャート編集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のタイムチャート編集装置
を示す構成ブロック図である。このタイムチャート編集
装置は、入出力機器としてタイムチャート作成用のグラ
フィックディスプレイ(以下、単にディスプレイとい
う)1と、該ディスプレイ1上にタイムチャートを作成
するキーボード2及びマウス3と、タイムチャートのシ
ミュレーションを作成する論理シミュレータ4とを備
え、それらが信号線によって相互に接続されている。こ
の信号線には、タイムチャートのプロット図面5を出力
するために設けられたプロット出力部6が接続され、さ
らに、タイムチャートに対してデータの抽出或いは検証
等を行う中央処理部10と、入力されたタイムチャート
及び編集されたタイムチャートに関する情報を記憶する
タイムチャート記憶部20とが、接続されている。中央
処理部10は、タイムチャートの表示及び波形の格納等
を制御するタイムチャートデータ処理手段11と、ディ
スプレイ1におけるカーソル表示位置を制御するカーソ
ル表示手段12と、該ディスプレイ1に表示するタイム
チャートにおけるデータを抽出する信号値表示手段13
とを、備えている。タイムチャート記憶部20は、タイ
ムチャートの波形を記憶する信号波形記憶手段21と、
ディスプレイ1における表示情報を記憶する表示情報記
憶手段22と、カーソルの位置を記憶するカーソル位置
記手段23とを、備えている。このように構成されたタ
イムチャート編集装置において、オペレータが、キーボ
ード2或いはマウス3を用いてタイムチャートを編集
し、編集されたディスプレイ1上のタイムチャートが、
タイムチャート記憶部20中の信号波形記憶手段21に
記憶される。また、論理シミュレータ4で作成したシミ
ュレーション結果が、信号波形記憶手段21に記憶され
ることもあり、信号波形記憶手段21に記憶されたタイ
ムチャートは、プロッタ出力部6を介してプロッタ図面
5として出力することも可能である。また、タイムチャ
ート編集中に、ディスプレイ1上に表示をすることも可
能である。
【0003】図3は図2におけるディスプレイの表示を
説明する図であり、この図3を用いて図2の装置におけ
る編集の例を説明する。図3の(I)には、信号波形記
憶手段21に格納されている7つの信号SIG1〜SI
G7の波形が示されている。SNは信号名、SCは信号
波形、及び破線のブロックAは表示範囲である。図3の
(II)は、その信号波形記憶手段21に格納された各波
形に対応するディスプレイ1上の表示を示している。ま
た、図3の(III)は、表示情報手段22に格納されてい
る情報を示し、図3の(IV)はカーソル位置記憶手段2
3の格納しているカーソル位置(CP)のX軸座標値
(520)を示している。図3の(II)に示すように、
ディスプレイ1は、信号波形記憶手段21に格納されて
いる7つの信号SIG1〜SIG7の波形の一部と信号
名を表示する。これは、全信号を同時に表示すると各波
形が小さくなり、編集に困難をきたすことを避けるため
である。オペレータは、編集を行いたい部分を表示さ
せ、波形の追加、変更、及び削除等の編集を行う。この
とき、どの部分の表示がされているかの情報は、表示情
報記憶手段22に格納される。表示情報記憶手段22に
おける格納情報は、例えば、図3の(III)に示されるよ
うに、ディスプレイ1の画面の最上段に表示される信号
名、波形表示の開始時間(n秒)、画面上の表示開始位
置(Dx,Dy)、x方向のスケール(SI)、及び1
信号辺りの画面表示高さ(SH)等である。
【0004】図2のタイムチャート編集装置は、図3の
(II)のように、ディスプレイ1に表示開始位置(D
y)を起点として、画面最上段の信号名から順に、画面
表示高さ(SH)で各信号の表示を行なって最下段まで
表示する。また、各信号波形は、表示開始位置(Dx)
から、x方向のスケール値(SI)に応じた大きさで、
画面右方向に表示される。この画面の表示や波形の格納
処理等は、タイムチャートデータ処理手段11が行う。
このタイムチャート編集装置は、図3の(II)のよう
に、ディスプレイ1の画面上でのタイムチャートの確認
の補助をするために、カーソルCを表示する。このカー
ソルの位置に対応する各信号におけるデータDTが、デ
ィスプレイ1の画面の右側に表示され、オペレータは即
座に、カーソルCで指定したx方向の位置における各信
号のデータDTを判読することができる。カーソルCの
位置CPに関しては、オペレータが例えばマウス3を動
かすことにより、カーソル表示手段12がカーソルCの
位置CPを動かすので、利用者は自由にカーソルCの位
置を移動できる。また、データの表示において、信号表
示手段13が、カーソル位置情報記憶手段23の格納し
ているカーソル位置CPに基づいてデータDTを信号波
形記憶手段21から取り出し、そのデータDTがディス
プレイ1の画面に表示される。
【0005】図4は、図2の論理シミュレータ4でシミ
ュレートされる論理回路の構成例を示す図であり、図5
は図4の各信号のタイムチャート例を示す図である。図
4の論理回路は、2入力のANDゲート31と、2入力
のNANDゲート32と、NOTゲート33とを備え、
それらが縦続接続されている。ANDゲート31には信
号SIG1と信号SIG2が入力され、そのANDゲー
ト31の出力信号SIG3と制御用の信号SIG4とが
NANDゲート32に入力されている。NANDゲート
32の出力信号SIG5は、NOTゲート33で反転さ
れて信号SIG6が出力される構成になっている。図4
の論理回路における信号SIG1が変化したときの各信
号SIG3,SIG5,SIG6が、どのように変化し
たかを図2のディスプレイ1上で確認する場合、各信号
SIG3,SIG5,SIG6における遅延が“0”な
らば、カーソルCを図5の(I)の破線で示す位置にお
くことでそれらの各信号SIG3,SIG5,SIG6
の値が判断できる。例えば、信号SIG1が“1”にな
ったとき、信号SIG3は“1”、信号SIG5は
“0”、及び信号SIG6は“1”と即座にオペレータ
が判断できる。しかし、実際の図4の回路における各信
号SIG3,SIG5,SIG6の波形は、図5の(I
I)のように素子の変化等によって遅延を含んでいる。
例えば、ディスプレイ1上で図5の(II)の位置Aにカ
ーソルCを合わせると、信号SIG1以外の信号SIG
3,SIG5,SIG6は遅延のため、その信号SIG
1の変化に対応する前のデータDTを示すことになる。
そのため、位置AにカーソルCを合わせたことによるデ
ータDT1 は、図4の回路の実際の値と異なる事にな
る。また、位置BにカーソルCを合わせた場合、各信号
SIG3,SIG5,SIG6のデータDTは良いが、
データDT2 のうちのSIG1の値はすでに次の変化を
した状態の値となる。そのため、各信号SIG1,SI
G2,SIG5,SIG6毎に遅延を考慮してカーソル
Cを右に移動してそれらの各信号SIG3,SIG5,
SIG6のデータDTを読み取る必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
タイムチャート編集装置では、次のような課題があっ
た。遅延を含んだタイムチャートのデータDTの確認を
行うときに、遅延を常に考慮する必要があり、図2のデ
ィスプレイ1に表示された各信号波形毎にカーソルCを
移動させて値の確認をしなくてはならない。そのため、
値の確認に手間がかかる上、データDTの確認に要する
時間が掛かり過ぎる。また、カーソルCの移動ミス等を
誘発し、編集のミスを発生するといった課題もあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、複数の信号の波形情報を記憶する信号波
形記憶手段を備え、その波形情報に基づいた複数の信号
波形で構成されるタイムチャートをディスプレイに表示
して該タイムチャートに対して与えられた命令に従いタ
イムチャートの編集を行い、かつディスプレイ上のカー
ソルの位置で指定されたタイムチャートの時刻における
各信号波形の値を記憶された波形情報から求めてディス
プレイに表示するタイムチャート編集装置において、次
のような手段を設けている。即ち、本発明のタイムチャ
ート編集装置では、各複数の信号に対して設定された遅
延時間情報をそれぞれ格納する信号別遅延記憶手段と、
ディスプレイ上の各信号波形に対し遅延時間情報に応じ
た位置にカーソルをそれぞれ表示する遅延カーソル表示
手段と、信号別遅延記憶手段に格納された遅延時間情報
と波形情報とから、各遅延時間情報に応じて表示された
カーソルの位置における信号波形の値をそれぞれ求めデ
ィスプレイに表示する遅延信号値表示手段とを、設けて
いる。
【0008】
【作用】本発明によれば、以上のようにタイムチャート
編集装置を構成したので、信号波形記憶手段に記憶され
た波形情報に基づいたタイムチャートが、ディスプレイ
に表示される。また、ディスプレイ上のカーソルの位置
で指定された時刻における各信号波形の値が、そのディ
スプレイに表示される。ここで、信号別遅延記憶手段は
各信号波形に設定された遅延時間情報を格納し、遅延カ
ーソル表示手段はディスプレイ上の各信号波形に対して
その遅延時間情報に応じた位置にカーソルを表示する。
遅延信号値表示手段では、格納された遅延時間情報と波
形情報とから、カーソルの各位置における信号波形の値
を求めてディスプレイにそれぞれ表示する。従って、前
記課題を解決できるのである。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示すタイムチャー
ト編集装置の構成ブロック図であり、従来の図2中の要
素と共通の要素には共通の符号が付されている。このタ
イムチャート編集装置は、従来の図2と同様に、タイム
チャートを編集する装置であるが、従来と異なり、予め
タイムチャートの各信号波形の遅延時間を設定し、その
設定された各遅延時間に対応してカーソルを各信号にそ
れぞれ表示し、かつ表示したカーソルの各位置に対応す
る信号波形の値をそれぞれ表示する機能を有している。
即ち、本実施例のタイムチャート編集装置では、従来と
同様に入出力機器として、タイムチャート編集用のディ
スプレイ1と、オペレータがグラフィックディスプレイ
1上でタイムチャートを編集するためのキーボード2及
びマウス3と、論理回路のタイムチャートのシミュレー
ションを作成する論理シミュレータ4と、タイムチャー
トのプロット図面5を出力するために設けられたプロッ
ト出力部6とを備え、それらが信号線によって相互に接
続されている。この信号線には、従来と異なる構成の、
タイムチャートに対してデータの抽出或いは検証等を行
う中央処理部40と、入力されたタイムチャート及び編
集されたタイムチャートに関する情報を記憶するタイム
チャート記憶部50とが、接続されている。
【0010】中央処理部40は、例えば中央演算処理装
置(CPU)等で構成され、従来と同様に、タイムチャ
ートの表示及び波形の格納等を制御するタイムチャート
データ処理手段41を有している。また、この中央処理
装置40には、従来と異なり、各信号波形に設定された
遅延時間に応じて各信号波形にカーソルを分割してそれ
ぞれ表示する遅延カーソル表示手段42と、各カーソル
で指示された位置に対応する信号波形の値を、信号波形
毎に表示する遅延信号値表示手段43と、信号波形毎の
遅延時間を設定する信号別遅延手段44とが、設けられ
ている。タイムチャート記憶部50は、従来と同様に、
タイムチャートの各信号の波形情報を記憶する信号波形
記手段51と、ディスプレイ1における表示情報を記憶
する表示情報記憶手段52と、カーソルの位置を記憶す
るカーソル位置記手段53とを備えている。さらに、こ
のタイムチャート記憶部50には、従来と異なり、信号
別遅延設定手段44で設定された遅延時間の情報を格納
する信号別遅延記憶手段54が設けられている。図1の
ように構成されたタイムチャート編集装置では、従来と
同様に、キーボード2或いはマウス3を用いて作成され
たタイムチャートを、タイムチャート記憶部50中の信
号波形記憶手段51に記憶する。論理シミュレータ4で
作成したシミュレーション結果は、信号波形記憶手段5
1に記憶されることもあり、さらに、信号波形記憶手段
51に記憶されたタイムチャートを、プロッタ出力部6
を介してプロッタ図面5として出力することも可能であ
る。また、このタイムチャート編集装置は、タイムチャ
ート編集中にディスプレイ1上に表示をすることもでき
る。ディスプレイ1は、表示する信号波形が小さくなる
のを防ぐため、信号波形記憶手段51に格納されている
信号の波形情報の内の一部と信号名を表示する。オペレ
ータは、編集を行いたい部分を表示させ、波形の追加、
変更、及び削除等を行う。
【0011】図6は、図1における信号波形の値を表示
する動作のフローチャートである。この図6と図7〜図
10を参照しつつ、図1のタイムチャート編集装置が各
信号波形の値を表示する動作を説明する。図6のステッ
プS101において、図1の中央処理部40がコマンド
を受け付け、ステップS102で、入力コマンドが終了
コマンドか否かを該中央処理部40で判定する。終了コ
マンドでない場合、ステップS103に進む。ステップ
S103において、中央処理部40が遅延時間設定開始
のコマンドを検出した場合、信号別遅延記憶手段54に
対する遅延時間の設定を開始する。図7は、図1の信号
別遅延時間の格納例を説明する図であり、この図7を用
いて信号別遅延記憶手段54への各信号波形の遅延時間
情報の格納を説明する。
【0012】信号別遅延記憶手段54に対する延時間情
報の格納方法としては、例えば、図7の(I)に示すよ
うに、信号名SNとそれに対応する信号波形SCとに、
遅延時間Tを追加する方法でも、図7の(II)のよう
に、信号名SNとそれに対応する信号波形SCに遅延時
間Tを表すポインタPを設定する方法でもよい。図8
は、図1の遅延時間設定用の入力画面例を示す図であ
る。まず、図6のステップS104において、信号別遅
延設定手段44は、ディスプレイ1に図8のような画面
Wを表示する。オペレータは、画面Wに各信号波形の遅
延時間を会話的に設定する。図8においては、信号SI
G1に30n秒、信号SIG2に10n秒、…をオペレ
ータが入力したところを示している。ステップS105
において、信号別遅延設定手段44は、画面Wに入力さ
れた各信号波形の遅延時間情報を信号別遅延記憶手段5
4に格納して処理を終了する。ステップS103で、受
け付けた編集コマンドが遅延時間設定コマンドでない場
合、動作は次のステップS106に進む。
【0013】図9は、図1のディスプレイの表示を説明
する図である。図9の(I)には、信号波形記憶手段5
1に格納されている7つの信号SIG1〜SIG7の波
形が示され、図9の(II)には、その信号波形記憶手段
51に格納された各波形に基づいて表示されたディスプ
レイ1上の画面が示されている。図9の(III)は、表示
情報記憶手段52の格納している情報を示し、図9の
(IV)は、カーソル位置記憶手段53の格納しているカ
ーソル位置(CP)のX軸座標値(450)を示してい
る。また、図8の(v)は、信号別遅延記憶手段54に
格納されている遅延時間を示している。図6のステップ
S106において、遅延カーソル表示部42は、オペレ
ータがマウス3等で指示する移動命令に対応し、カーソ
ルCの基準位置を従来と同様の手順で設定する。カーソ
ルCの基準位置を設定した後に、遅延カーソル表示部4
2は、その基準位置をカーソル位置記憶手段53に格納
すると共に、基準カーソルCsとしてディスプレイ1に
表示する。もし、この基準カーソルCsが不要である場
合、表示しなくてもよい。
【0014】ステップS107において、遅延カーソル
表示部42は表示情報記憶手段52を参照してディスプ
レイ1の画面に表示されている信号波形を順に選択し、
信号別遅延時間記憶手段54から遅延時間情報を取出
す。さらに、遅延カーソル表示部42は、その取出した
遅延時間情報に応じて遅延した各信号波形毎の短いカー
ソルCdを、図9のように、各信号波形上にそれぞれ表
示する。ここで、遅延時間情報と表示情報記憶手段52
に格納されている情報から求められた座標とが用いら
れ、各信号波形上へのカーソルCdが表示される。ディ
スプレイ1に表示されている信号波形のうち、上からn
番目の波形のカーソルCdの座標、即ち、(X1,Y
1)−(X1,Y2)の計算例を示すと、次の(1)〜
(3)式となる。 X1=カーソルの位置(CP) +画面n番目の信号波形の遅延[n秒]×x方向のスケール(SI) …(1) Y1=1信号あたり表示高さ(SH)×(n−1)+表示開始位置(Dy) …(2) Y2=1信号あたり表示高さ(SH)×n+表示開始位置(Dy) …(3) ステップS107の終了後のステップS108におい
て、遅延信号値表示手段43は、ステップS107で用
いられた座標に基づき、各カーソルCdの位置に対応す
る実時間を、次の(4)式でそれぞれ求める。 実時間[n秒]=X1−表示開始位置(Dx)/x方向のスケール(SI) +表示開始時間[n秒] …(4) 遅延信号値表示手段43は、(4)式で求めた各実時間
における信号波形の値を信号別遅延記憶手段54からそ
れぞれ取り出し、ディスプレイ1の画面の所定の位置に
表示する。
【0015】図10は、図1におけるタイムチャートの
表示例を示す図である。図6のステップS108までの
処理の結果、ディスプレイ1の画面上には図10に示す
ようなタイムチャートが表示される。画面右側に表示さ
れたデータDTが、遅延時間の考慮された場合の波形の
値である。即ち、タイムチャート上の同一時刻における
各信号波形の値を示している。以上のように、本実施例
では、信号別遅延設定手段44が、各信号波形に対して
それぞれ遅延時間を設定し、ディスプレイ1に表示され
た各信号波形に、各遅延時間に対応した位置にカーソル
Cdを表示する。そのため、オペレータは、各信号間の
遅延関係を簡単に判別することができる。その上、各カ
ーソルCdの表示された位置における各信号波形の値
を、遅延信号値表示手段43がディスプレイ1に表示す
る構成であるので、例えば、従来のように、遅延時間を
考慮して信号毎にカーソルを移動して信号波形の値を求
める手間が省けると共に、確認ミスの発生を防ぐことが
できる。なお、本発明は、上記実施例に限定されず、種
々の変形が可能である。その変形例としては、例えば次
のようなものがある。 (1) タイムチャートとして編集される信号波形SC
は、論理信号でなくてもよい。例えば、正弦波等の信号
をタイムチャートに編集する場合でも、上記実施例と同
様の処理で、同様の効果が得られる。 (2) 遅延時間の設定開始のタイミングは、図6のス
テップS106の前でなくてもよい。例えば、基準カー
ソルCsを設定した後、各信号波形の遅延時間を繰り返
し設定し、論理回路の検証をする構成としてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、各信号波形に設定された遅延時間情報に応じた位
置にカーソルを表示する遅延カーソル表示手段と、その
カーソルの各位置における信号波形の値を求めてディス
プレイにそれぞれ表示する遅延信号値表示手段とを、設
けている。そのため、遅延を含んだタイムチャートのデ
ータの確認を行うときに、遅延時間を加味した各信号波
形の位置の値が、即時に判定でき、タイムチャートにお
ける確認工数の削減になると共に確認ミスを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すタイムチャート編集装置
の構成ブロック図である。
【図2】従来のタイムチャート編集装置を示す構成ブロ
ック図である。
【図3】図2におけるグラフィックディスプレイの表示
を説明する図である。
【図4】図2の論理シミュレータでシミュレートされる
論理回路の構成例を示す図である。
【図5】図4の各信号のタイムチャート例を示す図であ
る。
【図6】図1の信号波形の値を表示する動作のフローチ
ャートである。
【図7】図1の信号別遅延時間の格納例を説明する図で
ある。
【図8】図1の遅延時間設定用の入力画面例を示す図で
ある。
【図9】図1のグラフィックディスプレイの表示を説明
する図である。
【図10】図1におけるタイムチャートの表示例を示す
図である。
【符号の説明】
1 グラフィックディスプレイ 2 マウス 40 中央処理部 41 タイムチャートデータ処理手段 42 遅延カーソル表示手段 43 遅延信号値表示手段 44 信号別遅延設定手段 50 タイムチャート記憶部 51 信号波形記憶手段 52 表示情報記憶手段 53 カーソル位置記憶手段 54 信号別遅延記憶手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の信号の波形情報を記憶する信号波
    形記憶手段を備え、前記波形情報に基づいた複数の信号
    波形で構成されるタイムチャートをディスプレイに表示
    して該タイムチャートに対して与えられた命令に従い該
    タイムチャートの編集を行い、かつ該ディスプレイ上の
    カーソルの位置で指定された該タイムチャートの時刻に
    おける各信号波形の値を前記記憶された波形情報から求
    めて該ディスプレイに表示するタイムチャート編集装置
    において、 前記各複数の信号に対して設定された遅延時間情報をそ
    れぞれ格納する信号別遅延記憶手段と、 前記ディスプレイ上の各信号波形に対し前記遅延時間情
    報に応じた位置にカーソルをそれぞれ表示する遅延カー
    ソル表示手段と、 前記信号別遅延記憶手段に格納された遅延時間情報と前
    記波形情報とから、該各遅延時間情報に応じて表示され
    たカーソルの位置における信号波形の値をそれぞれ求め
    前記ディスプレイに表示する遅延信号値表示手段とを、 設けたことを特徴とするタイムチャート編集装置。
JP6051730A 1994-03-23 1994-03-23 タイムチャート編集装置 Withdrawn JPH07262244A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6051730A JPH07262244A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 タイムチャート編集装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6051730A JPH07262244A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 タイムチャート編集装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07262244A true JPH07262244A (ja) 1995-10-13

Family

ID=12895019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6051730A Withdrawn JPH07262244A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 タイムチャート編集装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07262244A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008112277A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Mitsubishi Electric Corp タイミングチャート生成装置
JP2019031000A (ja) * 2017-08-07 2019-02-28 東芝情報システム株式会社 タイミングチャート作成用シート及びその出力装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008112277A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Mitsubishi Electric Corp タイミングチャート生成装置
JP2019031000A (ja) * 2017-08-07 2019-02-28 東芝情報システム株式会社 タイミングチャート作成用シート及びその出力装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5513119A (en) Hierarchical floorplanner for gate array design layout
US5576979A (en) Automated development of timing diagrams for electrical circuits
JPH07262244A (ja) タイムチャート編集装置
JP2001134469A (ja) 半導体試験用プログラムデバッグ装置
US5715170A (en) Apparatus for forming input data for a logic simulator
JPH11195053A (ja) テストパタン発生装置
JP2735083B2 (ja) インタラクティブな配置修正方式
JPH10228496A (ja) レイアウト情報生成装置及びレイアウト情報生成方法
JP2967174B2 (ja) 設計装置
JP2646830B2 (ja) インタラクティブな配置修正方式
KR0154790B1 (ko) 시뮬레이션 벡터 검증 방법과 테스트 벡터로의 변환 방법
JPH08263536A (ja) フロー図作成装置
JP2990155B1 (ja) 検証用テストパタン設計装置および検証用テストパタン設計方法
JP3112297B2 (ja) プログラマブルコントローラ用ソフトウェアの検証方法及びその装置
JPH06231195A (ja) タイムチャート編集装置
JP2543215Y2 (ja) 論理回路シミユレーシヨン波形表示装置
JP3123720B2 (ja) プログラマブルコントローラのプログラミング方法及びプログラミング装置
JP2001312531A (ja) シミュレーション結果比較装置および比較方法
JPH10223761A (ja) 配置修正表示装置
JPH0765053A (ja) 対話型レイアウト検証装置
JPH08147264A (ja) マルチメディアプレゼンテーション編集実行装置
JP3064066B2 (ja) Icパターン設計システム
JPH0634212B2 (ja) テストデ−タ編集機能付cad装置
JP2958178B2 (ja) Icパターン設計システム
JP3057191B2 (ja) 論理シミュレーション支援システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010605