JP2543215Y2 - 論理回路シミユレーシヨン波形表示装置 - Google Patents

論理回路シミユレーシヨン波形表示装置

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JP2543215Y2
JP2543215Y2 JP1989096966U JP9696689U JP2543215Y2 JP 2543215 Y2 JP2543215 Y2 JP 2543215Y2 JP 1989096966 U JP1989096966 U JP 1989096966U JP 9696689 U JP9696689 U JP 9696689U JP 2543215 Y2 JP2543215 Y2 JP 2543215Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、エンジニアリング・ワーク・ステーシヨ
ン等の論理回路のシミユレーシヨンを行なつて得た出力
信号の変化情報の波形を表示する論理回路シミユレーシ
ヨン波形表示装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、上述のような論理回路シミユレーシヨン波形
表示装置は、論理回路を論理素子の論理及び遅延(「デ
イレイ」ともいう)等によつて演算するシミユレーシヨ
ンを行ない、入力した信号の変化に伴つて経時変化を起
こした出力信号が期待された結果であるか否かを判断す
ることによつて、その論理回路の設計が正しいか否かを
検証するものであるが、その際、操作者が出力信号の変
化状態を確認し易いように出力信号波形を表示してい
る。
従来、このような論理回路シミユレーシヨン波形表示
装置では、出力信号の波形と共に変化時間を示す目盛も
表示されるので、操作者が波形に現われた信号値の変化
点の時間を知りたい場合は、その目盛と変化点とを見較
べて時間を読み取るか、表示画面上に映し出されるカー
ソルを移動させて変化点に合致させ、その位置の時間を
表示させるプローブ機能などを用いていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述したような論理回路シミユレーシ
ヨン波形表示装置では、前者のように、操作者が目分量
で変化点の時間を読み取るのでは正確な時間を知ること
は難しかつた。
また後者でも、カーソルは一定のピツチでしか移動し
ないので、正確な変化点の位置に合致しない場合がある
ため、やはり正確な変化点の時間を知ることが難しかつ
た。
さらに、いずれの場合でも、変化点の時間を知るため
に行なう作業が操作者に依存する部分が多く、その作業
が煩雑であるという問題もあつた。
この考案は上記の点に鑑みてなされせたものであり、
論理回路のシミユレーシヨンによつて得られた出力信号
について、その信号値の変化点における正確な時間を容
易に知ることができるようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記の目的を達成するため、第1図に機能
ブロック図で示すように、論理回路のシミユレーシヨン
を行なうシミユレーシヨン演算手段Aと、その手段Aに
よつて得られた出力信号の変化情報を記憶するシミユレ
ーシヨン結果保持手段Bと、その記憶されている変化情
報を波形にして表示装置Cに表示するシミユレーシヨン
結果波形表示手段Dとを備えた論理回路シミユレーシヨ
ン波形表示装置において、上記シミユレーシヨン結果波
形表示手段Dによつて表示される各信号波形の全変化点
の時間を抽出する手段と、該手段によつて抽出された各
時間が他の時間の表示位置と重なるか否かを判断する手
段と、該手段によつて表示位置が重なると判断された各
時間をそれぞれの表示位置が重なり合わないようにずら
して前記表示装置Cに表示させる手段とからなる変化点
時間表示手段Eを設けたものである。
〔作用〕
この考案による論理回路シミユレーシヨン波形表示装
置は、シミユレーシヨン演算手段Aによる論理回路のシ
ミユレーシヨンによつて得られた出力信号の変化情報を
シミユレーシヨン結果保持手段Bに記憶すると、シミユ
レーシヨン結果波形表示手段Dがその変化情報を波形と
して表示し、それと同時に変化点時間表示手段Eがその
表示される各信号波形の全変化点の時間を抽出し、その
抽出された各時間が他の時間の表示位置と重なるか否か
を判断して、表示位置が重なると判断された各時間につ
いては、その表示位置が重なり合わないようにずらして
表示させる。
したがって、出力信号の全ての変化点を重ならないよ
うに同時に表示することができ、操作者は出力信号の全
変化点の時間を一度に読み取ることができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を第2図以降の図面に基づい
て具体的に説明する。
第2図は、この考案の一実施例であるシミユレーシヨ
ン波形表示装置のブロック構成図であつて、キーボード
1,マウス2,処理装置3,記憶装置4,及び表示装置5からな
る。
キーボード1は、文字,数字,カーソル移動,機能選
択等の各種のキーを備えており、各種文字データの入力
や、論理回路作成の際の論理素子記号及びそれらを結ぶ
信号線の入力,作成した論理回路のシミユレーシヨン実
行の指示入力,その他各種機能の指示入力等を司る。
マウス2は、表示装置5の表示画面に映し出されるマ
ウスカーソルによつて、論理回路作成時の上述した各種
の配置入力や変化点の時間を表示させない出力信号の指
定入力等を行なう。
処理装置3は、中央処理装置であるCPUやRAM及びROM
等のメモリを備えたマイクロコンピユータであり、この
装置全体の制御を司ると共に、論理回路作成時の各種の
処理,論理回路のシミユレーシヨン実行時の種々の演算
処理,シミユレーシヨンの結果得られた出力信号の変化
情報を波形として表示装置5に表示させる処理,出力信
号の波形の変化情報の時間を表示装置5に表示させる処
理等をおこなう。
すなわち、第1図のシミユレーシヨン演算手段Aとシ
ミユレーシヨン結果波形表示手段Dと変化点時間表示手
段Eの機能を果たす。
記憶装置4は、ハードデイスク装置等の記憶装置であ
り、シミユレーシヨンによつて得られた入出力信号の変
化情報や変化点の時間を表示しない出力信号名等を記憶
する第1図のシミユレーシヨン結果保持手段Bの役割り
を果たす。
表示装置5は、CRT及びLCD等のデイスプレイ装置であ
り、論理回路作成及びシミユレーシヨン実行時の画面表
示,シミユレーシヨン結果の波形と変化点の時間表示,
変化点の時間を表示しない出力信号を設定する際の画面
表示,及び各種メツセージ等の表示を行なう第1図の表
示装置Cの役割を果たす。
次に、第3図のフローチヤートによつて第2図の実施
例の波形及び変化点時間の表示処理について説明する。
始めに、ステツプ1で変化点の時間を表示しない出力
信号名(予め記憶装置4に記憶させてある「表示OFF」
のフラグを設定した信号名)のリストを読み込むとステ
ツプ2へ進み、1番目の出力信号の変化情報を読み込ん
で、ステツプ3で表示OFFの出力信号で有るか否かを判
断する。
ステツプ3で表示OFFの出力信号名であつたらステツ
プ5に進み、読み込んだ変化情報をもとにしてその出力
信号の波形を表示装置5の表示画面に表示する。
ステツプ3で表示OFFフラグが設定されてない出力信
号名ならステツプ4に進み、その出力信号の変化情報か
ら信号値の変化点の時間を処理装置3内のメモリに保持
して、ステツプ5でその出力信号の波形を表示する。
そして、ステツプ5で波形を表示したらステツプ6へ
進んで波形を表示していない残りの出力信号の有無を判
断し、まだ表示していない出力信号が有ればステツプ2
へ戻り、変化点の時間の保持と波形表示の処理を繰り返
し、全ての出力信号の波形を一覧できるように表示画面
に表示したらステツプ7へ進む。
ステツプ7では、ステツプ4で保持した出力信号の全
ての変化点時間を時間(タイミング)の早い順に並べ替
えてステツプ8へ進み、1番早い変化点時間とその時間
を示す目安となる破線を波形の一覧に表示してステツプ
9へ進む。
ステツプ9で次に早い変化点時間を読み出したらステ
ツプ10に進み、その表示位置が先に表示した他の変化点
時間の数値と重なるか否かを判断する。
そして、重ならないならステツプ11に進んでその変化
点時間の数値を波形の時間軸に合わせた所定の位置に表
示すると共に、その変化点のタイミングを示す垂直な破
線を表示してステツプ13へ進む。
ステツプ10において表示位置が重なると判断されたら
ステツプ12へ進み、今回の変化点時間の数値を他の数値
が表示された位置より1段下に表示すると共に、上述の
破線を表示してステツプ13へ進む。
こうして、ステツプ9〜12の処理によつてステツプ7
で並べ替えた変化点の時間を次々と表示するが、その際
に表示する数値が前に表示した数値と重なる時には段を
代えて表示するようにして見やすくする。そして、ステ
ツプ13で全ての変化点の時間と破線を表示したと判断し
たら処理を終了する。
第4図は、第3図のフローチヤートで説明した処理に
よる表示例を示す図である。
6は表示装置5の表示画面であつて、その波形表示欄
7に信号名がそれぞれ、AAA,BBB,CCC,DDD,EEE,FFF,CLOC
Kである7つの出力信号の波形が表示されている。
操作者は、信号名表示欄8の左側に設けられた変化点
時間表示ON/OFF設定欄9の所望の信号名の位置にマウス
2のカーソルを合わせてマウスボタンをクリツクするこ
とによつて表示OFFフラグを設定すると、表示欄には設
定済みの記号(図中では信号名「EEE」と「CLOCK」に設
定記号10と11)を表示し、その記号の付された信号名の
出力信号については変化点の時間とそのタイミングを示
す破線を表示しない。
そして、残りの5つの信号名の出力信号について第3
図のフローチヤートで説明した処理により、波形の変化
点を通る垂直な破線を表示し、その直下の時間表示欄に
変化点の時間の数値を表示する。
このように変化点の時間を表示していくと、例えば図
中の破線l2の変化点時間を示す数値である「3878」を表
示すると破線l1と共に表示した変化点時間の数値「342
5」に重なつてしまうので、1段下げた位置に「3878」
を表示する。
また、各波形の変化点の時間が密集する位置では、例
えば図中の一点鎖線で囲んだ部分12のように変化点時間
の数値の表示位置を1〜3段目の間に順次ずらして重な
らないように表示する。
なお、第3図のフローチヤートによつて説明した実施
例のように、変化点時間を表示しない出力信号名を予め
フアイル形式で記憶装置4に記憶しておいて、再度同じ
論理回路をシミユレーシヨンしてその結果の波形及び変
化点の時間を表示する際に、その出力信号名を読み出し
て表示しないようにすれば度々出力信号の表示OFFフラ
グ設定の作業を行なわなくてすむため便利である。
こうして、論理回路のシミユレーシヨンによつて得ら
れた所望の出力信号を指定すると自動的にその出力信号
の全変化点における時間を表示するので、操作者は知り
たい変化点時間の出力信号を指定するだけで、その出力
信号の全変化点における正確な時間を容易に知ることが
できる。
また、その出力信号の全変化点の時間の数値を重なら
ないようにずらして一度に表示することによってクリテ
イカルパス(限界経路)等のデイレイ値(遅延時間)も
すぐに知ることができる。
さらに、変化点の時間(タイミング)を示す目安線と
しての破線も同時に表示するので、表示されている波形
の上下で離れているもの同士の前後関係も明瞭に判断で
きる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案による論理回路シミユ
レーシヨン波形表示装置は、論理回路のシミユレーシヨ
ンによつて得られた所望の出力信号の全変化点の時間を
表示すると共に、その表示装置が重なるものについては
自動的に重ならないようにずらして表示するので、操作
者は煩雑な操作をすることなく、出力信号の全変化点の
時間を一度に読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による論理回路シミユレーシヨン波形
表示装置の基本的構成を示す機能ブロック図、 第2図はこの考案の一実施例を示すブロック構成図、 第3図は第2図の実施例における出力信号の波形とその
変化点時間を表示する処理を示すフロー図、 第4図は第3図のフローチヤートの処理による波形及び
変化点時間の一表示例を示す図である。 1……キーボード、2……マウス、3……処理装置、4
……記憶装置、5……表示装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】論理回路のシミユレーシヨンを行なうシミ
    ユレーシヨン演算手段と、該手段によつて得られた出力
    信号の変化情報を記憶するシミユレーシヨン結果保持手
    段と、該手段に記憶されている変化情報を波形にして表
    示装置に表示するシミユレーシヨン結果波形表示手段と
    を備えた論理回路シミユレーシヨン波形表示装置におい
    て、 前記シミユレーシヨン結果波形表示手段によつて表示さ
    れる各信号波形の全変化点の時間を抽出する手段と、該
    手段によつて抽出された各時間が他の時間の表示位置と
    重なるか否かを判断する手段と、該手段によつて表示位
    置が重なると判断された各時間をそれぞれその表示位置
    が重なり合わないようにずらして前記表示装置に表示さ
    せる手段とを設けたことを特徴とする論理回路シミユレ
    ーシヨン波形表示装置。
JP1989096966U 1989-08-19 1989-08-19 論理回路シミユレーシヨン波形表示装置 Expired - Lifetime JP2543215Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63291170A (ja) * 1987-05-22 1988-11-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd シミユレ−タ
JPS6478167A (en) * 1987-09-18 1989-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd Ic tester

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