JPH02139625A - 画面表示方式 - Google Patents

画面表示方式

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JPH02139625A
JPH02139625A JP63291071A JP29107188A JPH02139625A JP H02139625 A JPH02139625 A JP H02139625A JP 63291071 A JP63291071 A JP 63291071A JP 29107188 A JP29107188 A JP 29107188A JP H02139625 A JPH02139625 A JP H02139625A
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JP
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display
screen
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JP63291071A
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Masayuki Sonobe
正幸 園部
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概   要〕 表示したい情報量が実際に使用可能な画面のサイズを超
える場合の画面表示方式に関し、表示できない情報が存
在していることをウィンドウ画面に対して表示すること
により、画面上のウィンドウが全情報を表示しているか
否かを利用者に理解可能とさせることを目的とし、デー
タ処理システム内の処理装置において、プログラムから
の依願に応じて表示すべきデータの仮想的表示形態と実
際の表示に使用する表示装置の画面上の実ウィンドウと
の対応をとり、該仮想表示形態データの大きさと該実ウ
ィンドウの大きさとの比較演算を行うウィンドウ制御手
段と、該比較演算に際して必要となるウィンドウ制御情
報を記憶するウィンドウ制御情報記憶手段とを有し、前
記ウィンドウ制御手段が前記比較演算結果に応じて前記
実ウィンドウ上に表示できないデータの存在の有無を示
す情報を表示データと共に前記表示装置に出力するよう
に構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はデータ処理システムのデータ表示方式に係り、
さらに詳しくは表示したい情報量が実際に使用可能な画
面のサイズを超える場合の画面表示方式に関する。
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕従来から
、CRTや液晶表示などの情報表示装置(デイスプレィ
装置)に情報を表示する場合に、表示したい情報量が、
実際に使用できる画面のサイズを超えることがあった。
これに対応する技術として、スクロールという概念があ
る。これはキーボード上の所定のキーが押下されたとき
に、プログラムが画面に表示される部分をずらす、とい
うものである。例えば、エディタやワードプロセッサと
いった装置の画面で、長いテキストを表示する場合、仮
想の表示、すなわちあとで広く長い紙に印刷されるとき
の形態は大きすぎて、固定の大きさの実際の画面にはそ
の一部だけを表示する。
利用者カ上スクロール、下スクロール、左スクロール、
右スクロールといった意味づけのされたキーをそれぞれ
押下すると、表示装置に接続されている処理装置が、テ
キストのその方向に窓を移動して再表示する処理が普及
している。
また、近年、マルチウィンドウ(多重窓)機能といって
、ひとつの表示装置に、複数のプログラムあるいは複数
の表示項目(すなわち文字、文字列、アイコン、イメー
ジ情報など)を同時に並べて表示することが行われてい
る。それぞれの窓が、1対1に表示したい情報に対応し
ている。窓が情報の仮想表示より小さいことが多くなっ
たことと、ウィンドウの一部が別のウィンドウに隠され
ることによって、スクロールの必要性が高まり、プログ
ラム別ウィンドウのスクロールや、表示項目別スクロー
ルが行われている。ウィンドウの大きさを利用者がキー
ボード或いはマウスなどの装置でその場で決めたり変更
できる製品も普及している。
しかし、利用者がウィンドウを見た場合、スクロールの
必要性が明示されていないために、スクロール機能があ
る場合でも隠れている情報が見落とされる危険性がある
。見落としがないためにはどれだけのサイズにウィンド
ウをひらけばよいのかが、画面に示されていないので、
利用者にはわからない、という問題点があった。
第17図はマルチウィンドウ表示の従来例である。同図
において、第1ウィンドウlの右側の一部が明らかに第
2ウィンドウ2によって隠されている。また下側に(2
)以降の文章が続きそうであり、下スクロールが必要で
ある。さらに上側や左側にも表示されていない文字列が
あるかも知れないし、第2ウィンドウ2では右側に“十
C/ 1という足し算が隠れている可能性がある。
一方、従来においても、ある特定のプログラムがある画
面で、情報が隠れているか否かを表示する例はないでは
なかった。その例は、テキスト表示をするとき、最終行
が表示できたときは、EOF(End  of  Fi
le)という文字列を最終行の直下に表示することで知
らせ、できないときは、それを表示しないことで知らせ
る、というものである。
しかし、項目スクロール処理を含むウィンドウ制御を標
準化し、画面表示の処理装置のソフトウェアとして或い
はファームウェア或いはLSIなどの回路で提供してほ
しいという需要が急速に高まった。こうした共通的(標
準的)な処理機構中で情報が隠れているか否かを表示す
る機能が求められるようになった。
本発明は、表示できない情報が存在していることをウィ
ンドウ画面に対して表示することにより、画面上のウィ
ンドウが全情報を表示しているか否かを利用者に理解可
能とさせることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の原理図を第1図に示す。同図においてデータ処
理システムの処理装置3内のウィンドウ制御手段6は例
えばファームウェアあるいはLSIであり、プログラム
からの依頼に応じて表示すべきデータの仮想的表示形態
、例えばメモリのフプイル内のデータ形態と実際の表示
装置5の画面上の実ウィンドウとの対応をとり、仮想表
示形態のデータの大きさと実ウィンドウの大きさとの比
較演算を行い、その結果に応じて実ウィンドウ上に表示
できないデータの存在の有無を示す情報とともに表示デ
ータを表示装置5に出力する。
また、ウィンドウ制御情報記憶手段7は例えばランダム
アクセスメモリ(RAM)であり、ウィンドウ制御手段
6が仮想表示形態のデータの大きさと実ウィンドウの大
きさとの比較演算を行うために必要とする情報、例えば
実ウィンドウの表示装置5の画面上の位置などを記憶す
る。
〔作   用〕
ウィンドウ制御手段6による演算の結果、プログラム4
から表示を依頼された仮想表示形態のデータの大きさが
実ウィンドウの大きさより小さい場合には、例えば実ウ
ィンドウの境界が実線で表示され、依頼されたデータが
すべて出力される。
これに対して、実ウィンドウの大きさの方が小さい場合
には、例えばウィンドウ枠の長方形の四辺のうちで、表
示できないデータの存在する方向にあたる辺を点線で表
示することにより、利用者にウィンドウのどの方向に未
表示のデータがあるかが知らされる。そして例えば画面
スクロール機能を組み合せることにより、未表示のデー
タを画面上に表示させることが可能となる。
以上のように、本発明によれば、利用者は表示装置5の
画面上の実ウィンドウの長方形枠の辺が実線であるか点
線であるかにより、画面に表示されていない隠れデータ
の有無を知ることができる。
〔実  施  例〕
第2図に本発明の画面表示方式におけるマルチウィンド
ウ表示の第1の実施例を示す。同図において、“第1ウ
ィンドウ゛及び“第2ウィンドウ゛はウィンドウの名称
であり、それらの右側の矢印はウィンドウスクロール方
向を示し、利用者がこの位置で例えばマウスをクリック
すると画面スクロールが行われる。
同図において、ウィンドウのデータ表示領域の境界線の
うち点線で表示されている部分は、その方向にまだ表示
されていない有意なデータが存在することを示し、実線
はそのようなデータが存在しないことを示す。すなわち
第1ウィンドウ1では上、右、下の3方向、第2ウィン
ドウ2では右方向に有意なデータが隠れていることにな
る。また第1ウィンドウ1と第2ウィンドウ2の境界で
は両ウィンドウに対するる境界線が2本来されている。
第3図はマルチウィンドウ表示の第2実施例である。第
1ウィンドウ1の境界線のうちで、第2ウィンドウ2が
上書きされていない部分の境界線は隠れデータが存在し
ないことを示す実線となっている点だけが第2図と異な
る。このように隠れ情報の存在の有無をウィンドウ境界
辺をさらに分割して表示することもできるが、いずれに
せよ、第17図の従来例と比較すると、どの方向にスク
ロールするとよいかが直ちに理解できることになる。
第4図は、プログラムが表示を依頼したある項目のデー
タが“あいうえお”の5文字であるのに対して、画面上
のその項目に対する表示領域が2×2の4文字分である
場合の項目データ表示例である。同図において、(a)
では右または下方向にスクロールすることで未表示デー
タを知ることができる点線が示されている。(b)では
上または左方向にスクロールすべきことが示され、(C
1,(d)ではデータの端を示す三角印によって(a)
、 (b)と同様の効果を生じている。(e)、 (f
)ではスクロール方向が矢印で、また(幻、(h)では
矢印の代わりにスクロール位置にある文字か反転、点滅
、字体区別、色区別、アンダーラインなどにより示され
ている。
第4図(1)ではデータの続きがあることが、また0)
では隠れデータが存在することが文字で示されている。
(kl、 (1)ではスクロールすべき方向が2重線で
示され、また(ml、 (n)では、(i)、 0)と
同様にデータの続き、または隠れデータの存在を示す文
字に加えて、データの端(エンドオブファイル)を示す
文字も表示されている。
第1図におけるウィンドウ制御手段6の処理フローを説
明するに先立って、まず仮想画面と表示項目、実画面と
ウィンドウの関係などについて第5図によって説明する
。同図(a)は仮想画面の例である。仮想画面とは例え
ばファイルやメモリ内の−Vtきのデータであり、その
画面上には、一般に複数項目の項目データがある。
第5図山)の実画面は(a)の仮想画面より小さく、ま
たその中に表示されているウィンドウは更に小さいため
、ウィンドウには、一般に仮想画面上の複数項目のうち
の一部の項目データが表示されるのみであり、さらに個
々の項目データは必ずしもその全部ではなく、部分的に
した表示されないことになる。同図(C)はウィンドウ
の表示内容をさらに詳細に示し、各項目データに対して
隠れデータの存在を示す点線が表示されている。なお、
図で矢印はスクロールバーを示す。
さらに、仮想画面、実画面、ウィンドウ、項目データの
座標関係について第6図により説明する。
同図において、画面の右方向をX方向、下方向をY方向
とする。ウィンドウはその左上端の座標とX、Y方向の
長さによってその位置が決定される。
すなわちX座標については、実画面上での(左端)X座
標■とウィンドウの現在表示開始位置、すなわち仮想画
面の左端からの座標■とがあり、ウィンドウのX方向長
さは■である。Y方向についても同様にウィンドウ上端
に対する座標とY方向長さが定義される。なお、第6図
ではウィンドウ右端が実画面の右端に一致しているが、
一般には両者の右端が一致しないことは当然である。
項目データは第6図の下部にあるように、例えばX方向
について実際の長さ■をもっている。そして、この項目
データは、一般にある項目に対する実画面上の表示領域
が限定されているために、その全部が表示されるとは限
らず、項目データに対してもその現在表示開始位置があ
り、その項目データ内のX座標は■、実画面上でのX座
標は■、また仮想画面上でのX座標は■である。Y座標
についても同様に実際の長さと現在表示開始位置座標が
定義される。
そこで実画面上に表示される項目データのX方向長さは
、項目データの残りの長さ、すなわちX方向の実際の長
さ■と現在表示開始位置X座標■との差■−■と、ウィ
ンドウの残りの長さ、すなわちウィンドウのX方向長さ
■とウィンドウの現在表示開始位置X座標■との和から
その項目の現在表示開始位置の仮想画面上でのX座標■
を差し引いたもの(■+■−■)とのどちらか短い方の
長さに一致する。
第7図にウィンドウ制御情報記憶手段7、例えばランダ
ムアクセスメモリ(RAM)に格納されるウィンドウ制
御情報の内容実施例を示す。全体で唯一の情報としての
ウィンドウ名リストの表示順について第8図により説明
する。同図において(a)のように、第1ウィンドウ1
と第2ウィンドウ2とが離れている場合には表示順序は
どちらが先でもよいが、(b)、 (C)のように一部
重なっている場合にはどちらが上書きされるかが表示順
序によって異なり、さらに(d)、 (e)のように完
全に重なっている場合にも表示順序が問題となる。
第7図において、各ウィンドウごとの制御情報のうちの
実画面上でのX座標、X方向長さ、および現在表示開始
位置のX座標はそれぞれ第6図の■、■及び■である。
そして各ウィンドウは第5図(a)に示したような仮想
画面と1対1に対応する。
各ウィンドウの各項目ごとの情報としての現在表示開始
位置および仮想画面上でのX座標は、それぞれ第6図の
■および■である。またここでのX方向長さは、ウィン
ドウ内である項目、例えば“氏名°に対して画面レイア
ウトで用意される実画面上の領域の長さであり、各仮想
画面の各項目ごとの情報としてのX方向長さ、すなわち
実際の項目データの長さとは異なることがある。さらに
、上、下、左、右に対する隠れ情報ありスイッチはその
方向に表示されていない項目データが有るか否かを示す
ものである。
第9図は第1図におけるウィンドウ制御手段6の制御処
理の全体フローチャートである。処理が開始されるとま
ずSIOで仮想画面の表示依願か否か、すなわち仮想画
面上の個々の項目データの出力でなく、その仮想画面と
1対1に対応するウィンドウ名、ウィンドウ枠、スクロ
ールバーの表示依頼か否かが判定され。 “YES’の
ときには、Sllでプログラム4から与えられるウィン
ドウ名、仮想画面のX−Y方向長さ、含まれる各表示項
目の「項目名、仮想画面上での(左上端)のX・Y座標
、およびX−Y方向長さ(X方向は第6図の■)」を用
いて1組のウィンドウ制御情報が作成される。ここでは
項目データそのものはその初期値として全て空にセット
される。その後S12.13でそれぞれ後述するウィン
ドウ初期表示、ウィンドウ表示の処理がおこなわれ、処
理が終わる。
SIOで仮想画面の表示依願でないときにはS14で項
目データの出力依頼か否かが判定される。
“YES’のときには、S15でプログラム4から与え
られる表示すべき項目名、項目データ、実際の長さ(第
6図の■)を用いてウィンドウ制御情報の該当項目が更
新、または追加される。そしてその項目の現在表示開始
位置の座標(第6図の■)が先頭すなわち左上端位置を
示す“l゛にセットされる。その後S13のウィンドウ
表示処理が行われ、処理が終了する。
SIOで仮想画面の表示依頼でなく、またS14で項目
データの出力依頼でもないときには、マウスボタンの押
下信号、すなわち画面のスクロール依頼であることにな
り、S16でパラメータとして押下/解除区別コード、
画面上のマウスカーソル位置のX−Y座標を受は取り、
S17で後述のマウス操作実行処理、S13でウィンド
ウ表示処理を行い、処理を終わる。
第10図は第9図におけるウィンドウ初期表示処理、す
なわちS12の実施例の詳細フローチャートである。同
図において、処理が開始されると318でウィンドウの
現在表示開始位置の座標(第6図の■)がX−Yについ
て共に“1゛とされ、またS19で現在のマウスカーソ
ルの座標がそのウィンドウの実画面上での座標(第6図
の■)として、共にウィンドウ制御情報記憶手段7、例
えばRAMにセットされる。
次に320で、仮想画面のX方向長さとウィンドウの実
画面上のX座標■の和と実画面のX方向文字数とが比較
され、前者が小さいときには仮想画面のX方向はその全
長が実画面上に表示可能であるため、521で仮想画面
のX方向長さがウィンドウのX方向長さ■としてRAM
にセットされる。322.S23はX方向についての3
20゜321と同様の処理であり、これを終わると82
4でウィンドウ名がウィンドウ名リストに加えられ初期
表示処理が終了する。
S20で“No” のときには、325で、実画面X方
向文字数とウィンドウのX座標■との差が“7゛より大
きいか否かが判定される。この差が°7゛未溝のときに
は、例えば横方向に48文字位しか表示できない実際の
表示装置で右側に寄りすぎたところにウィンドウ左端が
くることになり、ウィンドウ枠やスクロールバーなどが
右側にはみ出して表示できないことが予想されるため、
エラーとして318.S19でRAMにセットされた情
報が326で抹消され、処理が終了する。差が°7゛7
゛のときには、その差の数値が327でウィンドウのX
方向長さ■としてRAMにセットされ、S22以降の処
理に移行する。
S22が“NO′のときには、Y方向について32B、
S29の処理が325.S26と同様に行われた後に処
理が終了するか、または828゜S30の処理が325
.S27と同様に行われた後に324の処理が行われ、
初期表示処理が終了する。
第11図は第9図におけるウィンドウ表示処理、すなわ
ちS13のフローチャートである。同図において処理が
開始されると、S31で表示すべきウィンドウが残って
いるか否かが判定され、°YES”のときにはS32で
後述するlウィンドウ表示処理が行われ、残りのウィン
ドウがなくなるまで331,332の処理が続けられる
第12図は第11図におけるS32、すなわち1ウィン
ドウ表示処理の詳細フローチャートである。同図におい
て処理が開始されると、S33でウィンドウ外枠が、S
34でウィンドウ名とスクロールバーが画面に表示され
る。そして、S35で上、下、左、右の各側隠れ情報あ
りスイッチがオフとしてそのデータがRAMにセットさ
れる。
その後項目名リストから表示すべき項目の残りの有無が
336で判定され、残っているときにはS37で後述す
る1項目表示処理がなされる。S36で残り無しと判定
されると338で後述する内枠表示処理が行われ、処理
が終了する。
第13図は、第12図の337すなわち1項目表示処理
のフローチャートである。処理が開始されると339で
項目データのうちの表示すべき範囲と実画面上での位置
とが求められる。S39のブロック中で、まず実画面上
でのX座標すなわち第6図の■が、■十〇−■で与えら
れることは明らかであり、Y座標も同様である。
また、表示範囲のX方向長さ■は、第6図で説明したよ
うに、■−■と■+■−■とのどちらか短い方に一致し
、Y方向長さも同様である。項目データのうち(現在表
示開始位置のX座標■、Y座標)を左上とし、左右の幅
が実画面上でのX方向長さ■、上下が実画面上でのY方
向長さの長方形部分が、(実画面上でのX座標■、実画
面上でのY座標)を左上とする位置に表示されることに
なる。その後S40で後述する項目隠れ線表示処理が実
行され、処理が終了する。
第14図は、第13図におけるS40、すなわち項目隠
れ線表示処理の詳細フローチャートである。処理が開始
されると341で上方向に隠れ情報があるか否かが判定
され、あ−るときにはS42で項目表示領域の長方形の
上辺が隠れ情報ありを示す点線で表示され、RAMの上
側隠れ情報ありスイッチがオンにセットされる。ただし
、これはスイッチオンに相当するデータがRAMに格納
されるという意味である。隠れ情報がないときには、S
43で項目表示領域の長方形上辺が実線で表示される。
上方向に対する341〜S43の処理と同様の処理が下
方向に対して344〜346、左方向に対して347〜
S49、右方向に対してS50〜S52で実行され、処
理が終了する。
第15図は、第12図における838すなわち内枠表示
処理の詳細フローチャートである。処理が開始されると
、まずS53で、第14図の項目隠れ線表示処理の34
2で上側隠れ情報ありスイッチがオンとされた項目の有
無が判定される。ありのときにはS54でウィンドウ内
枠の長方形上辺が点線で、無しのときにはS55で実線
で表示される。ウィンドウ内枠表示が下辺に対して35
6〜358、左辺に対して359〜S61、右辺に対し
て362〜S64でそれぞれ実行され処理が終了する。
第16図は第9図におけるS17、すなわちマウス操作
実行処理の詳細なフローチャートである。
処理が開始されると365で、ウィンドウの上向きのス
クロールバーが押下げられたか否かが判定され、 “Y
ES’ のときにはS66でウィンドウの現在表示開始
位置Y座標として、(現在表示開始位置Y座標−1)と
“1°のうち大きい方がセットされる。すなわち上端に
達しないうちは、Y座標が“1゛だけ小さくされ、現在
表示開始位置は上方に移動する。
S65で上向きのスクロールバー押下でないときには上
方向のスクロールでないため、S66は実行されず36
7に移行する。ウィンドウの下向き、左向き、および右
向きのスクロールバー押下に対する処理がそれぞれS6
7とS68、S69とS70、及びS71とS72で実
行される。
373〜S80の処理は項目データの現在表示開始位置
(X座標は第6図の■)に対する処理である。S73で
実画面上の項目表示領域の上辺に内接した文字位置であ
るか否かが判定され、“YES”のときにはS74で、
366と同様に項目データの上端に達しないうちはY座
標が“1゛だけ小さくされる。項目表示領域の下辺、左
辺、及び右辺に対する処理が同様にS75とS76、S
77とS78、及びS79とS80で実行され、処理が
終了する。
以上詳細に説明したように、ウィンドウの内枠表示を隠
れ情報の有無によって区別し、また画面スクロール機能
を組み合せることにより、プログラム開発者は物理画面
すなわち表示装置の実画面の狭さと論理画面すなわち仮
想画面上の情報量の大きさのギャップに悩むことなくプ
ログラムを書くことができるようになる。例えば実画面
上で氏名欄が4文字分しかとれない場合でも、10文字
の氏名を出力依頼するプログラムを書くことが可能にな
る。利用者は4文字の項目表示であっても隠れ情報の存
在を認識することができ、マウスボタンのクリックによ
って隠れ情報を見ることが可能となる。
結果として、表示装置の種類やその大きさを意識するこ
となくプログラムを極゛めて汎用的に作成することが可
能となる。表示装置の大きさ、例えば横方向文字数48
というようなデータはウィンドウ制御情報として、プロ
グラムとは別に与えればよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、表示装置の画面
上のウィンドウが全情報を表示しているか否かを利用者
が正確に理解することが可能となる。このため、必要な
方向へのスクロール指示やマウスによるウィンドウサイ
ズの適切な変更が可能となり一般の応用プログラムを大
きく変更することなくデータ処理の正確度が飛躍的に向
上する。
また、この技術によりウィンドウサイズの自由度も増し
、ソフトウェア設計における画面設計の柔軟性が大いに
高められる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の原理ブロック図、 第2図は、本発明の画面表示方式におけるマルチウィン
ドウ表示の第1実施例を示す図、第3図は、マルチウィ
ンドウ表示の第2実施例を示す図、 第4図は、5文字の項目データ “あいうえお゛の2×
2文字領域における表示実施例を示す図、第5図(a)
、  (b)、 (C)は、仮想画面と表示項目、およ
び実画面とウィンドウの関係を示す図、第6図は、ウィ
ンドウと項目データの実画面および仮想画面における座
標を示す図、 第7図は、ウィンドウ制御情報の内容実施例を示す図、 第8図(a)〜(e)は、ウィンドウの表示順序と上書
きを示す図、 第9図は、ウィンドウ制御手段の処理の全体フローチャ
ート、 第10図は、ウィンドウ初期表示処理の詳細フローチャ
ート、 第11図は、ウィンドウ表示処理のフローチャート、 第12図は、1ウィンドウ表示処理の詳細フローチャー
ト、 第13図は、1項目表示処理のフローチャート、第14
図は、項目隠れ線表示処理の詳細フローチャート、 第15図は、ウィンドウ内枠表示処理の詳細フローチャ
ート、 第16図(al、  (b)は、マウス操作実行処理の
詳細フローチャート、 第17図は、マルチウィンドウ表示の従来例を示す図で
ある。 1・・・第1ウィンドウ、 2・・・第2ウィンドウ、 3・・・処理装置、 4・・・プログラム、 5・・・表示装置、 6・・・ウィンドウ制御手段、 7・・・ウィンドウ制御情報記憶手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)データ処理システム内の処理装置(3)において、 プログラム(4)からの依頼に応じて表示すべきデータ
    の仮想的表示形態と実際の表示に使用する表示装置(5
    )の画面上の実ウィンドウとの対応をとり、該仮想表示
    形態データの大きさと該実ウィンドウの大きさとの比較
    演算を行うウィンドウ制御手段(6)と、 該比較演算に際して必要となるウィンドウ制御情報を記
    憶するウィンドウ制御情報記憶手段(7)とを有し、 前記ウィンドウ制御手段(6)が前記比較演算結果に応
    じて前記実ウィンドウ上に表示できないデータの存在の
    有無を示す情報を表示データと共に前記表示装置(5)
    に出力することを特徴とする画面表示方式。 2)データ処理システム内の処理装置(3)において、
    プログラム(4)からの依頼に応じて表示すべきデータ
    の仮想的表示形態と実際の表示に使用する表示装置(5
    )の画面上の実ウィンドウとの対応をとり、該仮想表示
    形態データの大きさと該実ウィンドウの大きさとの比較
    演算を行うウィンドウ制御手段(6)と、 該比較演算に際して必要となるウィンドウ制御情報を記
    憶するウィンドウ制御情報記憶手段(7)とを有し、 前記ウィンドウ制御手段(6)が前記比較演算結果に応
    じて前記実ウィンドウ上に表示できないデータの存在の
    有無を示す情報を表示データと共に前記表示装置(5)
    に出力し、利用者からの指示に応じて前記実ウィンドウ
    の画面スクロールを行うことを特徴とする画面表示方式
JP63291071A 1988-11-19 1988-11-19 画面表示方式 Pending JPH02139625A (ja)

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Cited By (5)

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