JPH10219599A - チッピングペーパ、該チッピングペーパを切断するための切断器具の磨耗軽減方法、該チッピングペーパの不透明度向上方法、および喫煙製品 - Google Patents
チッピングペーパ、該チッピングペーパを切断するための切断器具の磨耗軽減方法、該チッピングペーパの不透明度向上方法、および喫煙製品Info
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- JPH10219599A JPH10219599A JP9294643A JP29464397A JPH10219599A JP H10219599 A JPH10219599 A JP H10219599A JP 9294643 A JP9294643 A JP 9294643A JP 29464397 A JP29464397 A JP 29464397A JP H10219599 A JPH10219599 A JP H10219599A
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- A24D1/02—Cigars; Cigarettes with special covers
Abstract
たチッピングペーパ、該チッピングペーパを切断するた
めの切断器具の磨耗軽減方法、該チッピングペーパの不
透明度向上方法、および該チッピングペーパーを使用し
た喫煙製品を提供。 【解決手段】 チッピングペーパは、約0.1μm〜約
0.5μmの粒径中央値を有する炭酸カルシウム微粒子
から製造された顔料を含有する。炭酸カルシウム顔料
は、少なくとも89%の不透明度を有するチッピングペ
ーパを製造するのに使用することが可能である。したが
って、本発明のチッピングペーパを用いることで、ペー
パを切断するために使用される切断器具である刃の磨耗
を低減する。また、このチップピングペーパは、従来の
もと比較して、溶剤系インクでの印刷、または溶剤系被
覆剤での被覆の際の溶剤保留性が小さい。
Description
チッピングペーパおよびその製造方法に関するものであ
り、さらに該チッピングペーパを切断するための切断器
具の磨耗軽減方法、該チッピングペーパの不透明度向上
方法、および喫煙製品に関する。特に、本発明は、刃の
磨耗を低減し、従来技術の構成より溶剤保留性が低い高
度不透明チッピングペーパを製造するために炭酸カルシ
ウムフィラーを使用することに関する。
ト(巻きタバコ)は、一端部にフィルタが取り付けられ
た筒状の刻みタバコである。筒状刻みタバコは、シガレ
ット・ラッピング・ペーパで包まれており、特製のチッ
ピングペーパと呼ばれるペーパによってフィルタに結合
される。中には例外があるが、一般的に従来のフィルタ
は圧縮された細かいペーパまたは酢酸セルロース繊維
(トウ糸)の何れかから形成されている。また、活性炭
を含むものもある。
可能性のある微粒子物質および他の成分を除去するため
にシガレットの端部に取り付けられている。また、フィ
ルタは、シガレットが吸われている際に空気をシガレッ
トの煙に混合するために用いられる。フィルタは、空気
のシガレットの煙に対する割合を、慎重に制御された限
界の範囲内に維持し、その結果、シガレットは吸い始め
てから吹い終えるまで一定の味を有するように製造され
る。この目的を達成するために、一般的には、フィルタ
を包囲しているチッピングペーパの筒状タバコに隣接し
た端部に孔が形成されている。
る、すなわち、ラップされたフィルタ、およびラップさ
れていないフィルタである。ラップされたフィルタは、
プラグラップとして知られているペーパでフィルタ材質
を巻くことによって製造される。プラグラップは、いく
らかの加熱されたホットメルト接着剤と共に機械巻きさ
れる。接着剤がまだ熱いうちに、フィルタ材質がプラグ
ラップへ固着される。機械で穿孔されまたは高度に多孔
性のプラグラップは、フィルタ材質を筒状に保持するに
十分な剛性を有するものでなければならない。
よびラップされていないフィルタは、チッピングペーパ
によりシガレットロッドへ取り付けられる。チッピング
ペーパは水性接着剤を用いてシガレットペーパとフィル
タとの両方に接着される。フィルタの製造方法およびフ
ィルタのシガレットへ接合方法についての別の方法が米
国特許第4,411,279号に開示されており、その
全体は参考としてここに組み込まれる。
用されるチッピングペーパは、厳密に設計された高度不
透明紙製品であり、多くの条件および仕様を満たさなけ
ればならないものである。具体的には、チッピングペー
パは、シガレットが吸われた際に変色してはならず、口
に入れられた際に溶解しまたは品質が低下してはなら
ず、シガレットが吸われた際のフィルタの変色を覆い隠
さなければならず、また、タバコカラムとフィルタとの
結合部を覆い隠さなければならない。チッピングペーパ
は表面に印刷することが可能でなければならず、また、
シガレットの全体の外観を向上させなければならない。
美的な外観を損なわずに且つ上述した何れの特性を失う
ことなく、接着剤を塗布することが可能である必要があ
る。チッピングペーパは、塗布された接着剤が当該ペー
パを透過して滲み出ないように設計されるべきである。
なお、接着剤の滲みは、希釈空気の侵入を妨げ、シガレ
ットを組み立てる間に接触した機械部品に接着剤を堆積
することになる可能性がある。さらに、チッピングペー
パは接着剤受容性を有し、その結果、当該ペーパによっ
てフィルタとタバコカラムとの十分な結合を形成しなけ
ればならない。
あるが、最低80%の不透明度を有するべきである。ペ
ーパが軽量であることは重要なことであるが、チッピン
グペーパは十分な強度を有して、高速で抄紙、印刷、お
よびシガレット製造の各装置を移動する間に、破れるこ
とがないものである必要がある。
ーパは、ほとんど例外なく着色成分として二酸化チタン
を用いて製造されている。二酸化チタンは、典型的に
は、約30重量%〜約50の重量%の量でペーパに添加
されている。チッピングペーパに二酸化チタンを混合す
ることは、高度不透明度および適度な強度を有するペー
パを製造するための効果的な方法であると立証されてい
る。また、二酸化チタンを含有するチッピングペーパ
は、ペーパをフィルタに結合させるために、接着剤と共
に使用するのに好適であることも判っている。
酸化チタンは比較的高価な材料である。従って、チッピ
ングペーパの性質に悪影響を与えることなく、二酸化チ
タンをより安価なものと置換する必要性がある。特に、
軽量で比較的強度が高く、さらに前述したチッピングペ
ーパの条件の全て満たす、二酸化チタンを含有しないチ
ッピングペーパを提供する点においては、従来の技術は
不十分である。
チッピングペーパを提供するとともに、さらに該チッピ
ングペーパを切断するための切断器具の磨耗軽減方法、
該チッピングペーパの不透明度向上方法、および該高度
不透明チッピングペーパを使用した喫煙製品を提供する
ことを目的とする。
1の態様は、喫煙製品のフィルタに巻き付けるのに適合
したチッピングペーパ(以下、単にペーパともいう)で
あって、顔料を含有するペーパ基材を有し、前記顔料は
炭酸カルシウムを含み、前記炭酸カルシウムは約0.1
μm〜約0.5μmの範囲に粒径中央値を有し、前記ペ
ーパ基材は少なくとも80%の不透明度を有することを
特徴とするチッピングペーパにある。
ピングペーパにおいて、前記ペーパが、約32g/m2
〜約42g/m2 の基本重量を有することを特徴とする
チッピングペーパにある。
ピングペーパにおいて、前記ペーパが、約35g/m2
〜約38g/m2 の基本重量を有することを特徴とする
チッピングペーパにある。
ピングペーパにおいて、前記ペーパ基材が、少なくとも
86%の不透明度を有することを特徴とするチッピング
ペーパにある。
ピングペーパにおいて、前記顔料が、本質的に炭酸カル
シウムからなることを特徴とするチッピングペーパにあ
る。
ピングペーパにおいて、前記チッピングペーパは、二酸
化チタンを含有しないことを特徴とするチッピングペー
パにある。
ピングペーパにおいて、前記顔料が、約20重量%〜約
40重量%の量で前記ペーパ基材に含有されることを特
徴とするチッピングペーパにある。
ピングペーパにおいて、前記ペーパは、白色であること
を特徴とするチッピングペーパにある。
ピングペーパにおいて、前記チッピングペーパは、コレ
スタ単位で少なくとも約5の気体透過性を有することを
特徴とするチッピングペーパにある。
ルタに巻き付けるのに適合したチッピングペーパの切断
に用いられる切断器具の磨耗を軽減する方法であって、
炭酸カルシウムを有する顔料をチッピングペーパに混合
する工程を有し、前記炭酸カルシウムは約0.1〜約
0.5μmの粒径中央値を有し、前記炭酸カルシウムは
前記チッピングペーパが少なくとも80%の不透明度を
有するに十分な量で前記チッピングペーパに混合されて
いることを特徴とする方法にある。
方法において、前記チッピングペーパが、少なくとも8
6%の不透明度を有することを特徴とする方法にある。
方法において、前記チッピングペーパが、約32g/m
2 〜約42g/m2 の基本重量を有することを特徴とす
る方法にある。
方法において、前記チッピングペーパが、二酸化チタン
を含有しないことを特徴とする方法にある。
方法において、前記炭酸カルシウムが、約20重量%〜
約40重量%の量で前記チッピングペーパに含有される
ことを特徴とする方法にある。
ルタに巻き付けるのに適合した白色チッピングペーパで
あって、少なくとも一種の顔料を含有する二酸化チタン
未含有ペーパを有し、前記少なくとも一種の顔料が本質
的に炭酸カルシウムからなり、前記ペーパが少なくとも
84%の不透明度を有し且つ約32g/m2 〜約42g
/m2 の基本重量を有することを特徴とするチッピング
ペーパにある。
チッピングペーパにおいて、前記炭酸カルシウムが、約
0.1μm〜約0.5μmの粒径中央値を有することを
特徴とするチッピングペーパにある。
チッピングペーパにおいて、前記ペーパが、約35g/
m2 〜約38g/m2 の基本重量を有することを特徴と
するチッピングペーパにある。
チッピングペーパにおいて、前記炭酸カルシウムが約2
0重量%〜約40重量%の量で前記ペーパ中に含有され
ることを特徴とするチッピングペーパにある。
チッピングペーパにおいて、前記ペーパが、少なくとも
89%の不透明度を有することを特徴とするチッピング
ペーパにある。
能充填材と、前記円柱状の喫煙可能充填材の一端部に隣
接するフィルタと、前記円柱状の喫煙可能充填材を取り
囲むペーパラッパーと、前記フィルタを取り囲む白色チ
ッピングペーパとを具備し、前記チッピングペーパが炭
酸カルシウムを有する顔料を含有し、前記炭酸カルシウ
ムが約0.1μm〜約0.5μmの粒径中央値を有し且
つ約20重量%〜約40重量%の量で前記チッピングペ
ーパに含有され、前記チッピングペーパが少なくとも8
0%の不透明度を有し且つ約32g/m2 〜約42g/
m2 の基本重量を有することを特徴とする喫煙製品にあ
る。
喫煙製品において、前記炭酸カルシウムが、約25重量
%〜約35重量%の量で前記チッピングペーパ中に含有
されることを特徴とする喫煙製品にある。
喫煙製品において、前記チッピングペーパが、少なくと
も86%の不透明度を有することを特徴とする喫煙製品
にある。
喫煙製品において、前記チッピングペーパが、少なくと
も89%の不透明度を有することを特徴とする喫煙製品
にある。
ルタに巻き付けるのに適合したチッピングペーパの不透
明度を向上させる方法であって、炭酸カルシウムを有す
る顔料をペーパ基材へ混合する工程を有し、前記炭酸カ
ルシウムが約0.1μm〜約0.5μmの粒径中央値を
有し、前記ペーパ基材が少なくとも80%の不透明度を
有するに十分な量で前記顔料が混合されており、前記ペ
ーパ基材が約32g/m2 〜約42g/m2 の基本重量
を有することを特徴とする方法にある。
方法において、前記ペーパが、少なくとも86%の不透
明度を有することを特徴とする方法にある。
方法において、前記炭酸カルシウムが約25重量%〜約
35重量%の量で前記ペーパ基材に含有され、前記ペー
パ基材が約35g/m2 〜約38g/m2 の基本重量を
有し、且つ前記ペーパ基材が二酸化チタンを含有しない
ことを特徴とする方法にある。
方法において、前記ペーパ基材が、コレスタ単位で5よ
り少ない気孔率を有することを特徴とする方法にある。
ウムから製造される顔料を含有するチッピングペーパに
関するものである。顔料に含有される炭酸カルシウム
は、チッピングペーパに混合した場合に軽量で、高強度
で、高度不透明ペーパとなるような粒径および形態を有
する。
てチッピングペーパに使用されている。しかしながら、
過去に使用されている炭酸カルシウムは本発明で用いら
れる炭酸カルシウムよりかなり大きい粒径を有する。従
って、本発明以前までは、他の顔料が混合されたもので
ない限り、炭酸カルシウムを用いて高度不透明なチッピ
ングペーパを製造することは不可能だった。さらに、過
去においては、中程度の不透明度を達成するために、炭
酸カルシウムをペーパ重量に対して多量に混合しなけれ
ばならず、それによりペーパの性質に悪影響を及ぼし、
ペーパの強度を低下させ、ペーパの高速シガレット製造
機内の走行性に悪影響を与える結果となる。このような
不利益は本発明により克服される。
ーセッツ、アダムス(Adams, Massachusetts)のスペシャ
リティ・ミネラルズ・インコーポレーテッド(Specialty
Minerals, Inc.)のウルトラパック(ULTRAPAQ
UE)の名称で市販されている軽質炭酸カルシウム(pre
cipitated calcium carbonate)顔料をチッピングペーパ
の中へ混合することに関する。過去において、ウルトラ
パックはバイブルペーパのようないくつかのシート状印
刷紙製品における二酸化チタンの代用品として宣伝され
ている。しかしながら、過去において、いままで、ウル
トラパックはこれらの用途において商業的に成功してい
ることは立証されていない。さらに、ウルトラパック
は、本発明に至るまで、チッピングペーパにおける顔料
として使用されたこともなければまた示唆されたことも
なかった。本発明者は、ウルトラパックをチッピングペ
ーパに混合すると、効果的に二酸化チタンと置き換えら
れることに加え、今まで実現されたことのない、他の種
々の予期しない、驚くべき、そして思いがけない結果を
提供することを知見した。
において使用する改善されたチッピングペーパを提供す
るものである。
を用いて製造される高度不透明チッピングペーパを提供
するものである。
化チタンを含有しないチッピングペーパを提供するもの
ある。
から約0.5μmの微粒子径を有する炭酸カルシウムを
含有するチッピングペーパを提供するものである。
有するチッピングペーパと比較して、ペーパを切断する
のに使用される切断器具である刃の磨耗を軽減する高度
不透明チッピングペーパを提供するものである。
ィングおよび溶剤系(溶剤型)インクを塗布した場合
に、従来のペーパより溶剤の保留性が低いチッピングペ
ーパを提供するものである。
きい不透明度を有する炭酸カルシウム顔料を含有するチ
ッピングペーパを提供するものである。
ンを用いて製造された従来のチッピングペーパより安価
なチッピングペーパを提供するものである。
品のフィルタに巻き付けるのに適合したチッピングペー
パを供給することにより達成される。かかるチッピング
ペーパは炭酸カルシウム顔料を含有するペーパ基材を有
する。炭酸カルシウムは、粒径中央値が、約0.1μm
〜約0.5μmの間にある。炭酸カルシウムは、チッピ
ングペーパが最低80%の不透明度を有するに十分な量
でペーパ基材内へ充填される。
約32g/m2 〜約42g/m2 、特に好ましくは、約
35g/m2 〜約38g/m2 までの基本重量を有す
る。チッピングペーパは炭酸カルシウム顔料のみを含有
することができ、実質的に二酸化チタンを含有しないよ
うにできる。
40重量%の量でペーパ基材へ混合することができる。
チッピングペーパは、コレスタ単位(Coresta Units) で
約5までの気孔率(porosity)を有することができる。
でより詳細に説明する。
施例の説明にすぎず、本発明のより広範な態様を限定す
るためのものではなく、より広範な態様は例示的な構成
に具現化されることは、当業者に理解されるであろう。
巻き付けるのに適合した、炭酸カルシウム顔料を含有す
る高度不透明チッピングペーパに関するものである。炭
酸カルシウム顔料は単独で、または二酸化チタンなどの
他の顔料と組み合わせて使用することができる。しかし
ながら、好適な実施形態においては、チッピングペーパ
は実質的に二酸化チタンを含有しない。本発明は一般的
に、白色のチッピングペーパに関するものであるが、本
発明のペーパは、使用前に、コルク様の外観をペーパに
与えるデザインなどの種々のデザインを印刷することが
可能である。
は、喫煙製品の構成において使用されるのに最適であ
る。チッピングペーパは、ペーパを組み込んでいるシガ
レットが喫煙される際に変色することがなく、また口に
入れられた際に実質的に品質が低下せずまたは崩壊する
こともない。チッピングペーパは高度不透明度を有する
ので、喫煙過程で現れる可能性があるフィルタ材質の変
色を覆うことができ、また、タバコカラムとフィルタと
の結合部または境界部を覆い隠すことができる。ペーパ
は軽量であるが、高速の抄紙、印刷、シガレット製造の
機械を連続的に通過するに十分な強度を有する。また、
本発明のチッピングペーパは、インク受容に好適であ
り、滑らかで印刷可能な表面を具備する。全体的に、本
発明のチッピングペーパを用いて製造されたシガレット
は非常に美感があり、好ましい外観を有する。
パは、フィルタへペーパを接着するために必要な接着条
件を満たすまたは超えると信じられることである。本チ
ッピングペーパは、紙を透過して滲み出すことなく接着
剤を被覆できることが判った。いままで、ペーパに接着
剤を塗布して喫煙製品へ接合した後、顕著な有害な影響
が発生したことがない。
グペーパに特別な炭酸カルシウム顔料を混合することに
よって、他の種々の予期しない思いがけない利益が得ら
れることも知見された。
グペーパは、従来のペーパとは逆に、ペーパを切断する
ために使用される切断器具の刃の磨耗を低減させること
が知見された。シガレット製造機を通過する前にチッピ
ングペーパは広幅のロールから2〜4インチ幅のボビン
内に切断される。刃の磨耗は、この操作における中断時
間及び効率ロスの重要な要素となる。さらに、ペーパを
切断するのに使用される機械類は、切断器具だけではな
く、吸引ピックアップおよび解放機を有する搬送ドラム
を含むので、非常に複雑である。従って、機械類を停止
に伴う費用に加えて、切断器具内に設置される切断刃の
修理および取替えに非常に費用がかかる。この結果とし
て、刃の磨耗を低減するチッピングペーパを使用するこ
とにより、多くの効果および利益が得られる。知られて
いることではないが、炭酸カルシウムは二酸化チタンよ
り研磨性が低く、これが切断器具の磨耗の低減の理由に
なっていると思われる。
造された炭酸カルシウム顔料を含有するチッピングペー
パは、二酸化チタンを含有する従来のチッピングペーパ
より種々の被覆剤およびインクを受容するのに好適であ
ることを、予期せず知見した。例えば、チッピングペー
パは典型的には、溶剤系唇離型被覆剤(solvent-basedli
p release coating) で被覆され、さらに、しばしば種
々の溶剤系インクで印刷される。本発明のチッピングペ
ーパは、二酸化チタンを混合する従来の技術の構成よ
り、溶剤保留性が低いことが知見された。
及ぼす可能性があるので、溶剤は使用前にチッピングペ
ーパから蒸発させておく必要がある。従って、二酸化チ
タンを含有する従来のチッピングペーパは溶剤を吸着す
る傾向を有しているため、コルク・オン・ホワイト(cor
k-on-white) などの高被覆レベルが用いられた場合に
は、使用前に十分な期間だけ保管する必要がある。比較
してみると、本発明のチッピングペーパは、被覆剤およ
びインク内に含有される溶剤を同様には保持(保留)せ
ず、従って、ほとんどの用途において、処理工程直後に
使用することが可能である。
実現される他の予期せぬ効果は、シガレットに結合する
前にペーパに穿孔する方法に関するものである。特に、
いくつかの処理工程においては、チッピングペーパは電
極を用いて電気的に穿孔される。ペーパは喫煙中に、空
気をシガレットの煙に混合させるために穿孔される。二
酸化チタンを含有する従来のチッピングペーパは、穿孔
された際に、残留物を電極上に残存する傾向がある。こ
の残留物は、ペーパを穿孔する電極の能力を阻害する可
能性があり、または他の点で電極を機能不全にする可能
性がある。他方において、本発明によって製造された炭
酸カルシウムを含有するチッピングペーパは、ペーパが
電気的に穿孔される際に電極上に残留物を残留すること
がなく、また、ペーパ穿孔用の機械類を他の点でも阻害
しないことを知見した。
細に説明する。一般的に本発明のチッピングペーパは、
例えば、軟材繊維および硬材繊維から得られるセルロー
ス系繊維から製造することができる。例えば、一実施形
態において、本チッピングペーパは、軟材繊維約80重
量%と硬材繊維約20重量%の混合物から製造すること
ができる。
ルロース系ペーパに混合される。特に、ペーパに混合さ
れる炭酸カルシウム微粒子の粒径の中央値は、約0.1
μmから約0.5μmの範囲にあるのが好ましい。好適
な一実施形態では、マサチューセッツ、アダムス(Adam
s, Massachusetts)のスペシャリティ・ミネラルズ・イ
ンコーポレーテッド(Specialty Minerals, Inc.)のウル
トラパック(ULTRAPAQUE)の名称で市販され
ている軽質炭酸カルシウム顔料が使用される。ウルトラ
パックは、平均粒径が約0.3μmの軽質炭酸カルシウ
ムである。炭酸カルシウム微粒子は、形態学における菱
面体を有し、1gあたりの表面積が約7.5m2 であ
る。ウルトラパックは、商業的には、約40重量%の固
体を含有するスラリーとして入手可能である。スラリー
は、ペーパ製造処理中に直接セルロース系繊維に混合す
ることができる。
酸化チタンまたはクレー(白土)などの他の顔料と組み
合わせて混合するができる。また、本発明の炭酸カルシ
ウム顔料は、大きめの粒径の炭酸カルシウム微粒子と小
さめ粒径の炭酸カルシウム微粒子とを組み合わせてチッ
ピングペーパに混合するのもできる。例えば、約0.8
μm〜約1.2μmの粒径を有する炭酸カルシウム微粒
子と約0.07μmの粒径の炭酸カルシウム微粒子と
を、所望の特性に応じて、本発明のチッピングペーパに
混合することができる。しかしながら、全ての不透明条
件を満たすために本発明のペーパにおいて必要とされる
顔料は他にはない。
酸カルシウム顔料の量は、本質的には、ペーパの所望の
不透明度に依存する。チッピングペーパは他の多くの仕
様および条件を満たさねばならないが、一般にチッピン
グペーパは、その不透明度により評価される。例えば、
経済的なチッピングペーパは少なくとも80%、標準グ
レードのチッピングペーパは少なくとも86%、高級な
チッピングッペーパは少なくとも89%の不透明度を有
しなければならない。本発明によると、約0.1μm〜
約0.5μmの粒径を有する炭酸カルシウム微粒子は、
二酸化チタンなどの他の如何なる顔料を混合する必要な
く、経済的なものから高級なグレードのものを製造する
ためにチッピングペーパに用いることができることが知
見された。
グペーパに混合されたことがある。しかしながら、過去
に用いられた炭酸カルシウムは、本発明で使用される炭
酸カルシウムより大きい粒径を有していた。これらの大
きい粒径の微粒子は、ペーパの強度に悪影響を及ぼす過
大な量の顔料をペーパに混合せずには、約80%より大
きい不透明を有するチッピングペーパを製造することは
できない。約0.1μm〜約0.5μmの粒径の中央値
を有する炭酸カルシウム顔料を用いた場合、これらの不
利益および欠陥は存在しないことが知見された。
重量%〜約40重量%、より好ましくは、約25重量%
〜約35重量%の量で本発明のチッピングペーパへ混合
することができる。一実施形態において、約28重量%
の炭酸カルシウム顔料を混合すると、約86%の不透明
度を有するペーパが得られた。ペーパ中の顔料の量が増
大するほど、不透明度が向上する。
約32g/m2 から約42g/m2、より好ましくは、
約36g/m2 〜約38g/m2 の範囲にある必要があ
る。上述したように、ペーパの強度で妥協のないもので
あるならば、より軽量でより高度不透明度のものが好ま
しい。
は、コレスタ単位(Coresta units) で約5までである
が、一般的にそれが臨界ではない。
り深く理解されるであろう。
械を、本発明に従って構成した。チッピングペーパはウ
ルトラパック炭酸カルシウム顔料を28重量%を含有し
た。この結果得られたペーパは、基本重量36g/m2
を有した。チッピングペーパを測定したところ、86%
の不透明度を有していた。この実施例より、炭酸カルシ
ウム顔料だけを含有した高級のチッピングペーパは、少
なくとも89%の不透明度を有するものが製造可能であ
ると理解される。
形は、特に添付した請求項に示された本発明の趣旨およ
び範囲から離れることなく、当業者により実施されるで
あろう。さらに、種々の実施例の態様の解釈は、全体お
よび一部の両方において置換可能であると理解される。
さらに、上述した説明は単に例示であり、添付した請求
項にさらに記載されている本発明を限定を意図するもの
ではないことは当業者により理解されるであろう。
Claims (27)
- 【請求項1】 喫煙製品のフィルタに巻き付けるのに適
合したチッピングペーパであって、 顔料を含有するペーパ基材を有し、前記顔料は炭酸カル
シウムを含み、前記炭酸カルシウムは約0.1μm〜約
0.5μmの範囲に粒径中央値を有し、前記ペーパ基材
は少なくとも80%の不透明度を有することを特徴とす
るチッピングペーパ。 - 【請求項2】 請求項1記載のチッピングペーパにおい
て、前記チッピングペーパが、約32g/m2 〜約42
g/m2 の基本重量を有することを特徴とするチッピン
グペーパ。 - 【請求項3】 請求項1記載のチッピングペーパにおい
て、前記チッピングペーパが、約35g/m2 〜約38
g/m2 の基本重量を有することを特徴とするチッピン
グペーパ。 - 【請求項4】 請求項1記載のチッピングペーパにおい
て、前記ペーパ基材が、少なくとも86%の不透明度を
有することを特徴とするチッピングペーパ。 - 【請求項5】 請求項1記載のチッピングペーパにおい
て、前記顔料が、本質的に炭酸カルシウムからなること
を特徴とするチッピングペーパ。 - 【請求項6】 請求項1記載のチッピングペーパにおい
て、前記チッピングペーパは、二酸化チタンを含有しな
いことを特徴とするチッピングペーパ。 - 【請求項7】 請求項1記載のチッピングペーパにおい
て、前記顔料が、約20重量%〜約40重量%の量で前
記ペーパ基材に含有されることを特徴とするチッピング
ペーパ。 - 【請求項8】 請求項1記載のチッピングペーパにおい
て、前記チッピングペーパは、白色であることを特徴と
するチッピングペーパ。 - 【請求項9】 請求項1記載のチッピングペーパにおい
て、前記チッピングペーパは、コレスタ単位で少なくと
も約5の気体透過性を有することを特徴とするチッピン
グペーパ。 - 【請求項10】 喫煙製品のフィルタに巻き付けるのに
適合したチッピングペーパの切断に用いられる切断器具
の磨耗を軽減する方法であって、 炭酸カルシウムを有する顔料をチッピングペーパに混合
する工程を有し、 前記炭酸カルシウムは約0.1〜約0.5μmの粒径中
央値を有し、前記炭酸カルシウムは前記チッピングペー
パが少なくとも80%の不透明度を有するに十分な量で
前記チッピングペーパに混合されていることを特徴とす
る方法。 - 【請求項11】 請求項10記載の方法において、前記
チッピングペーパが、少なくとも86%の不透明度を有
することを特徴とする方法。 - 【請求項12】 請求項10記載の方法において、前記
チッピングペーパが、約32g/m2 〜約42g/m2
の基本重量を有することを特徴とする方法。 - 【請求項13】 請求項10記載の方法において、前記
チッピングペーパが、二酸化チタンを含有しないことを
特徴とする方法。 - 【請求項14】 請求項10記載の方法において、前記
炭酸カルシウムが、約20重量%〜約40重量%の量で
前記チッピングペーパに含有されることを特徴とする方
法。 - 【請求項15】 喫煙製品のフィルタに巻き付けるのに
適合した白色チッピングペーパであって、 少なくとも一種の顔料を含有する二酸化チタン未含有ペ
ーパを有し、前記少なくとも一種の顔料が本質的に炭酸
カルシウムからなり、前記ペーパが少なくとも84%の
不透明度を有し且つ約32g/m2 〜約42g/m2 の
基本重量を有することを特徴とするチッピングペーパ。 - 【請求項16】 請求項15記載のチッピングペーパに
おいて、前記炭酸カルシウムが、約0.1μm〜約0.
5μmの粒径中央値を有することを特徴とするチッピン
グペーパ。 - 【請求項17】 請求項15記載のチッピングペーパに
おいて、前記ペーパが、約35g/m2 〜約38g/m
2 の基本重量を有することを特徴とするチッピングペー
パ。 - 【請求項18】 請求項15記載のチッピングペーパに
おいて、前記炭酸カルシウムが約20重量%〜約40重
量%の量で前記ペーパ中に含有されることを特徴とする
チッピングペーパ。 - 【請求項19】 請求項15記載のチッピングペーパに
おいて、前記チッピングペーパが、少なくとも89%の
不透明度を有することを特徴とするチッピングペーパ。 - 【請求項20】 円柱状の喫煙可能充填材と、 前記円柱状の喫煙可能充填材の一端部に隣接するフィル
タと、 前記円柱状の喫煙可能充填材を取り囲むペーパラッパー
と、 前記フィルタを取り囲む白色チッピングペーパとを具備
し、 前記チッピングペーパが炭酸カルシウムを有する顔料を
含有し、前記炭酸カルシウムが約0.1μm〜約0.5
μmの粒径中央値を有し且つ約20重量%〜約40重量
%の量で前記チッピングペーパに含有され、前記チッピ
ングペーパが少なくとも80%の不透明度を有し且つ約
32g/m2 〜約42g/m2 の基本重量を有すること
を特徴とする喫煙製品。 - 【請求項21】 請求項20記載の喫煙製品において、
前記炭酸カルシウムが、約25重量%〜約35重量%の
量で前記チッピングペーパ中に含有されることを特徴と
する喫煙製品。 - 【請求項22】 請求項20記載の喫煙製品において、
前記チッピングペーパが、少なくとも86%の不透明度
を有することを特徴とする喫煙製品。 - 【請求項23】 請求項20記載の喫煙製品において、
前記チッピングペーパが、少なくとも89%の不透明度
を有することを特徴とする喫煙製品。 - 【請求項24】 喫煙製品のフィルタに巻き付けるのに
適合したチッピングペーパの不透明度を向上させる方法
であって、 炭酸カルシウムを有する顔料をペーパ基材へ混合する工
程を有し、 前記炭酸カルシウムが約0.1μm〜約0.5μmの粒
径中央値を有し、前記ペーパ基材が少なくとも80%の
不透明度を有するに十分な量で前記顔料が混合されてお
り、前記ペーパ基材が約32g/m2 〜約42g/m2
の基本重量を有することを特徴とする方法。 - 【請求項25】 請求項24記載の方法において、前記
ペーパが、少なくとも86%の不透明度を有することを
特徴とする方法。 - 【請求項26】 請求項24記載の方法において、前記
炭酸カルシウムが約25重量%〜約35重量%の量で前
記ペーパ基材に含有され、前記ペーパ基材が約35g/
m2 〜約38g/m2 の基本重量を有し、且つ前記ペー
パ基材が二酸化チタンを含有しないことを特徴とする方
法。 - 【請求項27】 請求項24記載の方法において、前記
ペーパ基材が、コレスタ単位で5より少ない気孔率を有
することを特徴とする方法。
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