JPH0256698A - ガラス破損検出装置 - Google Patents
ガラス破損検出装置Info
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- JPH0256698A JPH0256698A JP20885588A JP20885588A JPH0256698A JP H0256698 A JPH0256698 A JP H0256698A JP 20885588 A JP20885588 A JP 20885588A JP 20885588 A JP20885588 A JP 20885588A JP H0256698 A JPH0256698 A JP H0256698A
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- 239000005340 laminated glass Substances 0.000 claims abstract description 25
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- 239000011229 interlayer Substances 0.000 claims description 5
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Landscapes
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、中間膜を2枚の板ガラスにより挟持した積層
ガラスの破損検出装置に関する。
ガラスの破損検出装置に関する。
オートクレーブ処理をする前の、中間膜を2枚の板ガラ
スにより挟持した積層ガラスを仮圧着プレスロールによ
り押圧して予備接着する工において、ガラスの割れやク
ラックがしばしば発生し、早期にこれらの破損ガラスを
ラインから除去しないと後工程に重大な影響を与えるも
のであった。
スにより挟持した積層ガラスを仮圧着プレスロールによ
り押圧して予備接着する工において、ガラスの割れやク
ラックがしばしば発生し、早期にこれらの破損ガラスを
ラインから除去しないと後工程に重大な影響を与えるも
のであった。
従来、予備接着時の積層ガラスオートクレーブ処理した
積層ガラス(通常、合わせガラスとよばれる)の破損を
自動的に検出するのは困難で・人手によっていた。
積層ガラス(通常、合わせガラスとよばれる)の破損を
自動的に検出するのは困難で・人手によっていた。
また、防犯の分野では、ガラス板が破損されたときに生
ずる振動を圧電素子などで検出するもの、例えば0.5
M)lz以上の周波数成分によるもの(特開昭52−3
5680号) 、50KHz以下の低周波振動と100
KHz以上の高周波振動の論理積によるもの(特開昭5
4−41099号)などが知られている。
ずる振動を圧電素子などで検出するもの、例えば0.5
M)lz以上の周波数成分によるもの(特開昭52−3
5680号) 、50KHz以下の低周波振動と100
KHz以上の高周波振動の論理積によるもの(特開昭5
4−41099号)などが知られている。
しかしながら、振動を検出する方式では、移動している
ガラスの破損は検出不能であり、その上、特開昭52−
35680号の方式では、破損に至らない微小な金属、
小石などの衝突で誤動作し、特開昭54−41099号
の方法では、かかる誤動作はないものの、二つの周波数
帯域の振動を検出してしかも、これらの論理積を形成す
る必要があるなど装置が複雑で高価になることは避けら
れないものであった。
ガラスの破損は検出不能であり、その上、特開昭52−
35680号の方式では、破損に至らない微小な金属、
小石などの衝突で誤動作し、特開昭54−41099号
の方法では、かかる誤動作はないものの、二つの周波数
帯域の振動を検出してしかも、これらの論理積を形成す
る必要があるなど装置が複雑で高価になることは避けら
れないものであった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたもので、固定さ
れた積層ガラスは勿論、移動している積層ガラスであっ
ても、その破損を簡単に検出できる装置を提供するもの
である。
れた積層ガラスは勿論、移動している積層ガラスであっ
ても、その破損を簡単に検出できる装置を提供するもの
である。
本発明は中間膜を2枚の板ガラスで挟持した積層ガラス
の破損検出装置であって、該積層ガラスに近接して設け
た超音波マイクロホンと、該マイクロホンの電気信号の
うち40KHz近傍の電気信号が所定の設定値を越えた
ときに信号を出力する比較器を具備することを特徴とす
る。
の破損検出装置であって、該積層ガラスに近接して設け
た超音波マイクロホンと、該マイクロホンの電気信号の
うち40KHz近傍の電気信号が所定の設定値を越えた
ときに信号を出力する比較器を具備することを特徴とす
る。
バイモルフ振動子を利用した超音波マイクロホンを実施
例(第1図)のように配置して積層ガラスの破損音を測
定して周波数分析をしたところ、第2図に示すようにな
り、この結果から明らかなように積層ガラスの破損音は
周波数40KHz近傍に鋭いピークを有することが判明
した。
例(第1図)のように配置して積層ガラスの破損音を測
定して周波数分析をしたところ、第2図に示すようにな
り、この結果から明らかなように積層ガラスの破損音は
周波数40KHz近傍に鋭いピークを有することが判明
した。
クランクガ入った場合、完全に割れた場合とも、大きさ
が違うだけでほぼ、同じ周波数でピークを示した。なお
、ガラス板に圧電素子などの検出器を固定して振動を検
出する場合には、100KHz以上の高周波数域にもピ
ークを有するが、本発明の装置で検出されないのは、空
気による音波の減衰は周波数が高いほど大きくなるので
空気中伝播時に減衰するとともに、超音波マイクロホン
が100KHz以上の音に対して感度が低いことに基づ
くものである。
が違うだけでほぼ、同じ周波数でピークを示した。なお
、ガラス板に圧電素子などの検出器を固定して振動を検
出する場合には、100KHz以上の高周波数域にもピ
ークを有するが、本発明の装置で検出されないのは、空
気による音波の減衰は周波数が高いほど大きくなるので
空気中伝播時に減衰するとともに、超音波マイクロホン
が100KHz以上の音に対して感度が低いことに基づ
くものである。
このような知見により本発明はなされたもので、401
1Kz近傍の音波だけを検出すれば破損に至らない微小
な金属などの衝突音は勿論、可聴域における機械などに
よる大きな騒音は完全に無視され誤動作することなく、
積層ガラスの破損音を検出することができる。
1Kz近傍の音波だけを検出すれば破損に至らない微小
な金属などの衝突音は勿論、可聴域における機械などに
よる大きな騒音は完全に無視され誤動作することなく、
積層ガラスの破損音を検出することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明のガラス破損検出装置を示す要部概略図
、第2図は積層ガラス破損音の周波数特性図である。
、第2図は積層ガラス破損音の周波数特性図である。
第1図に示すように、ポリビニールブチラールなどの中
間膜を2枚の板ガラスで挟持した積層ガラス1はベルト
コンベア2上を矢印方向に搬送され、複数のロールを上
下に配設した仮圧着プレスロール3により押圧、予備接
着される。
間膜を2枚の板ガラスで挟持した積層ガラス1はベルト
コンベア2上を矢印方向に搬送され、複数のロールを上
下に配設した仮圧着プレスロール3により押圧、予備接
着される。
その後オートクレーブで本接着され合わせガラスとなる
。
。
この予備接着時にクラックや場合によっては割れが発生
することがあるがこれらの破損を検出するための本発明
の検出装置は積層ガラスの上方に1001〜300mm
離して固定され、主に35KB2〜50KHzの超音波
に感度を有する2個の超音波マイクロホン4.4とこの
マイクロホン4.4の出力信号Aのうち40KHzの近
傍の信号、例えば40KHz±4 KHzの信号Bのみ
通過させる帯域フィルター5と信号Bが設定値Sに比較
して太きくなったときに信号Cを発生する比較器6など
から構成されるもので適宜、増巾器7、検波器8などが
付加される。また、比較器6の出力Cはブザー、ランプ
など各種の警報装置を駆動することができる。
することがあるがこれらの破損を検出するための本発明
の検出装置は積層ガラスの上方に1001〜300mm
離して固定され、主に35KB2〜50KHzの超音波
に感度を有する2個の超音波マイクロホン4.4とこの
マイクロホン4.4の出力信号Aのうち40KHzの近
傍の信号、例えば40KHz±4 KHzの信号Bのみ
通過させる帯域フィルター5と信号Bが設定値Sに比較
して太きくなったときに信号Cを発生する比較器6など
から構成されるもので適宜、増巾器7、検波器8などが
付加される。また、比較器6の出力Cはブザー、ランプ
など各種の警報装置を駆動することができる。
以上、好適な実施例により説明したが、本発明はこれら
に限定されるものではなく、種々の応用が可能なもので
ある。
に限定されるものではなく、種々の応用が可能なもので
ある。
本発明は実施例のように移動している積層ガラスの破損
検出に特に好適であるが、窓ガラスとして建築物などに
固定された合わせガラスの破損検出も可能である。この
場合には窓ガラスの大きさに応じて超音波マイクロホン
の設置場所、設置個数はマイクロホンの指向範囲を考慮
して選択すればよい。この場合に、周囲の騒音が小さい
家庭用の窓ガラスなどであればマイクロホンを大きく離
隔させうるので1個のマイクロホンで複数の窓ガラスの
破損検出も可能となる。
検出に特に好適であるが、窓ガラスとして建築物などに
固定された合わせガラスの破損検出も可能である。この
場合には窓ガラスの大きさに応じて超音波マイクロホン
の設置場所、設置個数はマイクロホンの指向範囲を考慮
して選択すればよい。この場合に、周囲の騒音が小さい
家庭用の窓ガラスなどであればマイクロホンを大きく離
隔させうるので1個のマイクロホンで複数の窓ガラスの
破損検出も可能となる。
超音波マイクロホンはバイモルフを利用したもの以外に
もコンデンサーマイクロホンなど周波数40Kl(z近
傍の音波に対して感度を有するものであればよい。
もコンデンサーマイクロホンなど周波数40Kl(z近
傍の音波に対して感度を有するものであればよい。
また、実施例のようにマイクロホンの受渡周波数特性が
35KHz〜50KHzなど狭い場合には帯域フィルタ
ーは必ずしも必要ではない。
35KHz〜50KHzなど狭い場合には帯域フィルタ
ーは必ずしも必要ではない。
以上、説明したように本説明は、振動ではなく音波を検
出することにより、簡単な装置で移動している積層ガラ
スの破損検出をも可能にしたばかりでなく、音波の減衰
により周波数100KHz以上の音波が検出されないた
め、誤動作の原因を除去するもので、さらに、破損検出
のための音の周波数を40KHz近傍に特定することに
より積層ガラスの破損検出を可能にしたものである。
出することにより、簡単な装置で移動している積層ガラ
スの破損検出をも可能にしたばかりでなく、音波の減衰
により周波数100KHz以上の音波が検出されないた
め、誤動作の原因を除去するもので、さらに、破損検出
のための音の周波数を40KHz近傍に特定することに
より積層ガラスの破損検出を可能にしたものである。
第1図は本発明のガラス破損検出装置を示す要部概略図
、第2図は積層ガラス破損前の周波数特性図である。
、第2図は積層ガラス破損前の周波数特性図である。
Claims (1)
- 中間膜を2枚の板ガラスで挟持した積層ガラスの破損検
出装置であって、該積層ガラスに近接して設けた超音波
マイクロホンと、該マイクロホンの電気信号のうち40
KHz近傍の電気信号が所定の設定値を越えたときに信
号を出力する比較器を具備したことを特徴とするガラス
破損検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20885588A JPH0256698A (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | ガラス破損検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20885588A JPH0256698A (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | ガラス破損検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0256698A true JPH0256698A (ja) | 1990-02-26 |
Family
ID=16563233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20885588A Pending JPH0256698A (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | ガラス破損検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0256698A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0620164A (ja) * | 1990-11-16 | 1994-01-28 | Burle Technol Inc | 侵入検出器 |
US5830318A (en) * | 1996-10-25 | 1998-11-03 | Schweitzer-Mauduit International, Inc. | High opacity tipping paper |
US5888348A (en) * | 1996-11-14 | 1999-03-30 | Schweitzer-Mauduit International, Inc. | Method for controlling the permeability of a paper |
GB2348496A (en) * | 1999-03-31 | 2000-10-04 | Frazer Nash Consultancy Ltd | Method and apparatus for the detection of scratching and similar surface action to glass |
US8860314B2 (en) | 2009-09-03 | 2014-10-14 | Koninklijke Philips N.V. | LED lamp |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60200393A (ja) * | 1984-03-24 | 1985-10-09 | 松下電工株式会社 | ガラス破壊検出装置 |
-
1988
- 1988-08-23 JP JP20885588A patent/JPH0256698A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60200393A (ja) * | 1984-03-24 | 1985-10-09 | 松下電工株式会社 | ガラス破壊検出装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0620164A (ja) * | 1990-11-16 | 1994-01-28 | Burle Technol Inc | 侵入検出器 |
US5830318A (en) * | 1996-10-25 | 1998-11-03 | Schweitzer-Mauduit International, Inc. | High opacity tipping paper |
US5888348A (en) * | 1996-11-14 | 1999-03-30 | Schweitzer-Mauduit International, Inc. | Method for controlling the permeability of a paper |
GB2348496A (en) * | 1999-03-31 | 2000-10-04 | Frazer Nash Consultancy Ltd | Method and apparatus for the detection of scratching and similar surface action to glass |
US8860314B2 (en) | 2009-09-03 | 2014-10-14 | Koninklijke Philips N.V. | LED lamp |
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