JPH0431437B2 - - Google Patents

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JPH0431437B2
JPH0431437B2 JP3996686A JP3996686A JPH0431437B2 JP H0431437 B2 JPH0431437 B2 JP H0431437B2 JP 3996686 A JP3996686 A JP 3996686A JP 3996686 A JP3996686 A JP 3996686A JP H0431437 B2 JPH0431437 B2 JP H0431437B2
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glass
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、ガラスが破壊されたとき警報を発す
るガラス破壊検知器に関するものである。
[背景技術] 従来、この種のガラス破壊検知器としては、ガ
ラスに固着されガラスが破壊されたときに生じる
振動音を検出する検出手段として圧電検出素子
(チタン酸バリウム等による圧電素子)を用いた
ものがあり、このガラス破壊検知器は、第5図中
イに示すガラスが割れた時に生じる振動音の内で
100KHz〜1MHzの周波数帯域の周波数成分の有
無、あるいは上記周波数成分及びこの高域周波数
成分と同時に生じる50KHz以下の低域周波数成分
との同時存在を検出することにより、ガラスが割
れたことを判断していた。ここで、特に高域側
(100KHz〜1MHz)の周波数成分は、通常はガラ
スが割れたとき以外には存在し難い成分で、僅か
に砂風がガラスに当たつたり(第5図中ロにて示
す)、ガラスをカツターで傷付けたりしたとき
(第5図中ハにて示す)に発生する程度のもので
ある。このため高域側の周波数成分を検知をする
ことだけで誤報が比較的に少ないガラス破壊検知
器を構成でき、実際に実用化されている。このよ
うなガラス破壊検知器を第3図に示す。これは圧
電素子1出力からフイルタ2にて100KHz〜1MHz
の周波数成分を抽出し、この高域の周波数成分が
存在するとき、出力回路6から警報信号を出力し
て警報を発するものである。しかし、さらに誤報
を少なくすることが望まれるガラス破壊検知器に
おいては、砂塵等がガラスに当たつたときにも誤
動作しないように構成してある。つまり、砂塵等
がガラスに当たつた場合には、50KHz以下の周波
数成分が非常に少なく、ガラスが破壊されたとき
には高低両域に周波数成分が存在することに着目
し、高低両域の両方に周波数成分が存在すると
き、ガラスが破壊されたと判定して警報信号を出
力するようにしてある。このガラス破壊検知器を
第4図に示す。これは圧電素子1出力から100K
Hz〜1MHzの周波数成分を抽出するフイルタ2と、
上記圧電素子1出力から50KHz以下の周波数成分
を抽出するフイルタ3と、両フイルタ2,3出力
の論理積を行うアンド回路7とを備えたもので、
アンド回路7出力が生じたとき、つまり100KHz
〜1MHzの周波数成分及び50KHz以下の周波数成
分の両方が同時に存在したときにガラスが破壊さ
れたと判定し、出力回路6から警報信号を出力す
るものである。
ところが、最近市場において出現したガラス加
工工具であるガラスカツター(ダイヤモンドある
いは超硬刃の回転刃のついた電気丸鋸)で、ガラ
スを切断した時には、第5図中のニにて示すよう
にガラス表面に100KHz〜1MHzの周波数成分が発
生することなくガラスを切断することができるこ
とが判明した。このとき発生する周波数成分はほ
ぼ50KHz以下の成分のみである。従つて、上述の
いずれのガラス破壊検知器においても、ガラスカ
ツターを用いてガラスが破壊されたときには、ガ
ラスの破壊を検知することができない問題があつ
た。そこで50KHz以下の周波数成分を主に検知す
るガラス破壊検知器にすれば良いことが考えられ
るが、この場合50KHz以下の周波数成分は、ガラ
スをたたいたり、扉を強く閉めたり、窓ガラスを
開閉したりしたときに容易に発生する周波数成分
のために、この周波数成分を主に検知するガラス
破壊検知器では誤報が多く実用に供し得ない問題
があつた。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、ガラスカツターに
てガラスが破壊されたことを検知することができ
るとともに、誤報の少ないガラス破壊検知器を提
供することにある。
[発明の開示] 実施例 1 第1図は第1の発明の一実施例を示すものであ
り、本実施例においては上述したようにガラスを
たたいたりした時等に生じる50KHz以下の周波数
成分を含む振動音は非連続成分であり、ガラスカ
ツターでガラスを破壊したときには連続して50K
Hz以下の周波数成分が発生することに着目したも
のである。従つて本実施例は第1図に示すように
ガラスに固着されガラスが破壊されたときに生じ
る振動音を検出する検出手段である圧電素子(セ
ラミツクバイモルフ等)1と、この圧電素子1の
検出信号の内で100KHz〜1MHzの周波数帯域の信
号を抽出する第1の抽出手段であるフイルタ2
と、50KHz以下の周波数帯域の信号を抽出する第
2の抽出手段であるフイルタ3と、上記フイルタ
3にて連続して信号が抽出されたことを検出する
連続検出手段である積分回路4と、上記フイルタ
2出力及び積分回路4出力のいずれかが検知され
たとき警報信号を出力する警報信号出力手段であ
るオア回路5とを備えたものである。
以下、本実施例の動作について説明する。ま
ず、ガラスカツター以外によりガラスが破壊され
たとき、圧電素子1にて検出されたガラスの振動
音はフイルタ2を通すことにより、ガラスが破壊
されたときに生じる100KHz〜1MHzの周波数帯域
の周波数成分が抽出され、この振動音の周波数成
分が存在するときにはオア回路5を介して出力回
路6に上記周波数成分が存在することを示す信号
が入力される。そして出力回路6が動作すること
により、警報信号が出力されて警報器が駆動され
るものである。また、ガラスカツターにてガラス
が破壊されたとき、振動音の周波数成分に50KHz
以下の周波数成分のみが存在するので、この周波
数成分はフイルタ3を通過して積分回路4に入力
される。そして積分回路4にて積分され、たとえ
ば所定時間(0.1秒〜1秒)連続してフイルタ3
出力が生じたとき積分回路4出力が生じる。この
出力はオア回路5を介して出力回路6に入力さ
れ、出力回路6から警報信号が出力されるもので
ある。本実施例においては、上述のように50KHz
以下の周波数成分が連続して存在することを積分
回路4にて検出できるから、ガラスカツターにて
ガラスが破壊されたことも検出できるものであ
る。しかも、積分回路4の働きで、ガラスをたた
いたりした時などに生じる非連続な50KHz以下の
成分では警報信号が出力されず、このためガラス
をたたいたりした時などに誤動作することがな
い。
実施例 2 第2図は第2の発明の一実施例を示す図であ
り、第1の発明の実施例とはガラスカツター以外
の方法によりガラスが破壊されたときの検出方法
が異なるものである。具体的には圧電素子1出力
から100KHz〜1MHzの周波数成分を抽出するフイ
ルタ2出力と、50KHz以下の周波数成分を抽出す
るフイルタ3出力との論理積を行う同時出力検出
手段であるアンド回路7を警報信号手段が備えた
ものであり、このアンド回路7出力と積分回路4
出力との論理和をオア回路5にて行うものであ
る。
動作としては、フイルタ2,3出力のアンドを
とることにより、従来例にて説明したようにガラ
ス破壊による誤動作をさらに少なくしたものであ
る。他の動作は第1の発明の実施例と同様である
ので説明は省略する。なお、第1の発明も同様で
あるが、圧電素子1が50KHz以下の周波数成分に
共振点がある場合には、フイルタ3の働きを圧電
素子1が備えることになるので、50KHz以下の周
波数成分を透過するフイルタ3は不要となる。
[発明の効果] 第1の発明は上述のように、ガラスに取り付け
られガラスが破壊されたときに生じる振動音を検
出する検出手段と、この検出手段の検出信号の内
で100KHz〜1MHzの周波数帯域の信号を抽出する
第1の抽出手段と、50KHz以下の周波数帯域の信
号を抽出する第2の抽出手段と、第2の抽出手段
にて信号が連続して抽出されたことを検出する連
続検出手段と、第1の抽出手段出力及び連続検出
手段出力のいずれかが検知されたとき警報信号を
出力する警報信号出力手段とを備えているので、
ガラスカツターにてガラスが切断されたときには
100KHz〜1MHzの周波数成分が存在せず、50KHz
以下の周波数成分のみが生じ、従来のガラス破壊
検知器ではこのガラスカツターによるガラスの破
壊を検出することができないが、第2の抽出手段
出力が連続して生じたときにも警報出力を出力す
るようにすることにより、ガラスカツターによる
ガラスの破壊も検出でき、所定時間連続したとき
に警報信号を発するようにしているため、ガラス
をたたいたりしたとき等の場合に誤動作すること
がない効果を奏する。
第2の発明は上述のようにガラスに取り付けら
れガラスが破壊されたときに生じる振動音を検出
する検出手段と、この検出手段の検出信号の内で
100KHz〜1MHzの周波数帯域の信号を抽出する第
1の抽出手段と、50KHz以下の周波数帯域の信号
を抽出する第2の抽出手段と、第2の抽出手段に
て信号が連続して抽出されたことを検出する連続
検出手段と、上記両抽出手段にて信号が検知され
たことを検出する同時出力検出手段と、連続検出
手段出力と同時出力検出手段出力とのいずれかが
検知されたとき警報信号を出力する警報信号出力
手段とを備えているので、上述の第1の発明と同
様の効果を奏する上に、第1の抽出手段出力と第
2の抽出手段出力が同時に存在したときに警報信
号を出力するようにしているので、ガラスカツタ
ー以外の方法によりガラスを破壊されたときの誤
動作をさらに少なくすることができる効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の一実施例を示すブロツク
図、第2図は第2の発明の一実施例を示すブロツ
ク図、第3図は従来例を示すブロツク図、第4図
は他の実施例を示すブロツク図、第5図はガラス
が破壊されたときなどの振動音の周波数成分を示
す説明図である。 1は圧電素子、2,3はフイルタ、4は積分回
路、5はオア回路、6は出力回路、7はアンド回
路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガラスに取り付けられガラスが破壊されたと
    きに生じる振動音を検出する検出手段と、この検
    出手段の検出信号の内で100KHz〜1MHzの周波数
    帯域の信号を抽出する第1の抽出手段と、50KHz
    以下の周波数帯域の信号を抽出する第2の抽出手
    段と、第2の抽出手段にて信号が連続して抽出さ
    れたことを検出する連続検出手段と、第1の抽出
    手段出力及び連続検出手段出力のいずれかが検知
    されたとき警報信号を出力する警報信号出力手段
    とを備えて成るガラス破壊検知器。 2 ガラスに取り付けられガラスが破壊されたと
    きに生じる振動音を検出する検出手段と、この検
    出手段の検出信号の内で100KHz〜1MHzの周波数
    帯域の信号を抽出する第1の抽出手段と、50KHz
    以下の周波数帯域の信号を抽出する第2の抽出手
    段と、第2の抽出手段にて信号が連続して抽出さ
    れたことを検出する連続検出手段と、上記両抽出
    手段にて信号が検知されたことを検出する同時出
    力検出手段と、連続検出手段出力と同時出力検出
    手段出力とのいずれかが検知されたとき警報信号
    を出力する警報信号出力手段とを備えて成るガラ
    ス破壊検知器。
JP3996686A 1986-02-25 1986-02-25 ガラス破壊検知器 Granted JPS62197891A (ja)

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JPS62197891A JPS62197891A (ja) 1987-09-01
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