JPH0620164A - 侵入検出器 - Google Patents
侵入検出器Info
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- JPH0620164A JPH0620164A JP3328072A JP32807291A JPH0620164A JP H0620164 A JPH0620164 A JP H0620164A JP 3328072 A JP3328072 A JP 3328072A JP 32807291 A JP32807291 A JP 32807291A JP H0620164 A JPH0620164 A JP H0620164A
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- pressure
- intrusion
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- G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
- G08B13/00—Burglar, theft or intruder alarms
- G08B13/16—Actuation by interference with mechanical vibrations in air or other fluid
- G08B13/1654—Actuation by interference with mechanical vibrations in air or other fluid using passive vibration detection systems
- G08B13/1681—Actuation by interference with mechanical vibrations in air or other fluid using passive vibration detection systems using infrasonic detecting means, e.g. a microphone operating below the audible frequency range
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- G—PHYSICS
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- G08B13/00—Burglar, theft or intruder alarms
- G08B13/18—Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength
- G08B13/189—Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using passive radiation detection systems
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- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
- G08B13/00—Burglar, theft or intruder alarms
- G08B13/02—Mechanical actuation
- G08B13/04—Mechanical actuation by breaking of glass
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 誤警報を防止した侵入検出器を提供する。
【構成】 侵入検出器は、1つの保安領域に2つの異な
る検出装置を設けて構成され、その一方はガラス破壊検
出器と帯域通過フイルタを含むガラス破壊検出装置、他
方は圧力検出器と帯域通過フイルタとを含む圧力変動検
出装置である。これら2つの検出装置の検出器は単一の
感知素子によって形成してもよい。2つの検出装置が特
定の周波数帯域でアドレスされた時のみに警報信号が発
せられる。
る検出装置を設けて構成され、その一方はガラス破壊検
出器と帯域通過フイルタを含むガラス破壊検出装置、他
方は圧力検出器と帯域通過フイルタとを含む圧力変動検
出装置である。これら2つの検出装置の検出器は単一の
感知素子によって形成してもよい。2つの検出装置が特
定の周波数帯域でアドレスされた時のみに警報信号が発
せられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、同一保安領域に2つ
の異なる検出装置を設けて、両方の検出装置がある特定
の態様で応動した時のみに警報が発せられるようにした
侵入検出器に関し、特に、音圧波ガラスモニタに関する
ものである。
の異なる検出装置を設けて、両方の検出装置がある特定
の態様で応動した時のみに警報が発せられるようにした
侵入検出器に関し、特に、音圧波ガラスモニタに関する
ものである。
【0002】
【発明の背景】ドイツ国公開第2,656,318号に
は、2つの異なる検出器を設け、これらの検出器の両方
が共に応答した時のみに警報が発せられるようにした、
熱を放出する物体の動きを検出する装置が開示されてい
る。この装置においては、一方の検出器は超音波検出器
であり、他方は赤外線検出器とされている。
は、2つの異なる検出器を設け、これらの検出器の両方
が共に応答した時のみに警報が発せられるようにした、
熱を放出する物体の動きを検出する装置が開示されてい
る。この装置においては、一方の検出器は超音波検出器
であり、他方は赤外線検出器とされている。
【0003】上記形式の侵入検出器に伴う問題は、赤外
線検出器はその保安領域の主軸に垂直な動きしか検出で
きず、超音波検出器はその保安領の主軸の方向の動きし
か検出できないという点にあり、検出器の保安領域の主
軸上のみを動く侵入者(物)あるいは、保安領域の主軸
に直角な方向にのみ動く侵入者は、2つの検出器の一方
しかトリガしないので、警報を発生させることなく侵入
できる。
線検出器はその保安領域の主軸に垂直な動きしか検出で
きず、超音波検出器はその保安領の主軸の方向の動きし
か検出できないという点にあり、検出器の保安領域の主
軸上のみを動く侵入者(物)あるいは、保安領域の主軸
に直角な方向にのみ動く侵入者は、2つの検出器の一方
しかトリガしないので、警報を発生させることなく侵入
できる。
【0004】この発明の目的は、請求項1の前文部分に
記載した形式の侵入検出器であって、簡単な手段によっ
て、侵入を確実に検出すると同時に、誤警報が発生され
ることがないようにした侵入検出器を提供することであ
る。この目的は請求項1に記載した手段によって達成さ
れる。
記載した形式の侵入検出器であって、簡単な手段によっ
て、侵入を確実に検出すると同時に、誤警報が発生され
ることがないようにした侵入検出器を提供することであ
る。この目的は請求項1に記載した手段によって達成さ
れる。
【0005】
【発明の概要】この発明によれば、圧力変動検出装置と
ガラス破壊検出装置が、それぞれの検出基準を表わす周
波数範囲内にある周波数で双方の検出装置がアドレスさ
れた場合のみに警報信号がトリガされて発生されるよう
に組合わされる。ガラス破壊基準と圧力変動基準を適正
に選択すると、保安領域の窓ガラスが割られた場合に
は、両方の基準が常に満たされるが、保安領域の部屋に
人が正当に居る場合には双方の基準が満たされることを
実質的にないので、侵入に対する高度な保安と誤警報の
防止とが保証される。
ガラス破壊検出装置が、それぞれの検出基準を表わす周
波数範囲内にある周波数で双方の検出装置がアドレスさ
れた場合のみに警報信号がトリガされて発生されるよう
に組合わされる。ガラス破壊基準と圧力変動基準を適正
に選択すると、保安領域の窓ガラスが割られた場合に
は、両方の基準が常に満たされるが、保安領域の部屋に
人が正当に居る場合には双方の基準が満たされることを
実質的にないので、侵入に対する高度な保安と誤警報の
防止とが保証される。
【0006】さらに、2つの検出装置がトリガされる周
波数の組合わせは部屋の窓ガラスが破壊された時のみに
生じるように制限されているので、誤警報に対する保護
がされに確実となる。
波数の組合わせは部屋の窓ガラスが破壊された時のみに
生じるように制限されているので、誤警報に対する保護
がされに確実となる。
【0007】請求項3に記載されているようなトリガ装
置を用いることにより、例えばドアの動きによって生じ
るような僅かな圧力の変動では圧力変動検出装置はトリ
ガされることがないようにされており、これによって、
誤警報の防止がさらに向上する。
置を用いることにより、例えばドアの動きによって生じ
るような僅かな圧力の変動では圧力変動検出装置はトリ
ガされることがないようにされており、これによって、
誤警報の防止がさらに向上する。
【0008】一般に、ガラスの破壊の音の音波は圧力波
よりも前に検出装置に達するので、請求項4に記載した
ような時間遅延回路を用いることにより、2つの検出装
置は同時に侵入信号を送出することができる。
よりも前に検出装置に達するので、請求項4に記載した
ような時間遅延回路を用いることにより、2つの検出装
置は同時に侵入信号を送出することができる。
【0009】この発明の他の有効な実施例はその他の請
求項に記載されている。
求項に記載されている。
【0010】
【実施例の説明】次に、この発明を実施例を通して図面
を参照して説明する。図1に示す圧力検出器10はその
構造自体は公知であるが、0.3mbar(ミリバー
ル)以上の室内圧力の変動を実効的に検出できるように
されている。この検出器は保安領域室内で、保安領域全
体の圧力変動を検出するように配置される。
を参照して説明する。図1に示す圧力検出器10はその
構造自体は公知であるが、0.3mbar(ミリバー
ル)以上の室内圧力の変動を実効的に検出できるように
されている。この検出器は保安領域室内で、保安領域全
体の圧力変動を検出するように配置される。
【0011】圧力検出器10の出力信号は第1の帯域通
過フイルタ15に供給される。この帯域通過フイルタ1
5は窓ガラスが割れることを表わす圧力変動周波数範囲
内にない妨害周波数を抑圧する。実験により求めること
ができるが、ガラスが破られた時に生じる圧力変動の周
波数は5Hzと10Hzの間である。
過フイルタ15に供給される。この帯域通過フイルタ1
5は窓ガラスが割れることを表わす圧力変動周波数範囲
内にない妨害周波数を抑圧する。実験により求めること
ができるが、ガラスが破られた時に生じる圧力変動の周
波数は5Hzと10Hzの間である。
【0012】圧力変動の振幅は比較的低いので、帯域通
過フイルタ15の出力信号は、7.5Hzの周波数で3
00の利得を持つ増幅器20に供給される。
過フイルタ15の出力信号は、7.5Hzの周波数で3
00の利得を持つ増幅器20に供給される。
【0013】圧力検出器10の濾波され増幅された信号
はトリガ回路、即ち、シュミットトリガ回路25に供給
される。このトリガ回路はアナログ的な圧力検出回路
と、後続のデジタル回路との間の接続部である。トリガ
回路25の出力は、増幅器20の出力信号が可調整の閾
値を越える場合は高く、また、トリガ回路25の入力
に、上記閾値より小さな信号が現われると、出力は低と
なる。トリガ回路25の閾値は、0.3mbar以下の
室内圧の変動、即ち、−0.3mbarから+0.3m
barの範囲内の室内圧の変動により、トリガ回路25
の出力に低信号が現われるように選択されている。トリ
ガ回路25の出力信号はAND装置60と、±0.3m
barの閾値圧力を超えたか否かを表示する発光ダイオ
ード50とに供給される。
はトリガ回路、即ち、シュミットトリガ回路25に供給
される。このトリガ回路はアナログ的な圧力検出回路
と、後続のデジタル回路との間の接続部である。トリガ
回路25の出力は、増幅器20の出力信号が可調整の閾
値を越える場合は高く、また、トリガ回路25の入力
に、上記閾値より小さな信号が現われると、出力は低と
なる。トリガ回路25の閾値は、0.3mbar以下の
室内圧の変動、即ち、−0.3mbarから+0.3m
barの範囲内の室内圧の変動により、トリガ回路25
の出力に低信号が現われるように選択されている。トリ
ガ回路25の出力信号はAND装置60と、±0.3m
barの閾値圧力を超えたか否かを表示する発光ダイオ
ード50とに供給される。
【0014】ガラス破壊検出器30はガラス上に直接取
付けてもよいし、あるいは、複数の窓ガラスの破壊の音
を感知できるように配置してもよく、この場合は窓の前
面に置く必要はない。前者の場合には、ガラス破壊検出
器30は通常の構造のものでよく、後者の場合には、ガ
ラス破壊検出器30はその保安領域全域内でのガラスの
破壊を実効的に検出できるような周波数応答と検出(ピ
ックアップ)パタンとを持つマイクロフォンを用いるこ
とができる。
付けてもよいし、あるいは、複数の窓ガラスの破壊の音
を感知できるように配置してもよく、この場合は窓の前
面に置く必要はない。前者の場合には、ガラス破壊検出
器30は通常の構造のものでよく、後者の場合には、ガ
ラス破壊検出器30はその保安領域全域内でのガラスの
破壊を実効的に検出できるような周波数応答と検出(ピ
ックアップ)パタンとを持つマイクロフォンを用いるこ
とができる。
【0015】ガラス破壊検出器30の出力信号は第2の
帯域通過フイルタ35に供給される。この帯域通過フイ
ルタ35は、ガラス破壊時の音の周波数範囲内にない妨
害信号をおさえる。防弾ガラス、プラスチック含有ガラ
ス板、純ガラス板等のガラスの破壊周波数をカバーする
ために、周波数の下限は4KHzに選ばれ、上限周波数
は12KHzに選ばれている。
帯域通過フイルタ35に供給される。この帯域通過フイ
ルタ35は、ガラス破壊時の音の周波数範囲内にない妨
害信号をおさえる。防弾ガラス、プラスチック含有ガラ
ス板、純ガラス板等のガラスの破壊周波数をカバーする
ために、周波数の下限は4KHzに選ばれ、上限周波数
は12KHzに選ばれている。
【0016】第2の帯域通過フイルタ35の出力信号
は、後のデジタル回路が正レベルで動作するものなの
で、整流装置40に供給される。さらに、信号はこの整
流器によって平滑化され、あるいは長くされて、後続の
回路による検出がより効果的に行われるようにする。
は、後のデジタル回路が正レベルで動作するものなの
で、整流装置40に供給される。さらに、信号はこの整
流器によって平滑化され、あるいは長くされて、後続の
回路による検出がより効果的に行われるようにする。
【0017】ガラス破壊による信号は時間遅延回路45
で、T1=0.1秒だけ遅延される。ガラスが割られる
と、時間遅延回路45の出力に高信号が現われ、ガラス
の破壊がない場合には、低信号が現われる。この信号は
AND素子60と、ガラスが割られた時の音の存在を表
示する発光ダイオード55に供給される。
で、T1=0.1秒だけ遅延される。ガラスが割られる
と、時間遅延回路45の出力に高信号が現われ、ガラス
の破壊がない場合には、低信号が現われる。この信号は
AND素子60と、ガラスが割られた時の音の存在を表
示する発光ダイオード55に供給される。
【0018】トリガ回路25と時間遅延回路45から同
時に高信号がAND素子60に供給されると、AND素
子60の出力に高信号が現われる。
時に高信号がAND素子60に供給されると、AND素
子60の出力に高信号が現われる。
【0019】AND回路60の後段にある記憶装置65
がリレー70と発光ダイオード75に高信号を通過さ
せ、発光ダイオード75が警報を表示する。この点につ
いては、記憶装置65はそのリセット入力80を介して
リセット信号が供給されるまで、または、記憶装置65
の動作電圧がスイッチオフされるまで、AND素子60
の高信号を記憶する。記憶装置65は動作電圧が供給さ
れた時に、低信号を記憶するように設計されている。
がリレー70と発光ダイオード75に高信号を通過さ
せ、発光ダイオード75が警報を表示する。この点につ
いては、記憶装置65はそのリセット入力80を介して
リセット信号が供給されるまで、または、記憶装置65
の動作電圧がスイッチオフされるまで、AND素子60
の高信号を記憶する。記憶装置65は動作電圧が供給さ
れた時に、低信号を記憶するように設計されている。
【0020】最後に、リレー70の接触構成(図示せ
ず)によって、警報が警報器(警報表示器)あるいは制
御センターへ送られる。
ず)によって、警報が警報器(警報表示器)あるいは制
御センターへ送られる。
【0021】図2に示した検出器85は保安領域全体に
おける圧力変動とガラス破壊時の音とを有効に感知する
ように保安領域中に配置されている。
おける圧力変動とガラス破壊時の音とを有効に感知する
ように保安領域中に配置されている。
【0022】検出器85は5Hzから12KHzの範囲
内の振動を検出することができ、例えば、この範囲を感
知できるマイクロフォンを用いることができる。
内の振動を検出することができ、例えば、この範囲を感
知できるマイクロフォンを用いることができる。
【0023】検出器85の出力信号は帯域通過フイルタ
15と35に供給される。これらのフイルタは図1に示
した実施例の場合と同様に、対応する周波数成分を通過
させる。ガラス破壊検出器30及び圧力検出器10より
後段の回路、即ち、検出器85より後段の回路は同じで
ある。
15と35に供給される。これらのフイルタは図1に示
した実施例の場合と同様に、対応する周波数成分を通過
させる。ガラス破壊検出器30及び圧力検出器10より
後段の回路、即ち、検出器85より後段の回路は同じで
ある。
【0024】上記2つの実施例で共通の音圧波ガラスモ
ニタの動作の態様を更に詳しく説明する。これに関連し
て、初めに、実際に侵入が行われた場合のシーケンスを
説明する。
ニタの動作の態様を更に詳しく説明する。これに関連し
て、初めに、実際に侵入が行われた場合のシーケンスを
説明する。
【0025】保安領域中でガラス窓が押されたり、割ら
れたり、あるいは穴があけられたりすると、ガラスが破
壊される音が生じ、一方、部屋の中に圧力変動が発生す
る。ガラスが破壊される音はガラス破壊検出器30また
は検出器85によって記録され、圧力変動は圧力検出器
10または検出器85によって記録される。圧力波の伝
播速度は音波よりも遅いので、圧力変動の検出は約0.
1秒遅れる。
れたり、あるいは穴があけられたりすると、ガラスが破
壊される音が生じ、一方、部屋の中に圧力変動が発生す
る。ガラスが破壊される音はガラス破壊検出器30また
は検出器85によって記録され、圧力変動は圧力検出器
10または検出器85によって記録される。圧力波の伝
播速度は音波よりも遅いので、圧力変動の検出は約0.
1秒遅れる。
【0026】ガラス破壊による音の音波はガラス破壊検
出器30または検出器85によって検出され、第2の帯
域通過フイルタ35を通して整流装置40に遅られ、こ
こで整流平滑され、あるいは、所定の時間T2の間保持
され、時間遅延回路45を通して0.1秒の遅延時間T
1でAND素子60に高信号として送られる。同時に、
発光ダイオード55が点灯する。時間T2は0.1〜
1.0秒の範囲内で選ばれる。一方、圧力の変動が圧力
検出器10または検出器85、第1の帯域通過フイルタ
15、増幅器20及びトリガ回路25を通して高信号と
してAND回路60に供給されており、発光ダイオード
55が点灯している。AND回路60の出力には、記憶
装置65を介して保持され、リレー70を付勢し、か
つ、発光ダイオード75をスイッチオンする高信号が現
われる。最後に、警報通報がリレー70のコンタクト構
成を介して警報表示器あるいは通報制御センターに送ら
れる。
出器30または検出器85によって検出され、第2の帯
域通過フイルタ35を通して整流装置40に遅られ、こ
こで整流平滑され、あるいは、所定の時間T2の間保持
され、時間遅延回路45を通して0.1秒の遅延時間T
1でAND素子60に高信号として送られる。同時に、
発光ダイオード55が点灯する。時間T2は0.1〜
1.0秒の範囲内で選ばれる。一方、圧力の変動が圧力
検出器10または検出器85、第1の帯域通過フイルタ
15、増幅器20及びトリガ回路25を通して高信号と
してAND回路60に供給されており、発光ダイオード
55が点灯している。AND回路60の出力には、記憶
装置65を介して保持され、リレー70を付勢し、か
つ、発光ダイオード75をスイッチオンする高信号が現
われる。最後に、警報通報がリレー70のコンタクト構
成を介して警報表示器あるいは通報制御センターに送ら
れる。
【0027】誤警報の防止はこの発明による音圧波ガラ
スモニタによって行われる。ガラス破壊検出器がマイク
ロフォンとして構成され、複数の窓あるいはガラスドア
をモニタするように部屋の中に設置されている場合、ガ
ラス破壊による音の周波数範囲内にない音は第2の帯域
通過フイルタ35を通して抑圧される。
スモニタによって行われる。ガラス破壊検出器がマイク
ロフォンとして構成され、複数の窓あるいはガラスドア
をモニタするように部屋の中に設置されている場合、ガ
ラス破壊による音の周波数範囲内にない音は第2の帯域
通過フイルタ35を通して抑圧される。
【0028】さらに、第1の帯域通過フイルタ15を用
いることによって、ガラスが壊れた時に特有の変動のみ
を伝送するようにすることができる。
いることによって、ガラスが壊れた時に特有の変動のみ
を伝送するようにすることができる。
【0029】さらに、時間遅延回路45による遅延時間
T1により、圧力の変化とガラス破壊の音は、ガラスを
破る時に特有のシーケンスで警報を発生させる。
T1により、圧力の変化とガラス破壊の音は、ガラスを
破る時に特有のシーケンスで警報を発生させる。
【0030】AND素子60を用いることにより、例え
ば、ガラスが破られただけの場合とか、超音速航空機が
音の障壁を破った時などは、偽似警報として検出され、
警報の通報は行われない。
ば、ガラスが破られただけの場合とか、超音速航空機が
音の障壁を破った時などは、偽似警報として検出され、
警報の通報は行われない。
【0031】保安領域がある建物の周囲の風による部屋
の圧力の変動とか、ドアや窓の開閉による圧力変動の周
波数は、第1の帯域通過フイルタ15の下限周波数より
も低いところにある。さらに、鳥が窓ガラスに衝突して
生じさせるような圧力変動の振幅は、一般時に、小さ
く、それによって圧力検出器10または検出器85が発
生する信号は、トリガ回路25の閾値電圧より低い。
の圧力の変動とか、ドアや窓の開閉による圧力変動の周
波数は、第1の帯域通過フイルタ15の下限周波数より
も低いところにある。さらに、鳥が窓ガラスに衝突して
生じさせるような圧力変動の振幅は、一般時に、小さ
く、それによって圧力検出器10または検出器85が発
生する信号は、トリガ回路25の閾値電圧より低い。
【0032】圧力検出器及びガラス破壊検出器、即ち、
音圧波ガラスモニタの全体は、単一のハウジング中に収
容してもよい。
音圧波ガラスモニタの全体は、単一のハウジング中に収
容してもよい。
【0033】この発明による音圧波ガラスモニタは50
m2 の広さの部屋で用いることができ、それが設けられ
ている建物の個々のドアや窓の開閉があっても確実に動
作する。
m2 の広さの部屋で用いることができ、それが設けられ
ている建物の個々のドアや窓の開閉があっても確実に動
作する。
【0034】以上説明したこの発明による侵入検出器
は、同じ保安領域内に2つの異なる検出装置を設け、そ
の一方をガラス破壊検出器と帯域通過フイルタとを含む
ガラス破壊検出装置とし、他方を圧力検出器と第2の帯
域通過フイルタとを含む圧力変動検出装置として、これ
ら2つの装置が共にある特定の態様で応答した時のみに
警報が発せられるようにされている。また、圧力検出器
とガラス破壊検出器は単一の感知素子で形成することも
できる。2つの検出装置がある特定の周波数帯域でアド
レスされた時のみに警報が発せられる。
は、同じ保安領域内に2つの異なる検出装置を設け、そ
の一方をガラス破壊検出器と帯域通過フイルタとを含む
ガラス破壊検出装置とし、他方を圧力検出器と第2の帯
域通過フイルタとを含む圧力変動検出装置として、これ
ら2つの装置が共にある特定の態様で応答した時のみに
警報が発せられるようにされている。また、圧力検出器
とガラス破壊検出器は単一の感知素子で形成することも
できる。2つの検出装置がある特定の周波数帯域でアド
レスされた時のみに警報が発せられる。
【図1】音圧波ガラスモニタの形のこの発明の第1の実
施例による侵入検出器のブロック図である。
施例による侵入検出器のブロック図である。
【図2】2つの検出装置用として統合した1つの装置を
用いたこの発明の第2の実施例による侵入検出器のブロ
ック図である。
用いたこの発明の第2の実施例による侵入検出器のブロ
ック図である。
30、35、40、45 ガラス破壊検出装置 10、15、20、25 圧力変動検出装置 10 圧力検出器 15 帯域通過フイルタ 30 ガラス破壊検出器 35 帯域通過フイルタ 85 ガラス破壊・圧力変動検出器 25 トリガ回路 45 遅延回路 40 整流回路 20 増幅器 60 AND素子 65 記憶装置
Claims (17)
- 【請求項1】 同一保安領域に対して2つの異なる検出
装置を含み、これら双方の検出装置がある特定の態様で
応答した時のみに警報を発するようにされており、特徴
として、一方の検出装置がガラス破壊検出器と帯域通過
フイルタとを含むガラス破壊検出装置であり、他方の検
出装置が圧力検出器と別の帯域通過フイルタとを含む圧
力変動検出装置であり、これら双方の検出装置が特定の
周波数帯域でアドレスされた時のみに警報信号が発せら
れるようにされている侵入検出器。 - 【請求項2】 ガラス破壊検出器及び圧力検出器として
動作する検出器を有することを特徴とする請求項1に記
載の侵入検出器。 - 【請求項3】 圧力変動検出器が、あまりに小さい振幅
の圧力変動が圧力変動検出器をトリガすることがないよ
うにするためのトリガ回路を含んでいることを特徴とす
る請求項1または2に記載の侵入検出器。 - 【請求項4】 ガラス破壊検出装置が、所定時間T1だ
けこのガラス破壊検出装置のトリガを遅らせる時間遅延
装置を含んでいることを特徴とする請求項1、2または
3の1つに記載の侵入検出器。 - 【請求項5】 ガラス破壊検出装置が、このガラス破壊
検出装置の信号を整流及び平滑する整流回路を含んでい
ることを特徴とする請求項1乃至4の1つに記載の侵入
検出器。 - 【請求項6】 圧力変動検出装置が増幅器を含みことを
特徴とする請求項1乃至5の1つに記載の侵入検出器。 - 【請求項7】 両方の検出装置がトリガされると、AN
D素子が警報を発生させるための信号を発生することを
特徴とする請求項1乃至7の1つに記載の侵入検出器。 - 【請求項8】 AND素子によって生成された警報信号
が記憶装置によって保持されることを特徴とする請求項
7に記載の侵入検出器。 - 【請求項9】 記憶装置が動作電圧のスイッチオフによ
ってリセットされることを特徴とする請求項8に記載の
侵入検出器。 - 【請求項10】 圧力変動検出装置の帯域通過フイルタ
が10Hzの上限周波数と5Hzの下限周波数を持つこ
とを特徴とする請求項1乃至9の1つに記載の侵入検出
器。 - 【請求項11】 ガラス破壊検出装置の帯域通過フイル
タが12KHzの上限周波数と4KHzの下限周波数を
持つことを特徴とする請求項1乃至10の1つに記載の
侵入検出器。 - 【請求項12】 トリガ回路の閾値が、±0.3mba
rより小さい部屋の圧力変動が圧力変動検出装置をトリ
ガしないように選択されていることを特徴とする請求項
3乃至11の1つに記載の侵入検出器。 - 【請求項13】 所定時間T1が0.1秒に選ばれてい
ることを特徴とする請求項4乃至12の1つに記載の侵
入検出器。 - 【請求項14】 整流回路がガラス破壊検出器の表示信
号をガラス破壊の音の消滅後ある所定時間T2だけ保持
することを特徴とする請求項5乃至13の1つに記載の
侵入検出器。 - 【請求項15】 増幅器の利得が300であることを特
徴とする請求項6乃至14の1つに記載の侵入検出器。 - 【請求項16】 圧力検出器とガラス破壊検出器が共通
のハウジング内に収容されていることを特徴とする請求
項1乃至15の1つに記載の侵入検出器。 - 【請求項17】 侵入検出器全体が単一のハウジング内
に収容されていることを特徴とする請求項1乃至16の
1つに記載の侵入検出器。
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- 1991-11-14 EP EP91119446A patent/EP0486018B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-15 JP JP3328072A patent/JPH0620164A/ja active Pending
- 1991-11-15 KR KR1019910020319A patent/KR920010519A/ko active IP Right Grant
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