JPH10215615A - 湛水直播機 - Google Patents

湛水直播機

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Publication number
JPH10215615A
JPH10215615A JP9024768A JP2476897A JPH10215615A JP H10215615 A JPH10215615 A JP H10215615A JP 9024768 A JP9024768 A JP 9024768A JP 2476897 A JP2476897 A JP 2476897A JP H10215615 A JPH10215615 A JP H10215615A
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JP
Japan
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float
mud
direct sowing
field
hardness
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Application number
JP9024768A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nasu
毅 奈須
Hiromi Yamaguchi
廣見 山口
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries

Landscapes

  • Sowing (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 直播装置による適正深さへの播種を、圃場の
起伏などにかかわらず精度よく行えるようにする。 【解決手段】 接地側に押し付け付勢された複数の整地
フロート14を上下揺動自在に支持するとともに、各整
地フロート14にホッパー15から繰り出された種籾を
圃場内に埋没させる作溝器17を装着して構成した直播
装置4を走行機体1に昇降自在に連結し、作業時の走行
に伴って変位するセンターフロート14Aの上下揺動角
度θを検出するフロートセンサS2からの検出値に基づ
いて、センターフロート14Aの上下揺動角度θが予め
設定された目標角度θoに復帰するように直播装置4の
昇降を制御する自動昇降制御手段20Bを備え、各サイ
ドフロート14Bを、センターフロート14Aに対して
独立的に接地側に押し付け付勢するとともに上下動可能
に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の整地フロー
トを上下揺動自在に支持するとともに、各整地フロート
にホッパーから繰り出された種籾を圃場内に埋没させる
作溝器を装着して構成した直播装置を走行機体に昇降自
在に連結し、作業時の走行に伴って変位する前記複数の
整地フロートのうちのセンターフロートの上下揺動角度
を検出するフロートセンサと、該フロートセンサからの
検出値に基づいて、前記センターフロートの上下揺動角
度が予め設定された目標角度に復帰するように前記直播
装置の昇降を制御する自動昇降制御手段とを備えた湛水
直播機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような湛水直播機におい
て、作溝器を装備した複数の整地フロートは、フロート
センサからの検出値に基づく自動昇降制御手段の制御作
動により直播装置が昇降操作されるのに伴って、直播装
置と同じ操作量で一体的に昇降するように直播装置に支
持されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術による
と、自動昇降制御手段の制御作動によって機体進行方向
での圃場の起伏に沿った直播装置の昇降操作を行えるこ
とから、機体進行方向での圃場の起伏にかかわらず、各
整地フロートを所望の接地圧で接地滑走させることがで
きて、それぞれの作溝器による作溝深さ、言い換える
と、直播装置による播種深さを適正深さに維持できるよ
うになる。しかしながら、機体進行方向と直交する方向
での圃場の起伏に対しては、自動昇降制御手段が、セン
ターフロートの上下揺動角度を検出するフロートセンサ
からの検出値に基づいて直播装置の昇降を制御する自動
昇降制御を行うことから、センターフロートは所望の接
地圧で接地滑走させることができて、センターフロート
に装備された作溝器による作溝深さ(播種深さ)を適正
深さに維持することができるものの、センターフロート
から離れるサイドフロートは所望の接地圧で接地滑走さ
せることができないことから、サイドフロートに装備さ
れた作溝器による作溝深さを適正深さに維持することが
できないようになっていた。殊に、圃場の起伏がセンタ
ーフロート側の泥土表面よりもサイドフロート側の泥土
表面が比較的極端に低くなるような状態では、サイドフ
ロートが浮き気味になってサイドフロートの作溝器によ
る作溝深さが極端に浅くなることによって、サイドフロ
ートの作溝器から播種された種籾が圃場に埋没せずに浮
き上がってしまうといった不都合が生じるおそれがあっ
た。
【0004】本発明の目的は、直播装置による適正深さ
への播種を、圃場の起伏などにかかわらず精度よく行え
るようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうちの請求項1記載の発明では、湛水直播
機において、接地側に押し付け付勢された複数の整地フ
ロートを上下揺動自在に支持するとともに、各整地フロ
ートにホッパーから繰り出された種籾を圃場内に埋没さ
せる作溝器を装着して構成した直播装置を走行機体に昇
降自在に連結し、作業時の走行に伴って変位する前記複
数の整地フロートのうちのセンターフロートの上下揺動
角度を検出するフロートセンサと、該フロートセンサか
らの検出値に基づいて、前記センターフロートの上下揺
動角度が予め設定された目標角度に復帰するように前記
直播装置の昇降を制御する自動昇降制御手段とを備え、
前記複数の整地フロートのうちの各サイドフロートを、
前記センターフロートに対して独立的に接地側に押し付
け付勢するとともに上下動可能に構成した。
【0006】上記請求項1記載の発明によると、圃場の
起伏がセンターフロート側の泥土表面よりもサイドフロ
ート側の泥土表面が低くなるような状態では、自動昇降
制御手段が、このときのフロートセンサからの検出値に
基づいて、センターフロートの上下揺動角度が予め設定
された目標角度に復帰するように直播装置の昇降を制御
する自動昇降制御を行うことによって、センターフロー
トを所望の接地圧でセンターフロート側の泥土表面に接
地させた状態で滑走させることができるので、センター
フロートに装備された作溝器による作溝深さを適正深さ
に維持できるようになる。一方、このときの自動昇降制
御手段の制御作動によって、サイドフロートがサイドフ
ロート側の泥土表面から離間するようになったとして
も、サイドフロートは、接地側への付勢によって独立的
に下降して、所望の接地圧に近い接地圧でサイドフロー
ト側の泥土表面に接地した状態で滑走するようになるこ
とから、サイドフロートの作溝器による作溝深さを略適
正深さに維持できるようになる。これによって、圃場の
起伏がセンターフロート側の泥土表面よりもサイドフロ
ート側の泥土表面が比較的極端に低くなるような状態と
なった場合に生じるおそれのある、サイドフロートが浮
き気味になってサイドフロートの作溝器による作溝深さ
が極端に浅くなることによってサイドフロートの作溝器
から播種された種籾が圃場に埋没せずに浮き上がってし
まう、といった不都合を回避できるようになる。
【0007】逆に、圃場の起伏がセンターフロート側の
泥土表面よりもサイドフロート側の泥土表面が高くなる
ような状態では、上述した自動昇降制御手段の制御作動
によって、センターフロートを所望の接地圧でセンター
フロート側の泥土表面に接地させた状態で滑走させるこ
とができるので、センターフロートに装備された作溝器
による作溝深さを適正深さに維持できるようになる。一
方、このときの自動昇降制御手段の制御作動によって、
サイドフロートがサイドフロート側の泥土表面に沈み込
むようになったとしても、サイドフロートは、そのとき
の浮力によって独立的に上昇して、所望の接地圧に近い
接地圧でサイドフロート側の泥土表面に接地した状態で
滑走するようになることから、サイドフロートの作溝器
による作溝深さを略適正深さに維持できるようになる。
【0008】従って、圃場の起伏にかかわらず、センタ
ーフロートの作溝器による作溝深さは適正深さに維持す
ることができ、又、各サイドフロートの作溝器による作
溝深さは略適正深さに維持することができるので、直播
装置による適正深さへの播種を比較的精度よく行えるよ
うになった。
【0009】本発明のうちの請求項2記載の発明では、
上記請求項1記載の発明において、前記各サイドフロー
トの押し付け荷重を調節可能に構成した。
【0010】上記請求項2記載の発明によると、圃場の
泥土硬さに応じて各サイドフロートの押し付け荷重を調
節することにより、各サイドフロートを、その圃場の泥
土硬さに略適応した接地圧で接地させた状態で滑走させ
ることができるので、圃場の泥土硬さにかかわらず、各
サイドフロートの作溝器による作溝深さを略適正深さに
維持できるようになる。
【0011】従って、圃場の起伏や泥土硬さにかかわら
ず、直播装置における各サイドフロートの作溝器を介し
た適正深さへの播種を比較的精度よく行えるようになっ
た。
【0012】本発明のうちの請求項3記載の発明では、
上記請求項1又は2記載の発明において、圃場泥土の硬
さを検出する泥土硬さ検出センサと、該泥土硬さ検出セ
ンサからの検出値に基づいて、泥土硬さが硬いほど前記
各サイドフロートの押し付け荷重を大きくする接地荷重
調節手段を装備した。
【0013】上記請求項3記載の発明によると、泥土硬
さ検出センサからの検出値に基づく接地荷重調節手段の
制御作動によって、圃場の泥土硬さに応じた各サイドフ
ロートの押し付け荷重の調節を自動的に行えることか
ら、圃場の泥土硬さに応じた各サイドフロートの押し付
け荷重の調節を手動で行う場合に比較して、作業者の労
力を軽減できるとともに、圃場泥土硬さの判断ミスや押
し付け荷重の調節ミスなどによって、サイドフロートの
押し付け荷重が、その圃場の泥土硬さに応じた値から掛
け離れた値に調節されることを防止できるようになる。
又、作業走行中に圃場の泥土硬さに部分的な変化が生じ
ても、作業を中断させることなく、各サイドフロートの
押し付け荷重を、その地点での泥土硬さに適した値に迅
速かつ的確に調節できるようになる。つまり、作業走行
中での部分的な泥土硬さの変化にも迅速かつ的確に対応
して、各サイドフロートを、その圃場部分の泥土硬さに
適した接地圧で接地させた状態で滑走させることができ
るので、その圃場の泥土硬さ、更には、作業走行中での
部分的な泥土硬さの変化にかかわらず、各サイドフロー
トの作溝器による作溝深さをより確実に適正深さに維持
できるようになる。
【0014】従って、圃場の起伏や泥土硬さの変化にか
かわらず、直播装置における各サイドフロートの作溝器
を介した適正深さへの播種をより精度よく行えるように
なった。
【0015】本発明のうちの請求項4記載の発明では、
上記請求項3記載の発明において、前記接地荷重調節手
段が、前記泥土硬さ検出センサからの検出値に基づい
て、泥土硬さが硬いほど前記自動昇降制御手段による自
動昇降制御の制御感度を鈍感側に補正するよう構成し
た。
【0016】上記請求項4記載の発明によると、泥土硬
さ検出センサからの検出値に基づく接地荷重調節手段の
制御作動によって、圃場の泥土硬さに応じた自動昇降制
御の制御感度の補正を自動的に行えることから、圃場の
泥土硬さに応じた自動昇降制御の制御感度の補正を感度
調節ダイヤルなどの手動操作で行う場合に比較して、作
業者の労力を軽減できるとともに、圃場泥土硬さの判断
ミスや感度調節ダイヤルの操作ミスなどによって、自動
昇降制御の制御感度が、その圃場の泥土硬さに応じた制
御感度から掛け離れた制御感度に補正されることを防止
できるようになる。又、作業走行中に圃場の泥土硬さに
部分的な変化が生じても、作業を中断させることなく、
自動昇降制御の制御感度を、その地点での泥土硬さに適
した制御感度に迅速かつ的確に補正できるようになる。
【0017】尚、接地荷重調節手段は、自動昇降制御手
段による自動昇降制御が、センターフロートの上下揺動
角度を検出するフロートセンサからの検出値に基づいて
行われるものであることから、センターフロートの接地
圧を変更することによって自動昇降制御の制御感度を補
正するようになる。例えば、泥土硬さが硬くなると、そ
の硬さに応じてセンターフロートの接地圧を大きくして
センターフロートを上下揺動し難くすることによって自
動昇降制御の制御感度を鈍感にし、逆に、泥土硬さが柔
らかくなると、その柔らかさに応じてセンターフロート
の接地圧を小さくしてセンターフロートを上下揺動し易
くすることによって自動昇降制御の制御感度を敏感にす
るようになる。
【0018】つまり、作業走行中での部分的な泥土硬さ
の変化にも迅速かつ的確に対応して、センターフロート
を、その圃場部分の泥土硬さに適した接地圧で接地させ
た状態で滑走させることができるので、その圃場の泥土
硬さ、更には、作業走行中での部分的な泥土硬さの変化
にかかわらず、センターフロートの作溝器による作溝深
さをより確実に適正深さに維持できるようになる。
【0019】従って、圃場の起伏や泥土硬さの変化にか
かわらず、各整地フロートの作溝器による作溝深さを適
正深さに維持することができるので、直播装置による適
正深さへの播種をより精度よく行えるようになった。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0021】図1には湛水直播機の全体側面が示されて
おり、この湛水直播機は、乗用型の走行機体1と、走行
機体1の後部に昇降リンク機構2を介して油圧式のリフ
トシリンダ3の作動により昇降自在となるように連結さ
れた直播装置4によって構成されている。走行機体1の
前部にはエンジン5が搭載されており、エンジン5から
の動力が、ベルト式無段変速装置6やギヤ式変速装置7
などを介して、前輪8、後輪9、および、直播装置4へ
伝達されるようになっている。
【0022】図1〜3に示すように、直播装置4は、エ
ンジン5からの動力が入力されるフィードケース10、
フィードケース10から左右に向けて延設された角パイ
プ状の支持フレーム11、支持フレーム11から後方に
向けて三列に延設されたフレーム兼用の伝動ケース1
2、各伝動ケース12の前下部から後下方に向けて延設
された支持アーム13、各支持アーム13の延出端に横
軸芯P1周りに上下揺動自在に支持された整地フロート
14、種籾を貯留するホッパー15、ホッパー15から
所定間隔ごとに所定量の種籾を繰り出す繰り出し機構1
6、左右方向に等間隔を隔てて並設された状態となるよ
うに各整地フロート14の左右に装着された作溝器1
7、繰り出し機構16から繰り出された種籾を作溝器1
7へ案内する案内ホース18、および、伝動ケース12
の出力軸12aと繰り出し機構16の駆動軸16aとに
亘って掛け渡された伝動機構19、などによって六条分
の播種を行うように構成されており、作業時の走行に伴
って、各整地フロート14が圃場の泥土表面を整地する
とともに、その整地後に各作溝器17が作溝してホッパ
ー15から繰り出された種籾を圃場内に埋没させるよう
になっている。
【0023】図1および図4に示すように、走行機体1
にはマイクロコンピュータからなる制御装置20が搭載
されている。又、走行機体1に装備されたステアリング
ハンドル21の左下部には中立復帰型の操作レバー22
が配備されている。この操作レバー22を上方へ揺動操
作すると第一スイッチ23が押圧操作され、また、操作
レバー22を下方へ揺動操作すると第二スイッチ24が
押圧操作されるようになっている。第一スイッチ23お
よび第二スイッチ24は、それぞれ押圧操作されるのに
伴ってオン信号を制御装置20へ出力するようになって
いる。制御装置20は、第一スイッチ23からのオン信
号が入力されると、直播装置4への伝動系に装備された
クラッチ機構25の伝動状態を切り換えるクラッチモー
タ26の作動を制御してクラッチ機構25の切り状態を
現出することによって、直播装置4の播種作動を停止さ
せるとともに、その停止後に、リフトシリンダ3に対す
る作動油の流動状態を切り換える電磁制御弁27の作動
を制御してリフトシリンダ3を伸長作動させることによ
って、直播装置4を所定の上限位置まで上昇させるよう
になっている。又、直播装置4を所定の上限位置まで上
昇させた状態において第二スイッチ24からのオン信号
が入力されると、電磁制御弁27の作動を制御してリフ
トシリンダ3を短縮作動させることによって、直播装置
4を所定の播種高さ位置まで下降させるようになってい
る。そして、直播装置4を所定の播種高さ位置まで下降
させた後に再び第二スイッチ24からのオン信号が入力
されると、クラッチモータ26の作動を制御してクラッ
チ機構27の入り状態を現出することによって、直播装
置4の播種作動を再開させるようになっている。つま
り、制御装置20には、操作レバー22の操作に基づい
て直播装置4の播種作動ならびに昇降を制御する手動制
御手段20Aが制御プログラムとして備えられている。
【0024】ちなみに、操作レバー22の操作に基づく
手動制御手段20Aの制御作動は、走行機体1の右側に
配備された操作レバー28を「自動」位置に位置させた
状態においてのみ実行されるようになっている。そし
て、手動制御手段20Aは、操作レバー28を「自動」
位置に位置させていない状態においては、操作レバー2
8の操作位置に基づいて直播装置4の播種作動ならびに
昇降を制御するようになっている。尚、図4における符
号S1は、操作レバー28の「自動」「上昇」「中立」
「下降」「入(播種作動)」「切(播種作動)」の各操
作位置への操作を検出して制御装置20へ出力する回転
式のポテンショメータによって構成されたレバーセンサ
である。
【0025】図4および図5に示すように、直播装置4
には、三つの整地フロート14のうちの左右中央に配置
されたセンターフロート14Aの揺動端となる先端部を
腰折れ式のリンク機構29を介して接地側に押し付け付
勢するコイルバネ30と、播種作業時の走行に伴って横
軸芯P1周りに変位するセンターフロート14Aの上下
揺動角度θを検出して制御装置20へ出力する回転式の
ポテンショメータからなるフロートセンサS2とが装備
されている。制御装置20は、フロートセンサS2から
の検出値としてのセンターフロート14Aの上下揺動角
度θが入力されると、その検出値に基づいて、センター
フロート14Aの上下揺動角度θが予め設定された目標
角度θoに復帰するように直播装置4の昇降を制御する
ようになっている。尚、フロートセンサS2は、センタ
ーフロート14Aが水平姿勢になると0度を検出し、セ
ンターフロート14Aが前上がり姿勢になるとプラス角
を検出し、センターフロート14Aが前下がり姿勢にな
るとマイナス角を検出するよう設定されている。フロー
トセンサS2からの検出値に基づく制御装置20の制御
作動について詳述すると、制御装置20は、予め設定さ
れたセンターフロート14Aの目標角度θo(以下、単
に目標角度θoと略称する)とフロートセンサS2によ
り検出されたセンターフロート14Aの上下揺動角度θ
(以下、単に検出角度θと略称する)とを比較し、その
比較結果から、例えば、目標角度θoに対して検出角度
θが大きい(センターフロート14Aが目標角度θoよ
りも前上がり方向にある)と判断した場合には、リフト
シリンダ3の伸長作動により直播装置4を上昇させてセ
ンターフロート14Aの揺動支点(横軸芯)P1を上昇
変位させることによって、センターフロート14Aの上
下揺動角度θを目標角度θoに復帰させるようになって
いる。又逆に、目標角度θoに対して検出角度θが小さ
い(センターフロート14Aが目標角度θoよりも前下
がり方向にある)と判断した場合には、リフトシリンダ
3の短縮作動により直播装置4を下降させてセンターフ
ロート14Aの揺動支点P1を下降変位させることによ
って、センターフロート14Aの上下揺動角度θを目標
角度θoに復帰させるようになっている。つまり、制御
装置20には、フロートセンサS2からの検出値に基づ
いて直播装置4の昇降を制御する自動昇降制御手段20
Bが制御プログラムとして備えられており、この自動昇
降制御手段20Bの制御作動によって、圃場の起伏にか
かわらず直播装置4を所定の対地高さに維持できるとと
もに、センターフロート14Aを所望の接地圧でセンタ
ーフロート14A側の泥土表面に接地させた状態で滑走
させることができるようになっており、もって、センタ
ーフロート14Aに装備された作溝器17による作溝深
さを適正深さに維持できるようになっている。
【0026】ところで、図2、図3、図6および図7に
示すように、三つの整地フロート14のうちの左右に配
置されたサイドフロート14Bを支持する支持アーム1
3は、伝動ケース12に装着された第一アーム部13A
と、この第一アーム部13Aに横軸芯P2周りに上下揺
動自在となるように連結された第二アーム部13Bとに
よって腰折れ式に構成されている。第二アーム部13B
は、その揺動支端部から上方に向けて一体揺動自在に延
設された操作片13aを介して、左右に位置する伝動ケ
ース12の後部とに亘って掛け渡されたコイルバネ31
により下降付勢されている。つまり、左右の支持アーム
13にて支持されたサイドフロート14Bは、センター
フロート14Aに対して独立的に接地側に押し付け付勢
されるとともに上下動可能となるように構成されてい
る。
【0027】この構成により、例えば、センターフロー
ト14A側の泥土表面のみが起伏しているような圃場状
態での、上述したフロートセンサS2からの検出値(セ
ンターフロート14Aの上下揺動角度θ)に基づく自動
昇降制御手段20Bの制御作動によって、サイドフロー
ト14Bがサイドフロート14B側の泥土表面から離間
するようになったとしても、サイドフロート14Bは、
コイルバネ31による接地側への付勢によって独立的に
下降して、所望の接地圧に近い接地圧でサイドフロート
14B側の泥土表面に接地した状態で滑走するようにな
ることから、サイドフロート14Bの作溝器17による
作溝深さを略適正深さに維持できるようになっている。
これによって、圃場の起伏がセンターフロート14A側
の泥土表面よりもサイドフロート14B側の泥土表面が
比較的極端に低くなるような状態となった場合に生じる
おそれのある、サイドフロート14Bが浮き気味になっ
てサイドフロート14Bの作溝器17による作溝深さが
極端に浅くなることによってサイドフロート14Bの作
溝器17から播種された種籾が圃場に埋没せずに浮き上
がってしまう、といった不都合を回避できるようになっ
ている。
【0028】逆に、例えば、センターフロート14A側
の泥土表面のみが起伏しているような圃場状態での上述
した自動昇降制御手段20Bの制御作動によって、サイ
ドフロート14Bがサイドフロート14B側の泥土表面
に沈み込むようになったとしても、サイドフロート14
Bは、そのときの浮力によって独立的に上昇して、所望
の接地圧に近い接地圧でサイドフロート14B側の泥土
表面に接地した状態で滑走するようになることから、サ
イドフロート14Bの作溝器17による作溝深さを略適
正深さに維持できるようになっている。
【0029】つまり、以上の構成によって、圃場の起伏
にかかわらず、センターフロート14Aの作溝器17に
よる作溝深さを適正深さに維持できるとともに、各サイ
ドフロート14Bの作溝器17による作溝深さを略適正
深さに維持できるようになっており、もって、圃場の起
伏にかかわらず、直播装置4による適正深さへの播種を
比較的精度よく行えるようになっている。
【0030】図2、図4および図6に示すように、サイ
ドフロート14Bを接地側に押し付け付勢するコイルバ
ネ31は、その伝動ケース12側の端部が、左右に位置
する伝動ケース12の後部に横軸芯P3周りに揺動自在
に支持されたクランクアーム32を介して左右の伝動ケ
ース12に連結されている。クランクアーム32は、制
御装置20によって作動制御される電動シリンダ33に
よって横軸芯P3周りに揺動操作されるようになってい
る。制御装置20は、作業者が判断した圃場泥土の硬さ
に基づいて人為操作されるよう走行機体1に装備された
回転式のポテンショメータからなる調節ダイヤル34か
らの出力値、もしくは、圃場泥土の硬さを検出するよう
センターフロート14Aに装備された泥土硬さ検出セン
サS3からの検出値に基づいて、電動シリンダ33の作
動を制御するとともにセンターフロート14Aの目標角
度θoを補正することによって、各サイドフロート14
Bとセンターフロート14Aの押し付け荷重を圃場泥土
の硬さに応じた値に変更するよう構成されている。
【0031】詳述すると、調節ダイヤル34は、「硬」
側に操作されるほど大きい値を制御装置20へ出力する
ように設定されている。又、泥土硬さ検出センサS3
は、検出した圃場泥土の硬さが硬いほど大きい値を制御
装置20へ出力するように設定されている。制御装置2
0は、調節ダイヤル34からの出力値もしくは泥土硬さ
検出センサS3からの検出値が大きいほど圃場泥土が硬
いと判断し、その硬さに応じた押し付け荷重が得られる
ように、その出力値もしくは検出値に比例した操作量
で、電動シリンダ33を短縮作動させるとともに、セン
ターフロート14Aの目標角度θoを前上がり側(フロ
ートセンサS2の検出基準値をプラス角検出方向側)に
変更する補正を行うようになっている。電動シリンダ3
3を短縮作動させると、各サイドフロート14Bを接地
側に押し付け付勢するコイルバネ31が伝動ケース12
の後部側に引っ張られるようになることから、各サイド
フロート14Bの押し付け荷重は電動シリンダ33の短
縮作動量に応じて大きくなる。又、センターフロート1
4Aの目標角度θoを前上がり側に変更する補正を行う
と、自動昇降制御手段20Bが、補正後の目標角度θo
とフロートセンサS2にて検出されるセンターフロート
14Aの上下揺動角度θとが合致するように直播装置4
を下降させるようになり、これによって、センターフロ
ート14Aを接地側に押し付け付勢するコイルバネ30
が圧縮されるようになることから、センターフロート1
4Aの押し付け荷重はセンターフロート14Aの目標角
度θoの前上がり側への補正量に応じて大きくなる。
【0032】つまり、制御装置20には、調節ダイヤル
34からの出力値に基づいて、その出力値が大きい(泥
土硬さが硬い)ほどセンターフロート14Aと各サイド
フロート14Bの押し付け荷重を大きくする手動接地荷
重調節制御、もしくは、泥土硬さ検出センサS3からの
検出値に基づいて、その検出値が大きい(泥土硬さが硬
い)ほどセンターフロート14Aと各サイドフロート1
4Bの押し付け荷重を大きくする自動接地荷重調節制
御、を実行する接地荷重調節手段20Cが制御プログラ
ムとして備えられている。尚、接地荷重調節手段20C
は、走行機体1の右側に配備された操作レバー28が
「入」位置に操作された状態においては手動接地荷重調
節制御を実行し、又、操作レバー28が「自動」位置に
操作された状態においては自動接地荷重調節制御を実行
するように構成されている。
【0033】この構成から、接地荷重調節手段20Cに
よる手動接地荷重調節制御を実行させることにより、調
節ダイヤル34の人為操作によって、センターフロート
14Aおよび各サイドフロート14Bの押し付け荷重
を、その圃場の泥土硬さに略適応した押し付け荷重に調
節することができ、センターフロート14Aおよび各サ
イドフロート14Bを、その圃場の泥土硬さに略適応し
た接地圧で接地させた状態で滑走させることができるの
で、圃場の泥土硬さにかかわらず、センターフロート1
4Aの作溝器17および各サイドフロート14Bの作溝
器17による作溝深さを略適正深さに維持することがで
き、もって、圃場の起伏や泥土硬さにかかわらず、直播
装置4による適正深さへの播種を比較的精度よく行える
ようになっている。
【0034】一方、接地荷重調節手段20Cによる自動
接地荷重調節制御を実行させることにより、圃場の泥土
硬さに応じたセンターフロート14Aおよび各サイドフ
ロート14Bの押し付け荷重の調節を自動的に行えるこ
とから、圃場の泥土硬さに応じたセンターフロート14
Aおよび各サイドフロート14Bの押し付け荷重の調節
を調節ダイヤル34の人為操作で行う場合に比較して、
作業者の労力を軽減できるとともに、圃場泥土硬さの判
断ミスや調節ダイヤル34の誤操作などによって、セン
ターフロート14Aおよび各サイドフロート14Bの押
し付け荷重が、その圃場の泥土硬さに応じた値から掛け
離れた値に調節されることを防止できるようになってい
る。又、作業走行中に圃場の泥土硬さに部分的な変化が
生じても、作業を中断させることなく、センターフロー
ト14Aおよび各サイドフロート14Bの押し付け荷重
を、その地点での泥土硬さに適した値に迅速かつ的確に
調節できるようになっている。つまり、作業走行中での
部分的な泥土硬さの変化にも迅速かつ的確に対応して、
センターフロート14Aおよび各サイドフロート14B
を、その圃場部分の泥土硬さに適した接地圧で接地させ
た状態で滑走させることができ、これによって、その圃
場の泥土硬さ、更には、作業走行中での部分的な泥土硬
さの変化にかかわらず、センターフロート14Aの作溝
器17および各サイドフロート14Bの作溝器17によ
る作溝深さをより確実に適正深さに維持することができ
るので、圃場の起伏や泥土硬さの変化にかかわらず、直
播装置4による適正深さへの播種をより精度よく行える
ようになっている。
【0035】しかも、接地荷重調節手段20Cが、その
制御作動により圃場の泥土が硬いほどセンターフロート
14Aの押し付け荷重を大きくすることによって、セン
ターフロート14Aは、圃場の泥土が硬いほど上下揺動
し難くなり、又逆に、圃場の泥土が柔らかいほど上下揺
動し易くなることから、圃場の泥土が硬いほど、センタ
ーフロート14Aの上下揺動角度θを検出するフロート
センサS2からの検出値に基づいて直播装置4の昇降を
制御する自動昇降制御(自動昇降制御手段20Bの制御
作動)の制御感度が鈍感側に補正された状態になり、又
逆に、圃場の泥土が柔らかいほど自動昇降制御の制御感
度が敏感側に補正された状態となる。これによって、泥
土の軟らかい圃場においては、その圃場での起伏をフロ
ートセンサS2が検出しなくなり、起伏があるにもにか
かわらず直播装置4を昇降させることができないことに
よって、直播装置4による播種に悪影響を及ぼす、とい
った不都合が生じることを回避でき、又逆に、泥土の硬
い圃場においては、その圃場での泥塊などに起因した局
部的な凹凸をもフロートセンサS2が敏感に検出し、そ
の泥塊などでも直播装置4が敏感に昇降することによっ
て、直播装置4による播種に悪影響を及ぼす、といった
不都合が生じることを回避できることから、直播装置4
による適正深さへの播種をより一層精度よく行えるよう
になっている。
【0036】尚、図3、図5、図8および図9に示すよ
うに、泥土硬さ検出センサS3は、センターフロート1
4Aの前部中央に立設されたブラケット35に固着され
た回転式のポテンショメータ36と、ブラケット35に
横軸芯P4周りに一体揺動自在に支持された左右一対の
ディスク体37とを、泥土硬さに応じて変化するディス
ク体37の圃場への沈下量をポテンショメータ36が検
出するように連係することによって構成されている。
又、図4に示すように、接地荷重調節手段20Cは、自
動接地荷重調節制御においては、泥土硬さ検出センサS
3からの検出値に基づいて、調節ダイヤル34を操作す
る電動シリンダ38の作動を制御することによって、セ
ンターフロート14Aの目標角度θoを補正するように
構成されている。
【0037】図1〜7に示すように、各整地フロート1
4の左右には、直播装置4により播種された種籾に対し
て覆土する覆土機構39が装備されている。各覆土機構
39は、各整地フロート14の左右に立設されたブラケ
ット40にそれぞれ横軸芯P5周りに揺動自在に支持さ
れた覆土部材39Aと揺動アーム39B、揺動アーム3
9Bとブラケット40とに亘って掛け渡された電動シリ
ンダ39C、および、覆土部材39Aを接地側に押し付
け付勢するように覆土部材39Aと揺動アーム39Bと
に係合されたつる巻きバネ39D、などによって構成さ
れている。電動シリンダ39Cの作動は、接地荷重調節
手段20Cによって制御されるように構成されている。
一方、接地荷重調節手段20Cは、調節ダイヤル34か
らの出力値もしくは泥土硬さ検出センサS3からの検出
値が大きいほど圃場泥土が硬いと判断し、その硬さに応
じた押し付け荷重が得られるように、その出力値もしく
は検出値に比例した操作量で電動シリンダ39Cを短縮
作動させるようになっている。つまり、接地荷重調節手
段20Cの制御作動によって、圃場泥土の硬さに応じた
押し付け荷重で覆土部材39Aを接地させることができ
るようになっており、これによって、圃場泥土の硬さに
かかわらず、直播装置4により播種された種籾に対して
適切な覆土を行えるようになっている。
【0038】〔別実施例〕 直播装置4としては、四条、五条、あるいは、八条
以上の播種を行うように構成されたものであってもよ
い。 泥土硬さ検出センサS3を備えずに、調節ダイヤル
34の人為操作に基づく接地荷重調節手段20Cの手動
接地荷重調節制御によってのみ、各整地フロート14の
押し付け荷重の調節を行えるように構成して、構成の簡
素化を図るようにしてもよい。 サイドフロート14Bを接地側に押し付け付勢する
コイルバネ31の付勢力を調節する操作レバーを設け、
この操作レバーの操作によってのみ、サイドフロート1
4Bの押し付け荷重を圃場泥土の硬さに応じた値に変更
できるように構成して、構成の簡素化を図るようにして
もよい。 サイドフロート14Bの押し付け荷重を調節不能に
構成してもよい。 泥土硬さ検出センサS3の構成としては種々の変更
が可能であり、例えば、泥土硬さ検出センサS3を、泥
土表面を接地追従する接地体、整地フロート14により
形成された溝跡の底面を接地追従する接地体、および、
それら接地体の接地レベルの差を検出するポテンショメ
ータ、などによって構成してもよく、又、泥土表面を接
地追従する接地体、および、接地体の接地レベルの変位
を検出するポテンショメータ、などによって構成しても
よい。 泥土硬さ検出センサS3を各整地フロート14に装
備し、接地荷重調節手段20Cが、各泥土硬さ検出セン
サS3からの検出値に基づいて、それぞれ対応する整地
フロート14の押し付け荷重を変更するように構成して
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】湛水直播機の全体側面図
【図2】直播装置の構成を示す側面図
【図3】直播装置の構成を示す概略平面図
【図4】制御構成を示すブロック図
【図5】センターフロート部の構成を示す要部側面図
【図6】サイドフロート部の構成を示す要部側面図
【図7】サイドフロート部の構成を示す要部背面図
【図8】泥土硬さ検出センサの構成を示す要部側面図
【図9】泥土硬さ検出センサの構成を示す要部背面図
【符号の説明】
1 走行機体 4 直播装置 14 整地フロート 14A センターフロート 14B サイドフロート 15 ホッパー 17 作溝器 20B 自動昇降制御手段 20C 接地荷重調節手段 S2 フロートセンサ S3 泥土硬さ検出センサ θ 上下揺動角度 θo 目標角度

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接地側に押し付け付勢された複数の整地
    フロートを上下揺動自在に支持するとともに、各整地フ
    ロートにホッパーから繰り出された種籾を圃場内に埋没
    させる作溝器を装着して構成した直播装置を走行機体に
    昇降自在に連結し、 作業時の走行に伴って変位する前記複数の整地フロート
    のうちのセンターフロートの上下揺動角度を検出するフ
    ロートセンサと、該フロートセンサからの検出値に基づ
    いて、前記センターフロートの上下揺動角度が予め設定
    された目標角度に復帰するように前記直播装置の昇降を
    制御する自動昇降制御手段とを備え、 前記複数の整地フロートのうちの各サイドフロートを、
    前記センターフロートに対して独立的に接地側に押し付
    け付勢するとともに上下動可能に構成してある湛水直播
    機。
  2. 【請求項2】 前記各サイドフロートの押し付け荷重を
    調節可能に構成してある請求項1記載の湛水直播機。
  3. 【請求項3】 圃場泥土の硬さを検出する泥土硬さ検出
    センサと、該泥土硬さ検出センサからの検出値に基づい
    て、泥土硬さが硬いほど前記各サイドフロートの押し付
    け荷重を大きくする接地荷重調節手段を装備してある請
    求項1又は2記載の湛水直播機。
  4. 【請求項4】 前記接地荷重調節手段が、前記泥土硬さ
    検出センサからの検出値に基づいて、泥土硬さが硬いほ
    ど前記自動昇降制御手段による自動昇降制御の制御感度
    を鈍感側に補正するよう構成してある請求項3記載の湛
    水直播機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114616938A (zh) * 2022-05-03 2022-06-14 黑龙江八一农垦大学 一种智能化水稻苗床平地机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114616938A (zh) * 2022-05-03 2022-06-14 黑龙江八一农垦大学 一种智能化水稻苗床平地机
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