JPH10201933A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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Publication number
JPH10201933A
JPH10201933A JP2448897A JP2448897A JPH10201933A JP H10201933 A JPH10201933 A JP H10201933A JP 2448897 A JP2448897 A JP 2448897A JP 2448897 A JP2448897 A JP 2448897A JP H10201933 A JPH10201933 A JP H10201933A
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JP
Japan
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winning
ball
game
prize
processing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2448897A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 価値付与制御手段による景品玉払出制御に異
常が生じたときでも、遊技制御手段は遊技制御の実行を
継続してしまう。 【解決手段】 遊技制御用マイクロコンピュータ53
は、始動口センサ17、カウントセンサ23およびVカ
ウントセンサ22からの検出出力を、遊技者に払い出さ
れる景品玉の数が等しい入賞口別に計数して計数値を記
憶する。そして、払出制御基板37の側で入賞玉処理が
行なわれる毎に計数値を減算する。遊技制御用マイクロ
コンピュータ53は、検出出力の計数が行われてから所
定期間内に計数値の減算が行われなかった場合に異常が
発生したと判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機や
コイン遊技機等に代表される弾球遊技機に関し、特に、
入賞領域が形成された遊技領域に打球が打ち込まれて遊
技が行われる弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】弾球遊技機として、遊技領域に打ち込ま
れた打球が入賞領域に入賞すると、その入賞玉を例えば
遊技盤裏面側における所定箇所に集合させ、入賞玉処理
装置が入賞玉を一時貯留した状態で、玉払出装置が入賞
玉に対応した個数の景品玉を遊技者に払い出す構成のも
のがある。また、打球が入賞した入賞口が異なると景品
玉数も異なる場合には、遊技制御手段が、対応する景品
玉数が等しい入賞口別に、遊技盤に設けられた入賞口セ
ンサからの情報にもとづいて入賞玉数を計数する構成が
とられる。そして、遊技制御手段は払い出すべき景品玉
数を決定し、その景品玉数を特定できる情報を価値付与
制御手段に出力し、価値付与制御手段が、価値付与の一
例として、決定された数の景品玉を払い出す制御を行
う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、遊技制御手段
が遊技制御を行い、遊技制御手段とは別の価値付与制御
手段が景品玉を払い出す制御を行うように構成されてい
る場合には、価値付与制御手段による景品玉払出制御に
異常が生じたときでも、遊技制御手段は、遊技制御の実
行を継続してしまう。すると、入賞玉が新たに発生して
も景品玉が払い出されず、大当たり等の遊技者によって
有利な状況において遊技客の持ち玉がなくなったりする
事態が生じ、遊技客は遊技の続行が不能となって大当た
り等が途中で終了してしまうなどの不都合が生ずるた
め、遊技客からクレームがつくといったことも生じかね
ない。
【0004】そこで、本発明は、価値付与制御手段側で
入賞玉処理が行われなくなったことを遊技制御手段で認
識でき、そのような場合に遊技制御手段が適切な処理を
行うことができる弾球遊技機を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による弾球遊技機
は、遊技制御手段が、価値付与制御手段によって制御さ
れる入賞玉検出手段からの検出出力を遊技者に付与され
る価値の大きさが等しい入賞口別に計数して計数値を記
憶するとともに、入賞玉処理手段が入賞玉処理を行う毎
に計数値を減算する計数手段と、検出出力の計数が行わ
れてから所定期間内に計数値の減算が行われなかった場
合に異常が発生したと判定する異常判定手段とを含むも
のである。
【0006】また、遊技制御手段が、価値付与制御手段
によって制御される入賞玉検出手段からの検出出力を遊
技者に付与される価値の大きさが等しい入賞口別に計数
して計数値を記憶するとともに、入賞玉処理手段が入賞
玉処理を行う毎に処理回数を計数する計数手段と、検出
出力の計数が行われてから所定期間内に処理回数の計数
が行われなかった場合に異常が発生したと判定する異常
判定手段とを含むものである。
【0007】遊技制御手段は、さらに、異常が発生した
と判定された場合に遊技を不能動化する遊技不能動化手
段を含む構成であってもよい。
【0008】さらに、遊技制御手段は、異常が発生した
と判定された場合にそのときの遊技状態を記憶する遊技
状態記憶手段と、異常が発生したと判定された後に入賞
玉処理が行われるたと判定されたことを条件として、遊
技不能動化状態を解除するとともに異常発生時に記憶さ
れた遊技状態から遊技を再開させる遊技再開手段とを含
む構成であってもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。まず、弾球遊技機の一例であるパ
チンコ遊技機の全体の構成について説明する。図1はパ
チンコ遊技機1を正面からみた正面図、図2はパチンコ
遊技機1の内部構造を示す全体背面図、図3はパチンコ
遊技機1の遊技盤を背面からみた背面図である。
【0010】図1に示すように、パチンコ遊技機1は、
額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。ガラス扉枠
2の下部表面には打球供給皿3がある。打球供給皿3の
下部には、打球供給皿3からあふれた景品玉を貯留する
余剰玉受皿4と打球を発射する打球操作ハンドル5が設
けられている。ガラス扉枠2の後方には、遊技盤6が着
脱可能に取り付けられている。
【0011】遊技盤6の遊技領域7の中央付近には、C
RTによる画像表示部9と7セグメントLEDによる可
変表示器10とを含む可変表示装置8が設けられてい
る。可変表示装置8の側部には、打球を導く通過ゲート
11が設けられている。通過ゲート11を通過した打球
は、玉出口13を経て始動入賞口14の方に導かれる。
通過ゲート11と玉出口13との間の通路には、打球を
検出するゲートセンサ12がある。また、始動入賞口1
4に入った入賞球は、遊技盤6の背面に導かれ、始動口
センサ17によって検出される。また、始動入賞口14
の下部には開閉動作を行う第1可変入賞球装置15が設
けられている。第1可変入賞球装置15は、ソレノイド
16によって開状態とされる。第1可変入賞球装置15
の下部には、特定遊技状態(大当たり状態)においてソ
レノイド21によって開状態とされる開閉板20が設け
られている。開閉板20から遊技盤6の背面に導かれた
入賞球のうち一方(Vゾーン)に入った入賞球はVカウ
ントセンサ22で検出され、他方に入った入賞球はカウ
ントセンサ23で検出される。可変表示装置8の下部に
は、始動入賞口14に入った入賞球数を表示する4個の
表示部を有する始動入賞記憶表示器18が設けられてい
る。この例では、4個を上限として、始動入賞がある毎
に、始動入賞記憶表示器18は点灯している表示部を1
つずつ増やす。そして、画像表示部9の可変表示が開始
される毎に、点灯している表示部を1つ減らす。
【0012】遊技盤6には、複数の、この例では4つの
入賞口24が設けられている。また、所定の条件で開状
態となる第2可変入賞球装置19が設けられている。遊
技領域7の左右周辺には、遊技中に点滅表示される装飾
ランプ25が設けられ、下部には、入賞しなかった打球
を吸収するアウト口26がある。また、遊技領域7の外
側の左右上部には、効果音を発する2つのスピーカ27
が設けられている。遊技領域7の外周には、枠装飾ラン
プ・LED28が設けられている。そして、この例で
は、一方のスピーカ27の近傍に、景品玉払出時に点灯
する賞球ランプ51が設けられ、他方のスピーカ27の
近傍に、補給玉が切れたときに点灯する玉切れランプ5
2が設けられている。さらに、図1には、パチンコ遊技
台1に隣接して設置され、プリペイドカードが挿入され
ることによって玉貸しを可能にするカードユニット50
も示されている。
【0013】打球発射装置から発射された打球は、打球
レールを通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7
を下りてくる。打球が通過ゲート11を通ってゲートセ
ンサ12で検出されると、後述する遊技制御用マイクロ
コンピュータの制御によって、可変表示器10の表示数
字が連続的に変化する状態になる。また、打球が始動入
賞口14に入り始動口センサ17で検出されると、後述
する遊技制御用マイクロコンピュータおよび可変表示制
御用マイクロコンピュータの制御によって、画像表示部
9内の図柄が回転を始める。画像表示部9内の画像の回
転は、一定時間が経過したときに停止する。停止時の画
像の組み合わせが大当たり図柄の組み合わせであると、
大当たり遊技状態に移行する。すなわち、開閉板20
が、一定時間経過するまで、または、所定個数(例えば
10個)の打球が入賞するまで開放する。そして、開閉
板20の開放中に打球が特定入賞領域に入賞しVカウン
トセンサ22で検出されると、継続権が発生し開閉板2
0の開放が再度行われる。この継続権の発生は、所定回
数(例えば16回)許容される。
【0014】停止時の画像表示部9内の画像の組み合わ
せが大当たり図柄の組み合わせであって、可変表示器1
0の示す図柄が所定の図柄である場合には、その後、第
1可変入賞球装置15および第2可変入賞球装置19が
高い頻度で開状態となる。従って、入賞確率が高くな
る。
【0015】次に、パチンコ遊技機1の裏面の構造につ
いて図2を参照して説明する。可変表示装置8の背面で
は、図2に示すように、機構板36の上部に景品玉タン
ク38が設けられ、パチンコ遊技機1が遊技機設置島に
設置された状態でその上方から景品玉が景品玉タンク3
8に供給される。景品玉タンク38内の景品玉は、誘導
樋39を通って、後述する玉払出装置97に至る。
【0016】機構板36には、中継基板30を介して可
変表示装置8を制御する可変表示制御ユニット29、基
板ケース32に覆われ遊技制御用マイクロコンピュータ
等が搭載された遊技制御基板31、可変表示制御ユニッ
ト29と遊技制御基板31との間の信号を中継するため
の中継基板33、および景品玉の払出制御を行う払出制
御用マイクロコンピュータ等が搭載された払出制御基板
37が設置されている。さらに、機構板36には、モー
タの回転力を利用して打球を遊技領域7に発射する打球
発射装置34と、スピーカ27および枠装飾ランプ・L
ED28に信号を送るための電飾基板35が設置されて
いる。
【0017】また、遊技盤6の裏面には、図3に示すよ
うに、各入賞口および入賞球装置に入賞した入賞玉を所
定の入賞経路に沿って導く入賞玉集合カバー40が設け
られている。入賞玉集合カバー40に導かれる入賞玉の
うち、開閉板20を経て入賞したものは、玉払出装置9
7が相対的に多い景品玉数(この例では15個)を払い
出すように制御される。始動入賞口14を経て入賞した
ものは、玉払出装置97が相対的に少ない景品玉数(こ
の例では6個)を払い出すように制御される。そして、
その他の入賞口24および入賞球装置を経て入賞したも
のは、玉払出装置97が相対的に中程度の景品玉数(こ
の例では10個)を払い出すように制御される。このよ
うな制御を行うために、始動口センサ17、Vカウント
センサ22およびカウントセンサ23からの信号が、遊
技制御基板31に送られる。遊技制御基板31に各セン
サからの信号が送られると、遊技制御基板31から払出
制御基板37に後述する賞球個数信号が送られる。な
お、この実施形態では始動口センサ17、Vカウントセ
ンサ22およびカウントセンサ23が設けられ、景品玉
数10個に対応した入賞口および入賞球装置にはセンサ
が設けられていないが、それらについてもセンサを設
け、それらのセンサからも遊技制御基板31に信号を送
るようにしてもよい。
【0018】図4は機構板36における景品玉払出経路
を示す構造図である。また、図5は玉払出装置97の分
解斜視図、図6(A)は玉払出装置97の側面からみた
断面図、図6(B)は玉払出装置97の前方からみた断
面図、図7は入賞玉処理装置115の背面図である。図
4に示すように、景品玉タンク38の下部にはタンク玉
切れ検出器41が設置されている。景品玉タンク38内
の景品玉が欠乏したときには、タンク玉切れ検出器41
がその旨を検知して遊技場内に設置された管理コンピュ
ータに景品玉補給信号を送出する。同時に、玉切れラン
プ51が点灯する。景品玉タンク38内の景品玉は、誘
導樋39内を複数列(この例では2列)に整列して流下
し、玉切れ検出器42を経て玉払出装置97に到達す
る。玉切れ検出器42は、誘導樋39から玉払出装置9
7に至る景品玉通路内の景品玉の有無を検出する。いず
れか一方の玉切れ検出器42が景品玉を検出しなくなる
と、玉払出装置97内のステッピングモータ(図4にお
いて図示せず)の回転が停止して玉払出装置97の動作
が停止するように制御される。
【0019】玉払出装置97から払い出された景品玉
は、連絡口45を通ってパチンコ遊技機1の前面に設け
られている打球供給皿3に供給される。連絡口45の側
方には、パチンコ遊技機1の前面に設けられている余剰
玉受皿4に連通する余剰玉通路46が形成されている。
入賞にもとづく景品玉が多数払い出されて打球供給皿3
が満杯になり、ついには景品玉が連絡口45に到達した
後さらに景品玉が払い出されると景品玉は、余剰玉通路
46を経て余剰玉受皿4に導かれる。さらに景品玉が払
い出されると、感知レバー47が満タン検出器48を押
圧して満タン検出器48がオンする。その状態では、玉
払出装置97内のステッピングモータの回転が停止して
玉払出装置97の動作が停止するとともに、必要に応じ
て打球発射装置34の駆動も停止する。
【0020】また、図4に示すように、機構板36の下
部には、開閉板20等を経て入賞した入賞玉を受けとめ
て、入賞玉整列樋44を介して入賞玉処理装置115に
送る入賞玉集合樋が設置されている。さらに、図4に
は、払出制御基板37に設置された故障の種類を数値表
示するエラー表示器59も示されている。なお、符号4
9は、可変表示制御ユニット29等が臨む開口を示す。
【0021】次に、玉払出装置97の構成および作用を
図5,図6を参照して説明する。この実施形態における
玉払出装置97は、ステッピングモータ(払出モータ)
189がスクリュー188を回転させることによりパチ
ンコ玉を1個ずつ払い出す。なお、玉払出装置97は、
入賞にもとづく景品玉だけでなく、貸し出すべき遊技玉
も払い出す。図5に示すように、玉払出装置97は、2
つのケース98a,98bを有する。それぞれのケース
98a,98bの左右2箇所に、玉払出装置97の設置
位置上部に設けられた位置決め突片(図4参照)に当接
される係合突部180が設けられている。また、それぞ
れのケース98a,98bには、玉供給路181a,1
81bが形成されている。玉供給路181a,181b
は湾曲面182a,182bを有し、湾曲面182a,
182bの終端の下方には、玉送り水平路184a,1
84bが形成されている。さらに、玉送り水平路184
a,184bの終端に玉排出路183a,183bが形
成されている。玉供給路181a,181b、玉送り水
平路184a,184bおよび玉排出路183a,18
3bは、ケース98a,98bをそれぞれ前後に区画す
る区画壁195a,195bの前方に形成されている。
また、区画壁195a,195bの前方において、玉圧
緩衝部材185がケース98a,98b間に挟み込まれ
る。玉圧緩衝部材185は、図6(B)に示すように、
玉払出装置97に供給される景品玉を左右側方に振り分
けて玉供給路181a,181bに誘導する。また、玉
圧緩衝部材185の下部には、発光素子(LED)18
6と受光素子187とによる玉払出検出器200が設け
られている。発光素子186と受光素子187とは、所
定の間隔をあけて設けられている。そして、この間隔内
に、スクリュー188の先端が挿入されるようになって
いる。なお、玉圧緩衝部材185は、ケース98a,9
8bが張り合わされたときに、完全にその内部に収納固
定される。
【0022】玉送り水平路184a,184bには、払
出モータ189によって回転させられるスクリュー18
8が配置されている。払出モータ189はモータ固定板
190に固定され、モータ固定板190は、区画壁19
5a,195bの後方に形成される固定溝191a,1
91bにはめ込まれる。その状態で払出モータ189の
モータ軸が区画壁195a,195bの前方に突出する
ので、その突出の前方にスクリュー188が固定され
る。スクリュー188の外周には、払出モータ189の
回転によって玉送り水平路184a,184bに載置さ
れた景品玉を前方に移動させるための螺旋突起188a
が設けられている。そして、スクリュー188の先端に
は、発光素子186を収納するように凹部が形成され、
その凹部の外周には、2つの切欠部192が互いに18
0度離れて形成されている。従って、スクリュー188
が1回転する間に、発光素子186からの光は、切欠部
192を介して受光素子187で2回検出される。な
お、発光素子186、受光素子187および払出モータ
189からの配線193は、まとめられてケース98
a,98bの後部下方に形成された引出穴から外部に引
き出されコネクタ194に結線される。
【0023】景品玉が玉送り水平路184a,184b
に載置された状態において、払出モータ189が回転す
ると、スクリュー188の螺旋突起188aによって、
景品玉は、玉送り水平路184a,184b上を前方に
向かって移動する。そして、遂には、玉送り水平路18
4a,184bの終端から玉排出路183a,183b
に落下する。このとき、左右の玉送り水平路184a,
184bからの落下は交互に行われる。すなわち、スク
リュー188が半回転する毎に一方から1個の景品玉が
落下する。従って、1個の景品玉が落下する毎に、発光
素子186からの光が受光素子187によって検出され
る。このため、1回の検出毎に受光素子187から出力
される信号の数が1個の入賞に対応してあらかじめ定め
られた景品玉数に到達したときに払出モータ189の駆
動を停止するように制御すれば、正確に入賞に対応した
景品玉数を払い出すことができる。
【0024】次に、図7を参照して入賞玉処理装置11
5の構成を説明する。入賞玉処理装置115は、取付ベ
ース116に集約して形成される。従って、入賞玉処理
装置115は、容易に機構板36に取り付けられる。ま
た、取付ベース116の周囲には補強リブ117が形成
され、全体の剛性が強化されている。取付ベース116
の下部側方から中央にかけて、屈曲する入賞玉流下路1
20が形成されている。そして、入賞玉流下路120の
屈曲部よりやや下方に入賞玉検出器122が係止爪12
3によって固定されている。入賞玉検出器122は近接
型のスイッチであって、その前方部に入賞玉が通過する
通過穴が形成されている。また、入賞玉検出器122の
通過穴を挟むように第1玉係止部材124と第2玉係止
部材130とが、それぞれ支軸125,131を中心に
して揺動自在に支えられている。第1玉係止部材124
の後端は、リンク杆126を介して排出ソレノイド12
7のプランジャ128に連結されている。排出ソレノイ
ド127は、取付ベース116から突出している係止爪
によって着脱自在に装着される。また、プランジャ12
8の周囲にはスプリング129が設けられプランジャ1
28を下方に向けて常に付勢している。
【0025】第1玉係止部材124の先端側の上部には
玉止部124aが形成され、その下部に第2玉係止部材
130と係合する係合片124bが形成されている。第
2玉係止部材130の前方上部には玉止部130aが形
成され、その中ほどに係合片124bに係合する係合凹
部130bが形成されている。
【0026】次に、図7を参照して入賞玉処理装置11
5の作用を説明する。排出ソレノイド127がオフであ
る通常の状態では、図7(A)に示すように、第1玉係
止部124の玉止部124aは入賞玉流下路120内せ
ず、第2玉係止部130の玉止部130aが、入賞玉流
下路120における入賞玉検出器122の下方に突出し
た状態になっている。そのような状態で入賞玉が発生し
て入賞玉が流下路120に流入すると、先頭の入賞玉P
1は、入賞玉検出器122に形成されている通過穴に入
った状態で玉止部130aによって停留される。する
と、入賞玉検出器122は、払出制御基板37の払出制
御用マイクロコンピュータ60(図8参照)に検出信号
を送る。すると、払出制御用マイクロコンピュータ60
等の制御によって玉払出装置が97が駆動制御されて所
定個数の景品玉の払出が行われる。なお、先頭の入賞玉
P1が玉止部130aで停留しているときに後続の入賞
玉が流入すると全ての入賞玉の玉圧が玉止部130aに
かかるが、その荷重は、玉止部130aのほぼ真下に位
置する支軸131で受け止められる。よって、係合凹部
130bと係合片124bとの係合による第1玉係止部
材124への負荷が減少する。これによって、プランジ
ャ128がスプリング129の付勢力に抗して上昇する
ことがない。すなわち、多数の入賞玉の荷重によって第
1玉係止部材124および第2玉係止部130が規定外
の動きをすることはなく、確実に入賞玉は1個ずつ処理
される。
【0027】所定個数の景品玉の払出が終了すると、払
出制御用マイクロコンピュータ60から排出ソレノイド
127に駆動信号が送られて排出ソレノイド127を所
定時間オンする。排出ソレノイド127がオンすると、
図7(B)に示すように、玉止部124aが入賞玉流下
路120内に進入する。よって、次の入賞玉P2の入賞
玉検出器122の通過穴への進入が阻止されるととも
に、玉止部130aが入賞玉流下路120から退避す
る。従って、先頭の入賞玉P1が開放されて流下する。
そして、所定時間が経過して排出ソレノイド127がオ
フすると、図7(A)に示された状態に戻り、次の入賞
玉にもとづく景品玉の払出動作が行われる。
【0028】なお、この実施形態では、入賞玉検出器1
22が入賞玉を検出してから玉払出装置97を駆動する
までの時間をWAIT時間といい、WAIT時間は、変
動制御されるようになっている。以上のように、入賞玉
処理装置115は、発生した入賞玉を一時停留し、所定
数の景品玉が払い出される毎に1個ずつ入賞玉を排出処
理する。
【0029】図8は、遊技制御基板31と払出制御基板
37との主要な電気部構成を関連する各部材とともに示
すブロック図である。遊技制御基板31には遊技制御用
マイクロコンピュータ53が搭載されている。遊技制御
用マイクロコンピュータ53は、ROM54、RAM5
5、CPU56およびI/Oポート57を含む。遊技制
御用マイクロコンピュータ53は、遊技盤6に設置され
ているゲートセンサ12、始動口センサ17、Vカウン
トセンサ22およびカウントセンサ23からの信号を導
入している。また、遊技盤6の第1可変入賞球装置15
を開閉するためのソレノイド16、遊技盤6の開閉板2
0を開閉するためのソレノイド21等に制御信号を与え
るとともに、ゲートセンサ12のオンを条件に可変表示
器10に連続的に変わる数字信号を与える。さらに、始
動口センサ17のオンを条件に始動入賞記憶表示器18
に点灯指示を与えるとともに、可変表示装置8の画像表
示部9における可変表示開始時に消灯指示を与え、所定
のタイミングで装飾ランプ25に点灯または点滅の指示
を与える。また、払出制御基板37からの入賞データ信
号に応じて、払出制御基板37に賞球個数信号D0〜D
3を与える。この場合には、遊技制御用マイクロコンピ
ュータ53は、始動口センサ17のオンに対応した入賞
データ信号の入力があると、賞球個数信号D0〜D3に
「6」を出力し、カウントセンサ23またはVカウント
センサ22のオンに対応した入賞データ信号の入力があ
ると、賞球個数信号D0〜D3に「15」を出力する。
そして、それらのセンサがオンしない場合に入賞データ
信号の入力があると、賞球個数信号D0〜D3に「1
0」を出力する。
【0030】可変表示制御ユニット29には、可変表示
用マイクロコンピュータ58が搭載されている。可変表
示用マイクロコンピュータ58は、遊技制御用マイクロ
コンピュータ53の指示に従って、画像表示部9の表示
を制御する。電飾基板35には駆動回路等が搭載され、
遊技制御用マイクロコンピュータ53の制御に従って、
枠用ランプ・LED28に点灯または点滅の制御信号を
与えるとともに、スピーカ27に音発生用の制御信号を
与える。
【0031】払出制御基板37には、払出制御用マイク
ロコンピュータ60が搭載されている。払出制御用マイ
クロコンピュータ60は、ROM61、RAM62、C
PU63およびI/Oポート64を含む。払出制御用マ
イクロコンピュータ60は、玉切れ検出器42が景品玉
を検出しなくなると、玉払出装置97内の払出モータ1
89を駆動しないようにして景品玉の払出を中止する。
満タン検出器48がオンすると、玉払出装置97内の払
出モータ189の回転を停止して玉払出装置97の動作
を停止するとともに、必要に応じて打球発射装置34の
駆動も停止する。
【0032】払出制御用マイクロコンピュータ60は、
入賞玉検出器122がオンすると、遊技制御基板31に
対して入賞データ信号を出力する。それに応じて遊技制
御基板31から賞球個数信号D0〜D3が出力されるの
で、払出制御用マイクロコンピュータ60は、景品玉払
出制御を実行する。具体的には、払出モータ189を回
転させる。すると、上述したようにスクリュー188の
作用によって景品玉が1個ずつ払い出されるので、玉払
出検出器200の受光素子187から検出信号が出力さ
れる。検出信号の出力回数が賞球個数信号D0〜D3が
示した値になると、払出制御用マイクロコンピュータ6
0は、払出モータ189の回転を停止する。そして、排
出ソレノイド127に駆動信号を送り排出ソレノイド1
27を所定時間オンする。従って、上述したように、入
賞玉が入賞玉流下路120内に流下する。次の入賞玉が
ある場合には、その入賞玉は入賞玉検出器122で検出
されるので、上記の景品玉払出制御および入賞玉排出処
理が再び実行される。なお、ここでは1回の景品玉の払
出が完了してから入賞玉排出処理が実行される場合につ
いて説明したが、景品玉の払出が完了する前に入賞玉排
出処理を行って次の入賞玉の検出処理を行うようにする
こともできる。
【0033】また、払出制御用マイクロコンピュータ6
0は、タンク玉切れ検出器41が景品玉タンク38内の
玉切れを検出すると玉切れランプ52を点灯し、景品玉
を払い出しているときには賞球ランプ51を点滅する。
玉払出装置97は貸し出すべき遊技玉も払い出すので、
払出制御用マイクロコンピュータ60は、カードユニッ
ト50からパチンコ玉の玉貸要求信号を受けたときに
は、景品玉払出処理と同様の処理によって所定個数のパ
チンコ玉を払い出すように制御する。故障を検出したと
きには、払出制御用マイクロコンピュータ60は、エラ
ー表示器59に故障の種類を示すコードを表示する。
【0034】次に、図9〜図15のフローチャートを参
照して遊技制御用マイクロコンピュータ53の入賞処理
に関する動作を説明する。遊技制御用マイクロコンピュ
ータ53は、入賞処理に関して以下のカウンタおよびタ
イマを使用する。 エラーチェックタイマ:払出制御基板37において景品
玉払出処理が行われなかったことの検出用 入賞カウンタA:開閉板20を通った入賞回数の計数用 入賞カウンタB:始動入賞口14を通った入賞回数の計
数用 カウントセンサONカウンタ:カウントセンサ23が確
実にオンしたことの検出用 VカウントセンサONカウンタ:Vカウントセンサ22
が確実にオンしたことの検出用 始動口センサONカウンタ:始動口センサ17が確実に
オンしたことの検出用 賞球データ出力カウンタ:賞球個数データ出力期間設定
用 入賞データ入力カウンタ:入賞データ信号が確実にオン
したことの検出用 開放回数カウンタ:1回の大当たりにおける開閉板20
の開放回数計数用 入賞個数カウンタ:開閉板20の1回の開放における入
賞個数の計数用 始動記憶カウンタ:始動入賞口14への入賞数の計数用 当り外れ決定用カウンタ:大当たりを発生させるか否か
の決定用 当り図柄決定用カウンタ:大当たりとなる図柄の組み合
わせのうちどの図柄の組み合わせで大当たりを発生させ
るかの決定用 外れ図柄決定用カウンタ:大当たりとならない図柄の組
み合わせのうちどの図柄の組み合わせで大当たりの外れ
とするのかの決定用
【0035】また、遊技制御用マイクロコンピュータ5
3は、入賞処理に関して以下のフラグを使用する。 入賞玉処理エラーフラグ:払出制御基板37において入
賞玉排出処理が行われなかったことが検出されたことを
示す カウントセンサエラーAフラグ:開閉板20の1回の開
放中に入賞玉が1個も検出されなかったことを示す カウントセンサエラーBフラグ:カウントセンサ23の
出力が異常であったことを示す カウントセンサエラーCフラグ:Vカウントセンサ22
の出力が異常であったことを示す 賞球データ出力フラグ:賞球個数信号D0〜D3の出力
中を示す V入賞フラグ:開閉板20の1回の開放においてVゾー
ンに入賞があったことを示す
【0036】図9は、遊技制御用マイクロコンピュータ
53のメイン処理を示すフローチャートである。遊技制
御用マイクロコンピュータ53は例えば2ms毎に起動
される。遊技制御用マイクロコンピュータ53が起動さ
れると、遊技制御用マイクロコンピュータ53は、ま
ず、RAM55の内容チェックを行う(ステップS
1)。例えば、RAM55の所定アドレスの内容を読み
出し、その値が所定値と等しいかどうか確認する。プロ
グラムの暴走時や電源投入直後ではRAM55の内容は
不定であるから、RAM55の内容は正しいと判定され
ない。従って、初期化処理が行われる(ステップS
2)。すなわち、RAM55に初期データが書き込まれ
る。その後、遊技制御用マイクロコンピュータ53は何
もしない(リセット:再起動を待つ)。遊技制御用マイ
クロコンピュータ53は例えば2ms毎に再起動される
ので、起動されると、遊技制御用マイクロコンピュータ
53は再びステップS1の処理を実行する。
【0037】2回目以降の起動時にはRAM55の内容
が確定しているので、遊技制御用マイクロコンピュータ
53はI/O出力を行う(ステップS3)。すなわち、
ソレノイド16,21、可変表示器10、始動入賞記憶
表示器18および装飾ランプ25等に必要な制御信号を
送る。そして、カウントセンサエラーフラグ(カウント
センサエラーAフラグ、カウントセンサエラーBフラグ
およびカウントセンサエラーCフラグ)がセットされて
おらず、かつ、入賞玉処理エラーフラグがセットされて
いなければ、プロセスデータの値にもとづいて遊技を制
御するプロセス制御を実行する(ステップS4,S5,
S6)。なお、プロセス制御では、遊技の各段階の制御
がプロセスデータの値に応じて実行される。1つの段階
が終了すると、プロセスデータの値が更新される。プロ
セス制御の段階として、画像表示部9の図柄変動処理、
図柄停止処理、開閉板20の開閉処理等がある。カウン
トセンサエラーフラグまたは入賞玉処理エラーフラグが
セットされている場合には、所定のエラー処理を行う
(ステップS7)。例えば、エラー種類に応じたランプ
表示を行ったり、ブザー鳴動を行う。また、ここで、ス
テップS5において入賞玉処理エラーである旨の判断が
なされた場合には、ステップS6のプロセス処理がなさ
れないため遊技が進行しない。すなわち、遊技が不能動
化される。そのため、エラーがあるにも関わらず遊技を
進行させて状況をより悪化させてしまうことが防止され
る。さらに、その際の遊技状態に関するプロセスデータ
も更新されないので、エラー発生直前のプロセスデータ
はRAM55中に保存される。入賞玉処理エラーが解除
されればRAM55に記憶されているエラー発生直前の
プロセスデータにもとづいて遊技が再開される。すなわ
ち、遊技不能動化状態が解除される。従って、遊技客は
エラー発生直前の遊技状態から継続して遊技を再開で
き、例えば、大当たり中や特別遊技状態中であった遊技
客もそれらを失ってしまう等の不利益を被ることがな
い。
【0038】次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ
53は、賞球情報出力処理および入賞玉処理エラーチェ
ック処理を行う(ステップS8,S9)。また、当り外
れ決定用カウンタおよび当り図柄決定用カウンタをそれ
ぞれ更新(カウントアップまたはカウントダウン)する
(ステップS10)。さらに、センサ入力処理を行う
(ステップS11)。そして、リセットされるまで、遊
技制御用マイクロコンピュータ53は、外れ図柄決定用
カウンタの計数値を更新し続ける(ステップS11
2)。
【0039】図10は、ステップS11のセンサ入力処
理を示すフローチャートである。図10に示すように、
遊技制御用マイクロコンピュータ53は、カウントセン
サ23のオン/オフを判定するカウントセンサ入力処理
(ステップS13)、Vカウントセンサ22のオン/オ
フを判定するVカウントセンサ入力処理(ステップS1
4)および始動口センサ17のオン/オフを判定する始
動口センサ入力処理(ステップS15)を行う。
【0040】図11はカウントセンサ入力処理(ステッ
プS13)を示すフローチャートである。遊技制御用マ
イクロコンピュータ53は、まず、I/Oポート57を
介してカウントセンサ23の状態を入力する(ステップ
S16)。カウントセンサ23がオン状態でなければ、
カウントセンサONカウンタをクリアしておくととも
に、カウントセンサエラーBフラグをクリアしておく
(ステップS17,S18,S19)。カウントセンサ
23がオン状態であれば、カウントセンサONカウンタ
の計数値が最大値に達しているかどうか確認する(ステ
ップS20)。「最大値」とは、その値に相当する期間
カウントセンサ23のオンが継続すると異常発生とみな
される値であり、センサの特性等に応じて定められる。
カウントセンサONカウンタの計数値が最大値に達して
いなければ、計数値が「+1」される(ステップS2
1)。そして、遊技制御用マイクロコンピュータ53
は、計数値が入賞判定タイミングとして定められた値に
一致しているかどうか確認する(ステップS22)。入
賞判定タイミングとして定められた値として、例えば
「2」が設定される。遊技制御用マイクロコンピュータ
53が2ms毎にリセットされるとすると、カウントセ
ンサ23のオン状態が4ms継続すると、入賞判定タイ
ミングが発生する。換言すれば、カウントセンサ23の
オン状態が4ms継続するとカウントセンサ23が確か
にONしたとみなされる。このような制御により、セン
サのチャタリングが除去され、また、ノイズによって誤
ってオンと判定されることが防止される。
【0041】ステップS22において入賞判定タイミン
グであれば、カウントセンサ23が確実に動作した(オ
ンした)と判断できる。そこで、まず、開閉板20の1
回の開放中に入賞玉が1個も検出されなかったことを示
すカウントセンサエラーAフラグがクリアされる(ステ
ップS25)。また、開閉板20を通過した入賞玉の個
数を示す入賞カウンタAが「+1」される(ステップS
29)。なお、カウントセンサエラーAフラグは他の処
理ルーチンで所定の条件にもとづいてセットされるもの
であるが、本発明の要旨と関連しないので、この実施形
態では詳述しない。また、開閉板20が開放中または開
放動作終了後の場合には、入賞個数カウンタの計数値が
最大値に達していなければ、その値が「+1」される
(ステップS26,S27,S28)。従って、開閉板
20が開放中または閉じた直後にカウントセンサ23で
検出された入賞玉は、入賞個数カウンタに反映される。
なお、入賞個数カウンタの最大値は、開閉板20を閉じ
させる入賞玉の所定個数に応じた値である。所定個数が
10個であるならば、最大値は「10」である。さら
に、遊技制御用マイクロコンピュータ53は、入賞判定
タイミングであれば、すなわち、カウントセンサ23が
確実に動作したことを確認した場合には、エラーチェッ
クタイマが作動中でなければ、エラーチェックタイマに
所定値を設定し(ステップS30,S31)、カウント
センサ入力処理を終了する。
【0042】ステップS22において入賞判定タイミン
グでなければ、カウントセンサONカウンタの計数値が
最大値に達しているかどうか確認する(ステップS2
3)。最大値に達していれば、遊技制御用マイクロコン
ピュータ53は、カウントセンサエラーBフラグをセッ
トして(ステップS24)、カウントセンサ入力処理を
終了する。カウントセンサONカウンタの計数値が最大
値に達しているということは、最大値に相当する期間カ
ウントセンサ23のオン状態が継続したことを意味す
る。例えば、最大値がnであり、遊技制御用マイクロコ
ンピュータ53が2ms毎にリセットされるとすると、
カウントセンサ23のオン状態が(2n)ms継続した
ことを意味する。そのような場合には、カウントセンサ
23が故障したか、またはカウントセンサ23が設けら
れている入賞玉流路に入賞玉が滞留したような事態が考
えられる。なお、カウントセンサエラーBフラグがセッ
トされると、次に遊技制御用マイクロコンピュータ53
がリセットされたときにステップS4で認識され、ステ
ップS7のエラー処理が実行される。
【0043】図12はVカウントセンサ入力処理(ステ
ップS14)を示すフローチャートである。遊技制御用
マイクロコンピュータ53は、カウントセンサ入力処理
と同様にVカウントセンサ入力処理を実行する。すなわ
ち、まず、I/Oポート57を介してVカウントセンサ
22の状態を入力する(ステップS32)。Vカウント
センサ22がオン状態でなければ、VカウントセンサO
Nカウンタをクリアしておくとともに、カウントセンサ
エラーCフラグをクリアしておく(ステップS33,S
34,S35)。Vカウントセンサ22がオン状態であ
れば、VカウントセンサONカウンタの計数値が最大値
に達しているかどうか確認する(ステップS36)。
「最大値」とは、その値に相当する期間Vカウントセン
サ22のオンが継続すると異常発生とみなされる値であ
り、センサの特性等に応じて定められる。Vカウントセ
ンサONカウンタの計数値が最大値に達していなけれ
ば、計数値が「+1」される(ステップS37)。そし
て、遊技制御用マイクロコンピュータ53は、計数値が
入賞判定タイミングとして定められた値に一致している
かどうか確認する(ステップS38)。入賞判定タイミ
ングとして定められた値として、例えば「2」が設定さ
れる。遊技制御用マイクロコンピュータ53が2ms毎
にリセットされるとすると、Vカウントセンサ22のオ
ン状態が4ms継続するとVカウントセンサ22が確か
にONしたとみなされる。従って、センサのチャタリン
グが除去され、また、ノイズによって誤ってオンと判定
されることが防止される。
【0044】ステップS38において入賞判定タイミン
グであれば、Vカウントセンサ22が確実に動作した
(オンした)と判断できるので、開閉板20を通過した
入賞玉の個数を示す入賞カウンタAが「+1」される
(ステップS47)。また、開閉板20が開放中または
開放動作終了後の場合には、遊技制御用マイクロコンピ
ュータ53は、V入賞フラグがセットされておらず、か
つ、開放回数カウンタが最大値に達していなければ、V
入賞フラグをセットする(ステップS41,S42,S
43,S44)。V入賞フラグは、1回の開閉板20の
開放中にVゾーンに入賞があったことを示し他の処理ル
ーチンで使用されるものである。Vゾーンに入賞がある
と継続権が発生することは既に述べたが、発明の要旨と
関連しないので、この実施形態では詳述しない。また、
開放回数カウンタは、1回の大当たりにおける開閉板2
0の開放回数をカウントするもので、他の処理ルーチン
においてカウントアップされるものである。開放回数が
最大値に達すると継続権は発生しないのでV入賞フラグ
がセットされる必要はない。また、入賞個数カウンタの
計数値が最大値に達していなければ、その値が「+1」
される(ステップS45,S46)。従って、開閉板2
0が開放中または閉じた直後にVカウントセンサ22で
検出された入賞玉も、入賞個数カウンタに反映される。
さらに、遊技制御用マイクロコンピュータ53は、入賞
判定タイミングであれば、すなわち、カウントセンサ2
3が確実に動作したことを確認した場合には、エラーチ
ェックタイマが作動中でなければ、エラーチェックタイ
マに所定値を設定し(ステップS48,S49)、Vカ
ウントセンサ入力処理を終了する。
【0045】ステップS38において入賞判定タイミン
グでなければ、遊技制御用マイクロコンピュータ53
は、VカウントセンサONカウンタの計数値が最大値に
達しているかどうか確認する(ステップS39)。最大
値に達していれば、遊技制御用マイクロコンピュータ5
3は、カウントセンサエラーCフラグをセットして(ス
テップS40)、Vカウントセンサ入力処理を終了す
る。VカウントセンサONカウンタの計数値が最大値に
達しているということは、最大値に相当する期間Vカウ
ントセンサ22のオン状態が継続したことを意味する。
そのような場合には、Vカウントセンサ22が故障した
か、またはVカウントセンサ22が設けられている入賞
玉流路に入賞玉が滞留したような事態が考えられる。な
お、カウントセンサエラーCフラグがセットされると、
次に遊技制御用マイクロコンピュータ53がリセットさ
れたときにステップS4で認識され、ステップS7のエ
ラー処理が実行される。
【0046】図13は始動口センサ入力処理(ステップ
S15)を示すフローチャートである。遊技制御用マイ
クロコンピュータ53は、まず、I/Oポート57を介
して始動口センサ17の状態を入力する(ステップS5
0)。始動口センサ17がオン状態でなければ、始動口
センサONカウンタをクリアしておく(ステップS5
1,S52)。始動口センサ17がオン状態であれば、
始動口センサONカウンタの計数値が最大値に達してい
るかどうか確認する(ステップS53)。「最大値」と
は、その値に相当する期間を越えて始動口センサ17の
オンが継続するとカウンタの値が「0」に戻り再び入賞
判定タイミングの値になり入賞と判定されてしまう誤動
作を防止するための値であり、カウンタに割り当てられ
たRAMエリアの大きさに応じて定められる。始動口セ
ンサONカウンタの計数値が最大値に達していなけれ
ば、計数値が「+1」される(ステップS54)。そし
て、遊技制御用マイクロコンピュータ53は、計数値が
入賞判定タイミングとして定められた値に一致している
かどうか確認する(ステップS55)。入賞判定タイミ
ングとして定められた値として、例えば「2」が設定さ
れる。遊技制御用マイクロコンピュータ53が2ms毎
にリセットされるとすると、始動口カウントセンサ17
のオン状態が4ms継続すると始動口センサ17が確か
にONしたとみなされる。従って、センサのチャタリン
グが除去され、また、ノイズによって誤ってオンと判定
されることが防止される。
【0047】ステップS55において入賞判定タイミン
グであれば、始動口センサ17が確実に動作した(オン
した)と判断できるので、遊技制御用マイクロコンピュ
ータ53は、始動入賞口14を通過した入賞玉の個数を
示す入賞カウンタBを「+1」する(ステップS5
9)。また、カウントセンサエラーフラグ(カウントセ
ンサエラーAフラグ、カウントセンサエラーBフラグお
よびカウントセンサエラーCフラグ)がセットされてい
なければ、すなわち、Vカウントセンサ22およびカウ
ントセンサ23に異常が生じていなければ、画像表示部
9に表示される図柄を変動させ大当たりを生じさせるか
否か決定する処理の準備処理を行う。具体的には、始動
記憶カウンタの計数値が最大値に達していなければ、そ
のときの当り外れ決定用カウンタの値をRAM55の所
定領域に格納するとともに、当り図柄決定用カウンタの
値をRAM55の所定領域に格納する。また、始動記憶
カウンタの計数値を「+1」し、始動入賞記憶表示器1
8における点灯表示部を1個増やす。なお、RAM55
の所定領域に格納された各カウンタ値はプロセス処理
(ステップS6)で使用される。また、この実施形態で
は、始動記憶カウンタの最大値は「4」である。さら
に、遊技制御用マイクロコンピュータ53は、入賞判定
タイミングであれば、すなわち、始動口センサ17が確
実に動作したことを確認した場合には、エラーチェック
タイマが作動中でなければ、エラーチェックタイマに所
定値を設定し(ステップS60,S61)、始動口セン
サ入力処理を終了する。
【0048】以上のようなセンサ入力処理によれば、カ
ウントセンサ23、Vカウントセンサ22または始動口
センサ17がオンしたことが検出されると(ステップS
22、S38またはS55で「Y」)、エラーチェック
タイマが作動中でなければ、エラーチェックタイマが起
動される。
【0049】図14は賞球情報出力処理(ステップS
8)を示すフローチャートである。図14に示された処
理によって、払出制御用マイクロコンピュータ60から
の入賞データ信号の検出と払出制御用マイクロコンピュ
ータ60への賞球データの出力とが行われる。遊技制御
用マイクロコンピュータ53は、まず、払出制御基板3
7からの入賞データ信号の通信に割り当てられたI/O
ポート57からデータを入力する(ステップS62)。
そして、賞球データ出力フラグがセットされているかど
うか確認する(ステップS63)。賞球データ出力フラ
グがセットされている場合には、賞球データ出力カウン
タの計数値を「+1」する(ステップS64)。賞球デ
ータ出力カウンタの計数値が最大値であれば、賞球デー
タ出力フラグをリセットする(ステップS65,S6
6)。後述するように、賞球データ出力フラグは、新た
な賞球データが賞球個数信号D0〜D3として払出制御
基板37に出力されるときにセットされる。従って、こ
のような制御によって、賞球データ出力カウンタの最大
値に応じた出力期間が確保される。例えば、最大値がm
であって、遊技制御用マイクロコンピュータ53が2m
s毎にリセットされるとすると、賞球データは(2m)
ms間出力される。
【0050】ステップS63において賞球データ出力フ
ラグがセットされていなければ、すなわち、賞球データ
が出力されていないか、または、賞球データの出力が完
了すると、遊技制御用マイクロコンピュータ53は、払
出制御基板37から入賞データ信号が出力されているか
否か確認する(ステップS67)。入賞データ信号が出
力されていなかった場合には、入賞データ入力カウンタ
をクリアしておく(ステップS68)。入賞データ信号
が出力されている場合には、入賞データ入力カウンタの
計数値が最大値に達しているかどうか確認する(ステッ
プS69)。「最大値」とは、その値に相当する期間入
賞データ信号の出力が継続すると異常発生とみなされる
値である。入賞データ入力カウンタの計数値が最大値に
達していなければ、計数値を「+1」する(ステップS
70)。そして、遊技制御用マイクロコンピュータ53
は、計数値が入賞データ信号の入力判定タイミングとし
て定められた値に一致しているかどうか確認する(ステ
ップS71)。入力判定タイミングとして定められた値
として、例えば「3」が設定される。遊技制御用マイク
ロコンピュータ53が2ms毎にリセットされるとする
と、入賞データ信号の出力状態が6ms継続すると、入
力判定タイミングが発生する。換言すれば、入賞データ
信号の出力状態が6ms継続すると入賞データ信号が確
かに出力されたとみなされる。このような制御により、
ノイズによって誤って入賞データ信号出力と判定される
ことが防止される。
【0051】入賞データ信号が確実に出力されたことが
確認されると、遊技制御用マイクロコンピュータ53
は、払出制御基板37に賞球データを送る処理を行う。
具体的には、まず、入賞カウンタAの計数値を確認する
(ステップS72)。入賞カウンタAは、上述したよう
に、カウントセンサ23またはVカウントセンサ22が
入賞玉を検出することにもとづいてカウントアップされ
ている。従って、遊技制御用マイクロコンピュータ53
は、賞球データ出力開始を示す賞球データ出力フラグを
セットするとともに、カウントセンサ23またはVカウ
ントセンサ22によって検出された入賞玉に対応する景
品玉数(この実施形態では「15」)を賞球データとし
てセットする。また、出力カウンタをクリアしておくと
ともに、入賞カウンタAの計数値を「−1」する(ステ
ップS73)。賞球データは、賞球個数信号D0〜D3
として払出制御基板37に出力される。
【0052】遊技制御用マイクロコンピュータ53は、
入賞カウンタAの計数値が「0」である場合には、入賞
カウンタBの計数値を確認する(ステップS74)。入
賞カウンタBは、上述したように、始動入賞口14への
入賞にもとづいてカウントアップされている。従って、
遊技制御用マイクロコンピュータ53は、賞球データ出
力開始を示す賞球データ出力フラグをセットするととも
に、始動入賞口14への入賞に対応する景品玉数(この
実施形態では「6」)を賞球データとしてセットする。
また、出力カウンタをクリアしておくとともに、入賞カ
ウンタBの計数値を「−1」する(ステップS75)。
賞球データは、賞球個数信号D0〜D3として払出制御
基板37に出力される。
【0053】入賞データ信号が出力されたときに入賞カ
ウンタA,入賞カウンタBの計数値がともに「0」であ
った場合には、その他の入賞口24および入賞球装置の
いずれかを経て入賞があったことを意味する。そこで、
遊技制御用マイクロコンピュータ53は、賞球データ出
力開始を示す賞球データ出力フラグをセットするととも
に、その他の入賞口24および入賞球装置への入賞に対
応する景品玉数(この実施形態では「10」)を賞球デ
ータとしてセットする。また、出力カウンタをクリアし
ておく(ステップS77)。賞球データは、賞球個数信
号D0〜D3として払出制御基板37に出力される。
【0054】払出制御用マイクロコンピュータ60は、
入賞玉検出器122がオンすると、遊技制御基板31に
対して入賞データ信号を出力する。入賞玉が連続して発
生した場合には、既に説明したように、玉払出装置97
は、1つの景品玉払出制御が行われると入賞玉検出器1
22で次の入賞玉を検出するように動作する。つまり、
入賞データ信号が正しく出力されている場合には、景品
玉払出制御は確実に行われていると判断される。従っ
て、ステップS71において入力判定タイミングが到来
した、すなわち、入賞データ信号が確実に出力されたと
いうことは、景品玉払出制御が確実に行われていること
を意味する。そこで、遊技制御用マイクロコンピュータ
53は、入力判定タイミングが到来したときには、エラ
ーチェックタイマをクリアするとともに(ステップS7
6)、入賞玉処理エラーフラグをクリアしておく(ステ
ップS78)。ただし、この実施形態では入賞カウンタ
Aまたは入賞カウンタBがカウントアップされたときに
エラーチェックタイマが起動されるので、ステップS7
7の処理が行われた場合には、エラーチェックタイマの
クリア処理は不要である。なお、ここでは、入賞に対し
て15個、10個および6個の3種類のうちのいずれか
の景品玉数が払い出され、そのうち15個および6個の
景品玉数に対応した入賞玉の数をそれぞれ計数するよう
にしたが、3種類の全てに対応した入賞玉の数をそれぞ
れ計数してもよい。例えば、10個の景品玉数に対応し
た入賞カウンタCを用意し、ステップS74で「Y」の
場合に入賞カウンタCの値をチェックした後にステップ
S77の処理を行うようにしてもよい。その場合、入賞
カウンタCの値は、10個の景品玉数に対応した入賞口
または入賞球装置への入賞を検出するセンサがオンした
ことによってカウントアップされる。
【0055】以上の賞球情報出力処理によって、払出制
御用マイクロコンピュータ60から入賞データ信号が確
実に出力されたときには、エラーチェックタイマがリセ
ットされる。遊技盤6に設けられた入賞玉を検出する各
センサがオンしたにもかかわらず入賞データ信号が出力
されない場合、または、入賞データ信号が規定時間以上
出力され続けた場合には(入賞データ入力カウンタが最
大値に達した場合には)、エラーチェックタイマはリセ
ットされない。
【0056】図15は、入賞玉処理エラーチェック処理
を示すフローチャートである。遊技制御用マイクロコン
ピュータ53は、エラーチェックタイマの値が「0」で
なければ、すなわち、エラーチェックタイマが作動中で
あれば、エラーチェックタイマの値を「−1」する(ス
テップS81,S82)。そして、エラーチェックタイ
マの値が「0」になると、入賞玉処理エラーフラグをセ
ットする(ステップS83,S84)。入賞玉処理エラ
ーフラグは、遊技制御用マイクロコンピュータ53の次
のリセット後のステップS5で検出され、ステップS7
の所定のエラー処理が実行される。上述したように、景
品玉払出処理が確実に実行されて入賞データ信号が確実
に出力されていれば、ステップS76でエラーチェック
タイマの値はクリアされる。従って、そのような場合に
は、エラーチェックタイマがタイムアップすることはな
い。しかし、景品玉払出処理が確実に実行されていない
ような場合には、エラーチェックタイマがタイムアップ
するので、入賞玉処理エラーフラグがセットされること
になる。
【0057】ステップS7の所定のエラー処理として、
例えば、大当たり中か否かにかかわらずソレノイド16
やソレノイド21の駆動が停止され、第1可変入賞球装
置15,第2可変入賞球装置19が閉状態に保持され
る。また、ランプ・LEDやスピーカによりエラー状態
になったことを視覚的・聴覚的に報知する。その際に
は、エラーの種類を区別できるように、可変表示器10
やCRTによる画像表示部9によってエラーコード表示
やエラー原因メッセージ表示が行われる。図9に示され
るように、入賞玉処理エラーフラグがセットされている
ときには、プロセス処理が中断される。従って、遊技制
御用マイクロコンピュータ53は、遊技状態の遷移を示
すプロセスデータを変化させないので、そのときの遊技
状態で遊技が中断される。また、プロセスデータを変化
させないので、遊技制御用マイクロコンピュータ53
は、そのときの遊技状態を記憶していることになる。入
賞玉処理エラーフラグがセットされているときにステッ
プS71の入力判定タイミングが到来すると、すなわ
ち、払出制御基板37からの入賞データ信号の出力が再
開されると、図14に示されるように入賞玉処理エラー
フラグはクリアされる(ステップS78)。従って、ス
テップS6のプロセス処理が再開される。処理中断中に
プロセスデータは変化しなかったので、遊技中断時の状
態から遊技は再開される。ここで、入賞玉処理エラーフ
ラグがセットされた後にステップS71の入力判定タイ
ミングが到来した場合に、直ちに入賞玉処理エラーフラ
グをクリアしないようにしてもよい。その場合には、例
えば、そのときに記憶されている入賞玉に対する入賞玉
処理(ステップS73,S75,S77)が完了し、そ
の後にリセットスイッチ操作等の所定の解除操作が行わ
れると入賞玉処理エラーフラグをクリアする。そのよう
にすれば、中断していた入賞玉処理が確実に行われた後
に、遊技不能動化状態が解除され、記憶されている遊技
状態から遊技が再開される。すなわち、「入賞玉処理が
行われたと判定されたことを条件として遊技不能動化状
態を解除する」とは、入賞玉処理が行われたと判定され
ただけで遊技不能動化状態を解除するものでもよいし、
入賞玉処理が行われたと判定されたことに加え、所定の
他の条件が成立して初めて遊技不能動化状態を解除する
ものでもよい。
【0058】図16は、上記の入賞玉処理異常検出処理
の一例を示すタイミング図である。図において、(A)
は入賞玉検出器122の出力、(B)は玉払出装置97
による景品玉払出処理、(C)は入賞データ信号、
(D)はカウントセンサ23、Vカウントセンサ22お
よび始動口センサ17の出力、(E)はエラーチェック
タイマのタイマ値、(F)は賞球データをそれぞれ示
す。以下、カウントセンサ23、Vカウントセンサ22
および始動口センサ17の出力を代表してセンサ出力と
いう。
【0059】センサ出力があると、ステップS22、S
38またはS55の入賞判定タイミングに対応した時点
aにおいて、遊技制御用マイクロコンピュータ53によ
って、センサ入力があったと判定される。よって、その
時点aで、エラーチェックタイマが起動される。各入賞
口または入賞装置に入った入賞玉は、時点bにおいて、
入賞玉処理装置115の入賞玉検出器122で検出され
る。従って、入賞玉検出器122は検出信号を出力す
る。払出制御用マイクロコンピュータ60は、時点cに
おいて検出信号を入力すると、入賞データ信号を出力す
る。ステップS71の入力判定タイミングに対応した時
点dにおいて、遊技制御用マイクロコンピュータ53に
よって、入賞データ信号が出力されたと判定される。よ
って、その時点dにおいて、エラーチェックタイマがク
リアされるとともに、賞球データが出力される。
【0060】払出制御用マイクロコンピュータ60は、
時点eにおいて賞球個数信号D0〜D3上の賞球データ
を取り込み、既に説明したように玉払出装置97を駆動
して賞球データが示す個数の景品玉を払い出す。景品玉
払出処理が行われると1個の入賞玉が入賞玉検出器12
2の位置から下方に流下されるので、入賞玉検出器12
2から検出信号が出力されなくなる。この時点は、図1
6において、時点gで示されている。図16に示された
例は、さらに次の入賞があった例であり、時点fにおい
て、遊技制御用マイクロコンピュータ53によって、セ
ンサ入力があったと判定されエラーチェックタイマが起
動される。そのセンサ入力に対応した入賞玉は、時点h
において、入賞玉処理装置115の入賞玉検出器122
で検出され、払出制御用マイクロコンピュータ60に検
出信号が出力される。すると、払出制御用マイクロコン
ピュータ60は、再度入賞データ信号を出力する。時点
iにおいて、遊技制御用マイクロコンピュータ53によ
って入賞データ信号が検出される。従って、エラーチェ
ックタイマがクリアされるとともに、賞球データが出力
される。払出制御用マイクロコンピュータ60は、その
賞球データに応じて玉払出装置97を駆動する。そし
て、時点jにおいて、入賞玉が流下され入賞玉検出器1
22から検出信号が出力されなくなる。時点a〜時点j
までの処理は正常時の例である。
【0061】さらに、図16には、入賞があり、時点k
において、遊技制御用マイクロコンピュータ53によっ
て、センサ入力があったと判定されエラーチェックタイ
マが起動された例が示されている。そして、時点lにお
いて入賞玉検出器122から検出信号が出力され、それ
にもとづいて入賞データ信号が出力される。時点mにお
いて、遊技制御用マイクロコンピュータ53によって入
賞データ信号の出力が検出されて、エラーチェックタイ
マがクリアされるとともに賞球データが出力される。景
品玉払出制御が正常に遂行されるのであれば、時点nに
おいて景品玉払出制御が開始される。しかし、何らかの
理由、例えば払出モータ189の故障や景品玉欠乏(玉
切れ検出器42が玉切れを検出している状態)により景
品玉払出制御が開始されなかったとする。このような状
態で、時点oにおいて、次の入賞があったとすると、時
点oにおいてエラーチェックタイマが起動される。その
ときには、景品玉払出制御が開始されないので払出制御
用マイクロコンピュータ60から入賞データ信号は出力
されず、エラーチェックタイマはクリアされることはな
い。そして、遂には、時点pにおいて、エラーチェック
タイマはタイムアウトし、入賞玉処理エラーフラグがセ
ットされる。このように、景品玉払出制御に異常が生ず
ると、遊技制御用マイクロコンピュータ53によって、
その異常が検出される。
【0062】図17は、入賞玉処理異常検出処理の他の
例を示すタイミング図である。この例は、時点nにおい
て景品玉払出制御は開始されたものの、何らかの理由、
例えば払出モータ189の故障や玉払出検出器200の
故障により景品玉払出制御が終了しなかった例である。
この場合にも、払出制御用マイクロコンピュータ60か
ら入賞データ信号は出力されないので、エラーチェック
タイマはタイムアウトし、入賞玉処理エラーフラグがセ
ットされる。
【0063】図18は、入賞玉処理異常検出処理のさら
に他の例を示すタイミング図である。この例は、入賞玉
処理装置115の故障等によって次の入賞データ信号が
出力されなかった例である。時点a〜時点fまでの動作
は図16に示された例における動作と同じである。しか
し、この例では、玉払出装置97による景品玉払出制御
は終了したものの入賞玉処理装置115における入賞玉
検出器122や排出ソレノイド127の故障等によっ
て、入賞玉検出器122からの検出信号がなくならな
い。よって、本来時点gで次の入賞データ信号が出力さ
れるはずであるが、払出制御用マイクロコンピュータ6
0は、入賞データ信号を出力できない。従って、エラー
チェックタイマは時点hにおいてタイムアウトし、入賞
玉処理エラーフラグがセットされる。なお、入賞玉検出
器122等の故障によって入賞玉があるにもかかわらず
入賞データ信号が出力されない場合(図18の時点cで
入賞データ信号が出力されない場合)には、当然エラー
チェックタイマのクリアタイミングが発生しないので、
エラーチェックタイマはタイムアウトし、入賞玉処理エ
ラーフラグがセットされる。
【0064】図19は、本発明の他の実施の形態による
賞球情報出力処理を示すフローチャートである。この実
施形態では、遊技制御用マイクロコンピュータ53は、
さらに以下のカウンタを用いる。 入賞玉処理カウンタA:入賞データ信号を検出したとき
に賞球データ「15」を出力した回数の計数用 入賞玉処理カウンタB:入賞データ信号を検出したとき
に賞球データ「6」を出力した回数の計数用
【0065】この場合には、ステップS71で入力判定
タイミングが到来したことが確認されると、すなわち、
払出制御基板37側の景品玉払出制御が完了すると、遊
技制御用マイクロコンピュータ53は、入賞カウンタA
の計数値と入賞玉処理カウンタAの計数値とが等しいか
否か確認する(ステップS72A)。等しくないという
ことは、カウントセンサ23またはVカウントセンサ2
3によって検出された入賞玉にもとづく景品玉払出処理
の終わっていないものがあることを意味するので、遊技
制御用マイクロコンピュータ53は、ステップS73A
の処理を行う。ステップS73Aにおいて、賞球データ
出力開始を示す賞球データ出力フラグをセットするとと
もに、カウントセンサ23またはVカウントセンサ22
によって検出された入賞玉に対応する景品玉数(この実
施形態では「15」)を賞球データとしてセットする。
また、出力カウンタをクリアしておくとともに、入賞玉
処理カウンタAの計数値を「+1」する。
【0066】入賞カウンタAの計数値と入賞玉処理カウ
ンタAの計数値とが等しい場合には、遊技制御用マイク
ロコンピュータ53は、入賞カウンタBの計数値と入賞
玉処理カウンタBの計数値とが等しいか否か確認する
(ステップS74A)。等しくないということは、始動
口センサ17によって検出された入賞玉にもとづく景品
玉払出処理の終わっていないものがあることを意味す
る。そこで、遊技制御用マイクロコンピュータ53は、
賞球データ出力開始を示す賞球データ出力フラグをセッ
トするとともに、始動口センサ17によって検出された
入賞玉に対応する景品玉数(この実施形態では「6」)
を賞球データとしてセットする。また、出力カウンタを
クリアしておくとともに、入賞玉処理カウンタBの計数
値を「+1」する(ステップS75A)。また、入賞カ
ウンタの計数値と入賞玉処理カウンタの計数値とが等し
いと判定されたときに両カウンタをクリアするようにす
れば、両カウンタに割り当てられる領域が節約される。
その他の処理は、上記の実施の形態における処理と同じ
である。
【0067】なお、上記の各実施形態では入賞玉検出器
122の情報が払出制御基板37に入力され払出制御用
マイクロコンピュータ60が入賞データ信号を遊技制御
基板31に与えたが、図8において点線で示されるよう
に、入賞玉検出器122からの情報を直接に遊技制御基
板31に与え、遊技制御用マイクロコンピュータ53が
入賞データ信号に代えて入賞玉検出器122からの情報
を用いるように構成してもよい。
【0068】また、上記の各実施形態では、カウントセ
ンサ23またはVカウントセンサ22によって検出され
た入賞玉に対して相対的に大きな数の景品玉が払い出さ
れ、始動入賞口17によって検出された入賞玉に対して
相対的に小さな数の景品玉が払い出されたが、センサと
景品玉との関係はどのようになっていてもよい。例えば
遊技制御用マイクロコンピュータ53等による遊技制御
手段によって、遊技者に与えられる価値の等しい入賞口
別に入賞玉が検出され、例えば払出制御用マイクロコン
ピュータ60、玉払出装置97および入賞玉処理装置1
15等による価値付与制御手段によって入賞玉について
の処理が行われる構成の弾球遊技機であれば、どのよう
なタイプのものにも本発明は適用可能である。さらに、
本発明は、入賞にもとづいて景品玉を払い出すものに限
られず、入賞に応じて点数を加算するタイプの弾球遊技
機にも適用可能である。例えば、遊技者の操作にもとづ
いて、または、余剰玉受皿4に所定量以上の景品玉が貯
留されると入賞に応じた点数が加算されるクレジット式
の弾球遊技機にも適用できる。また、遊技機の封入球を
使用して遊技を行い景品玉の払い出しを一切行わず、遊
技終了時の持ち点をカードに記録して遊技者に発行する
完全カード式の弾球遊技機等にも適用できる。すなわ
ち、「価値付与制御手段」は、「入賞玉に対応する大き
さの価値」を景品玉として払い出すことにより遊技者に
付与する制御を行う「玉払出制御手段」であってもよい
し、「入賞玉に対応する大きさの価値」を遊技者の持点
に対し得点を加算することにより遊技者に付与する制御
を行う「得点加算制御手段」であってもよい
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、弾球遊
技時が、遊技領域に設けられた入賞口への入賞玉の一部
または全部について遊技制御手段が検出および計数を行
い、価値付与制御手段で入賞玉処理が行われるたびに計
数値の減算または処理回数の計数が行われるものにおい
て、入賞玉が遊技制御手段で検出されてから所定期間内
に減算または処理回数の計数がなされなかった場合に異
常発生と判定するように構成されているので、価値付与
制御手段側の入賞玉処理が行われなかったことが遊技制
御手段側で判断可能になり、そのような場合に遊技制御
手段側で適切な異常対応処理を行える効果がある。ま
た、異常が発生したと判定された場合に遊技を不能動化
するように構成されている場合には、異常状態のまま遊
技が進行してしまうことが防止される。さらに、入賞玉
処理が再開されると遊技不能動化状態を解除するととも
に異常発生時に記憶された遊技状態から遊技を再開させ
るように構成されている場合には、異常が生じても遊技
者に過不足なく価値を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パチンコ遊技機を正面からみた正面図であ
る。
【図2】 パチンコ遊技機の内部構造を示す全体背面図
である。
【図3】 パチンコ遊技機の遊技盤を背面からみた背面
図である。
【図4】 機構板における景品玉払出経路を示す構造図
である。
【図5】 玉払出装置の分解斜視図である。
【図6】 (A)は玉払出装置の側面からみた断面図、
(B)は玉払出装置の前方からみた断面図である。
【図7】 入賞玉処理装置の背面図である。
【図8】 遊技制御基板と払出制御基板との主要な電気
部構成を関連する各部材とともに示すブロック図であ
る。
【図9】 遊技制御用マイクロコンピュータの処理を示
すフローチャートである。
【図10】 センサ入力処理を示すフローチャートであ
る。
【図11】 カウントセンサ入力処理を示すフローチャ
ートである。
【図12】 Vカウントセンサ入力処理を示すフローチ
ャートである。
【図13】 始動口センサ入力処理を示すフローチャー
トである。
【図14】 賞球情報出力処理を示すフローチャートで
ある。
【図15】 入賞玉処理エラーチェック処理を示すフロ
ーチャートである。
【図16】 入賞玉処理異常検出処理の一例を示すタイ
ミング図である。
【図17】 入賞玉処理異常検出処理の他の例を示すタ
イミング図である。
【図18】 入賞玉処理異常検出処理のさらに他の例を
示すタイミング図である。
【図19】 他の賞球情報出力処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
17 始動口センサ 22 Vカウントセンサ 23 カウントセンサ 31 遊技制御基板 37 払出制御基板 53 遊技制御用マイクロコンピュータ 60 払出制御用マイクロコンピュータ 97 玉払出装置 115 入賞玉処理装置 122 入賞玉検出器 127 排出ソレノイド 189 払出モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技状態の制御を行う遊技制御手段と、 遊技領域に設けられた入賞領域への入賞玉に対応する大
    きさの価値を遊技者に付与する制御を行う価値付与制御
    手段と、 該価値付与制御手段によって制御され、前記入賞領域に
    入賞した全ての入賞玉を処理する入賞玉処理手段と、 前記入賞領域への入賞玉を検出する入賞玉検出手段とを
    備え、 前記遊技制御手段は、 前記入賞玉検出手段からの検出出力を遊技者に付与され
    る価値の大きさが等しい入賞口別に計数して計数値を記
    憶するとともに、前記入賞玉処理手段が入賞玉処理を行
    う毎に前記計数値を減算する計数手段と、 該計数手段による検出出力の計数が行われてから所定期
    間内に計数値の減算が行われなかった場合に異常が発生
    したと判定する異常判定手段とを含むことを特徴とする
    弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技状態の制御を行う遊技制御手段と、 遊技領域に設けられた入賞領域への入賞玉に対応する大
    きさの価値を遊技者に付与する制御を行う価値付与制御
    手段と、 該価値付与制御手段によって制御され、前記入賞領域に
    入賞した全ての入賞玉を処理する入賞玉処理手段と、 前記入賞領域への入賞玉を検出する入賞玉検出手段とを
    備え、 前記遊技制御手段は、 前記入賞玉検出手段からの検出出力を遊技者に付与され
    る価値の大きさが等しい入賞口別に計数して計数値を記
    憶するとともに、前記入賞玉処理手段が入賞玉処理を行
    う毎に処理回数を計数する計数手段と、 該計数手段による検出出力の計数が行われてから所定期
    間内に処理回数の計数が行われなかった場合に異常が発
    生したと判定する異常判定手段とを含むことを特徴とす
    る弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技制御手段は、異常が発生したと判定
    された場合に、遊技を不能動化する遊技不能動化手段を
    含む請求項1または請求項2記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 遊技制御手段は、異常が発生したと判定
    された場合に、そのときの遊技状態を記憶する遊技状態
    記憶手段と、異常が発生したと判定された後に入賞玉処
    理手段による入賞玉処理が行われたと判定されたことを
    条件として、遊技不能動化状態を解除するとともに前記
    遊技状態記憶手段によって記憶されている遊技状態から
    遊技を再開させる遊技再開手段とを含む請求項3記載の
    弾球遊技機。
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