JP5897193B1 - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】メダル補給装置が導入されていてもメダルの重量の変化に基づいた不正行為(ゴト)を防止することが可能な遊技機を提供する。【解決手段】遊技機に投入された遊技媒体を検知する投入検知手段と、投入検知手段により検知された遊技媒体を貯留するとともに、遊技機外に排出する排出手段と、排出手段に貯留されている遊技媒体の重量を検知する重量検知手段と、投入検知手段による遊技媒体の検知後、所定時間内に重量検知手段により重量増を検知しない場合に異常と判断する遊技媒体判断手段と、を備え、投入検知手段により遊技媒体が検知されたことを条件に、排出手段への遊技機外部からの前記遊技媒体の補給を許可しない不許可状態とすることを特徴とする。【選択図】図2

Description

この発明は、メダル補給装置が導入されていてもメダルの重量の変化に基づいた不正行為(ゴト)を防止することが可能な遊技機に関するものである。
近年、スロットマシンなどの遊技機では、メダル投入口から不正行為用の器具を挿入し、メダルセレクタのメダル計数機能を誤作動させ、メダルを投入していないにもかかわらず不正にメダルを投入したことと認識させるなどの不正行為(ゴト)が横行している。
かかる不正行為(ゴト)対策として、メダルの投入が検知された後、所定時間経過後にホッパーユニットの重量が増加していない場合に、エラー処理を行う遊技機が知られている。
また、スロットマシンなどの遊技機では、メダルを遊技者に払い出すホッパーユニットを備え、一定量のメダルを貯留しておくことで、多量のメダルが払い出される遊技が発生してもメダルがなくなることを防止している。
しかし、メダルの払い出しが連続するなどにより、ホッパーユニット内に貯留されているメダルが少なくなったスロットマシンに対しては、スロットマシンの前面扉を開放し、遊技店の作業員の手作業によりメダルを補給しなければならず、特に多数のスロットマシンが設定されている広い遊技店においては、作業員の負担が大きいものとなっている。
このため、近年においては、スロットマシンを列設した島設備に、メダルの自動補給機を導入し、ホッパーユニット内のメダルが少なくなった場合に、自動でメダルが補給される遊技店が多くなってきている。
特開2006−320586号公報
しかし、ホッパーユニットの重量が増加しているか否かを判断する際に、メダルが自動で補給される場合も考えられ、この場合には、ホッパーユニットの重量が増加していることから、実際には、メダルを投入していないにもかかわらず、エラー処理が行われないこととなり、遊技店の損失や遊技者同士の公平を損なうこととなるという問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
すなわち、本発明は、メダル補給装置が導入されていてもメダルの重量の変化に基づいた不正行為(ゴト)を防止することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明に係る遊技機(10)は、遊技機(10)に投入された遊技媒体(例えばメダルM)を検知する投入検知手段と、前記投入検知手段により検知された前記遊技媒体を貯留するとともに、前記遊技機外に排出する排出手段と、当該排出手段に貯留されている前記遊技媒体の重量を検知する重量検知手段と、前記投入検知手段による前記遊技媒体の検知後、所定時間内に前記重量検知手段により重量増を検知しない場合に異常と判断する遊技媒体判断手段(230)と、を備え、前記投入検知手段により前記遊技媒体が検知されたことを条件に、前記排出手段への遊技機(10)外部からの前記遊技媒体の補給を許可しない不許可状態とすることを特徴とする。
これにより、メダル補給装置などにより遊技機外部からメダルが補給された場合に異常と判断することを阻害しないようにすることが可能な遊技機を提供することができる。
すなわち、投入検知手段により遊技媒体が検知された場合は、遊技者により遊技媒体が投入された場合であるため、通常であれば排出手段の遊技媒体の重量も増えるはずであるが、何らかの不正な手段(例えばいわゆるクレマンなど)により実際には遊技媒体を投入することなく投入検知手段に介入するような場合に異常と判断するようにしている。
そして、メダル補給装置などの遊技機外部から遊技媒体を補給する装置が接続されている場合は、当該不正な手段が用いられているタイミングで、不正な手段により投入された遊技媒体と略同量の遊技媒体が補給されることも考えられ、この場合には、異常と判断することができないこととなり、不正を見逃すこととなる。
このため、投入検知手段により遊技媒体が検知された場合は、メダル補給装置などの遊技機外部から遊技媒体を補給させないようにしたものである。
本発明に係る遊技機(10)は、遊技機(10)に投入された遊技媒体(例えばメダルM)を貯留するとともに、当該遊技媒体を当該遊技機外に排出する排出手段と、前記排出手段に貯留されている前記遊技媒体の重量を検知する重量検知手段と、前記排出手段から遊技機外に排出される前記遊技媒体を検知する排出検知手段と、前記排出検知手段による前記遊技媒体の検知後、所定時間内に前記重量検知手段により重量減を検知しない場合に異常と判断する遊技媒体判断手段と、を備え、前記排出検知手段により前記遊技媒体が検知されたことを条件に、前記排出手段への遊技機(10)外部からの前記遊技媒体の補給を許可しない不許可状態とすることを特徴とする。
これにより、メダル補給装置などにより遊技機外部からメダルが補給された場合に異常と判断することを阻害しないようにすることが可能な遊技機を提供することができる。
すなわち、排出検知手段により遊技媒体が検知された場合は、役に入賞するなどの遊技の結果、遊技媒体が払い出された場合であるため、通常であれば排出手段の遊技媒体の重量も減るはずであるが、何らかの不正な手段により実際には役に入賞することなく排出検知手段に介入するような場合に異常と判断するようにしている。
そして、メダル補給装置などの遊技機外部から遊技媒体を補給する装置が接続されている場合は、当該不正な手段が用いられているタイミングで、不正な手段により排出された遊技媒体と略同量の遊技媒体が補給されることも考えられ、この場合には、異常と判断することができないこととなり、不正を見逃すこととなる。
このため、排出検知手段により遊技媒体が検知された場合は、メダル補給装置などの遊技機外部から遊技媒体を補給させないようにしたものである。
本発明に係る遊技機(10)は、さらに、前記遊技機(10)外部から補給された前記遊技媒体を貯留するとともに、当該遊技媒体を前記排出手段へ補給する供給手段を備え、前記不許可状態では、前記供給手段から、前記排出手段への前記遊技媒体の補給を行わないようにしていることを特徴とする。
これにより、メダル補給装置などの遊技機外部から遊技媒体を補給する装置が接続されている場合に、当該遊技機外部の装置を制御することなく、遊技機の手段を制御することで遊技媒体の補給のタイミングを制御することが可能な遊技機を提供することができる。
本発明に係る遊技機(10)は、さらに、遊技の進行が停止した状態となるフリーズ状態を制御するためのフリーズ制御手段(260)を備え、前記フリーズ状態中に前記排出手段への前記遊技媒体の補給を許可するようにしていることを特徴とする。
これにより、メダル補給装置などの遊技機外部から遊技媒体を補給する装置が接続されている場合に、当該遊技機が制御している遊技の状態で、遊技媒体の補給のタイミングを制御することが可能な遊技機を提供することができる。
本発明に係る遊技機(10)は、さらに、複数の図柄(61)を変動表示可能な複数の回転リール(62)と、遊技者の操作により、前記回転リール(62)の変動表示を開始させるためのスタートスイッチ(40)と、前記複数の回転リール(62)にそれぞれ対応して設けられ、当該複数の回転リール(62)の図柄(61)の変動表示の開始後、遊技者の操作により前記回転リール(62)の図柄(61)の変動表示を個別に停止させるためのストップスイッチ(50)とを備え、前記スタートスイッチ(40)操作時から、当該遊技の終了までの間に前記排出手段への前記遊技媒体の補給を許可するようにしていることを特徴とする。
ここで、「一の遊技の開始時から、当該遊技の終了までの間」とは、遊技を開始するためのスタートスイッチ(40)操作時から、当該遊技の結果によるメダルの払出が終了するまでの間である。
これにより、メダル補給装置などの遊技機外部から遊技媒体を補給する装置が接続されている場合に、当該遊技機が制御している遊技の状態で、遊技媒体の補給のタイミングを制御することが可能な遊技機を提供することができる。
本発明に係る遊技機(10)は、さらに、前記重量検知手段を含む回路内に、当該回路を遮断可能な回路遮断手段を設け、前記排出手段の重量が変化する所定の条件を満たす場合には、前記回路遮断手段を動作させ、前記排出手段への前記遊技媒体の補給を行わないようにしていることを特徴とする。
ここで、「排出手段の重量が変化する所定の条件を満たす場合」には、遊技者によりメダルが遊技機内に投入される場合や、排出手段によりメダルが遊技機外に排出される場合を含むが、これに限定されない。
これにより、遊技機の制御を問わず遊技機に遊技媒体の補給が可能なメダル補給装置などの遊技機外部から遊技媒体を補給する装置が接続されている場合に、当該メダル補給装置には既存のものを使用しながら、遊技機10側でメダルの自動補給を制御することが可能となり、異常と判断することを阻害することがないため、不正行為を防止することが可能な遊技機を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態であって、遊技機の概略正面図である。 本発明の第1の実施の形態であって、遊技機の入力、制御及び出力を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態であって、遊技機の前扉を開放した状態の概略斜視図である。 本発明の第1の実施の形態であって、遊技機の背面側の概略斜視図である。 本発明の第1の実施の形態であって、遊技機の内部を説明するための概略正面図である。 本発明の第1の実施の形態であって、図5の一部を拡大した概略斜視図である。 本発明の第2の実施の形態であって、遊技機の内部を説明するための概略正面図である。 本発明の第2の実施の形態であって、図7の一部を拡大した概略斜視図である。 本発明の第3の実施の形態であって、メイン制御手段を示すブロック図である。 本発明の第5の実施の形態であって、遊技機の内部の一部を拡大した概略斜視図である。 本発明の第5の実施の形態であって、回路遮断手段を説明するための概念図である。
(遊技機10)
本明細書では、各説明箇所において、方向についての定義等が示されていない場合には、遊技機10の方を向いて位置している遊技者から見て、遊技機10から遊技者の手前側に向かう方向を「前」方向とし、その逆方向を「後」方向とする。また、同様に、「左」や「右」等の左右方向も、遊技者から見た場合の左方向や、右方向を意味する。同様に、各部材の説明においても、方向についての定義等が示されていない場合には、各部材を、遊技機10の所定位置に固定した状態における遊技者から見た方向を意味する。
本実施の形態に係る遊技機10としてのスロットマシンを、以下、図1を参照しながら説明する。本実施の形態に係る遊技機10としてのスロットマシンは、前方向に向かって開口する正面開口を有する四角箱状の筐体12と、この筐体12の正面開口を開閉自在に覆う前扉14とを備えている。
(回転リール62)
前扉14の上部には、薄板樹脂からなる上パネル20を備えている。この上パネル20の略中央には、3個の回転リール62(正面から向かって左側の左回転リール64、中央の中回転リール66、右側の右回転リール68)の円周上の図柄61を見ることができる透過可能な図柄表示窓部16が形成されている。この図柄表示窓部16は、3個すべての回転リール62の回転が停止した際には、縦3列横3行に配置した合計9個の図柄61を遊技者に見せるように形成されている。この図柄表示窓部16は、回転リール62の正面側に設けられて、回転リール62の回転が停止した際、後述する有効ライン86上に停止している複数の図柄61を視認するためのものである。回転リール62は、複数の図柄61を、図柄表示窓部16を介して変動表示可能なものである。
(リールユニット60)
前記図柄表示窓部16の後方向(奥方向)には、3個の駆動モータ(図示せず)と、この各駆動モータによってそれぞれ回転させられる合計3個の前記回転リール62と、前記駆動モータ及び前記回転リール62を保持するユニットホルダ(図示せず)とを有するリールユニット60が配置されている。
(演出装置70)
前記前扉14には、遊技者に役抽選の当選等の種々の情報を音や光や映像等で報知させる演出装置70が形成されている。この演出装置70は、前扉14に配置されているものであって、スピーカー72と、表示装置84と、演出用ランプ78とを備えている。なお、回転リール62は、通常、遊技進行のために用いられるが、遊技の進行を停止している状態において、通常の回転動作とは異なる挙動による演出(いわゆるリール演出)を示すことにより演出装置70の一種としても使用される。
(スピーカー72)
前記スピーカー72は、前扉14の上部左右に配置された上部スピーカー74と、前扉14の下部左右に配置された下部スピーカー76とを備えている。
(表示装置84)
前記表示装置84は、その画面に種々の映像を表示するための表示デバイスであり、動画を含んだ映像の表示を行うための液晶表示装置を有する演出ユニットを構成するものである。
(演出用ランプ78)
前記演出用ランプ78は、前扉14の上部に配置された上部ランプ80と、前扉14の下部の左右に配置された下部ランプ82とを備えている。
(操作部30)
前記前扉14の下部には下パネル22が設けられている。そして、前扉14には下パネル22の上に位置して前扉14の前方向へ向けて突出する操作部30を備えている。
本実施の形態に係る遊技機10には、遊技開始の条件として後述するメダル投入口38からあらかじめメダルMを投入して、最大50枚までクレジットメダルとして内部に貯留可能なクレジット機能(投入枚数を電子データとして電子的に記憶し管理する機能)を有している。なお、このクレジットメダルとして貯留可能な最大枚数である50枚を最大クレジットメダル数とする。
前記操作部30の上面右側には、遊技媒体としてのメダルMを投入するためのメダル投入口38が設けられている。
(メダルセレクタ17)
筐体12内部であって、前記メダル投入口38の近傍には、メダル投入口38に投入されたメダルMが正規のものか否かを選別して、正規のメダルMのみを排出手段24に導くメダルセレクタ17が設けられている。このメダルセレクタ17には、メダル投入口38に投入されたメダルMを1枚ずつ検出する投入検知手段の一例である投入センサ92が設けられている。
投入センサ92は、メダルMを検知することにより、メダル検知信号を出力する。
そして、投入センサ92から出力されたメダル検知信号は、後述するメダルカウント手段210により投入センサ92を通過したメダル数へと置換され、その置換したメダル数のカウントが行われる。
なお、筐体12内部には図示しないメダル通路が設けられており、メダルセレクタ17において非正規のメダルMとして排除されたメダルMや、排出手段24から払い出されたメダルMが、このメダル通路を通過してメダル払出口28から払い出される。
(ストップスイッチ50)
前記メダル投入口38の下には、クレジット機能によりクレジットしたメダルMのすべてを払い出すための精算スイッチ36が設けられている。この精算スイッチ36の左側には、操作により対応する回転リール62の回転を停止させるため、3個の回転リール62のそれぞれに対応する3個のストップスイッチ50が設けられている。このストップスイッチ50は、左回転リール64を停止させるための左ストップスイッチLと、中回転リール66を停止させるための中ストップスイッチCと、右回転リール68を停止させるための右ストップスイッチRとを有している。すなわち、これらのストップスイッチ50は、複数の回転リール62それぞれに対応して設けられ、複数の回転リール62の図柄61の変動表示の開始後、遊技者の操作により回転リール62の図柄61の変動表示を個別に停止させるためのものである。
(スタートスイッチ40)
このストップスイッチ50の左側には、メダルMの投入又は後述するマックスベットスイッチ34の操作を条件に回転リール62の回転を開始させるためのスタートスイッチ40が設けられている。すなわち、このスタートスイッチ40は、遊技者の操作により回転リール62の図柄61の変動表示を開始させるためのものである。
(マックスベットスイッチ34)
このスタートスイッチ40の上には、クレジットしたメダル数から最大投入枚数(具体的には3枚)に達するまで投入可能なメダル数を減じて3枚のメダル投入に代えるマックスベットスイッチ34が設けられている。
なお、マックスベットスイッチ34に加えて、又はマックスベットスイッチ34に代えて、クレジットしたメダル数を1枚減じて1枚のメダル投入に代えるシングルベットスイッチを設けても良い。
(排出手段24)
前記前扉14の下部の後方向(奥方向)には、いわゆるホッパーユニットであって、メダル投入口38から投入され、投入センサ92により検知されたメダルMを貯留するとともに、遊技機10外に排出する排出手段24を備える。
この排出手段24には、後述する払出制御手段240からのメダル払出信号を受けてその駆動によりメダル払出用のディスクを回転させて、メダルMをメダル払出口28に向けて払い出すホッパーモータ95と、排出手段24の出口に設けられ、排出手段24から遊技機10外に排出されるメダルMを検知する排出検知手段の一例である払出センサ94と、排出手段24に貯留されているメダルMの重量を検知する重量検知手段の一例である重量センサ97と、排出手段24のメダルタンクから溢れたメダルMを収納するための補助タンク25の近傍に設けられ、補助タンク25内のメダルMが満杯になったことを検出してメイン制御手段200へ信号を出力するオーバーフローセンサ96とが設けられている。
ここで、重量センサ97は、排出手段24の下側に備えられ、排出手段24の重量の増減に伴う圧力の変化による電圧変化に基づいてメダルMの重量を検知するものであるが、これに限定されず、メダルMの重量を検知することができるものであれば良い。
なお、排出手段24に貯留されているメダルMの量を、重量センサ97により検知するようにしているが、これに限定されず、例えば、メダルタンクの内壁面に設置された左右一対の導電体の間における電流の導通状態を検知することでメダルMの量を検出するようにしても良い。すなわち、この場合には、金属製のメダルMが所定量あると導電体がメダルMを介して導通状態になり、所定量ないと非導通状態になる。
また、この導電体を排出手段24の高さ方向に複数段階設けることで、排出手段24に貯留されているメダルMの量を段階的に把握することも可能となる。
(電源装置29)
排出手段24の左側には、電源投入又は電源遮断のための操作が可能な電源スイッチを有すると共に各部品に電力を供給するための電源装置29が配置されている。
(メダル払出口28等)
前記前扉14の下部には、所定の場合に排出手段24からメダルMが払い出されるメダル払出口28が形成されている。このメダル払出口28の下方には、メダル払出口28から払い出されたメダルMを貯留するため、上方に向かって開口する皿状のメダル受け皿26が形成されている。なお、クレジットされているメダル数が最大クレジットメダル数である50枚未満の場合は、50枚に到達するまで、獲得したメダルMはメダル払出口28から払い出されずにクレジットメダルの枚数に加算される。
(補給用孔12b)
筐体12の背面板12aには、図3及び図4に示すように、後述するメダル補給装置Hから排出手段24に補給されるメダルMを遊技機10内部に取り込むための補給用孔部12bが形成されている。
そして、後述するメダル補給装置Hに接続されたチューブ状部材h2を補給用孔部12bから遊技機10内部に差し込み、排出手段24へメダルMを補給するようにしている。また、メダル補給装置Hに接続された導電ロッドh1についても補給用孔部12bから遊技機10に差し込み、排出手段24のメダルMの量を判定するようにしている。
なお、チューブ状部材h2を差し込む場合に限定されず、レール状部材などの他の部材を用いてメダルMを遊技機10内部に補給するようにしても良い。
(メダル補給装置H)
メダル補給装置Hは、遊技機10外部の島設備に設けられ、重量センサ97による検知により、排出手段24に貯留されているメダルMが所定量に減った場合に、メダルMを補給するものである。
具体的には、重量センサ97により予め定められた重量を下回る数値が検知された場合に、排出手段24に貯留されているメダルMの量が減ったと判断され、遊技機10から外部集中端子板18を介して、メダル補給命令が出力される。
そして、図5及び図6に示すように、チューブ状部材h2を通してメダルMが排出手段24に補給される。
また、図5及び図6に示すように、メダル補給装置Hに接続された互いに平行な一対の導電ロッドh1を、排出手段24に垂下させた状態で配置し、金属製のメダルMが所定量あると導電ロッドh1がメダルMを介して導通状態になり、所定量ないと非導通状態になるようにして、非導通状態になるとメダルMが減ったと判断し、遊技機10からのメダル補給命令の有無を問わず、チューブ状部材h2を通してメダルMが排出手段24に補給するようにしても良い。この場合には、後述する遊技媒体判断手段230により、排出手段24へのメダルMの補給を許可しない不許可状態とされた場合は、メダル補給装置へ外部集中端子板18を介して、メダルMの補給を許可しない旨の命令が出力され、当該命令が優先されることとなり、メダルMが補給されないように設定されている。
(遊技の流れの説明)
本実施の形態に係る遊技機10は、マックスベットスイッチ34の操作又はメダル投入により所定枚数のメダルMを投入することにより遊技の開始を可能とするものである。そして、スタートスイッチ40の押下操作により、回転リール62の回転を開始させて遊技が開始されるとともに、後述するメイン制御手段200の各遊技状態に対応した抽選テーブルを用いて役抽選が行われる。そして、当該遊技機10は、各回転リール62に対応するストップスイッチ50の操作タイミング及び役抽選の結果に基づいて、回転リール62の回転を役抽選の結果に適合するように停止させる。当該遊技機10は、停止時の図柄61の組合せによって、当選した役を構成する図柄61の組合せが所定の有効なライン(所定の役の図柄61の組合せが当該ライン上に揃ったときに所定の利益が付与されるラインのことであり、以下、有効ライン86とする。)上に停止した場合に、入賞等となり、所定枚数のメダルMを払い出す等の所定の利益を遊技者に付与する。これにより、1回の遊技が終了するものである。
なお「有効ライン86」は入賞判定手段(図示せず)の判定対象となるラインを意味し、後述する小役の「入賞」等は有効ライン86上に役に対応した図柄61の組合せが揃うことを意味する。本実施の形態の有効ライン86は、左回転リール64の中段と中回転リール66の中段と右回転リール68の中段とを結んだラインの1本からなるものである。
(図柄61)
また、図示しないが、左回転リール64、中回転リール66及び右回転リール68の表面には、「赤7」、「青7」、「BAR」、「チェリー」、「スイカ」、「リプレイ」、「ベル」などの複数の種々の図柄61が形成されている。
これらの図柄61は、それぞれの絵柄がプリントされたテープを回転リール62の外周表面に貼付することで形成されている。
(制御装置100)
図2に示すように、遊技機10の内部には、遊技機10の全体の動作を制御するための制御装置100が形成されている。この制御装置100は、遊技を進行させて遊技状態を制御するメイン制御手段200と、このメイン制御手段200からの情報(コマンド)を受けて、遊技の進行に応じた演出を制御し、主に遊技内容に関する情報を遊技者に報知する演出を行うために演出状態を制御するサブ制御手段300とを備えている。
ここで、メイン制御手段200の制御に基づくスロットマシンの作動状態を遊技状態といい、サブ制御手段300の制御に基づくスロットマシンの作動状態を演出状態というものとする。なお、メイン制御手段200とサブ制御手段300との間は、メイン制御手段200への不正操作を防止するために、メイン制御手段200からサブ制御手段300への一方向の通信により行われ、サブ制御手段300からメイン制御手段200への逆方向の通信は行われていない(すなわち双方向の通信ではない)。メイン制御手段200は、マックスベットスイッチ34、精算スイッチ36、スタートスイッチ40、ストップスイッチ50、投入センサ92、払出センサ94、重量センサ97、オーバーフローセンサ96の入力を受け付け、役抽選を行い、リールユニット60及び排出手段24の作動を制御する。サブ制御手段300は、メイン制御手段200から信号を入力し、表示装置84等の演出装置70の作動を制御する。サブ制御手段300の出力側には、演出装置70としてのスピーカー72、表示装置84、演出用ランプ78の各パーツが接続されている。
なお、特に図示していないが、メイン制御手段200を有するメイン基板と、サブ制御手段300を有するサブ基板とは、それぞれ専用の基板ケースの内部に収納されている。具体的には、メイン制御手段200は、メイン基板ケースの内部に収納され、サブ制御手段300は、サブ基板ケースの内部に収納されている。そして、メイン基板ケースは、筐体12内部の奥側の上部に固定され、サブ基板ケースは、筐体12内部の正面から向かって左側に固定されている。
メイン制御手段200及びサブ制御手段300は、CPU、ROM、RAM、I/Oポート(図示せず)を備えたマイクロコンピュータにより構成される。CPUは、タイマ割込などの割込機能を持ち、ROMに記憶されたプログラムを実行して、種々の処理を行う。ROMは、CPUが実行するプログラムや各種テーブル等の固定的なデータを記憶し、RAMは、CPUがプログラムを実行する際の一時的な記憶領域、例えば遊技機10の状態を記憶するための記憶領域や、役抽選の抽選結果を記憶するための記憶領域として使用される。
(外部集中端子板18)
また、筐体12内部の正面から向かって右側には、外部集中端子板18が設けられている。
外部集中端子板18は、遊技データを遊技機10外部に出力させるものであり、メイン制御手段200のメイン基板と配線される接続端子(コネクタ)や、外部機器(図示省略)と配線される接続端子(コネクタ)が設けられた端子板である。また、外部集中端子板18は、図示しないが、島設備(例えばデータ表示器、メダル補給装置H)やホールコンピュータに接続されている。
(メイン制御手段200)
メイン制御手段200は、メダルカウント手段210、クレジット手段220、遊技媒体判断手段230、払出制御手段240及び送信手段250の各手段を備える。
また、図示しないが、一般的な遊技である通常遊技を制御するための通常遊技制御手段、通常遊技よりも遊技者に有利な遊技である特別遊技(ビッグボーナスゲーム、レギュラーボーナスゲーム、アシストタイム、リプレイタイム、アシストリプレイタイムなど)を制御するための特別遊技制御手段、予め定められた抽選確率に基づいて予め定められた当選役に関する抽選を行うための役抽選手段、各回転リール62の回転停止を制御するための停止制御手段、役抽選手段の抽選結果と回転リール62の停止図柄とに基づいて入賞判定処理を行うための入賞判定手段などを備えている。
以上の構成をもって、メイン制御手段200は、役の抽選を行い、回転リール62の回転及び停止を制御し、回転リール62がすべて停止したときに停止図柄61の判定を行い、遊技の進行を行う手段として機能することとなる。
メイン制御手段200は、遊技を制御するためのものであって、遊技を進行させるためのものである。以下、本実施の形態における遊技について説明する。
規定の賭け数(3枚)が設定されると、1本の有効ライン86(図1参照)が設定される。なお、本実施の形態に係る遊技機10は、規定の賭け数として3が設定されている。賭け数を設定する方法には、メダル投入口38からメダルMを投入する方法と、マックスベットスイッチ34を操作することによってクレジットメダルを賭け数として設定する方法とがある。そして、規定の賭け数(3枚)が設定されていることを条件に、スタートスイッチ40を操作すると、賭け数が確定し、役抽選手段(図示せず)により、複数の役のいずれかに当選したか又はハズレかの抽選(役抽選)が行われる。また、役抽選とほぼ同時に、前回の遊技での回転リール62の回転開始時から所定の時間(本実施の形態では、4.1秒)が経過しているか否かが判定され、所定の時間が経過すると、3個すべての回転リール62の回転が開始する。
本実施の形態では、役として、大別すると、ベル役、弱チェリー役、強チェリー役、スイカ役、チャンス目などの小役(メダルMの払い出しを伴う役や、演出状態の移行の契機となる役)、再遊技役(遊技者所有のメダルMを使用することなく次回の遊技を開始可能とする役、いわゆるリプレイ役)、移行役(遊技状態の移行を伴う役)が設けられている。
回転リール62の回転開始後、所定の条件(本実施の形態では、回転リール62を加速する処理を実行した後、所定のセンサにより回転リール62の回転位置が基準位置であることを検出すること)が成立すると、ストップスイッチ50の操作が可能な状態(停止操作可能状態)となる。
その後に、3個のストップスイッチ50のうち1個を操作すると、当該ストップスイッチ50に対応した回転リール62の回転が停止する。そして、3個すべてのストップスイッチ50の操作を終えると、3個すべての回転リール62の回転が停止する。
このとき、有効ライン86上に所定の図柄61の組合せが揃うと、当該図柄61の組合せに対応した処理が行われる。本実施の形態に係る遊技機10は、有効ライン86上に予め定められた図柄61の組合せが揃うと遊技者に利益が付与されるように形成されている。例えば小役に対応した図柄61の組合せが有効ライン86上に揃うと、小役に対応した枚数のメダルMが遊技者に対して付与される。
役抽選の当選確率は、複数段階、本実施の形態では、6段階(SET1〜SET6)設定されており、設定値1(SET1)が最も低く、設定値6(SET6)が最も高くなるように設定されている。
また、有効ライン86上に再遊技役(リプレイ役)に対応する図柄61の組合せが揃うと、メダルMの払い出しはないものの、次回の遊技において遊技者所有のメダルMを使用することなく賭け数が自動的に設定され遊技を行うことができる。
(メダルカウント手段210)
メダルカウント手段210は、投入センサ92(投入検知手段)から出力されたメダル検知信号に基づいて、メダル数のカウントを行うものである。
(クレジット手段220)
クレジット手段220は、メダルカウント手段によりカウントされたメダル数を、最大クレジットメダル数(50枚)の範囲内で、クレジットとして遊技機10内部に電子的に貯留するものである。
(遊技媒体判断手段230)
遊技媒体判断手段230は、投入センサ92によるメダルMの検知後、所定時間内、例えば2秒以内に重量センサ97により重量増を検知しない場合に異常と判断するものである。
すなわち、投入センサ92によりメダルMが検知された場合は、遊技者によりメダルMが投入された場合であるため、通常であれば排出手段24のメダル量も増えるはずであるが、何らかの不正な手段により実際にはメダルMを投入することなく投入センサ92に介入するような場合に異常と判断するようにしたものである。
そして、異常と判断された場合は、メダルMの投入検知の遮断や、遊技の停止などを行うことにより、遊技店のさらなる被害を防止するようにしている。
また、異常と判断された場合は、送信手段250から外部集中端子板18を介してエラー信号をホールコンピュータに出力するとともに、送信手段250からサブ制御手段300にも出力し、演出制御手段320により、例えば次の方法により不正行為を外部に発信することとしている。
(1)演出用ランプ78により通常とは異なる点灯が行われる(例えば、赤色で点滅させるなど)
(2)スピーカー72により通常とは異なる音が発せられる(例えば、サイレンのような音を発するなど)
(3)表示装置84に不正行為が表示される(例えば「cheating」の文字を表示するなど)
なお、上述の方法に限定されず、他の方法であっても良いし、上述の方法を組み合わせても良い。
また、遊技媒体判断手段230は、投入センサ92によりメダルMが検知されたことを条件に、排出手段24への遊技機10外部、本実施の形態では、メダル補給装置HからのメダルMの補給を許可しない不許可状態とする。
具体的には、投入センサ92によりメダルMが検知された場合は、重量センサ97による検知により排出手段24のメダルMの量がメダル補給装置HによるメダルMを補給する量に減っている場合であっても、メダル補給命令を出力せず、メダル補給装置HからのメダルMを許可しない不許可状態にしている。
これは、不正な手段が用いられているタイミングで、不正な手段により投入されたメダルMと略同量のメダルMが補給されることも考えられ、この場合には、異常と判断することができないため、不正を見逃すことを防止するため、メダルMの補給を不許可としたものである。
また、メダル補給装置Hが遊技機10からのメダル補給命令の有無を問わず、導電ロッドh1が非導通状態になったことによりメダルMを補給する場合には、メダルMの補給を許可しない旨の命令(不許可命令)をメダル補給装置Hに出力することで、メダル補給装置HからのメダルMを許可しない不許可状態にしている。
また、遊技媒体判断手段230は、払出センサ94によるメダルMの検知後、所定時間内、例えば2秒以内に重量センサ97により重量減を検知しない場合に異常と判断するものである。
すなわち、払出センサ94によりメダルMが検知された場合は、排出手段24によりメダルMが排出された場合であるため、通常であれば排出手段24のメダル量も減るはずであるが、何らかの不正な手段により実際にはメダルMが排出されていないにもかかわらず払出センサ94に介入するような場合に異常と判断するようにしたものである。
そして、異常と判断された場合は、メダルMの投入検知の遮断や、遊技の停止などを行うことにより、遊技店のさらなる被害を防止するようにしている。
また、異常と判断された場合は、送信手段250から外部集中端子板18を介してエラー信号をホールコンピュータに出力するとともに、送信手段250からサブ制御手段300にも出力し、演出制御手段320により、例えば次の方法により不正行為を外部に発信することとしている。
(1)演出用ランプ78により通常とは異なる点灯が行われる(例えば、赤色で点滅させるなど)
(2)スピーカー72により通常とは異なる音が発せられる(例えば、サイレンのような音を発するなど)
(3)表示装置84に不正行為が表示される(例えば「cheating」の文字を表示するなど)
なお、上述の方法に限定されず、他の方法であっても良いし、上述の方法を組み合わせても良い。
また、遊技媒体判断手段230は、払出センサ94によるメダルMが検知されたことを条件に、排出手段24への遊技機10外部、本実施の形態では、メダル補給装置HからのメダルMの補給を許可しない不許可状態とする。
具体的には、払出センサ94によりメダルMが検知された場合は、重量センサ97による検知により排出手段24のメダルMの量がメダル補給装置HによるメダルMを補給する量に減っている場合であっても、メダル補給命令を出力せず、メダル補給装置HからのメダルMを許可しない不許可状態にしている。
これは、不正な手段が用いられているタイミングで、不正な手段により排出されたメダルMと略同量のメダルMが補給されることも考えられ、この場合には、異常と判断することができないため、不正を見逃すことを防止するため、メダルMの補給を不許可としたものである。
また、メダル補給装置Hが遊技機10からのメダル補給命令の有無を問わず、導電ロッドh1が非導通状態になったことによりメダルMを補給する場合には、メダルMの補給を許可しない旨の命令(不許可命令)をメダル補給装置Hに出力することで、メダル補給装置HからのメダルMを許可しない不許可状態にしている。
(払出制御手段240)
払出制御手段240は、入賞判定手段(図示せず)の判定結果に基づいて、メダル払い出し等の所定の処理を行うためのものである。払出制御手段240は、小役が入賞していると判定されるとメダルMの払い出しを行う。
具体的には、払出制御手段240は、メダル払出信号を排出手段24に出力し、排出手段24のモータ95を駆動させることでメダルMの払い出しを行う。
(送信手段250)
送信手段250は、サブ制御手段300や外部集中端子板18を介して遊技機10外部へ信号を送信するためのものである。
(サブ制御手段300)
サブ制御手段300は、図2に示すように、受信手段310及び演出制御手段320の各手段を有する。各手段の詳細については後述する。
以上の構成をもって、サブ制御手段300は、メイン制御手段200からの信号を受けて、遊技の進行に伴う演出を行うものである。
具体的には、サブ制御手段300は、ランプ78を駆動するためのLED駆動回路(図示せず)に対してLEDの点灯や消灯を規定するデータを出力したり、スピーカー72から音を出力するための音声出力回路(図示せず)に対して出力する音声を規定するデータを出力したり、表示装置84を駆動するための液晶制御基板(図示せず)に対して出力する映像データを規定するデータを出力したりする。
(受信手段310)
受信手段310は、送信手段250からの信号を受信するものである。
(演出制御手段320)
演出制御手段320は、遊技状態に応じた演出を制御するものである。
また、上述したように、遊技媒体判断手段230により異常であると判断された場合に、演出用ランプ78、スピーカー72、表示装置84などを用いて、不正行為を外部に発信することとしている。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態は、上述した第1の実施の形態の排出手段24に供給手段Kを設けたものである。
以下、第1の実施の形態との相違点を中心に、図7及び図8を用いて説明する。
(メダル補給装置H)
メダル補給装置Hは、遊技機10外部の島設備に設けられ、排出手段24のメダルMが所定量に減った場合に、遊技機10からのメダル補給命令の有無を問わず、メダルMを補給するものである。
具体的には、図7及び図8に示すように、メダル補給装置Hに接続された互いに平行な一対の導電ロッドh1を、排出手段24に垂下させた状態で配置し、金属製のメダルMが所定量あると導電ロッドh1がメダルMを介して導通状態になり、所定量ないと非導通状態になるように設定されている。そして、非導通状態になるとメダルMが減ったと判断し、遊技機10からのメダル補給命令の有無を問わず、チューブ状部材h2を通してメダルMを供給手段Kに補給する。
(供給手段K)
供給手段Kは、図7及び図8に示すように、遊技機10外部から補給されたメダルMを貯留するとともに、当該メダルMを排出手段24へ補給するものである。
具体的には、図7及び図8に示すように、排出手段24の上面の一部を覆うように配置された、上方に向かって開口する皿状のものであり、メダル補給装置Hから補給されたメダルMを貯留し、メイン制御手段200からのメダルMの投入命令を受けることで、貯留しているメダルMを排出手段24へ補給するようにしている。
すなわち、メダル補給装置Hから直接排出手段24にメダルMを補給するのではなく、供給手段Kを介してメダルMを補給するようにしている。
なお、供給手段Kの構造は、排出手段24と同様の構造を備えるホッパーユニット(図示しないが、底面側にメダル払出用のディスクを設け、当該ディスクを回転させることでメダルMを排出手段24へ補給する)で形成されるが、これに限定されず、メダルMを排出手段24側に送ることができる構造であれば良い。
また、図8に示すように、供給手段Kの背面側と底面側には、メダル補給装置Hの導電ロッドh1を排出手段24側に導くための切り欠きk1が設けられている。
当該切り欠きk1は、導電ロッドh1の太さよりも大きく供給手段Kの背面側と底面側とを切り欠くため、供給手段Kの内側には凸部k2となって表れている。そして、当該凸部k2により、供給手段K内のメダルMと接触しないようにしている。
なお、供給手段Kに切り欠きk1、凸部k2を設ける場合に限定されず、排出手段24の背面側に孔を開けて導電ロッドh1を排出手段24内に導くようにしても良い。
また、供給手段Kには、図8に示すように、メダル投入口38から投入されたメダルMを、供給手段Kを介さず排出手段24に送るための凹部k3が設けられ、排出手段24の上面の一部が開口するように形成されている。
(遊技媒体判断手段230)
遊技媒体判断手段230は、不許可状態、すなわち、第1の実施の形態において説明した(投入センサ92によりメダルMが検知された場合、払出センサ94によりメダルMが検知された場合)においては、供給手段Kから排出手段へのメダルMの補給を実行させないようにしている。
すなわち、遊技機10に制御されていないメダル補給装置Hは、不許可状態であっても排出手段24に貯留されているメダルMの量が減ったと判断した場合には供給手段KにメダルMを補給するが、遊技機10に制御されている供給手段Kから排出手段24側にメダルMを補給しないことで、遊技媒体判断手段230による異常との判断を阻害することがないようにしている。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態は、所定の遊技状態の場合にのみ、メダル補給装置Hや供給手段Kからの排出手段24へのメダルMの補給を許可するようにしているものである。
具体的には、フリーズ状態中は、メダルMの投入が無効となり、投入されてもクレジットもされず、メダル受け皿26に排出されることから、遊技媒体判断手段230による判断を阻害することがないため、当該フリーズ状態中にメダルMの補給を許可したものである。
また、メダルMが大量に払い出されるアシストタイムやビッグボーナスゲームなどへの移行前にフリーズ制御手段260によりフリーズ状態とされることが多いため、当該アシストタイムやビッグボーナスゲームなどに備え事前にメダルMを補給することが可能という利点もある。
(メイン制御手段200)
メイン制御手段200には、図9に示すように、さらに、フリーズ制御手段260を備える。
(フリーズ制御手段260)
フリーズ制御手段260は、遊技の進行が停止した状態となるフリーズ状態を制御するものである。
フリーズ制御手段260は、本実施の形態では、所定の役に当選し、所定の停止操作順番でストップスイッチ50の操作がされた場合に、当該ストップスイッチ50の操作のいわゆる第3停止から所定条件が成立するまでの間、次ゲームの遊技の開始を停止、すなわち、メダルMの投入又はマックスベットスイッチ34の操作によるベットが不能とさせるフリーズを実行する。
そして、所定条件が成立後、遊技の進行が再開される。
なお、フリーズ制御手段260によるフリーズは、上述した第3停止後のものに限定されず、スタートスイッチ40操作後の回転リール62の回転開始を留保するフリーズを実行しても良い。
ここで、所定条件には、予め定められた時間が経過することや、遊技者が所定の操作を行ったこと等を含む。
(遊技媒体判断手段230)
遊技媒体判断手段230は、フリーズ状態中に排出手段24へのメダルMの補給を許可するようにしている。
すなわち、第1の実施の形態に、本実施の形態の構成(フリーズ制御手段260など)を追加した場合は、重量センサ97による検知により排出手段24内のメダルMが減っていると判定され、かつ、フリーズ状態中にメダル補給装置Hにメダル補給命令を出力し、メダル補給装置HによるメダルMの補給を許可する。
また、第2の実施に、本実施の形態の構成(フリーズ制御手段260など)を追加した場合は、メダル補給装置Hにより排出手段24内のメダルMが減っていると判定され、かつ、フリーズ状態中に供給手段Kにメダル補給命令を出力し、供給手段KによるメダルMの補給を許可する。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態は、第3の実施の形態と同様に、所定の遊技状態の場合にのみ、メダル補給装置Hや供給手段Kからの排出手段24へのメダルMの補給を許可するようにしているものである。
具体的には、遊技中はメダルMの投入が無効となり、投入されてもクレジットもされず、メダル受け皿26に排出されることから、遊技媒体判断手段230による判断を阻害することがないため、当該遊技中にメダルMの補給を許可したものである。
(遊技媒体判断手段230)
遊技媒体判断手段230は、一の遊技の開始時から、当該遊技の終了までの間に排出手段24へのメダルMの補給を許可するようにしている。
ここで、「一の遊技の開始時から、当該遊技の終了までの間」とは、スタートスイッチ40操作時から、遊技の結果によるメダルMの払出が終了するまでの間、すなわち、遊技中である。
すなわち、第1の実施の形態に、本実施の形態の構成を追加した場合は、重量センサ97による検知により排出手段24内のメダルMが減っていると判定され、かつ、遊技中にメダル補給装置Hにメダル補給命令を出力し、メダル補給装置HによるメダルMの補給を許可する。
また、第2の実施の形態に、本実施の形態の構成を追加した場合は、メダル補給装置Hにより排出手段24内のメダルMが減っていると判定され、かつ、遊技中に供給手段Kにメダル補給命令を出力し、供給手段KによるメダルMの補給を許可する。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態は、汎用的なメダル補給装置Hをそのまま使用しつつ、遊技機10により排出手段24へのメダルMの補給を制御するようにしたものである。
具体的には、メダル補給装置Hに回路遮断手段を接続し、メダル補給装置Hに排出手段24内のメダルMが減ったことを検知させないようにしている。
(メダル補給装置H)
メダル補給装置Hは、上述した第2の実施の場合と同様であるが、遊技機10外部の島設備に設けられ、排出手段24のメダルMが所定量に減った場合に、遊技機10からのメダル補給命令の有無にかかわらず、メダルMを補給するものである。
具体的には、図10に示すように、メダル補給装置Hに接続された互いに平行な一対の導電ロッドh1を、排出手段24に垂下させた状態で配置し、金属製のメダルMが所定量あると導電ロッドh1がメダルMを介して導通状態になり、所定量ないと非導通状態になるように設定されている。そして、非導通状態になるとメダルMが減ったと判断され、チューブ状部材h2を通してメダルMが排出手段24に補給される。
(回路遮断手段)
回路遮断手段は、図10及び図11に示すように、重量センサ97を含む回路内に設けられ、当該回路を遮断可能なものであり、本実施の形態では、リレー回路Rにより構成される。
ここで、「重量センサ97を含む回路」には、遊技機10の重量センサ97と、外部集中端子板18を介して遊技機10外部に設けられたメダル補給装置Hとが接続されている。
また、リレー回路Rは、図10及び図11に示すように、メダル補給装置Hの導電ロッドh1にクリップなどを用いて接続され、通常動作時には、回路を開いて非導通状態にしておき、排出手段24の重量が変化する所定の条件を満たした場合、例えば、メダルMの投入時、メダルMの払出時には、リレー回路Rを動作させて回路を閉じることで、導電ロッドh1同士がメダルMにより導通されているかを問わず、すなわち、メダルMが所定量あるかを問わず、導通しているようにさせる。
これにより、メダルMの投入時やメダルMの払出時には、メダルMが減っていることでメダル補給装置Hのメダル補給の条件を満たしていた場合であっても、メダル補給装置HをメダルMが減っていないと誤認識させるようにしている。
このため、メダル補給装置Hには既存のものを使用しながら、遊技機10側でメダル補給装置HによるメダルMの自動補給を制御することが可能となり、遊技媒体判断手段230によるメダルの増減を異常と判断することを阻害することがないため、不正行為を防止することができる。
10 遊技機 12 筐体
12a 背面板 12b 補給用孔
14 前扉 16 図柄表示窓部
17 メダルセレクタ 18 外部集中端子板
20 上パネル 22 下パネル
24 排出手段 25 補助タンク
26 メダル受け皿 28 メダル払出口
29 電源装置
30 操作部 34 マックスベットスイッチ
36 精算スイッチ 38 メダル投入口
40 スタートスイッチ
50 ストップスイッチ
L 左ストップスイッチ C 中ストップスイッチ
R 右ストップスイッチ
60 リールユニット 61 図柄
62 回転リール 64 左回転リール
66 中回転リール 68 右回転リール
70 演出装置
72 スピーカー 74 上部スピーカー
76 下部スピーカー 78 演出用ランプ
80 上部ランプ 82 下部ランプ
84 表示装置
86 有効ライン 92 投入センサ
94 払出センサ 95 モータ
96 オーバーフローセンサ 97 重量センサ
100 制御装置
200 メイン制御手段 210 メダルカウント手段
220 クレジット手段 230 遊技媒体判断手段
240 払出制御手段 250 送信手段
300 サブ制御手段
310 受信手段 320 演出制御手段
H メダル補給装置
h1 導電ロッド h2 チューブ状部材
M メダル
(第2の実施の形態)
K 供給手段
k1 切り欠き k2 凸部
k3 凹部
(第3の実施の形態)
260 フリーズ制御手段
(第5の実施の形態)
R リレー回路

Claims (6)

  1. 遊技機に投入された遊技媒体を検知する投入検知手段と、
    前記投入検知手段により検知された前記遊技媒体を貯留するとともに、前記遊技機外に排出する排出手段と、
    当該排出手段に貯留されている前記遊技媒体の重量を検知する重量検知手段と、
    前記投入検知手段による前記遊技媒体の検知後、所定時間内に前記重量検知手段により重量増を検知しない場合に異常と判断する遊技媒体判断手段と、を備え、
    前記投入検知手段により前記遊技媒体が検知されたことを条件に、前記排出手段への遊技機外部からの前記遊技媒体の補給を許可しない不許可状態とすることを特徴とする遊技機。
  2. 遊技機に投入された遊技媒体を貯留するとともに、当該遊技媒体を当該遊技機外に排出する排出手段と、
    前記排出手段に貯留されている前記遊技媒体の重量を検知する重量検知手段と、
    前記排出手段から遊技機外に排出される前記遊技媒体を検知する排出検知手段と、
    前記排出検知手段による前記遊技媒体の検知後、所定時間内に前記重量検知手段により重量減を検知しない場合に異常と判断する遊技媒体判断手段と、を備え、
    前記排出検知手段により前記遊技媒体が検知されたことを条件に、前記排出手段への遊技機外部からの前記遊技媒体の補給を許可しない不許可状態とすることを特徴とする遊技機。
  3. 前記遊技機外部から補給された前記遊技媒体を貯留するとともに、当該遊技媒体を前記排出手段へ補給する供給手段を備え、
    前記不許可状態では、前記供給手段から、前記排出手段への前記遊技媒体の補給を行わないようにしていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 遊技の進行が停止した状態となるフリーズ状態を制御するためのフリーズ制御手段を備え、
    前記フリーズ状態中に前記排出手段への前記遊技媒体の補給を許可するようにしていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機。
  5. 前記遊技機には、
    複数の図柄を変動表示可能な複数の回転リールと、
    遊技者の操作により、前記回転リールの変動表示を開始させるためのスタートスイッチと、
    前記複数の回転リールにそれぞれ対応して設けられ、当該複数の回転リールの図柄の変動表示の開始後、遊技者の操作により前記回転リールの図柄の変動表示を個別に停止させるためのストップスイッチとを備え、
    前記スタートスイッチ操作時から、当該遊技の終了までの間に前記排出手段への前記遊技媒体の補給を許可するようにしていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技機。
  6. 前記重量検知手段を含む回路内に、当該回路を遮断可能な回路遮断手段を設け、
    前記排出手段の重量が変化する所定の条件を満たす場合には、前記回路遮断手段を動作させ、前記排出手段への前記遊技媒体の補給を行わないようにしていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の遊技機。
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