JPH10195611A - 結晶方位の制御されたfcc金属及びその製造方法 - Google Patents
結晶方位の制御されたfcc金属及びその製造方法Info
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- JPH10195611A JPH10195611A JP35817496A JP35817496A JPH10195611A JP H10195611 A JPH10195611 A JP H10195611A JP 35817496 A JP35817496 A JP 35817496A JP 35817496 A JP35817496 A JP 35817496A JP H10195611 A JPH10195611 A JP H10195611A
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Abstract
か、スパッタリングターゲット用材料に要求される諸特
性兼備したFCC金属およびその製造方法の提供。 【解決手段】 スパッタリングターゲット用FCC金属
はスパッタ膜の均一性を確保することが重視されるとき
は特に結晶方位がランダム方位であることが要求され
る。またこれらFCC金属の中ではCuマトリックスを
有するものがエレクトロマイグレーションに優れ、Cu
の純度は6N以上が好ましいこと、また膜の均一性の点
から平均粒径は200μm以下がよいことが判明すると
ともに、このようなランダム方位からなるFCC金属を
製造するためには、最終熱処理は再結晶をともなう完全
焼鈍を施す必要があり、最終加工にはクロス圧延を行う
ことが必要である等の製造条件が解明されている。
Description
材料等として好適な結晶方位の制御されたFCC金属及
びその製造方法に関するものである。
ない、各種スパッタリングターゲット材料用についても
その使用量が増大するとともに、特性面でもより高特性
が望まれている。例えば、基板ウエハー上でのスパッタ
配線用材料として使用されるFCC金属においても以下
のような特性が要求されている。
有していること:スパッタリングを施されるFCC金属
においてはスパッタ膜の均一性を確保するために、ラン
ダム方位を有していることが望まれる。
優れること:スパッタにより形成された基板ウエハー上
での配線においては配線幅の微細化により断線現象の一
種であるエレクトロマイグレーションが問題となってい
る。ここでこの現象は、膜の組成に大きく影響されるこ
とが確認されているので膜の組成をほぼ一義的に決定す
るスパッタリングターゲット用材料についてもエレクト
ロマイグレーション性に優れていることが望まれる。
ング膜の配線信頼性は膜の微細構造の影響を強く受ける
が、この膜の微細構造はガス成分を含めた不純物の影響
が大きいことがわかっている。そこで、スパッタリング
ターゲット用材料としても所定の成分以外の不純物が少
ないことが望まれる。
ッタリング膜の均一性を高めるため、さらにスパッタリ
ングレートの向上のため、スパッタリングターゲット用
材料は平均結晶粒径が微細であることが望まれている。
スパッタリングターゲット用材料としては以上のような
諸特性が要求されている。
ッタ配線用材料としては従来、Al等が用いられてきた
が、要求される諸特性を十分に満たしているものではな
かった。したがって本発明の目的は、結晶方位が制御さ
れているほか、スパッタリングターゲット用材料に要求
される諸特性を兼備したFCC金属およびその製造方法
を提供することにある。
グターゲット用材料等に要求される上記のような諸特性
を兼備したFCCF金属、特に各種スパッタリング特性
を向上させるためにその結晶方位の制御されたFCC金
属を開発すべく、鋭意研究の結果開発されたものであっ
て、下記のFCC金属及びその製造法を提供するもので
ある。すなわち、FCC金属、特にCuマトリックスを
有するFCC金属において適切な加工熱処理を施し、そ
の結晶方位を制御するようににすれば、スパッタリング
ターゲット用材料として好適なFCC金属が得られるこ
とを見いだし、本発明に到達した。
回折法で測定される結晶の(111)面の積分強度I
(111) にたいする(200)面の積分強度I(200) およ
び(220)面の積分強度I(220) の比がそれぞれ、
式: I(200) /I(111) ≦2.3 I(220) /I(111) ≦1.0 の条件を満たす比の値を有していることを特徴とするラ
ンダム方位を持つFCC金属;第2に上記FCC金属が
Cuマトリックスを有することを特徴とする前記第1に
記載のFCC金属;第3に上記Cuの純度が6N以上で
あることを特徴とする前記第2に記載のFCC金属;第
4に平均結晶粒径が200μm以下であることを特徴と
する前記第2に記載のFCC金属;第5に純度6N以上
のCuマトリックスを有し、その平均結晶粒径が200
μm以下であり、かつX線回折法で測定される結晶の
(111)面の積分強度I(111) にたいする(200)
面の積分強度I(200) および(220)面の積分強度I
(220) の比がそれぞれ、式: I(200) /I(111) ≦2.3 I(220) /I(111) ≦1.0 の条件を満たす比の値を有していることを特徴とするラ
ンダム方位を持つFCC金属;第6にランダム方位を持
つFCC金属の製造方法であって、1パスの圧延ごとに
15°以上圧延軸をずらせながら圧延し、合計で90°
以上圧延軸をずらせた、クロス圧延を合計圧下率で20
%以上施した後再結晶を伴なう完全焼鈍を施すことこと
によりX線回折法で測定される結晶の(111)面の積
分強度I(111) に対する(200)面の積分強度I
(200) および(220)面の積分強度I(220) の比がそ
れぞれ、式: I(200) /I(111) ≦2.3 I(220) /I(111) ≦1.0 の条件を満たす比の値を有していることを特徴とするラ
ンダム方位を持つFCC金属の製造方法;第7にCuマ
トリックスを有し、ランダム方位を持つFCC金属の製
造方法であって、1パスの圧延ごとに15°以上圧延軸
をずらせながら圧延し、合計で90°以上圧延軸をずら
せた、クロス圧延を合計圧下率で20%以上施した後4
98〜823Kで60〜7200secの熱処理を行う
ことをによりX線回折法で測定される結晶の(111)
面の積分強度I(111) にたいする(200)面の積分強
度I(200) および(220)面の積分強度I(220) の比
が、それぞれ、式: I(200) /I(111) ≦2.3 I(220) /I(111) ≦1.0 の条件を満たす比の値を有していることを特徴とするラ
ンダム方位を持つFCC金属の製造方法;第8にCuの
純度が6N以上であるランダム方位を持つことを特徴と
する前記第7記載のFCC金属の製造方法;第9に平均
結晶粒径が200μm以下の、ランダム方位を持つFC
C金属の製造方法であって、623〜873Kで加工率
20%以上の熱間加工を施し、さらに加工率10%以上
の冷間加工と493〜823Kで60〜7200sec
の熱処理を少なくとも2回以上繰り返し行い、かつ1パ
スの圧延ごとに15°以上圧延軸をずらせながら圧延
し、合計で90°以上圧延軸をずらせた、クロス圧延を
合計圧下率で20%以上施した後498〜823Kで6
00〜7200secの熱処理を行うことを特徴とする
前記第7記載のFCC金属の製造方法;第10に前記第
1〜第5のいずれかに記載のランダム方位を持つFCC
金属からなるターゲット用素材;第11に前記第6〜第
9のいずれかの方法で製造されたランダム方位を持つF
CC金属からなるターゲット用素材を提供することであ
る。
切な加工熱処理を施し、その結晶方位を制御することに
よりスパッタリングターゲット用材料等として好適なF
CC金属を提供し得たことに基本的な特徴がある。次
に、本発明に係るFCC金属及びその製造方法を上記の
通りに限定した理由について説明する。
ング膜の均一性を確保するために、スパッタリングター
ゲット用FCC金属においてランダム方位であることが
望まれているが、その評価としてはX線回折における
(111)面と(200),(220)面の積分強度I
(111) 、I(200) 、I(220) の比が用いられる。ここで
I(200) /I(111) が2.3より大きくあるいはI
(220) /I(111) が1.0より大きいと、いずれもラン
ダム方位とは言い難く、スパッタリングにより生成した
膜の均一性も劣化する。従って、X線回折における(1
11)面と(200),(220)面の積分強度の比は
I(200) /I(111) ≦2.3かつI(220) /I(111) ≦
1.0であることをもってFCC金属がランダム方位で
あることの判定基準とした。
特にCuマトリックスを有するものがエレクトロマイグ
レーション性に優れている。従って、上記FCC金属は
Cuマトリックスを有するものもって好ましいものとし
た。
きく影響を与えるるが、その純度が6Nより劣化すると
スパッタリング膜の結晶性が劣化しエレクトロマイグレ
ーション特性等にも悪影響を及ぼす。従って、上記Cu
マトリックス純度は6N以上を好ましいものとした。
と、スパッタリングレート、膜の均一性等が劣化してく
る。この現象は特に平均結晶粒径が200μmより大き
くなると顕著である。従って、平均結晶粒径は200μ
m以下のものを好ましいものとした。
金属を製造するためには、再結晶を伴なういわゆる完全
焼鈍を施す必要がある。特にマトリックスがCuからな
る場合には熱処理温度が493K未満あるいは熱処理時
間が60sec未満では再結晶が十分進行せず、熱処理
温度が823Kより高くあるいは熱処理時間が7200
secを越えると経済的に不利になるばかりでなく結晶
粒の粗大化も生じてしまう。従って、熱処理条件は49
3〜823Kで60〜7200secとした。
属を製造するためには、クロス圧延を施す必要がある。
ここで圧延軸のずれを合計で90°未満とすると(10
0)面の集積が強くなり、合計圧下率を20%未満とす
ると、(110)面の集積度が強くなりランダム方位か
らはずれてしまう。また、1パス圧延ごとの圧延軸のず
れを15%未満とすると全体のパス回数が増え経済的に
不利となる。従って最終加工は、1パスの圧延ごとに1
5°以上圧延軸をずらせながら圧延し、合計で90°以
上圧延軸をずらせた、いわゆるクロス圧延を合計圧下率
で20%以上施すこととした。
ては623〜873Kで加工率20%以上の熱間加工を
施し、さらに加工率10%以上の冷間加工と493〜8
23Kで60〜7200secの熱処理を少なくとも2
回以上繰り返し行う必要がある。これらの条件を外れる
といずれも最終組織は混粒となり、かつ平均結晶粒径を
200μm以下に制御することは、最終加工熱処理をい
かに行うとも困難である。以上のように結晶方位の制御
されたFCC金属は各種電気電子部品用材料として使用
されるのはもちろんのこと、各種スパッタリングターゲ
ット用素材として好適な材料である。次に、本発明を実
施例により詳細に説明する。以下に示す製造方法により
スパッタリングターゲット用材料を製造し、特性調査を
行った。
銅を用い723K熱間クロス圧延にて320×320×
42t mmに加工した。この時の合計圧下率は約30%
である。得られた熱延板の上下面を1mmずつ切削加工
を施し、320×320×40 t mmに加工した。得ら
れた切削板を用い冷間一方向圧延にて380×320×
34t mmに加工した。この時の合計圧下率は約15%
である。得られた冷延板を用い673Kで3600se
cの熱処理を行った。得られた熱処理板を用い、一工程
前の冷間圧延とは圧延軸を90°ずらせて冷間一方向圧
延を行い380×380×29t mmに加工した。この
時の合計圧下率は約15%である。得られた冷延板を用
い673Kで3600secの熱処理を行った。得られ
た熱処理板を用い、冷間クロス圧延にて450×450
×20t mmに加工した。このとき1パスごとに90°
圧延軸を回転させて圧延しており、合計圧下率は約30
%である。得られた冷延板を用い623Kで1200s
ecの熱処理を行った。得られた熱処理板より切削加工
により、直径400φmm×15t mmのスパッタリン
グターゲット用材料を得た。
銅を用い723K熱間クロス圧延にて320×320×
42t mmに加工した。この時の合計圧下率は約30%
である。得られた熱延板の上下面を1mmずつ切削加工
を施し、320×320×40t mmに加工した。得ら
れた切削板を用い冷間一方向圧延にて380×380×
34t mmに加工した。この時の合計圧下率は約15%
である。得られた冷延板を用い673Kで3600se
cの熱処理を行った。得られた熱処理板を用い、一工程
前の冷間圧延とは圧延軸を90°ずらせて冷間一方向圧
延を行い380×380×29t mmに加工した。この
時の合計圧下率は約15%である。得られた冷延板を用
い673Kで3600secの熱処理を行った。得られ
た熱処理板を用い、冷間クロス圧延にて450×450
×20t mmに加工した。この時1パスごとに90°圧
延軸を回転させて圧延しており、合計圧下率は約30%
である。得られた冷延板を用い623Kで1200se
cの熱処理を行った。得られた熱処理板より切削加工に
より、直径400φmm×15t mmのスパッタリング
ターゲット用材料を得た。
銅を用い冷間一方向圧延にて380×265×42t m
mに加工した。この時の合計圧下率は約30%である。
得られた冷延板を用い、一工程前の冷間圧延とは圧延軸
を90°ずらせて冷間一方向圧延を行い380×320
×29t mmに加工した。この時の合計圧下率は約30
%である。得られた冷延板を用い673Kで3600s
ecの熱処理を行った。得られた熱処理板を用い、冷間
クロス圧延にて450×450×20t mmに加工し
た。この時1パスごとに90°圧延軸を回転させて圧延
しており合計圧下率は約30%である。得られた冷延板
を用い623Kで1200secの熱処理を行った。得
られた熱処理板より切削加工により、直径400φmm
×15t mmのスパッタリングターゲット用材料を得
た。
銅を用い723K熱間クロス圧延にて320×320×
42t mmに加工した。この時の合計圧下率は約30%
である。得られた熱延板の上下面を1mmずつ切削加工
を施し、320×320×40t mmに加工した。得ら
れた切削板を用い冷間一方向圧延にて380×320×
34t mmに加工した。この時の合計圧下率は約15%
である。得られた冷延板を用い673Kで3600se
cの熱処理を行った。得られた熱処理板を用い、一工程
前の冷間圧延とは圧延軸を90°ずらせて冷間一方向圧
延を行い380×380×29t mmに加工した。この
時の合計圧下率は約15%である。得られた冷延板を用
い673Kで3600secの熱処理を行った。得られ
た熱処理板を用い、冷間一方向圧延にて450×380
×24t mmに加工した。この時の合計圧下率は約17
%である。得られた冷延板を用い623Kで1200s
ecの熱処理を行った。得られた熱処理板を用い、一工
程前の冷間圧延とは圧延軸を90°ずらせて冷間一方向
圧延を行い450×450×20t mmに加工した。こ
の時の合計圧下率は約15%である。得られた冷延板を
用い623Kで1200secの熱処理を行った。得ら
れた熱処理板より切削加工により、直径400φmm×
15t mmのスパッタリングターゲット用材料を得た。
得られたスパッタリングターゲット用材料について、純
度、結晶粒径、結晶方位について測定を行った。その結
果を表1に示す。
ターゲット用高純度銅と現在基板ウエハー上のスパッタ
配線材料として使用されているAlターゲットにて製造
した膜についてBEM(breakdown energy of metals)
法によりエレクロトマイグレーション評価の平均故障エ
ネルギー(MEF=mdeian energy to fail )を求めた
その結果を表2に示す。
スパッタリングターゲット用高純度銅は現在基板ウエハ
ー上のスパッタ配線材料として使用されているAlター
ゲットに比べてエレクトロマイグレーション特性に優れ
ており、また、純度、結晶方位、結晶粒度も最適であ
り、スパッタリングターゲット用材料として極めて優れ
ていることは明らかである。
明に係るFCC金属は適切な純度、結晶方位、結晶粒度
を有しており、各種用途に使用できることはもちろんで
あるが、特にスパッタリングターゲット用材料として使
用する時には、スパッタリングレート、膜の均一性に優
れ、製造した膜のエレクトロマイグレーション性にも優
れているものである。さらに、本発明では、その適切な
製造法も示したものである。
Claims (11)
- 【請求項1】 X線回折法で測定される結晶の(11
1)面の積分強度I(111) にたいする(200)面の積
分強度I(200) および(220)面の積分強度I(220)
の比がそれぞれ、式: I(200) /I(111) ≦2.3 I(220) /I(111) ≦1.0 の条件を満たす比の値を有していることを特徴とするラ
ンダム方位を持つFCC金属。 - 【請求項2】 上記FCC金属がCuマトリックスを有
することを特徴とする請求項1に記載のFCC金属。 - 【請求項3】 上記Cuの純度が6N以上であることを
特徴とする請求項2に記載のFCC金属。 - 【請求項4】 平均結晶粒径が200μm以下であるこ
とを特徴とする請求項2に記載のFCC金属。 - 【請求項5】 純度6N以上のCuマトリックスを有
し、その平均結晶粒径が200μm以下であり、かつX
線回折法で測定される結晶の(111)面の積分強度I
(111) にたいする(200)面の積分強度I(200) およ
び(220)面の積分強度I(220) の比がそれぞれ、
式: I(200) /I(111) ≦2.3 I(220) /I(111) ≦1.0 の条件を満たす比の値を有していることを特徴とするラ
ンダム方位を持つFCC金属。 - 【請求項6】 ランダム方位を持つFCC金属の製造方
法であって、1パスの圧延ごとに15°以上圧延軸をず
らせながら圧延し、合計で90°以上圧延軸をずらせ
た、クロス圧延を合計圧下率で20%以上施した後再結
晶を伴なう完全焼鈍を施すことことによりX線回折法で
測定される結晶の(111)面の積分強度I(111) に対
する(200)面の積分強度I(200) および(220)
面の積分強度I(220) の比がそれぞれ、式: I(200) /I(111) ≦2.3 I(220) /I(111) ≦1.0 の条件を満たす比の値を有していることを特徴とするラ
ンダム方位を持つFCC金属の製造方法。 - 【請求項7】 Cuマトリックスを有し、ランダム方位
を持つFCC金属の製造方法であって、1パスの圧延ご
とに15°以上圧延軸をずらせながら圧延し、合計で9
0°以上圧延軸をずらせた、クロス圧延を合計圧下率で
20%以上施した後498〜823Kで60〜7200
secの熱処理を行うことによりX線回折法で測定され
る結晶の(111)面の積分強度I(111) にたいする
(200)面の積分強度I(200) および(220)面の
積分強度I(220) の比が、それぞれ、式: I(200) /I(111) ≦2.3 I(220) /I(111) ≦1.0 の条件を満たす比の値を有していることを特徴とするラ
ンダム方位を持つFCC金属の製造方法。 - 【請求項8】 Cuの純度が6N以上であるランダム方
位を持つことを特徴とする請求項7記載のFCC金属の
製造方法。 - 【請求項9】 平均結晶粒径が200μm以下の、ラン
ダム方位を持つFCC金属の製造方法であって、623
〜873Kで加工率20%以上の熱間加工を施し、さら
に加工率10%以上の冷間加工と493〜823Kで6
0〜7200secの熱処理を少なくとも2回以上繰り
返し行い、かつ1パスの圧延ごとに15°以上圧延軸を
ずらせながら圧延し、合計で90°以上圧延軸をずらせ
た、クロス圧延を合計圧下率で20%以上施した後49
8〜823Kで60〜7200secの熱処理を行うこ
とを特徴とする請求項7記載のFCC金属の製造方法。 - 【請求項10】 請求項1〜5のいずれかに記載のラン
ダム方位を持つFCC金属からなるターゲット用素材。 - 【請求項11】 請求項6〜9のいずれかに記載の方法
で製造されたランダム方位を持つFCC金属からなるタ
ーゲット用素材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35817496A JPH10195611A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 結晶方位の制御されたfcc金属及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35817496A JPH10195611A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 結晶方位の制御されたfcc金属及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10195611A true JPH10195611A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=18457930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35817496A Pending JPH10195611A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 結晶方位の制御されたfcc金属及びその製造方法 |
Country Status (1)
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