JPH10195085A - カルバシラトラン誘導体、その製造方法、接着促進剤、および硬化性シリコーン組成物 - Google Patents

カルバシラトラン誘導体、その製造方法、接着促進剤、および硬化性シリコーン組成物

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JPH10195085A
JPH10195085A JP9154437A JP15443797A JPH10195085A JP H10195085 A JPH10195085 A JP H10195085A JP 9154437 A JP9154437 A JP 9154437A JP 15443797 A JP15443797 A JP 15443797A JP H10195085 A JPH10195085 A JP H10195085A
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Masayuki Onishi
正之 大西
Hidekatsu Hatanaka
秀克 畑中
Yoshimi Fukutani
芳美 福谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規なカルバシラトラン誘導体、その製造方
法、この誘導体からなる接着促進剤、およびこの促進剤
を含む硬化性シリコーン組成物を提供する。 【解決手段】 一般式: 【化1】 {式中、R1はアルキル基またはアルコキシ基であり、
2は同じかまたは異なる一般式: 【化2】 (式中、R4はアルキレン基またはアルキレンオキシア
ルキレン基であり、R5は一価炭化水素基であり、R6
アルキル基であり、R7はアルキレン基であり、R8はア
ルキル基、アルケニル基、またはアシル基であり、aは
0、1、または2である。)で表される基からなる群か
ら選択される基であり、R3は同じかまたは異なる水素
原子もしくはアルキル基である。}で表されるカルバシ
ラトラン誘導体、この誘導体の製造方法、この誘導体か
らなる接着促進剤、この促進剤を含む硬化性シリコーン
組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なカルバシラト
ラン誘導体、その製造方法、このカルバシラトラン誘導
体からなる接着促進剤、およびこの接着促進剤を含む硬
化性シリコーン組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】カルバシラトランについては、例えば、
一般式:
【化13】 (式中、Rはメチル基またはメトキシ基である。)で表
される化合物が知られており、このようなカルバシラト
ランを製造する方法としては、例えば、3−クロロプロ
ピルトリメトキシシランとジエタノールアミンとをトリ
エチルアミンの存在下で反応させる方法が知られている
(A.A.Kemme,J.J.Bleidelis,
G.I.Zelchan,I.P.Urtane,an
d E.J.Lukevits,Zhurnal St
rukturnoi Khimii,Vol.18,N
o.2,pp.343−347,April,197
7)。
【0003】一方、アミノ基含有アルコキシシランとエ
ポキシ化合物とを反応させて接着促進剤を製造する方法
は公知であり、例えば、特公昭52−8854号公報、
特公昭55−41702号公報、特公平5−32397
号公報、特公平7−113083号公報に記載されてい
る。しかし、これらの公報にはカルバシラトラン誘導体
についての記載がない。
【0004】本発明者らは、アミノ基含有アルコキシシ
ランとエポキシ化合物とを反応させて、より接着性の優
れた接着促進剤を開発する過程において、より接着性の
優れたものは新規なカルバシラトラン誘導体になってい
ることを見いだした。そこで、前記の公報に記載の接着
促進剤の製造方法について検討したところ、特公昭52
−8854号公報に記載された接着促進剤の製造方法で
は、例えば、3−アミノプロピルトリエトキシシランと
3−グリシドキシプロピルトリメトキシシランとの等モ
ルを温度80〜100℃で反応させているので、この反
応により生成するメタノールやエタノールが蒸発してし
まい、本発明のようなカルバシラトラン誘導体を生成で
きないことを確認した。また、特公平5−32397号
公報に記載された接着促進剤の製造方法においても、例
えば、3−アミノプロピルトリメトキシシランとメチル
グリシジルエーテルとの等モルを還流温度で反応させて
いるので、この反応により生成するメタノールが蒸発し
てしまい、本発明のようなカルバシラトラン誘導体を生
成できないことを確認した。また、特公平7−1130
83号公報に記載された接着促進剤の製造方法では、3
−アミノプロピルトリエトキシシラン1モルと3−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン2.2モルとを室
温で7日間反応させているが、環化するにはいたらない
ため、本発明のようなカルバシラトラン誘導体を生成で
きていないことを確認した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、アミノ
基含有アルコキシシラン1モルに対して、エポキシ化合
物1.5〜3.0モルを反応させて接着促進剤を製造す
る方法において、この反応をアルコール存在下で行うこ
とにより、接着促進剤として有用で、新規なカルバシラ
トラン誘導体が選択的に生成することを見いだして本発
明に到達した。
【0006】すなわち、本発明の目的は、新規なカルバ
シラトラン誘導体、その製造方法、このカルバシラトラ
ン誘導体からなる接着促進剤、この接着促進剤を含む硬
化性シリコーン組成物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一般
式:
【化14】 {式中、R1はアルキル基またはアルコキシ基であり、
2は同じかまたは異なる一般式:
【化15】 (式中、R4はアルキレン基またはアルキレンオキシア
ルキレン基であり、R5は一価炭化水素基であり、R6
アルキル基であり、R7はアルキレン基であり、R8はア
ルキル基、アルケニル基、またはアシル基であり、aは
0、1、または2である。)で表される基からなる群か
ら選択される基であり、R3は同じかまたは異なる水素
原子もしくはアルキル基である。}で表されるカルバシ
ラトラン誘導体に関する。
【0008】また、請求項2の発明は、一般式:
【化16】 (式中、R3は同じかまたは異なる水素原子もしくはア
ルキル基であり、R9はアルキル基またはアルコキシ基
であり、R10は同じかまたは異なるアルキル基であ
る。)で表されるアミノ基含有アルコキシシランと一般
式:
【化17】 {式中、R3は同じかまたは異なる水素原子もしくはア
ルキル基であり、R11は一般式:
【化18】 (式中、R4はアルキレン基またはアルキレンオキシア
ルキレン基であり、R5は一価炭化水素基であり、R7
アルキレン基であり、R8はアルキル基、アルケニル
基、またはアシル基であり、R12はアルキル基であり、
aは0、1、または2である。)で表される基からなる
群から選択される基である。}で表されるエポキシ化合
物とを、このアミノ基含有アルコキシシラン1モルに対
して、このエポキシ化合物を1.5〜3.0モルとなる
よう反応させる際に、この反応をアルコールの存在下で
行うことを特徴とする、一般式:
【化19】 {式中、R3は同じかまたは異なる水素原子もしくはア
ルキル基であり、R13はアルキル基またはアルコキシ基
であり、R14は同じかまたは異なる一般式:
【化20】 (式中、R4はアルキレン基またはアルキレンオキシア
ルキレン基であり、R5は一価炭化水素基であり、R7
アルキレン基であり、R8はアルキル基、アルケニル
基、またはアシル基であり、R15はアルキル基であり、
aは0、1、または2である。)で表される基からなる
群から選択される基である。}で表されるカルバシラト
ラン誘導体の製造方法に関する。
【0009】また、請求項3の発明は、請求項1記載の
カルバシラトラン誘導体からなる接着促進剤に関する。
【0010】さらに、請求項4の発明は、一般式:
【化21】 (式中、R3は同じかまたは異なる水素原子もしくはア
ルキル基であり、R9はアルキル基またはアルコキシ基
であり、R10は同じかまたは異なるアルキル基であ
る。)で表されるアミノ基含有アルコキシシランと一般
式:
【化22】 {式中、R3は同じかまたは異なる水素原子もしくはア
ルキル基であり、R11は一般式:
【化23】 (式中、R4はアルキレン基またはアルキレンオキシア
ルキレン基であり、R5は一価炭化水素基であり、R7
アルキレン基であり、R8はアルキル基、アルケニル
基、またはアシル基であり、R12はアルキル基であり、
aは0、1、または2である。)で表される基からなる
群から選択される基である。}で表されるエポキシ化合
物とを、このアミノ基含有アルコキシシラン1モルに対
して、このエポキシ化合物を1.5〜3.0モルとなる
ように反応させる際に、この反応をアルコールの存在下
で行ってなる、一般式:
【化24】 {式中、R3は同じかまたは異なる水素原子もしくはア
ルキル基であり、R13はアルキル基またはアルコキシ基
であり、R14は同じかまたは異なる一般式:
【化25】 (式中、R4はアルキレン基またはアルキレンオキシア
ルキレン基であり、R5は一価炭化水素基であり、R7
アルキレン基であり、R8はアルキル基、アルケニル
基、またはアシル基であり、R15はアルキル基であり、
aは0、1、または2である。)で表される基からなる
群から選択される基である。}で表されるカルバシラト
ラン誘導体を10重量%以上含有する反応混合物からな
る接着促進剤に関する。
【0011】また、請求項6の発明は、請求項3〜5の
いずれか1項に記載の接着促進剤を含む硬化性シリコー
ン組成物に関する。
【0012】
【発明の実施の形態】はじめに、請求項1の発明のカル
バシラトラン誘導体を詳細に説明する。このカルバシラ
トラン誘導体は、一般式:
【化26】 で表される。上式中のR1はアルキル基またはアルコキ
シ基であり、R1のアルキル基としては、メチル基、エ
チル基、プロピル基が例示され、R1のアルコキシ基と
しては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基が例示
される。本発明のカルバシラトラン誘導体において、上
式中のR1はアルコキシ基であることが好ましく、特
に、メトキシ基、エトキシ基であることが好ましい。ま
た、上式中のR2は同じかまたは異なる一般式:
【化27】 で表される基からなる群から選択される基である。上式
中のR4はアルキレン基またはアルキレオオキシアルキ
レン基であり、R4のアルキレン基としては、メチレン
基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレ
ン基、ヘキシレン基、ヘプチレン基、オクチレン基が例
示され、好ましくは、ブチレン基、オクチレン基であ
り、R4のアルキレンオキシアルキレン基としては、メ
チレンオキシエチレン基、メチレンオキシプロピレン
基、メチレンオキシブチレン基、エチレンオキシエチレ
ン基、エチレンオキシプロピレン基が例示され、好まし
くは、メチレンオキシプロピレン基である。また、上式
中のR5は一価炭化水素基であり、メチル基、エチル
基、プロピル基等のアルキル基;ビニル基、アリル基、
ブテニル基等のアルケニル基;フェニル基、トリル基等
のアリール基が例示され、好ましくは、メチル基であ
る。また、上式中のR6はアルキルであり、メチル基、
エチル基、プロピル基が例示され、好ましくは、メチル
基、エチル基である。また、上式中のR7はアルキレン
基であり、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブ
チレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、ヘプチレン
基、オクチレン基が例示され、好ましくは、メチレン基
である。また、上式中のR8はアルキル基、アルケニル
基、またはアシル基であり、R8のアルキル基として
は、メチル基、エチル基、プロピル基が例示され、R8
のアルケニル基としては、ビニル基、アリル基、ブテニ
ル基が例示され、R8のアシル基としては、アセチル
基、プロピオニル基、ブチリル基、アクリロイル基、メ
タクリロイル基が例示され、好ましくは、アリル基、メ
タクリロイル基である。また、上式中のaは0、1、ま
たは2であり、好ましくは、0である。このようなR2
としては、次のような基が例示される。
【化28】 また、上式中のR3は同じかまたは異なる水素原子もし
くはアルキル基であり、R3のアルキル基としては、メ
チル基、エチル基、プロピル基が例示され、好ましく
は、R3はすべて水素原子である。
【0013】このような本発明のカルバシラトラン誘導
体は新規な化合物であり、シランカップリング剤、接着
促進剤、シリル化剤等に用いることができ、特に、接着
促進剤として有用であり、さらには、硬化性シリコーン
組成物の接着促進剤として有用である。
【0014】次に、請求項2の発明のカルバシラトラン
誘導体の製造方法を詳細に説明する。本発明の製造方法
は、一般式:
【化29】 で表されるアミノ基含有アルコキシシランと一般式:
【化30】 で表されるエポキシ化合物とを、このアミノ基含有アル
コキシシラン1モルに対して、このエポキシ化合物を
1.5〜3.0モルとなるように反応させる際に、この
反応をアルコールの存在下で行うことを特徴とする。
【0015】このアミノ基含有アルコキシシランは、エ
ポキシ化合物のエポキシ環を開裂するための反応剤とし
て作用し、さらに、この反応により生成した水酸基とこ
のアルコキシシラン中のアルコキシ基とのアルコール交
換反応により環化するための原料である。このアルコキ
シシラン中のR3は同じかまたは異なる水素原子もしく
はアルキル基であり、前記と同様の基が例示され、好ま
しくは、すべて水素原子である。また、R9はアルキル
基またはアルコキシ基であり、R9のアルキル基として
は、メチル基、エチル基、プロピル基が例示され、R9
のアルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プ
ロポキシ基が例示され、好ましくは、メトキシ基、エト
キシ基である。また、R10は同じかまたは異なるアルキ
ル基であり、メチル基、エチル基、プロピル基が例示さ
れ、好ましくは、メチル基、エチル基である。このよう
なアミノ基含有アルコキシシランとしては、3−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリ
エトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジメトキシ
シラン、3−アミノプロピルメチルジエトキシシランが
例示される。
【0016】また、このエポキシ化合物は、得られるカ
ルバシラトラン誘導体に特徴的な官能性の基を導入する
ための原料である。このエポキシ化合物中のR3は同じ
かまたは異なる水素原子もしくはアルキル基であり、前
記と同様の基が例示され、好ましくは、すべて水素原子
である。また、R11は一般式:
【化31】 で表される基からなる群から選択される基である。上式
中、R4はアルキレン基またはアルキレンオキシアルキ
レン基であり、前記と同様の基が例示される。また、上
式中のR5は一価炭化水素基であり、前記と同様の基が
例示される。また、上式中のR7はアルキレン基であ
り、前記と同様の基が例示される。また、上式中のR8
はアルキル基、アルケニル基、またはアシル基であり、
前記と同様の基が例示される。また、上式中のR12はア
ルキル基であり、メチル基、エチル基、プロピル基が例
示される。また、上式中のaは0、1、または2であ
り、好ましくは、0である。このようなR11としては、
前記のR2と同様の基が例示される。そして、このよう
なエポキシ化合物としては、4−オキシラニルブチルト
リメトキシシラン、8−オキシラニルオクチルトリメト
キシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン、3−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラ
ン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、ア
リルグリシジルエーテル、グリシジルメタクリレートが
例示される。
【0017】本発明の製造方法において、このアミノ基
含有アルコキシシランとエポキシ化合物とを反応させる
際、特に、アルコール交換反応により環化させる際に、
この反応をアルコールの存在下で行うことが必要であ
る。これは、上記の反応をアルコールのない状態、すな
わち、アルコールの沸点以上に加熱した状態で反応を行
うと、アミノ基含有アルコキシシランによるエポキシ化
合物のエポキシ環の開裂により生成した水酸基とこのア
ルコキシシラン中のアルコキシ基とのアルコール交換反
応による環化よりも、二分子間でのアルコール交換反応
が進行し、カルバシラトラン誘導体を得ることができな
いばかりか、生成物がゲル化しやすくなるからである。
このアルコールとしては、アミノ基含有アルコキシシラ
ンによるエポキシ化合物のエポキシ環の開裂により生成
した水酸基とこのアルコキシシラン中のアルコキシ基と
のアルコール交換反応により生成したアルコール、さら
にはこの反応の溶剤として用いられるアルコールが例示
される。このようなアルコールとしては、メタノール、
エタノール、プロパノールが例示される。
【0018】本発明の製造方法において、これらの反応
は室温でも進行するが、これらの反応を促進するため
に、アルコールの沸点以下の温度まで加熱したり、アル
コールの還流温度で行ってもよい。この反応をアルコー
ルの還流温度で行う場合には、エポキシ化合物のエポキ
シ環の開裂、およびこの反応により生成した水酸基とア
ミノ基含有アルコキシシラン中のアルコキシ基とのアル
コール交換反応による環化が促進されるので好ましい。
この本発明の製造方法において、アミノ基含有アルコキ
シシランとエポキシ化合物とのモル比は(1:1.5)
〜(1:3.0)の範囲内であり、特に、(1:1.
8)〜(1:2.5)の範囲内であることが好ましい。
【0019】このようにして製造されるカルバシラトラ
ン誘導体は、一般式:
【化32】 で表される。上式中のR3は同じかまたは異なる水素原
子もしくはアルキル基であり、前記と同様の基が例示さ
れる。また、上式中のR13はアルキル基またはアルコキ
シ基であり、R13のアルキル基としては、メチル基、エ
チル基、プロピル基が例示され、R13のアルコキシ基と
しては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基が例示
される。また、上式中のR14は同じかまたは異なる一般
式:
【化33】 で表される基からなる群から選択される基である。上式
中のR4はアルキレン基またはアルキレンオキシアルキ
レン基であり、前記と同様の基が例示される。また、上
式中のR5は一価炭化水素基であり、前記と同様の基が
例示される。また、上式中のR7はアルキレン基であ
り、前記と同様の基が例示される。また、上式中のR8
はアルキル基、アルケニル基、またはアシル基であり、
前記と同様の基が例示される。また、上式中のR15はア
ルキル基であり、メチル基、エチル基、プロピル基が例
示される。また、上式中のaは0、1、または2であ
り、好ましくは、0である。この製造方法においては、
アルコール存在下で反応を行うため、ケイ素原子に結合
しているアルコキシ基はアルコール交換反応を起こしや
すく、一部置換される場合がある。このため、原料のケ
イ素原子結合アルコキシ基と、反応により生成するカル
バシラトラン誘導体中のケイ素原子アルコキシ基が同じ
でない場合もある。
【0020】次に、請求項3の発明の接着促進剤を詳細
に説明する。この接着促進剤は請求項1のカルバシラト
ラン誘導体からなることを特徴とする。この接着促進剤
は請求項1のカルバシラトラン誘導体のみからなっても
よく、また、その他公知の接着促進剤との混合物や公知
の有機溶剤との混合物であってもよい。このカルバシラ
トラン誘導体と混合することのできる公知の接着促進剤
としては、メチルトリメトキシシラン、ビニルトリメト
キシシラン、アリルトリメトキシシラン、3−メタクリ
ロキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、ビス(トリメトキシシ
リル)プロパン、ビス(トリメトキシシリル)ヘキサン
が例示される。また、このカルバシラトラン誘導体を製
造する過程で未反応として残った、アミノ基含有アルコ
キシシランやエポキシ化合物、さらには、この反応によ
り生成したカルバシラトラン誘導体以外の反応生成物を
混合したまま用いても良い。この場合、このカルバシラ
トラン誘導体が10重量%以上含有されていることが好
ましく、さらに、50重量%以上であることが好まし
く、特に、70重量%以上であることが好ましい。これ
は、カルバシラトラン誘導体の含有量がこの範囲未満で
あると、接着促進の効果が低下する傾向があるからであ
る。
【0021】このような接着促進剤は、例えば、縮合反
応硬化型シリコーン組成物、付加反応硬化型シリコーン
組成物、紫外線硬化型シリコーン組成物等の硬化性シリ
コーン組成物;その他、アルコキシシラン変性ポリエー
テル系硬化性組成物、硬化性ポリウレタン樹脂ないしゴ
ム組成物、硬化性エポキシ樹脂組成物、硬化性ポリサル
ファイド樹脂組成物、硬化性不飽和ポリエステル樹脂組
成物等の硬化性組成物の接着性付与剤や、また、これを
金属、ガラス、プラスチック等の基材表面に塗布するこ
とにより、前記の硬化性組成物の接着性を向上させるた
めのプライマーとして使用することができ、特に、縮合
反応硬化型シリコーン組成物、付加反応硬化型シリコー
ン組成物、紫外線硬化型シリコーン組成物等の硬化性シ
リコーン組成物の接着促進剤として有用である。
【0022】最後に、請求項6の発明の硬化性シリコー
ン組成物を詳細に説明する。この硬化性シリコーン組成
物は請求項3ないし5のいずれか1項に記載の接着促進
剤を含むことを特徴とする。この接着促進剤は請求項1
のカルバシラトラン誘導体のみからなってもよく、ま
た、その他公知の接着促進剤との混合物や公知の有機溶
剤との混合物であってもよい。このカルバシラトラン誘
導体と混合することのできる公知の接着促進剤として
は、メチルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシ
ラン、アリルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシ
プロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、ビス(トリメトキシシリル)
プロパン、ビス(トリメトキシシリル)ヘキサンが例示
される。また、このカルバシラトラン誘導体を製造する
過程で未反応として残った、アミノ基含有アルコキシシ
ランやエポキシ化合物、さらには、この反応により生成
したカルバシラトラン誘導体以外の反応生成物を混合し
たまま用いても良い。この場合、このカルバシラトラン
誘導体が10重量%以上含有されていることが好まし
く、さらに、50重量%以上であることが好ましく、特
に、70重量%以上であることが好ましい。これは、カ
ルバシラトラン誘導体の含有量がこの範囲未満である
と、接着促進の効果が低下する傾向があるからである。
【0023】この接着促進剤を含む硬化性シリコーン組
成物としては、脱アルコール縮合反応、脱水縮合反応、
脱水素縮合反応、脱オキシム縮合反応、脱酢酸縮合反
応、脱アセトン縮合反応等の縮合反応により硬化する縮
合反応硬化型シリコーン組成物;ヒドロシリル化反応に
より硬化する付加反応硬化型シリコーン組成物;メルカ
プト−ビニル付加反応、アクリル官能基のラジカル反応
等の高エネルギー線により硬化反応する紫外線硬化型シ
リコーン組成物が例示される。
【0024】本発明の硬化性シリコーン組成物におい
て、接着促進剤の配合量は限定されないが、カルバシラ
トラン誘導体として、硬化性シリコーン組成物中に0.
01〜20重量%の範囲内含有していることが好まし
く、さらに、0.05〜10重量%の範囲内含有してい
ることが好ましく、特に、0.1〜5重量%含有してい
ることが好ましい。
【0025】
【実施例】本発明のカルバシラトラン誘導体、その製造
方法、接着促進剤、および硬化性シリコーン組成物を実
施例により詳細に説明する。
【0026】[実施例1]1リットルのフラスコに、3
−アミノプロピルトリメトキシシラン179g(1.0
モル)、および3−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シラン472g(2.0モル)を投入し、攪拌下に徐々
に昇温して、温度50℃で114時間加熱攪拌した。こ
の間、反応混合物をガスクロマトグラフにより分析した
ところ、反応系中にメタノールが存在することが確認さ
れた。その後、これを室温まで冷却し、反応により副成
したメタノールを除去して得られた生成物を29Si−核
磁気共鳴スペクトル分析したところ、−62.5pp
m、−63.8ppm、および−64.9ppmにそれ
ぞれ立体異性体に起因するピークを有する下式で表され
るカルバシラトラン誘導体が生成していることが確認さ
れた。このカルバシラトラン誘導体の含有量は86重量
%であった。
【化34】
【0027】[実施例2]還流冷却管を設けた1リット
ルのフラスコに、3−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン179g(1.0モル)、3−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン472g(2.0モル)、およびメ
タノール64g(2.0モル)を投入し、攪拌下に徐々
に昇温して、メタノール還流温度において36時間反応
させたところ、実施例1と同様のカルバシラトラン誘導
体が生成していることが確認された。メタノールを除去
して得られた生成物中のカルバシラトラン誘導体の含有
量は95重量%であった。このことから、この反応系を
アルコール(メタノール)の環流温度で行うと、カルバ
シラトラン誘導体の生成が促進されることが確認され
た。
【0028】[実施例3]1リットルのフラスコに、3
−アミノプロピルトリエトキシシラン221g(1.0
モル)、および3−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シラン472g(2.0モル)を投入し、攪拌下に徐々
に昇温して、温度50℃で114時間加熱攪拌した。こ
の間、反応混合物をガスクロマトグラフにより分析した
ところ、反応系中にメタノール、エタノールが存在する
ことが確認された。その後、これを室温まで冷却し、反
応により副成したメタノールおよびエタノールを除去し
て得られた生成物を29Si−核磁気共鳴スペクトル分析
したところ、−62.3ppm、−63.7ppm、お
よび−64.7ppmにそれぞれ立体異性体に起因する
ピークを有する下式のR’がエチル基であるカルバシラ
トラン誘導体、および、−62.5ppm、−63.8
ppm、および−64.9ppmにそれぞれ立体異性体
に起因するピークを有する下式のR’がメチル基である
カルバシラトラン誘導体が生成していることが確認され
た。このカルバシラトラン誘導体の含有量は92重量%
であった。
【化35】 (式中、R’はメチル基またはエチル基であり、R”は
メチル基またはエチル基である。)
【0029】[実施例4]2リットルのフラスコに、3
−アミノプロピルトリエトキシシラン221g(1.0
モル)、および3−グリシドキシプロピルトリエトキシ
シラン563g(2.0モル)を投入し、攪拌下に徐々
に昇温して、温度50℃で114時間加熱攪拌した。こ
の間、反応混合物をガスクロマトグラフにより分析した
ところ、反応系中にエタノールが存在することが確認さ
れた。その後、これを室温まで冷却し、反応により副成
したエタノールを除去して得られた生成物を29Si−核
磁気共鳴スペクトル分析したところ、下式で表されるカ
ルバシラトラン誘導体が生成していることが確認され
た。このカルバシラトラン誘導体の含有量は92重量%
であった。
【化36】
【0030】[実施例5]1リットルのフラスコに、3
−アミノプロピルトリメトキシシラン179g(1.0
モル)、およびアリルグリシジルエーテル228g
(2.0モル)を投入し、攪拌下に徐々に昇温して、温
度50℃で114時間加熱攪拌した。この間、反応混合
物をガスクロマトグラフにより分析したところ、反応系
中にメタノールが存在することが確認された。その後、
これを室温まで冷却し、反応により副成したメタノール
を除去して得られた生成物を29Si−核磁気共鳴スペク
トル分析したところ、−62.6ppm、−63.9p
pm、および−64.9ppmにそれぞれ立体異性体に
起因するピークを有する下式で表されるカルバシラトラ
ン誘導体が生成していることが確認された。このカルバ
シラトラン誘導体の含有量は89重量%であった。
【化37】
【0031】[比較例1]1リットルのフラスコに、3
−アミノプロピルトリメトキシシラン179g(1.0
モル)、および3−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シラン472g(2.0モル)を投入し、攪拌下20℃
で7日間攪拌した。その後、これを29Si−核磁気共鳴
スペクトル分析したところ、カルバシラトラン誘導体の
生成は確認されなかった。
【0032】[比較例2]1リットルのフラスコに、3
−アミノプロピルトリエトキシシラン221g(1.0
モル)、および3−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シラン236g(1.0モル)を投入し、攪拌下に徐々
に昇温して、温度80〜100℃で3時間加熱攪拌し
た。その後、これを室温まで冷却し、得られた生成物を
29Si−核磁気共鳴スペクトル分析したところ、カルバ
シラトラン誘導体の生成は確認されなかった。
【0033】[比較例3]1リットルのフラスコに、N
−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリエト
キシシラン222g(1.0モル)、および3−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン472g(2.0モ
ル)を投入し、攪拌下に徐々に昇温して、温度50℃で
114時間加熱攪拌した。その後、これを室温まで冷却
し、得られた生成物を29Si−核磁気共鳴スペクトル分
析したところ、カルバシラトラン誘導体の生成は確認さ
れなかった。
【0034】[実施例6、比較例4〜6]実施例1、比
較例1、3で得られた反応生成物を脱アルコール縮合反
応硬化型シリコーンゴム組成物(東レ・ダウコーニング
・シリコーン株式会社製のSE9156クリヤー)にそ
れぞれ0.5重量%配合して、3種のシリコーンゴム組
成物を調製した。これらのシリコーンゴム組成物、およ
び反応生成物を配合しないシリコーンゴム組成物を表1
に示される基材の表面に塗布して、室温で7日間静置し
て硬化させた。得られたシリコーンゴムの接着性を評価
した。また、シリコーンゴムが接着している基材を50
℃の温水中に7日間浸漬した後、このシリコーンゴムの
接着性を評価した。これらの結果を表1に示した。な
お、接着性は、シリコーンゴムが基材に対して良好に接
着している場合を○、一部剥離がある場合を△、全く接
着していない場合を×として評価した。
【0035】
【表1】
【0036】[実施例7〜8、比較例7]実施例1、5
で得られた反応生成物を付加反応硬化型シリコーンゴム
組成物(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製
のSE1701)にそれぞれ1.0重量%配合して、2
種のシリコーンゴム組成物を調製した。これらのシリコ
ーンゴム組成物、および反応生成物を配合しないシリコ
ーンゴム組成物を表2に示される基材の表面に塗布し
て、120℃の熱風循環式オーブン中で30分間加熱し
て硬化させた。得られたシリコーンゴムの接着性を評価
した。また、シリコーンゴムが接着している基材を50
℃の温水中に7日間浸漬した後、このシリコーンゴムの
接着性を評価した。これらの結果を表2に示した。な
お、接着性は、シリコーンゴムが基材に対して良好に接
着している場合を○、一部剥離がある場合を△、全く接
着していない場合を×として評価した。
【0037】
【表2】
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明のカルバシラトラン誘導
体は新規な化合物であり、請求項2の発明の製造方法
は、このような新規なカルバシラトラン誘導体を効率よ
く製造できるという特徴があり、請求項3ないし5の発
明の接着促進剤は、硬化性組成物に優れた接着性を付与
できるという特徴があり、請求項6ないし7の発明の硬
化性シリコーン組成物は、基材に対して良好に接着する
ことができるという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は実施例1で調製したカルバシラトラン
誘導体の29Si−核磁気共鳴スペクトル分析によるチャ
ートである。
【図2】 図2は実施例3で調製したカルバシラトラン
誘導体の29Si−核磁気共鳴スペクトル分析によるチャ
ートである。
【図3】 図3は実施例4で調製したカルバシラトラン
誘導体の29Si−核磁気共鳴スペクトル分析によるチャ
ートである。
【図4】 図4は実施例5で調製したカルバシラトラン
誘導体の29Si−核磁気共鳴スペクトル分析によるチャ
ートである。
【図5】 図5は比較例1で調製した反応混合物の29
i−核磁気共鳴スペクトル分析によるチャートである。
【図6】 図6は比較例2で調製した反応混合物の29
i−核磁気共鳴スペクトル分析によるチャートである。
【図7】 図7は比較例3で調製した反応生成物の29
i−核磁気共鳴スペクトル分析によるチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福谷 芳美 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式: 【化1】 {式中、R1はアルキル基またはアルコキシ基であり、
    2は同じかまたは異なる一般式: 【化2】 (式中、R4はアルキレン基またはアルキレンオキシア
    ルキレン基であり、R5は一価炭化水素基であり、R6
    アルキル基であり、R7はアルキレン基であり、R8はア
    ルキル基、アルケニル基、またはアシル基であり、aは
    0、1、または2である。)で表される基からなる群か
    ら選択される基であり、R3は同じかまたは異なる水素
    原子もしくはアルキル基である。}で表されるカルバシ
    ラトラン誘導体。
  2. 【請求項2】 一般式: 【化3】 (式中、R3は同じかまたは異なる水素原子もしくはア
    ルキル基であり、R9はアルキル基またはアルコキシ基
    であり、R10は同じかまたは異なるアルキル基であ
    る。)で表されるアミノ基含有アルコキシシランと一般
    式: 【化4】 {式中、R3は同じかまたは異なる水素原子もしくはア
    ルキル基であり、R11は一般式: 【化5】 (式中、R4はアルキレン基またはアルキレンオキシア
    ルキレン基であり、R5は一価炭化水素基であり、R7
    アルキレン基であり、R8はアルキル基、アルケニル
    基、またはアシル基であり、R12はアルキル基であり、
    aは0、1、または2である。)で表される基からなる
    群から選択される基である。}で表されるエポキシ化合
    物とを、このアミノ基含有アルコキシシラン1モルに対
    して、このエポキシ化合物を1.5〜3.0モルとなる
    ように反応させる際に、この反応をアルコールの存在下
    で行うことを特徴とする、一般式: 【化6】 {式中、R3は同じかまたは異なる水素原子もしくはア
    ルキル基であり、R13はアルキル基またはアルコキシ基
    であり、R14は同じかまたは異なる一般式: 【化7】 (式中、R4はアルキレン基またはアルキレンオキシア
    ルキレン基であり、R5は一価炭化水素基であり、R7
    アルキレン基であり、R8はアルキル基、アルケニル
    基、またはアシル基であり、R15はアルキル基であり、
    aは0、1、または2である。)で表される基からなる
    群から選択される基である。}で表されるカルバシラト
    ラン誘導体の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のカルバシラトラン誘導体
    からなる接着促進剤。
  4. 【請求項4】 一般式: 【化8】 (式中、R3は同じかまたは異なる水素原子もしくはア
    ルキル基であり、R9はアルキル基またはアルコキシ基
    であり、R10は同じかまたは異なるアルキル基であ
    る。)で表されるアミノ基含有アルコキシシランと一般
    式: 【化9】 {式中、R3は同じかまたは異なる水素原子もしくはア
    ルキル基であり、R11は一般式: 【化10】 (式中、R4はアルキレン基またはアルキレンオキシア
    ルキレン基であり、R5は一価炭化水素基であり、R7
    アルキレン基であり、R8はアルキル基、アルケニル
    基、またはアシル基であり、R12はアルキル基であり、
    aは0、1、または2である。)で表される基からなる
    群から選択される基である。}で表されるエポキシ化合
    物とを、このアミノ基含有アルコキシシラン1モルに対
    して、このエポキシ化合物を1.5〜3.0モルとなる
    ように反応させる際に、この反応をアルコールの存在下
    で行ってなる、一般式: 【化11】 {式中、R3は同じかまたは異なる水素原子もしくはア
    ルキル基であり、R13はアルキル基またはアルコキシ基
    であり、R14は同じかまたは異なる一般式: 【化12】 (式中、R4はアルキレン基またはアルキレンオキシア
    ルキレン基であり、R5は一価炭化水素基であり、R7
    アルキレン基であり、R8はアルキル基、アルケニル
    基、またはアシル基であり、R15はアルキル基であり、
    aは0、1、または2である。)で表される基からなる
    群から選択される基である。}で表されるカルバシラト
    ラン誘導体を10重量%以上含有する反応混合物からな
    る接着促進剤。
  5. 【請求項5】 カルバシラトラン誘導体を50重量%以
    上含有する反応混合物からなる、請求項4記載の接着促
    進剤。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれか1項に記載の接
    着促進剤を含むことを特徴とする硬化性シリコーン組成
    物。
  7. 【請求項7】 硬化性シリコーン組成物において、カル
    バシラトラン誘導体の含有量が0.01〜20重量%で
    あることを特徴とする、請求項6記載の硬化性シリコー
    ン組成物。
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