JPH10190273A - 高周波電子機器 - Google Patents

高周波電子機器

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JPH10190273A
JPH10190273A JP35820596A JP35820596A JPH10190273A JP H10190273 A JPH10190273 A JP H10190273A JP 35820596 A JP35820596 A JP 35820596A JP 35820596 A JP35820596 A JP 35820596A JP H10190273 A JPH10190273 A JP H10190273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
motherboard
height
electronic device
frequency electronic
Prior art date
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Pending
Application number
JP35820596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Onouchi
善雄 小野内
Michihiro Komatsu
道広 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP35820596A priority Critical patent/JPH10190273A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路基板への取付高さが低く、また、取付作
業が簡単な高周波電子機器を実現する。 【解決手段】 複数の側板22、23を有するシ−ルド
ケ−ス4の少なくとも対向する二つの側板22、23
に、前記側板22、23の高さのほぼ中央位置に回路基
板への取付脚6を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チュ−ナ等の高周
波電子機器に関わり、さらには、テレビ受信機等のセッ
ト内に収納された回路基板(以下、マザ−基板という)
に取り付けられるチュ−ナ等に用いて好適な高周波電子
機器に関わる。
【0002】
【従来の技術】マザ−基板に取り付けられるようになさ
れた従来のチュ−ナ等の高周波電子機器を、図3、図4
を用いて説明する。図3は従来の高周波電子機器をマザ
−基板に取り付けた状態を示す要部断面図、図4は従来
の高周波電子機器に用いる下カバ−の斜視図である。図
3、図4において、従来の高周波電子機器は、四角状の
枠体1とこの枠体1の上下の開口を塞ぐ上カバ−2およ
び下カバ−3とからなるシ−ルドケ−ス4内に、高周波
回路が構成された回路基板(図示せず)が収納されて構
成されている。
【0003】上カバ−2および下カバ−3には、枠体1
に嵌合する嵌合爪5が形成されており、さらに、下カバ
−3には、図4に示すように、対向する二辺に、枠体1
に嵌合する嵌合爪5とは別に、この嵌合爪5の延在方向
とは反対方向に延在して折り曲げられた取付脚6がそれ
ぞれ二個形成されている。また、枠体1には、図示しな
いアンテナからの信号を受けるコネクタ(図示せず)お
よびテレビ受信機等のセット内の回路と接続するための
複数の端子7が取り付けられている。この端子7は、シ
−ルドケ−ス4内の回路基板に接続されており、枠体1
の側板の面から垂直に突出するとともに下カバ−3の取
付脚6の延在方向に曲げられている。
【0004】このようにして組み立てられたチュ−ナ
は、下カバ−3がセット内のマザ−基板9に対向する状
態で搭載され、この取付脚6は、マザ−基板8の孔9に
挿通され、マザ−基板8上の接地用の導体パタ−ン10
にはんだ接続される。同様に、端子7もマザ−基板8の
孔11に挿通され、信号用あるいは電源ライン用の導体
パタ−ン12等にはんだ接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の高
周波電子機器では、取付脚6が下カバ−3に形成され、
また、嵌合爪5の延在方向とは反対方向に延在して形成
され、マザ−基板8の上面側に搭載されて取付けられ
る。従って、マザ−基板8の上面からの取付け高さA
は、シ−ルドケ−ス4の本体の高さA’以下にすること
ができず、マザ−基板8の上面側のスペ−スを小さくし
ようとするセットには不向きであった。
【0006】また、このような高周波電子機器をマザ−
基板8に取付る際には、複数の取付脚6と複数の端子7
とを同時に孔9、11に挿通しなければならないので、
挿通作業がしににく、マザ−基板8への取付作業に多大
な工数を要していた。また、端子7が所定の寸法精度で
曲げ加工出来ても、曲げ加工されているために、高周波
電子機器の組立工程で曲がり、変形が発生し易く、この
ため、マザ−基板8への挿通作業が一層困難となってい
た。こで、本発明は、マザ−基板8への取付高さを低く
でき、また、取付作業が簡単となる高周波電子機器を実
現する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の高周波電子機器は、複数の側板を有するシ
−ルドケ−スの少なくとも対向する二つの側板に、前記
側板の高さのほぼ中央位置に回路基板への取付脚を設け
た。
【0008】また、本発明の高周波電子機器は、前記側
板又は前記側板に隣接する他の側板のいずれから、前記
取付脚の取付高さとほぼ同じ高さで、前記回路基板と接
続する端子を突出させた。
【0009】また、本発明な高周波電子機器は、前記取
付脚を前記側板の幅のほぼ中央に設けた。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の高周波電子機器の実施の
形態を図1、図2により説明する。図1は、本発明の高
周波電子機器であるチュ−ナの取付状態を示す要部断面
図、図2は、本発明の高周波電子機器であるチュ−ナに
使用する枠体の斜視図である。図中従来の構成と同じ構
成に対しては同じ符号を付して説明は省略する。
【0011】四角状の枠体21には、四つの側板のうち
の対向する側板22、23のほぼ中央位置、即ち、高さ
H、幅Wのほぼ中央となるH/2、W/2の位置に、こ
の側板22、23を切り欠いて形成した取付脚24がそ
れぞれ設けられている。この取付脚24には、テレビ受
信機等のセット内の回路基板等であるマザ−基板25に
挿通するための先端部26が折り曲げられている。ま
た、端子27は、シ−ルドケ−ス4内の回路基板に接続
され、側板22、23の面から直線状で垂直に突出して
取付られており、その取付高さは、取付脚24と同様
に、側板22、23のH/2の高さの位置に取付られて
いる。
【0012】そして、上カバ−2および下カバ−28に
は、嵌合爪5が形成され、枠体21に嵌合される。この
場合、下カバ−28には、従来の高周波電子機器に於け
る取付脚6を設けた位置に嵌合爪5を設けることが出来
るので、枠体21との嵌合強度が大きくなる。一方、上
方に導体パタ−ン11、13を設けたマザ−基板25に
は、シ−ルドケ−ス4が挿通可能な孔29が形成されて
いる。
【0013】そして、シ−ルドケ−ス4は、図1に示す
ように、マザ−基板25の孔29に落とし込まれる状態
で、枠体21の側板22、23に設けられた取付脚24
の先端部26がマザ−基板25の孔9に挿通される。こ
の時、端子27はマザ−基板25上に載置される。そし
て、取付脚24は接地用の導体パタ−ン10に、また、
端子27は信号用あるいは電源ライン用の導体パタ−ン
12等にはんだ接続される。
【0014】このように、高周波電子機器をマザ−基板
25に取付た状態では、マザ−基板25からの取付高さ
は、ほぼH/2となり、上カバ−2、下カバ−28の板
厚等を無視すれば、従来の取付状態のときの取付高さA
のほぼ半分となる。また、端子27は、取付脚24とほ
ぼ同じ高さの位置に取付られているので、取付脚24の
先端部26をマザ−基板25の孔9に挿通するだけでマ
ザ−基板25上に載置される。従って、端子27をその
ままマザ−基板25上の導体パタ−ン12にはんだ接続
できるのでマザ−基板25への取付作業は簡単になる。
また、端子27は、曲げ加工を要しないので短くするこ
とが可能であり、そのため端子27の曲がり、変形が少
なくなってマザ−基板25への取付作業は一層容易とな
る。
【0015】また、取付脚24は、側板22、23の幅
Wのほぼ中央の位置に設けているので、マザ−基板25
に取付た場合の重量バランスが良く、振動等に対して、
端子27と導体パタ−ン12とのはんだ付け部分に無理
な応力が加わらない。なお、端子27は、取付脚24を
設けた側板22、23に取り付けているが、他の側板、
即ち、側板22、23に隣接した他の側板に取付てもよ
い。さらに、端子27は、これらの側板22、23等に
取り付けることなく、これらの側板22、23等に孔
(図示せず)を形成してこの孔から突出させてもよい。
ただし、この場合においても、その取付高さは取付脚2
4の取付高さと同じにする必要がある。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明の高周波電子機器
は、複数の側板を有するシ−ルドケ−スの少なくとも対
向する二つの側板に、この側板の高さのほぼ中央位置に
回路基板への取付脚を設けたので、高周波電子機器を、
テレビ受信機等のセット内の回路基板に取付た状態で
は、回路基板からの取付高さは、高周波電子機器の高さ
のほぼ半分となり、セット内での回路基板の配置上の自
由度が高くなる。
【0017】また、本発明の高周波電子機器は、回路基
板と接続する端子を、取付脚の取付高さとほぼ同じ高さ
で突出させたので、取付脚を回路基板取付るだけで、端
子が回路基板上に載置される。従って、端子は回路基板
の孔に挿通することなくそのまま回路基板上の導体パタ
−ンにはんだ接続できるので回路基板への取付作業は簡
単になる。また、端子は、曲げ加工を要しないので短く
することが可能であり、そのため端子の曲がり、変形が
少なくなって回路基板への取付作業は一層容易となる。
【0018】また、本発明の高周波電子機器は、取付脚
を側板の幅のほぼ中央に取り付けたので、回路基板に取
付た場合の重量バランスが良く、振動等に対して、端子
と導体パタ−ンとのはんだ付け部分に無理なストレスが
加わらないので接続の信頼性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる高周波電子機器の取付状態の要
部断面図である。
【図2】本発明の高周波電子機器に使用される枠体の斜
視図である。
【図3】従来の高周波電子機器の取付状態の要部断面図
である。
【図4】従来の高周波電子機器に使用されるカバ−の斜
視図である。
【符号の説明】
1 枠体 2 上カバ− 3 下カバ− 4 シ−ルドケ−ス 5 嵌合爪 6 取付脚 7 端子 8 マザ−基板 9.11 孔 10.12 導体パタ−ン 21 枠体 22.23 側板 24 取付脚 25 回路基板 26 先端部 27 端子 28 下カバ− 29 孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の側板を有するシ−ルドケ−スの少
    なくとも対向する二つの側板に、回路基板への取付脚
    を、前記側板の高さのほぼ中央位置で外方に突出して設
    けたことを特徴とする高周波電子機器。
  2. 【請求項2】 前記側板又は前記側板に隣接する他の側
    板のいずれから、前記取付脚の取付高さとほぼ同じ高さ
    で、前記回路基板と接続する端子を突出させたことを特
    徴とする請求項1記載の高周波電子機器。
  3. 【請求項3】 前記取付脚を前記側板の幅のほぼ中央に
    設けたことを特徴とする請求項1または2記載の高周波
    電子機器。
JP35820596A 1996-12-27 1996-12-27 高周波電子機器 Pending JPH10190273A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35820596A JPH10190273A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 高周波電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35820596A JPH10190273A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 高周波電子機器

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JPH10190273A true JPH10190273A (ja) 1998-07-21

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ID=18458077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35820596A Pending JPH10190273A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 高周波電子機器

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Effective date: 20020108