JP3569951B2 - チューナケース - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、チューナ基板を電子機器の基板にマウントする際のチューナケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、高周波回路が内蔵されているチューナはアース導体となるチューナケースでシールドされ、テレビジョン受像機等の電子機器の基板に取付けられている。このようなチューナケースは、前記電子機器の基板上に配されている、他の回路素子等に接触したりチューナケースが十分接地された状態にない場合、各種ノイズの発生原因となってしまうことがある。したがって、チューナケースの装着はプリント配線基板に対して、正確で確実に行なう必要がある。
【0003】
図9は、内部に高周波回路が実裝されているチューナ基板が収容されているチューナケースを、例えばテレビジョン受像機などの電子機器の基板にマウントした場合の概要を示す図である。
この図で21はチューナケース、22は放送電波を受信するアンテナで受信された信号を取りこむアンテナケーブル(同軸)の接続部を示す。このチューナケース21は、その底辺部から突出するように設けられている装着片23a、23bが、電子機器の基板27の所定の装着孔に挿入された後に、例えばハンダなどを用いて基板27に固着されるようになされている。
【0004】
図10(a)は、図9で示したチューナケース21の装着片23aの正面図、同図(b)は基板27の所定の装着孔28にハンダ26により固着されているチューナケース21を側面から示す図であり、図9と同一部分は同一部分を示し説明を省略する。この図で25は、チューナケース21内のチューナ基板から延長されている端子を示し、それぞれハンダ26で固着されることにより基板27と接続されている。なお、図10(b)において基板27はその一部分が断面で示されている。
【0005】
この図に示されている装着片23a、23bは突出した平板により形成されており、基板27の装着孔28a、28bからの突出部分で基板27のアース導体とハンダ26により固着されている。
【0006】
また図11(a)(b)(c)は装着片23c、23dに垂直方向に波形となるような突出部24a、24bを設けた例を示す図であり、同図(a)は装着片23cの正面図、同図(b)は装着片23cを下方から示す図、同図(c)は同図(a)、(b)に示した装着片23cを有するチューナケース21が、基板27に固着されている場合を側面から示す図であり、図10と同一部分には同一符号が示されている。
この例の装着片23c、23dは、波形の突出部24a、24bを設け、基板27の装着孔28との密着度を高めることにより、ハンダ付けを行なう場合にハンダ26の状態が良くなるようになされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図10に示した平板によりストレートに形成されている装着片23a、23bではハンダ付けを行なう際に、基板27の装着孔28が大きすぎると基板27との密着度が低下してしまう。装着片23a、23bと装着孔28の密着度が低下してしまうと、ハンダ26の状態が悪くなりチューナケース21を基板27に対して確実に固着することが困難になる。そのため、この場合は、基板27の装着孔28を加工する際にチューナの装着片との位置合わせを正確な精度で決めること要求されるようになる。
【0008】
また、図11に示した波型の突出部24a、24bを設けた装着片23c、23dでは、突出部24a、24bにより装着孔28との密着度が高くなり、ハンダの状態が良くなるが、突出部24a、24bを装着片23c、23dの先端部分まで施している、その先端部も突出部24a、24bの厚みを有するようになる。
【0009】
このように密着性を高くすると、装着孔28の開口面積に対して装着片23a、23bの先端の面積がほぼ等しくなるから、チューナケース21を基板27にマウントする実装作業が非常に困難なものとなり、特にインサートマシンでチューナを基板に実装する際にトラブルを起こす場合が生じる。
また、実裝した後にチューナケース21が傾く場合があり、そのままハンダ付けが行われると、他の部品に接触したりハンダ不良が生じる場合もある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、高周波回路が内蔵され、電子機器の基板の接続孔に挿入される端子が底面より突出されているチューナケースにおいて、前記チューナケースの前記底面の両端部より下方に突出させた装着片のそれぞれの内側又は外側の一方の面に突出部を設け、前記突出部は、前記装着片が前記電子機器の基板の装着孔に挿入される際、前記端子が前記電子機器の基板の接続孔に挿入される前に、前記装着片の突出部を有しない他方の面が前記装着孔の第一の側壁に当接するとともに、前記突出部が前記装着孔の前記第一の側壁に対向している第二の側壁に当接するように形成され、前記端子が前記接続孔に挿入前に位置決めされるようにチューナケースを構成する。
さらに、前記装着片は下方が開脚された二股状の脚部を有する形状とされ、前記突出部は前記二股状の各脚部にそれぞれ形成されているようにチューナケースを構成する。
そして、前記突出部は上下2個の突出部により形成され、前記上下2個の突出部により前記電子機器の基板の前記装着孔の部分を挟み込むような形で仮固定するように構成する。
【0011】
【作用】
チューナ基板の取付け作業が容易になるとともに、シールドケースと電子機器の基板との密着度も向上しハンダ付けによる固着もより正確で確実に行なうことができるようになる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明のチューナケースの実施例を説明する。
まず図1乃至図5にしたがい、チューナケースの底辺部の前方及び後方に1本づつ装着片を設けた例について説明する。
【0013】
図1は、本発明のチューナケースの外観を下方から示す図である。この図で1はチューナケース、2は放送電波を受信するアンテナから受信信号が伝送されるアンテナケーブル(同軸)の接続部、3a、3bはチューナケース1の底辺部の前方及び後方に突出するように設けられている装着片を示す。4a、4bはそれぞれ装着片3a、3bの所定の位置に、例えばプレス加工等により設けられている突出部、5、5、5・・・はチューナケース1内に配されているチューナ基板から延長されている端子を示す。なお突出部4a、4bは同一形状とされている。
【0014】
このチューナケース1は、例えばテレビジョン受像機等の電子機器の基板に装着される場合、後述するように装着片3a、3bを前記電子機器の基板の所定の装着孔に挿入して、例えばハンダなどを用いて基板に固着されるようになされている。
【0015】
図2は突出部4aの形状を説明する図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は下方から示す図、同図(c)は同図(a)のY−Y’の断面図である。
同図(b)、(c)からわかるように、突出部4aは装着片3aのほぼ中央部分のみが縦方向の曲面となるような突出部分であり、後に図3で説明するように、装着片3aと突出部4aからなる厚みHは、チューナケース1が装着される電子機器の基板の装着孔の幅とほぼ同等となるようになされている。
【0016】
次に図3(a)、(b)、(c)にしたがって、図1、図2で説明したチューナケース1を電子機器の基板6に装着する場合について説明する。
これらの図で6は電子機器の基板、6a、6cは基板6に設けられ、チューナケース1の装着片3a、3bが挿入される装着孔、6eはチューナ基板の端子5が挿入され接続される接続孔を示し、これらの各孔の周囲には基板6の配線パターン7、7、7・・・が形成されている。
【0017】
チューナケース1を基板6に装着する場合、同図(a)に示されているように、装着片3a、3bと装着孔6a、6cの位置を合わせ、矢印で示されているように挿入する。すると同図(b)に示されているように、装着片3a、3bの先端部分が装着孔6a、6cの壁6b1 、6d1 に当接することにより、挿入位置が決定されるようになる。そしてさらに、突出部4a、4bが装着孔6a、6cの壁6b2 、6d2 に当接するようになり、この時点で、チューナケース1が基板6に固着される位置が決定され、端子5、5、5・・・が接続孔6eに挿入される位置となる。
【0018】
同図(b)に示されている状態から、さらにチューナケース1を押し込むことにより、同図(c)に示されているように、端子5、5、5・・・がそれぞれ接続孔6eに挿入される。そして装着片3a、3b、及び端子5、5、5・・・と配線パターン7、7、7・・・はハンダ8により固定されて基板6に接続されることとなる。
【0019】
同図(c)からわかるように、装着片3aは装着孔6aの壁6b1 に、また装着片3aから突出している突出部4aは装着孔6aの壁6b2 に当接するようになる。また、同様に装着片3bは装着孔6cの壁6d1 に、また装着片3bから突出してる突出部4bは、装着孔6cの壁6d2 に当接することにより、装着時の密着度が高まるようになる。したがって、ハンダ付けを行なう場合にハンダ8の状態が良くなり、チューナケース1を確実に基板6上に固着することができるようになる。
【0020】
図4は図3で示した状態を接続部2の方向から示す図である。突出部4aは端子5(内側)の方向に突出しており、その外側部分は凹形状となっている。したがって、ハンダ8を施す場合は図示されているように、突出部4aの両側、即ち装着片3aが装着孔6aの壁6a1 と当接している箇所で固着することにより、高い密着度をもってハンダ付けすることができるようになる。
【0021】
このように、装着片3a、3bの所定の位置に、装着孔6a、6cの幅とほぼ同等となる厚みHを形成するように突出部4a、4bを設けることにより、電子機器の基板6に対するチューナケース1の装着が容易、かつ正確に行なうことができるようになる。
さらに、装着片3a、突出部4aが装着孔6aの壁6b1 、6b2 に、装着片3b、突出部4bが装着孔6cの壁6d1 、6d2 に当接することにより、装着孔6a、6cとの密着度が高まるようになる。したがって、ハンダ付けにより基板6に固着する場合にハンダ8の状態が良くなり、確実に固着すると共に、接地を完全にとることが可能になる。
【0022】
なお、装着片3a、3bに設けられる突出部4a、4bの形状は、図5(a)、(b)に示されているような、例えば円形状、楕円形状など様々な形状が考えられる。また突出部4a、4bは内側(端子5側)に突出させる例で説明したが、外側に突出させた場合でも本実施例と同様の効果を得ることができる。
【0023】
次に、図6乃至図8にしたがい、チューナケース1の前方及び後方に2本づつ設けられた装着片に対して、複数の突出を設けた他の実施例について説明する。図6は、本実施例のチューナケースの外観を下方から示す図であり、図1と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。この図で9a、9b、及び12a、12bはチューナケース1の底辺部の前方及び後方に突出するように設けられている二股状の装着片を示す。そして二股状の脚部となっている装着片9a、9b、12a、12bのそれぞれには、ほぼ中央部分には2組の突出部(ダボ)10a、10b、13a、13bが、凹部11a、11b、14a、14bを介して2個づつ、例えばプレス加工等により設けられている。なお突出部10a、10b、13a、13bは同一形状とされている。
【0024】
図7は突出部10aの形状を詳細に説明する図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は下方から示す図、同図(c)は同図(a)のY−Y’の断面図である。
同図(b)、(c)からわかるように、突出部10a、10aは、二股状の脚部とされている装着片9aのほぼ中央部分に外側に突出するように形成されている。そして後に図8で説明するように、装着片9aと突出部10a、10aからなる厚みHは、チューナケース1が装着される基板6の装着孔6a、6cの幅とほぼ同等となるようになされている。
さらに、突出部10a、10b、13a、13bは、その頂点部分が基板6に設けられているチューナケース1の装着孔6a、6cを形成する壁6b1 、6db2 の上端部分、及び下端部分の外側に僅かに出る当接するような間隔で設けられている。
【0025】
次に図8(a)(b)(c)にしたがって、図6、図7で説明したチューナケース1を基板6に装着する場合について説明する。
これらの図で、図3(a)(b)(c)と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。なお同図では、装着片9b、12bは示されていないが、装着片9a、12aと同様にして装着孔6a、6cに挿入されることとなる。
【0026】
まず、同図(a)に示されているように、装着片9a、12aと装着孔6a、6cの位置を合わせ、矢印で示されているように挿入する。すると同図(b)に示されているように、装着片9a、12aの頂点部分が装着孔6a、6cの壁6b2 、6d2 に、また、突出部10a2 、13a2 が同じく装着孔6a、6cの壁6b1 、6d1 に当接するようになる。このときチューナケース1が基板6に固着される位置が決定されるようになる。
【0027】
さらにチューナケース1を矢印方向に押し込むと、同図(c)に示されているように、突出部10a2 、13a2 が壁6b1 、6d1 に当接するようになる。すなわち、突出部10a1 、13a1 が壁6b1 、6d1 の上端部分に、また、突出部10a2 、13a2 が壁6b1 、6d1 の下端部分に当接するようになる。このとき、突出部10a1 、10a2 、及び13a2 、13a2 によって基板6を挟み込むような形で仮固定することができる。同時に、壁6b2 、6d2 に凹部11a、14aの背面部分が当接することになる。このようにしてチューナケース1が基板6に固着される位置が決定され、端子5、5、5・・・が接続孔6eに挿入されるようになる。そして装着片9a、12a、端子5、5、5・・・及び配線パターン7、7、7・・・はハンダ8により固定されて基板6に接続されることとなる。
なお、基板6が突出部10a1 、10a2 、及び13a2 、13a2 によって仮固定されるとき、その曲面形状によってクリック感を得ることができるので、作業の確実性を向上することができる。
【0028】
同図(c)からわかるように、装着片9a(9b)の凹部11a(11b)の背面部分は装着孔6aの壁6b2 に、また突出部10a1 、10a2 (10b1 、10b2 は装着孔6aの壁6b2 の上端部分及び下端部分に当接するようになる。また、同様に装着片12a(12b)の凹部14a(14b)の背面部分は装着孔6cの壁6d2 に、また突出部13a1 、13a2 (13b1 、13b2 )は、装着孔6cの壁6d1 の上端部分及び下端部分に当接することにより、装着時の密着度が高まるようになる。
したがって、ハンダ付けを行なう場合にハンダ8の状態が良くなり、チューナケース1を確実に基板6上に固着することができるようになる。
【0029】
なお、図1乃至図5で説明した、前方及び後方に一本ずつ設けられる装着片3a、3bに対して、複数の突出部10a、10aを形成することも可能である。また本発明のチューナケースは、高周波回路が内蔵されている電子回路の一般的なシールドケースに適用することも可能である。
【0030】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明のチューナケースは、電子機器の基板に装着するための装着片の所定の位置に、前記基板の装着孔の径とほぼ同等となる厚みを形成するような突出部を形成することにより、チューナケースの基板への装着が容易、かつ正確に行なうことができるようになる。さらに、一つの装着片に複数の突出部を設けることにより、前記複数の突出部により基板を挟み込むような形で仮固定することができるようになり、取り付け作業の正確性が向上するようになる。
また、装着片、及び突出部がそれぞれ装着孔の壁に当接することにより、装着孔との密着度が高まるようになる。したがって、チューナケースをハンダ付けにより電子機器の基板に固着する場合にハンダの状態が良くなり、確実に固着、及び接地状態にすることが可能になるという利点がある。
【0031】
さらに、二股状の脚部を形成した装着片を設けることにより、装着孔に挿入したときの安定性が向上し、チューナケースが傾くことを防止することができるようになる。また、前記二股状の各脚部の中間部分に突出部を設けて、前記突出部を、その頂点が電子機器の基板の装着孔の上端部分、及び下端部分の外側に僅かに出る間隔で連続した2個のダボによって構成することにより、チューナケースを仮固定することができるようになる。さらに仮固定されるときは、2個の突出部によりクリック感を得ることができるので、基板への取り付け作業の確実性を向上することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のチューナケースの外観斜視図である。
【図2】本発明の実施例のチューナケースの装着片の説明図である。
【図3】本発明の実施例のチューナケースの装着片により電子機器の基板に装着する概要を説明する図である。
【図4】本発明の実施例のチューナケースの装着片を基板にハンダ付けした場合の説明図である。
【図5】本発明の実施例のチューナケースの装着片に設けられる突出部の変形例の説明図である。
【図6】本発明のその他の実施例のチューナケースの外観斜視図である。
【図7】本発明のその他の実施例のチューナケースの装着片の説明図である。
【図8】本発明のその他の実施例のチューナケースの装着片により電子機器の基板に装着する概要を説明する図である。
【図9】従来のチューナケースが電子機器の基板に装着されている場合の概要を示す図である。
【図10】従来のチューナケースの装着片の概要を示す図である。
【図11】従来のチューナケースの装着片の概要を示す図である。
【符号の説明】
1 チューナケース
2 接続部
3a、3b、9a、9b、12a、12b 装着片
4a、4b、10a、10b、13a、13b 突出部
5 端子
6 電子機器の基板
6a、6b 装着孔
7 配線パターン
8 ハンダ
【産業上の利用分野】
本発明は、チューナ基板を電子機器の基板にマウントする際のチューナケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、高周波回路が内蔵されているチューナはアース導体となるチューナケースでシールドされ、テレビジョン受像機等の電子機器の基板に取付けられている。このようなチューナケースは、前記電子機器の基板上に配されている、他の回路素子等に接触したりチューナケースが十分接地された状態にない場合、各種ノイズの発生原因となってしまうことがある。したがって、チューナケースの装着はプリント配線基板に対して、正確で確実に行なう必要がある。
【0003】
図9は、内部に高周波回路が実裝されているチューナ基板が収容されているチューナケースを、例えばテレビジョン受像機などの電子機器の基板にマウントした場合の概要を示す図である。
この図で21はチューナケース、22は放送電波を受信するアンテナで受信された信号を取りこむアンテナケーブル(同軸)の接続部を示す。このチューナケース21は、その底辺部から突出するように設けられている装着片23a、23bが、電子機器の基板27の所定の装着孔に挿入された後に、例えばハンダなどを用いて基板27に固着されるようになされている。
【0004】
図10(a)は、図9で示したチューナケース21の装着片23aの正面図、同図(b)は基板27の所定の装着孔28にハンダ26により固着されているチューナケース21を側面から示す図であり、図9と同一部分は同一部分を示し説明を省略する。この図で25は、チューナケース21内のチューナ基板から延長されている端子を示し、それぞれハンダ26で固着されることにより基板27と接続されている。なお、図10(b)において基板27はその一部分が断面で示されている。
【0005】
この図に示されている装着片23a、23bは突出した平板により形成されており、基板27の装着孔28a、28bからの突出部分で基板27のアース導体とハンダ26により固着されている。
【0006】
また図11(a)(b)(c)は装着片23c、23dに垂直方向に波形となるような突出部24a、24bを設けた例を示す図であり、同図(a)は装着片23cの正面図、同図(b)は装着片23cを下方から示す図、同図(c)は同図(a)、(b)に示した装着片23cを有するチューナケース21が、基板27に固着されている場合を側面から示す図であり、図10と同一部分には同一符号が示されている。
この例の装着片23c、23dは、波形の突出部24a、24bを設け、基板27の装着孔28との密着度を高めることにより、ハンダ付けを行なう場合にハンダ26の状態が良くなるようになされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図10に示した平板によりストレートに形成されている装着片23a、23bではハンダ付けを行なう際に、基板27の装着孔28が大きすぎると基板27との密着度が低下してしまう。装着片23a、23bと装着孔28の密着度が低下してしまうと、ハンダ26の状態が悪くなりチューナケース21を基板27に対して確実に固着することが困難になる。そのため、この場合は、基板27の装着孔28を加工する際にチューナの装着片との位置合わせを正確な精度で決めること要求されるようになる。
【0008】
また、図11に示した波型の突出部24a、24bを設けた装着片23c、23dでは、突出部24a、24bにより装着孔28との密着度が高くなり、ハンダの状態が良くなるが、突出部24a、24bを装着片23c、23dの先端部分まで施している、その先端部も突出部24a、24bの厚みを有するようになる。
【0009】
このように密着性を高くすると、装着孔28の開口面積に対して装着片23a、23bの先端の面積がほぼ等しくなるから、チューナケース21を基板27にマウントする実装作業が非常に困難なものとなり、特にインサートマシンでチューナを基板に実装する際にトラブルを起こす場合が生じる。
また、実裝した後にチューナケース21が傾く場合があり、そのままハンダ付けが行われると、他の部品に接触したりハンダ不良が生じる場合もある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、高周波回路が内蔵され、電子機器の基板の接続孔に挿入される端子が底面より突出されているチューナケースにおいて、前記チューナケースの前記底面の両端部より下方に突出させた装着片のそれぞれの内側又は外側の一方の面に突出部を設け、前記突出部は、前記装着片が前記電子機器の基板の装着孔に挿入される際、前記端子が前記電子機器の基板の接続孔に挿入される前に、前記装着片の突出部を有しない他方の面が前記装着孔の第一の側壁に当接するとともに、前記突出部が前記装着孔の前記第一の側壁に対向している第二の側壁に当接するように形成され、前記端子が前記接続孔に挿入前に位置決めされるようにチューナケースを構成する。
さらに、前記装着片は下方が開脚された二股状の脚部を有する形状とされ、前記突出部は前記二股状の各脚部にそれぞれ形成されているようにチューナケースを構成する。
そして、前記突出部は上下2個の突出部により形成され、前記上下2個の突出部により前記電子機器の基板の前記装着孔の部分を挟み込むような形で仮固定するように構成する。
【0011】
【作用】
チューナ基板の取付け作業が容易になるとともに、シールドケースと電子機器の基板との密着度も向上しハンダ付けによる固着もより正確で確実に行なうことができるようになる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明のチューナケースの実施例を説明する。
まず図1乃至図5にしたがい、チューナケースの底辺部の前方及び後方に1本づつ装着片を設けた例について説明する。
【0013】
図1は、本発明のチューナケースの外観を下方から示す図である。この図で1はチューナケース、2は放送電波を受信するアンテナから受信信号が伝送されるアンテナケーブル(同軸)の接続部、3a、3bはチューナケース1の底辺部の前方及び後方に突出するように設けられている装着片を示す。4a、4bはそれぞれ装着片3a、3bの所定の位置に、例えばプレス加工等により設けられている突出部、5、5、5・・・はチューナケース1内に配されているチューナ基板から延長されている端子を示す。なお突出部4a、4bは同一形状とされている。
【0014】
このチューナケース1は、例えばテレビジョン受像機等の電子機器の基板に装着される場合、後述するように装着片3a、3bを前記電子機器の基板の所定の装着孔に挿入して、例えばハンダなどを用いて基板に固着されるようになされている。
【0015】
図2は突出部4aの形状を説明する図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は下方から示す図、同図(c)は同図(a)のY−Y’の断面図である。
同図(b)、(c)からわかるように、突出部4aは装着片3aのほぼ中央部分のみが縦方向の曲面となるような突出部分であり、後に図3で説明するように、装着片3aと突出部4aからなる厚みHは、チューナケース1が装着される電子機器の基板の装着孔の幅とほぼ同等となるようになされている。
【0016】
次に図3(a)、(b)、(c)にしたがって、図1、図2で説明したチューナケース1を電子機器の基板6に装着する場合について説明する。
これらの図で6は電子機器の基板、6a、6cは基板6に設けられ、チューナケース1の装着片3a、3bが挿入される装着孔、6eはチューナ基板の端子5が挿入され接続される接続孔を示し、これらの各孔の周囲には基板6の配線パターン7、7、7・・・が形成されている。
【0017】
チューナケース1を基板6に装着する場合、同図(a)に示されているように、装着片3a、3bと装着孔6a、6cの位置を合わせ、矢印で示されているように挿入する。すると同図(b)に示されているように、装着片3a、3bの先端部分が装着孔6a、6cの壁6b1 、6d1 に当接することにより、挿入位置が決定されるようになる。そしてさらに、突出部4a、4bが装着孔6a、6cの壁6b2 、6d2 に当接するようになり、この時点で、チューナケース1が基板6に固着される位置が決定され、端子5、5、5・・・が接続孔6eに挿入される位置となる。
【0018】
同図(b)に示されている状態から、さらにチューナケース1を押し込むことにより、同図(c)に示されているように、端子5、5、5・・・がそれぞれ接続孔6eに挿入される。そして装着片3a、3b、及び端子5、5、5・・・と配線パターン7、7、7・・・はハンダ8により固定されて基板6に接続されることとなる。
【0019】
同図(c)からわかるように、装着片3aは装着孔6aの壁6b1 に、また装着片3aから突出している突出部4aは装着孔6aの壁6b2 に当接するようになる。また、同様に装着片3bは装着孔6cの壁6d1 に、また装着片3bから突出してる突出部4bは、装着孔6cの壁6d2 に当接することにより、装着時の密着度が高まるようになる。したがって、ハンダ付けを行なう場合にハンダ8の状態が良くなり、チューナケース1を確実に基板6上に固着することができるようになる。
【0020】
図4は図3で示した状態を接続部2の方向から示す図である。突出部4aは端子5(内側)の方向に突出しており、その外側部分は凹形状となっている。したがって、ハンダ8を施す場合は図示されているように、突出部4aの両側、即ち装着片3aが装着孔6aの壁6a1 と当接している箇所で固着することにより、高い密着度をもってハンダ付けすることができるようになる。
【0021】
このように、装着片3a、3bの所定の位置に、装着孔6a、6cの幅とほぼ同等となる厚みHを形成するように突出部4a、4bを設けることにより、電子機器の基板6に対するチューナケース1の装着が容易、かつ正確に行なうことができるようになる。
さらに、装着片3a、突出部4aが装着孔6aの壁6b1 、6b2 に、装着片3b、突出部4bが装着孔6cの壁6d1 、6d2 に当接することにより、装着孔6a、6cとの密着度が高まるようになる。したがって、ハンダ付けにより基板6に固着する場合にハンダ8の状態が良くなり、確実に固着すると共に、接地を完全にとることが可能になる。
【0022】
なお、装着片3a、3bに設けられる突出部4a、4bの形状は、図5(a)、(b)に示されているような、例えば円形状、楕円形状など様々な形状が考えられる。また突出部4a、4bは内側(端子5側)に突出させる例で説明したが、外側に突出させた場合でも本実施例と同様の効果を得ることができる。
【0023】
次に、図6乃至図8にしたがい、チューナケース1の前方及び後方に2本づつ設けられた装着片に対して、複数の突出を設けた他の実施例について説明する。図6は、本実施例のチューナケースの外観を下方から示す図であり、図1と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。この図で9a、9b、及び12a、12bはチューナケース1の底辺部の前方及び後方に突出するように設けられている二股状の装着片を示す。そして二股状の脚部となっている装着片9a、9b、12a、12bのそれぞれには、ほぼ中央部分には2組の突出部(ダボ)10a、10b、13a、13bが、凹部11a、11b、14a、14bを介して2個づつ、例えばプレス加工等により設けられている。なお突出部10a、10b、13a、13bは同一形状とされている。
【0024】
図7は突出部10aの形状を詳細に説明する図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は下方から示す図、同図(c)は同図(a)のY−Y’の断面図である。
同図(b)、(c)からわかるように、突出部10a、10aは、二股状の脚部とされている装着片9aのほぼ中央部分に外側に突出するように形成されている。そして後に図8で説明するように、装着片9aと突出部10a、10aからなる厚みHは、チューナケース1が装着される基板6の装着孔6a、6cの幅とほぼ同等となるようになされている。
さらに、突出部10a、10b、13a、13bは、その頂点部分が基板6に設けられているチューナケース1の装着孔6a、6cを形成する壁6b1 、6db2 の上端部分、及び下端部分の外側に僅かに出る当接するような間隔で設けられている。
【0025】
次に図8(a)(b)(c)にしたがって、図6、図7で説明したチューナケース1を基板6に装着する場合について説明する。
これらの図で、図3(a)(b)(c)と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。なお同図では、装着片9b、12bは示されていないが、装着片9a、12aと同様にして装着孔6a、6cに挿入されることとなる。
【0026】
まず、同図(a)に示されているように、装着片9a、12aと装着孔6a、6cの位置を合わせ、矢印で示されているように挿入する。すると同図(b)に示されているように、装着片9a、12aの頂点部分が装着孔6a、6cの壁6b2 、6d2 に、また、突出部10a2 、13a2 が同じく装着孔6a、6cの壁6b1 、6d1 に当接するようになる。このときチューナケース1が基板6に固着される位置が決定されるようになる。
【0027】
さらにチューナケース1を矢印方向に押し込むと、同図(c)に示されているように、突出部10a2 、13a2 が壁6b1 、6d1 に当接するようになる。すなわち、突出部10a1 、13a1 が壁6b1 、6d1 の上端部分に、また、突出部10a2 、13a2 が壁6b1 、6d1 の下端部分に当接するようになる。このとき、突出部10a1 、10a2 、及び13a2 、13a2 によって基板6を挟み込むような形で仮固定することができる。同時に、壁6b2 、6d2 に凹部11a、14aの背面部分が当接することになる。このようにしてチューナケース1が基板6に固着される位置が決定され、端子5、5、5・・・が接続孔6eに挿入されるようになる。そして装着片9a、12a、端子5、5、5・・・及び配線パターン7、7、7・・・はハンダ8により固定されて基板6に接続されることとなる。
なお、基板6が突出部10a1 、10a2 、及び13a2 、13a2 によって仮固定されるとき、その曲面形状によってクリック感を得ることができるので、作業の確実性を向上することができる。
【0028】
同図(c)からわかるように、装着片9a(9b)の凹部11a(11b)の背面部分は装着孔6aの壁6b2 に、また突出部10a1 、10a2 (10b1 、10b2 は装着孔6aの壁6b2 の上端部分及び下端部分に当接するようになる。また、同様に装着片12a(12b)の凹部14a(14b)の背面部分は装着孔6cの壁6d2 に、また突出部13a1 、13a2 (13b1 、13b2 )は、装着孔6cの壁6d1 の上端部分及び下端部分に当接することにより、装着時の密着度が高まるようになる。
したがって、ハンダ付けを行なう場合にハンダ8の状態が良くなり、チューナケース1を確実に基板6上に固着することができるようになる。
【0029】
なお、図1乃至図5で説明した、前方及び後方に一本ずつ設けられる装着片3a、3bに対して、複数の突出部10a、10aを形成することも可能である。また本発明のチューナケースは、高周波回路が内蔵されている電子回路の一般的なシールドケースに適用することも可能である。
【0030】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明のチューナケースは、電子機器の基板に装着するための装着片の所定の位置に、前記基板の装着孔の径とほぼ同等となる厚みを形成するような突出部を形成することにより、チューナケースの基板への装着が容易、かつ正確に行なうことができるようになる。さらに、一つの装着片に複数の突出部を設けることにより、前記複数の突出部により基板を挟み込むような形で仮固定することができるようになり、取り付け作業の正確性が向上するようになる。
また、装着片、及び突出部がそれぞれ装着孔の壁に当接することにより、装着孔との密着度が高まるようになる。したがって、チューナケースをハンダ付けにより電子機器の基板に固着する場合にハンダの状態が良くなり、確実に固着、及び接地状態にすることが可能になるという利点がある。
【0031】
さらに、二股状の脚部を形成した装着片を設けることにより、装着孔に挿入したときの安定性が向上し、チューナケースが傾くことを防止することができるようになる。また、前記二股状の各脚部の中間部分に突出部を設けて、前記突出部を、その頂点が電子機器の基板の装着孔の上端部分、及び下端部分の外側に僅かに出る間隔で連続した2個のダボによって構成することにより、チューナケースを仮固定することができるようになる。さらに仮固定されるときは、2個の突出部によりクリック感を得ることができるので、基板への取り付け作業の確実性を向上することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のチューナケースの外観斜視図である。
【図2】本発明の実施例のチューナケースの装着片の説明図である。
【図3】本発明の実施例のチューナケースの装着片により電子機器の基板に装着する概要を説明する図である。
【図4】本発明の実施例のチューナケースの装着片を基板にハンダ付けした場合の説明図である。
【図5】本発明の実施例のチューナケースの装着片に設けられる突出部の変形例の説明図である。
【図6】本発明のその他の実施例のチューナケースの外観斜視図である。
【図7】本発明のその他の実施例のチューナケースの装着片の説明図である。
【図8】本発明のその他の実施例のチューナケースの装着片により電子機器の基板に装着する概要を説明する図である。
【図9】従来のチューナケースが電子機器の基板に装着されている場合の概要を示す図である。
【図10】従来のチューナケースの装着片の概要を示す図である。
【図11】従来のチューナケースの装着片の概要を示す図である。
【符号の説明】
1 チューナケース
2 接続部
3a、3b、9a、9b、12a、12b 装着片
4a、4b、10a、10b、13a、13b 突出部
5 端子
6 電子機器の基板
6a、6b 装着孔
7 配線パターン
8 ハンダ
Claims (3)
- 高周波回路が内蔵され、電子機器の基板の接続孔に挿入される端子が底面より突出されているチューナケースにおいて、
前記チューナケースの前記底面の両端部より下方に突出させた装着片のそれぞれの内側又は外側の一方の面に突出部を設け、
前記突出部は、前記装着片が前記電子機器の基板の装着孔に挿入される際、前記端子が前記電子機器の基板の接続孔に挿入される前に、前記装着片の突出部を有しない他方の面が前記装着孔の第一の側壁に当接するとともに、前記突出部が前記装着孔の前記第一の側壁に対向している第二の側壁に当接するように形成され、前記端子が前記接続孔に挿入前に位置決めされることを特徴とするチューナケース。 - 前記装着片は下方が開脚された二股状の脚部を有する形状とされ、前記突出部は前記二股状の各脚部にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1に記載のチューナケース。
- 前記突出部は上下2個の突出部により形成され、前記上下2個の突出部により前記電子機器の基板の前記装着孔の部分を挟み込むような形で仮固定するようになされたことを特徴とする請求項2に記載のチューナケース。
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