JPH10189704A - 半導体ウェハ包装容器 - Google Patents

半導体ウェハ包装容器

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JPH10189704A
JPH10189704A JP35141496A JP35141496A JPH10189704A JP H10189704 A JPH10189704 A JP H10189704A JP 35141496 A JP35141496 A JP 35141496A JP 35141496 A JP35141496 A JP 35141496A JP H10189704 A JPH10189704 A JP H10189704A
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JP
Japan
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wafer
lid
frame
rib
semiconductor wafer
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Application number
JP35141496A
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English (en)
Inventor
Gen Nokawa
玄 能川
Tomoji Fujimoto
智士 藤本
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KOMATSU KASEI KK
Original Assignee
KOMATSU KASEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同一構造を有する蓋体をもって多様な種類の半
導体ウェハを適切な弾力と接触面積で押圧支持し得るた
めの異なる寸法形態をもつウェハ押圧部材を交換可能に
保持固定できる半導体ウェハ包装容器を提供する。 【解決手段】ボトムケース体(12)と蓋体(14)とからなる
合成樹脂製の半導体ウェハ包装容器(10)の前記蓋体の天
板部内壁面に、容器内部に収納された各ウェハの上縁を
弾性的に押圧する2以上の異なる種類のウェハ押圧部材
(15)を、それぞれ交換可能に嵌着固定するため、前記ウ
ェハ押圧部材(15)が矩形枠体(51)と同矩形枠体(51)の少
なくとも一対の対向する前記枠材(52a,52a;52b,52b) を
それぞれ交換可能に嵌着固定する左右対称に配された複
数組の2条の挟着リブ(44d) を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェハを破
損、汚染することなく保管し、安全に輸送するための蓋
体と本体ケースとを備えた半導体ウェハ包装容器に関
し、詳しくは同一仕様の包装容器にて2種類以上の異な
る種類の半導体ウェハを上方から弾性的に押圧する異な
る種類のウェハ押圧部材を交換可能に固着できる固着構
造を備えた半導体ウェハの包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体ウェハ包装容器は、複数の
半導体ウェハを収容するウェハキャリア、ウェハキャリ
アを収納保持するボトムケース体、蓋体、ウェハ押圧部
材等から構成されている。そして、前記ウェハキャリア
及びボトムケース体の一般的な材質としては、ポリプロ
ピレンが使われており、蓋体はポリプロピレン又はポリ
カーボネートから構成されている。また、前記ウェハ押
圧部材にはポリプロピレン又はポリエステル等が使われ
る。
【0003】前記半導体ウェハはシリコン等の単結晶を
薄くスライスして製造されるものであり、脆性が高い上
に汚染による物性への影響が大きいため、包装時はもと
より輸送中における破損や汚染を防止するための最大限
の努力が払われなければならない。前記半導体ウェハ包
装容器は、外部からの衝撃によるウェハの破損を防ぐば
かりでなく、容器内におけるウェハ押圧部材との摩擦な
どで発生するパーティクルによる汚染、或いは容器の内
外圧力差や変形による外気の侵入による汚染を避けるた
め、収容時のウェハ支持の安定性を確保するとともにウ
ェハ押圧部材等との接触摩擦を防ぐことや、ボトムケー
ス体及び蓋体からなる容器本体の強靱性、耐衝撃性及び
気密性を確保すること等が厳しく要求される。
【0004】前記ウェハ押圧部材は、例えば特開平5−
63067号公報や国際公表WO 94/225980号公報等に開
示されているように、略矩形状枠体の相対する一対の枠
材のほぼ全長にわたって多数の弾性片が櫛状に延設され
た形態を備えている。かかる形態をもつウェハ押圧部材
を固着するため、例えば前記一対の枠材に外方斜めに突
出する係着片を突設するとともに、前記蓋体の天板部の
内面には前記係着片に係合する係合フック片と前記各枠
材を同係合フック片との間で押圧挟持する一対のリブと
が突設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかして、前記公報に
開示された半導体ウェハ包装容器に限らず、従来のこの
種の容器にあっては、蓋体の天板部におけるウェハ押圧
部材の固着部がウェハ押圧部材の少なくとも上記枠体の
形態・寸法に対応する単一の構造を備えているに過ぎな
い。一方、半導体ウェハの形態は略真円状をなす薄板体
であって一様ではあるが、その径や肉厚は多種類にわた
り、ウェハの種類が変更されても容器内に安定して且つ
摺接摩擦を少なく収容するには、ウェハの種類に対応さ
せて前記ウェハ押圧部材による弾性的な押圧力や接触面
積を変更することが必要である。その結果、前記ウェハ
押圧部材もウェハの種類に応じて多様な構造や寸法のも
のが製造されるようになっている。
【0006】従来は、こうしたウェハの種類毎に対応す
るウェハ押圧部材の種類が選定され、同ウェハ押圧部材
に適応する固着構造を備えた蓋体を個別に成形するもの
であったため、生産性が低くコストの増加の一因ともな
っていた。
【0007】本発明はかかる課題を解決すべく開発され
たものであり、具体的には同一構造を有する蓋体をもっ
て多様な種類の半導体ウェハを適切な弾力と接触面積で
押圧支持し得る半導体ウェハ包装容器を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明の主
要な構成である内部に複数の半導体ウェハを起立状態で
並列支持するウェハキャリアが収納され、蓋体とボトム
ケース体とからなる合成樹脂製の半導体ウェハ包装容器
にあって、前記蓋体の天板内壁面に、容器内部に収納さ
れた各ウェハの上縁を弾性的に押圧する2以上の異なる
種類のウェハ押圧部材を、それぞれ交換可能に嵌着固定
する嵌着手段を有し、前記ウェハ押圧部材が、矩形枠体
と同矩形枠体の一対の対向する枠材に櫛歯状に延在する
多数の弾性片とを有しており、前記嵌着手段が、前記矩
形枠体の少なくとも一対の対向する前記枠材をそれぞれ
嵌着固定する左右対称に配された複数組の2条の挟着リ
ブからなることを特徴とする半導体ウェハ包装容器によ
り達成される。
【0009】そして、好ましくは前記2条の各リブの一
部に間欠的な切り欠きを形成して液体通路を形成すれ
ば、クリーニング液が2条のリブ間に滞留することなく
液の蒸発が促進される。また、前記間欠的に突設された
一部のリブに代えて、先端に前記枠材の上面を未押圧係
止する膨出係止部を有する係止突起とすることもあり、
この場合は後述する他の枠材の上面を押圧する係止突起
と共働してウェハ押圧部材が蓋体の天板部に強く押付け
固定される。
【0010】前記蓋体の天板内壁面に、更に他の相対す
る一対の枠材をそれぞれ位置決め固定するための前記係
止突起と同様の構成を含む固定手段を有していることが
好ましく、この各固定手段は前記一対の枠材の外側側面
にそれぞれ当接する一条の短尺リブと、同リブに隣接し
て突設され前記各枠材の上面の一部を押圧係止する膨出
係止部を有する係止突起とからなり、前記リブで枠材の
外側側面を内包に向けて圧接すると共に、前記係止突起
をもって各枠材が蓋体の天板部の内壁面に押し付けられ
るように構成すれば、ウェハ押圧部材を正確に位置決め
して強力に固定することを可能にする。
【0011】また、前記各枠材を嵌着端に向けて漸次肉
薄に形成すると共に、前記各2条のリブを突出端に向け
て漸次肉薄に形成し、前記枠材の嵌着端の肉厚を前記リ
ブの基端の肉厚より僅かに厚く設定する場合には、ウェ
ハ押圧部材の各枠材を2条のリブ間に導入させやすくな
るとともに、同押圧部材を蓋体の天板部に向けて押圧す
ると、2条のリブによる枠材の挟持力が強くなり、強固
に固着できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図示実施例により具体的に説明する。図1は本発明
の代表的な実施例を示す半導体ウェハ包装容器の組付け
前の分解斜視図である。本発明のウェハ包装容器10は
ウェハキャリアに整然と収容支持される多数の半導体ウ
ェハを保管、移動、輸送させる際に使用される。図1に
おいて、符号12はボトムケース体、13はウェハキャ
リア、14は蓋体、15はウェハ押圧部材、16はガス
ケットである。
【0013】前記ウェハ包装容器10は、蓋体14とボ
トムケース体12とからなり、ボトムケース体12は内
部にウェハキャリア13を遊嵌状態で収納できるような
内面形状を有している。前記蓋体14は前記ボトムケー
ス体12に外側から嵌合させるとともに、係着手段によ
って係着固定する。
【0014】図示例にあって、前記ボトムケース体1
2、蓋体14及びウェハキャリア13は、一部を除いて
上記国際公表公報に開示された構造と実質的に異なると
ころがないため、以下の説明では実質的に一致する構成
部分に関してはその概略を簡単に説明するに止め、本発
明の特徴部分に関して詳細に説明する。
【0015】先ず、上記ウェハキャリア13は従来の構
成と実質的に同じであり、その構造について図1を参照
しながら簡単に説明すると、左右側板31,32、背板
33及び前記左右の側板31,32の前端の略中央部を
連結する連結バー34からなる、上下及び前方が開放し
たケース体からなり、前記左右側板31,32は前記連
結バー34から上方が鉛直面部31a、32aを構成
し、前記連結バー34の下方は下端に向けて左右側板3
1,32が漸次接近するように下方に湾曲した円弧面部
31b、32bを構成している。
【0016】そして、前記左右側板31,32の対向面
に沿って下方に垂直に延びる多数のウェハ支持溝31
b′,32b′が多数並列して形成されており、各ウェ
ハ支持溝31b′,32b′に半導体ウェハが挿入され
て、互いに接触することなく起立状に保持される。ま
た、前記キャリア形態だけでは多数の半導体ウェハを保
持して単独に載置する場合に不安定であるため、前記左
右側板31,32の下端部から同側板31,32に直交
させてリブ31c,32cを外方に突設させている。
【0017】かかる要部形態を有するウェハキャリア1
3は、上述のようにボトムケース体12にガタツキがな
いように収容される。そのため、ボトムケース体12の
内面形状は前記ウェハキャリア13の外形に適合させて
形成されている。経済性を考慮しなければ、ボトムケー
ス体12の内面形状だけをウェハケース体13の外形に
合わせるだけで、外形を矩形のケース体として成形すれ
ば足りるが、従来から材料費等が考慮されてボトムケー
ス体12の外形も可能な限り前記ウェハキャリア13の
外形に沿わせるような形状としている。すなわち、ボト
ムケース体12の主要部の形態は、図1〜図4に示すよ
うにウェハキャリア13の上記左右側板31,32の形
態に対応する対向する左右側壁部21,22の中央を前
記左右側板31,32と同様に、上半部中央が鉛直面部
21a,22aとされ、下半部中央が内側に湾曲する湾
曲面部21b,22bとされている。
【0018】また、前壁部23の中央を上端部を残して
下端まで連続する凹み部23aが形成されており、他の
壁部は前記鉛直面部21a,22aを含めて、全てが鉛
直壁部とされて、外形全体としては略矩形の箱体形態を
なしており、上部が開放されている。ボトムケース体1
2の底部25は、前記前壁部23と後壁部24の各下端
中央部を結ぶ帯状部分25aが段部を介して上方に凹ん
だ状態で成形されており、従って前記底部25の左右側
端部は、外側に開いたコ字型の基部25b,25bを構
成する。本実施例においては、更に前記帯状部分25a
の中央部25a′は下方に突出する円筒体の一部をなし
ている。一方、前壁部23における前記凹み部23aの
上端位置は、上記ウェハキャリア13をボトムケース体
12に収容したとき、上記連結バー34の下面が前記凹
み部23aの上端に当接する位置である。
【0019】なお、本発明にあってはボトムケース体1
2の上部開放端部を既述した上記国際公表公報に開示さ
れた開放端部と同様の構造としてもよいが、本実施例で
は、その全周にわたって略同一の長さをもって略360
°外側に折り曲げられて、本体部分26aと外側屈曲部
分26bとが略逆U字状の形態となるよう成形される。
また、本実施例では前記開放端部の全周にわたり、その
本体部分26aと外側屈曲部分26bとの間を所要の間
隔をおいて複数の補強リブ27,27,…により連結し
ている。かかる開放端部の形態を採ることにより、同端
部の耐衝撃強度が増加するばかりでなく、成形時のひけ
等による歪みが発生して同端部が波打ち状に変形するこ
とも防止され、蓋体14を被せたときに、蓋体14の開
放端縁が全周にわたって密着嵌合し、後述するガスケッ
トと相まって外気の侵入を確実に阻止する。これらの機
能は、前記逆U字状の形態を開放端部の全周にわたって
連続して形成する場合には、特に有効である。
【0020】かかる観点から、本実施例では、更に蓋体
14及びボトムケース体12の各開放端が略矩形をなし
ており、図5及び図6に示すように前記蓋体14の左右
側壁41a,41bの開放端中央からそれぞれ一対の矩
形状の係着片42a,42bが、各開放端部と略同一平
面上を延設されており、各係着片42a,42bの中央
にはそれぞれに矩形状の係着孔42a′,42b′が形
成され、各係着片42a,42bはコ字状をなしてい
る。一方、蓋体14を嵌合させたときの前記係着片42
a,42bに対応する前記ボトムケース体12の外側屈
曲部分26bは、図2に示すように前記係着片42a,
42bの肉厚に相当する深さの凹み部26c,26cを
構成するように屈曲して成形されている。そして、この
凹み部26cの前記係着孔42a′,42b′に対応す
る部位には、同係着孔42a′,42b′に嵌合係止す
るほぼ同一形状を有する嵌合膨出部26c′,26c′
を僅かに膨出させている。このようなボトムケース体1
2と蓋体14との嵌合固定構造を採用することにより、
ボトムケース体12の逆U字状断面からなる開放端部の
外側屈曲部分を同開放端部の全周にわたり欠落する部分
がなく連続させて成形することが可能である。
【0021】前記蓋体14は既述したように矩形箱状を
なしており、図5〜図8に示すように下方に開放端部を
有している。開放端部は段部を介した拡大フランジ部4
3から構成され、その左右フランジ部43a,43bか
らは略同一平面上を上記係着片42a,42bが垂設さ
れている。蓋体14の天板部44の上面は平坦ではな
く、その上面の複数部位には方形をなすブロック状の突
出部44a〜44cが突設され、本発明の包装容器10
を積み重ねる際に、上記ボトムケース体12の基部25
b,25bなどの間に形成される嵌合凹部に嵌合する。
本実施例では、前記突出部44aは前記ボトムケース体
12の底部中央の帯状部分25aに嵌合するため、同様
に帯状をなしており、その表面の更に中央部を帯状に円
筒体の一部をなす円弧状の凹み面44a′としている。
また、前記突出部44b,44cは前記帯状部分25a
を挟んで左右の端部中央から上方に突設された方形ブロ
ック状をなし、ボトムケース体12の上記左右の各コ字
型基部25b,25bの間に形成される空間部25
b′,25b′を本発明の嵌合凹部の一部として利用
し、同空間部25b′,25b′に遊嵌する。ボトムケ
ース体12及び蓋体14に形成される嵌合凹部と突設部
は、いずれも容器内部に収納されるウェハの周縁と干渉
しない部位であることが肝要である。また、本実施例で
は前記嵌合凹部の一部としてボトムケース体12の外形
により形成される空間部25b′,25b′を利用して
いるが、これに限るものではなく別途独立させて形成す
るようにしてもよいことは勿論である。
【0022】また、蓋体14の上記天板部44の内面に
は、ウェハキャリア13に保持されて容器内部に収納さ
れた各ウェハの上縁を弾性的に押圧するウェハ押圧部材
15を、ウエハの種類に応じてそれぞれ交換可能に嵌着
固定する本発明の特徴部をなす嵌着手段を有している。
前記ウェハ押圧部材15は、例えば図1及び図9に示す
ように、矩形枠体15aと、同矩形枠体51の長辺を構
成する一対の枠材52a,52a;52b,52bのそ
れぞれに多数の弾性片53;54が各枠材52a,52
a;52b,52bに直交して櫛歯状に延設される基本
構造を有している。これらのウェハ押圧部材15はボト
ムケース体と同様にポリプロピレンから成形されるが、
他の素材、例えばポリエステルエラストマー樹脂等も使
われる。いずれにしても、ウェハに直接接触するため、
摩耗が少なく揮発成分の発生が少ない材質を使用するこ
とが好ましい。
【0023】図1に示すウェハ押圧部材15は、従来か
ら一般的に採用されている形態であって、前記弾性片5
3,53は各枠材52a,52aに左右対称に配され、
それぞれが各枠材52a,52aを挟んでほぼ直角をな
して左右に延設される第1弾性片53aと第2弾性片5
3bからなる。左右の枠材52a,52aに直交して同
一直線上に配された左右の第1及び第2弾性片53a,
53bの各先端には、ウェハを4点で弾性的に押圧する
ウェハ押圧部53a′,53b′が形成されており、前
記ウェハ押圧部53a′は図示せぬウェハの円周面に接
触し、ウェハ押圧部53b′はウェハ上端のオリエンテ
ーションフラット部に接触する。
【0024】図9に示すウェハ押圧部材15は、長辺を
構成する一対の枠材52b,52bの長さは前述の枠材
52a,52aの長さに等しいが、短辺を構成する枠材
52d,52dの長さは前述の枠材52c,52cの長
さよりも長く、従って、正方形に近い形状をなしてい
る。このウェハ押圧部材15も、前記長辺を構成する各
枠材52b,52bには、左右対称で各枠材52b,5
2bから略垂直に延びる短片部分に続いて湾曲部分を介
して互いに接近する方向に延びる水平に延びる長片部分
からなる略横J字状をなす弾性片53c,53cが櫛歯
状に列設されており、各弾性片53c,53cの先端に
は図1に示すウェハ押圧部材15と同様の形態からなる
ウェハ押圧部53c′,53c′を有している。本実施
例では、前記ウェハ押圧部53c′,53c′はジグザ
グに曲折されて各弾性片53c,53cに連結されてい
る。また、このウェハ押圧部材15では上述のオリエン
テーションフラット部を押圧する左右の弾性片53d,
53dに代わり、前記短辺を構成する枠材52d,52
dの中央部を連結する連結板材54の長さ方向に並設さ
れた2条の突片54aから構成され、各突片54aの端
縁は多数の鋸刃状に形成されており、その起立姿勢を僅
かに外側に傾斜させている。なお、同図中の符号55は
ウェハ押圧部材15の前部を示すマーカーの機能を有し
ている凸片であり、符号56は取付作業用リブである。
【0025】この図9に示すウェハ押圧部材15にあっ
ては、前述のように枠体51自体の寸法が大きいばかり
でなく、その枠材52d,52d及び弾性片53c,5
3cの太さも太く、図1に示すウェハ押圧部材15と比
較して全体に剛直なものであって上述のウェハ押圧部材
より弾性は低い。これはウェハの肉厚に応じて成形され
るものであり、このようにウェハの種類によりウェハ押
圧部材15の形態及び機械的性質も変更される。
【0026】しかして、従来は包装容器10の天板部内
面に形成されるウェハ押圧部材の固定構造は、例えばウ
ェハ押圧部材の枠体を挟持し或いは係合させるべく、各
枠体とほぼ同一形態をもつ複数条のリブやフック片から
なり、しかも種類の異なる各ウェハに対応するように成
形された異なる形態や機械的性質をもつウェハ押圧部材
に適合するウェハ押圧部材固定構造を備えた蓋体を、そ
れぞれ個別に成形している。従って、生産性に乏しく、
当然にコストアップにつながっていた。
【0027】そこで、本発明では多様な種類のウェハに
同一構造の蓋体で対応できるように、異なる種類のウェ
ハ押圧部材に対する交換固定を可能にしている。図5〜
図8に示した実施例にあっては、上述の2種類のウェハ
押圧部材15を同一の蓋体14をもって嵌着固定できる
ように、上記長辺を構成する各一対の枠材52a,52
a;枠材52b,52bに対応する天板部44の内面部
位に、それぞれ前記枠材52a,52a;52b,52
bのほぼ全長にわたって挟着する都合4組の2条の挟着
リブ44d,44dを平行に突設している。図示例で
は、左右側壁部41a,41bに近い各一対の前記2条
の挟着リブ44d,44dのそれぞれ外側に位置する挟
着リブ44dの一部が切り欠かれ、液体流路44d′を
形成している。こうして、液体流路44d′を形成する
と、ウェハを容器ごと洗浄・乾燥するとき、前記2条の
挟着リブ44d,44dの間に洗浄液が滞留することな
く、洗浄液の蒸発を促進させる。また、その液体流路4
4d′間に挟まれる部分に相当する位置に起立片44e
を突設し、同起立片44eの先端部にウェハ押圧部材1
5を固着させたとき、前記枠材52a,52a;52
b,52bの端縁に係止して押圧するための膨出係止部
44e′を形成している。
【0028】そして本実施例では、更に前記長辺を構成
する各一対の枠材52a,52a及び枠材52b,52
bは同一の長さであることから、上記短辺を構成する各
一対の枠材52c,52c;枠材52d,52dに対応
する天板部44の内面部位には、各枠材52c,52
c;52d,52dの外側面に当接するように短尺のリ
ブ44fと、同短尺リブ44fに隣接させて前記各枠材
52c,52c;52d,52dの上面の一部を押圧係
止する係止突起44gとを突設している。この係止突起
44fの先端の各枠材52c,52c;52d,52d
の上面を押圧する位置には略半球をなす膨出頭部44
g′が形成されている。しかし、前記短尺のリブ44f
及び係止突起44gは必ずしも必須ではない。
【0029】そして、前記各枠材52a〜52dは、そ
の端部に向けて漸次肉薄に形成されるとともに、前記各
リブや起立片及び係止突起を先端に向けて肉厚を漸次増
加させている。しかも、図示例によれば前記各枠材52
a〜52dの嵌着端の肉厚を前記リブ等のの基端の肉厚
より僅かに厚く設定してある。そのため、種類の異なる
ウェハ押圧部材15であっても、容易に嵌着位置が決め
やすく、同時に嵌着操作を容易にし、矩形枠体51の長
辺をなす枠材52a,52a又は枠材52b,52bを
対応する部位にある前記2条の挟着リブ44d,44d
の間に押し込むとともに、短辺をなす各枠材52c,5
2c;52d,52dを各一対の短尺リブ44f及び係
止突起44gの内面に沿わせて押し込むにつれて、挟着
リブ44d,44dによる挟持力が増加し、また短尺リ
ブ44eによる短辺をなす各枠材52c,52c;52
d,52dに対する外側からの当接力が増加し、同時に
前記係止突起44gの膨出頭部44g′が同枠材52
c,52c;52d,52dに係合し、上記起立片44
eの膨出係止部44e′による押圧係止と相まって枠体
51を蓋体14の天板部内面に強く押し付けて強力に固
定する。
【0030】ボトムケース体12の開放端部及び上記蓋
体14の各開放端部の頂部にはU字状のガスケット挿入
溝28, 45が全周にわたって形成されている。本実施
例にあっては、前記ガスケット挿入溝28, 45は互い
に同一の断面形状に形成されており、前記ボトムケース
体12のガスケット挿入溝28は前記蓋体14のガスケ
ット挿入溝45よりも深く形成されている。
【0031】各ガスケット挿入溝28, 45に挿入され
るガスケット16は、前記ボトムケース体12及び蓋体
14に形成された前記ガスケット挿入溝28, 45の開
放端と同一の矩形環状体からなり、その材質は揮発性成
分が非常に少ない樹脂であることが好ましく、機械的性
質並びに成形性等からポリエステルエラストマー等が採
用される。このガスケット16は、全周にわたって外側
面の中央部になだらかな膨出部16aを有すると共に、
その内側面の中央部には略矩形断面を有する突部16b
が同内側面に対して直角に突出している。なお、このガ
スケット構造は従来の一般的な形態をなすものであって
も良いことは勿論である。
【0032】更に、本実施例にあっては、図10に破線
で示すようにガスケット16の上下端縁部における前記
内側面はほぼ平坦面16eを呈しているが、前記外側面
は内側面の端縁に向けて傾斜する円弧面16dとされて
おり、各端縁部ともに先細状に形成され、上下対称の断
面形状をなしている。前記ガスケット16の縦方向(上
下)の長さは、前記ボトムケース体12及び蓋体14に
形成された各ガスケット挿入溝28, 45の深さの和よ
りも大きく設定されており、同ガスケット16の中央部
における膨出部16a及び突部16bの肉厚は略同一に
設定され、更に同膨出部16a及び突部16bの肉厚を
含む中央部の全肉厚は前記ボトムケース体12のガスケ
ット挿入溝28の溝幅よりも僅かに大きく設定されてい
る。
【0033】このガスケット16を前記ボトムケース体
12のガスケット挿入溝28に、前記突部16bが同溝
27内に完全に嵌着されるまで押し込む。このとき、同
ガスケット16の中央部は前記溝28の幅よりも僅かに
大きな厚みを有しているため多少の弾性抵抗を感じる。
そのため、ガスケット16がボトムケース体12のガス
ケット挿入溝28内に保持され、容易に抜け出すことが
ない。本実施例にあっては、上述したように前記ガスケ
ット16は上下対称の形状をなすため上下方向の確認が
不要であるばかりでなく、従来のようにボトムケース体
と蓋体とのガスケット挿入溝の端面間で挟持される突条
がないため、前記ガスケット挿入溝28の溝端面に係合
させる必要もなく、その挿入作業は格段に簡素化され
る。
【0034】ところで、前記ガスケット挿入溝28内に
嵌入されたガスケット16は、上述したようにその上下
の高さが前記ボトムケース体12及び蓋体14の各ガス
ケット挿入溝28, 45の深さの和よりも大きく設定さ
れているため、同ガスケット16の中央に形成された前
記膨出部16a及び突条16bが前記ガスケット挿入溝
28内に完全に挿入されるまで同ガスケット16を押し
込むと、図10に実線で示すように、その下端部16c
の円弧面16dがガスケット挿入溝27の底面に沿って
案内され、必然的にボトムケース体12の内側方向に湾
曲する。
【0035】上述のようにガスケット16が装着された
前記ボトムケース体12に半導体ウェハを起立して並列
支持されている前記ウェハキャリア13を収容し、同ケ
ース体12に蓋体14を被せると、前記ガスケット16
の上端部16cが蓋体14のガスケット挿入溝45に嵌
入する。このとき、前記蓋体14を上面からボトムケー
ス体12に向けて強く押し付けると、蓋体14の前後中
央部に垂設された係着片42a,42bが弾性変形しな
がらボトムケース体12の嵌合膨出部26c′,26
c′に乗り上がり、更に押されると前記係着片42a,
42bに形成されている係着孔42a′,42b′が前
記ボトムケース体12の嵌合膨出部26c′,26c′
と嵌着して原形に復帰し、ボトムケース体12と蓋体1
4との嵌合固定を更に強力なものとする。
【0036】このとき、前記ガスケット16の上端部1
6cは、前述のように前記蓋体14のガスケット挿入溝
45内に嵌入されるが、前記上端部16cの厚みは前記
挿入溝45の溝幅よりも小さいため、その嵌入に手間取
ることもなく確実に嵌入する。前記蓋体14のガスケッ
ト挿入溝45内に嵌入されたガスケット16の上端部1
6cは、同上端部16cの断面形状が下端部のそれと同
一であるため、前記ボトムケース体12のガスケット挿
入溝27内に嵌入された下端部16cと同様に必然的に
内側に湾曲した状態となり、同挿入溝45の底面に密着
する。また、本実施例ではガスケット16の上記膨出部
16a及び突条16bの中央に上下端部16cを延設さ
せているため、嵌入時の同ガスケット16は各ガスケッ
ト挿入溝28,45の底部中央に嵌入させられ、上下端
部16cが必ず容器内方に湾曲する。
【0037】このように、前記ガスケット16はその上
下端部16cが湾曲して前記ボトムケース体12及び蓋
体14のガスケット挿入溝27, 45の底面にそれぞれ
密接されるため、通常の状態では前記ボトムケース体1
2と蓋体14は確実に密閉シールされ、外気の侵入が完
全に遮断され、空気中の微細な塵芥や湿気の容器内への
侵入が阻止される。
【0038】また、上述のように密閉シールされたウェ
ハ包装容器10は、保管中に内外気圧の変化に伴って容
器内の外部に対して気圧が上昇すると、図10に矢印で
示す方向に内圧が作用し、ボトムケース体12と蓋体1
4とが離間する方向に僅かに移動するが、前記湾曲長さ
を十分に設定しておけば、前記ガスケット16の上端部
16cの湾曲側内面で前記内圧を受けることになり、同
上端部16cはより強く前記ガスケット挿入溝45の底
面に押し付けられ、その密閉性を確保する。また、前述
のように容器のない外圧の変化に限らず、外部からウェ
ハ包装容器10に衝撃力が加わって、容器が僅かに変形
しても前記ガスケット16は前記ボトムケース体12及
び蓋体14のガスケット挿入溝37, 45の底部に接近
分だけ大きく湾曲し、更に密閉性を高めるため、外気の
侵入による容器内の空気汚染の恐れはない。
【0039】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る半導体ウェハ包装容器における蓋体構造によれ
ば、異なる種類のウェハであっても、同ウェハに対応す
る形態を有するウェハ押圧部材を簡単に交換することが
できるようになり、同一の蓋体をもって多様な種類のウ
ェハを適切な弾力で押圧することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例を示す半導体ウェハ包
装容器の分解斜視図である。
【図2】前記半導体ウェハ包装容器の構成部材であるボ
トムケース体の半部を断面で示す側面図である。
【図3】同正面図である。
【図4】同ボトムケース体の底面図である。
【図5】前記半導体ウェハ包装容器の構成部材である蓋
体の半部を断面で示す側面図である。
【図6】同正面図である。
【図7】同蓋体の上面図である。
【図8】同底面図である。
【図9】同蓋体の天板部内面に係着されるウェハ押圧部
材の一例を示す斜視図である。
【図10】前記ボトムケース体と蓋体との間の密閉シー
ル構造を示す要部の断面図である。
【符号の説明】
10 半導体ウェハ包装容器 12 ボトムケース体 13 ウェハキャリア 14 蓋体 15 ウェハ押圧部材 16 ガスケット 16a 膨出部 16b 突部 16c 上下端部 16d 円弧面 21,22 左右側壁部 21a,22a 鉛直面部 21b,22b 湾曲面部 23 前壁部 23a 凹み部 24 後壁部 25 底部 25a 帯状部分 25a′ 中央部 25b 基部 25b′ 空間部 26a 本体部分 26b 外側屈曲部分(外側面部
分) 26c 凹み部 26c′ 嵌合膨出部 27 補強リブ 28 ガスケット挿入溝 31,32 左右側板 31a,32a 鉛直面部 31b,32b 円弧面部 31b′,32b′ ウェハ支持溝 31c,32c リブ 33 背板 34 連結バー 41a,41b 左右側壁 42a,42b 矩形状係着片 42a′,42b′ 矩形状係着孔 43a,43b 左右フランジ部 44 天板部 44a〜44c ブロック状突出部 44a′ 凹み面 44d 挟着リブ 44d′ 液体流路 44e 起立片 44e′ 膨出係止部 44f 短尺リブ 44g 係止突起 44g′ 膨出係止部 45 ガスケット挿入溝 51 矩形枠体 52a〜52d 枠材 53,54 弾性片 53a,53b 第1及び第2弾性片 53a′,53b′,53c′ウェハ押圧部 53c J字状弾性片 53d 弾性片 54 連結板材 54′ 突片 55 凸片 56 取付作業用リブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に複数の半導体ウェハを起立状態で
    並列支持するウェハキャリアが収納される蓋体とボトム
    ケース体とからなる合成樹脂製の半導体ウェハ包装容器
    にあって、 前記蓋体の天板内壁面に、容器内部に収納された各ウェ
    ハの上縁を弾性的に押圧する2以上の異なる種類のウェ
    ハ押圧部材を、それぞれ交換可能に嵌着固定する嵌着手
    段を有し、 前記ウェハ押圧部材が、矩形枠体と同矩形枠体の一対の
    対向する枠材に櫛歯状に延在する多数の弾性片とを有し
    ており、 前記嵌着手段が、前記矩形枠体の少なくとも一対の対向
    する前記枠材をそれぞれ嵌着固定する左右対称に配され
    た複数組の2条の挟着リブからなる、ことを特徴とする
    半導体ウェハ包装容器。
  2. 【請求項2】 前記2条の各リブの一部が間欠的に切り
    欠かれ液体通路を形成してなる請求項1記載の半導体ウ
    ェハ包装容器。
  3. 【請求項3】 前記間欠的な一部のリブに代えて、先端
    に枠材の上面の一部を押圧係止する膨出係止部を有する
    係止突起とされ、同係止突起により各枠材を蓋体の天板
    部の内壁面に押し付ける請求項2記載の半導体ウェハ包
    装容器。
  4. 【請求項4】 前記蓋体の天板内壁面に、更に他の相対
    する一対の枠材をそれぞれ位置決め固定する固定手段を
    有しており、各固定手段は前記一対の枠材の外側側面に
    それぞれ当接する一条の短尺リブと、同リブに隣接して
    突設され、先端に前記各枠材の上面の一部を押圧係止す
    る膨出係止部を有する係止突起とからなり、前記リブで
    枠材の外側側面を内方に向けて圧接すると共に、前記係
    止突起をもって各枠材が蓋体の天板部の内壁面に押し付
    けられる請求項1又は2記載の半導体ウェハ包装容器。
  5. 【請求項5】 前記各枠材は嵌着端に向けて漸次肉薄に
    形成されると共に、前記各リブは突出端に向けて漸次肉
    薄に形成されてなり、前記枠材の嵌着端の肉厚が前記リ
    ブの基端の肉厚より僅かに厚く設定されてなる請求項1
    乃至3のいずれかに記載の半導体ウェハ包装容器。
JP35141496A 1996-12-27 1996-12-27 半導体ウェハ包装容器 Pending JPH10189704A (ja)

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