JP3292800B2 - 密封容器のクランプ構造 - Google Patents

密封容器のクランプ構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,磁気ディスク用ア
ルミディスク,フォトマスク石英ガラス,又は半導体シ
リコンウェーハ (以下,シリコンウェーハという) な
ど,輸送中に損傷したり汚染するのをきらう物品を収納
して保管する密封容器のクランプ構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の密封容器のクランプ構造は,図示
しないが,例えば特開平5−63066号,実公平6−
13114号,および実公平6−10690号公報に開
示されている。特開平5−63066号や実公平6−1
3114号公報には,容器本体の開口周縁部に係止具
を,ふた体の開口周縁部には下方に伸びる一対のフック
をそれぞれ突出させて設け,係止具に一対のフックをガ
スケットやパッキンなどを介して係合させる構成が示さ
れている。さらに,実公平6−10690号公報には,
容器本体の開口周縁部およびふた体の開口周縁部にあり
ほぞを備えた係止リブをそれぞれ突出させて設け,この
複数の係止リブに係止板を嵌め入れるとともに,各あり
ほぞと係止板のありみぞとを嵌め合わせてスライドさ
せ,容器本体とふた体を閉じて密閉する構成が示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の密封容器のクラ
ンプ構造は,以上のように構成されているので,以下に
示す問題があった。まず,特開平5−63066号や実
公平6−13114号公報のフックを使用する方法で
は,容器本体とふた体を閉じるにはふた体に荷重を作用
させてガスケットなどを押圧変形させる必要があるた
め,ふた体を平均的に押し下げて係止具に一対のフック
を係合させなければならず,このため作業に体力,技
能,および熟練性を必要とするという問題があった。ま
た,係止具とフックの係合箇所が例えば4箇所あり,最
初の作業で2箇所の係合を解除し,その後,残り2箇所
の係合を解除する場合,最初に解除した2箇のフックが
復元作用で係止具に再び係合し,その結果,作業の困難
化,遅延化,又は煩雑化を招くという問題があった。
【0004】次に,実公平6−10690号公報の係止
板をスライドさせる方法では,係止板をスライドさせて
ガスケットやガスケットなどを押圧変形させることが困
難,又は不可能であるため,ふた体を平均的に押し下げ
て係止板をスライドさせなければならず,やはり作業性
が悪いという問題があった。さらに,係止板のスライド
に伴う摩擦で粉塵が発生し,磁気ディスク用アルミディ
スク,フォトマスク石英ガラス,フォトマスク,シリコ
ンウェーハ,又はマスク原板などの内容物が汚染される
おそれがあるという問題があった。
【0005】本発明は,上記問題に鑑みてなされたもの
で,作業性の向上や内容物の汚染のおそれを防止するこ
とのできる密封容器のクランプ構造を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
目的を達成するため、容器本体とふた体との各開口周縁
部に相互に嵌合する囲繞帯状段部をそれぞれ形成し,こ
の囲繞帯状段部における上記容器本体と該ふた体との各
開口周縁部の左右および/または前後の対向位置に係止
みぞを備えた係止リブをそれぞれ対向して突出させると
ともに,樹脂製プレートの中央部に縦方向にコ字状の切
り欠き部を形成して該切り欠き部に囲まれた部分を挟持
片として区画形成した係止板を別に備え、該係止板の前
記切り欠き部の上部を支点部として上記ふた体の係止リ
ブの係止みぞに引っかけ、かつ前記切り欠き部の上部に
対向する前記挟持片の自由上端辺を作用部として前記容
器本体の係止リブの係止みぞに引っかかるように係止板
を撓ませて押し込み、上記係止板の最下位部の力点部が
上記支点部および上記作用点部を結ぶ直線の外側に位置
する状態から、上記力点部を容器本体の壁方向に倒し、
上記力点部が上記直線の内側に位置するようにしてクラ
ンプするように構成している。なお,上記囲繞帯状段部
に弾性部材係止凹部を形成し,この弾性部材係止凹部に
は弾性部材を介在させることが好ましい。また,上記係
止板のコ字状の切り欠き部の左右側方に位置する部分の
肉厚を薄くして薄肉部とすることが望ましい。
【0007】本発明によれば,係止板をセットしてクラ
ンプするには,まず,容器本体の囲繞帯状段部にふた体
の囲繞帯状段部を弾性部材を介して被せ,容器本体の係
止リブとふた体の係止リブとを重ね合わせた後,ふた体
の係止リブのみぞに係止板の上部又は下部を引っかけ
る。次に,係止板の最下部の裏側などに指などをかけて
一時的に支点とし,容器本体の係止リブのみぞに係止板
の下部又は上部を差し込み,その後,係止板をたわませ
て容器本体の係止リブのみぞに係止板の下部又は上部を
引っかける。次に,係止板の最下部などを容器本体の壁
面方向に回すと,係止板の上部又は下部がふた体の係止
リブを,係止板の下部又は上部が容器本体の係止リブを
接近させ,容器本体の係止リブとふた体の係止リブとが
接近する。そして,この状態から係止板の最下部などを
容器本体の壁面方向にさらに回すと,容器本体とふた体
とが弾性部材を介した密着状態で閉じることとなる。ま
た,請求項2記載の発明によれば,弾性部材係止凹部に
ガスケットやパッキンなどの弾性部材をセットできるの
で,密封性が向上し,その結果,ごみやほこりなどの侵
入を防止することができる。また,請求項3記載の発明
によれば,係止板の側部が薄肉部に成形されているの
で,係止板を円滑かつ簡単にたわませることができ,切
り欠き部の下部を容器本体における係止リブの係止みぞ
に引っかけることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下,シリコンウェーハの収納用
の容器に本発明を適用した実施の形態を図面を参照して
説明する。この実施形態における密封容器は,図10な
どに示すごとく,容器本体1の開口上面およびふた体1
3の開口下面に囲繞帯状段部5・16をそれぞれ成形す
るとともに,容器本体1の囲繞帯状段部5からは容器本
体用係止リブ10を,ふた体13の囲繞帯状段部16か
らはふた体用係止リブ21をそれぞれ突出させ,これら
容器本体用係止リブ10とふた体用係止リブ21とを係
止板23でクランプするようにしている。
【0009】容器本体1は,その上面が開口した有底箱
形に成形され,底面の中央2が上げ底に成形されてお
り,ケース形のカセット3を収納するとともに,このカ
セット3に多数のシリコンウェーハ4を一列に整列させ
て収納する機能を有している。容器本体1の材料として
は,例えばポリカーボネート,ポリプロピレン,ポリエ
チレン,又はPBT樹脂などの熱可塑性樹脂が適宜使用
される。また,容器本体1の上面の周縁には囲繞帯状段
部5が成形され,この囲繞帯状段部5は,その内側起立
片6と外側起立片7とでほぼU字形のU字形凹部8を形
成し,外側起立片7の外側下方には下方フランジ9が設
けられている。また,容器本体1の左右および/または
前後の対向位置における下方フランジ9には,容器本体
用係止リブ10がほぼ水平外方向にそれぞれ突出され,
この容器本体用係止リブ10の下面には係止みぞ12が
凹み形成されている。
【0010】また,ふた体13は,その下面が開口した
箱形に成形され,上面の中央14が上方向にふくらんで
成形されており,ウェーハ押さえ15を着脱自在に内蔵
するとともに,このウェーハ押さえ15の下部における
多数のウェーハ押さえ片を多数のシリコンウェーハ4の
上部にそれぞれ接触させて保護する機能を有している。
ふた体13の材料としては,例えばポリカーボネート,
ポリプロピレン,ポリエチレン,又はPBT樹脂などの
熱可塑性樹脂が適宜使用される。また,ふた体13の下
面の周縁には囲繞帯状段部16が成形され,この囲繞帯
状段部16は,その内側起立片17と外側起立片18と
を備えており,この外側起立片18が容器本体1の外側
起立片7の外面に接触するよう作用する。この接触の
際,内側起立片17と容器本体1のU字形凹部8との間
に狭い空間が,言い換えれば,ガスケット係止凹部19
が形成区画され,このガスケット係止凹部19に密封保
持用の枠形のガスケット20が介在配置されるようにな
っている (図4参照) 。また,ふた体13の左右および
/または前後の対向位置における外側起立片18には,
ふた体用係止リブ21がほぼ水平外方向にそれぞれ突出
され,このふた体用係止リブ21の下面には係止みぞ2
2がそれぞれ凹み形成されている。
【0011】また,係止板23は,図2および図3に示
すように,その四隅が丸まった矩形の板状に成形され,
その中央部分に倒コ字形のみぞ孔24が切り欠き成形さ
れており,このみぞ孔24に囲まれた部分が舌形の挟持
片25として区画成形されている。係止板23の材料と
しては,例えばポリスチレン系,ポリオレフィン系,又
はポリエステル系などの適度な弾性係数を有する硬質な
熱可塑性樹脂が適宜使用される。ただし,大型の容器本
体1の場合には,カーボン繊維やガラス繊維などで強化
された樹脂を使用することもできる。また,係止板23
は,その最上下端がそれぞれ丸く成形され,最下部付近
が力点部26として利用される。また,みぞ孔24の水
平部分の上方に位置する辺部分は,丸まった支点部27
として形成され,この支点部27がふた体用係止リブ2
1の係止みぞ22に係合するよう作用する。また,みぞ
孔24の左右両側に位置する部分,言い換えれば,挟持
片25をみぞ孔24を介して挟む両側部分は,それぞれ
薄肉部28として肉厚が薄く成形され,たわみ量が増加
するようになっている。この薄肉部28の下部29は,
図3に示すように,テーパ状に成形され,たわみやすく
なっている。また,みぞ孔24の水平部分の幅,言い換
えれば,容器本体用係止リブ10とふた体用係止リブ2
1とが入る幅W (図2参照) は,容器本体1にふた体1
3が被覆されるとともに,ガスケット20が押圧変形さ
れ,容器本体用係止リブ10とふた体用係止リブ21と
が最接近した場合における係止みぞ12と係止みぞ22
の間の距離D (図4参照) と同一,又は僅かに短くなる
よう設定されている。さらに,挟持片25は,支点部2
7と向き合うその自由上端辺が丸く成形されており,こ
の自由上端辺が容器本体用係止リブ10の係止みぞ12
に係合する作用点部30として利用される。
【0012】したがって,係止板23をセットしてクラ
ンプするには,まず,容器本体1の囲繞帯状段部5にふ
た体13の囲繞帯状段部16をガスケット20を介して
覆い被せ,容器本体用係止リブ10とふた体用係止リブ
21とを位置合わせして重ね合わせ (図1参照) ,その
後,ふた体用係止リブ21の係止みぞ12に係止板23
の支点部27を引っかける (図5参照) 。この時点にお
いては,容器本体用係止リブ10の係止みぞ12に作用
点部30を引っかけることができない。そこで,係止板
23の力点部26の裏側に指をかけて仮の支点 (図6の
矢印参照) とし,容器本体用係止リブ10の係止みぞ1
2に挟持片25の作用点部30を仮の力点として押し込
み (図6の矢印参照) ,その後,係止板23の薄肉部2
8を弓状にたわませて容器本体用係止リブ10の係止み
ぞ12に作用点部30を引っかける (図6参照) 。ここ
で,力点部26,支点部27,および作用点部30は,
図7に示すように,一直線に並ぶことなく,おのおのが
あたかも三角形の頂点を形成するような形を区画する。
また,この際,力点部26は,支点部27および作用点
部30を結ぶ直線の外側 (図7の右側) に位置する。
【0013】次いで,係止板23の力点部26を時計方
向に回して (図7の矢印参照) 容器本体1の壁面方向に
倒すと,支点部27がふた体用係止リブ21を,作用点
部30が容器本体用係止リブ10をそれぞれ押圧して接
近させ,力点部26,支点部27,および作用点部30
が一直線に並び,容器本体用係止リブ10とふた体用係
止リブ21とが最も接近することとなる (図8参照) 。
そして,この状態から力点部26を時計方向に回して
(図8の矢印参照) 容器本体1の壁面方向にさらに倒せ
ば,ガスケット20が変形して反力を発生させるととも
に,この反力に基づいて力点部26が支点部27および
作用点部30を結ぶ直線の内側 (図9の左側) に位置
し,てこの原理に基づき,容器本体1とふた体13とが
ガスケット20を介在させた密着状態で安定して閉じる
こととなる。
【0014】上記作業の終了の際,容器本体用係止リブ
10とふた体用係止リブ21とは,図9の状態から僅か
ながらも離れてクリアランスを発生させる。しかしなが
ら,このクリアランスは,図8の場合よりも少ないの
で,容器本体用係止リブ10とふた体用係止リブ21と
が適度な力で押圧保持されることとなる。なお,この良
好な状態を実現するためには,以下の要件を具備するよ
う係止板23,容器本体用係止リブ10,およびふた体
用係止リブ21を成形すればよい。まず,力点部26が
支点部27および作用点部30を結ぶ直線の外側に位置
するクランプ前の状態において,直線と挟持片25のな
す角度をθ1 (図7参照) とする。そして,力点部26
が支点部27および作用点部30を結ぶ直線の内側に位
置するクランプ後の状態において,直線と挟持片25の
なす角度をθ2 (図9参照) とした場合,係止板23,
容器本体用係止リブ10,およびふた体用係止リブ21
の寸法が常時θ1 >θ2 となるよう,より好ましくはθ
2 +10゜>θ1 >θ2 +5゜の範囲内となるよう成形
すればよい。
【0015】なお,係止板23を外して容器本体1から
ふた体13を取り外すには,係止板23の力点部26を
反時計方向に回してクランプを解除し,薄肉部28を弓
状にたわませて容器本体用係止リブ10の係止みぞ12
から作用点部30を外した後,ふた体用係止リブ21の
係止みぞ22から係止板23の支点部27を外せばよ
い。
【0016】上記構成によれば,ふた体13を押し下げ
てガスケットを押圧変形する必要がないので,ふた体1
3を平均的に押し下げて係止板23にフックを係合させ
る必要性が全くない。したがって,体力,技能,および
熟練性の必要性を確実に軽減することができる。また,
これを通じて,作業の円滑化,簡素化,迅速化,および
容易化を図ることが可能となる。また,係止板23をス
ライドさせてガスケット20を押圧変形する必要性が全
くないので,作業性の大幅な向上が期待できるととも
に,スライド時の摩擦で粉塵が発生することがなく,ク
リーン度を維持してシリコンウェーハ4の汚染のおそれ
を確実に除去することができる。また,係止板23がト
ッグル式操作なので,確実かつ容易に取り扱うことが可
能となる。さらにまた,薄肉部28の肉厚がそれぞれ薄
く成形されているので,この薄肉部28を大きくたわま
せることにより,係止みぞ12に作用点部30を円滑に
係合することができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば,操作性の
向上や精密部品の汚染のおそれを防止することができる
という格別の効果がある。また,請求項2記載の発明に
よれば,弾性部材係止凹部に弾性部材をセットできるの
で,取り扱い,作業性,および操作性などが向上する。
さらに,請求項3記載の発明によれば,係止板を必要に
応じて容易にたわませることができ,これを通じて密封
作業の作業性が向上するという顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る密封容器のクランプ構造の実施の
形態を示す縦断面図である。
【図2】本発明に係る密封容器のクランプ構造に使用す
る係止板を示す平面図である。
【図3】図2のX−X線断面図である。
【図4】図1の容器本体とふた体との嵌め合わせ部を示
す要部断面拡大図である。
【図5】密封容器のクランプ構造のクランプ操作開始時
の状態を示す断面図である。
【図6】図5のクランプ操作の次状態を示す断面図であ
る。
【図7】図6のクランプ操作の次状態を示す断面図であ
る。
【図8】図7のクランプ操作の次状態を示す断面図であ
る。
【図9】図8の密封容器のクランプ構造のクランプ終了
時の状態を示す断面図である。
【図10】本発明に係る密封容器のクランプ構造のクラ
ンプ終了時の状態を示す全体断面図である。
【符号の説明】
1…容器本体 5・16…囲繞帯状段部 10…容器本体用係止リブ (係止リブ) 12・22…係止みぞ 13…ふた体 19…ガスケット係止凹部 (弾性部材係止凹部) 20…ガスケット (弾性部材) 21…ふた体用係止リブ (係止リブ) 23…係止板 24…みぞ孔 25…挟持片 26…力点部 27…支点部 (切り欠き部の上部) 28…薄肉部 30…作用点部 (切り欠き部の下部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/68 B65D 85/86

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体とふた体との各開口周縁部に相
    互に嵌合する囲繞帯状段部をそれぞれ形成し,この囲繞
    帯状段部における上記容器本体と該ふた体との各開口周
    縁部の左右および/または前後の対向位置に係止みぞを
    備えた係止リブをそれぞれ対向して突出させるととも
    に,樹脂製プレートの中央部に縦方向にコ字状の切り欠
    き部を形成して該切り欠き部に囲まれた部分を挟持片と
    して区画形成した係止板を別に備え、該係止板の前記切
    り欠き部の上部を支点部として上記ふた体の係止リブの
    係止みぞに引っかけ、かつ前記切り欠き部の上部に対向
    する前記挟持片の自由上端辺を作用部として前記容器本
    体の係止リブの係止みぞに引っかかるように係止板を撓
    ませて押し込み、上記係止板の最下位部の力点部が上記
    支点部および上記作用点部を結ぶ直線の外側に位置する
    状態から、上記力点部を容器本体の壁方向に倒し、上記
    力点部が上記直線の内側に位置するようにしてクランプ
    するように構成したことを特徴とする密閉容器のクラン
    プ構造。
  2. 【請求項2】 上記囲繞帯状段部に弾性部材係止凹部を
    形成し,この弾性部材係止凹部には弾性部材を介在させ
    た請求項1記載の密封容器のクランプ構造。
  3. 【請求項3】 上記係止板のコ字状の切り欠き部の左右
    側方に位置する部分の肉厚を薄くして薄肉部とした請求
    項1又は2記載の密封容器のクランプ構造。
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