JPH07307379A - 薄板用支持容器 - Google Patents

薄板用支持容器

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JPH07307379A
JPH07307379A JP9897294A JP9897294A JPH07307379A JP H07307379 A JPH07307379 A JP H07307379A JP 9897294 A JP9897294 A JP 9897294A JP 9897294 A JP9897294 A JP 9897294A JP H07307379 A JPH07307379 A JP H07307379A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弱い力でウエハ17を長期間確実に支持し、
ウエハ17が押え部材22間に嵌まり込むのを防ぐ。 【構成】 ケース本体12とカセット13と蓋体14と
薄板押え部材15とを備えた薄板用支持容器11であ
る。薄板押え部材15はウエハ17を1枚ずつ支持する
押え帯23を並列に多数配設して構成する。押え帯23
は波形の弾性板材で成形する。押え帯23の2つの波の
頂点位置24,25にはウエハ17を支持する薄板支持
部24A,25Aを設ける。薄板支持部24A,25A
の幅は押え帯23の並びにおいて交互に異ならせ、ウエ
ハ17が各押え帯23間の隙間に嵌まり込むのを防ぐ。
嵌合部28の嵌合板32はケース本体12と一体的に成
形し、その接続部分を肉薄にして回動可能にしている。
嵌合板32の裏面にはこの嵌合板32を付勢する舌状板
33を一体成形している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハ等の薄板
を複数枚収納して保管、運搬等に用いる薄板用支持容器
に関し、特に外部からの振動衝撃から薄板を保護し得る
ように薄板の支持手段に改良を加えた薄板用支持容器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の薄板用支持容器としては、例えば
実公平2−49724号公報記載の「輸送用ウエハケー
ス」が知られている。
【0003】この輸送用ウエハケースでは、図6から図
9に示すように、半導体ウエハ1を振動衝撃から保護し
得るように、コ字状板ばね片2と、鋸状押え板3とを備
えている。
【0004】コ字状板ばね片2は支持板4に多数並列に
設けられ、その中央部に半導体ウエハ1を下側から支持
する支点溝5が設けられている。鋸状押え板3は蓋体6
の内側に2枚設けられ、その下端部3Aが鋸状に形成さ
れている。
【0005】半導体ウエハ1は、その下端部をコ字状板
ばね片2の支点溝5に支持された状態で、上側の2点を
鋸状押え板3で支持される。これにより、複数枚の半導
体ウエハ1は輸送用ウエハケース内において、確実に支
持されている。そして、外部から振動衝撃が加わった場
合は、コ字状板ばね片2でその振動衝撃を吸収して半導
体ウエハ1を守っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
な輸送用ウエハケースでは、コ字状板ばね片2で半導体
ウエハ1を下側から支持する構成であるため、長期間の
使用によりコ字状板ばね片2のばね性が減衰して、半導
体ウエハ1を確実に支持することができなくなってしま
すという問題点がある。
【0007】この場合、コ字状板ばね片2のばね性を強
くすることも考えられるが、あまり強くすると、半導体
ウエハ1に悪影響を与えてしまうため、コ字状板ばね片
2のばね性を強くする場合にも限度がある。
【0008】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
で、弱い力で半導体ウエハ等の薄板を確実に支持して振
動衝撃から保護し得る薄板用支持容器を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に第1の発明は、ケース本体と、このケース本体に収納
され多数の薄板を並列状態で支持するカセットと、前記
ケース本体内にカセットを収納した状態でこのケース本
体を塞ぐ蓋体と、この蓋体の内側に装着され前記カセッ
トに収納支持された薄板をその上側から押えて支持する
薄板押え部材とを備えた薄板用支持容器において、前記
薄板押え部材が、前記薄板の周縁部に当接して各薄板を
1枚ずつ支持する押え帯を並列に多数配設して構成さ
れ、各押え帯が波形の弾性板材で成形されたことを特徴
とする。
【0010】第2の発明は、前記各押え帯の少なくとも
2つの波の頂点位置に、前記薄板の周縁部に当接してこ
の薄板を支持する薄板支持部が設けられ、各薄板支持部
の幅を、前記薄板が各押え帯間の隙間に嵌まり込まない
ように前記押え帯の並びにおいて交互に異ならせたこと
を特徴とする。
【0011】第3の発明は、前記ケース本体と蓋体との
間にこれらを互いに固定する固定手段が設けられ、この
固定手段が、前記ケース本体または蓋体の一方に設けら
れた嵌合部と、他方に設けられた被嵌合部とからなり、
前記嵌合部が、前記ケース本体または蓋体と一体的に形
成されると共にその接続部分を肉薄にして回動可能にし
た嵌合板と、この嵌合板の裏面または前記ケース本体若
しくは蓋体に一体的に設けられ前記嵌合板を付勢して前
記被嵌合部に嵌合させる舌状板とから構成されたことを
特徴とする。
【0012】
【作用】第1の発明に係る薄板用支持容器では、薄板が
カセットに収納支持され、このカセットがケース本体に
収納された状態で蓋体によってケース本体が塞がれる。
このとき、蓋体の内側に装着された薄板押え部材が前記
カセットに収納支持された薄板をその上側から押えて支
持する。薄板押え部材においては、波形の押え帯が薄板
の周縁部に当接することにより、それぞれの各押え帯が
各薄板を1枚ずつ弾性的に支持する。これにより、薄板
押え部材で各薄板を確実に支持することができる。
【0013】また、押え帯は波形の弾性板材で成形した
ので、この押え帯の撓み量の違いによって薄板を押圧す
る力に大きな変化はない。このため、押え帯は薄板の上
側周縁部に確実に当接して弱い力で薄板を確実に支持す
る。さらに、波形の押え帯は、局部的な応力の集中がな
く、長期間使用してもばね力の減衰が少ないため、薄板
用支持容器の耐久性が向上し、長期間の使用にも耐えて
薄板を確実に支持することができる。
【0014】第2の発明に係る薄板用支持容器では、波
形の各押え帯の頂点位置に設けた薄板支持部が薄板の周
縁部に当接してこの薄板を確実に支持する。また、各薄
板支持部の幅を、押え帯の並びにおいて、即ち押え帯の
少なくとも2つの頂点位置に薄板支持部がそれぞれ設け
られて各薄板支持部が少なくとも2列並びに配設された
状態において、交互に異なるように設定する。これによ
り、薄板が互いに隣り合う押え帯の隙間に嵌まり込むこ
とがなくなる。
【0015】第3の発明に係る薄板用支持容器では、嵌
合部の嵌合板がケース本体または蓋体に対して回動可能
に支持された状態で、舌状板がケース本体または蓋体に
反力を取って嵌合板を付勢する。この状態で、嵌合板と
被嵌合部とが互いに嵌合して蓋体をケース本体に固定す
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。本発明の薄板用支持容器は、半導体ウエハ、
記憶ディスク、液晶板等の薄板を複数枚並列に収納支持
して搬送したり、保管したりするための容器である。
【0017】本実施例の薄板用支持容器11は図1に示
すように主に、ケース本体12と、このケース本体12
に収納されるカセット13と、ケース本体12内にカセ
ット13を収納した状態でケース本体12を塞ぐ蓋体1
4と、この蓋体14の内側に装着された薄板押え部材1
5と、内部を気密に保つためにケース本体12と蓋体1
4との間に装着されたパッキン16とを備えて構成され
ている。
【0018】カセット13には薄板としての半導体ウエ
ハ17が多数並列状態で収納支持される。カセット13
の内側には、半導体ウエハ17を一定間隔をおいて並列
に支持するための支持用リブ18が多数設けられてい
る。
【0019】薄板押え部材15は蓋体14の内側面に取
り付けられる。薄板押え部材15は、蓋体14をケース
本体12に取り付けるときに、カセット13に収納支持
された多数の半導体ウエハ17をその上側から押えて支
持する。この薄板押え部材15は具体的には図2及び図
3に示すように構成されている。
【0020】図中の21はほぼ四角形状に形成された枠
部で、この枠部21から下側に延出させて押え部22が
形成されている。押え部22は、枠部21の下側面に互
いに対向して2つ設けられ、カセット13に収納支持さ
れた半導体ウエハ17をその上側部分の2ヵ所において
当接支持するようになっている。この押え部22は具体
的には、半導体ウエハ17の周縁部に当接して各半導体
ウエハ17を1枚ずつ支持する押え帯23を並列に多数
配設して構成されている。押え帯23の配設枚数及び間
隔は、カセット13に収納される半導体ウエハ17の枚
数及び配設間隔に合せて設定される。この押え帯23
は、下側に向いた山形に形成され、半導体ウエハ17の
周縁部との当接部分を波形に形成されている。この波形
の部分のうち2つの頂点位置24,25には、半導体ウ
エハ17の周縁部に嵌合する薄板支持部24A,25A
が設けられている。さらに、薄板支持部24A,25A
の幅(図3中の左右方向の幅)は1本の押え帯23にお
いていずれか一方を広く形成されている。並列に配設さ
れた各押え帯23においては、2列並びになる薄板支持
部24A,25Aにおいてその幅を交互に異ならせ、幅
の広い方の薄板支持部24A,25Aが千鳥状に位置す
るようになっている。これにより、隣り合う押え帯23
の間の隙間に半導体ウエハ17が嵌まり込まないように
なっている。
【0021】薄板支持部24A,25Aには半導体ウエ
ハ17との接触位置に嵌合溝24B,25Bが設けられ
ている。半導体ウエハ17はこの嵌合溝24B,25B
に嵌合して確実に支持される。この嵌合溝24B,25
BはV型形状やU型形状に形成される。押え帯23は枠
部21と共に弾性板材で構成されている。この材料とし
ては、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエス
テルエラストマー、ポリブチレンテレフタレート等を用
いる。
【0022】ケース本体12と蓋体14との間には、こ
れらを互いに固定する固定手段27(図1参照)が設け
られている。この固定手段27は、ケース本体12側に
設けられた嵌合部28と、蓋体14側に設けられた被嵌
合部29とから構成されている。嵌合部28は、ケース
本体12の両側部に一対設けられている。この嵌合部2
8は、図4及び図5に示すように、嵌合板32と舌状板
33とから構成され、ケース本体12の縁部にこのケー
ス本体12と共に射出成形等によって一体的に形成され
ている。嵌合板32は、ケース本体12との接続部分を
肉薄にしてヒンジとしての機能を持たせ、ケース本体1
2に対して回動し得るようになっている。嵌合板32の
表面32Aには係止爪34が形成され、後述する係止用
穴40Aに係止して蓋体14をケース本体12に固定す
る。嵌合板32の先端部(図5中の右端部)にはその両
側に延出して掛け棒35,36が設けられている。ケー
ス本体12側には掛け棒35,36にそれぞれ対向して
止め板37が設けられている。この止め板37の下端に
は掛け棒35,36を引っ掛けて嵌合板32を支持する
凹部37Aが設けられている。凹部37Aは嵌合板32
が舌状板33に付勢された状態で多少動けるようにある
程度の幅を有している。
【0023】舌状板33は嵌合板32の裏面に斜め方向
に延出した状態で一体的に形成されている。嵌合部28
は弾性を有する材料で形成されている。この嵌合部28
はケース本体12と共に形成されるので、ケース本体1
2と同一の材料が用いられる。この材料としては、例え
ばポリプロピレン、ポリカーボネート等を用いる。
【0024】被嵌合部29は、図1に示すように、蓋体
14の外周縁から下側に垂下して形成された係止板40
によって構成されている。この係止板40には係止爪3
4が係止する係止用穴40Aが設けられている。
【0025】以上のように構成された薄板用支持容器1
1では、ケース本体12を成形した時点で、嵌合部28
の嵌合板32は図5中の実線で示すようになっている。
このため、嵌合板32を止め板37側に折り曲げ、掛け
棒35,36を図5中の一点鎖線のように凹部37Aに
引っ掛ける。これにより嵌合板32は、凹部37Aによ
ってその動きが規制された状態で舌状板33によって付
勢支持される。
【0026】カセット13には多数の半導体ウエハ17
が収納支持される。半導体ウエハ17が収納支持された
カセット13はケース本体12に収納され、蓋体14が
パッキン16を介してケース本体12に被せられる。こ
れにより、被嵌合部29の係止板40が嵌合部28を覆
って係止爪34を押し、嵌合板32がケース本体12側
に押し込まれる。さらに、係止板40が押し下げられる
ことで、係止爪34が係止用穴40Aに係止する。これ
により、蓋体14がケース本体12に固定される。
【0027】このとき、蓋体14の内側に装着された薄
板押え部材15はカセット13に収納支持された半導体
ウエハ17をその上側から押えて支持する。薄板押え部
材15においては、押え部材22の各押え帯23が各半
導体ウエハ17を1枚ずつ弾性的に支持する。具体的に
は、各薄板支持部24A,25Aの嵌合溝24B,25
Bが半導体ウエハ17の周縁部に嵌合し、押え帯23が
撓んだ状態で、半導体ウエハ17の上側部を弱い力で確
実に支持する。
【0028】このとき、薄板支持部24A,25Aの幅
は、押え帯23の並びにおいて交互に異ならせたので、
半導体ウエハ17が各押え帯23の間の隙間に嵌り込む
ことがなくなる。
【0029】また、押え帯23は波形の弾性板材で成形
したので、この押え帯23の撓み量の違いによって半導
体ウエハ17を押圧する力に大きな変化はない。このた
め、押え帯23は、半導体ウエハ17の上側周縁部に当
接して弱い力でこの半導体ウエハ17を確実に支持す
る。さらに、波形の押え帯23は、局部的な応力の集中
がなく、長期間使用してもばね力の減衰が少ないため、
薄板用支持容器11の耐久性が向上し、長期間の使用に
も耐えて半導体ウエハ17を確実に支持することができ
る。
【0030】さらに、押え帯23では、半導体ウエハ1
7に当接して上方に押し曲げられることによって薄板支
持部24Aと薄板支持部25Aとの間隔が広がる。これ
により、各薄板支持部24A,25Aで半導体ウエハ1
7を中心方向に押圧すると共に、互いに広がった薄板支
持部24Aと薄板支持部25Aとが半導体ウエハ17の
周縁部を掴むように働く。さらに、互いに対向して設け
られた押え帯23の間隔も広がる。これにより、広がっ
た各押え帯23の各薄板支持部24A,25Aが、互い
に接近する方向に付勢され、各薄板支持部24A,25
Aで半導体ウエハ17を水平方向(図2中の左右方向)
に掴むように働く。以上の作用により、半導体ウエハ1
7を確実に支持することができる。
【0031】なお前記実施例では、薄板支持部24A,
25Aを押え帯23の2ヵ所の頂点位置24,25に設
けたが、3ヵ所以上も設けても前記同様の効果を奏する
ことができる。
【0032】また前記実施例では、嵌合部28をケース
本体12側に、被嵌合部29を蓋体14側に設けたが、
嵌合部28を蓋体14側に、被嵌合部29をケース本体
12側に設けても、前記同様の作用、効果を奏すること
ができる。さらに、舌状板33は、嵌合板32の裏面に
限らず、ケース本体12側に設けてもよい。嵌合部28
を蓋体14側に設ける場合は、舌状板33を蓋体14側
に設けてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の薄板用支
持容器によれば、以下のような効果を奏することができ
る。
【0034】(1) 薄板押え部材の押え帯が、薄板の
周縁部に当接して各薄板を1枚ずつ弾性的に支持するの
で、各薄板を確実に支持することができるようになる。
【0035】(2) 押え帯を波形の弾性板材で成形し
たので、弱い力で薄板を確実に支持することができるよ
うになる。
【0036】(3) 波形の押え帯では長期間使用して
もばね力の減衰が少ないため、薄板用支持容器の耐久性
が向上し、長期間の使用にも耐えて薄板を確実に支持す
ることができる。
【0037】(4) 各押え帯の波の頂点位置に薄板支
持部を設けたので、この薄板支持部が薄板の周縁部に当
接して薄板を確実に支持することができる。
【0038】(5) 各薄板支持部の幅を、押え帯の並
びにおいて交互に異なるように設定したので、薄板が互
いに隣り合う押え帯の隙間に嵌まり込むことがなくな
る。
【0039】(6) 嵌合部の嵌合板等をケース本体等
と共に一体的に成形したので、製造が容易で、製造コス
トの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄板用支持容器を示す分解斜視図
である。
【図2】図1の薄板押え部材を示す正面図である。
【図3】図1の薄板押え部材を示す部分斜視図である。
【図4】固定手段を示す部分斜視図である。
【図5】固定手段を示す要部断面図である。
【図6】従来の輸送用ウエハケースの支持板を示す平面
図である。
【図7】図6の支持板を示す側面図である。
【図8】蓋体を示す裏面図である。
【図9】図8の蓋体の鋸状押え板を示す要部拡大図であ
る。
【符号の説明】
11…薄板用支持容器、12…ケース本体、13…カセ
ット、14…蓋体、15…薄板押え部材、17…半導体
ウエハ、22…押え部材、23…押え帯、24A,25
A…薄板支持部、24B,25B…嵌合溝、27…固定
手段、28…嵌合部、29…被嵌合部、32…嵌合板、
33…舌状板37…止め板、37A…凹部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体と、このケース本体に収納さ
    れ多数の薄板を並列状態で支持するカセットと、前記ケ
    ース本体内にカセットを収納した状態でこのケース本体
    を塞ぐ蓋体と、この蓋体の内側に装着され前記カセット
    に収納支持された薄板をその上側から押えて支持する薄
    板押え部材とを備えた薄板用支持容器において、 前記薄板押え部材が、前記薄板の周縁部に当接して各薄
    板を1枚ずつ支持する押え帯を並列に多数配設して構成
    され、 各押え帯が波形の弾性板材で成形されたことを特徴とす
    る薄板用支持容器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の薄板用支持容器におい
    て、 前記各押え帯の少なくとも2つの波の頂点位置に、前記
    薄板の周縁部に当接してこの薄板を支持する薄板支持部
    が設けられ、各薄板支持部の幅を、前記薄板が各押え帯
    間の隙間に嵌まり込まないように前記押え帯の並びにお
    いて交互に異ならせたことを特徴とする薄板用支持容
    器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の薄板用支持容器におい
    て、 前記ケース本体と蓋体との間にこれらを互いに固定する
    固定手段が設けられ、この固定手段が、前記ケース本体
    または蓋体の一方に設けられた嵌合部と、他方に設けら
    れた被嵌合部とからなり、前記嵌合部が、前記ケース本
    体または蓋体と一体的に形成されると共にその接続部分
    を肉薄にして回動可能にした嵌合板と、この嵌合板の裏
    面または前記ケース本体若しくは蓋体に一体的に設けら
    れ前記嵌合板を付勢して前記被嵌合部に嵌合させる舌状
    板とから構成されたことを特徴とする薄板用支持容器。
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