JP2009540621A - ウェハ収納容器用の再利用可能な弾性クッション - Google Patents

ウェハ収納容器用の再利用可能な弾性クッション Download PDF

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Abstract

複数の基板を保持する収納容器は、内部空間を画定する筐体部分を含む。この筐体は、基板を収容する複数のスロットと、開放面を気密的に閉鎖するドア(26)とを有する。クッション(62)はドアに収まる。

Description

本発明は概して、基板および半導体ウェハの収納容器に関し、特にウェハおよび基板収納容器用のクッションデバイスに関する。
ウェハを半導体、特に集積回路に加工する場合、極めて多くの工程を行なう必要があり、さらにウェハを施設間で移送したり、施設内部で移送したりしなければならないことも多い。近年、半導体ウェハの寸法は直径300mm以上に増大している。半導体ウェハの寸法が増大しているため、ウェハはこれまで以上に損傷を受けやすくなる。さらに、このようなウェハにおける回路の高密度化が急速に進んでいる。その結果、このようなウェハは極めて高価になり、搬送および処理が行なわれている間にウェハを汚染または破損から保護することが重要となっている。
特殊仕様の収納容器がウェハ搬送用に開発されている。1つの種類の収納容器は、外側筺体に収容され、かつ特許文献1に開示されるデバイスのような個別のオープンカセットを含んでおり、同特許文献に開示された内容は本願においても開示されたものとする。この構成において、ウェハは通常、カセットの端部に沿ってカセット内に垂直に収容される。次にカセットが外側筺体に収容され、この外側筺体は通常、下側の台座部分と、個別の上側カバーすなわちドアとを含む。水平に収納するウェハ収納容器として知られる別の種類の収納容器は、一般に一方の面が開放された筺体部分を含む。水平に収納するウェハ収納棚が収納容器壁に画定され、そしてドアが開放側面に気密的に嵌め込まれる。水平に収納するウェハ収納容器の一例が、特許文献2に開示されており、同特許文献に開示された内容は本願においても開示されたものとする。このような収納容器は、薄く、かつ脆いウェハに損傷を与え得る物理的衝撃の影響を軽減するように設計されているが、ウェハ収納容器は、衝撃軽減機能に関して強化する必要がある。
米国特許第5782362号明細書 米国特許第6644477号明細書
本発明の目的は、衝撃軽減機能を向上させたウェハ収納容器を提供することにある。
この産業分野における要求は、本発明のウェハクッションにより解決される。本発明の一実施形態によれば、複数の半導体ウェハを保持する収納容器は、複数のスロットを画定するカセットを備え、各スロットは、これらの半導体ウェハを個別に収容し、収納容器はさらに、カセットおよびウェハを収容する筐体を備える。筐体は、台座部分と、この台座部分に対して気密的に固定することができる蓋部分とを含む。収納容器はさらに、取り付け構造を有するクッションを備え、この取り付け構造は、1対の離間端部材と、これらの離間端部材の間に延びる、凸形状を備える長尺状の複数の弾性ウェハ収納構造とを含む。各ウェハ収納構造は1対の対向端部と、これらの端部の中間に位置する1対の離間縁部とを有する。これらの縁部は、各ウェハのエッジを収容する通路を画定する。クッションは、筐体の蓋部分に収まり、さらにウェハがカセットに収容されると、カセットが筐体の台座部分に収容され、かつ蓋が台座に収まるように配置される。また、クッションの通路はカセットのスロットと整列するように(in registry with)配され、カセット内の各ウェハのエッジは凸状のウェハ収納構造の各々に当接し、さらにその凸状のウェハ収納構造を蓋部分に向かって内側に変形させる。これらのウェハ収納構造の各ウェハ収納構造はさらにバネを含み、バネは、ウェハ収納構造の1対の対向端部の一方を取り付け構造に対して作動可能に接続するように作用して、ウェハ収納構造が蓋部分に向かって内側に変形すると、バネが圧縮されてウェハ収納構造が横方向に延伸可能となる。
特定の実施形態では、蓋部分によって、台座部分に向かって内側に開放する凹部が画定され、そしてクッションは凹部に収容される。凹部は、蓋部分の1対の離間壁の間に形成され、さらに取り付け構造の各端部材は、個々の離間壁に対して当接する。
他の実施形態では、クッションは、凸形状を備える長尺状の第2の複数のウェハ収納構造を含み、さらに取り付け構造は、その端部材の中間に配置される中心部材を含む。第1の複数のウェハ収納構造は、端部材の一方と中心部材との間に延び、そして第2の複数のウェハ収納構造は、端部材の他方と中心部材との間に延びて、第1の複数のウェハ収納構造の各々が、第2の複数のウェハ収納構造の各々と横方向に整列するように配される。第2の複数のウェハ収納構造の各々はさらにバネを含み、バネは、ウェハ収納構造の1対の対向端部の一方を取り付け構造に対して作動可能に接続するように作用して、ウェハ収納構造が蓋部分に向かって内側に変形すると、バネが圧縮されてウェハ収納構造が横方向に延伸可能となる。第1の複数のウェハ収納構造のバネ、および第2の複数のウェハ収納構造のバネは、中心部材に対して接続される。
本発明の別の実施形態では、複数の半導体ウェハを保持する収納容器は、複数のスロットを形成するカセットと、カセットおよびウェハを収容するように構成された筐体とを備え、各スロットはこれら複数の半導体ウェハを個別に収容するように構成されている。筐体は台座部分と、台座部分に対して気密的に固定することができる蓋部分とを含む。収納容器はさらにクッションを備え、クッションは、1対の離間端部材を有する取り付け構造と、この1対の離間端部材の間に延びる、凸形状を備える長尺状の複数の弾性ウェハ収納構造とを有する。各ウェハ収納構造は、1対の対向端部と、これらの端部の中間に位置する1対の離間縁部とを有する。これらの縁部は、各ウェハのエッジを収容する通路を画定し、クッションは、筐体の蓋部分に収まり、そしてウェハがカセットに収容されると、カセットが筐体の台座部分に収容され、かつ蓋が台座に収まるように配置される。さらに、クッションの通路はカセットのスロットと整列するように配され、カセット内の各ウェハのエッジは、凸形状のウェハ収納構造の各々に当接し、かつ当該ウェハ収納構造を蓋部分に向かって内側に変形させる。これらのウェハ収納構造の各々はさらに、該ウェハ収納構造を蓋部分に向かって圧縮したときに、その横方向の延伸を可能にする手段を含む。
特定の実施形態では、各ウェハ収納構造を蓋部分に向かって圧縮したときに該ウェハ収納構造の横方向の延伸を可能にする手段は、複数のバネを含み、各バネは、これらのウェハ収納構造を個々に取り付け構造に対して作動可能に接続するように作用する。クッションはさらに、凸形状を備えた長尺状の第2の複数のウェハ収納構造を含み、そして取り付け構造はさらに、これらの端部材の中間に配置される中心部材を含む。第1の複数のウェハ収納構造は、これらの端部材の一方と中心部材との間に延び、そして第2の複数のウェハ収納構造は、端部材の他方と中心部材との間に延びて、第1の複数のウェハ収納構造の各々が、第2の複数のウェハ収納構造の各々と横方向に整列するように配される。第2の複数のウェハ収納構造の各々は、該ウェハ収納構造を蓋部分に向かって圧縮したときに、ウェハ収納構造の横方向の延伸を可能にする手段を含む。この手段は、第2の複数のバネを含み、この第2の複数のバネの各バネは、第2の複数のウェハ収納構造の個別のウェハ収納構造を取り付け構造に対して作動可能に接続するように作用する。
別の実施形態によれば、複数の半導体ウェハを保持する収納容器は、ウェハを内部に収容するように構成された筐体を備え、筐体は1対の対向側壁と、上面部と、底面部と、背面部と、開放前面と、開放前面を気密的に閉鎖するドアとを含む。この筐体は、複数のスロットを画定する複数のウェハ棚を含み、各スロットは、ウェハを個別に収容する。クッションは、1対の離間端部材を有する取り付け構造と、これら離間端部材の間に延びる、凸形状を備えた長尺状の複数の弾性ウェハ収納構造とを含む。各ウェハ収納構造は、1対の対向端部と、これらの端部の中間に位置する1対の離間縁部とを有し、これらの縁部は、ウェハのエッジを収容する通路を画定する。クッションはドアに収まり、そしてウェハがスロットに収容されてドアで開放前面を閉じると、クッションの通路はスロットと整列するように配され、スロット内の各ウェハのエッジは凸形状のウェハ収納構造の個別のウェハ収納構造に当接し、さらに該ウェハ収納構造をドアに向かって内側に変形させる。これらのウェハ収納構造の各々はバネを有し、バネは、ウェハ収納構造の1対の対向端部の一方を取り付け構造に対して作動可能に接続するように作用して、ウェハ収納構造が蓋部分に向かって内側に変形すると、バネが圧縮されてウェハ収納構造が横方向に延伸可能となる。
別の実施形態では、複数の基板を保持する収納容器は、基板を内部に収容するように構成された筐体部分を含む。筐体部分は内部空間を画定し、かつ開放面を有する。筐体はさらに、複数の棚を内部空間に含むことにより複数のスロットを画定し、各スロットは、これらの基板を個別に収容し、そして収納容器はさらに、筐体部分の開放面を気密的に閉鎖するドアを備える。クッションは、1対の離間端部材を有する取り付け構造と、これら離間端部材の間に延びる、凸形状を備えた長尺状の複数の弾性板バネ構造とを含む。各板バネ構造は1対の対向端部を有する。クッションはドアに収まり、基板がスロットに収容されてドアで開放面を閉じると、スロット内の各ウェハのエッジは、これらの板バネ構造の個別の構造に当接して、該板バネ構造をドアに向かって内側に変形させるように配置される。これらの板バネ構造の各々はさらに付勢要素を含み、付勢要素は、板バネ構造の1対の対向端部の一方を取り付け構造に対して作動可能に接続するように作用して、板バネ構造が蓋部分に向かって内側に変形すると、付勢要素が圧縮されて板バネ構造を横方向に延伸可能にする。
本発明の実施形態の特徴および利点は、ウェハ収納容器内のウェハの移動が、ウェハのエッジがクッションと摩擦接触することにより防止されることである。
本発明の実施形態の別の特徴および利点は、満載の収納容器部分からドアが取り外されるときに、可撓性ガイド部材およびバネの復元力によって、ウェハを収納容器内の所定の位置に保持することができることである。これにより、ウェハがクッションに密着してしまう現象を防止し、そしてドアまたは蓋を取り外すときに、ウェハがドアまたは蓋の動きに追随して移動することによりウェハが割れてしまう可能性を無くすことができる。
本発明の実施形態のさらに別の特徴および利点は、ウェハ割れの発生を減らすことができ、かつドアを閉める際の力を小さくすることができることである。
本明細書に開示されるウェハ保管システムの実施形態の特徴および利点は、ウェハクッションをウェハキャリアに取り付け、次に取り外し、さらに再利用することができることである。
本発明のさらに別の目的、利点、および新規の特徴は、以下の記述に部分的に示され、そしてこの技術分野の当業者には、以下の記述を分析することにより部分的に明らかになる、または本発明を実施することにより習得することができる。本発明の目的および利点は、添付の請求項において詳細に示される手段および組み合わせによって実現され、そして達成される。
図1−7に示すウェハ搬送容器20は、台座部分(base portion)24と、この台座部分と気密的に嵌合可能な蓋部分26とを有する筺体22を含む。蓋部分26を台座部分24の所定位置に固定するために、1つまたは複数の留め具(latch assembly)28を備えている。
図2には、ウェハカセット30を収納する台座部分24が示されている。ウェハカセット30は、1対の端壁36,38によって連結される側壁32,34を含む。カセット30は通常、開放上面40および開放底面(図示せず)を有する。側壁32,34はそれぞれ、複数の突出し、かつ平行に延びる隔壁(rib)42を含み、これらの隔壁42の間に複数の通路が画定される。側壁32の複数の通路44は、側壁34の複数の通路44と整列するように配されて複数のスロットを画定し、各スロットは円盤状のウェハ46を収容し、かつ複数のウェハ46をほぼ平行に間隔を空けて並ぶように保持する。筺体22およびカセット30についてのさらなる詳細は、米国特許第5,992,638号明細書に開示されており、同特許文献に開示された内容は本願においても開示されたものとする。
図1および3に示す蓋部分26は、1対の平行側壁48,50と、端壁52,54と、上部壁56とを含む。上部壁56は、クッション62を収容する凹部60を形成する中央アーチ部分58を有する。
図4および図5−7に示すように、クッション62は、取り付け構造64と、複数のウェハ収納構造66とを含む。図4に示す実施形態における取り付け構造64は、端部材68,70と中心部材72とを含む。スナップ式連結部材74は中心部材72から延出し、かつ中間部分76およびツメ部78を含む。
各ウェハ収納構造66は、外側表面82を有する凸形本体部分80を含む。1対の離間隔壁(spaced apart ribs)84,86は、外側表面82から各ウェハ収納構造66の稜線(edges)88,90に近接し、かつ稜線88,90に沿って突出して、通路92をこれらの稜線の間に形成することにより、図6に示すようにウェハ46のエッジ94を収容する。図4−6に示すように、各ウェハ収納構造66は、クッション62に対して外側に反って凸状をなすように予め成形され、適切な弾性材料により作製されて、板バネ構造を構成する。以下にさらに詳細に説明するように、ウェハ収納構造66は、このような構成とすることにより変形することができるため、ウェハ46のエッジ94に押し付けられると凸形状が平坦になる。
各端部材68,70は、長尺状の本体部分96を含み、本体部分96は、当該部分から横方向に突出する1つまたは複数の固定用ツメ部98を有する。図4−6に示す実施形態では、第1の複数(符号100で示される)のウェハ収納構造66が、端部材68と中心部材72との間に延び、さらに第2の複数(符号102で示される)のウェハ収納構造66が、端部材70と中心部材72との間に延びることにより、第1の複数(符号100で示される)の通路92は、第2の複数(符号102で示される)の通路92と同一線上に並べられる(aligned with)。本発明の一実施形態によれば、圧縮バネ106の形態をなす付勢要素104は、各ウェハ収納構造66の内側端部108を中心部材72に対して作動可能に接続するように作用する。図7に示すように、圧縮バネ106は、中心部材72とウェハ収納構造66との間に配置される、ほぼv字型またはu字型の不連続部分として構成することができる。
クッション62は好ましくは、高純度ウェハを収納する容器の環境における使用に適する弾性エラストマーからなる単一部材として一体形成される。クッション62に適するポリマー材料は、例えば、ウレタン、ポリブチレンテレフタレート、ポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、スチレン系ブロック共重合体、スチレンブタジエンゴム、またはポリエーテルブロックポリアミドのような熱可塑性エラストマーを含む。さらに、例えば、炭素繊維のような導電性の合金化剤は、ポリマー材料と組み合わせることにより静電気を逃がすことができる。この技術分野の当業者であれば、クッション62は、高純度ウェハを収納する容器の環境における使用に適した、他の任意の高弾性率を有する耐久性材料により形成可能であることも理解できるであろう。
図3に示すように、クッション62は蓋部分26の凹部60に収容される。端部材68,70は凹部60の対向壁110に当接する。固定用ツメ部98は、対向壁110に形成される窪み(図示せず)に収容されて、クッション62を凹部60の所定位置に固定する。本発明の実施形態では、スナップ式連結部材74を凹部60の端部壁112に係合させ、そして端部壁112の上からスナップ式に嵌めて、クッション62を所定位置に確実に固定する。
使用時には、ウェハ46をカセット30に入れ、カセット30を次に台座部分24に収めると、蓋部分26を下方に降ろして所定位置に収める。ウェハ46のエッジ94は、第1の複数(符号100で示される)および第2の複数(符号102で示される)の各ウェハ収納構造66の通路92に収容される。蓋部分26をさらに下方に降ろして台座部分24に載せると、ウェハ収納部分66が蓋部分26の方へ、ウェハ46によって加えられる力Fによって変形するため、これらの収納部分の凸形状が平坦になる。ウェハ収納部分66が平坦になると、外側端部114は、端部材68,70が凹部60の対向壁110に当接することによって横方向の並進移動が抑止される。しかしながら、内側端部108は、付勢要素104の付勢に逆らって中心部材72に向かって並進移動するため、これらのウェハ収納部分66の各々が横方向に延伸することができる。図6および7に示すように、圧縮バネ106の横方向の圧縮量C、およびウェハ収納構造66の凸形状の深さDによってウェハ収納部分66が横方向に延伸することができる距離が決まる。圧縮寸法Cおよび深さ寸法Dは、クッション62の材料特性、およびウェハとクッションの種々の部分との相対的な形状によって決定される。
図4aに示す別の実施形態では、クッション62は、端部材68,70の間に延びる片側の複数(符号116で示される)のウェハ収納部材66を含むことができる。この実施形態では、バネ106は、各ウェハ収納部材66と、端部材68,70の一方または他方との間に配置される。使用時には、この実施形態のウェハ収納部材66およびクッションは、ほぼ上述したように機能する。
本発明の別の実施形態による基板収納容器118を図8−10に示す。収納容器118は、筺体部分120とドア122とを含む。筺体部分120は、1対の側壁124,126と、上部壁128と、下部壁130と、背面部132と、ドアフレーム136によって画定される開放前面134とを含む。筺体部分120によって内部空間138が画定され、内部空間138は、1対の離間基板支持体すなわち1対の離間ウェハ支持体140を含む。各支持体140は複数の突出平行隔壁142を有し、これらの隔壁の間に複数の通路144が画定される。各支持体140の通路144は、対向する支持体140の通路144と整列するように配されることにより、複数のスロットを画定し、各スロットに基板を収納し、そして基板をほぼ平行に離間して並ぶようにして保持する。筺体部分120およびドア122に関する詳細は、米国特許第6,267,245号明細書に開示され、同特許文献に開示された内容は本願においても開示されたものとする。
図10に示すドア122は、内側壁146を含み、内側壁146によってクッション150を収納する凹部148が画定される。図9に示すクッション150は、取り付け構造152と、複数のウェハ収納構造154とを含む。図9に示す実施形態における取り付け構造152は、端部材156,158、および中心部材160を含む。
各ウェハ収納構造154は、外側表面164を有する凸形本体部分162を含む。1対の離間隔壁166,168は、各ウェハ収納構造154の綾線170,172に近接して、かつ綾線170,172に沿って外側表面164から突出し、通路174をこれら隔壁の間に画定することにより、ウェハまたは基板46のエッジ94を収容する。図9に示すように、各ウェハ収納構造154は、クッション150に対して外向きに反った凸形状に予め成形され、適切な弾性材料により作製されて板バネ構造を構成する。以下にさらに詳細に説明するように、ウェハ収納構造154は上述した構成とすることによって変形することができるため、ウェハまたは基板46のエッジ94に押し付けられると凸形状が平坦になる。
各端部材156,158は、長尺状の本体部分176を含み、本体部分176は、本体部分から横方向に突出する1つまたは複数の固定用ツメ部178を有する。第1の複数(符号180で示される)のウェハ収納構造154は、端部材156と中心部材160との間に延び、さらに第2の複数(符号182で示される)のウェハ収納構造154は、端部材158と中心部材160との間に延びて、第1の複数(符号180で示される)の通路174が第2の複数(符号182で示される)の通路174と同一線上に並べられる。本発明の一実施形態によれば、圧縮バネ186の形態をなす付勢要素184は、各ウェハ収納構造154の内側端部188を中心部材160に対して作動可能に接続するように作用する。圧縮バネ186は、中心部材160とウェハ収納構造154との間に配置されるほぼv字型またはu字型の不連続部分として構成することができる。
クッション150は、高純度ウェハを収納する容器の環境における使用に適する弾性エラストマーからなる単一部材として一体的に形成されることが好ましい。クッション150に適するポリマー材料は、例えば、ウレタン、ポリブチレンテレフタレート、ポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、スチレン系ブロック共重合体、スチレンブタジエンゴム、またはポリエーテルブロックポリアミドのような熱可塑性エラストマーを含む。さらに、例えば、炭素繊維のような導電性の合金化剤をポリマー材料と組み合わせることにより静電気を逃がすことができる。この技術分野の当業者であれば、クッション150は、高純度ウェハを収納する容器の環境における使用に適した他の任意の高弾性率を有する耐久性材料により作製可能であることが理解できるであろう。
図10に示すように、クッション150はドア122の凹部148に収容される。端部材156,158は、凹部148の対向壁190に当接する。固定用ツメ部178は、対向壁190に画定される凹部192に収容されて、クッション150を凹部148の所定位置に固定する。
使用時には、基板46が支持体140に収容されると、ドア122を進めてドアフレーム136の所定位置に収納する。ウェハ46のエッジ94は、第1の複数(符号180で示される)および第2の複数(符号182で示される)の各ウェハ収納構造154の通路174に収容される。ドア122をさらに進めてドアフレーム136に収納すると、ウェハ収納部分154はドア122の方向に基板46によって押されて変形するため、ウェハ収納部分の凸形状が平坦になる。ウェハ収納部分が平坦になると、外側端部200は、端部材156,158が凹部148の対向壁190に当接することにより、横方向の並進移動が抑止される。しかしながら、内側端部188が、中心部材160に向かって、付勢要素184の付勢に逆らって並進移動するため、これらのウェハ収納部分154の各々は横方向に延伸することができる。
本発明について好適な実施形態を参照しながら説明してきたが、この技術分野の当業者であれば、形態および詳細に関する変更を、本発明の技術思想および技術範囲から逸脱しない限り加え得ることが理解できるであろう。
本発明の一実施形態によるウェハ搬送容器を示す透視図。 図1のウェハ搬送容器の台座部分を示す透視図であり、カセットのスロットの1つに収容されるウェハを収納した搬送容器のカセットを示す。 図1の線3−3における図1のウェハ搬送容器の蓋部分を示す断面。 本発明の一実施形態によるクッションを示す透視図。 本発明の一実施形態によるクッションの別の態様を示す透視図。 図4の線4−4におけるクッションの断面。 図4のクッションを示す端面図であり、クッションがウェハに当接している様子を示す。 図5の一部を示す部分拡大図であり、図5において破線円で囲まれた領域を示す。 本発明の別の実施形態による基板収納容器を示す透視図。 図8の収納容器のクッションを示す透視図。 図8の収納容器のドアおよびクッションアセンブリの分解図。

Claims (20)

  1. 複数の半導体ウェハを保持する収納容器であって、
    複数のスロットを画定するカセットと、各スロットは、これらの半導体ウェハを個別に収容し、
    前記カセットおよびウェハを収容する筐体と、該筐体は台座部分と、該台座部分に対して気密的に固定される蓋部分とを含み、
    取り付け構造を含むクッションとを備え、該取り付け構造は、1対の離間端部材と、これら離間端部材の間に延びる、凸形状を備えた長尺状の複数の弾性ウェハ収納構造とを含み、各ウェハ収納構造は1対の対向端部と、これらの端部の中間に位置する1対の離間縁部とを有し、これらの縁部は、前記複数のウェハのうちの1つのウェハのエッジを収容する通路を画定し、前記クッションは、筐体の蓋部分に収まり、そしてウェハがカセットに収容されると、該カセットが筐体の台座部分に収容され、かつ蓋が台座に収まるように配置され、前記クッションの通路はカセットのスロットと整列するように配されることと、カセット内の各ウェハのエッジは、前記凸形状のウェハ収納構造の1つに対して当接し、かつ該ウェハ収納構造を蓋部分に向かって内側に変形させることと、前記ウェハ収納構造の各々はさらにバネを含み、該バネは、ウェハ収納構造の1対の対向端部の一方を取り付け構造に対して作動可能に接続するように作用して、ウェハ収納構造が蓋部分に向かって内側に変形すると、バネが圧縮されてウェハ収納構造が横方向に延伸可能となることとを特徴とする、収納容器。
  2. 前記蓋部分によって、前記台座部分に向かって内側に開放する凹部が画定され、前記クッションは該凹部に収容される、請求項1記載のウェハ収納容器。
  3. 前記凹部は、前記蓋部分の1対の離間壁の間に画定され、前記取り付け構造の各端部材は、これらの離間壁と個別に当接する、請求項2記載のウェハ収納容器。
  4. 前記クッションはさらに、凸形状を備えた長尺状の第2の複数のウェハ収納構造を含み、前記取り付け構造はさらに、その端部材の中間に配置される中心部材を含み、前記第1の複数のウェハ収納構造は、前記端部材の一方と中心部材との間に延び、前記第2の複数のウェハ収納構造は、該端部材の他方と中心部材との間に延びて、前記第1の複数のウェハ収納構造の各々が、前記第2の複数のウェハ収納構造の各々と横方向に整列するように配されることと、前記第2の複数のウェハ収納構造の各々はさらにバネを含み、該バネは、ウェハ収納構造の1対の対向端部の一方を取り付け構造に対して作動可能に接続するように作用して、ウェハ収納構造が蓋部分に向かって内側に変形すると、バネが圧縮されてウェハ収納構造が横方向に延伸可能となることとを特徴とする、請求項1記載のウェハ収納容器。
  5. 前記第1の複数のウェハ収納構造のバネ、および前記第2の複数のウェハ収納構造のバネは、前記中心部材に対して接続される、請求項4記載のウェハ収納容器。
  6. 前記クッションを蓋部分に固定する少なくとも1つのスナップ式嵌合ツメ部は、前記中心部材から延びる、請求項4記載のウェハ収納容器。
  7. 複数の半導体ウェハを保持する収納容器であって、
    複数のスロットを画定するカセットと、各スロットは、これらの半導体ウェハを個別に収容し、
    前記カセットおよびウェハを収容する筐体と、該筐体は台座部分と、該台座部分に密閉可能に固定することができる蓋部分とを含み、
    クッションとを備え、該クッションは、1対の離間端部材を含む取り付け構造と、これらの離間端部材の間に延びる、凸形状を備えた長尺状の複数の弾性ウェハ収納構造とを有し、各ウェハ収納構造は1対の対向端部と、これらの端部の中間に位置する1対の離間縁部とを有し、これらの縁部は、前記複数のウェハのうちの1つのウェハのエッジを収容する通路を画定し、前記クッションは、前記筐体の蓋部分に収まり、そして前記ウェハがカセットに収容されると、該カセットが筐体の台座部分に収容され、かつ蓋が台座に収まるように配置されることと、前記クッションの通路はカセットのスロットと整列するよう配されることと、カセット内の各ウェハのエッジは、前記凸形状のウェハ収納構造の1つに対して当接し、かつ該ウェハ収納構造を蓋部分に向かって内側に変形させることと、これらのウェハ収納構造の各々はさらに、該ウェハ収納構造を蓋部分に向かって圧縮したときに、該ウェハ収納構造の横方向の延伸を可能にする手段を含む、収納容器。
  8. 前記ウェハ収納構造を蓋部分に向かって圧縮したときに各ウェハ収納構造の横方向の延伸を可能にする手段は、複数のバネを含み、各バネは、これらのウェハ収納構造を個別に取り付け構造に対して作動可能に接続するように作用する、請求項7記載のウェハ収納容器。
  9. 前記蓋部分によって、台座部分に向かって内側に開放する凹部が画定され、前記クッションは該凹部に収容される、請求項7記載のウェハ収納容器。
  10. 前記凹部は、前記蓋部分の1対の離間壁の間に画定され、前記取り付け構造の各端部材は、これらの離間壁の1つに対して当接する、請求項9記載のウェハ収納容器。
  11. 前記クッションはさらに、凸形状を備えた長尺状の第2の複数のウェハ収納構造を含み、前記取り付け構造はさらに、その端部材の中間に配置される中心部材を含み、前記第1の複数のウェハ収納構造は、前記端部材の一方と中心部材との間に延び、前記第2の複数のウェハ収納構造は、該端部材の他方と中心部材との間に延びて、前記第1の複数のウェハ収納構造の各々が、前記第2の複数のウェハ収納構造の各々と横方向に整列するように配されることと、前記第2の複数のウェハ収納構造の各々はさらに、該ウェハ収納構造を蓋部分に向かって圧縮したときに、前記第2の複数のウェハ収納構造の各々の横方向の延伸を可能にする手段を含む、請求項7記載のウェハ収納容器。
  12. 前記ウェハ収納構造を蓋部分に向かって圧縮したときに前記第2の複数のウェハ収納構造の各々の横方向の延伸を可能にする手段は、第2の複数のバネを含み、これら第2の複数のバネの各々は、前記第2の複数のウェハ収納構造を個別に取り付け構造に対して作動可能に接続するように作用する、請求項11記載のウェハ収納容器。
  13. 前記第1の複数のウェハ収納構造のバネ、および前記第2の複数のウェハ収納構造のバネは、前記中心部材に対して接続される、請求項12記載のウェハ収納容器。
  14. 前記クッションを蓋部分に固定する少なくとも1つのスナップ式嵌合ツメ部は、前記中心部材から延びる、請求項11記載のウェハ収納容器。
  15. 複数の半導体ウェハを保持する収納容器であって、
    ウェハを内部に収容する筐体と、該筐体は、1対の対向側壁と、上面部と、底面部と、背面部と、開放前面と、開放前面を気密的に閉鎖するドアとを含み、該筐体はさらに、複数のスロットを画定する複数のウェハ棚を含み、各スロットは、これらのウェハを個別に収容することと、
    クッションとを備え、該クッションは、前記1対の離間端部材を含む取り付け構造と、これらの離間端部材の間に延びる、凸形状を備えた長尺状の複数の弾性ウェハ収納構造とを含み、各ウェハ収納構造は1対の対向端部と、これらの端部の中間に位置する1対の離間縁部とを有し、これらの縁部は、前記複数のウェハのうちの1つのウェハのエッジを収容する通路を画定し、前記クッションはドアに収まり、そしてウェハがスロットに収容されてドアで開放前面を閉じると、前記クッションの通路はスロットと整列するように配されることと、前記スロット内の各ウェハのエッジは、前記凸形状のウェハ収納構造の1つに対して当接し、かつ該ウェハ収納構造をドアに向かって内側に変形させ、これらのウェハ収納構造の各々はさらにバネを含み、該バネは、前記ウェハ収納構造の1対の対向端部の一方を取り付け構造に対して作動可能に接続するように作用して、該ウェハ収納構造が蓋部分に向かって内側に変形すると、前記バネが圧縮されて該ウェハ収納構造が横方向に延伸可能となる、収納容器。
  16. 前記ドアによって、前記筐体に向かって内側に開放する凹部が画定され、そして前記クッションは該凹部に収容される、請求項15記載のウェハ収納容器。
  17. 前記凹部は、前記ドアの1対の離間壁の間に画定され、そして取り付け構造の端部材群の各々は、これらの離間壁と個別に当接する、請求項16記載のウェハ収納容器。
  18. 前記クッションはさらに、凸形状を備えた長尺状の第2の複数の弾性ウェハ収納構造を含み、前記取り付け構造はさらに、その端部材の中間に配置される中心部材含み、前記第1の複数のウェハ収納構造は、前記端部材の一方と中心部材との間に延び、前記第2の複数のウェハ収納構造は、該端部材の他方と中心部材との間に延びて、前記第1の複数のウェハ収納構造の各々が、前記第2の複数のウェハ収納構造の各々と横方向に整列するように配されることと、前記第2の複数のウェハ収納構造の各々はさらにバネを含み、該バネは、前記ウェハ収納構造の1対の対向端部の一方を取り付け構造に対して作動可能に接続するように作用して、前記ウェハ収納構造が蓋部分に向かって内側に変形すると、バネが圧縮されて該ウェハ収納構造が横方向に延伸可能となる、請求項15記載のウェハ収納容器。
  19. 前記第1の複数のウェハ収納構造のバネ、および前記第2の複数のウェハ収納構造のバネは、前記中心部材に接続される、請求項18記載のウェハ収納容器。
  20. 複数の基板を保持する収納容器であって、
    基板を内部に収容する筐体部分と、該筐体部分は内部空間を画定し、かつ開放面を有し、該筐体はさらに、複数の棚を内部空間に含むことにより複数のスロットを画定し、各スロットは、これらの基板を個別に収容し、
    前記筐体部分の開放面を気密的に閉鎖するドアと
    クッションとを備え、該クッションは、1対の離間端部材を含む取り付け構造と、これら離間端部材の間に延びる、凸形状を備えた長尺状の複数の弾性板バネ構造とを含み、各板バネ構造は1対の対向端部を有し、前記クッションはドアに収まり、前記基板がスロットに収容されてドアで開放面を閉じると、前記スロット内の各基板のエッジは、前記板バネ構造の1つに対して当接し、かつ該板バネ構造をドアに向かって内側に変形させるように配置され、これらの板バネ構造の各々はさらに付勢要素を含み、該付勢要素は、前記板バネ構造の1対の対向端部の一方を取り付け構造に対して作動可能に接続するように作用して、前記板バネ構造が蓋部分に向かって内側に変形すると、前記付勢要素が圧縮されて該板バネ構造が横方向に延伸可能となる、収納容器。
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