JPH10189302A - チップ型抵抗器の構造及びその製造方法 - Google Patents

チップ型抵抗器の構造及びその製造方法

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JPH10189302A
JPH10189302A JP8341383A JP34138396A JPH10189302A JP H10189302 A JPH10189302 A JP H10189302A JP 8341383 A JP8341383 A JP 8341383A JP 34138396 A JP34138396 A JP 34138396A JP H10189302 A JPH10189302 A JP H10189302A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ型抵抗器において、抵抗膜12の両端
に対する端子電極13の表面と、前記抵抗膜12に対す
るカバーコート14の表面との間の段差を小さくする
か、段差を無くすることを、低コストで達成する。 【手段】 前記カバーコート14のうちミドルコート1
4bの延長部14b′又は飛び地部14b″を、前記端
子電極13における主上面電極13aの表面の一部に形
成する一方、前記端子電極13における補助上面電極1
3bを、前記ミドルコート14bの延長部14b′又は
飛び地部14b″の表面と主上面電極13aの表面との
両方に跨がって形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ型の絶縁基
板に、抵抗膜とその両端に対する端子電極とを形成して
成るチップ型の抵抗器において、その構造と、その製造
方法とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるチップ型抵抗器は、例え
ば、特開昭60−27104号公報等に記載されている
ように、チップ型の絶縁基板の表面に形成した抵抗膜を
覆うカバーコートが、前記抵抗膜の両端に対する端子電
極の表面より可成り突出し、カバーコートの表面と両端
子電極の表面との間の段差が大きいと言う構造であった
から、このチップ型抵抗器を、プリント基板に対して、
当該チップ型抵抗器における抵抗膜側をプリント基板に
向けた状態にして半田付けするとき、片側が浮き上がっ
てしまって、確実に半田付けできないと言う問題があっ
た。
【0003】そこで、先行技術としての特開平4−10
2302号公報は、図28及び図29に示すように、チ
ップ型絶縁基板1の左右両端部に、抵抗膜2の両端に対
する端子電極3を形成するに際して、この両端子電極3
を、前記絶縁基板1の表面に抵抗膜2に導通するように
形成した主上面電極3aと、この主上面電極3aの上面
に盛り上げるように形成した補助上面電極3bと、前記
絶縁基板1の端面に形成した側面電極3cと、前記補助
上面電極3b及び側面電極3cの表面に形成した金属メ
ッキ層3dとで構成することにより、この両端子電極3
の表面と、前記抵抗膜2に対するカバーコート4の表面
との間における段差を小さくするか、段差を無くするこ
とを提案している。
【0004】なお、前記カバーコート4は、抵抗膜2の
直接覆うアンダーコート4aと、このアンダーコート4
aを覆うミドルコート4bと、このミドルコート4bを
覆うオーバーコート4cとの三層構造になっている。な
お、前記アンダーコートを省略する場合もある。また、
前記先行技術のチップ型抵抗器は、前記公報に記載され
ているように、 .先づ、絶縁基板の上面に、両主上面電極3aを形成
したのち抵抗膜2を形成するか、或いは、抵抗膜2を形
成したのち両主上面電極3aを形成する。 .次いで、前記抵抗膜2に対してガラスによるアンダ
ーコート4aを形成したのち(なお、このアンダーコー
トを省略する場合もある)、前記両主上面電極3aに通
電用プローブを接触して前記抵抗膜2の抵抗値を測定し
ながら前記抵抗膜2及びアンダーコート4aに対してレ
ーザ光線の照射等にてトリミング溝を刻設することによ
り、前記抵抗膜2における抵抗値が所定の許容範囲内に
入るようにトリミング調整する。 .次いで、前記アンダーコート4aの表面に対して、
前記トリミング溝を塞ぐためにガラスによるミドルコー
ト4bを形成したのち、これらの全体を覆うガラス又は
合成樹脂によるオーバーコート4cを形成する。 .そして、前記両主上面電極3aの表面に、導電ペー
ストを厚く盛り上げることにより、補助上面電極3bを
形成し、絶縁基板1の端面に側面電極3cを形成したの
ち、全体に対して金属メッキ処理を施すことにより、金
属メッキ層3dを形成する。 と言う順序で製造される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、先行技術は、
両主上面電極3aの上面に、導電ペーストを厚く盛り上
げて補助電極3bを形成することにより、端子電極3と
カバーコート4との間の段差を無くするか、小さくする
ように構成したものであり、換言すると、前記補助上面
電極3bを、導電ペーストを厚く盛り上げることによっ
てのみ形成するように構成したものであるから、端子電
極3とカバーコート4との間の段差を無くするか小さく
するためには、導電ペーストの使用量が多くなって、材
料費が嵩んで製造コストが可成りアップすると共に、チ
ップ型抵抗器の重量もアップするのである。
【0006】特に、プリント基板への半田付けに際して
片側が浮き上がることを完全に防止するために、両端子
電極3の表面をカバーコート4の表面より突出するよう
に構成する場合には、材料費がより嵩むばかりか、前記
補助上面電極用導電ペーストをスクリーン印刷にて塗布
することの回数を多くしなければならないから、コスト
が更にアップするのである。
【0007】本発明は、この問題を解消できる構造と、
その製造方法とを提供することを技術的課題とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明のチップ型抵抗器は、「絶縁基板の左右両
端部に、抵抗膜の両端に対する端子電極を備え、前記両
端子電極を、少なくとも、絶縁基板の表面に抵抗膜に導
通するように形成した主上面電極と、この主上面電極の
上面に形成した補助上面電極と、前記絶縁基板の端面に
形成した側面電極とで構成する一方、前記抵抗膜を覆う
カバーコートを、少なくとも、ミドルコートとオーバー
コートとで構成して成る抵抗器において、前記両端子電
極における主上面電極の表面に、前記カバーコートのう
ちミドルコートの延長部又は飛び地部を形成して、この
ミドルコートの延長部又は飛び地部の表面に前記補助上
面電極を形成する。」と言う構成にした。
【0009】また、本発明の製造方法は、「絶縁基板に
抵抗膜と左右一対の主上面電極とを形成する工程と、前
記抵抗膜をトリミング調整する工程と、前記抵抗膜を覆
うミドルコートを、当該ミドルコートの延長部又は飛び
地部を前記両主上面電極の表面に部分的に設けるように
形成する工程と、このミドルコートを覆うオーバーコー
トを形成する工程と、前記両主上面電極の表面と前記ミ
ドルコートの延長部又は飛び地部との両方に跨がって補
助上面電極を形成する工程と、前記絶縁基板の左右両端
面に側面電極を形成する工程とから成ることを特徴とす
る。」ものである。
【0010】
【発明の効果】このように、両端子電極における主上面
電極の表面に、カバーコートのうちミドルコートの延長
部又は飛び地部を形成して、このミドルコートの延長部
又は飛び地部の表面に補助上面電極を形成したことで、
主上面電極と、ミドルコートの延長部又は飛び地部と、
補助上面電極との三層構造になっていることにより、前
記絶縁基板の表面から補助上面電極の表面までの高さ寸
法には、前記主上面電極の厚さと、補助上面電極の厚さ
とに、ミドルコートの延長部又は飛び地部における厚さ
寸法が加算することになるから、前記補助上面電極の厚
さ寸法を、前記ミドルコートの延長部又は飛び地部にお
ける厚さ寸法だけ薄くすることができるのである。
【0011】従って、補助上面電極用導電ペーストの使
用量が少なくできて、材料費を節減できる一方、前記ミ
ドルコートの延長部又は飛び地部は、ミドルコートと同
時に形成できて別の工程を追加する必要がないから、製
造コストを低減できると共に、軽量化できるのであり、
また、両端子電極の表面をカバーコートの表面より突出
するように構成する場合において、前記補助上面電極用
導電ペーストをスクリーン印刷にて塗布することの回数
が多くなることを回避できると言う効果を有する。
【0012】特に、「請求項2」に記載したように、主
上面電極の表面に、前記カバーコートのうちミドルコー
トの延長部又は飛び地部を部分的に形成する一方、前記
補助上面電極を、前記ミドルコートの延長部又は飛び地
部の表面と前記主上面電極の表面との両方に跨がって形
成することにより、前記の効果を奏するものでありなが
ら、補助上面電極と主上面電極とを互いに電気的に導通
するように、確実、且つ強固に一体化できるのである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
について説明する。図1〜図12は、第1の実施形態を
示す。この第1の実施形態は、 .先づ、図1に示すように、チップ型の絶縁基板11
の上面に、左右一対の主上面電極13aを、導電ペース
トのスクリーン印刷及び焼成にて形成する。 .次いで、図2に示すように、前記絶縁基板11の上
面に、抵抗膜12を、ペーストのスクリーン印刷及び焼
成にて形成し(なお、先にこの抵抗膜12を形成し、次
いで、前記両主上面電極13aを形成するようにしても
良い)、この抵抗膜12を覆うガラスによるアンダーコ
ート14aを、材料のスクリーン印刷及び焼成にて形成
したのち、前記両主上面電極13aに通電用プローブ
(図示せず)を接触して前記抵抗膜12の抵抗値を測定
しながら前記抵抗膜12及びアンダーコート14aに対
してレーザ光線の照射等にてトリミング溝12aを刻設
することにより、前記抵抗膜12における抵抗値が所定
の許容範囲内に入るようにトリミング調整する。なお、
前記アンダーコート14aを省略した状態で、抵抗膜1
2のトリミング調整を行うようにしても良い。 .次いで、前記アンダーコート14aの表面に対し
て、前記トリミング溝を塞ぐためにガラスによるミドル
コート14bを、材料のスクリーン印刷及び焼成にて形
成するに際して、図3〜図5に示すように、前記両主上
面電極13aの表面のうち左右両側の部分に、前記ミド
ルコート14bから一体的に延びる延長部14b′を、
同時に形成する。 .次いで、前記ミドルコート14bの表面のうち前記
延長部14b′以外の部分に、図6及び図7に示すよう
に、ガラス又は合成樹脂によるオーバーコート14c
を、材料のスクリーン印刷及び焼成にて形成することに
より、カバーコート14を構成する。 .次いで、前記両主上面電極3aの表面に、図8〜図
10に示すように、補助上面電極13bを、主上面電極
3aの表面と前記ミドルコート14bにおける延長部1
4b′の表面との両方に跨がるように、導電ペーストの
スクリーン印刷及び焼成にて形成する。なお、この補助
上面電極13bは、後述する側面電極13cと同時に形
成するようにしても良い。 .そして、図11及び図12に示すように、前記絶縁
基板11における左右両端面に、側面電極13cを、導
電ペーストの塗布及び焼成にて形成したのち、全体に対
して金属メッキ処理を施して、前記補助上面電極13b
及び側面電極13cの表面に金属メッキ層13dを形成
することにより、端子電極13に構成するのである。
【0014】このようにして製造されたチップ型抵抗器
は、図11及び図12に示すように、両端子電極13に
おける主上面電極13aの表面には、ミドルコート14
bにおける延長部14b′が形成され、このミドルコー
ト14bにおける延長部14b′の表面に、補助上面電
極13bが形成されると言うように三層構造の形態にな
っていることにより、前記絶縁基板11の表面から補助
上面電極13bの表面までの高さ寸法H1(正確には、
絶縁基板11の表面から金属メッキ層13dの表面まで
の高さ)には、前記主上面電極13aの厚さTaと、補
助上面電極13bの厚さTbとに、前記ミドルコート1
4bの延長部14b′における厚さ寸法T1が加算する
ことになる。
【0015】従って、前記絶縁基板11の表面から補助
上面電極13bの表面までの高さ寸法H1(正確には、
絶縁基板11の表面から金属メッキ層13dの表面まで
の高さ)を、前記先行技術と同じにした場合には、前記
補助上面電極13bの厚さ寸法Tbを、先行技術の場合
よりも、前記ミドルコート14bの延長部14b′にお
ける厚さ寸法T1だけ薄くすることができるから、補助
上面電極13b用導電ペーストの使用量が少なくできて
材料費を節減できると共に、軽量化できるのである。
【0016】また、前記絶縁基板11の表面から補助上
面電極13bの表面までの高さ寸法H1(正確には、絶
縁基板11の表面から金属メッキ層13dの表面までの
高さ)を、絶縁基板11の表面からオーバーコート14
cの表面までの高さ寸法H0よりも高くして、両端子電
極13の表面をオーバーコート14cの表面より突出す
るように構成する場合においては、前記補助上面電極用
導電ペーストをスクリーン印刷にて塗布することの回数
が多くなることを回避できるのである。
【0017】一方、前記ミドルコート14bにおける延
長部14b′は、主上面電極13aにおける表面の一部
に形成され、補助上面電極13bは、前記ミドルコート
14bの延長部14b′の表面と前記主上面電極13a
の表面との両方に跨がって形成されていることにより、
補助上面電極13bと主上面電極13aとを互いに電気
的に導通するように確実、且つ強固に一体化できるので
ある。
【0018】なお、前記ミドルコート14bの延長部1
4b′としては、図13、図14、図15又は図16に
示すような形態にすることができるのであり、また、こ
の延長部とすることに代えて、図17に示すように、前
記ミドルコート14bを形成するときにおいて、両主上
面電極13aの表面のうち左右両側の部分に、当該ミド
ルコート14bの飛び地部14b″を同時に形成し、補
助上面電極13bを、この飛び地部14b″の表面と主
上面電極13aの表面との両方に跨がって形成するよう
に構成しても良く、また、図18及び図19に示すよう
に、両主上面電極13aのうち一方に、二つの延長部1
4b′又は飛び地部14b″を、他方に一つの延長部1
4b′又は飛び地部14b″を各々設けた形態にしても
良いのである。
【0019】次に、図20〜図27は、第2の実施形態
を示す。この第2の実施形態は、絶縁基板11に対して
両上面電極13a、抵抗膜12及びアンダーコート14
aを形成し、更に、トリミング調整を行ったのち、ガラ
スによるミドルコート14bを形成するに際して、この
ミドルコート14bの延長部14b′を、図20及び図
21に示すように、両主上面電極13aの一部に形成し
たもので、以後は、前記第1の実施形態と同様に、図2
2及び図23に示すようにオーバーコート14cを形成
し、次いで、図24及び図24に示すように、補助上面
電極13bを形成し、更に、図23及び図24に示すよ
うに、側面電極13cを形成したのち、金属メッキ層1
3dを形成するこによって、両端子電極13を構成した
ものである。
【0020】この場合においても、両端子電極13にお
ける主上面電極13aの表面の一部には、ミドルコート
14bにおける延長部14b′が形成される一方、この
ミドルコート14bにおける延長部14b′の表面の主
上面電極13aの表面との両方に跨がって補助上面電極
13bが形成されていることにより、前記第1の実施形
態と同様に作用・効果を得ることができるのである。
【0021】なお、両主上面電極13aの表面に、前記
した各実施形態のように、ミドルコート14bにおける
延長部14b′又は飛び地部14b″のみを形成して、
その上、補助上面電極13bを形成することに代えて、
前記両主上面電極13aの表面に、先に、アンダーコー
ト14aにおける延長部又は飛び地部を形成し、その上
に、ミドルコート14bにおける延長部14b′又は飛
び地部14b″を形成し、更にその上に、補助上面電極
13bを形成するとか、或いは、前記両主上面電極13
aの表面に、先に、ミドルコート14bにおける延長部
14b′又は飛び地部14b″を形成し、その上に、オ
ーバーコート14cにおける延長部又は飛び地部を形成
し、更にその上に、補助上面電極13bを形成するよう
に構成しても良く、これにより、補助上面電極用導電ペ
ーストの使用量を更に低減できるのである。
【0022】勿論、前記両主上面電極13aの表面に、
先に、アンダーコート14aにおける延長部又は飛び地
部を形成し、その上に、ミドルコート14bにおける延
長部14b′又は飛び地部14b″を形成し、更にその
上に、オーバーコート14cにおける延長部又は飛び地
部を形成したのち、補助上面電極13bを形成するよう
に構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態において絶縁基板に主上面電極
を形成した状態を示す斜視図である。
【図2】前記絶縁基板の抵抗膜に次いでアンダーコート
を形成した状態を示す斜視図である。
【図3】前記絶縁基板にミドルコートを形成した状態を
示す平面図である。
【図4】図3のIV−IV視断面図である。
【図5】図3のV−V視断面図である。
【図6】前記絶縁基板にオーバーコートを形成した状態
を示す平面図である。
【図7】図6のVII −VII 視断面図である。
【図8】前記絶縁基板に補助上面電極を形成した状態を
示す平面図である。
【図9】図8のIX−IX視断面図である。
【図10】図8のX−X視断面図である。
【図11】第1の実施形態によるチップ型抵抗器を示す
縦断正面図である。
【図12】図11のXII −XII 視断面図である。
【図13】前記第1の実施形態におけるミドルコートの
第1変形例を示す平面図である。
【図14】前記第1の実施形態におけるミドルコートの
第2変形例を示す平面図である。
【図15】前記第1の実施形態におけるミドルコートの
第3変形例を示す平面図である。
【図16】前記第1の実施形態におけるミドルコートの
第4変形例を示す平面図である。
【図17】前記第1の実施形態におけるミドルコートの
第5変形例を示す平面図である。
【図18】前記第1の実施形態におけるミドルコートの
第6変形例を示す平面図である。
【図19】前記第1の実施形態におけるミドルコートの
第7変形例を示す平面図である。
【図20】第2の実施形態において絶縁基板に主上面電
極、抵抗膜、アンダーコート及びミドルコートを形成し
た状態の平面図である。
【図21】図20のXXI −XXI 視断面図である。
【図22】前記絶縁基板にオーバーコートを形成した状
態を示す平面図である。
【図23】図22のXXIII −XXIII 視断面図である。
【図24】前記絶縁基板に補助上面電極を形成した状態
を示す平面図である。
【図25】図24のXXV −XXV 視断面図である。
【図26】第2の実施形態によるチップ型抵抗器を示す
縦断正面図である。
【図27】図26のXXVII −XXVII 視断面図である。
【図28】先行技術によるチップ型抵抗器を示す斜視図
である。
【図29】図28のXXIX−XXIX視拡大断面図である。
【符号の説明】
11 絶縁基板 12 抵抗膜 13 端子電極 13a 主上面電極 13b 補助上面電極 13c 側面電極 13d 金属メッキ層 14 カバーコート 14a アンダーコート 14b ミドルコート 14c オーバーコート 14b′ ミドルコートの延長部 14b″ ミドルコートの飛び地部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板の左右両端部に、抵抗膜の両端に
    対する端子電極を備え、前記両端子電極を、少なくと
    も、絶縁基板の表面に抵抗膜に導通するように形成した
    主上面電極と、この主上面電極の上面に形成した補助上
    面電極と、前記絶縁基板の端面に形成した側面電極とで
    構成する一方、前記抵抗膜を覆うカバーコートを、少な
    くとも、ミドルコートとオーバーコートとで構成して成
    る抵抗器において、 前記両端子電極における主上面電極の表面に、前記カバ
    ーコートのうちミドルコートの延長部又は飛び地部を形
    成して、このミドルコートの延長部又は飛び地部の表面
    に前記補助上面電極を形成することを特徴とするチップ
    型抵抗器の構造。
  2. 【請求項2】絶縁基板の左右両端部に、抵抗膜の両端に
    対する端子電極を備え、前記両端子電極を、少なくと
    も、絶縁基板の表面に抵抗膜に導通するように形成した
    主上面電極と、この主上面電極の上面に形成した補助上
    面電極と、前記絶縁基板の端面に形成した側面電極とで
    構成する一方、前記抵抗膜を覆うカバーコートを、少な
    くとも、ミドルコートとオーバーコートとで構成して成
    る抵抗器において、 前記両端子電極における主上面電極の表面に、前記カバ
    ーコートのうちミドルコートの延長部又は飛び地部を部
    分的に形成する一方、前記補助上面電極を、前記ミドル
    コートの延長部又は飛び地部の表面と前記主上面電極の
    表面との両方に跨がって形成したことを特徴とするチッ
    プ型抵抗器の構造。
  3. 【請求項3】絶縁基板に抵抗膜と左右一対の主上面電極
    とを形成する工程と、前記抵抗膜をトリミング調整する
    工程と、前記抵抗膜を覆うミドルコートを、当該ミドル
    コートの延長部又は飛び地部を前記両主上面電極の表面
    に部分的に設けるように形成する工程と、このミドルコ
    ートを覆うオーバーコートを形成する工程と、前記両主
    上面電極の表面と前記ミドルコートの延長部又は飛び地
    部との両方に跨がって補助上面電極を形成する工程と、
    前記絶縁基板の左右両端面に側面電極を形成する工程と
    から成ることを特徴とするチップ型抵抗器の製造方法。
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JP2011091140A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Koa Corp 基板内蔵用チップ抵抗器およびその製造方法
JP2014057096A (ja) * 2013-11-22 2014-03-27 Koa Corp 基板内蔵用チップ抵抗器およびその製造方法
JP2014060435A (ja) * 2013-11-22 2014-04-03 Koa Corp 基板内蔵用チップ抵抗器およびその製造方法

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