JPH10182785A - 硬質ポリウレタンフォーム用組成物、及び該組成物を用いた硬質ポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents

硬質ポリウレタンフォーム用組成物、及び該組成物を用いた硬質ポリウレタンフォームの製造方法

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JPH10182785A
JPH10182785A JP8355342A JP35534296A JPH10182785A JP H10182785 A JPH10182785 A JP H10182785A JP 8355342 A JP8355342 A JP 8355342A JP 35534296 A JP35534296 A JP 35534296A JP H10182785 A JPH10182785 A JP H10182785A
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真治 重安
Yoshiyuki Kanbara
良行 神原
Susumu Sato
佐藤  進
Shigeki Iwakiri
繁樹 岩切
Shitomi Masuko
蔀 増子
Kiyoshi Moriya
清志 守屋
Kazuki Sasaki
和起 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 硬質ポリウレタンフォーム用組成物に於い
て、貯蔵安定性が良く、得られる硬質ポリウレタンフォ
ームの寸法安定性、接着性、圧宿強度等を改善し、断熱
材、軽量構造材、吸音材等の目的に適したあらゆる分野
で広く利用することができるものとした。 【解決手段】 硬質ポリウレタンフォームを得るための
ポリイソシアネート成分として、ポリメリックMDIを
用い、ポリオール成分として特定の官能基数と水酸基価
を有する組成の組合せによる硬質ポリウレタンフォーム
用組成物とした。また該組成物を用いた硬質ポリウレタ
ンフォームの製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬質ポリウレタン
フォーム用組成物及び硬質ポリウレタンフォームの製造
方法に関する。更に詳しくは、特定のポリオールから成
る硬質ポリウレタンフォーム用組成物を用いることによ
り優れた寸法安定性、接着性、圧縮強度等を有する硬質
ポリウレタンフォームの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から硬質ポリウレタンフォームは、
建材関連・家電関連等の断熱材料に使用されている。硬
質ポリウレタンフォームの発泡剤としては、クロロフル
オロカーボン類が通常使用されていた。しかしながら、
クロロフルオロカーボン類の使用は、オゾン層の破壊に
よる環境の劣化が問題になっている。そしてポリウレタ
ンフォームにとっては、水が有用な発泡剤となった。し
かし、発泡剤をクロロフルオロカーボンから水単独に変
更することにより与えるフォーム特性への影響は極めて
大きく、例えば、各種原料相互の相溶性の低下、液粘度
の上昇によって混合不良となりファインセル化の困難
性、流れ性の低下等による高密度化、断熱性能の低下、
特に常温及び高温における寸法安定性能の低下、樹脂骨
格等を原因とする脆性の増加、木材、プラスチック、金
属等からなる面材との接着強度の低下等が例示される。
発泡剤として水単独を使用して硬質ポリウレタンフォー
ムを得る場合の欠点は極めて多いが、従来の水発泡硬質
フォームの物性改良法としては、一般的にポリイソシア
ネート成分に異性体を混合する方法(特開平4−300
913号公報)、反応触媒の改良(特開平4−2985
19号公報)、整泡剤及びポリオールの変性の検討等の
方法が知られていた。また、水発泡連通フォームの製造
方法として、ポリオール成分に臭素化ポリオール、アミ
ノポリオール等を使用する方法(特開平8−20624
号公報)、断熱材として有用な連通気泡ポリウレタンフ
ォームの製造方法として、金型内で外圧を加える方法
(特開平8−59879号公報)等が知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、硬質ポリウ
レタンフォーム、特に水発泡の硬質ポリウレタンフォー
ムの製造において接着性、寸法安定性、圧縮強度等のフ
ォーム特性を改良することを目的としている。本発明者
等は、このような従来の水発泡における問題点を解決す
るため鋭意研究検討した結果、有機ポリイソシアネート
と特定の水酸基価(分子量)と官能基数を有するポリエ
ーテルポリオールの組合せにより、発泡剤として水を使
用しても優れた物性を有する硬質ポリウレタンフォーム
が得られることを見出し本発明を完成するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、有機ポ
リイソシアネート、ポリオール、発泡剤及び添加剤から
成る硬質ポリウレタンフォーム用組成物において、該有
機ポリイソシアネートとして、ポリフェニルメタンポリ
イソシアネートを用い、該ポリオールとして、(A)平
均官能基数3.5〜4.5、水酸基価300〜500m
gKOH/g(以下、水酸基価の単位mgKOH/gを
省略する)のポリエーテルポリオールを100重量部、
と(D)官能基数3、水酸基価20〜120のポリエー
テルポリオール及び/又は(E)官能基数2、水酸基価
20〜120のポリエーテルポリオールを20〜60重
量部用い、発泡剤として、水を使用することを、特徴と
する寸法安定性及び接着性に優れた硬質ポリウレタンフ
ォーム用組成物である。
【0005】本発明は、前記のポリオールとして、
(A)平均官能基数3.5〜4.5、水酸基価300〜
500のポリエーテルポリオールを100重量部、と
(B)平均官能基数2.5〜3.5、水酸基価350〜
600のポリエーテルポリオール及び/又は(C)官能
基数3、水酸基価300〜500のポリエーテルポリオ
ール30〜70重量部、と(D)官能基数3、水酸基価
20〜120のポリエーテルポリオール及び/又は
(E)官能基数2、水酸基価20〜120のポリエーテ
ルポリオールを20〜60重量部を用いることを、特徴
とする寸法安定性及び接着性に優れた硬質ポリウレタン
フォーム用組成物である。
【0006】本発明は、前記の硬質ポリウレタンフォー
ム用組成物を用いて、液温10〜50℃で攪拌、混合し
た後、発泡させることを、特徴とする寸法安定性及び接
着性に優れた硬質ポリウレタンフォームの製造方法であ
る。
【0007】本発明は、前記の硬質ポリウレタンフォー
ム用組成物を用いて、液温10〜50℃で攪拌、混合し
た後、発泡させたフリーフォームの独立気泡率(以下、
独泡率と略す)が1〜50%、モールドフォームの独泡
率が30〜99%であることを、特徴とする寸法安定性
及び接着性に優れた硬質ポリウレタンフォームの製造方
法である。
【0008】
【発明の実施の態様】本発明に使用する有機ポリイソシ
アネートとしては、ポリフェニルメタンポリイソシアネ
ート(以下ポリメリックMDIと略す)である。ポリメ
リックMDIのNCO含有量は、28.0〜33.0重
量%、好ましくは28.5〜32.8重量%で、粘度は
110〜200mPa.s/25℃、官能基数は、2.
1以上、好ましくは2.2〜3.1である。ポリメリッ
クMDIは、アニリンとホルマリンとの縮合反応によっ
て得られるポリフェニルメタンポリアミンを、ホスゲン
化することによって得られる。そのためポリメリックM
DIの組成は、縮合時の原料組成や反応条件によって基
本的に決定される。本発明の該ポリイソシアネートは、
ホスゲン化後の反応液又は、反応液から溶媒の除去又
は、一部MDIを留出分離した缶出液を意味し、反応条
件、分離条件等の異なった数種の混合物であってもよ
い。本発明に使用するポリメリックMDIはベンゼン環
を二個有する二核体とベンゼン環を三個以上有する多核
体から成るものである。
【0009】本発明に使用する有機ポリイソシアネート
としては、ポリメリックMDIと他のポリイソシアネー
トを併用することができる。他のポリイソシアネートと
しては、例えばフェニレンジイソシアネート、1,3−
キシリレンジイソシアネート、1,4−キシリレンジイ
ソシアネート、1,4−ナフチレンジイソシアネート、
1,5−ナフチレンジイソシアネート、4,4′−ジフ
ェニルエーテルジイソシアネート、2−ニトロジフェニ
ルー4,4′−ジイソシアネート、2,2′−ジフェニ
ルプロパン−4,4′−ジイソシアネート、3,3′−
ジメチルジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネー
ト、4,4′−ジフェニルプロパンジイソシアネート等
の芳香族ポリイソシアネート類、イソホロンジイソシア
ネート、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート等の脂肪族ジイソシアネート、水
素添加TDI、水素添加MDI等の脂環族ジイソシアネ
ート等がある。これらは、単独または2種以上の混合物
として使用することができる。
【0010】本発明にポリオール成分として使用する
(A)平均官能基数3.5〜4.5、水酸基価は300
〜500のポリエーテルポリオールとしては、例えば、
トリレンジアミン、グリセリン、シュークローズ、エチ
レンジアミン、プロピレンジアミン、ジエチレントリア
ミン、アニリン、トルエンジアミン、メタフェニレンジ
アミン、ジフェニルメタンジアミン、キシリレンジアミ
ン等のような、活性水素基を2個以上有する化合物の一
種又はそれ以上を開始剤として、エチレンオキシド、プ
ロピレンオキシド、ブチレンオキシド、アミレンオキシ
ド、グリシジルエーテル、メチルグリシジルエーテル、
t−ブチルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエ
ーテル等のモノマーの一種又はそれ以上を公知の方法に
より付加重合することによって得られるポリエーテルポ
リオール等が挙げられる。好ましくは、開始剤としてシ
ュークローズ、トリレンジアミン、グリセリン等を用
い、水酸基価は好ましくは、320〜400である。
【0011】本発明にポリオール成分として使用する
(B)平均官能基数2.5〜3.5、水酸基価は350
〜600のポリエーテルポリオールとしては、例えば、
モノエタノールアミン、グリセリン、ペンタエリスリト
ール等のような、活性水素基を2個以上有する化合物の
一種又はそれ以上を開始剤として、エチレンオキシド、
プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、アミレンオキ
シド、グリシジルエーテル、メチルグリシジルエーテ
ル、t−ブチルグリシジルエーテル、フェニルグリシジ
ルエーテル等のモノマーの一種又はそれ以上を公知の方
法により付加重合することによって得られるポリエーテ
ルポリオール等が挙げられる。好ましい開始剤として
は、モノエタノールアミンが用いられる。水酸基価は好
ましくは、450〜550である。
【0012】本発明にポリオール成分として使用する
(C)官能基数3、水酸基価は300〜500のポリエ
ーテルポリオールとしては、例えば、グリセリン、トリ
メチロールプロパン等のような、活性水素基を3個有す
る化合物の一種又はそれ以上を開始剤として、エチレン
オキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、ア
ミレンオキシド、グリシジルエーテル、メチルグリシジ
ルエーテル、t−ブチルグリシジルエーテル、フェニル
グリシジルエーテル等のモノマーの一種又はそれ以上を
公知の方法により付加重合することによって得られるポ
リエーテルポリオール等が挙げられる。好ましい開始剤
としては、グリセリンが用いられる。数平均分子量は、
330〜560未満、好ましくは、390〜480であ
る。水酸基価は好ましくは、350〜450である。
【0013】本発明にポリオール成分として使用する
(D)官能基数3、水酸基価は、20〜120のポリエ
ーテルポリオールとしては、例えば、グリセリン、トリ
メチロールプロパン等を開始剤として、エチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、アミレン
オキシド、グリシジルエーテル、メチルグリシジルエー
テル、t−ブチルグリシジルエーテル、フェニルグリシ
ジルエーテル等のモノマーの一種又はそれ以上を公知の
方法により付加重合することによって得られるポリエー
テルポリオール等が挙げられる。好ましい開始剤として
は、グリセリンが用いられる。数平均分子量は1000
〜8000、好ましくは、1500〜4000である。
水酸基価は、好ましくは51〜61である。
【0014】本発明にポリオール成分として使用する
(E)官能基数2、水酸基価は、20〜120のポリエ
ーテルポリオールとしては、例えば、エチレングリコー
ル、プロパンジオール、ブタンジオール、ジエチレング
リコール、ジプロピレングリコール、トリメチレングリ
コール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレング
リコール、デカメチレングリコール、ネオペンチルグリ
コール、3−メチル−1,5ーペンタンジオール等のよ
うな、活性水素基を2個有する化合物の一種又はそれ以
上を開始剤として、エチレンオキシド、プロピレンオキ
シド、ブチレンオキシド、アミレンオキシド、グリシジ
ルエーテル、メチルグリシジルエーテル、t−ブチルグ
リシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル等のモ
ノマーの一種又はそれ以上を公知の方法により付加重合
することによって得られるポリエーテルポリオール等が
挙げられる。好ましい開始剤としては、プロピレングリ
コールが用いられる。数平均分子量は1000〜600
0、好ましくは、3000〜5000である。水酸基価
は、好ましくは22〜90、より好ましくは、25〜5
0である。
【0015】本発明に使用するポリエーテルポリオール
には、他のポリオールを併用することができる。ポリエ
ステルポリオール、ラクトンポリオール等で、例えば、
エチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジオー
ル、プロパンジオール、ブタンジオール、ジエチレング
リコール、ジプロピレングリコール、トリメチレングリ
コール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレング
リコール、デカメチレングリコール、ネオペンチルグリ
コール、3−メチル−1,5ーペンタンジオール、ビス
フェノールAのような、少なくとも2個以上のヒドロキ
シル基を有する化合物の単独または二種以上の併用、或
いはこのようなポリオールと、アジピン酸、マロン酸、
琥珀酸、酒石酸、ピメリン酸、セバシン酸、シュウ酸、
フタル酸、テレフタル酸、アゼライン酸、トリメリット
酸、クルタコン酸、α−ハイドロムコン酸、β−ハイド
ロムコン酸、α−ブチル−α−エチルグルタル酸、α,
β−ジエチルサクシン酸、ヘミメリチン酸、1,4−シ
クロヘキサンジカルボン酸等のような、少なくとも2個
以上のカルボキシル基を有する化合物の一種または二種
以上とを使用し、公知の方法によって製造することがで
きるポリエステルポリオールが挙げられる。またラクト
ン(例えばε−カプロラクトン)の開環重合により得ら
れるポリオールが挙げられる。
【0016】本発明に使用するポリオールは、ポリエー
テルポリオール(A)を必須成分とする。ポリエーテル
ポリオールの使用とその比率は、(A)100重量部と
(D)及び/又は(E)を20〜60重量部使用する。
【0017】またポリエーテルポリオールの使用とその
比率は、(A)100重量部と(B)及び/又は(C)
を30〜70重量部、と(D)及び/又は(E)を20
〜60重量部使用する。この場合ポリオール(B)と
(C)は、特に組成の粘度低下に寄与する。従ってモー
ルドの隅々まで発泡液がゆきとどき、性能の向上に役立
つ。ポリオール(D)と(E)は、特に発泡体の接着性
向上に寄与する。
【0018】本発明のポリオール成分に用いられる触
媒、添加剤としては、界面活性剤、可塑剤、充填剤、着
色剤、難燃剤等が挙げられる。
【0019】本発明に用いられる触媒としては、ジメチ
ルエタノールアミン、トリエチレンジアミン、テトラメ
チルプロパンジアミン、テトラメチルヘキサメチレンジ
アミン、ジメチルシクロヘキシルアミン、ペンタメチル
ジエチレントリアミン等の3級アミン類、スタナスオク
トエート、ジブチルチンジラウレート等の有機スズ化合
物が挙げられる。またイミダゾール類、例えばトリメチ
ルイミダゾール、2−メチルイミダゾール、1,2−ジ
メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾ
ール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール等が挙げ
られる、これらは単独又は2種以上の混合物として使用
することが出来る。好ましい触媒は、ジメチルエタノー
ルアミン、ペンタメチルジエチレントリアミン等であ
る。触媒の使用量は、その触媒の活性度によって異なる
が、ポリオール100重量部に対して0.1〜5.0重
量部である。
【0020】本発明に用いられる界面活性剤としては、
例えばプロピレンオキシド、ブチレンオキシド、好まし
くはエチレンオキシドのようなアルキレンオキサイドの
必要な数を含有するポリグリコールエーテルと、少なく
とも1個の反応性水素原子を含有する有機化合物とを縮
合することによって得られる。このような少なくとも1
個の反応性水素原子を含有する有機化合物としてはアル
コール、フェノール、チオール、第一又は第二アミン、
カルボン酸又はスルホン酸、それらのアミドである非イ
オン性界面活性剤、また、1個以上のアルキル置換基を
有するフェノール系化合物のポリアルキレンオキシド誘
導体である界面活性剤等を挙げることができる。
【0021】更に、本発明に於いて好ましい界面活性剤
としては、プルロニック型界面活性剤を挙げることがで
き、これは一般には、ブチレンオキシド、アミレンオキ
シド、フェニルエチレンオキシド、シクロヘキセンオキ
シド、プロピレンオキシド、又はそれらの混合物のよう
な、1,2−アルキレンオキシドまたは置換アルキレン
オキシドをアルカリ触媒の存在下で重合させて、対応す
る水に不溶性のポリアルキレングリコールを製造し、同
条件下でエチレンオキシドの必要なモル数と縮合して得
られる非イオン性界面活性剤である。また更に、トリプ
ロピレン、テトラプロピレン、ペンタプロピレン、ジト
リブチレン、トリイソブチレン、テトラブチレン、プロ
ピレンイソブチレン及びトリブテン等のようなポリオレ
フィンと一酸化炭素及び水素との触媒反応によって生成
するアルデヒドを還元して得られるアルコールに、必要
なモル数のエチレンオキシドを反応させて得られる非イ
オン性界面活性剤等を挙げることができる。また、シリ
コーン系界面活性剤がある。例えば、ユニオンカーバイ
ト製のL−5340,SZ−1642、ゴールドシュミ
ット製B−8450、B−8465、東レダウ製のSF
−2964,同SFー2936F等を挙げることができ
る。このような界面活性剤の使用量は、ポリオール10
0重量部に対して0.1〜5重量%である。
【0022】本発明に用いられる可塑剤としては、トリ
エチルホスフェート(以下、TEPと略す)、トリスク
ロロプロピルホスフェート(以下、TCPPと略す)、
等がある。
【0023】本発明に用いられる界面活性剤は、液の安
定性を向上させ、寒冷地においても結晶、沈殿物等の発
生がなく安定である。また系全体の相溶性を向上させ、
組成全体のバランスをとり、反応性を向上させ、得られ
るフォームの寸法安定性、圧縮強度等の物性を向上させ
る。また触媒は、反応性を向上させ、ウレタン結合の生
成と同時にフォーム化を促進して物性の向上と作業時間
の短縮に役立つ等の効果がある。
【0024】本発明に於いては、発泡剤として、水を使
用することを特徴とする。従って、環境汚染を防止する
効果がある。
【0025】本発明の硬質ポリウレタンフォーム用組成
物は、ポリイソシアネート成分中のNCO基とポリオー
ル成分中の活性水素基の当量比を、NCO基/活性水素
基=0.5〜2.0で使用する。好ましくは0.8〜
1.2である。ポリイソシアネートとポリオール成分と
して、ポリエーテルポリオール、界面活性剤、可塑剤、
触媒等を10〜50℃に保ち、特殊の製造設備を必要と
せず、一般に使用されているポリウレタンフォーム製造
設備で低圧、又は高圧発泡機を使用してフォームを得る
ことができる。またポリイソシアネートとポリオール成
分等を10〜50℃に保ち、2000〜8000rpm
で2〜10秒間攪拌、混合して直ちに成形型(モール
ド)に流し込む方法で発泡することもできる。この場
合、モールドまたはフリー発泡容器は、40℃以上に加
温しておくと発泡時間を短縮することができる。
【0026】特に、本発明の硬質ポリウレタンフォーム
用組成物を用いたフリー発泡による独泡率は1〜50
%、好ましくは1〜20%である。またモールドによる
フォームは、独泡率が30〜99%、好ましくは60〜
90%であることを特徴としている。またモールドフォ
ームの寸法安定性は、低温(−20℃)、高温(80
℃)、高温湿熱(70℃、95%)雰囲気において48
時間保存し、体積変化率が±3%以内である。接着強さ
は、鉄板面とポリウレタンフォームでは、0.8〜2.
0Kg/cmであることを特徴としている。また木質から
なる面材とポリウレタンフォームとの接着強さは、2.
0以上を有している。
【0027】このようにして得られる硬質ポリイウレタ
ンフォームは、特に接着性、寸法安定性等に優れてお
り、断熱性、軽量構造材としての性能、吸音性等を有し
ているので建築材料、家庭用品類、レジャー用品類等の
分野、例えば冷蔵庫、冷凍庫、クーラーボックス、自動
販売機、ショーケース等に応用することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の硬質ポリウレタンフォーム用組
成物は、ポリイソシアネートとポリオール、その他の各
種成分との相溶性が良く、長期保存安定性に優れ、発泡
性が非常に良く複雑な形状を有するモールドへの充填性
に優れている。該ポリエーテルポリオール混合物を用い
て得られるフォームは、接着性に優れ、セルの経時変化
がない等の優れた性能を有している。
【0029】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではな
い。例における「部」及び「%」は、各々「重量部」及
び「重量%」である。
【0030】実施例1〜6 表1に示すポリオール、添加剤、触媒、発泡剤等を使用
してポリオール成分とし、有機ポリイソシアネートとを
用いて硬質ポリウレタンフォーム用組成物とした。表1
に示す成分を温度20℃に調節し、攪拌(7000rp
m)、混合して、フリー発泡により硬質ポリウレタンフ
ォームの製造を行った。ここからフォームサンプルを切
り取り物性測定をした。結果を表2に示す。またモール
ド(500×500×60mm)39〜41℃に注入
し、10分後脱型し、ここからフォームサンプルを切り
取り物性試験を行った。結果を表2に示す。
【0031】
【表1】
【0032】 〔表1の説明〕 ポリオール(A) :ポリエーテルポリオール(シュークローズ、トリレンジア ミン、グリセリン系)、平均官能基数4、水酸基価350 、数平均分子量640 ポリオール(B) :ポリエーテルポリオール(モノエタノールアミン系)、官 能基数3、水酸基価500、数平均分子量340 ポリオール(C) :ポリエーテルポリオール(グリセリン系)、官能基数3、 水酸基価400、数平均分子量420 ポリオール(D) :ポリエーテルポリオール(グリセリン系)、官能基数3、 水酸基価56、数平均分子量3000 ポリオール(E) :ポリエーテルポリオール(プロピレングリコール系)、官 能基数2、水酸基価28、数平均分子量4000 ポリイソシアネート:ポリメリックMDI、粘度160mPa.s/25℃、N CO含量31.7% TCPP :トリスクロロプロピルホスフェート TEP :トリエチルホスフェート 触媒(1) :ジメチルエタノールアミン 触媒(2) :ペンタメチルジエチレントリアミン B−8465 :ゴールドシュミット社製、シリコーン界面活性剤 貯蔵安定性 :ポリオール成分を25℃に保ち90日間保管後肉眼で判 定した。◎:良好
【0033】
【表2】
【0034】〔物性測定方法〕 独立気泡率:ASTM D 2856に準じて測定 寸法安定性:JIS K 6767に準じて測定 熱伝導率 :JIS A 1412に準じて測定 接着強さ :JIS A 5908に準じて測定 圧縮強度 :JIS A 5914に準じて測定
【0035】実施例7〜12 表3に示すポリオール、添加剤、触媒、発泡剤等を使用
してポリオール成分とし、有機ポリイソシアネートとを
用いて硬質ポリウレタンフォーム用組成物とした。表3
に示すポリオール成分(ポリオール、添加剤、触媒、発
泡剤等)を使用し、ポリイソシアネートとを用いて、実
施例1と同様の方法で硬質ポリウレタンフォームの製造
を行った。実施例1と同様の方法で物性試験を行い、結
果を表4に示す。
【0036】
【表3】
【0037】
【表4】
【0038】実施例13〜18 表5に示すポリオール、添加剤、触媒、発泡剤等を使用
してポリオール成分とし、有機ポリイソシアネートとを
用いて硬質ポリウレタンフォーム用組成物とした。表5
に示すポリオール成分(ポリオール、添加剤、触媒、発
泡剤等)を使用し、ポリイソシアネートとを用いて、実
施例1と同様の方法で硬質ポリウレタンフォームの製造
を行った。実施例1と同様の方法で物性試験を行い、結
果を表6に示す。
【0039】
【表5】
【0040】
【表6】
【0041】実施例19〜23 表7に示すポリオール、添加剤、触媒、発泡剤等を使用
してポリオール成分とし、有機ポリイソシアネートとを
用いて硬質ポリウレタンフォーム用組成物とした。表7
に示すポリオール成分(ポリオール、添加剤、触媒、発
泡剤等)を使用し、ポリイソシアネートとを用いて、実
施例1と同様の方法で硬質ポリウレタンフォームの製造
を行った。実施例1と同様の方法で物性試験を行い、結
果を表8に示す。
【0042】
【表7】
【0043】
【表8】
【0044】比較例1 ポリオールA100部、TEP10部、触媒(2)0.
3部、B−8465を3部、水6部を用い、実施例1と
同じポリイソシアネートを176.5部用いて(NCO
/活性水素基当量比1.05)、実施例1と同様方法で
硬質ポリウレタンフォームの製造を行った。フォーム
は、寸法安定性に劣り、25℃にて収縮が発生して実用
性がなかった。
【0045】比較例2 ポリオールB100部、TCPP10部、触媒(1)
0.3部、B−8465を3部、水6部を用い、実施例
1と同じポリイソシアネートを216.7部用いて(N
CO/活性水素基当量比1.05)、実施例1と同様方
法で硬質ポリウレタンフォームの製造を行った。フォー
ムは、寸法安定性に劣り、25℃にて収縮が発生して実
用性がなかった。
【0046】比較例3 ポリオールA20部、ポリオールD80部、TCPP1
0部、触媒(1)0.3部、B−8465を3部、水6
部を用い、実施例1と同じポリイソシアネートを12
1.2部用いて(NCO/活性水素基当量比1.0
5)、実施例1と同様方法で硬質ポリウレタンフォーム
の製造を行った。フォームは、フォーム内の気泡が不安
定になり、正常なフォームが得られなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08J 9/12 CFF C08J 9/12 CFF //(C08G 18/48 101:00) (72)発明者 増子 蔀 神奈川県横浜市戸塚区俣野町1403−7− 507 (72)発明者 守屋 清志 神奈川県横浜市港北区綱島東3−4−11 (72)発明者 佐々木 和起 神奈川県横浜市泉区新橋町1379−2

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機ポリイソシアネート、ポリオール、
    発泡剤及び添加剤から成る硬質ポリウレタンフォーム用
    組成物において、 該有機ポリイソシアネートとして、ポリフェニルメタン
    ポリイソシアネートを用い、 該ポリオールとして、(A)平均官能基数3.5〜4.
    5、水酸基価300〜500のポリエーテルポリオール
    を100重量部、と(D)官能基数3、水酸基価20〜
    120mgKOH/gのポリエーテルポリオール及び/
    又は(E)官能基数2、水酸基価20〜120mgKO
    H/gのポリエーテルポリオールを20〜60重量部用
    い、 発泡剤として、水を使用することを、特徴とする寸法安
    定性及び接着性に優れた硬質ポリウレタンフォーム用組
    成物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のポリオールとして、
    (A)平均官能基数3.5〜4.5、水酸基価300〜
    500mgKOH/gのポリエーテルポリオールを10
    0重量部、と(B)平均官能基数2.5〜3.5、水酸
    基価350〜600mgKOH/gのポリエーテルポリ
    オール及び/又は(C)官能基数3、水酸基価300〜
    500mgKOH/gのポリエーテルポリオール30〜
    70重量部、と(D)官能基数3、水酸基価20〜12
    0mgKOH/gのポリエーテルポリオール及び/又は
    (E)官能基数2、水酸基価20〜120mgKOH/
    gのポリエーテルポリオールを20〜60重量部を用い
    ることを、特徴とする寸法安定性及び接着性に優れた硬
    質ポリウレタンフォーム用組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の硬質ポリ
    ウレタンフォーム用組成物を用いて、液温10〜50℃
    で攪拌、混合した後、発泡させることを、特徴とする寸
    法安定性及び接着性に優れた硬質ポリウレタンフォーム
    の製造方法。
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