JPS60219220A - 半硬質ポリウレタンフォ−ム用組成物 - Google Patents

半硬質ポリウレタンフォ−ム用組成物

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JPS60219220A
JPS60219220A JP59075745A JP7574584A JPS60219220A JP S60219220 A JPS60219220 A JP S60219220A JP 59075745 A JP59075745 A JP 59075745A JP 7574584 A JP7574584 A JP 7574584A JP S60219220 A JPS60219220 A JP S60219220A
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polyol
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Kiyotaka Wakabayashi
若林 清孝
Hiroyuki Ishiga
石賀 博行
Hiroshi Kawai
博 河合
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半硬質ポリウレタンフォーム用組成物に関す
るものである。
更に詳しくは、特定の組成により伸度、引裂強度、耐屈
曲性の改善された半硬質7]?リウレタンフオ一ム用組
成物に関する。
(従来技術) 半硬質ポリウレタンフォームは、ポリウレタン樹脂以外
の樹脂で皮膜状に成形された型内に注入発泡し、発泡成
形される場合が多く、特に自動車のアームレスト、サン
バイザー、パン・4− 、スfアリングホイール、ヘッ
ドレスト等の自動車部品及び内装材用として使用されて
いる。
この半硬質ポリウレタンフォームは、断熱材、る為に架
橋構造を必要としなりものである。従って、硬質ポリウ
レタンフォルムで使用されているインシアネート基の平
均官能基数が2.2〜3.0の粗製ノフェニルメタンジ
インシアネート(以下粗製MDIと言う)は、半硬質ポ
リウレタンフォーム用には使用されず、官能基数が2で
あるノフェニルメタンジイソシアネート(以下綿MDI
と言う〕、或込は官能基数が21〜22のカル?ノイミ
ド変性・クフェニルメタンジイソシアネート(以下カル
Pジイミド変性MDIと言う)の単独或いはこれらの混
合物、もしくはこれらのプレポリマーの形で使用きれて
いるのが現状である。しかしこれらの純N[)I、カル
ゼジイミド変性MDI等は非常に高価でありしかもO℃
〜室温で固化する為に使用前に加熱溶解する等煩雑であ
り、又室温付近での保存安定性に欠け、MDIの2量体
等の生成による不溶解物の発生などの欠点があった。
(発明の構成) 本発明者らは、上記欠点を改良するために鋭意研究した
結果従来あまシ使用されていなかった官能基数2.2〜
3.0である粗製MDIを用いることにより伸度、引裂
強度、耐屈曲性に優れた半硬質ポリウレタンフォーム用
組成物を見す出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は(5)分子量60〜500の水酸基を2
個有する低分子量グライコール、(B)分子量500〜
10.000の水酸基を2〜3個有する有機ポリオール
、(C)平均官能基数22〜3.0の粗製MDI、■)
モノアルコール類とからなシ、かつ粗製Fi’TDIト
モノアルコール類とのモル比が20≦n−a≦2.2 
(nは粗製MDIの平均官能基数、aはffl!!Rm
x1モルに対するモノアルコールのモルIB1.)であ
り、全活性水素と全インシアネート基との当量比が1:
0.9〜1.1である半硬質ポリウレタンフォーム用組
成物を提供する。
本発明(5)成分の分子量が60〜500のグライコー
ルトシては、エチレングライコール、プロピレングライ
コール、ブチレングライコール、ジエチレングライコー
ル、インタンジオール、ヘキサンジオール、ビスヒドロ
キシベンゼン、メチレンビスヒドロキシベンゼン等の分
子量が500以−下の水酸基を2個有する化合物及びこ
れらの混合物である。
本発明の(B)成分の分子量が500ないし10000
のポリオールとしては、反応開始剤に、水、プロピレン
グライコール、グリセリン、トリメチロールゾロノやン
、ヘキサントリオールなどのような少なくとも2個以上
の活性水素基を有する化合物を出発原料として、これに
ブチレンオキシド、プロピレンオキシド、エチレンオキ
シド等に代表されるアルキレンオキシドを単独で、また
は併用して付加重合させたポリエーテルyJeリオール
又は、これらのポリエーテルポリオール中でアクリル或
いはスチレンをグラフト重合させたいわゆるポリマーポ
リオール、或いはこれらのポリエーテルポリオールとポ
リマーポリオールの混合物、および、アジピン酸、セ・
々チン酸等の二塩基酸の1種または2種以上とエチレン
グライコール、ジエチレングライコール、プロピレング
ライコール、ブチレングライコール、トリメチロールプ
ロパン、グリセリン等の多価アルコールの1種または2
種以上とを化学量論的に過剰に反応させて得られた末端
に水酸基を有するポリエステルポリオール、カプロラク
トンを開環重合して得られるポリカプロラクトンポリオ
ール、上記ポリエステルを反応開始剤として、エチレン
オキシド、或いはプロピレンオキシドを付加重合して得
られるポリエステルポリエーテルポリオール等である。
これらのポリオールは分子量500〜10,000のも
のが好ましく、特に、水酸基を2個有するポリエーテル
ポリオールは500〜3,000、水酸基を3個有する
ポリエーテルポリオールは3,000〜10,000、
ポリエステル、]?リポリオール?リカゾロラクトンポ
リオールは500〜3,000、ポリマーポリオールは
2,000〜7,000、ポリエステルポリエーテルポ
リオールは1000〜3000のものが好ましい。
本発明のこれら囚)成分と(B)成分の配合割合は、好
ましくは(5): (B) = O〜30:100(重
量部)で特に5〜25:100である。
本発明のの)成分の水酸基を1個のみ有するモノアルコ
ール類として好適なものは分子量が300以下であシ、
炭素原子1〜18個を有する脂肪族、脂環族もしくは芳
香族の1価アルコールまたは炭素原子2〜4個よシ成る
モノまたはジアルキレングライコールのモノアルキルエ
ーテル、もしくはモノ脂肪酸エステル等であシ、例えば
、メタノール1エタノール、イソゾロパノール、ステア
リルアルコール、ベンジルアルコール、ハイドロキノン
モノメチルエーテル、ジエチレングライコールモノエチ
ルエーテル等及びこれらのγ見合物である。
本発明の(C)成分の平均官能基数22〜30のイ4製
MDIは、25〜65重量優のポリメチレン、JP I
Jフェニルポリイソシアネートを含む粗製MDIである
ことが望ましく1゜ポリメチレンポリフェニルポリイソ
シアネートは、そのインシアネート基官能基数が2より
大きく、これを25〜65N量係含むことにより粗製M
DIの平均インシネート基能基数は通常22〜30とな
る。
本発明の半硬質ポリウレタンフォームを製造する場合は
粗製MDI (C)とモノアルコール類(D)との関係
が、2.0(n −a(2,2(nは粗41MDIの平
均官能基数、aは粗製MDI 1モルに対するモノアル
コールのモル数を示す)でなければ力らない。(n−−
)が22より大きい場合は得られる半硬質ポリウレタン
フォームの架橋密度が高く、従って伸度、引裂強度、耐
屈曲性に劣り、一方(n−a)が20より小さい場合は
、得られる半硬質ポリウレタンフォームの分子量が充分
高くならない為に、抗張ブハ成型性に劣る等の欠点が生
じる。
更に本発明の半硬質ポリウレタンフォーム用組成物の全
活性水素と全イソシアネート基との当量比は1対09な
りし11であるのが好ましい0ことで言う全活性水素と
は、低分子量グライコール(A)、有機ホリオール(B
)、モノアルコール類(D)、及び水に起因するヒドロ
キシル基濃度である。全イソシアネート基が09より少
ない場合、得られる半硬質ポリウレタンフォームの分子
量が充分高くならない為に、抗張力、成型性等に劣り、
一方、1.1より大きい場合は得られる半硬質ポリウレ
タンフォーム中に残存するインシアネート基がアロファ
ネート、ビーレット等の架橋結合を生成し、伸度、引裂
強度、耐屈曲性等に劣る欠点が生じる。
本発明の半硬質ポリウレタンフォームを得る方法は特に
限定しない。全ての化合物を同時に混合することも可能
であり、モノアルコール類をあらかじめ粗製MDIと反
応せしめ、その後他の化合物と混合することも可能であ
る。
ポリウレタンフォームの生成反応を促イムする為には該
反応の触媒として公知の化合物の任意のもの全使用する
ことが出来る。例えばジブチルチンオキサイドの様なノ
アルキル錫化合物、ノブチルチンノラウレイトの様な有
機酸の錫塩、トリエチレンジアミン、N、N、N’、N
′−テトラメチルへキサメチレン・ジアミンの様な第三
級アミン全触媒として用−ることが出来る。派加量はポ
リオール100重量部に対し、0.05〜20重芳部(
以下部と略す)が望せしい。又ノアルキル錫化合物、有
機酸の錫塩の場合005〜0.5部が好まし10発泡剤
トシては、水以外にトリクロルモノフルオルメタン、ジ
クロルジフルオルメタン等の様なハロゲン化炭化水素を
周込ることが出来る。添加量はポリオール100部に対
し、水の場合は0.1〜10部、トリクロルモノフルオ
ルメタンの様なハロダン化炭化水素の場合は5〜25部
が適当である。
整泡剤の添加が必要な場合は、例えばシリコンL−54
0,DC−193(U、C,C,)の様なアルキレンポ
リエーテル変性シリコン系界面活性剤を使用することが
出来る。その添加量はポリオール100部に対し、01
〜10部が適当である。
(産業上の利用分野) 従来、租製即工との組み合せで得られるポリウレタンフ
ォームは伸度、引裂強度、或いは耐屈曲性等に劣る為、
例えば自動車内装材用としての半硬質ウレタンフオーム
単独成型物には用いることが出来々かったが、本発明に
よって得られる半硬質ポリウレタンフォームは、従来の
純MDI或t、−=t4カル?ノイミド変性MDIが使
用されているすべての用途、例えばアームレスト、ヘッ
ドレスト、ステアリングホイール、ダッンユホ、ト、或
いはスポイラ−、バンパー等の自動車部品、更には各種
用途のインテグラルスキンド半硬質フオーム、靴底用マ
イクロセルラーウレタン等に適用することかり能である
(実施例〉 次に実施例によシ本発明を説明するが、文中「部」は重
量基準であるものとする。
実施例1 市販の粗製MDI (NCO%=31 %、イソシアネ
ート官能基数2.5)1000#を温度計、撹拌機、滴
下ロート及びN2ガス導入口を備えた4ツロフラスコに
入れ、液温を40℃に保ち、モノアルコールの1種であ
るメタノールを表−1の割り合いで30分間にわたって
滴下し、滴下終了後60℃の温度で3時間かきまぜて反
応を完結させた。得られた反応生成物であるメタノール
変性粗製器■の性状及び、理論イソシアネート官能基数
は表−1の通りである。
グリセリンにプロピレンオキサイドとエチレンオキサイ
ドとを付加重合させて製造したヒドロキシル価23.0
、末端−級ヒドロキシル基20チのポリエチレンポリプ
ロピレントリオール100部に対し、1.4ブタンジオ
一ル16部、N、N、N’、N’ −テトラメチルへキ
サメチレンジアミン10部、シリコン整泡剤1.0部、
水0.13部、トリクロルモノフルオルメタン16部を
所定量加えたポリオールコン/ぐランド(OH当量32
4)と上記各メタノール変性MDIとk、40 mmφ
シイフィーミキサーで10秒間攪拌した後、あらかじめ
450℃の温度に加温した220X150X10(闘)
金型に注入し、注入約10分後に脱型し、脱型性のチェ
ックを行ない、更に常温において2日間数1代後物性測
定を行なった。この結果を表−2に示す。
実験A 4.5 、6或いは8から明らかな様にメタノ
ールとの変性度(n−a)が20ないし2.2である変
性粗製MDI 、 C又はDを用いたものは粗製MDI
を単独で用いたもの(実験AI)に比べ抗張力、伸度、
引裂強度がそれぞれ2倍近く或いは2倍以上に向上して
いる。これに比べ変性度(n−a)が2.0以下或いは
2.2以上の変性粗製MDI 、 B 、 Eを用いた
実験屋2,9及び全NCO/全OH当量比が0.9以下
、或いは1.1以上の実験屋3、或いは7では満足な強
度向上が見られなかったシ、脱型性が不良である等の欠
点を有することが判明した。
実施例2 実施例1で用すたメタノールの代りにイソプロピルアル
コール、2−エチルヘキシルアルコール、ベンジルアル
コールを用い、実施例1と同一のポリオールコンパウン
ド及び発泡処決で発泡成型して得られた半硬質フオーム
の物性測定結果を表−3に示す。
表−3から明らかな様にメタノール以外のモノアルコー
ルを使用してもメタノールと同様な強度向上した半硬質
ポリウレタンフォームが得られた。
実施例3 NCO< = 32.6係、平均イソ77ネート官能基
数2.3の粗製MDI 1000.9を実施例1と同一
の反応フラスコでモノアルコールとしてエタノールを用
い(n−a)=2.0となる様に変性した。一方、ヒド
ロキシル価35.0、末端−級ヒドロキシル基20係の
ポリエチレンポリプロピレントリオール90部、ヒドロ
キシル価56. O、末瑞−級ヒドロキシル基20 f
oのポリエチレンポリデロビレンジオール10部の合訓
100部に対しジエチレングライコール16部、トリエ
チレンジアミン0、5部、シリコン整泡剤05部、水0
4部、トリクロルフルオルメタン12部を所定量加え、
十分混合し、OH当量314のポリオールコンノeウン
ドを合成した。
ここで得られたエタノール変性粗MMDI(n−a )
=20及びOH当量314の、J? リオールコンパウ
ンドを実施例1と同一の発泡処決で発泡成型して得られ
た半硬質ポリウレタンフォームの物性を表−4に示すと
同時にエタノール変性を行なわないn=23の粗製MD
Iを単独で用いた場合の物性を比較例として記載する。
表−4n=2.3の粗製MDIのエタノール変性粗製M
DI及びポリオールコンパウンド組成が実施例1,2と
異なる系におhでもモノアルコールによる粗製MDIの
変性は強度向上に効果があることがこの実験結果から明
らかになった。
実斃例4 実htN例3と同−原料系で、イソシアネート成分はN
CO% = 32.6 ’A 、 n = 2.3の粗
mMDI’e単独で用い、ポリオールコンパウンド中に
エタノールk (n −a ) −2,0となる様あら
かじめ添加したものについて、実施例3と同様な発泡処
決で発泡成型して得られた半硬質ポリウレタンフォーム
の物性を表−5に示す。
尚、(n −a )=2.0となる様なモノアルコール
トシてエタノールを含んだポリオールコンパウンド中、
実施例3のポリオールコンパウンド129.4部に対し
、エタノール’i2.84部添加することにより得られ
、この様にして得られたポリオールコンパウンドの全O
H当量はj75.5である。
表−5ポリオールコンパウンド中へのモノアルコールの
添加以上実施例3.4から明らかな様に、モノアルコー
ルはあらかじめポリイソシアネートと反応させてもよい
し、或いはポリオールコンパウンド中で他の、t? l
)オールと混合して用いても同一の強度向上り、lI果
が得られることが確認された。
代理人 弁理士 高 橋 勝 オリ 手続補正書(自発) 昭和59年 5月17日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第75745号 2、発明の名称 半硬質ポリウレタンフォーム用組成物 3、?ii正をする者 事件との関係 特許出願人 〒174 東京都板橋区坂下三丁目35番58号(28
8)大日本インキ化学工業株式会社代表考 川 村 茂
 邦 4、代理人 〒103 東京都中央区日本橋三丁目7番20号大日本
インキ化学工業株式会社内 電話 東京(03) 272−4511 (大代表)6
、補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (4)分子−60〜500の水酸基を2個有する低分子
    量グライコール、 (B) 分子、!500〜10,000の水酸基を2〜
    3イ1〃有する有機ポリオール、 (C) 平均官能基数2.2〜3.0の粗製ノフェニル
    メタンジイソシアネート(粗MMDI)、(D) モノ
    アルコール類 とからなり、かつ粗製MDIとモノアルコール類との関
    係が20≦n−a≦2.2(nは粗製MDIの平均官能
    基数、aは粗MMD11モルに対するモノアルコールの
    モル数を示すってあり、全活性水素と全インシアネート
    基との当量比がに09〜11である半硬質ポリウレタン
    フォーム用組成物。
JP59075745A 1984-04-17 1984-04-17 半硬質ポリウレタンフォ−ム用組成物 Granted JPS60219220A (ja)

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