JPH10181328A - 走行車輌における傾斜制御装置 - Google Patents

走行車輌における傾斜制御装置

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JPH10181328A
JPH10181328A JP1407198A JP1407198A JPH10181328A JP H10181328 A JPH10181328 A JP H10181328A JP 1407198 A JP1407198 A JP 1407198A JP 1407198 A JP1407198 A JP 1407198A JP H10181328 A JPH10181328 A JP H10181328A
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Hitoshi Watanabe
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Yasushi Fujita
靖 藤田
Fumio Yoshimura
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】傾斜制御における走行車体の車高の低下を防止
し、作業走行性能を維持する。 【解決手段】第1の手段として、走行車体1の左右傾斜
角度を検出する傾斜検出手段36と、傾斜検出手段36
による検出結果に基づいて、走行車体1を設定姿勢に維
持すべく、左右の車高調節シリンダ3,3を背反的に伸
縮作動させることにより走行車体1をその仮想中心を中
心として傾斜制御する傾斜制御手段30Aと、仮想中心
の基準高さを設定する仮想中心設定手段Hと、仮想中心
の高さが仮想中心設定手段Hによって設定された基準高
さと相違した場合、仮想中心を設定された基準高さに維
持すべく左右の車高調節シリンダ3,3を伸縮作動させ
る車高制御手段30Bとを設ける。また、第2の手段と
して、第1の手段に加えて、仮想中心設定手段Hによる
仮想中心高さの設定が、走行車体1を昇降制御する手動
操作手段32によって車高を変更した時になされるべく
構成する。以上より成る走行車輌における傾斜制御装置
の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、左右一対の走行
装置により支持された走行車体を有する走行車輌に係
り、例えばコンバイン等に利用できる。
【0002】
【従来の技術】従来より、走行車輌においては、土壌面
の凹凸変化や土壌面に対する走行装置の沈下等に拘ら
ず、走行車体を常に所定の姿勢(左右水平姿勢等)に維
持するために、走行車体に対して、左右一対のクロ−ラ
又は車輪等の走行装置を、油圧シリンダ等の左右の車高
調節シリンダの伸縮によって独立的に上下動させる構成
を採っている。
【0003】また、このような構成においては、走行装
置の沈下状態等に応じて、左右の走行装置に対する走行
車体の高さを変更し、土壌面に対する走行車体の高さを
調節することも可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】土壌面の凹凸や走行装
置の沈下等により走行車体が傾動した場合、左右一方の
走行装置のみを走行車体に対して上下動させるだけで
は、走行車体が元の姿勢に復帰するまでに比較的長い時
間を要し、走行車体の傾動状態に応じたすみやかな傾斜
制御を行うことができない。また、このように左右一方
の走行装置のみを上下動させる場合、必然的に走行車体
の車高(通常、左右の走行装置に対する走行車体の平均
高さとして捉えられる)が変化してしまい、例えば走行
車体に対地作業装置を設けた車輌の場合、この傾斜制御
によって対地作業装置の高さが変化し、作業に支障を来
すこととなる。
【0005】また、左右両方の走行装置を走行車体に対
して背反的に上下動させて傾斜制御を行う場合にも、上
昇側と下降側とでは車高調節シリンダにかかる負荷が異
なるため、この左右の車高調節シリンダの伸縮速度に差
が生じ、結果として走行車体の車高が変化してしまう。
尚、このように、左右両方の走行装置2,2を走行車体
1に対して背反的に上下動させて傾斜制御を行う場合、
走行車体1は仮想的な傾動軸芯、即ち仮想中心を中心と
して傾斜制御されることとなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の如き課
題を解決するために、以下のような技術的手段を講じ
る。即ち、請求項1に記載のように、走行車体1を左右
一対の走行装置2,2にて支持し、これら走行装置2,
2と走行車体1との間に左右の車高調節シリンダ3,3
を介装して、該左右の車高調節シリンダ3,3の伸縮作
動により走行車体1を昇降制御してなる走行車輌におい
て、前記走行車体1の左右傾斜量を検出する傾斜検出手
段36と、該傾斜検出手段36による検出結果に基づい
て、前記走行車体1を設定姿勢に維持すべく、前記左右
の車高調節シリンダ3,3を背反的に伸縮作動させるこ
とにより前記走行車体1をその仮想中心を中心として傾
斜制御する傾斜制御手段30Aと、前記仮想中心の基準
高さを設定する仮想中心設定手段Hと、前記仮想中心の
高さが仮想中心設定手段Hによって設定された基準高さ
と相違した場合、該仮想中心を設定された基準高さに維
持すべく前記左右の車高調節シリンダ3,3を伸縮作動
させる車高制御手段30Bとを設けたことを特徴とする
走行車輌における傾斜制御装置、及び、請求項2に記載
のように、前記仮想中心設定手段Hによる仮想中心高さ
の設定が、前記走行車体1を昇降制御する手動操作手段
32によって車高を変更した時になされるべく構成した
ことを特徴とする請求項1記載の走行車輌における傾斜
制御装置の構成としたものである。
【0007】請求項1に記載の発明において、走行車体
1は、左右一対の走行装置2,2によって支持されてお
り、左右の車高調節シリンダ3,3の伸縮作動により左
右の走行装置2,2を走行車体1に対して相対的に昇降
させ、これによって左右の車高が変更調節される。左右
の走行装置2,2が、土壌面の凹凸変化や土壌面への沈
下等の影響を受けた場合、走行車体1の姿勢が変化す
る。すると、傾斜検出手段36がその傾斜を検出し、傾
斜制御手段30Aにより、左右の車高調節シリンダ3,
3を背反的に伸縮作動させて左右の走行装置2,2を背
反的に昇降させ、走行車体1をその仮想中心を中心とし
て傾斜制御して、走行車体1の姿勢を設定姿勢に修正す
る。
【0008】そして、このような傾斜制御において車高
が変化した場合、即ち、仮想中心の高さが仮想中心設定
手段Hによって設定された基準高さと相違した場合、車
高制御手段30Bにより、前記左右の車高調節シリンダ
3,3を伸縮作動させ、左右の走行装置2,2を昇降さ
せて、仮想中心を設定された基準高さに修正する。ま
た、請求項2に記載の発明においては、走行車体1を昇
降制御する手動操作手段32によって車高を変更した時
に、仮想中心設定手段Hによる仮想中心高さの設定がな
される。そして、この設定された仮想中心に基づき、上
述の如き傾斜制御及び車高制御が行われる。
【0009】
【発明の効果】請求項1に記載の発明においては、傾斜
制御を行うにあたり、左右の走行装置2,2を背反的に
昇降させるため、走行車体1を比較的短時間で設定姿勢
に復帰させることができ、走行車体1の傾動状態に応じ
たすみやかな傾斜制御を行うことができる。
【0010】そして、傾斜制御によって仮想中心の高さ
が変化したとしても、この仮想中心の高さを修正して、
設定された基準高さに修正することができ、走行車体1
の車高の低下を少なくすることができて、作業走行性能
を維持できる。また、傾斜制御が仮想中心を中心として
行われるので、傾斜制御と車高制御とが連続して行われ
る場合にも、傾斜制御による車高変化が小さいため、こ
の両制御作動を円滑に継続することができる。
【0011】また、請求項2に記載の発明においては、
手動操作によって車高を変更するこで仮想中心高さの設
定が行われるため、この仮想中心高さの設定を容易に行
うことができ、操作性が高まる。
【0012】
【発明の実施の形態】図例において、車体1(走行車
体)の下側には、左右一対のクローラ2(走行装置)を
独立的に上下自在に設け、上側には、エンジン、刈取装
置、脱穀装置、及び操縦装置等を搭載し、又は支持する
車台4を設けて、コンバインの走行装置を構成してい
る。各クローラ2の転輪6を配置したクローラフレーム
7が、前後一対の支持アーム8,9を介して、車体1に
対して平行的に上下動できるように支持され、後側の支
持アーム8の上端部と車体1上のブラケット10との間
を、油圧回路11のローリング制御弁12によって伸縮
作動されるローリングシリンダ3(車高調節シリンダ)
で連結し、又、前後の支持アーム8,9間をロッド14
で連結して、該ローリングシリンダ3の伸縮によって支
持アーム8,9を、車体1に対する枢支部15,16回
りに回動させて、クローラフレーム7を上下動する構成
としている。
【0013】17は、クローラ2の前端部のスプロケッ
トで、車体1の前端部に一体の走行伝動ケースから左右
両側へ突出する駆動軸18に固定され、このスプロケッ
ト17の回転によって、クローラ2を駆動することがで
きる。車台4は、前端側を車体1に対して上記枢支部1
6の軸回りに回動自在に支持し、後端はリンクアーム1
9を介して車体1に支持し、このリンクアーム19の上
端部と車台4との間に、油圧回路11のピッチング制御
弁20によって伸縮制御されるピッチングシリンダ5が
連結され、このピッチングシリンダ5の油圧による伸縮
によって、リンクアーム19を回動して、車台4を枢支
部16回りに前後傾斜できる構成としている。
【0014】油圧ポンプPの油圧回路11に配置される
上記左右クローラ2のローリング制御弁12、ピッチン
グ制御弁20、及びアンロード弁22は、電磁ソレノイ
ド形態とし、左上ソレノイド23、左下ソレノイド2
4、右上ソレノイド25、右下ソレノイド26、前傾ソ
レノイド27、後傾ソレノイド28、及びアンロードソ
レノイド29等を有し、車体水平制御装置を構成するコ
ントローラ30(傾斜制御手段30A,車高制御手段3
0B)の出力側に設けている。31は自動ランプで、コ
ントローラ30に所定の自動制御が行われるとき点燈す
る。
【0015】又、このコントローラ30は、マイクロコ
ンピュータを有し、車体1の高さを制御する車高制御装
置(車高制御手段30B)や、ピッチング制御装置等を
も構成している。このコントローラ30の入力側には、
左、右上ソレノイド23,25と、左、右下ソレノイド
24,26とを同時に切換えて、車体1を左右平行状態
で上下動させて、車高を決める全体上下スイッチ32
(手動操作手段32)を設ける。操縦装置の傾斜レバー
を左右、前後方向へ傾斜することにより、左側へ傾斜す
るように操作することによって、左下ソレノイド24と
右上ソレノイド25とを同時にONして、車体1を左側
へローリング傾斜させ、又、右側へ傾斜するように操作
することによって、右下ソレノイド26と左上ソレノイ
ド23とを同時にONして、車体1を右側へローリング
傾斜させ、又、前、後へ傾斜させることによって前傾ソ
レノイド27、後傾ソレノイド28をONして、車体1
を傾斜側へピッチングさせる傾斜レバースイッチ33を
設ける。又、脱穀クラッチレバーは、脱穀装置を伝動す
る脱穀クラッチの入り切りを行うためのものである。そ
して、この脱穀クラッチレバーの傾動操作によって脱穀
クラッチが入りになると共に、脱穀クラッチスイッチ3
4がONとなり、車体水平スイッチ35が共にONされ
た状態で車体水平制御装置3による左右及び前後水平制
御を維持するものである。
【0016】車体水平スイッチ35は、車体1を左右水
平、前後水平に制御維持するためのもので、車体1に設
けられて、左右傾斜角を検出する左右傾斜センサ36
(傾斜検出手段)、車台4に設けられて前後傾斜角を検
出する前後傾斜センサ37等によって、車体1、又は車
台4が所定の領域以上に傾斜すると、前記のようなソレ
ノイド23〜26、又はソレノイド27,28等を制御
して、これらの左右傾斜センサ36、前後傾斜センサ3
7が水平状態を検出するように左右にローリング制御、
前後にピッチング制御を行うものである。
【0017】左ストロークセンサ38(左の車高検出手
段)は、左ローリングシリンダ3の伸縮長さを検出する
ものであり、右ストロークセンサ39(右の車高検出手
段)は右ローリングシリンダ3の伸縮長さを検出し、前
後ストロークセンサ40はピッチングシリンダ5の伸縮
長さを検出するものである。これらストロークセンサ3
8〜40等の検出を必要とする制御においてフィードバ
ック制御が行われる。
【0018】車高制御は、全体上下スイッチ32の操作
によって完了されたときの車体1の高さを基準として、
車高が何かの原因によって狂うことによって、自動的に
行われるもので、その基準車高を維持するように行われ
る。これら基準車高乃至制御される前の変移高さ等は、
左右の各クローラ2部における車高の平均値による。図
4のように左クローラ2側の車高を左ストロークセンサ
38で検出してLとし、右クローラ2側の車高を右スト
ロークセンサ39で検出してRとすると、平均高さは H=(L+R)/2 となる。
【0019】前記左、右ストロークセンサ38,39
は、左右ローリングシリンダ3が短縮されて、これ以上
短縮されない位置に達したことを、異常停止として検出
するように設けられ、又、前後ストロークセンサ40
は、ピッチングシリンダ5が伸出されて、これ以上伸出
されない位置に達したことを、異常停止として検出する
ように設けられている。
【0020】これら左、右ローリングシリンダ3は、短
縮によって車体1が低くなり又ピッチングシリンダ5
は、伸出によって車台4が、車体1に対して前後平行状
となり、短縮によって前下り傾斜状態となる。従って、
左、右両クローラ2に対して、車体1が最も下降した最
低車高位置では、左、右クローラ2と車体1とは左右に
平行状態であり、しかも、車台4が車体1に対して最も
後傾側へ回動された位置では、この車体1に対して車台
4が左右、及び前後に平行状態となり、これが最低車高
基準となる。
【0021】図4のように、左、右クローラ2は、車体
1に対して下限高さhから上限高さHの範囲で変更制御
される。左右水平制御では、図5のように、走行地面が
左側へ傾斜すると、これによって車体1も同方向へ傾斜
するから、この傾斜を左右傾斜センサ36が検出してお
り、この検出傾斜角が一定以上になると、左、右ローリ
ング制御弁3が切換えられて、ローリングシリンダ3が
伸縮制御され、車体1が左右水平姿勢になる。このと
き、最初の設定基準高さにおける左右ストロークセンサ
38,39の検出値をL,Rとすると、走行地面傾斜後
の検出値は、図5において、左ストロークセンサ38が
L+αとなり、右ストロークセンサ39がR−βとな
る。ここに、α=βとして出力されるが、現実には、左
ローリングシリンダ3は、車体1を荷重に抗して押上げ
るように伸出し、右ローリングシリンダ3は、逆に荷重
を受ける方向へ短縮されるから、伸、縮の速度差を有す
るため、α≒βとして検出される。又、このときの車高
は、 {(L+α)+(R−β)}/2=(L+R)/2 の条件を満足するように行われるが、左右水平状態にな
ったときに、何らかの原因でこの車高が、 {(L+α)+(R−β)}/2≠(L+R)/2 となっているときは、車高制御の補正が行われて(L+
R)/2の条件になるように補正制御される。
【0022】図6におけるように、走行地面が、コンバ
イン機体の横転の危険性の多い限界である所定の危険傾
斜角Aに達し、これを左右傾斜センサ36が検出するこ
とによって、左、右ローリングシリンダ3が短縮され
て、車体1が下降されて最低車高位置となる。このとき
左右のストロークセンサ38,39が共にhを検出して
異常停止とする。これと同時にローリングシリンダ3の
伸縮のための出力は止められる(図7参照)。
【0023】又、このとき車台4が車体1に対して前後
傾斜しているときは、ピッチングシリンダ5を伸長させ
て、車体1と平行状になるように制御し、前後ストロー
クセンサ40が異常停止を検出する(図8参照)。これ
によってピッチングシリンダ5の伸縮のための出力はと
められる。このような、最低車高位置への車高制御は、
左右傾斜センサ36による危険傾斜角の検出によるだけ
でなく、前後傾斜センサ37による危険傾斜角の検出に
よって行わせたり、更には、車速を作業速のような低速
域から、路上走行速のように高速域へ切換えることによ
って行わせる構成とするもよい。
【0024】前記のように左、右ローリングシリンダ3
が短縮されて、も早やストロークセンサ38,39によ
る検出値が変化しなくなると、異常停止の検出によっ
て、それ以後の出力を停止するが、全体上下スイッチ3
2や、傾斜レバースイッチ33による手動操作で出力す
るときは、該ストロークセンサ38,39に関係なく、
手動による出力を継続できる構成としておけば(図9参
照)、例え、ストロークセンサ38,39が故障しても
操作出力できて、手動操作制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における一部の側面図。
【図2】本発明の一実施例における制御ブロック図。
【図3】本発明の一実施例における油圧回路図。
【図4】本発明の一実施例における作用を示す一部の正
面図。
【図5】本発明の一実施例における作用を示す一部の正
面図。
【図6】本発明の一実施例における作用を示す一部の正
面図。
【図7】本発明の一実施例における一部の制御を示すフ
ロ−チャ−ト。
【図8】本発明の一実施例における一部の制御を示すフ
ロ−チャ−ト。
【図9】本発明の一実施例における一部の制御を示すフ
ロ−チャ−ト。
【符号の説明】 1 車体(走行車体) 2 クロ−ラ(走行装置) 3 ロ−リングシリンダ(車高調節シリンダ) 30 コントロ−ラ(傾斜制御手段30A,車高制御手
段30B) 32 全体上下スイッチ(手動操作手段) 36 左右傾斜センサ(傾斜検出手段) H 仮想中心設定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車体1を左右一対の走行装置2,2
    にて支持し、これら走行装置2,2と走行車体1との間
    に左右の車高調節シリンダ3,3を介装して、該左右の
    車高調節シリンダ3,3の伸縮作動により走行車体1を
    昇降制御してなる走行車輌において、前記走行車体1の
    左右傾斜角度を検出する傾斜検出手段36と、該傾斜検
    出手段36による検出結果に基づいて、前記走行車体1
    を設定姿勢に維持すべく、前記左右の車高調節シリンダ
    3,3を背反的に伸縮作動させることにより前記走行車
    体1をその仮想中心を中心として傾斜制御する傾斜制御
    手段30Aと、前記仮想中心の基準高さを設定する仮想
    中心設定手段Hと、前記仮想中心の高さが仮想中心設定
    手段Hによって設定された基準高さと相違した場合、該
    仮想中心を設定された基準高さに維持すべく前記左右の
    車高調節シリンダ3,3を伸縮作動させる車高制御手段
    30Bとを設けたことを特徴とする走行車輌における傾
    斜制御装置。
  2. 【請求項2】 前記仮想中心設定手段Hによる仮想中心
    高さの設定が、前記走行車体1を昇降制御する手動操作
    手段32によって車高を変更した時になされるべく構成
    したことを特徴とする請求項1記載の走行車輌における
    傾斜制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009143418A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Yanmar Co Ltd 作業車両の独立型サスペンション

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