JPH0974871A - 作業車輌の姿勢制御装置 - Google Patents

作業車輌の姿勢制御装置

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JPH0974871A
JPH0974871A JP23872595A JP23872595A JPH0974871A JP H0974871 A JPH0974871 A JP H0974871A JP 23872595 A JP23872595 A JP 23872595A JP 23872595 A JP23872595 A JP 23872595A JP H0974871 A JPH0974871 A JP H0974871A
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JP
Japan
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posture
detecting
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JP23872595A
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English (en)
Inventor
Mikiji Hirota
幹司 廣田
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】昇降駆動手段の作動頻度を小さく抑え、該昇降
駆動手段の耐久性の低下を防ぐと共に、ハンチングを防
止して円滑な制御を行う。 【構成】左右の走行装置1,1を機体2に対して各別に
昇降させる昇降駆動手段3,3。左右の走行装置1,1
の機体2に対する相対高さを検出する高さ検出手段4。
機体2の左右傾斜姿勢を検出する姿勢検出手段5。作業
車輌が作業状態にあるか否かを検出する作業状態検出手
段6。作業状態検出手段6が作業状態を検出している間
は、高さ検出手段4の検出結果に拘らず、姿勢検出手段
5の検出結果に基づいて機体2の左右傾斜姿勢のみを設
定姿勢に維持するように昇降駆動手段3,3を作動さ
せ、且つ、作業状態検出手段6が非作業状態を検出した
場合に、高さ検出手段4の検出結果に基づき、左右の走
行装置1,1の対機体基準高さを設定高さに復帰させる
べく昇降駆動手段3,3を作動させる制御手段7。以上
より成る作業車輌の姿勢制御装置の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンバイン等の作業
車輌に備える姿勢制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンバイン等の作業車輌にお
いて、作業走行中に左右一方の走行装置が他方より大き
く沈下した場合等には、機体が左右に傾斜し、この結
果、左右の走行装置にかかる荷重が偏り、機体の直進走
行性能を損なう問題があった。また、例えば、コンバイ
ンにおいては、機体に設ける選別装置の左右傾斜によ
り、選別棚上の被選別物が左右傾斜方向下がり側に偏
り、選別不良の原因となる問題があった。
【0003】そこで、作業車輌に、左右の走行装置を機
体に対して各別に昇降させる昇降駆動手段と、前記左右
の走行装置の機体に対する相対高さを検出する高さ検出
手段と、前記機体の左右傾斜姿勢を検出する姿勢検出手
段と、前記高さ検出手段と姿勢検出手段との検出結果に
基づいて、前記機体の左右傾斜姿勢を設定姿勢に維持す
ると共に前記左右の走行装置の対機体高さを設定高さに
維持するように前記昇降駆動手段を作動させる制御手段
を設けた姿勢制御装置を備えることが試みられている。
尚、左右の昇降駆動装置にかかる負荷の相違により、機
体の左右傾斜姿勢を設定姿勢に復帰させていく間に、実
質的な車高(左右の走行装置の対機体高さの平均値)の
変化が生じてしまう。(通常この車高変化は車高が下が
る方向に生じる。)これを修正するために、左右の走行
装置の対機体高さを設定高さに維持するように昇降駆動
手段を作動させる必要があるのである。
【0004】このような姿勢制御装置として、例えば、
特公平6−69330号公報には、前記姿勢制御装置
を、機体の左右傾斜姿勢を設定傾斜姿勢に切換えた状態
で、左右の走行装置の対機体高さを設定高さに切換える
べく昇降駆動手段を作動させるように構成した技術が開
示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
特公平6−69330号公報に開示の技術においては、
機体の左右傾斜姿勢の修正と車高の修正とを、機体の傾
斜検出時に交互に繰り返すため、昇降駆動手段が頻繁に
作動され、該昇降駆動手段の耐久性が低下してしまう。
【0006】また、制御上、昇降駆動手段への作動出力
が頻繁に行われるため、ハンチングの原因となってしま
う。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述の如き
課題を解決するために、次の様な技術的手段を講ずる。
すなわち、左右の走行装置1,1を機体2に対して各別
に昇降させる昇降駆動手段3,3と、前記左右の走行装
置1,1の機体2に対する相対高さを検出する高さ検出
手段4と、前記機体2の左右傾斜姿勢を検出する姿勢検
出手段5と、作業車輌が作業状態にあるか否かを検出す
る作業状態検出手段6と、該作業状態検出手段6が作業
状態を検出している間は、前記高さ検出手段4の検出結
果に拘らず、姿勢検出手段5の検出結果に基づいて前記
機体2の左右傾斜姿勢のみを設定姿勢に維持するように
前記昇降駆動手段3,3を作動させ、且つ、前記作業状
態検出手段6が非作業状態を検出した場合に、前記高さ
検出手段4の検出結果に基づき、前記左右の走行装置
1,1の対機体基準高さを設定高さに復帰させるべく前
記昇降駆動手段3,3を作動させる制御手段7を設けた
ことを特徴とする作業車輌の姿勢制御装置としたもので
ある。
【0008】
【発明の作用】作業状態検出手段6が作業状態を検出し
ている間において、姿勢検出手段5により、機体2の左
右傾斜姿勢が設定姿勢から外れたことを検出すると、制
御手段7により昇降駆動手段3を作動して、少なくとも
一方の走行装置1を昇降させて、前記機体2の左右傾斜
姿勢を設定姿勢に復帰、維持させる。この際には、高さ
検出手段4の検出結果が変化しようとも、これを考慮し
ない。
【0009】そして、例えば、作業行程の一行程を終了
し、作業状態検出手段6が非作業状態を検出した場合に
おいて、高さ検出手段4により左右の走行装置1,1の
対機体基準高さが設定高さから外れたことを検出する
と、制御手段7により昇降駆動手段3,3を作動して、
左右の走行装置1,1を昇降させ、該走行装置の対機体
基準高さを設定高さに復帰させる。
【0010】
【発明の効果】これにより、作業走行中には、機体2の
左右傾斜姿勢を設定姿勢に維持するのみであり、作業終
了時或いは作業中断時等になってから、左右の走行装置
1,1の対機体基準高さを設定高さに復帰させるもので
あるため、昇降駆動手段3,3の作動頻度を小さく抑
え、該昇降駆動手段3,3の耐久性の低下を防ぐことが
できる。
【0011】また、制御上、昇降駆動手段3,3への作
動出力の頻度を小さく抑えられるため、ハンチングが発
生せず、円滑な制御を行うことができる。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例について、コンバインを
例示して説明する。コンバインの機体2は、機枠8の上
方において、その一側に脱穀装置9を搭載し、またその
他側には穀粒貯留装置10、操縦部11、エンジン12
等を搭載し、また、前記機枠8の下方左右両側には走行
装置1,1を設け、そして、前記機枠8の前方に刈取装
置13を油圧シリンダ14の伸縮作動により昇降自在に
設けて構成する。尚、前記穀粒貯留装置10は、前記操
縦部11の後方において前記脱穀装置9の側方に隣接し
て設ける。
【0013】この構成により、非脱穀作業中即ち前記脱
穀装置9に刈取穀稈が供給されていない状態で、且つ、
前記穀粒貯留装置10に穀粒が貯留されていない状態に
おいては、機体2の重心位置が、左右の走行装置1,1
の接地間隔の中心位置より脱穀装置9側に所定距離偏倚
し、一方、脱穀作業中即ち前記脱穀装置9に刈取穀稈が
供給されている状態で、且つ、前記穀粒貯留装置10に
穀粒が略半分貯留された状態においては、機体2の重心
位置が、左右の走行装置1,1の接地間隔の中心位置に
略一致するように機体2のバランスを設定する。
【0014】脱穀作業中には、脱穀装置9内の被処理物
重量により脱穀装置9自体の重量が増加(大型コンバイ
ンにおいては約20kg)する。従って、脱穀作業中即
ち刈取走行中において、穀粒貯留装置10に穀粒が約半
分貯留された状態で機体2の重心位置が左右の走行装置
1,1の接地間隔の中心に略一致するようにバランスを
設定することで、左右の走行装置1,1の接地荷重を略
均等にでき、湿田での直進走行性能を良好に維持できる
のである。
【0015】しかして、前記走行装置1は、クロ−ラタ
イプに構成するもので、転輪15群を配置した転輪フレ
−ム16を、前後一対のロ−リングア−ム17,18を
介して、機枠8に対して平行状態を維持しながら昇降で
きるように支承する。そして、後側のロ−リングア−ム
18の上端部と機枠8上のブラケット19との間に、油
圧回路20のロ−リング制御弁21によって伸縮作動す
るロ−リングシリンダ22(昇降駆動手段3)を設け
る。また、前後のロ−リングア−ム17,18間をリン
ク23で連結しして、ロ−リングシリンダ22の伸縮に
よってロ−リングア−ム17,18を機枠8に対して枢
支部24,25中心に回動させて、転輪フレ−ム16を
昇降する構成とする。
【0016】26は、走行装置1,1前端部の駆動スプ
ロケットで、機枠8の前端部に一体に取り付けた走行ミ
ッションから左右両側へ突出する駆動軸27に固定して
設ける。該駆動スプロケット26の駆動回転により、走
行装置1を駆動する構成である。前記油圧回路20は、
油圧ポンプ28に対して、その下手側に、前記ロ−リン
グシリンダ22の伸縮作動を司るロ−リング制御弁2
1,21とアンロ−ド弁29、及びリリ−フ弁30、フ
ィルタ−31を接続し、また、その上手側に、フィルタ
−32、圧油タンク33を接続して構成する。
【0017】また、前記ロ−リング制御弁21,21、
及びアンロ−ド弁29は、左上ソレノイド34、左下ソ
レノイド35、右上ソレノイド36、右下ソレノイド3
7、及びアンロ−ドソレノイド38等の電磁ソレノイド
への通電によって作動する形態とする。そして、コント
ロ−ラ39(制御手段7)に対して、その入力インタ−
フェイス側に、全体上下スイッチ40、傾斜レバ−スイ
ッチ41、脱穀クラッチスイッチ42、車体水平制御入
り切りスイッチ43、傾斜センサ44(姿勢検出手段
5)、ストロ−クセンサ(右)45、ストロ−クセンサ
(左)46、穀稈有無センサ47(作業状態検出手段
6)、刈取クラッチスイッチ48(作業状態検出手段
6)、対機体刈取装置高さセンサ50(作業状態検出手
段6)を接続する。また、該コントロ−ラ39の出力イ
ンタ−フェイス側には、前記左上ソレノイド34、左下
ソレノイド35、右上ソレノイド36、右下ソレノイド
37、及びアンロ−ドソレノイド38、自動ランプ49
を接続する。
【0018】前記全体上下スイッチ40は、その操作に
より、前記コントロ−ラ39から、左右の上ソレノイド
34,36、又は左右の下ソレノイド35,37へ同時
に通電して、前記左右のロ−リングシリンダ22,22
を同時に同方向へ伸縮作動させて、車高を調節するため
のものである。前記傾斜レバ−スイッチ41は、操縦部
11に設ける傾斜調節レバ−の操作によってON/OF
Fするもので、該傾斜調節レバ−を左側へ傾動させるこ
とによって、前記コントロ−ラ39から、前記左下ソレ
ノイド35と右上ソレノイド36とに同時に通電して、
左右のロ−リングシリンダ22,22を互いに逆方向へ
伸縮作動させて、機体2の姿勢を強制的に左側へ傾斜さ
せる。また、該傾斜調節レバ−を右側へ傾動させること
によって、前記コントロ−ラ39から、前記左上ソレノ
イド34と右下ソレノイド37とに同時に通電して、左
右のロ−リングシリンダ22,22を互いに逆方向へ伸
縮作動させて、機体2の姿勢を強制的に右側へ傾斜させ
る。
【0019】前記脱穀クラッチスイッチ42は、前記操
縦部11に設ける脱穀クラッチレバ−の操作位置により
ON/OFFし、脱穀クラッチが入り操作されたことを
検出するものである。前記車体水平制御入り切りスイッ
チ43は、前記操縦部11に設けられ、該車体水平制御
入り切りスイッチ43がONされると共に、前記脱穀ク
ラッチスイッチ42もがONされた場合に、車体水平制
御が開始されるものである。
【0020】前記傾斜センサ44(姿勢検出手段5)
は、前記機枠8上に取付け、該機枠8の左右傾斜角度を
機体2の左右傾斜角度として検出するものである。前記
ストロ−クセンサ(右)45及びストロ−クセンサ
(左)46は、前記左右のロ−リングシリンダ22,2
2に併設し、夫々のシリンダの伸縮位置をアナログ的に
検出するものである。
【0021】前記穀稈有無センサ47は、前記刈取装置
13前部の分草杆近傍に配置され、該刈取装置13に導
入される植立穀稈の有無を検出するものである。前記刈
取クラッチスイッチ48は、前記操縦部11に設ける刈
取クラッチレバ−の操作位置によりON/OFFし、刈
取クラッチが入り操作されたことを検出検出するもので
ある。
【0022】前記対機体刈取装置高さセンサ50は、前
記機体2に対する刈取装置13の昇降位置を検出するポ
テンショメ−タである。前記自動ランプ49は、前記操
縦部11に設けられ、車体水平制御が開始されると点灯
するものである。しかして、コンバインによる刈取作業
においては、まず、車体水平制御入り切りスイッチ43
をON操作し、脱穀クラッチレバ−を入り操作して脱穀
クラッチスイッチ42をONし、更に、刈取クラッチレ
バ−を入り操作して刈取クラッチスイッチ48をONす
る。また、全体上下スイッチ40を操作して車高を調節
し、該全体上下スイッチ40の操作終了時点におけるス
トロ−クセンサ(左)46の検出値とストロ−クセンサ
(右)45の検出値との平均値を、機体基準高さとして
コントロ−ラ39に記憶設定する。そして、この状態で
走行装置1,1を駆動して前進走行しながら、圃場に植
立する穀稈を刈取装置13によって刈り取り、脱穀装置
9によって脱穀処理し、収穫された穀粒は、穀粒貯留装
置10内に一時貯留される。
【0023】このような刈取作業中、圃場面の凹凸や、
圃場面に対する走行装置1,1の沈下等により、機体2
が傾斜する事態が生ずる。このとき、この機体2の左右
傾斜角度を傾斜センサ44によって検出し、例えば、機
体2が右下がり傾斜姿勢となった場合には、コントロ−
ラ39から右上ソレノイド36と左下ソレノイド35と
に同時出力し、右側のロ−リングシリンダ22を伸長す
ると共に左側のロ−リングシリンダ22を短縮する。こ
のコントロ−ラ39から右上ソレノイド36と左下ソレ
ノイド35への出力は、ストロ−クセンサ(右)45及
びストロ−クセンサ(左)46からのフィ−ドバックに
より、傾斜センサ44が水平を検出した時点、即ち、機
体2が水平姿勢に復帰した時点で終了する。同様に、機
体2が左下がり傾斜姿勢となった場合には、コントロ−
ラ39から左上ソレノイド34と右下ソレノイド37と
に同時出力し、左側のロ−リングシリンダ22を伸長す
ると共に右側のロ−リングシリンダ22を短縮する。こ
のコントロ−ラ39から左上ソレノイド34と右下ソレ
ノイド37への出力は、ストロ−クセンサ(左)46及
びストロ−クセンサ(右)45からのフィ−ドバックに
より、傾斜センサ44が水平を検出した時点、即ち、機
体2が水平姿勢に復帰した時点で終了する。
【0024】しかして、このような車体水平制御中にお
いては、ロ−リングシリンダ22,22によって機体荷
重を支持しているために、短縮側のロ−リングシリンダ
22に掛かる負荷より、伸長側のロ−リングシリンダ2
2に掛かる負荷の方が大きく、従って、伸長作動中のロ
−リングシリンダ22の伸長速度より、短縮作動中のロ
−リングシリンダ22の短縮速度の方が速くなる。この
結果、車高、即ち、ストロ−クセンサ(左)46の検出
値とストロ−クセンサ(右)45の検出値との平均値
は、作業前に記憶設定してあった機体基準高さに対し
て、水平制御作動を繰り返す度に徐々に低下してしま
う。
【0025】そこで、圃場の一刈取行程を刈り終え、穀
稈有無センサ49が穀稈無を検出した場合、又は、刈取
クラッチレバ−を切り操作して刈取クラッチスイッチ4
8がOFFした場合、又は、刈取装置13を上昇させて
対機体刈取装置高さセンサ50が刈取装置13の非作業
位置までの上昇を検出した場合、コントロ−ラ39は、
これを非作業状態と判定する。そして、この判定がなさ
れた場合、コントロ−ラ39から左上ソレノイド34と
右上ソレノイド36とに出力を行い、左右のロ−リング
シリンダ22,22を共に伸長作動させ、ストロ−クセ
ンサ(左)46の検出値とストロ−クセンサ(右)45
の検出値との平均値が、刈取作業前に記憶設定した機体
基準高さに達した時点でこの左右上ソレノイド34,3
6への出力を終了する。これによって、機体2は、作業
前の基準高さに復帰し、そのまま次の刈取行程に入るこ
とができる。
【0026】これにより、刈取作業中には、機体2の左
右傾斜角度を水平に維持するのみであり、刈取作業終了
時或いは刈取作業中断時等になってから、機体2を作業
前に設定した基準高さに復帰させるものであるため、ロ
−リングシリンダ22,22の伸縮作動頻度を小さく抑
え、該ロ−リングシリンダ22,22の耐久性の低下を
防ぐことができる。
【0027】また、制御上、左右の上下ソレノイド3
4,35,36,37への作動出力の頻度を小さく抑え
られるため、ハンチングが発生せず、円滑な制御を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例における要部の作用説明図である。
【図2】一実施例における一部の側面図である。
【図3】一実施例における油圧回路図である。
【図4】一実施例における制御ブロック図である。
【図5】一実施例におけるコンバインの側面図である。
【図6】一実施例におけるコンバインの平面図である。
【符号の説明】
1 走行装置 2 機体 3 昇降駆動手段 4 高さ検出手段 5 姿勢検出手段 6 作業状態検出手段 7 制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の走行装置1,1を機体2に対して
    各別に昇降させる昇降駆動手段3,3と、前記左右の走
    行装置1,1の機体2に対する相対高さを検出する高さ
    検出手段4と、前記機体2の左右傾斜姿勢を検出する姿
    勢検出手段5と、作業車輌が作業状態にあるか否かを検
    出する作業状態検出手段6と、該作業状態検出手段6が
    作業状態を検出している間は、前記高さ検出手段4の検
    出結果に拘らず、姿勢検出手段5の検出結果に基づいて
    前記機体2の左右傾斜姿勢のみを設定姿勢に維持するよ
    うに前記昇降駆動手段3,3を作動させ、且つ、前記作
    業状態検出手段6が非作業状態を検出した場合に、前記
    高さ検出手段4の検出結果に基づき、前記左右の走行装
    置1,1の対機体基準高さを設定高さに復帰させるべく
    前記昇降駆動手段3,3を作動させる制御手段7を設け
    たことを特徴とする作業車輌の姿勢制御装置。
JP23872595A 1995-09-18 1995-09-18 作業車輌の姿勢制御装置 Pending JPH0974871A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100399873C (zh) * 2004-09-28 2008-07-09 株式会社久保田 作业车辆的姿势控制装置
JP2017093304A (ja) * 2015-11-18 2017-06-01 松山株式会社 農作業機の昇降判別システム

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