JPH10176402A - 這樋取付具 - Google Patents

這樋取付具

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JPH10176402A
JPH10176402A JP33680396A JP33680396A JPH10176402A JP H10176402 A JPH10176402 A JP H10176402A JP 33680396 A JP33680396 A JP 33680396A JP 33680396 A JP33680396 A JP 33680396A JP H10176402 A JPH10176402 A JP H10176402A
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stopper
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Yoshitoku Maruyama
良徳 丸山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 瓦の厚みが異なっても瓦に止め具を強固に取
り付けることができる這樋取付具を提供すること。 【解決手段】 上板31と下板32が縦材33で連結し
たコ字形の止め具3と、止め具3と這樋を取り付ける本
体2と、止め具3の上板31と本体2を連結するネジシ
ャフト4とからなり、ネジシャフト4の上端面の多角形
の突起42を本体2の多角形の通孔22に緩く嵌合して
ネジシャフト4と本体2とを連結し、ネジシャフト4の
下部を止め具3の上板31のネジ孔34に出入自在に螺
入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は這樋を瓦に取り付け
る這樋取付具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、這樋を瓦に取り付ける這樋取付具
としては種々あるが、多く使用されている這樋取付具と
しては、実公昭54−1606号公報に記載されている
這樋取付具がある。この這樋取付具は、這樋を取り付け
る本体と、瓦の厚みより若干大きな距離を隔ててほぼ平
行な上板と下板が縦材で連結されたコ字形の止め具とか
らなり、この止め具の上板には下方に突出している突出
部が設けられ、この止め具の上板に本体が固着されたも
のである。
【0003】この這樋取付具は次のようにして使用す
る。即ち、先ず、止め具の上板と下板との間に瓦を水下
側から挿入する。すると、上板に設けられた突出部と下
板との間に瓦を挟持した状態にして止め具が瓦に取り付
けられる。このようにして止め具を瓦に取り付けた後、
本体に這樋を取り付けて使用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにし
て這樋取付具を取り付けて使用していると、這樋取付具
は止め具の上板と下板とで瓦を挟んでいるだけであるか
ら、使用中に風等が強く吹くと、這樋取付具が移動し易
く、従って、這樋が固定し難いという問題がある。又、
最近では和瓦やセンメト瓦等の厚みの異なる瓦が多数使
用されているが、上記這樋取付具では、上板の突出部と
下板とで瓦を挟んで取り付けるから、この突出部と下板
との距離によって取り付けることができる瓦の厚みがほ
ぼ限定され、種々な厚みの異なる瓦に適応できないとい
う問題がある。
【0005】又、一般に、這樋を取り付ける1枚の瓦の
勾配と多段に葺かれた瓦に沿って取り付けられている這
樋とでは勾配が異なる。しかも、この勾配の差は瓦の厚
みが異なると異なる。しかし、止め具に本体が固着され
ていると、この止め具に本体が一定角度に固定されるの
で、瓦の勾配と這樋の勾配の差が異なると適応できない
という問題がある。そこで、本発明の目的は厚さが異な
っても瓦に止め具を強固に取り付けることができる這樋
取付具を提供することである。本発明の他の目的は、瓦
の勾配と這樋の勾配の差が異なっても適応できる這樋取
付具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであって、請求項1記載の発明
は、這樋を取り付ける本体と、瓦の厚みより若干大きな
距離を隔ててほぼ平行な上板と下板が縦材で連結された
コ字形の止め具と、止め具の上板と本体とを連結するネ
ジシャフトとからなる這樋取付具であって、前記止め具
の上板にネジ孔が設けられ、前記ネジシャフトの上端部
が本体に回転自在に連結され、ネジシャフトの下部が止
め具の上板に設けられたネジ孔に出入自在に螺入されて
いるものである。
【0007】請求項2記載の発明は、這樋を取り付ける
本体と、瓦の厚みより若干大きな距離を隔ててほぼ平行
な上板と下板が縦材で連結されたコ字形の止め具と、止
め具の上板と本体とを連結するネジシャフトとからなる
這樋取付具であって、前記本体には多角形の通孔が設け
られ、前記ネジシャフトの上端面には本体の多角形の通
孔に緩く嵌合する多角形の突起が設けられ、前記止め具
の上板にネジ孔が設けられ、ネジシャフトの上端面の突
起が本体の通孔に嵌合されてネジシャフトと本体とが連
結され、ネジシャフトの下部が止め具の上板に設けられ
たネジ孔に出入自在に螺入されているものである。
【0008】請求項3記載の発明は、這樋を取り付ける
本体と、瓦の厚み若干より大きな距離を隔ててほぼ平行
な上板と下板が縦材で連結されたコ字形の止め具と、止
め具の上板と本体とを連結するネジシャフトとからなる
這樋取付具であって、前記本体には多角形の通孔が設け
られ、前記ネジシャフトの上端面には本体の多角形の通
孔に緩く嵌合する多角形の突起が設けられ、前記止め具
の上板にネジ孔が設けられ、ネジシャフトの上端面の突
起が本体の通孔に嵌合されてネジシャフトと本体とが連
結され、ネジシャフトの下部が止め具の上板に設けられ
たネジ孔に出入自在に螺入されてネジシャフトの先端が
上板の下方に突出し、この突出しているネジシャフトの
下端に押さえ板が回転自在に取り付けられているもので
ある。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明における押さえ板の下面に凹凸が設けられているもの
である。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1〜4記載
の発明における止め具の上板と縦材に跨がって補強リブ
が設けられているものである。
【0011】請求項2記載の発明と請求項3記載の発明
では、本体には多角形の通孔が設けられ、ネジシャフト
の上端面には本体の多角形の通孔が緩く嵌合する多角形
の突起が設けられていて、ネジシャフトの上端面の突起
が本体の通孔に嵌合されてネジシャフトと本体とが連結
されているから、この本体が止め具に上下左右に回動可
能になっている。この上下左右に回動する角度は緩く嵌
合される程度によって異なる。本発明では、この角度を
5°前後にすることが好ましい。又、この多角形の形状
としては適宜でよいが三角形や四角形が好適である。
【0012】又、請求項3記載の発明では、ネジシャフ
トの下端に押さえ板が回転自在に取り付けられている。
そして、この押さえ板は瓦の表面に密着して押さえ板と
下板とで瓦を挟んで止め具を固定するものである。従っ
て、押さえ板を上下左右に回動する構造にすると押さえ
板が瓦に密着し易くなるので好ましい。この上下左右に
回動する角度は5°前後が好ましい。
【0013】請求項4記載の発明では、押さえ板の下面
に凹凸を設けているが、この凹凸は押さえ板自体を成形
して凹凸にしてもよいし、下面に珪砂等の粒子を付着さ
せて凹凸にしてもよい。請求項5記載の発明では、止め
具の上板と縦材に跨がって補強リブが設けられている
が、この補強リブは上板や縦材自体を湾曲させたり折曲
させてリブを設けてもよいし、上板と縦材に跨がって板
材を取り付けてリブにしてもよい。
【0014】(作用)請求項1記載の本発明の這樋取付
具で這樋を取り付ける方法を説明しながら作用について
説明する。先ず、止め具の上板と下板との間に瓦を水下
側から挿入する。この際、止め具は瓦の厚みより若干大
きな距離を隔ててほぼ平行な上板と下板が縦材で連結さ
れたコ字形をしているから、上板と下板との間に瓦を支
障なく挿入することができる。
【0015】次に、ネジシャフトが回転しなくなるま
で、ネジシャフトを上板のネジ孔に螺入する。すると、
請求項1記載の発明では、ネジシャフトの下部が止め具
の上板に設けられたネジ孔に出入自在に螺入されている
から、ネジシャフトの先端が上板から突出し、この突出
したネジシャフトの下端で瓦を押圧する。その結果、ネ
ジシャフトの先端と下板とで瓦を挟持し、止め具が瓦に
強固に取り付けられる。このように、ネジシャフトを止
め具の上板から螺入して取り付けるから、薄い瓦の場合
にはネジシャフトを深く螺入し、厚い瓦の場合にはネジ
シャフトを浅く螺入するというようにネジシャフトの螺
入深さを調節することにより、瓦の厚みが異なっていて
も強固に取り付けることができる。
【0016】最後に、本体を這樋の取り付け易い方向に
向けて這樋を取り付ける。すると、請求項1記載の発明
では、ネジシャフトの上端部が本体に回転自在に連結さ
れているから、本体を這樋の取り付け易い方向に向ける
ことができる。
【0017】請求項2記載の発明では、先ず、止め具の
上板と下板との間に瓦を水下側から挿入することは請求
項1記載の発明と同様である。次に、本体を持って回転
しなくなるまでネジシャフトを回転させて、ネジシャフ
トを上板のネジ孔に螺入する。すると、請求項2記載の
発明では、ネジシャフトの上端面の多角形の突起が本体
の多角形の通孔に嵌合されて連結されているから、本体
を持ってネジシャフトを回転させることができる。又、
ネジシャフトが回転しなくなるまで螺入したときに、本
体が這樋を取り付け難い方向に向いている場合には、瓦
とネジシャフトの先端との間に詰め物をしてネジシャフ
トの螺入深さを調節して本体を這樋の取り付け易い方向
に向ける。
【0018】このようにネジシャフトを回転しなくなる
まで回転させると、請求項2記載の発明では、ネジシャ
フトの下部が止め具の上板に設けられたネジ孔に出入自
在に螺入されているから、請求項1記載の発明と同様
に、瓦をネジシャフトの先端と下板とで挟持し、止め具
を瓦に強固に取り付けることができる。又、ネジシャフ
トの螺入深さを調節することにより、瓦の厚みが異なっ
ていても強固に取り付けることができる。
【0019】最後に、本体に這樋を取り付ける。する
と、請求項2記載の発明では、本体には多角形の通孔が
設けられ、ネジシャフトの上端面には本体の多角形の通
孔が緩く嵌合する多角形の突起が設けられ、ネジシャフ
トの上端面の突起が本体の通孔に嵌合されてネジシャフ
トと本体とが連結されているから、本体を上下左右に回
動させることができる。即ち、瓦の厚みが異なり、その
結果、瓦の勾配と這樋の勾配の差が異なっていても、本
体を上下左右に回動させることによって瓦と這樋の種々
な勾配の差に適応させることができる。
【0020】請求項3記載の発明では、先ず、止め具の
上板と下板との間に瓦を水下側から挿入することは請求
項1記載の発明と同様である。次に、ネジシャフトが回
転しなくなるまで、本体を持ってネジシャフトを回転さ
せて、ネジシャフトを上板のネジ孔に螺入する。この
際、請求項3記載の発明では、ネジシャフトの上端面の
多角形の突起が本体の多角形の通孔に嵌合されて連結さ
れているから、請求項2記載の発明と同様に、本体を持
ってネジシャフトを回転させることができる。
【0021】このようにネジシャフトを回転しなくなる
まで回転させると、請求項3記載の発明では、ネジシャ
フトの下部が止め具の上板に設けられたネジ孔に出入自
在に螺入されてネジシャフトの先端が上板の下方に突出
し、この突出したネジシャフトの下端に押さえ板が回転
自在に取り付けられているから、ネジシャフトの先端が
上板から下方に突出し、この突出したネジシャフトの下
端に設けられている押さえ板で瓦が押圧され、瓦を押さ
え板と下板とで挟持し、止め具が瓦に強固に取り付けら
れる。
【0022】この際、請求項3記載の発明では、ネジシ
ャフトの下端に押さえ板が回転自在に設けられているか
ら、ネジシャフトが螺入時に回転していても、押さえ板
が回転することなく瓦の表面を押圧して、瓦を傷つける
ことなく押さえ板と下板との間に瓦を挟んで強固に止め
具を瓦に取り付けることができるし、ネジシャフトの先
端より面積の大きな押さえ板が瓦の表面を押圧するか
ら、瓦が割れることがない。このように、ネジシャフト
を止め具の上板から螺入して取り付けるから、薄い瓦の
場合にはネジシャフトを深く螺入し、厚い瓦の場合には
ネジシャフトを浅く螺入するというようにネジシャフト
の螺入深さを調節してネジシャフトの突出長さを調節す
ることにより、瓦の厚みが異なっていても強固に取り付
けることができる。
【0023】最後に、本体に這樋を取り付ける。する
と、請求項3記載の発明では、本体には多角形の通孔が
設けられ、ネジシャフトの上端面には本体の多角形の通
孔が緩く嵌合する多角形の突起が設けられ、ネジシャフ
トの上端面の突起が本体の通孔に挿入されて連結されて
いるから、請求項2記載の発明と同様に、瓦の厚みが異
なり、この結果、瓦の勾配と這樋の勾配の差が異なって
も、この異なっている勾配の差に適応させることができ
る。
【0024】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
押さえ板の下面に凹凸が設けられているから、この押さ
え板で瓦を押圧すると、この凹凸の下面が瓦の表面を押
して止め具が瓦に滑らないよう強固に固定することがで
きる。請求項5記載の発明では、止め具の上板と縦材に
跨がって補強リブが設けられているから、ネジシャフト
を螺入してネジシャフトの先端または押さえ板で瓦を押
圧したとき、反作用により上板に上方に押す力が加わる
が、この補強リブによって上板と縦材の機械的強度が大
きくなっているので、上板や縦材が撓んだり折れたりす
ることがない。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。 (実施例1)図1〜図3は本発明這樋取付具の一実施例
を示すもので、図1(イ)は這樋取付具の正面図、
(ロ)は(イ)の平面図、(ハ)は(イ)のA−A線に
おける断面図、図2は這樋取付具の使用状態を示す説明
図、図3は這樋を取り付ける前の図2のB部分を拡大し
て示す説明図である。
【0026】図1〜図3において、6は屋根であり、6
5は屋根6に取り付けられた瓦である。7は這樋であ
り、この這樋7は両側に窪み71が設けられている筒状
体であり、瓦65の上に後述の這樋取付具1で取り付け
られている。8はエルボであり、このエルボ8は這樋7
の先端と樋75とを連結するものである。9は軒樋であ
り、鼻隠し板からなる軒先95に沿って軒樋吊り具96
で取り付けられている。
【0027】1は這樋取付具であり、この這樋取付具1
は本体2と止め具3とからなる。本体2は半円形状の帯
状体であり、この本体の両側端には這樋7の窪み71に
嵌まる突起21、21が内方に突出して設けられ、本体
2の中央部にはほぼ四角形の通孔22が設けられてい
る。止め具3は瓦の厚みより若干大きな距離を隔ててほ
ぼ平行な上板31と下板32が縦材33で連結されてコ
字形に形成されたものである。上板31のほぼ中央には
筒状37に盛り上がっていて、この盛り上がった筒状3
7の内面には、雌ネジ38が設けられてネジ孔34とな
っている。又、上板31から縦材33にかけて湾曲状に
盛り上がった凸条からなる補強リブ35が2本設けられ
ている。
【0028】4はネジシャフトであり、このネジシャフ
ト4の外周面には、止め具3の雌ネジ38に螺合する雄
ネジ48が設けられている。又、このネジシャフト4の
先端には、本体2の通孔22に緩く嵌まるほぼ四角形の
突起42が設けられ、更に、この突起42の先端に鍔部
43が設けられている。又、ネジシャフト4の下端面に
は、先端が尖った突起44が設けられている。
【0029】このネジシャフト4の先端に設けられてい
るほぼ四角形の突起42が本体2のほぼ四角形の通孔2
2に挿入されている。すると、緩く嵌まるために、本体
2が上下左右にほぼ5°回動できるようになっている。
又、突起42の先端には鍔部43が設けられているか
ら、突起42から本体2が抜けないようになっている。
又、このネジシャフト4の雄ネジ48が止め具3の雌ネ
ジ38に螺入されて、先端が上板31の下方に突出して
いる
【0030】次に、この這樋取付具の使用方法および作
用について説明する。先ず、図2および図3に示すよう
に、止め具3の上板31と下板32との間に瓦65を水
下側から挿入する。すると、止め具3は瓦65の厚みよ
り大きな距離を隔ててほぼ平行な上板31と下板32が
縦材33で連結されたコ字形をしているから、上板31
と下板32との間に瓦65を支障なく挿入することがで
きる。次に、本体2を持ってネジシャフト4を回転させ
て、ネジシャフト4が回転しなくなるまで、ネジシャフ
ト4を上板31のネジ孔34に螺入する。この際、ネジ
シャフト4の上端面の四角形の突起42が本体2の四角
形の通孔22に挿入されて連結されているから、本体2
を持ってネジシャフト4を回転させることができる。
【0031】このようにシャフト4を回転しなくなるま
で回転させると、ネジシャフト4の下部が上板31から
突出し、この突出したネジシャフト4の下端の突起44
が瓦65に突き刺さって瓦65を押圧する。その結果、
瓦65をネジシャフト4の先端と下板32とで挟持し、
止め具3が瓦65に強固に取り付けられる。この際、ネ
ジシャフト4の先端が瓦65を押圧すると、反作用によ
り上板31を上方に押す力が加わるが、止め具3の上板
31と縦材33に跨がって補強リブ35が設けられてい
るから、上板31や縦材33が撓んだり折れたりするこ
とがない。
【0032】このように、ネジシャフト4を止め具3の
上板31から螺入して取り付けるから、薄い瓦の場合に
はネジシャフト4を深く螺入し、厚い瓦の場合にはネジ
シャフト4を浅く螺入するというようにネジシャフト4
の螺入深さを調節することにより、瓦65の厚みが異な
っていても強固に取り付けることができる。次に、ネジ
シャフト4が回転しなくなるまで螺入したときに、本体
2の向く方向が這樋6を取り付け難い方向に向いている
場合には、瓦65とネジシャフト4の先端との間に詰め
物をしてネジシャフト4の螺入深さを調節して本体2を
這樋6を取り付け易い方向に向ける。
【0033】最後に、這樋7の両側の窪み71に本体2
の突起21を嵌めて本体に這樋7を取り付ける。する
と、本体2にはほぼ四角形の通孔22が設けられ、ネジ
シャフト4の上端面には本体2のほぼ四角形の通孔22
が緩く嵌合するほぼ四角形の突起42が設けられてい
て、ネジシャフト4の上端面の突起42が本体2の通孔
22に挿入されてネジシャフトと本体とが連結されてい
るから、本体2が上下左右に回動するようになってい
る。このようになっているから、瓦65の厚みが異な
り、一枚の瓦65の勾配と這樋7の勾配の差が異なって
も、この異なっている勾配に適応させることができる。
【0034】(実施例2)図4は本発明這樋取付具の他
の実施例を示すもので、図4は這樋取付具の断面図であ
る。
【0035】図4に示す実施例2を図1〜図3に示す実
施例1と比較すると、本体2aの中央部にほぼ円形の通
孔22aが設けられ、ネジシャフト4aの先端には、本
体2aの通孔22aに緩く嵌まる断面円形状の突起42
aが設けられ、更に、この突起42aの先端に鍔部43
aが設けられて、この本体2aの通孔22aにネジシャ
フト4aの突起42aを回転自在に連結していること、
および、この鍔部43aの上端面にドライバーの先端を
嵌めることができる溝45aが設けられていることが異
なる。
【0036】そして、このようになっているから、止め
具3aの上板31aと下板32aとの間に瓦65aを水
下側から挿入した後、ドライバーの先端をネジシャフト
4aの上端に設けられている溝45aに止着し、このド
ライバーでネジシャフト4aが回転しなくなるまで、ネ
ジシャフト4aを上板31aのネジ孔34aに螺入する
ことができること、および、ネジシャフト4aの円形の
突起42aが本体2aの通孔22aに回転自在に連結さ
れているから、ネジシャフト4aをネジ孔34aに螺入
した後に本体2aを這樋を取り付け易い方向に向けるこ
とができることが異なる。
【0037】その他の構造および使用方法や作用は図1
〜図3に示す実施例1と同じであるから説明を省略す
る。
【0038】(実施例3)図5〜図7は本発明這樋取付
具の別の実施例を示すもので、図5(イ)は這樋取付具
の正面図、(ロ)は(イ)の平面図、(ハ)は(イ)の
底面図、(ニ)は(イ)のC−C線における断面図、図
6は這樋取付具の使用状態を示す説明図、図7は這樋を
取り付ける前の図6のD部分を拡大して示す説明図であ
る。
【0039】図5〜図7に示す実施例3を図1〜図3に
示す実施例1と比較すると、押さえ板5bのほぼ中央に
断面円形状の通孔51bが設けられ、この通孔51bに
緩く嵌まる突起45bがネジシャフト4bの下端に設け
られていること、そして、ネジシャフト4bの雄ネジ4
8bが止め具3bの雌ネジ38bに螺入され、ネジシャ
フト4bの下端が上板31bの下方に突出し、この下端
に設けられている突起49bが通孔51bに緩く嵌まっ
ていること、即ち、押さえ板5bがネジシャフト4bの
下部に回動自在に取り付けられていること、そして、ネ
ジシャフト4bの先端には押さえ板5bが外れないよう
に鍔46bが取り付けられていることが異なる。又、瓦
65bの厚みが薄いことが異なる。
【0040】そして、本体2bを持ってネジシャフト4
bを回転させると、図7に示すように、ネジシャフト4
bの先端が上板31bから突出し、この突出したネジシ
ャフト4bの下端に設けられている押さえ板5bが瓦6
5bを押圧して、瓦65bをネジシャフトの先端と下板
32bとで挟持して、止め具3bが瓦65bに強固に取
り付けられる。
【0041】この際、ネジシャフト4bの下端に押さえ
板5bが回転自在に設けられているから、ネジシャフト
4bが螺入時に回転しても押さえ板5bが回転すること
なく瓦65bの表面を押圧して瓦65bを傷付けること
なく押さえ板5bと下板32bとの間に瓦65bを挟ん
で強固に瓦を取り付けることができる。又、ネジシャフ
ト4bの先端より面積の大きな押さえ板5bで瓦65b
の表面を押圧するから、瓦65bが割れ難い。又、ネジ
シャフト4bの螺入する深さを変えることにより、実施
例1より薄い瓦65bでも支障なく取り付けることがで
きる。
【0042】その他の構造および使用方法や作用は図1
〜図3に示す実施例1と同じであるから説明を省略す
る。
【0043】(実施例4)図8は本発明這樋取付具の更
に別の実施例を示すもので、(イ)は這樋取付具の断面
図、(ロ)は(イ)のE部分を拡大して示す説明図であ
る。
【0044】図8に示す実施例4を図5〜図7に示す実
施例3と比較すると、押さえ板5cの下面に石英砂53
cが接着されて凹凸54cが形成されていることが異な
る。このように押さえ板5cの下面が凹凸54cとなっ
ていると、ネジシャフト4cを回転させて、この押さえ
板5cで瓦を押圧すると、押さえ板5cが滑らないよう
に強固に瓦に付着し、止め具3cを瓦に取り付けること
ができる。その他の構造および使用方法や作用は図5〜
図7に示す実施例3と同じであるから説明を省略する。
【0045】
【発明の効果】本発明では、止め具は瓦の厚みより大き
な距離を隔ててほぼ平行な上板と下板が縦材で連結され
たコ字形をしているから、上板と下板との間に瓦を挿入
することができる。
【0046】請求項1記載の発明では、ネジシャフトの
下部が止め具の上板に設けられたネジ孔に出入自在に螺
入されているから、ネジシャフトを上板のネジ孔に螺入
すると、ネジシャフトの先端が上板から突出し、この突
出したネジシャフトの下端で瓦を押圧して、止め具を瓦
に強固に取り付けることができるので、風等が強く吹い
ても這樋取付具が移動することがなく安心である。この
ように、ネジシャフトを止め具の上板から螺入して取り
付けることができるから、薄い瓦でも、又、厚い瓦で
も、ネジシャフトの螺入深さを調節することにより、止
め具を瓦に強固に取り付けることができるので、瓦の厚
みが異なっても支障なく強固に取り付けることができ
る。
【0047】請求項1記載の発明では、ネジシャフトの
上端部が本体に回転自在に連結されているから、本体を
這樋の取り付け易い方向に向けて這樋を取り付けること
ができる。
【0048】請求項2記載の発明では、ネジシャフトの
上端面の多角形の突起が本体の多角形の通孔に嵌合され
てネジシャフトと本体とが連結されているから、本体を
持ってネジシャフトを回転させることができる。従っ
て、トライバー等の道具が必要でなく便利である。
【0049】請求項2記載の発明では、ネジシャフトの
下部が止め具の上板に設けられたネジ孔に出入自在に螺
入されているから、ネジシャフトを止め具の上板に螺入
すると、請求項1記載の発明と同様に、ネジシャフトの
先端が下板から突出し、この突出したネジシャフトの下
端で瓦を押圧して、止め具を瓦に強固に取り付けること
ができるので、風等が強く吹いても這樋取付具が移動す
ることがなく安心である。このように、ネジシャフトを
止め具の上板から螺入して取り付けることができるか
ら、請求項1記載の発明と同様に、薄い瓦でも、又、厚
い瓦でも、ネジシャフトの螺入深さを調節することによ
り、瓦の厚みが異なっていても強固に取り付けることが
でき便利である。
【0050】請求項2記載の発明では、本体には多角形
の通孔が設けられ、ネジシャフトの上端面には本体の多
角形の通孔が緩く嵌合する多角形の突起が設けられ、ネ
ジシャフトの上端面の突起が本体の通孔に嵌合されて連
結されているから、請求項1記載の発明と同様に、本体
を上下左右に回動させることによって瓦と這樋の異なる
勾配に適応させることができる。
【0051】請求項3記載の発明では、ネジシャフトの
上端面の多角形の突起が本体の多角形の通孔に嵌合され
て連結されているから、請求項2記載の発明と同様に、
本体を持ってネジシャフトを回転させることができる。
このようにシャフトを回転しなくなるまで回転させる
と、請求項3記載の発明では、ネジシャフトの下部が止
め具の上板に設けられたネジ孔に出入自在に螺入されて
ネジシャフトの先端が上板の下方に突出し、この突出し
たネジシャフトの下端に押さえ板が回転自在に取り付け
られているから、ネジシャフトの先端が下板から突出
し、この突出したネジシャフトの下端に設けられている
押さえ板で瓦が押圧され、瓦をネジシャフトの先端と下
板とで挟持し、止め具が瓦に強固に取り付けられる。従
って、風が強く吹いても這樋取付具が移動することがな
く安心である。
【0052】この際、請求項3記載の発明では、ネジシ
ャフトの下端に押さえ板が回転自在に設けられているか
ら、瓦を傷つけることなく押さえ板と下板との間に瓦を
挟んで強固に止め具を瓦に取り付けることができるし、
ネジシャフトの先端より面積の大きな押さえ板が瓦の表
面を押圧するから、瓦が割れることがない。このよう
に、ネジシャフトを止め具の上板から螺入して取り付け
るから、請求項2記載の発明と同様に、瓦の厚みが異な
っていても強固に取り付けることができるので便利であ
る。
【0053】請求項3記載の発明では、本体には多角形
の通孔が設けられ、ネジシャフトの上端面には本体の多
角形の通孔が緩く嵌合する多角形の突起が設けられ、ネ
ジシャフトの上端面の突起が本体の通孔に挿入されてネ
ジシャフトと本体とが連結されているから、請求項2記
載の発明と同様に、瓦の厚みが異なり、この結果、瓦の
勾配と這樋の勾配の差が異なっても、この異なっている
勾配の種々な差に適応させることができる。
【0054】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
押さえ板の下面に凹凸が設けられているから、この押さ
え板で瓦を押圧すると、この凹凸の下面が瓦の表面を押
して止め具が瓦に滑らないよう強固に固定することがで
きるので安心である。
【0055】請求項5記載の発明では、止め具の上板と
縦材に跨がった補強リブが設けられているから、ネジシ
ャフトを螺入してネジシャフトの先端または押さえ板で
瓦を押圧したとき、反作用により上板に上方に押す力が
加わるが、この補強リブによって上板と縦材とは機械的
強度が大きくなっているので、上板や縦材が撓んだり折
れたりすることがないので安心であるし、同じ強度にす
ると、上板や縦材の材質を薄くすることができ安価とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、(イ)は這樋
取付具の正面図、(ロ)は(イ)の平面図、(ハ)は
(イ)のA−A線における断面図である。
【図2】這樋取付具の使用状態を示す説明図である。
【図3】図2のB部分を拡大して示す説明図である。
【図4】本発明の他の実施例を示すもので、這樋取付具
の正面図である。
【図5】本発明の別の実施例を示すもので、(イ)は這
樋取付具の正面図、(ロ)は(イ)の平面図、(ハ)は
(イ)の底面図、(ニ)は(イ)のC−C線における断
面図である。
【図6】這樋取付具の使用状態を示す説明図である。
【図7】図2のD部分を拡大して示す説明図である。
【図8】本発明の更に別の実施例を示すもので、這樋取
付具の正面図である。
【符号の説明】
1 這樋取付具 2、2a 本体 22、22a 通孔 3、3a、3c 止め具 31、31a 上板 32、32a 下板 33 縦材 34、34a ネジ孔 35 補強リブ 4、4a、4b ネジシャフト 42、42a 突起 5b、5c 押さえ板 51b 通孔 54b 凹凸 6 屋根 65、65a 瓦 7 這樋

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 這樋を取り付ける本体と、瓦の厚みより
    若干大きな距離を隔ててほぼ平行な上板と下板が縦材で
    連結されたコ字形の止め具と、止め具の上板と本体とを
    連結するネジシャフトとからなる這樋取付具であって、
    前記止め具の上板にネジ孔が設けられ、前記ネジシャフ
    トの上端部が本体に回転自在に連結され、ネジシャフト
    の下部が止め具の上板に設けられたネジ孔に出入自在に
    螺入されていることを特徴とする這樋取付具。
  2. 【請求項2】 這樋を取り付ける本体と、瓦の厚みより
    若干大きな距離を隔ててほぼ平行な上板と下板が縦材で
    連結されたコ字形の止め具と、止め具の上板と本体とを
    連結するネジシャフトとからなる這樋取付具であって、
    前記本体には多角形の通孔が設けられ、前記ネジシャフ
    トの上端面には本体の多角形の通孔に緩く嵌合する多角
    形の突起が設けられ、前記止め具の上板にネジ孔が設け
    られ、ネジシャフトの上端面の突起が本体の通孔に嵌合
    されてネジシャフトと本体とが連結され、ネジシャフト
    の下部が止め具の上板に設けられたネジ孔に出入自在に
    螺入されていることを特徴とする這樋取付具。
  3. 【請求項3】 這樋を取り付ける本体と、瓦の厚みより
    若干大きな距離を隔ててほぼ平行な上板と下板が縦材で
    連結されたコ字形の止め具と、止め具の上板と本体とを
    連結するネジシャフトとからなる這樋取付具であって、
    前記本体には多角形の通孔が設けられ、前記ネジシャフ
    トの上端面には本体の多角形の通孔に緩く嵌合する多角
    形の突起が設けられ、前記止め具の上板にネジ孔が設け
    られ、ネジシャフトの上端面の突起が本体の通孔に嵌合
    されてネジシャフトと本体とが連結され、ネジシャフト
    の下部が止め具の上板に設けられたネジ孔に出入自在に
    螺入されてネジシャフトの先端が上板の下方に突出し、
    この突出しているネジシャフトの下端に押さえ板が回転
    自在に取り付けられていることを特徴とする這樋取付
    具。
  4. 【請求項4】 押さえ板の下面に凹凸が設けられている
    ことを特徴とする請求項3記載の這樋取付具。
  5. 【請求項5】 止め具の上板と縦材に跨がって補強リブ
    が設けられていることを特徴とする請求項1〜4記載の
    這樋取付具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014034840A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Jfe Galvanizing & Coating Co Ltd 屋根設置物の取付具
JP2017031587A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 株式会社うけがわ 降り棟瓦用支持金具

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