JP3979636B2 - 手摺の高さ調節構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は手摺の高さ調節構造に関するものであって、更に詳細には、例えば玄関アプローチ等の階段や傾斜路に支柱を介して架設される手摺の高さ調節構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、玄関アプローチ等の階段や傾斜路に支柱を介して架設される手摺の設置においては、取付基準となる路面が階段やスロープのように傾斜角度の形態が様々であるため、支柱の上端と手摺笠木との取付部において角度調節や高さ調節を行う必要がある。
【0003】
従来の高さ調節可能な手摺として、特公昭56−48663号公報に記載のものや意匠登録第1106789号公報に記載のものが知られている。このうち、特公昭56−48663号公報に記載の技術は、手摺笠木に装着される手摺保持部材に枢着される連結杆の下端部側にねじ部を設け、この連結杆のねじ部を支柱である支持パイプ内に装入された拡開可能な筒型部材とナットとからなる固定具のナットに螺着し、連結杆を回転することによって連結杆と支柱とを連結固定するものである。一方、意匠登録第1106789号公報に記載の技術は、支柱に装入されるブラケットの側面に適宜間隔をおいて穿設された位置決め孔によって、手摺の設置高さを段階的に調節し、支柱にブラケットを固定するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者すなわち特公昭56−48663号公報に記載の技術は、連結杆を回転させて連結杆と支柱とを連結固定する構造であるため、連結杆に手摺笠木を固定した状態では、高さ調節ができないという問題があった。これに対して、後者すなわち意匠登録第1106789号公報に記載の技術は、手摺笠木にブラケットを固定した状態においても手摺の高さ調節は可能であるが、ブラケットに設けられた位置決め孔によって手摺の高さ調節を行うものであるので、手摺の高さ調節が位置決め孔の位置に限定されてしまい、手摺の高さを無段階に調節することができないという問題があった。また、位置決め孔が外部に露出しているため、外観の美観を損なうという問題があった。
【0005】
この発明は、上記事情に鑑みなされたもので、手摺笠木を固定した状態で高さ調節を無段階に容易に行えるようにし、かつ、外観の美観の向上が図れると共に、支柱に対してブラケットを強固に固定することができるようにした手摺の高さ調節構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、支柱の上端に突設されるブラケットを介して手摺笠木を架設してなる手摺において、 上記支柱は、上端に開口部を有すると共に、上端の側壁に少なくとも1つの挿通孔を設け、 上記ブラケットは、上記手摺笠木に連結する支持体と、この支持体を固定すべく上記支柱の開口部内に挿入される互いに対峙する一対の舌片部を有すると共に、これらの舌片部の上端に連結し、支持体を摺動自在に遊嵌する挿通口を残して支柱の開口部を閉塞するキャップ部を有する固定部材と、上記支柱の挿通孔を貫通し、上記舌片部の一方に設けられたねじ孔にねじ込まれて上記支持体に当接するねじ部材とを具備し、 上記支柱の開口部内に上記支持体と共に挿入される上記固定部材の両舌片部に対して支持体を任意の高さに調節した状態で、上記挿通孔を介してねじ孔にねじ部材をねじ込むことにより、ねじ部材の先端が支持体を押圧して支持体と固定部材を固定すると共に、両舌片部をそれぞれ上記支柱の内壁面に圧接固定するように形成してなる、ことを特徴とする。
【0007】
このように構成することにより、支柱の開口部内に支持体と共に挿入される固定部材の両舌片部に対して支持体を任意の高さに調節した状態で、支柱の挿通孔を介して舌片部のねじ孔にねじ部材をねじ込み、ねじ部材の先端が支持体を押圧して支持体と固定部材を固定するので、手摺笠木を支持体に取付けた状態であっても、支柱に対して手摺の高さを無段階に調節することができる。また、支柱の開口部内に挿入される固定部材の一対の舌片部が、支柱の内部で支持体を固定し、しかも、固定部材の両舌片部をそれぞれ支柱の内壁面に圧接して固定することができる。更には、固定部材を舌片部とキャップ部とで一体に形成することができるので、部材数の削減を図ることができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の手摺の高さ調節構造において、 上記固定部材のねじ孔を設けない舌片部の外側面に、支柱の内壁面と平行な左右辺を有する平坦面を形成してなることを特徴とする。
【0009】
このように構成することにより、舌片部と支柱の内壁面との接触面積を増大することができるので、支柱とブラケットとを強固に固定することができる。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の手摺の高さ調節構造において、 上記固定部材のねじ孔を設けない舌片部の外側面に、支柱の内壁面と平行な左右辺を有する平坦面を形成し、この平坦面に、上記支柱の内壁面に圧接される当接板を接着してなることを特徴とする。
【0011】
このように構成することにより、当接板によって固定部材を例えば亜鉛ダイキャストにて形成する場合における舌片部の平坦度を当接板によって修正することができると共に、ねじ孔を設けない側の舌片部に形成された支柱の内壁面と平行な左右辺を有する平坦面に接着された当接板と支柱の内壁面との接触面積を更に増大することができるので、支柱とブラケットとを更に強固に固定することができる。
【0012】
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の手摺の高さ調節構造において、 上記固定部材は、少なくともねじ孔を有する一方の舌片部の基端部における外方側面に、舌片部の変形を促す切欠き部を形成してなることを特徴とする。
【0013】
このように構成することにより、舌片部に設けられたねじ孔にねじ部材をねじ込むことで、舌片部の基端部における外方側面に形成される切欠き部によって、舌片部を容易に変形させることができ、支柱の内壁面に舌片部を容易に圧接固定することができる。
【0014】
請求項5記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の手摺の高さ調節構造において、 上記固定部材におけるねじ孔を有する舌片部の基端部の外方側面に、破断用の切欠き部を形成し、上記支柱の開口部内に上記支持体と共に挿入される上記固定部材の両舌片部に対して支持体を任意の高さに調節した状態で、上記挿通孔を介してねじ孔にねじ部材をねじ込むことにより、ねじ部材の先端が支持体を押圧して支持体と固定部材を固定すると共に、上記舌片部を固定部材より切断した状態で両舌片部をそれぞれ支柱の内壁面に圧接固定するように形成してなることを特徴とする。
【0015】
このように構成することにより、舌片部に設けられたねじ孔にねじ部材をねじ込んで、ねじ部材の先端が支持体を押圧する力によって破断用の切欠き部で舌片部が破断されて支柱の内壁面に圧接されるので、支柱とブラケットの固定を確実かつ強固にすることができる。
【0016】
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の手摺の高さ調節構造において、 上記支持体の少なくとも一方の側面が粗面であることを特徴とする。
【0017】
このように構成することにより、支持体とねじ部材及び支持体と固定部材の摩擦抵抗が大きくなるので、支持体と固定部材との固定を確実にすることができる。
【0018】
【発明の実施形態】
以下に、この発明の手摺の高さ調節構造について、添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0019】
◎第一実施形態
図1は、この発明の手摺の高さ調節構造の使用状態を示す全体図、図2は、第一実施形態の手摺の高さ調節構造の一部を断面で示す側面図、図3は、第一実施形態の手摺高さ調節構造の固定前の状態を示す断面図(a)及び固定状態を示す断面図(b)、図4は、第一実施形態における支柱及びブラケットを示す分解斜視図である。
【0020】
この発明における手摺1は、図1に示すように、階段Sや平坦状の地面Fに立設される複数の支柱2の上端に突設されるブラケット3を介して手摺笠木4を架設した構造を有する。
【0021】
この場合、手摺笠木4は、下方に開口する長手通しの開口部51を有する例えばアルミニウム製押出形材にて形成される断面略C字状の笠木受け5と、この笠木受け5の外表面に被覆される例えば耐候性を有する合成樹脂製の笠木本体50とで一体に形成されている。なお、笠木受け5の開口部51の対向する部位には一対の水平リップ部52が設けられている。
【0022】
上記支柱2は、上端に開口部20を有すると共に、上端部の側壁に縦方向に適宜間隔をおいて2つの挿通孔21が穿設されている。この場合、支柱2は、例えばステンレス製の中空押出形材にて形成されている。なお、支柱2の下端から例えば200mmの位置に、少なくとも1つの水抜き穴(図示せず)が設けられている。
【0023】
上記ブラケット3は、手摺笠木4に連結する支持体7と、この支持体7を固定すべく支柱2の開口部20内に挿入される固定部材8と、支柱2の挿通孔21を貫通し、支持体7を固定部材8に固定するねじ部材9とで主に構成されている。
【0024】
この場合、固定部材8は、図3及び図4に示すように、互いに対峙する一対の第1及び第2の舌片部81,82と、これらの両舌片部81,82の上端に連結し、支持体7を摺動自在に遊嵌する挿通口83を残して支柱2の開口部20を閉塞するキャップ部80とで構成されている。このように構成される固定部材8は例えば亜鉛ダイキャストによって一体に形成されている。
【0025】
上記第1及び第2の舌片部81,82は、図3及び図4に示すように、内方側に支持体7の側面に当接する内側面85と、外方側に支柱2の内壁面22に当接する外側面86とを有する。この場合、両舌片部81,82の外側面86には、支柱2の内壁面22と平行な左右辺を有する平坦面87が形成されている。ここで、両舌片部81,82の外側面86を支柱2の内壁面22と平行な平坦面とした理由は、上述したように、固定部材8を亜鉛ダイキャストにて形成するため、型抜きの関係で両舌片部81,82が先端に向かって狭小テーパ状になるからである。なお、平坦面87は少なくとも第2の舌片部82に形成すればよい。
【0026】
第1の舌片部81の平坦面87には、支柱2に設けられた2つの挿通孔21と連通する位置に第1の舌片部81を貫通するねじ孔84が設けられると共に、この第1の舌片部81の基端部における外側面には、第1の舌片部81の外側への変形を促す切欠き部88(以下に変形用切欠き部88という)が形成されている。この変形用切欠き部88は、外方に開口し第1の舌片部81を横断する凹条に形成されている。
【0027】
また、第2の舌片部82の平坦面87には、支柱2の内壁面22に圧接する板状に形成された当接板6が例えば両面接着テープ60等の接着手段を介して接着されている。このように第2の舌片部82の平坦面87に当接板6を接着することにより、両舌片部81,82と支柱2の内壁面22との接触面積を増大することができる。
【0028】
上記キャップ部80は、図3及び図4に示すように、上方に向かって円弧状に隆起する上面部と、第1及び第2の舌片部81,82が連結すると共に、支柱2の開口部20を閉塞する下面部とを有する略円盤状に形成されている。このキャップ部80の中央には、下面部に連結された両舌片部81,82の内側面85に連通し、上記支持体7を摺動自在に遊嵌する挿通口83が形成されている。この場合、キャップ部80の下面部には、支柱2の開口部20を遊嵌するように下方に向かって開口する環状の凹溝80aが形成されている。
【0029】
上記ねじ部材9は、例えば六角穴9aを有する止めねじによって形成されている。このように形成されるねじ部材9(以下に止めねじ9という)は、図2及び図3に示すように、支柱2の挿通孔21を貫通し、図示しない六角レンチ等の工具によって第1の舌片部81に設けられたねじ孔84にねじ込まれると共に、先端が支持体7に当接される。この場合、止めねじ9のねじ部にはねじ孔84との螺着を強固にするためにマイクロカプセルに含まれた接着塗料例えばスコッチグリップ(Scotch-Grip){登録商標}が塗布されている。
【0030】
一方、上記支持体7は、図2及び図4に示すように、手摺笠木4の笠木受け5の開口部51内すなわち両水平リップ部52間に挿入可能な厚さに形成される略矩形板状の基部7aと、この基部7aの上端に延在する首部7bとを具備し、首部7bの上端には、笠木受け5の水平リップ部52の上面に係合すると共に、後述する連結部材30の円弧状凹部31に当接係合する円柱状の上端支持部70が突設されている。
【0031】
このように形成される支持体7は、笠木受け5の中空部内に摺動可能に挿入されるブロック状の連結部材30の下面の中央部に設けられた円弧状凹部31に上端支持部70が垂直方向に角度調節可能に当接されると共に、水平リップ部52の上面に位置した状態で、手摺笠木4の笠木受け5にセットされる。このようなセットは、予め工場内で行うことができる。そして、施工現場において、連結部材30の長手方向の両端部に設けられたねじ孔30aに貫通螺合する例えば六角穴付きの押しねじ32の先端を笠木受け5の中空溝部の上端壁53に押圧することによって、連結部材30の両端部が支持体7の上端支持部70に当接する円弧状凹部31を中心として下方に曲げ変形することによって、手摺笠木4と支持体7とが強固に固定される。なお、この場合、手摺笠木4及び笠木受け5の下部開口部51には、開口部51を目隠しするための帯状のパッキン54が嵌合されている(図3参照)。また、手摺笠木4の両端部には、手摺笠木4の両端開口部を閉塞するためのL字状エンドキャップ41が装着されている(図1参照)。
【0032】
次に、手摺の組立手順について説明する。まず、施工現場の手摺設置位置に埋設穴10を設け、この埋設穴10に支柱2の下端部を挿入すると共に、埋設穴10と支柱2との間に例えばモルタル(図示せず)を充填して支柱2を固定する。この際、埋設穴10を目隠しするよう中央に支柱2を遊嵌する開口を有する化粧カバー23を支柱2に貫挿しておく。次に、モルタルが完全に固まる前に、上述したように、予め工場等で手摺笠木4の笠木受け5の中空部にセットされた支持体7の下端部を、キャップ部80の挿通口83に挿入して支持体7と固定部材8を連結する。そして、固定部材8の両舌片部81,82を支柱2の開口部20に挿入すると共に、キャップ部80の凹溝80aに支柱2の開口部20を遊嵌し、支柱2の開口部20を閉塞する。この際、第1の舌片部81のねじ孔84と支柱2の挿通孔21を連通した状態に合わせ、止めねじ9によって支柱2と固定部材8を仮止めして、支柱2の位置決めを行う。
【0033】
次に、固定部材8に対して支持体7(手摺笠木4)を任意の高さに調節した状態で、仮止めされた止めねじ9をねじ孔84に締め付けることにより、止めねじ9の先端が支持体7を押圧して支持体7と固定部材8を固定する。更に、止めねじ9を締め付けることで、第1の舌片部81の下端が変形用切欠き部88を支点に外方に折曲して支柱2の内壁面22に圧接し、これと同時に第2の舌片部82が支持体7に押圧されて反対側の支柱2の内壁面22に当接板6を介して圧接されてブラケット3と支柱2とを強固に固定することができる。
【0034】
なお、支持体7と手摺笠木4の固定は、手摺の高さ調節の前に行ってもよく、あるいは、手摺の高さ調節の後に行ってもよい。
【0035】
上記のように構成される第一実施形態の手摺の高さ調節構造によれば、固定部材8の第1の舌片部81のねじ孔84に止めねじ9を締め付けることにより、第1の舌片部81に形成された切欠き部88によって第1の舌片部81が外方に折曲し、第1の舌片部81の下端が外方に変形するので、第1の舌片部81を支柱2の内壁面22に容易に圧接すると共に、固定部材8を支柱2の内壁面22に強固に固定することができ、ブラケット3と支柱2とを強固に固定することができる。また、止めねじ9の締め付けによって固定部材8に支持体7を固定するので、手摺笠木4に支持体7が固定された状態においても、手摺の高さを無段階に調節することができる。また、固定部材8のキャップ部80以外が支柱2の開口部20内に挿入されているため、外部への突出部を少なくすることができるので、外観の美観の向上を図ることができる。更には、キャップ部80と舌片部81,82を一体に形成することができるので部材数の削減を図ることができる。
【0036】
なお、この場合、図5(a)、(b)に示すように、支持体7の少なくとも一方の側面(この場合両面)に、例えば加工によって粗面72を形成してもよい。このように支持体7の側面を粗面72に形成することにより、支持体7と止めねじ9及び固定部材8との摩擦抵抗を増大することができるので、支持体7と固定部材8との固定を更に強固にすることができる。なお、この場合、粗面72の形状は図5に示すものに限られるものではなく、例えば支持体7に対して縦方向に複数の凹凸細条を形成したり、支持体7に対して横方向に複数の凹凸細条を形成してもよい。
【0037】
なお、平坦状の地面Fに設置される手摺1においては、各支柱2の上端に突設される各ブラケット3の支持体7の高さ調節を同一レベルにして、上述と同様の手順で手摺笠木4を固定することによって、地面Fと平行に手摺1を設置することができる。この場合、図1に示すように、階段Sに設置される手摺1と、地面Fに設置される手摺1を上述した手順で取り付ける(設置する)ことができるので、両手摺1の端部を可及的に近接して設置することができる。これにより、ジョイント等を用いずに階段Sに設置される傾斜手摺1と、地面Fに設置される水平手摺1とを連続に近い状態に設置することができ、取付作業の簡略化及びコストの低廉化を図ることができる。
【0038】
◎第二実施形態
図6は、この発明の手摺高さ調節構造の第二実施形態の手摺の高さを調節する構造の固定前状態を示す断面図(a)及び固定状態を示す断面図(b)である。
【0039】
第二実施形態は、亜鉛ダイキャストにて形成される固定部材になるべく加工を施さずに、手摺の高さ調節及び固定を行えるようにした場合である。すなわち、固定部材8Aを構成する一対の舌片部81A,82Aに上記平坦面87や変形用切欠き部88を形成しないで、固定部材8Aを支柱2に固定して手摺の高さ調節を行うようにした場合である。
【0040】
第二実施形態における固定部材8Aは、図6に示すように、互いに対峙する一対の第1及び第2の舌片部81A,82Aを同一の断面形状に形成すると共に、これらの両舌片部81A,82Aの上端には第一実施形態と同様に挿通口83を残して支柱2の開口部20を閉塞するキャップ部80が形成されている。なお、第1の舌片部81Aには、支柱2に設けられた2つの挿通孔21と連通する位置に第1の舌片部81Aを貫通するねじ孔84が設けられている。
【0041】
なお、第二実施形態において、その他の部分は、第一実施形態と同じであるので、同一部分に同一符号を付して説明は省略する。
【0042】
このように構成される、第二実施形態における手摺の高さ調節構造において、組立手順は第一実施形態と同様の手順で設置された支柱2の開口部20に、固定部材8Aの両舌片部81A,82Aを挿入すると共に、キャップ部80の凹溝80aに支柱2の開口部20を遊嵌し、支柱2の開口部20を閉塞して、第1の舌片部81Aのねじ孔84と支柱2の挿通孔21を連通した状態に合わせ、止めねじ9によって支柱2と固定部材8Aを仮止めして、支柱2の位置決めを行う。
【0043】
次に、固定部材8Aに対して支持体7(手摺笠木4)を任意の高さに調節した状態で、仮止めされた止めねじ9をねじ孔84に締め付けることにより、止めねじ9の先端が支持体7を押圧して支持体7と固定部材8Aを固定する。更に、止めねじ9を締め付けること、止めねじ9により支持体7が押し付けられ、若干傾斜しつつ第1の舌片部81A及び第2の舌片部82Aを押圧し、変形した両舌片部81A,82Aの下端部が支柱2の内壁面22に当接して固定部材8Aと支柱2とを固定することができ、ブラケット3と支柱2とを固定することができる(図6参照)。
【0044】
上記のように構成される第二実施形態の手摺りの高さ調節構造によれば、固定部材8Aの第1の舌片部81A及び第2の舌片部82Aが同一の断面形状に形成されているので、第1の舌片部81Aのねじ孔84に止めねじ9を締め付けると、第1及び第2の舌片部81A,82Aの下端部が変形して、支柱3の内壁面22に当接される。これにより、支持体7を支柱2の中央位置に固定することができる。
【0045】
なお、第二実施形態においても、図5(a)、(b)に示すように、第一実施形態と同様に、支持体7の少なくとも一方の側面(この場合両面)に、例えば加工によって粗面72に形成してもよい。
【0046】
◎第三実施形態
図7は、この発明の手摺高さ調節構造の第三実施形態の手摺の高さを調節する構造の固定前状態を示す断面図(a)及び固定状態を示す断面図(b)である。
【0047】
第三実施形態は、第二実施形態と同様に形成される固定部材8Bの舌片部81B,82Bの変形を容易にして固定部材8Aを支柱2に固定して、手摺の高さ調節を行うようにした場合である。
【0048】
この場合、固定部材8Bは、図7に示すように、互いに対峙する一対の第1及び第2の舌片部81B,82Bの基端部における外側面86に、外方に開口しそれぞれの舌片部81B,82Bを横断する凹条の変形用切欠き部88Bが形成されている。
【0049】
なお、第三実施形態において、その他の部分は、第一及び第二実施形態と同じであるので、同一部分に同一符号を付して説明は省略する。
【0050】
上記のように構成される第三実施形態の手摺りの高さ調節構造によれば、支柱2の開口部20内に支持体7と共に挿入される固定部材8Bに対して支持体7を任意の高さに調節した状態で、支柱2の挿通孔21を貫通して固定部材8Bの第1の舌片部81Bのねじ孔84に止めねじ9をねじ込むことにより、止めねじ9により支持体7が押し付けられ、若干傾斜しつつ第1の舌片部81A及び第2の舌片部82Bを押圧し、更に止めねじ9を締め付けることによって、第1の舌片部81B及び第2の舌片部82Bが変形用切欠き部88Bを支点として容易に変形するので、両舌片部81B,82Bを支柱2の内壁面22に圧接することができ、支持体7が支柱2の中央位置に安定した状態で支柱2に固定することができる。
【0051】
なお、第三実施形態においても、図5(a)、(b)に示すように、第一実施形態と同様に、支持体7の少なくとも止めねじ9が押圧される側面(この場合両面)に、例えば加工によって粗面72に形成してもよい。
【0052】
◎第四実施形態
図8は、この発明の手摺高さ調節構造の第四実施形態の手摺の高さを調節する構造の固定前状態を示す断面図(a)及び(a)の要部拡大断面図(b)、図9は、ブラケットと支柱の固定状態を示す断面図(a)及び(a)の要部拡大断面図(b)である。
【0053】
第四実施形態は、固定部材8Cを構成する一方、例えば第1の舌片部81Cを固定部材8Cから切り離した状態で、固定部材8Cを支柱2に固定して手摺の高さ調節を行うようにした場合である。
【0054】
この場合、固定部材8Cは、図8に示すように、互いに対峙する一対の第1及び第2の舌片部81C,82Cの外側面86に、支柱2の内壁面22と平行な平坦面87が形成されると共に、第1の舌片部81Cの基端部における外側面86に、外方に開口し第1の舌片部81Cを横断する凹条の破断用切欠き部88Cが形成されている。この場合、破断用切欠き部88Cの底面88aの略中央部に、舌片部81Cの内側面85に向かって略V字状の切込み88bを形成する方が好ましい(図8(a)、(b)参照)。また、第2の舌片部82Cは、図8(a)及び図9(a)に示すように、外側面86に形成される平坦面87が支柱2の内壁面22に対して平行な左右辺を有するように形成され、平坦面87が支柱2の内壁部22と線接触するように形成されている。
【0055】
なお、第四実施形態において、その他の部分は、第一実施形態と同じであるので、同一部分に同一符号を付して説明は省略する。
【0056】
上記のように構成される第四実施形態の手摺りの高さ調節構造によれば、第1の舌片部81Cに破断用切欠き部88Cを形成することにより、第1の舌片部81Cのねじ孔84に止めねじ9を締め付け、止めねじ9の先端で支持体7を押圧し、更に止めねじ9を締め付けることで、第1の舌片部81Cが支持体7から引き離されるように変形し、破断用切欠き部88Cの底面88aに形成された切込み88bが起因して第1の舌片部81Cが破断される。そして、この破断された第1の舌片部81Cの平坦面87が面接触により支柱2の内壁面22に圧接すると共に、第2の舌片部82Cの平坦面87が面接触により支柱2の内壁面22に圧接するので、固定部材8Cと支柱2とを強固に固定することができる。
【0057】
第四実施形態において、止めねじ9の締め付けによって固定部材8Cに支持体7を固定するので、手摺笠木4に支持体7が固定された状態においても、手摺の高さを無段階に調節し固定することができる。また、固定部材8Cのキャップ部80以外が支柱2の開口部20内に挿入されているので、外部への突出部を少なくすることができ、外観の美観の向上を図ることができる。
【0058】
なお、上記説明では、上記破断用切欠き部88Cの底面88aに、切込み88bを形成した場合について説明したが、必ずしも切欠き部88Cの底面88aに切込み88bを設ける必要はなく、破断用切欠き部88Cの底面88aと第1の舌片部81Cの内側面85との肉厚を破断可能な薄さに形成すればよい。
【0059】
なお、第四実施形態においても、図5(a)、(b)に示すように、第一実施形態と同様に、支持体7の少なくとも止めねじ9が押圧される側面(この場合両面)に、例えば加工によって粗面72に形成してもよい。
【0060】
◎その他の実施形態
第一実施形態では、固定部材8の第2の舌片部82の外側面86に、支柱2の内壁面22と平行な左右辺を有する平坦面87を形成し、この平坦面87に、支柱2の内壁面22に圧接する当接板6を接着する場合について説明したが、必ずしも当接板6を接着させずに平坦面87を直接支柱2の内壁面22に圧接するように形成してもよい(図10参照)。この場合、予め固定部材8の第2の舌片部82の外側面86を支柱の2の内壁面22より大きめにしておき、切削加工によって第2の舌片部82の外側面86に支柱2の内壁面22と平行な平坦面87を形成することができる。
【0061】
【発明の効果】
以上に説明したように、この発明の高さ調節構造は、上記のように構成されているので、以下のような効果が得られる。
【0062】
(1)請求項1記載の発明によれば、支柱の開口部内に支持体と共に挿入される固定部材の両舌片部に対して支持体を任意の高さに調節した状態で、支柱の挿通孔を介して舌片部のねじ孔にねじ部材をねじ込み、ねじ部材の先端が支持体を押圧して支持体と固定部材を固定するので、手摺笠木を支持体に取付けた状態であっても、支柱に対して手摺の高さを容易に無段階に調節することができる。また、支柱の開口部内に挿入される固定部材の一対の舌片部が、支柱の内部で支持体を固定し、しかも、固定部材の両舌片部をそれぞれ支柱の内壁面に圧接して固定するので、支柱とブラケットとを強固に固定することができると共に、外観の美観の向上を図ることができる。更には、固定部材を舌片部とキャップ部とで一体に形成することができるので、部材数の削減を図ることができる。
【0063】
(2)請求項2記載の発明によれば、ねじ孔を設けない側の舌片部の外側面に平坦面を形成することにより、舌片部の外側面と支柱の内壁面との圧接面積が増大するので、上記(1)に加えて更に支柱とブラケットとを強固に固定することができる。
【0064】
(3)請求項3記載の発明によれば、ねじ孔を設けない側の舌片部の外側面に形成された支柱の内壁面と平行な左右辺を有する平坦面に、支柱の内壁面との接触面積が増大するように当接板を接着することにより、支柱とブラケットとの固定を上記(2)に加えて更に強固にすることができる。
【0065】
(4)請求項4記載の発明によれば、舌片部に設けられたねじ孔にねじ部材をねじ込むことで、舌片部の基端部における外方側面に形成される切欠き部によって、舌片部を容易に変形させることができるので、上記(1)〜(3)に加えて支柱の内壁面に舌片部を容易に圧接固定することができる。
【0066】
(5)請求項5記載の発明によれば、一方の舌片部に形成された破断用の切欠き部によって、舌片部を固定部材から破断することができ、舌片部が支柱の内壁面と面接触するので、上記(1)〜(3)に加えて更に支柱とブラケットを強固に固定することができる。
【0067】
(6)請求項6記載の発明によれば、支持体の側面に粗面を形成することにより、支持体と固定部材及びねじ部材との摩擦抵抗が大きくなるので、上記(1)〜(5)に加えて更に支持体と固定部材との固定を確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の手摺りの高さ調節構造の使用状態を示す側面図である。
【図2】この発明における第一実施形態の手摺りの高さ調節構造の一部を断面で示す側面図である。
【図3】第一実施形態の手摺り高さ調節構造の固定前の状態を示す断面図(a)及び固定状態を示す断面図(b)である。
【図4】第一実施形態における支柱とブラケットを示す分解斜視図である。
【図5】この発明における支持体の変形例を示す斜視図(a)及び(a)のI−I線に沿う断面図(b)である。
【図6】この発明における第二実施形態の手摺り高さ調節構造の固定前の状態を示す断面図(a)及び固定状態を示す断面図(b)である。
【図7】この発明における第三実施形態の手摺り高さ調節構造の固定前の状態を示す断面図(a)及び固定状態を示す断面図(b)である。
【図8】この発明における第四実施形態の手摺り高さ調節構造の固定前の状態を示す断面図(a)、(a)のII部を示す拡大図(b)である。
【図9】この発明における第四実施形態の手摺の高さ調節構造の固定状態を示す断面図(a)、(a)のIII部を示す拡大図(b)である。
【図10】この発明におけるその他の実施形態の手摺の高さ調節構造の固定状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 手摺
2 支柱
3 ブラケット
4 手摺笠木
6 当接板
7 支持体
8,8A,8B,8C 固定部材
9 止めねじ(ねじ部材)
20 開口部
21 挿通孔
22 内壁面
72 粗面
80 キャップ部
81,81A,81B,81C 第1の舌片部
82,82A,82B,82C 第2の舌片部
83 挿通口
84 ねじ孔
86 外側面
87 平坦面
88,88B 変形用切欠き部
88C 破断用切欠き部
Claims (6)
- 支柱の上端に突設されるブラケットを介して手摺笠木を架設してなる手摺において、
上記支柱は、上端に開口部を有すると共に、上端の側壁に少なくとも1つの挿通孔を設け、
上記ブラケットは、上記手摺笠木に連結する支持体と、この支持体を固定すべく上記支柱の開口部内に挿入される互いに対峙する一対の舌片部を有すると共に、これらの舌片部の上端に連結し、支持体を摺動自在に遊嵌する挿通口を残して支柱の開口部を閉塞するキャップ部を有する固定部材と、上記支柱の挿通孔を貫通し、上記舌片部の一方に設けられたねじ孔にねじ込まれて上記支持体に当接するねじ部材とを具備し、
上記支柱の開口部内に上記支持体と共に挿入される上記固定部材の両舌片部に対して支持体を任意の高さに調節した状態で、上記挿通孔を介してねじ孔にねじ部材をねじ込むことにより、ねじ部材の先端が支持体を押圧して支持体と固定部材を固定すると共に、両舌片部をそれぞれ上記支柱の内壁面に圧接固定するように形成してなる、ことを特徴とする手摺の高さ調節構造。 - 請求項1記載の手摺の高さ調節構造において、
上記固定部材のねじ孔を設けない舌片部の外側面に、支柱の内壁面と平行な左右辺を有する平坦面を形成してなることを特徴とする手摺の高さ調節構造。 - 請求項1記載の手摺の高さ調節構造において、
上記固定部材のねじ孔を設けない舌片部の外側面に、支柱の内壁面と平行な左右辺を有する平坦面を形成し、この平坦面に、上記支柱の内壁面に圧接される当接板を接着してなることを特徴とする手摺の高さ調節構造。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の手摺の高さ調節構造において、
上記固定部材は、少なくともねじ孔を有する一方の舌片部の基端部における外方側面に、舌片部の変形を促す切欠き部を形成してなることを特徴とする手摺の高さ調節構造。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の手摺の高さ調節構造において、
上記固定部材におけるねじ孔を有する舌片部の基端部の外方側面に、破断用の切欠き部を形成し、上記支柱の開口部内に上記支持体と共に挿入される上記固定部材の両舌片部に対して支持体を任意の高さに調節した状態で、上記挿通孔を介してねじ孔にねじ部材をねじ込むことにより、ねじ部材の先端が支持体を押圧して支持体と固定部材を固定すると共に、上記舌片部を固定部材より切断した状態で両舌片部をそれぞれ支柱の内壁面に圧接固定するように形成してなることを特徴とする手摺の高さ調節構造。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載の手摺の高さ調節構造において、
上記支持体の少なくとも一方の側面が粗面であることを特徴とする手摺の高さ調節構造。
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