JPH10170301A - 歩行者用経路誘導装置 - Google Patents

歩行者用経路誘導装置

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JPH10170301A
JPH10170301A JP34460496A JP34460496A JPH10170301A JP H10170301 A JPH10170301 A JP H10170301A JP 34460496 A JP34460496 A JP 34460496A JP 34460496 A JP34460496 A JP 34460496A JP H10170301 A JPH10170301 A JP H10170301A
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利行 野坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建造物の内部構成を斜視図表示して、歩数セ
ンサを用いて経路誘導することができ、また携帯電話機
としても使用可能な歩行者用経路誘導装置を提供する。 【解決手段】 歩行者用経路誘導装置は、情報格納媒体
4と、歩数センサ1と、表示部6と、データ/命令を入
力するための操作部8と、音声入出力部2と、処理部
7、及び通信部9を具備する。媒体4には、地図情報が
格納され、それには道路、鉄道等の情報に加えて建造物
情報が含まれる。建造物情報には、その他の情報がリン
クされている。表示部6は、ホログラム表示装置を含
み、建造物の内部構成を斜視図表示する。通信部9を用
いて電話、通信することができ、また、処理部7は、媒
体4に格納されている情報に基づいて経路誘導を行い、
また、電話番号を検索する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、経路誘導装置に関
し、特に携帯型の歩行者用経路誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用のナビゲーターシステム
が知られている。このシステムでは、自動車の現在位置
がGPS位置情報により得られ、地図上に表示される。
これにより、自動車の運転者は、現在位置を知ることが
でき、また、経路情報に基づいて目的地までの経路を確
認することができる。しかしながら、自動車用のナビゲ
ーターシステムでは、形状が大きく携帯には適さない。
また、GPSを使用するには、大きな電力が必要であ
る。自動車では、自動車用バッテリを使用することがで
きるが、携帯用の装置ではそのような大きなバッテリを
持つことは実際上無理がある。従って、携帯用のナビゲ
ーターシステムでは、常時GPSを使用することは一般
に困難である。
【0003】特開平8−202982号公報には、GP
Sや地磁気センサにより現在位置を検出する歩行者用経
路誘導装置が開示されている。しかしながら、歩行者用
経路誘導装置は、歩行者がその装置を携帯する場合、装
置が一定向きに保持されているとは限らない。上下、左
右が反転している場合もある。このため、高精度な位置
検出は困難である。また、歩行者は、種々の場所を移動
する。例えば、高層ビル街や建造物内を移動していると
きには、GPSによる位置検出はできない。従って、建
造物内では、GPSによる経路誘導を行うことはできな
い。
【0004】更に、建造物内で経路誘導を行う場合、表
示部に内部構造をどのように表示するかが問題となる。
例えば、1フロア分だけ平面的に表示することは現在位
置の確認は容易にできるが、経路誘導の観点では不十分
である。また、画面を分割して複数階を一度に表示する
のでは、各階を認識しずらい。
【0005】従って、建造物内の出発位置から目的位置
まででが表示されることが望ましいが、表示部上に単に
複数階の様子を表示するだけでは、ユーザーにとって却
って見にくいものとなってしまうという問題がある。従
って、建造物の内部構造を3次元的に表示することが望
まれる。
【0006】例えば、車両用ヘッドアップディスプレイ
としては、特開平5−104980号公報、特開平5−
104979号公報にあるようにホログラム表示装置が
使用された例がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、G
PSが使用できない建造物内でも現在位置を検出するこ
とができ、また、GPSが使用可能な状況でもGPSに
頼ることなく、歩数センサを用いて現在位置を検出する
ことができる歩行者用経路誘導装置を提供することを目
的とする。
【0008】また、本発明の他の目的は、携帯に適し、
経路誘導装置としてと同時に携帯電話機としても使用可
能な情報端末としての歩行者用経路誘導装置を提供する
ことである。
【0009】本発明の更に他の目的は、催物情報等の複
数の情報を地図情報内の建造物とリンクして保持し、そ
れらの情報に基づいて電話をかけ、あるいは目的位置を
指定できる歩行者用経路誘導装置を提供することであ
る。
【0010】本発明の更に他の目的は、建造物内を斜視
図表示することができ、現在位置をその建造物の内部構
成情報上に表示することができる歩行者用経路誘導装置
を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の観点を達成する
ために、本発明の歩行者用経路誘導装置は、地図情報を
格納するための格納手段と、前記地図情報は、建造物の
情報とその建造物の内部構成情報を含み、歩行者の歩数
を検出するための歩数検出手段と、情報を表示するため
の表示手段と、ナビゲーションモードで、地図上の第1
と第2の位置の間の特定経路内で前記歩行者が徒歩で移
動する徒歩区間の始点と経路誘導の開始を指示するため
の指示手段と、前記徒歩区間は前記建造物の内部を含
み、及びナビゲーションモードで、前記地図情報を前記
格納手段から読み出して前記表示手段に表示し、前記特
定経路を前記表示されている地図情報の上に表示し、前
記指示手段により経路誘導の開始が指示されたとき、前
記歩数検出手段により検出された前記徒歩区間の前記始
点からの歩数に基づいて、前記始点からの距離を算出
し、算出された移動距離から前記歩行者の予測現在位置
を前記表示されている地図情報の上に表示するための処
理手段とを具備する。
【0012】本発明の他の観点を達成するために、本発
明の歩行者用経路誘導装置は、ナビゲーションモードと
電話モードのうちの一方を指定するためのモード指定手
段と、地図情報を格納するための格納手段と、前記地図
情報は建造物の情報とその建造物の内部構成情報を含
み、歩行者の歩数を検出するための歩数検出手段と、情
報を表示するための表示手段と、ナビゲーションモード
で、地図上の第1と第2の位置の間の特定経路内で前記
歩行者が徒歩で移動する徒歩区間の始点と経路誘導の開
始を指示するための指示手段と、前記徒歩区間は前記建
造物の内部を含み、及びナビゲーションモードで、前記
地図情報を前記格納手段から読み出して前記表示手段に
表示し、前記特定経路を前記表示されている地図情報の
上に表示し、前記指示手段により経路誘導の開始が指示
されたとき、前記歩数検出手段により検出された前記徒
歩区間の前記始点からの歩数に基づいて、前記始点から
の距離を算出し、算出された移動距離から前記歩行者の
予測現在位置を前記表示されている地図情報の上に表示
し、電話モードにおいて、前記表示手段にテンキー又は
複数の電話番号のリストを表示するための処理手段と、
前記テンキーにより入力された電話番号、あるいは前記
リストのなかから選択された電話番号に基づいて発呼
し、外部との電話通信を可能とする通信手段とを具備す
る。
【0013】本発明では、前記歩数検出手段は、3軸加
速度センサを含むでもよい。これにより、歩行者用経路
誘導装置では、センサのの向きにかかわらず、歩数を検
出することができる。
【0014】歩行者用経路誘導装置は、ナビゲーション
モードで、前記表示されている地図情報上で前記第1の
位置と前記第2の位置を指定するための位置指定手段
と、前記第1の位置と第2の位置が指定されたとき、前
記地図情報に関連する情報に基づいて前記第1の位置と
前記第2の位置の間の経路の各々についてコスト計算を
行うための経路算出手段と、及び算出された経路のうち
から前記特定経路を選択するための経路選択手段とを更
に具備してもよい。これにより、ユーザーは、どの経路
が最適な経路が選択することができる。
【0015】前記建造物の情報には、電話番号情報がリ
ンクされていてもよい。そうすれば、電話モードで、前
記処理手段は、前記表示手段に表示されている地図上
で、特定建造物が指定されたとき、前記特定建造物にリ
ンクされた電話番号情報を決定することができ、前記通
信手段は、決定された電話番号情報に基づいて発呼する
ことができる。
【0016】また、前記格納手段は、前記表示手段に表
示されている建造物に関する営業情報及び/あるいは催
物情報を格納していてもよい。この場合、前記処理手段
は、前記表示手段に表示されている前記営業情報あるい
は催物情報のうちの1つが選択されたとき、選択された
営業情報あるいは催物情報に基づいて前記建造物の情報
を参照して前記第2の位置を指定することができる。
【0017】前記表示手段は、ホログラム表示装置を含
んでいて、それにより前記内部構成情報は斜視図表示さ
れることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明の歩行者用経路誘導装置について詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施形態に係る歩行者
用経路誘導装置100の構成を示すブロック図である。
図1を参照して、歩行者用経路誘導装置100は、歩行
者の歩行数を検出する歩数センサ1と、音声を入力しあ
るいは出力するための音声入出力部2と、電波信号をア
ンテナ10により受信して歩行者の現在位置を検出する
ためのGPS検出部3と、道路、鉄道等の路線情報等と
建造物に関する情報とからなるデジタル地図データによ
る地図情報等を格納している、メモリカード、CD−R
OMなどからなる地図情報等のための情報格納媒体4
と、その地図情報から指定された地域の地図情報を選択
的に読み出す再生部5と、その読み出された地図情報に
もとづいて指定された地域の地図を表示し、また、建造
物の内部構成を斜視図表示することができる表示部6
と、歩数センサ1によって算出された歩数およびGPS
検出部3によって検出された歩行者の位置にもとづいて
歩行距離を算出し、その歩行距離から地図上の現在位置
を逐次求めて、表示部6に表示されている地図上に歩行
者の現在位置を更新的に表示し、かつ装置全体の制御を
行うマイクロコンピュータからなる処理部7と、表示部
6に表示されるべき地図の地域を指定し、地図の表示縮
尺率を指定し、及び表示されている地図上に出発点や目
的地を設定するために処理部7に指示あるいはデータを
入力するための操作部8と、及び外部とアンテナ10を
介して通信するための通信部9とからなっている。アン
テナ10は、GPS検出部と通信部9により選択的に使
用される。
【0020】このように構成された歩行者用経路誘導装
置では、操作部8により経路誘導を行うための経路誘導
モードと歩行者用経路誘導装置を携帯電話として機能さ
せるための電話モードのうちの一方が設定される。
【0021】経路誘導モードでは、情報格納媒体4から
読み出され、再生部5により再生された地図情報が表示
部6に表示される。操作部8により表示部6の画面に表
示されている所定地域の地図上に出発位置および目的位
置が設定される。目的位置は、直接指定しなくとも、以
下に説明するように、多数の情報のなかから特定の情報
を選択することにより、その選択された情報と関連する
位置が目的位置として設定されることができる。
【0022】処理部7は、表示されている地図情報に基
づいて、出発位置と目的位置とから可能な経路を求め、
そのそれぞれについて指定されるコスト計算を行い、計
算結果を表示部6に表示する。情報格納媒体4の格納容
量上の問題があるとき、あるいは処理部7の処理能力上
の問題があるときには、通信部9により外部情報局20
0に計算を依頼し、計算結果を通信部9により受信して
処理部7に送る。このようにして、計算結果が表示部6
に表示されても良い。
【0023】表示されている経路のなかからユーザーに
より1つの経路が特定経路として選択される。選択され
た特定経路は表示部6に表示される。特定経路の決定に
あたっては、ユーザーが出発位置と目的位置と、それら
の間の経路を特定経路として直接指定しても良い。特定
経路が指定され、経路誘導開始指示が操作部8から入力
されるとると、経路誘導が開始される。
【0024】経路誘導が開始され、特定経路内の徒歩区
間を歩行者が歩行すると、歩数センサ1は、その一歩一
歩に対応する歩行信号を生成して処理部7に供給する。
処理部7は、その歩行信号から歩数を検出して、歩行開
始位置からの歩数を積算する。
【0025】GPSを使用する測位が可能なときに、G
PS検出部3は、アンテナ10を介してGPS信号を受
信して処理部7に伝達する。処理部7は、GPS信号か
ら現在位置を算出する。算出された現在位置は表示部6
に表示されている地図上に重ねて表示される。このと
き、それまでに歩行された区間も表示される。歩行途中
の2つの位置でGPS信号が受信されたときは、それら
の位置間の距離が算出され、歩数センサ1を用いて測定
されたその間の歩数からユーザーの歩幅が決定される。
決定された歩幅が、積算される歩数と共に経路誘導での
移動距離の計算に使用される。
【0026】ユーザーが高層ビル街、あるいは建造物の
屋内にいるときには、GPS信号が受信できない場合が
ある。そのような場合には、GPS信号から歩幅を決定
することができない。また、GPSからGPS信号を受
信するとき電力を消費するので、ユーザーが歩行者用経
路誘導装置100を携帯しているときには、常時GPS
を用いて経路誘導を行うことは一般に困難である。この
場合には、表示部6に表示されている地図上の2つの位
置を操作部8により指定することにより歩幅を決定して
も良い。この場合、2つの位置が指定されると、その間
の距離が地図情報に基づいて計算され、その間の積算歩
数から平均の歩幅が決定される。あるいは、歩幅の値が
操作部8により直接入力されても良い。いずれにより、
歩幅が決定されると、それに基づいて経路誘導が行われ
る。
【0027】尚、入力された歩幅は処理部7に格納され
るが、歩行者用経路誘導装置100の電源が切られても
保持される。これにより、毎回歩幅を設定する必要が無
くなり、電力の消耗を防ぐことができる。
【0028】情報格納媒体4には、デジタル地図情報が
格納されている。再生部5は、媒体4から地図を再生す
る。処理部7は、再生部5により再生された地図を表示
部6に表示する。地図は、上が北方になるように表示さ
れる。同時に方位マークが表示される。特定経路が選択
されたとき、選択された特定経路は地図上に重ねて表示
される。特定経路は、例えば、四角マーク列で表示され
る。その四角は白抜きとなっている。出発位置と目的位
置は白丸で表示される。現在位置は黒丸で表示される。
既に歩行した区間は、上記四角マークが塗りつぶされ
る。
【0029】表示部6には、タブレット入力部8−1が
形成されていて、表示されている地図上の位置は入力ペ
ンあるいは指により指定される。例えば、出発位置Sと
目的位置G、あるいは上述の歩幅を決定するための2つ
の位置の指定はこのようにしてなされる。
【0030】また、表示部6に表示されている情報の下
部には種々のコマンドボタン(図示せず)が表示され
る。コマンドボタンが操作されることにより、そのコマ
ンドボタンに割り当てられている処理が処理部7により
実行される。コマンドボタンとしては、例えば、位置指
定に際しては、”拡大”、”縮小”がある。歩幅の決定
に当たっては、”入力”、”GPS”、”位置指定”等
が表示される。その他に、地図情報を外部から入力する
ため、あるいは情報を外部に送信するためのの”地図入
力”、”通信”、”現在位置出力”等がある。更に、電
話モードでは、”地図表示”コマンドボタンも表示され
る。
【0031】通信部9は、他装置との間でデータ、例え
ば位置データを送受信する。本発明の歩行者用経路誘導
装置100は、電話モードでは、携帯電話機として機能
する。電話番号を入力するために、処理部7は、再生部
5よりテンキー情報を読み出し、表示部6に表示する。
表示されているテンキーを順番に操作することにより、
所望の電話番号が指定され、その電話番号に基づいて発
呼がなされる。複数の電話番号がユーザーによりリスト
に登録されていても良い。テンキーの下部に表示され
る”リスト”コマンドボタンを操作することにより、電
話番号リストが表示され、操作部8によりその内の1つ
の電話番号を選択することにより発呼がなされる。リス
トが表示されているときは、コマンドボタン”テンキ
ー”が表示される。
【0032】経路誘導モードで、”通信”コマンドボタ
ンを操作すると、テンキーあるいは電話番号リストが表
示される。歩行者用経路誘導装置100と同等の他の歩
行者用経路誘導装置100’の電話番号が選択される
と、発呼がなされる。このとき、特定コードも送信され
る。歩行者用経路誘導装置100’では、通信部9が特
定コードを解読すると、処理部7が起動され、表示部6
にコマンドボタン”現在位置出力”が表示される。歩行
者用経路誘導装置100’のユーザーが、その表示部6
に表示されているコマンドボタン”現在位置出力”を操
作すると、GPS検出器3により検出された現在位置デ
ータ、あるいは歩行者用経路誘導装置100’内に保持
されている現在位置データが歩行者用経路誘導装置10
0に送信される。歩行者用経路誘導装置100では、ア
ンテナ10、通信部9により受信された現在位置データ
に基づいて、処理部7は、再生部5から地図情報を表示
部6に表示し、併せてその表示されている地図上に歩行
者用経路誘導装置100’の現在位置を表示する。この
ようにして、歩行者用経路誘導装置100の表示部6に
歩行者用経路誘導装置100’の現在位置を表示するこ
とができる。例えば、子供に歩行者用経路誘導装置10
0’を持たせておけば、子供が迷子になったときでも、
容易に子供を探し出すことができる。
【0033】また、コマンドボタン”地図入力”を操作
することにより情報局200と通信すれば、情報局20
0から所望の情報が通信部9により受信され、再生部5
に送られる。その結果、受信された情報は、処理部7に
より表示部6に表示される。このようにして、情報格納
媒体4に十分な地図情報が格納されていなくとも、必要
な情報を情報局200から入手してサービスを提供する
ことができる。
【0034】電話モードでは、携帯電話として通話中の
音声は音声入出力部2から出力され、それに入力され
る。”拡声”が指示されているときは、歩行者用経路誘
導装置100を耳に付けることなく音声の入出力が可能
となる。経路誘導モードでは、処理部7からの拡声音声
出力指示に基づいて、進行方向の案内が音声信号により
出力され、音声入出力部2から出力される。
【0035】このように、本発明の歩行者用経路誘導装
置では、GPS検出部3による測位が可能なときに測定
される現在位置と、あるいはGPS検出部3による測位
が不可能なときあるいは望ましくないときは、ユーザー
の歩行距離に基づいて計算により求められる地図上の予
測現在位置が地図上に表示される。このように、本発明
によれば、状況によっては測位不能となるGPSに全面
的に依存することなく、歩行者の歩行の距離が算出され
ながら、地図上に現在位置Pが常時表示されることがで
き、目的地Gまでの誘導案内が的確に行なわれることが
できる。その際、歩行距離を検出するための特殊なセン
サといったものを用いることなく、簡便な歩数センサ1
を用いることが可能である。本発明では、後述されるよ
うに、3軸加速度センサ22を用いて低速で移動する歩
行者の歩数を検出するようにしているので、特に低速で
高感度の加速度検センサを用いる必要がない。
【0036】その歩行距離は、歩行者の歩幅に基づいて
計算されるが、GPSによる測位が可能なときには、G
PS検出部から得られる位置情報に基づいて、歩行者の
歩幅が計算される。また、GPSによる測位が不可能な
場合、あるいは不適切な場合には、歩行中に2つの位置
を入力することにより、歩行者の歩幅を計算することが
できる。このようにして、歩数センサ1により検出され
る歩数を用いて歩行者ごとに異なる歩幅を求めて、個人
差のある歩行者の歩行矩離を適正に割り出すことができ
るので、正確に経路誘導を行うことができる。
【0037】また、大規模なデパートや地下街に入った
ときには、そのデパートや地下街の内部の所定位置で送
信される地図および位置のデータを受信して、自装置の
画面に表示されるデパートや地下街の内部の地図上に自
己の現在位置を表示することができるようにすることも
可能となる。
【0038】図2と3は歩行者用経路誘導装置100の
一例の外観を示す図である。図1は、歩行者用経路誘導
装置100の上面図であり、図2は、下側面図である。
図1を参照して、本発明の一実施例による歩行者用経路
誘導装置100は、携帯電話と同等程度の大きさを有
し、中央部に、ペン入力あるいは指等によるタッチ入力
を可能とする、操作部8の一部としてのタブレット部8
−1が表示部6と関連して配置されている。歩行者用経
路誘導装置100の表示部6の上方には音声出力用の音
声出力部2−1が設けられており、構造体の下部には音
声を入力するための音声入力部2−2が設けられてい
る。歩行者用経路誘導装置100の下部側面には情報格
納媒体4を挿入するためのスロット4ー1が設けられて
いて、そのスロット4−1に上方格納媒体4がセットさ
れる。これにより、歩行者用経路誘導装置100は、情
報格納媒体4の種類により種々のサービスを提供するこ
とができる。この例では、情報格納媒体4は、地図情報
を格納している。
【0039】音声入力部2−2と前記構造体の間には磁
石11と位置指定スイッチ群8−2が設けられている。
また、音声入力部2−2と並んで操作部8の一部8−3
が設けられている。歩行者用経路誘導装置100の上側
面からはアンテナ10が突き出ている。このアンテナ1
0は使用されないときには、装置100に収納すること
ができる。
【0040】操作部8−2は、方向指定スイッチ108
−1から108−4と指定スイッチ108−5からな
る。方向指定スイッチ108−1から108−4により
左右上下に表示部6上でカーソルが移動される。所望の
位置にカーソルがきたとき、指定スイッチ108−5が
押される。これにより、表示部6上に表示されている地
図上で位置を指定することができる。
【0041】また、操作部8−3には、経路誘導モード
設定スイッチ(ナビ)109−1、電話モード設定スイ
ッチ(電話)109−2、音量拡大設定スイッチ(音量
拡大)109−3、案内開始スイッチ(案内開始)10
4が設けられている。経路誘導モード設定スイッチ10
9−1が押されると、経路誘導モードが設定される。こ
れにより、ユーザーを案内するために必要な情報の入力
が可能となり、また案内開始スイッチ104が可能とさ
れる。
【0042】電話モード設定スイッチ109−2が押さ
れると、電話モードが設定される。電話モードでは、表
示部6に例えば、テンキーが表示される。
【0043】音量拡大設定スイッチ109−3が押され
ると、音声出力部2−1から出力される音あるいは音声
の音量が拡大される。これにより、電話モードでは歩行
者用経路誘導装置100を耳から離した状態で通話する
ことが可能となる。また、経路誘導モードでは、左折す
べきか、直進すべきか、右折すべきか、更に何メートル
進むべきかが音声で案内される。これにより、目に障害
を持つ人に対しても案内をすることができるようにな
り、目に障害を持つ人々の行動範囲を広げることができ
る。
【0044】また、2つのバイブレーターが歩行者用経
路誘導装置100と電磁波信号により接続されていても
よい。この場合は、経路誘導モードでは音声による案内
に加えて、あるいは音声による案内に変えて、バイブレ
ーターによる案内が行われる。例えば、バイブレーター
を左右のポケットに入れておき、左折するときには左ポ
ケットのバイブレーターを振動させ、右折するときには
右ポケットのバイブレーターが振動させられる。これに
より、聴覚障害者の人々にも確実に案内を提供すること
ができる。
【0045】表示部6には選択された地域の地図が表示
される。このとき、地図は上方が北方となるように表示
される。地図には方位マークも表示されているが、ユー
ザーは、自己がどの方位を向いているのか分からず、進
むべき方向を見いだせない場合が多い。そこで、磁石1
1が提供されている。これにより、磁石の方位を表示さ
れている地図上の方位マークと一致されるように歩行者
用経路誘導装置100を動かせば、進むべき方向を容易
に見いだすことができる。
【0046】表示部6は、図4に示すように構成されて
いる。図4は、歩行者用経路誘導装置100の表示部6
の概略内部構造を示す。図4を参照して、液晶表示装置
6−1から画像が出力される。その画像は、例えば反射
型ホログラム6−2により反射され、透明なタブレット
入力装置8−2を通してユーザーに入力される。こうし
て、例えば、建造物の内部構成を表示する場合、その内
部構成の斜視図的な表示が可能となる。また、地図情報
あるいは制御情報が表示されているときは、ユーザーは
タブレット入力装置8−2を操作してデータあるいは指
示を入力することができる。
【0047】図5は、本発明の歩行者用経路誘導装置1
00の詳細な構成を示すブロック図である。図5を参照
して、歩行者用経路誘導装置100の動作と処理部7の
構成を説明する。先ず、ユーザーは電源スイッチ(図示
せず)をオンする。その後、経路誘導モード設定スイッ
チ109−1あるいは電話モード設定スイッチ109−
2を押す。これにより、経路誘導モードあるいは電話モ
ードが設定される。あるいは、前に使用したときのモー
ドに自動的に設定されても良い。
【0048】ここでは、電話モードが設定されていると
する。電話モードでは、図5に示されるように、情報格
納媒体4からテンキー情報が読み出され、再生部5で表
示データに変換される。表示データは出力制御部60に
送られ、表示部6に表示される。
【0049】ユーザーはテンキーを順番に操作すること
により電話番号を入力する。入力された電話番号は、電
話番号レジスタ64に保持され、通信部9によりアンテ
ナ10を介して外部に送信される。これにより通話が可
能となる。テンキーの下には”リスト”、”営業”、”
地図”のコマンドボタンが表示される。
【0050】これらのコマンドボタンのうち”リスト”
がペンあるいは指で押されると、再生部5の表示情報部
5−2から登録されている電話番号リストが読み出され
る。出力制御部60は、読み出された電話番号リストを
表示部6に表示する。操作部8−2を操作することによ
り、あるいは表示されている電話番号リストないの1つ
の電話番号をペンあるいは指で指定することにより(操
作部8−1により)、その電話番号は電話番号レジスタ
64に保持される。このようにして、上述と同様にして
発呼がなされる。以降、例えば、他の歩行者用経路誘導
装置100’(図1)と通話することが可能となる。
【0051】上記コマンドボタンのうち”営業”が操作
されると、地図情報が表示され、制御情報に基づいて表
示部6上に表示されるべき地域を指定するように要求さ
れる。所定の大きさの地域が表示部6に表示されると、
出力制御部60は、表示されている地図情報内の建物情
報D4(図6)に基づいて営業情報D43を参照して営
業店をリストアップする。次に、建物情報D4に基づい
て電話番号D41を各営業店にリンクする。この結果、
図12に示すように営業店のリストが営業種別に表示さ
れる。表示されている営業店のうちの1つが選択される
と、その営業店にリンクされた電話番号がレジスタ64
に設定され、発呼がなされる。こうして、ユーザーは、
例えば、出前を取りたいとき、その営業店の電話番号を
調べる必要はなく、コマンドボタンを押すだけでよい。
【0052】また、”地図”コマンドボタンが選択され
たときは、地図情報が表示され、制御情報に基づいて表
示部6上に表示されるべき地域を指定するように要求さ
れる。所定の大きさの地域が表示部6に表示されると、
特定の建造物を指定するように要求される。特定の建造
物を指定すると、その建造物の建物情報D4(図6)に
基づいて電話番号D41が参照され、その建造物に関連
する電話番号がレジスタ64に設定され、発呼がなされ
る。これにより、ユーザーは、いちいち電話番号登録リ
ストを作ることなく自由に電話をかけることができる。
【0053】マイクロフォン2−2から入力された音声
は通信部9を介してアンテナ10から送信される。ま
た、アンテナ10から受信された音声は通信部9からス
イッチ66に送られる。スイッチ66は、電話モードで
は通信部9に接続され、経路誘導モードでは出力制御部
60に接続される。また、スイッチ68は、音量拡大設
定スイッチ68が操作されているときは、増幅器70−
2に、音量拡大設定スイッチ68が操作されていないと
きは増幅70−1に接続されている。これにより、通信
部9からの音声信号はスイッチ66を介して増幅器70
−1あるいは増幅器70−2に供給される。増幅器70
−2に接続されるときは、2つの増幅器70−2、70
−1を介してスピーカー2−1から音声が出力されるの
で、歩行者用経路誘導装置100を耳に近づけておく必
要はない。音声信号が増幅器70−1に接続されるとき
は、歩行者用経路誘導装置100は、通常の携帯電話と
して使用可能である。
【0054】次に、経路誘導モードが設定されていると
きは、地図情報が情報格納媒体4から読み出され、再生
部5の領域5−1に格納される。また、制御情報は、領
域5−2に格納される。再生部5は、先ず日本全体の地
図を再生する。これにより、出力制御部60は、日本全
体の地図を表示部6に表示する。このとき、表示部6の
下部にはコマンドボタン”拡大”と”縮小”が表示され
ている。
【0055】操作部8−1のコマンドボタンにより、あ
るいは操作部8−2の指定スイッチ108−5により、
例えば関東地方が指定されると、出力制御部60からの
指示に従って再生部5は、関東地方の地図を再生する。
出力制御部60は、関東地方の地図を表示部6に表示す
る。このようにして、順次縮尺率を変更して所望の地域
が表示されるようにする。
【0056】ここで、操作部8−2のカーソル移動スイ
ッチ108−1から108−4が操作されてカーソルが
動かされ、指定スイッチ108−5が操作されて出発点
として第1の現在位置が指定される。同様にして、目的
地として第2の位置が指定される。指定された第1の位
置と第2の位置はそれぞれレジスタ82と84に格納さ
れる。これにより、出力制御部60は、表示されている
地図情報に基づいて第1の位置から第2の位置に至る可
能な経路を選択する。
【0057】例えば、目的位置が情報格納媒体4に格納
されていない場合に、コマンドボタン”情報入力”が操
作されると、出力制御部60は、通信部9に所定命令を
送る。通信部9は、アンテナ10を介して情報局200
と通信する。情報局200から得られた地図情報は、再
生部5の領域5−1に格納される。このようにして、情
報格納媒体4に十分な格納容量が無くとも、必要な情報
を外部から受信することにより経路誘導が実行される。
【0058】目的位置を指定するとき、表示部6には、
コマンドボタン”催し物”、”電話番号指定”、”営業
店指定”が表示されている。これらのコマンドボタンを
操作することにより、上記の処理以外の処理で目的位置
を指定することができる。
【0059】例えば、”催し物”コマンドボタンが操作
されると、出力制御部60は、通信部9を、情報局20
0と接続されるように制御する。情報局200は、催し
物情報を建物情報D4とリンクする形で送信する。通信
部9は、催し物情報を受信して再生部5の地図情報領域
5−1に建物情報D4とリンクした形で催物情報D42
として格納する。出力制御部60は、催物情報D42を
再生部5から受け取り、表示部6に表示する。これによ
り、図11に示すように催し物情報が表示される。これ
らの催し物のうちの1つが選択されると、その選択され
た催しもの情報にリンクされた建造物が建物情報D4を
参照することにより決定され、地図上に目的位置として
指定される。
【0060】コマンドボタン”電話番号指定”が選択さ
れたときは、電話番号の入力が求められる。操作部8に
より、電話番号を入力すると、その電話番号に基づいて
電話番号D41が参照され、その電話番号にリンクされ
た建造物の建物情報D4が決定される。決定された建造
物が目的位置として指定される。
【0061】また、コマンドボタン”営業店指定”が選
択されると、図12に示すように営業店の一覧が表示さ
れる。表示されている営業店のなかから1店を選択する
と、営業情報D43は、建物情報D4にリンクされてい
るので、その営業店の建造物が特定される。こうして、
その営業店が目的位置として指定される。営業情報D4
3は、上述の催物情報D42と同様に、情報局200か
ら入手されても良い。
【0062】続いて、出力制御部60は、コスト計算の
項目の入力を求める。即ち、再生部5の領域5−2から
制御情報を読み出し表示部6に表示する。表示される制
御情報のコスト項目には、時間、料金、及び障害があ
る。時間の項目が選択されると、第1の位置から第2の
位置まで移動するために要する時間を基準にコストが計
算される。料金の項目が選択されると、第1の位置から
第2の位置まで移動するために要する料金を基準にコス
トが計算される。障害の項目が選択されると、第1の位
置から第2の位置まで移動する途中での障害の有無を基
準に経路が選択される。これは、例えば、身体に障害が
ある人が移動するのに障害となる状況を考慮したもので
ある。
【0063】ここで、図6に示すように、地図情報D
は、道路情報D1、鉄道路線情報D2、バス路線情報D
3、及び建物情報D4がリンクされて構成されている。
各情報D1からD4は、種々の属性データを有している
が、ここでは説明を省略する。道路情報D1には、道路
工事情報D11、道路あるいは歩道を通行する際の段差
等の障害についての障害情報D12、その道路をタクシ
ーで行くときのタクシー料金表がリンクされている。ま
た、鉄道路線情報D2には、料金表D21と所要時間D
22がリンクされている。更に、バス路線情報D3に
は、料金表D31と所要時間D32がリンクされてい
る。建物情報D4には、上述のように、電話番号D4
1、催物情報D42、営業情報D43がリンクされても
良い。
【0064】項目が選択されると、出力制御部60は、
再生部5の領域5−1に格納されている地図情報を参照
してコスト計算を行い、計算結果に従って経路を表示す
る。例えば、料金の項目が指定されれば、現在位置Sか
ら目的位置Gまでの道路距離を計算して、タクシー料金
表D13を参照してタクシーで行った場合の料金を計算
する。また、他の経路として、一部鉄道とバスを利用し
た場合には料金表D21とD31を参照して料金を計算
する。こうして、現在位置から目的位置まで移動するの
に要する費用に基づいて種々の経路が表示される。この
コスト計算が処理部7にとって重いときには、第1と第
2の位置情報と、コスト計算項目を通信部9により情報
局200に送信し、その計算結果を得るようにしても良
い。
【0065】ユーザーは、操作部8−2を操作して、あ
るいは表示されている計算結果をペンあるいは指で押し
て、表示されている経路のなかから1つの経路を特定経
路として選択する。その結果は出力制御部60に格納さ
れる。
【0066】ユーザーは、特定された経路に従って、例
えば、地下鉄XY駅に到着したとする。しかしながら、
どの出口から地上にでるべきかが分からない。このと
き、案内開始ボタン109−4(図2)を操作する。こ
の後、加速度センサ22を用いて、経路誘導が開始され
る。このとき、表示部6の下部には”DPS”と”入
力”のコマンドボタンが表示されている。DPS信号を
使用して現在位置を出発位置と指定するときはコマンド
ボタン”DPS”を押す。また、ペン等により入力する
ときは、”入力”を押す。こうして、出発位置が設定さ
れる。GPS検出部3により検出された現在位置あるい
は入力された現在位置は、出力制御部60によりレジス
タ86に設定される。しかしながら、建造物の内部にい
るときは、GPS検出器3を使用することはできない。
そこで、コマンドボタン”入力”を選択し、操作部8−
2を用いて、現在の位置を入力する。入力の方法は、前
述の出発位置を指定するときと同様である。
【0067】この結果、表示部6には、図9に示すよう
に、地下鉄XY駅構内の内部構成が表示される。このと
き、表示部6にはホログラム装置が使用されているの
で、内部構成は斜視図表示される。1つの階のみの表示
では、現在位置は理解できても方角を認識することは困
難である。しかしながら、図9のように、建造物の複数
回の内部構成が斜視図的に表示されるので、ユーザーは
容易に進行すべき方角も知ることができる。
【0068】建造物内での経路誘導は、GPS検出器3
が使用できない点を除いて、以下の地上における経路誘
導と同様である。
【0069】次いで、ユーザーが地上にでると、出力制
御部60は、レジスタ82と84の内容に従って、地下
鉄のXY駅Sから目的地Gまでの特定経路を表示する。
このとき地下鉄のXY駅を中心として2Kmの範囲の地
図が表示される。この地図を拡大するように操作部8−
1から指示が入力されて、図6に示されるように、特定
経路の徒歩区間が連続する白い四角により表示される。
このとき、目的地は白丸と共にGで表示される。
【0070】この場合、歩幅レジスタ44には以前に使
用された歩幅値が設定されていて、その値が使用されて
も良い。あるいは、表示部6に表示されているコマンド
ボタン”入力”を用いてテンキーを表示し、歩幅値を入
力しても良い。入力された歩幅は、出力制御部60によ
りレジスタ44に入力される。
【0071】ユーザーは、磁石の向きが地図上の方位マ
ークの向きと一致するように歩行者用経路誘導装置10
0を動かして進行方向を確認し、歩行を開始する。
【0072】ここでは特に、歩行者用経路誘導装置10
0が手に持たれている場合に限定せず、カバン等に入れ
られた状態で持ち運ばれることも考慮して歩数センサ1
が構成されている。すなわち、この実施例では、歩行者
の歩行による振動を全方向で検出することができるよう
にX軸、Y軸、Z軸の3軸について各方向の振動を検出
する3軸加速度センサ22が歩数センサ1に使用されて
いる。ここで、X軸、Y軸、Z軸は地表を基準とするも
のではなく、相対的な3次元軸である。
【0073】加速度センサー22の各軸の出力Xo、Y
o、Zoはそれぞれ対応して設けられているハイパスフ
ィルタ(HPF)24−1、24−2、23−3に供給
される。また、各軸の出力Xo、Yo、Zoはそれぞれ
対応して設けられているローパスフィルタ(LPF)2
6−1、26−2、26−3にそれぞれ供給される。検
出器32は、ローパスフィルタ26−126−2、26
−3からの出力から重力の方向を検出して軸補正回路3
4に出力する。
【0074】軸補正回路34は、検出器32により検出
された重力の方向に基づいて、ハイパスフィルタ24−
1、24−2、24−3の出力から、振動成分Gx’、
Gy’、Gz’を抽出する。加速度検出器36は、振動
成分Gx’、Gy’、Gz’から、重力加速度の影響が
除去された、歩行者の歩行にともなう垂直方向の加速度
の変化を検出する。このとき、加速度の変化の周期と変
化のパターンが保持されても良い。
【0075】前述のように、X軸、Y軸、Z軸は地表面
に対する絶対的な座標系ではなく、装置内での相対的な
座標系であるために、加速度センサ22の各軸の出力X
o、Yo、Zoがローパスフィルタ26−1、26−
2、26−3にそれぞれ通されることにより重力による
加速度成分Gxo、Gyo、Gzoが得られる。得られ
た重力による加速度成分Gxo、Gyo、Gzoの結果
から重力の方向が重力方向検出器32により決定され
る。その決定された重力の方向にしたがってハイパスフ
ィルタ24−1、24−2、24−3から得られる歩行
者の歩行にともなう加速度(振動)成分Gx、Gy、G
zの出力の軸補正が行われる。その結果、地表面に対す
る座標軸に応じた垂直面に対する歩行による加速度(振
動)成分Gx’、Gy’、Gz’が軸補正回路34から
得られる。
【0076】ハイパスフィルタ24−1から24−3、
およびローパスフィルタ26−1から26−3のカット
オフ周波数は約l〜2Hz程度である。こうして、処理
部7は、その軸補正された歩行者の歩行による加速度
(振動)成分Gx’、Gy’、Gz’から歩数と周期を
決定する。加速度センサ22を用いて低速で移動する歩
行者の歩数を検出するようにしているので、特に低速で
高感度の加速度検センサを用いる必要がない。
【0077】歩数検出器38は、検出器36からの加速
度の変化から歩数を検出し、検出された歩数を積算す
る。
【0078】歩幅の値はレジスタ44に既に設定されて
いるので、計測距離レジスタ46は、歩幅レジスタ44
に格納されている歩幅と歩数レジスタ38に積算されて
いる歩数から移動距離を計算して保持する。距離加算器
58は、レジスタ46の内容とレジスタ56の内容を換
算して出力制御部60に出力する。出力制御部60は、
加算器58からの加算結果としての移動距離に基づい
て、特定経路上の徒歩区間を示す白い四角を塗りつぶ
す。また、移動距離から得られる現在位置を黒丸で表示
する。このようにして、移動距離は更新される。また、
ユーザーどこまで目的位置Gに近づいたかを知ることが
できる。
【0079】移動の途中で、表示部6に表示されている
コマンドボタンの”GPS”と”入力”のうちの一方を
操作部8−1により操作して、現在位置をレジスタ88
に入力する。これに応答して、出力制御部60は、レジ
スタ86の内容で指定される位置からレジスタ88の内
容で指定される位置までの特定経路の歩行区間の距離を
算出して、レジスタ40に格納する。歩幅計算部42
は、レジスタ40に格納されている距離と歩数レジスタ
38に格納されている積算歩数から歩幅を計算してレジ
スタ44に設定する。レジスタ44の歩幅値が更新され
ると、計測距離レジスタ46には、出力制御部60によ
り計測距離(移動距離)が格納される。レジスタ46の
計測距離は、上記のように、レジスタ56に格納されて
いる計測距離(移動距離)と距離加算器58により加算
されて出力制御装置60により表示部6に出力される。
即ち、特定経路の徒歩区間の四角列が、再計算された移
動距離に基づいて塗りつぶしされる。現在位置も修正さ
れる。
【0080】更に歩行を続けて、目的位置Gから5m程
の距離にまで到達すると、出力制御部60は、スイッチ
68を増幅器70−2側に接続される。その後、出力制
御部60は、”目的地の到着しました”という音声メッ
セージを出力する。スイッチ66は、経路誘導モードで
は、出力制御部60側に接続されているので、その音声
メッセージは拡声されてスピーカー2−1から出力され
る。こうして、ユーザーは、目的地への到着を知ること
ができる。
【0081】この例では、地上での徒歩区間の始点から
GPS検出部3により検出される位置、即ち1つの位置
までの距離に基づいて歩幅の値が修正されている。しか
しながら、GPS検出部3から少なくとも2つの位置デ
ータが入力されたとき、出力制御部60がその2つの位
置間の距離を計算し、その距離をレジスタ40に設定す
ることにより歩幅の値を修正しても良い。あるいは、例
えば、図8に示される地図では、表示されている地図で
郵便局の近所まできたとき、ユーザーが操作部8−2を
用いて現在位置を入力しても良い。出力制御部60は、
地下鉄XY駅から郵便局までの距離を計算してレジスタ
40に設定する。これにより、GPS検出部3により現
在位置が検出されたときと同様にして歩幅を調整するこ
とができる。
【0082】実際の使用に際して歩行者が走ったり、足
踏みしたりして歩幅が乱れる事態の発生が考えられる。
そのような事態に対処するためには歩数レジスタ38と
歩幅レジスタ44の組を複数用意して、加速度センサ2
2の出力パターンに基づいて複数のレジスタの組のいず
れかの組の歩数レジスタ38を更新し、全ての組の積算
歩数と歩幅から移動距離を計算しても良い。複数の歩幅
を決定するために、GPSによる測位が可能なときに、
歩行者が走ったり足踏みしたりしたときの加速度センサ
22の出力変化(歩数の周期変化)のパターンと、その
ときのGPSの測定位置から計算される実際の歩行距離
から歩幅を計算して対応するレジスタに格納すればよ
い。
【0083】また、建造物内では、エレベーター、ある
いはエスカレーターにより移動する場合がある。このと
き、エスカレーターを利用している間は、加速度はほぼ
一定値を取るであろう。また、エスカレーターに乗った
ときには、歩行中よりの大きな加速度がかかるであろ
う。したがって、歩行者がエスカレーター、あるいはエ
レベーターに乗って移動しているときには、加速度セン
サ22の検出出力から得られる加速度(振動)成分G
x’、Gy’、Gz’から、加速度検出器36は、加速
度の変化を検出する。
【0084】検出された加速度がほぼ一定であるとき、
あるいは所定値を越えているときには、積算歩数と歩幅
とに基づく距離計算は、中断され、積分器48、速度レ
ジスタ50、積分器54による距離計算が有効とされ
る。反対に、加速度が頻繁に変化し、あるいは所定値を
越えないときには、積算歩数と歩幅により距離計算が有
効とされる。
【0085】エスカレーターあるいはエレベーターが使
用されるときには、積分器48は、加速度とタイマー5
2から入力される時間成分との積を累積する。即ち、加
速度を時間に関して積分する。これにより、移動速度が
求められて速度レジスタ50に格納される。積分器54
は速度レジスタの値とタイマー52からの時間成分の積
を計算する。即ち、移動距離が計算されて、移動距離レ
ジスタ56に格納される。
【0086】上記の例では、建造物の内部構成として地
下鉄の地下構内について説明したが、これに限らない。
例えば、図10に示すように、催物情報に基づいてUV
デパートまで経路誘導されたとき、そのデパートの内部
構成に基づく経路誘導は、上記と全く同様に行うことが
できる。また、図10に示されるように、デパートの内
部構成も斜視図表示されるので、ユーザーにとって非常
に見やすい。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、3軸加速度センサ22
を用いることにより、処理部7の制御下において、徒歩
移動時のd移動距離とエレベーター等を利用して移動し
たときの移動距離に基づいて経路誘導がなされることが
できる。また、か歩数センサとして3軸加速度センサを
使用しているので、歩行者の移動状況に応じて検出精度
の高い距離情報が得られる。また、建造物内での経路誘
導では、建造物の内部構成が斜視図表示されるので見や
すい。
【0088】更に、本発明によれば、営業情報、催物情
報、電話番号情報が、建物情報とリンクされているの
で、営業情報、催物情報に基づいて目的位置を指定する
こともできるので、非常に便利である。また、目的位置
は、電話番号に基づいて指定されることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る歩行者用経路誘導
装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の歩行者用経路誘導装置の外観の上面図
である。
【図3】本発明の歩行者用経路誘導装置の外観の下側面
図である。
【図4】本発明の歩行者用経路誘導装置の表示部の内部
構造を示す図である。
【図5】本発明の実施の一形態に係る歩行者用経路誘導
装置の詳細な構成を示す図である。
【図6】本発明の実施の一形態に係る歩行者用経路誘導
装置で使用される情報の構成を示す図である。
【図7】本発明の実施の一形態に係る歩行者用経路誘導
装置が携帯電話として使用されるときの表示例を示す図
である。
【図8】本発明の実施の一形態に係る歩行者用経路誘導
装置が経路誘導に使用されるときの表示例を示す図であ
る。
【図9】本発明の実施の一形態に係る歩行者用経路誘導
装置が経路誘導に使用されるときの建造物の内部構成の
表示例を示す図である。
【図10】本発明の実施の一形態に係る歩行者用経路誘
導装置が経路誘導に使用されるときの建造物の内部構成
の表示例を示す図である。
【図11】本発明の実施の一形態に係る歩行者用経路誘
導装置が経路誘導に使用されるときの催物情報の表示例
を示す図である。
【図12】本発明の実施の一形態に係る歩行者用経路誘
導装置が経路誘導に使用されるときの営業情報の表示例
を示す図である。
【符号の説明】
1:歩数センサ 2:音声入出力部 3:GPS検出部 4:情報格納媒体 5:再生部 6:表示部 7:処理部 8:操作部 9:通信部 10:アンテナ 22:3軸加速度センサ 100、100’:歩行者用経路誘導装置 200:情報局

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図情報を格納するための格納手段と、
    前記地図情報は、建造物の情報とその建造物の内部構成
    情報を含み、 歩行者の歩数を検出するための歩数検出手段と、 情報を表示するための表示手段と、 ナビゲーションモードで、地図上の第1と第2の位置の
    間の特定経路内で前記歩行者が徒歩で移動する徒歩区間
    の始点と経路誘導の開始を指示するための指示手段と、
    前記徒歩区間は前記建造物の内部を含み、及びナビゲー
    ションモードで、前記地図情報を前記格納手段から読み
    出して前記表示手段に表示し、前記特定経路を前記表示
    されている地図情報の上に表示し、前記指示手段により
    経路誘導の開始が指示されたとき、前記歩数検出手段に
    より検出された前記徒歩区間の前記始点からの歩数に基
    づいて、前記始点からの距離を算出し、算出された移動
    距離から前記歩行者の予測現在位置を前記表示されてい
    る地図情報の上に表示するための処理手段とを具備する
    歩行者用経路誘導装置。
  2. 【請求項2】 ナビゲーションモードと電話モードのう
    ちの一方を指定するためのモード指定手段と、 地図情報を格納するための格納手段と、前記地図情報は
    建造物の情報とその建造物の内部構成情報を含み、 歩行者の歩数を検出するための歩数検出手段と、 情報を表示するための表示手段と、 ナビゲーションモードで、地図上の第1と第2の位置の
    間の特定経路内で前記歩行者が徒歩で移動する徒歩区間
    の始点と経路誘導の開始を指示するための指示手段と、
    前記徒歩区間は前記建造物の内部を含み、及びナビゲー
    ションモードで、前記地図情報を前記格納手段から読み
    出して前記表示手段に表示し、前記特定経路を前記表示
    されている地図情報の上に表示し、前記指示手段により
    経路誘導の開始が指示されたとき、前記歩数検出手段に
    より検出された前記徒歩区間の前記始点からの歩数に基
    づいて、前記始点からの距離を算出し、算出された移動
    距離から前記歩行者の予測現在位置を前記表示されてい
    る地図情報の上に表示し、電話モードにおいて、前記表
    示手段にテンキー又は複数の電話番号のリストを表示す
    るための処理手段と、 前記テンキーにより入力された電話番号、あるいは前記
    リストのなかから選択された電話番号に基づいて発呼
    し、外部との電話通信を可能とする通信手段とを具備す
    る歩行者用経路誘導装置。
  3. 【請求項3】 前記歩数検出手段は、3軸加速度センサ
    を含む請求項1又は2に記載の歩行者用経路誘導装置。
  4. 【請求項4】 ナビゲーションモードで、前記表示され
    ている地図情報上で前記第1の位置と前記第2の位置を
    指定するための位置指定手段と、 前記第1の位置と第2の位置が指定されたとき、前記地
    図情報に関連する情報に基づいて前記第1の位置と前記
    第2の位置の間の経路の各々についてコスト計算を行う
    ための経路算出手段と、及び算出された経路のうちから
    前記特定経路を選択するための経路選択手段とを更に具
    備する請求項1乃至3のいずれかに記載の歩行者用経路
    誘導装置。
  5. 【請求項5】 前記建造物の情報には、電話番号情報が
    リンクされていて、電話モードで、前記処理手段は、前
    記表示手段に表示されている地図上で、特定建造物が指
    定されたとき、前記特定建造物にリンクされた電話番号
    情報を決定し、前記通信手段は、決定された電話番号情
    報に基づいて発呼する請求項2に記載の歩行者用経路誘
    導装置。
  6. 【請求項6】 前記格納手段は、前記表示手段に表示さ
    れている建造物の情報とリンクされた営業情報及び/あ
    るいは催物情報を格納し、前記処理手段は、前記表示手
    段に表示されている前記営業情報あるいは催物情報のう
    ちの1つが選択されたとき、選択された営業情報あるい
    は催物情報に基づいて前記建造物の情報を参照して前記
    第2の位置を指定する請求項1乃至5のいずれかに記載
    の歩行者用経路誘導装置。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、ホログラム表示装置を
    含み、前記内部構成情報を斜視図表示する請求項1乃至
    6のいずれかに記載の歩行者用経路誘導装置。
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