JP4078942B2 - 車載装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等の車両に搭載された車載装置としてのナビゲーション装置においては、運転者等のユーザが所定の入力部を操作して目的地を設定すると、該目的地、及び、車両位置情報出力部によって検出された車両の現在位置に基づいて、該現在位置から目的地までの経路が探索され、探索された該経路が案内される。この場合、現在位置は、ジャイロセンサ、GPS(Global Positioning System)センサ等の各種センサからのセンサ信号に基づいて求められた現在位置を地図情報から得た道路の形状等と比較して、決定されるようになっている。
【0003】
しかし、前記センサ信号に基づいて求められる現在位置の精度は、十分に高いものではなく、ある程度の誤差を含むものである。このため、現在位置を表示部の画面に表示された地図上に表示する場合、道路から外れた位置に表示されたり、市街地のように複数の道路が密集している場所においては、誤った道路上に表示されてしまうことがある。そこで、マップマッチングと呼ばれる技術が一般に採用されている。
【0004】
マップマッチングは、車両は通常道路上を走行する、と仮定して、測定された現在位置を基準に、該現在位置に対応する最も適切な道路上の位置を特定し、該位置に現在位置が存在するように補正して、表示部の画面に表示された地図上に表示する技術である。そのため、表示部の画面に表示された車両の現在位置は、常に道路上に存在するので、道路以外の場所を車両が移動しているような表示を避けることができる。
【0005】
しかし、地下駐車場のような場所を車両が走行中の場合、マップマッチングが行われると、車両の現在位置が周辺の道路上に存在するように表示されるので、ユーザに違和感を与えてしまう。そこで、地下駐車場のようにGPS信号を受信することができない場所を車両が走行中の場合には、マップマッチングを行わないようにする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。これにより、地下駐車場を車両が走行中の場合、車両の現在位置が地下駐車場内に存在するように表示されるので、ユーザは違和感を感じることがない。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−330455号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のナビゲーション装置においては、該ナビゲーション装置が無線LAN(Local Area Network)システム用の通信装置を備え、不特定多数が無線LANシステムを介してインターネットに接続することができるホットスポット(R)と称されるアクセスポイントに接続することが考慮されていない。そのため、ナビゲーション装置をアクセスポイントに接続するために車両が走行中の道路を外れた場合であっても、マップマッチングが行われ、車両の現在位置が前記道路上に存在するように表示されるので、ユーザに違和感を与えてしまう。
【0008】
また、一般に、ナビゲーション装置においては、経路案内が行われている時に車両が経路を外れた場合は、マップマッチングを強力に行うようになっている。さらに、経路の再探索、すなわち、リルートを行い、リルート経路上に現在位置を表示させることも行われる。そのため、前記従来のナビゲーション装置においては、経路案内が行われている時に、経路が設定されている道路を外れてアクセスポイントに立ち寄った車両の現在位置を正確に地図上に表示することができず、ユーザに違和感を与えてしまう。
【0009】
本発明は、前記従来のナビゲーション装置の問題点を解決して、車両が道路を外れてアクセスポイントに立ち寄った場合でも、車両の現在位置が地図上に正確に表示される車載装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の車載装置においては、マップマッチングを行い車両の現在位置を補正する位置補正部と、前記車両がアクセスポイントの通信圏内にいるか否かを判定する通信圏内判定部と、前記車両がアクセスポイントの通信圏内にいる場合にはマップマッチングを行わず、前記車両がアクセスポイントの通信圏内にいない場合にはマップマッチングを行うように、前記位置補正部の動作を制御する位置補正制御部とを有する。
【0013】
本発明の他の車載装置においては、さらに、前記位置補正部がマップマッチングを行う場合に補正された現在位置を表示し、マップマッチングを行わない場合に補正されない現在位置を表示する表示部を有する
【0014】
本発明の更に他の車載装置においては、さらに、前記通信圏内判定部は、アクセスポイントと通信可能になった状態を検出した場合に前記車両がアクセスポイントの通信圏内にいると判定する。
【0015】
本発明の更に他の車載装置においては、さらに、前記通信圏内判定部は、前記車両が登録されたアクセスポイントから所定距離以内に近付いた場合に車両がアクセスポイントの通信圏内にいると判定する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】
図2は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置と自宅アクセスポイントとの通信システムの構成を示す図である。
【0018】
図において、14は乗用車、トラック、バス、オートバイ等の車両に搭載された車載装置としてのナビゲーション装置であり、該ナビゲーション装置14におけるインターフェイス63には無線LAN装置58が接続されている。ここで、該無線LAN装置58は、例えば、無線LANカードであり、インターフェイス63は無線LANカードが挿入されて装填(てん)されるカードスロットである。
【0019】
そして、図2は、図示されない車両が、該車両の運転者、同乗者、所有者等の操作者、すなわち、ユーザの使用する駐車場であるユーザ駐車場62に駐車している状態を示している。また、61は前記ユーザが居住するユーザ住居であり、前記無線LAN装置58と無線LANシステムによって通信するための無線基地局であるアクセスポイント65が配設されている。
【0020】
ここで、前記アクセスポイント65は、例えば、無線LANアダプタであり、2.4〔GHz〕ISM帯、5.2〔GHz〕帯、19〔GHz〕帯準ミリ波等を使用したり赤外線を使用したりして、前記ナビゲーション装置14との間で無線LANシステムによって通信を行うものである。この場合の無線LANシステムとしては、例えば、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11e、IEEE802.11g等や、家庭内無線システムとして採用されているブルートゥース等である。
【0021】
ここで、無線LAN装置58とアクセスポイント65との間の通信が通常の無線LANシステムで行われる場合、通信可能範囲はアクセスポイント65を中心とした半径10〜100〔m〕程度の範囲なので、該範囲内に車両は駐車しているものとする。
【0022】
また、55はユーザが操作する操作端末であり、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、CRT、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ等の表示手段、キーボード、ジョイスティック、タッチパネル、タブレット、押しボタン、回転ダイヤル、リモートコントローラ等の入力手段、入出力インターフェイス等を備える一種のコンピュータである。前記操作端末55は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PHS(Personal Handy−Phone System)電話機、据置電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、電子手帳、携帯情報端末、ゲーム機、デジタルテレビ等いかなる種類のものであってもよい。そして、前記操作端末55は、アクセスポイント65に有線又は無線によって接続され、該アクセスポイント65を介してナビゲーション装置14と通信することができる。
【0023】
さらに、前記操作端末55はネットワーク51に接続されている。該ネットワーク51は、例えば、インターネットであるが、有線又は無線の公衆通信回線網、専用通信回線網、イントラネット、LAN、WAN(Wide Area Network)等のいかなる種類のものであってもよいし、複数種類の通信回線網を適宜組み合わせたものであってもよい。そして、前記ネットワーク51を介して、地図データ、楽曲データ、画像データ、文字データ等の各種のデータを提供するウェブサーバ等の情報提供装置にアクセス可能であることが望ましい。この場合、前記ネットワーク51は大容量の高速通信が可能であるものが望ましく、例えば、前記ネットワーク51がインターネットである場合、数Mbps(Mega bit per second)以上の高速通信が可能なブロードバンドであるが、いかなる通信方式であってもよい。この場合、前記アクセスポイント65は、操作端末55とナビゲーション装置14との間の中継装置であり、前記ナビゲーション装置14をネットワーク51に接続する。
【0024】
そして、52はネットワーク51に接続されたアプリケーションサーバであり、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等の表示手段、キーボード、タッチパネル、タブレット、押しボタン、マウス等の入力手段、入出力インターフェイス等を備える一種のコンピュータである。前記アプリケーションサーバ52は、例えば、インターネットに接続されるウェブサーバであるが、パーソナルコンピュータ、ワークステーション等、いかなる種類のものであってもよい。そして、前記アプリケーションサーバ52は、独立して構成されたものであってもよいし、複数のサーバを有機的に結合した分散型サーバであってもよいし、大型のコンピュータの中に構築されたシステムの一つであってもよい。なお、前記アプリケーションサーバ52は、ナビゲーション装置14で使用される地図データ、道路データ、写真データ、各地域のホテル、ガソリンスタンド、観光地案内所等の施設の情報が記録された施設情報データ等のナビゲーション装置用データ、ナビゲーション装置14の更新用プログラム、ナビゲーション装置14で利用可能な個人情報管理用ソフトウェア、ゲーム用ソフトウェア等のアプリケーションプログラム、楽曲、ビデオデータ等のエンタテインメント用ソフトウェア等をネットワーク51を介して配信する。
【0025】
また、前記アプリケーションサーバ52が、通常のナビゲーション装置のように、経路を探索する機能、地点や施設を検索する機能を有するものである場合には、操作端末55を操作して出発地、目的地、探索条件、検索条件等を前記アプリケーションサーバ52に送信して、経路を探索させたり、地点や施設を検索させることができる。そして、探索された経路、検索された地点や施設等に関するデータを前記操作端末55に返信する。
【0026】
本実施の形態において、ナビゲーション装置14は、車両がユーザ駐車場62に駐車している間に、アクセスポイント65を介して無線LANシステムによって、前記操作端末55やネットワーク51に接続されたアプリケーションサーバ52と通信することができるようになっている。
【0027】
この場合、ユーザは、操作端末55を操作して前記ナビゲーション装置14にデータをダウンロードすることができる。ここで、該データは、前記ナビゲーション装置用データ、前記ナビゲーション装置14の更新用プログラム、アプリケーションプログラム、ゲーム用ソフトウェア、エンタテインメント用ソフトウェア、探索された経路、検索された地点や施設等に関するデータ等を含むものである。
【0028】
例えば、前記アプリケーションサーバ52が、ナビゲーション装置用データとして、最新のバージョンの地図データを提供するものである場合、ユーザは操作端末55を操作し、前記アプリケーションサーバ52から所望の地図データをネットワーク51を介して操作端末55にダウンロードする。そして、前記地図データを、アクセスポイント65を介して、ナビゲーション装置14に転送してダウンロードし、該ナビゲーション装置14に格納している地図データをバージョンアップすることができる。なお、前記操作端末55に一旦(たん)ダウンロードすることなく、前記アプリケーションサーバ52からナビゲーション装置14に地図データを直接ダウンロードするようにしてもよい。
【0029】
また、前記ナビゲーション装置14が駆動プログラムを書き換え可能な装置である場合、ユーザは、前記アプリケーションサーバ52からナビゲーション装置14に、更新用の駆動プログラムをダウンロードするようにしてもよい。さらに、前記ナビゲーション装置14が車両用オーディオ装置としての機能を有するものである場合、ユーザは操作端末55を操作して楽曲を編集し、ナビゲーション装置14に転送して、該ナビゲーション装置14に格納することができる。そして、前記アプリケーションサーバ52が楽曲を配信する場合、ユーザは操作端末55を操作して、前記アプリケーションサーバ52から所望の楽曲をダウンロードし、ナビゲーション装置14に転送して、該ナビゲーション装置14に格納することができる。なお、前記アプリケーションサーバ52からナビゲーション装置14に楽曲を直接ダウンロードするようにしてもよい。
【0030】
そして、前記ナビゲーション装置14が静止画像やビデオ画像の再生機としての機能を有するものである場合、映画等の画像データを楽曲と同様にして、ナビゲーション装置14に格納することができる。また、ユーザがデジタルカメラやビデオカメラを操作して自分で撮影した静止画像、ビデオ画像等の画像データを、操作端末55からナビゲーション装置14に転送して、該ナビゲーション装置14に格納することができる。
【0031】
さらに、該ナビゲーション装置14が予定表やスケジュールを管理したり表示したりする機能を有するものである場合、ユーザは操作端末55を操作して、PIM(Personal Information Manage)等の個人情報管理用ソフトウェアを利用して作成した予定表、スケジュール等のデータをナビゲーション装置14に転送して、該ナビゲーション装置14に格納することができる。
【0032】
なお、車両がユーザ駐車場62以外の場所に駐車している場合でも、データをナビゲーション装置14にダウンロードすることができる。例えば、外出先の駐車場(例えば、デパート、スパーマーケット、コンビニエンスストア等の商業施設の駐車場、テーマパーク、ゲームセンタ等の娯楽施設の駐車場、ファーストフードレストラン、コーヒーショップ等の飲食店の駐車場、駅前、飛行場等の交通機関周辺の駐車場、ガソリンスタンドの構内)内に、不特定多数が無線LANシステムを介してインターネットに接続することができるホットスポット(R)と称されるアクセスポイント65が配設され、該アクセスポイント65が前記ネットワーク51に接続され、車両が前記駐車場に駐車している場合を想定する。この場合、無線LAN装置58とアクセスポイント65との間で無線LANシステムによって通信を行うことによって、車両がユーザ駐車場62に駐車している場合と同様に、前記アプリケーションサーバ52から、地図データ、楽曲、ビデオデータ等を無線LANシステムによってナビゲーション装置14にダウンロードさせることができる。これにより、ユーザは、外出先においても、所望のデータをナビゲーション装置14にダウンロードすることができる。なお、前記駐車場が有料駐車場であり、前記アクセスポイント65が有料駐車場を管理するコンピュータに接続され、該コンピュータが管理する前記車両の駐車時間や駐車料金に関するデータを提供するものである場合、該データをアクセスポイント65からナビゲーション装置14にダウンロードするようにしてもよい。
【0033】
さらに、前記有料駐車場を管理するコンピュータが、有料駐車場の周辺のデパートやテーマパーク等の各種施設に関する情報、例えば、施設内の地図や特売、景品、営業時間、催し物等に関するデータを提供するものである場合には、各種施設に関するデータがアクセスポイント65からナビゲーション装置14にダウンロードされるようにしてもよい。これにより、ユーザは、有料駐車場の周辺の各種施設に関する情報を把握することができる。
【0034】
また、パーキングメータに前記アクセスポイント65が配設され、車両が道路上のパーキングスペースに駐車している場合を想定する。この場合、車両が前記ユーザ駐車場62に駐車している場合と同様に、前記アプリケーションサーバ52から、地図データ、楽曲、ビデオデータ等を無線LANシステムによってアクセスポイント65を介してナビゲーション装置14にダウンロードさせることができる。これにより、ユーザは、外出先においても、所望のデータをナビゲーション装置14にダウンロードすることができる。
【0035】
そして、ユーザの勤務先の駐車場内に前記アクセスポイント65が配設され、車両が前記勤務先の駐車場に駐車している場合を想定する。この場合、車両が前記ユーザ駐車場62に駐車している場合と同様に、前記アプリケーションサーバ52から、地図データ、楽曲、ビデオデータ等を無線LANシステムによってアクセスポイント65を介してナビゲーション装置14にダウンロードさせることができる。これにより、ユーザは、勤務中であっても、所望のデータをナビゲーション装置14にダウンロードすることができる。
【0036】
次に、本実施の形態におけるナビゲーション装置14の構成について説明する。
【0037】
図3は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の構成を示す図、図4は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の機能を示す図である。
【0038】
本実施の形態において、ナビゲーション装置14は一種のコンピュータであり、機能の観点からみて、図3に示されるように、現在位置を検出して車両位置情報を出力する車両位置情報出力部15、道路データ等が記録された記録媒体としてのデータ記録部16、入力された情報に基づいて、ナビゲーション処理等の各種の演算処理を行うナビゲーション処理部17、入力部34、表示部35、音声入力部36、音声出力部37及び通信部38を有する。なお、前記ナビゲーション処理部17には車速センサ27が接続される。
【0039】
そして、前記車両位置情報出力部15は、GPSセンサ21、地磁気センサ22、距離センサ23、ステアリングセンサ24、ビーコンセンサ25、ジャイロセンサ26、図示されない高度計等から成る。なお、前記GPSセンサ21、地磁気センサ22、距離センサ23、ステアリングセンサ24、ビーコンセンサ25、ジャイロセンサ26、高度計等の中のいくつかは、製造コスト等の観点から、適宜省略することもできる。
【0040】
そして、前記GPSセンサ21は、人工衛星によって発生させられた電波を受信することによって地球上における現在位置を検出し、前記地磁気センサ22は、地磁気を測定することによって車両が向いている方位を検出し、前記距離センサ23は、道路上の所定の位置間の距離等を検出する。前記距離センサ23としては、例えば、車輪の回転数を測定し、該回転数に基づいて距離を検出するもの、加速度を測定し、該加速度を二回積分して距離を検出するもの等を使用することができる。
【0041】
また、前記ステアリングセンサ24は、舵(だ)角を検出し、前記ステアリングセンサ24としては、例えば、図示されないステアリングホイールの回転部に取り付けられた光学的な回転センサ、回転抵抗センサ、車輪に取り付けられた角度センサ等が使用される。
【0042】
そして、前記ビーコンセンサ25は、道路に沿って配設されたビーコンからの位置情報を受信して現在位置を検出する。前記ジャイロセンサ26は、車両の回転角速度、すなわち、旋回角を検出し、前記ジャイロセンサ26としては、例えば、ガスレートジャイロ、振動ジャイロ等が使用される。そして、前記ジャイロセンサ26によって検出された旋回角を積分することによって、車両が向いている方位を検出することができる。
【0043】
なお、前記GPSセンサ21及びビーコンセンサ25は、それぞれ、単独で現在位置を検出することができる。そして、距離センサ23によって検出された距離と、地磁気センサ22及びジャイロセンサ26によって検出された方位とを組み合わせることによって現在位置を検出することもできる。また、距離センサ23によって検出された距離と、ステアリングセンサ24によって検出された舵角とを組み合わせることによって現在位置を検出することもできる。
【0044】
前記データ記録部16は、地図データファイル、交差点データファイル、ノードデータファイル、道路データファイル、写真データファイル、及び、各地域のホテル、ガソリンスタンド、観光地案内所等の施設の情報が記録された施設情報データファイルから成るデータベースを備える。そして、前記データ記録部16には、経路を探索するためのデータの他、前記表示部35の画面に、探索された経路に沿って案内図を表示したり、交差点又は経路における特徴的な写真、コマ図等を表示したり、次の交差点までの距離、次の交差点における進行方向等を表示したり、他の案内情報を表示したりするための各種のデータが記録される。なお、前記データ記録部16には、所定の情報を音声出力部37によって出力するための各種のデータも記録される。
【0045】
ところで、前記交差点データファイルには交差点データが、ノードデータファイルにはノードデータが、道路データファイルには道路データが、それぞれ、記録され、前記交差点データ、ノードデータ及び道路データによって道路状況が画面に表示される。なお、前記交差点データには、交差点の種類、すなわち、交通信号灯器の設置されている交差点であるか又は交通信号灯器の設置されていない交差点であるかが含まれる。また、前記ノードデータは、前記地図データファイルに記録された地図データにおける少なくとも道路の位置及び形状を構成するものであり、実際の道路の分岐点(交差点、T字路等を含む)、ノード点、及び、各ノード点間を連結するリンクを示すデータから成る。さらに、前記ノード点は、少なくとも道路の屈曲点の位置を示す。
【0046】
そして、前記道路データには、道路自体について、幅員、勾(こう)配、カント、高度、バンク、路面の状態、道路の車線数、該車線数の減少する地点、幅員の狭くなる地点等のデータが含まれる。なお、高速道路や幹線道路の場合、対向方向の車線のそれぞれが別個の道路データとして格納され、二条化道路として処理される。例えば、片側二車線以上の幹線道路の場合、二条化道路として処理され、上り方向の車線と下り方向の車線は、それぞれ、独立した道路として道路データに格納される。また、コーナについては、曲率半径、交差点、T字路、コーナの入口等のデータが含まれる。さらに、道路属性については、踏切、高速道路出入口ランプウェイ、高速道路の料金所、降坂路、登坂路、道路種別(国道、主要地方道、一般道、高速道路等)等のデータが含まれる。
【0047】
また、前記ナビゲーション処理部17は、ナビゲーション装置14の全体の制御を行うCPU、MPU等の演算手段としてのプロセッサ31、該プロセッサ31が各種の演算処理を行うに当たりワーキングメモリとして使用されるRAM32、及び、制御プログラムの他、目的地までの経路の探索、経路中の走行案内、特定区間の決定、地点、施設等の検索等を行うための各種のプログラムが記録された記録媒体としてのROM33から成る。そして、前記ナビゲーション処理部17には、前記入力部34、表示部35、音声入力部36、音声出力部37及び通信部38が接続される。そして、経路の探索、経路中の走行案内、特定区間の決定、地点、施設等の検索等の各種処理を実行する。なお、前記音声入力部36及び音声出力部37の中のいくつかは、製造コスト等の観点から、適宜省略することもできる。
【0048】
また、前記ナビゲーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、半導体メモリだけでなく、磁気テープ、磁気ディスク、磁気ドラム、CD−R/W、MD、DVD−RAM、DVD−R/W、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード等、あらゆる形態の記録媒体を含むものである。
【0049】
なお、前記データ記録部16及びROM33は、図示されない磁気コア、半導体メモリ等によって構成される。また、前記データ記録部16及びROM33として、磁気テープ、磁気ディスク、磁気ドラム、CD−R/W、MD、DVD−RAM、DVD−R/W、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード等の各種の記憶媒体を使用することもできる。該記憶媒体は、ナビゲーション装置14にあらかじめ据え付けられたものであってもよく、ユーザによって適宜交換可能なものであってもよい。
【0050】
本実施の形態においては、前記ROM33に各種のプログラムが記録され、前記データ記録部16に各種のデータが記録されるようになっているが、プログラム及びデータを同じように外部記憶媒体に記録することもできる。この場合、例えば、前記ナビゲーション処理部17に図示されないフラッシュメモリ等の記憶媒体を配設し、前記外部記憶媒体から前記プログラム及びデータを読み出して前記記憶媒体に書き込むこともできる。したがって、外部記憶媒体を交換することによって前記プログラム及びデータを更新することができる。このように、各種の記憶媒体に記録されたプログラムを起動し、データに基づいて各種の処理を行うことができる。なお、前記外部記憶媒体は、磁気テープ、磁気ディスク、磁気ドラム、CD−R/W、MD、DVD−RAM、DVD−R/W、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード等いかなる種類のものであってもよい。
【0051】
さらに、前記通信部38は、インターフェイス63としてのカードスロットを備え、該カードスロットに装填された無線LAN装置58としての無線LANカードを介して、アクセスポイント65との間で通信を行うようになっている。また、前記通信部38は、例えば、図示されない情報センサ等によって受信した渋滞等の道路情報、交通事故情報、GPSセンサ21の検出誤差を検出するD−GPS情報等の各種のデータを受信することもできる。そして、本実施の形態においては、ネットワーク51に接続されたアプリケーションサーバ52から配信されたデータが通信部38によって受信されると、前記データは、読み書き可能なメモリ、例えば、RAM32、フラッシュメモリ、ハードディスク等の記録媒体にダウンロードされるようになっている。また、前記操作端末55を使用し、前記アプリケーションサーバ52から配信されたデータを前記操作端末55に一旦ダウンロードした後、前記操作端末55からナビゲーション装置14の記録媒体にダウンロードすることもできる。
【0052】
そして、前記入力部34は、走行開始時の位置を修正したり、目的地を入力したりするためのものであり、ナビゲーション装置14の本体に配設された操作キー、押しボタン、ジョグダイヤル、十字キー等から成るものであるが、リモートコントローラであってもよい。なお、表示部35がタッチパネルである場合には、前記表示部35の画面に表示された操作キー、操作メニュー等の操作スイッチから成るものであることが望ましい。この場合、通常のタッチパネルのように前記操作スイッチを押す(タッチする)ことによって、入力を行うことができる。そして、前記表示部35の画面には、操作案内、操作メニュー、操作キーの案内、現在位置から目的地までの経路、該経路に沿った案内情報等が表示される。前記表示部35としては、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ、プラズマディスプレイ、フロントガラスにホログラムを投影するホログラム装置等を使用することができる。
【0053】
また、音声入力部36は、図示されないマイクロホン等によって構成され、音声によって必要な情報を入力することができる。さらに、音声出力部37は、図示されない音声合成装置及びスピーカを備え、音声情報、例えば、音声合成装置によって合成された音声から成る案内情報、変速情報等をスピーカから出力し、ユーザに知らせる。なお、音声合成装置によって合成された音声の他に、各種の音、あらかじめテープ、メモリ等に録音された各種の案内情報をスピーカから出力することもできる。
【0054】
本実施の形態において、ナビゲーション装置14は、機能の観点からみて、図4に示されるように、車両がアクセスポイント65の通信可能範囲としての通信圏内にいるか否かを判定する通信圏内判定部11、マップマッチングを行って車両の現在位置を補正する位置補正部12、及び、該位置補正部12の動作を制御する位置補正制御部13を有するものである。
【0055】
ここで、前記通信圏内判定部11は、無線LAN装置58がアクセスポイント65と通信可能になった状態を検出した場合、車両がアクセスポイント65の通信圏内にいると判定する。また、あらかじめ登録されたアクセスポイント65の座標と車両の現在位置とに基づいて、車両が前記アクセスポイント65から所定距離以内に近付いた時に通信圏内にいると判定することもできる。この場合、無線LANシステムの通信可能範囲が、一般的に、アクセスポイントを中心とした半径10〜100〔m〕程度の範囲なので、前記所定距離は30〔m〕とすることが望ましいが、適宜変更することができる。
【0056】
なお、不特定多数が無線LANシステムを介してインターネットに接続することができるホットスポット(R)と称されるアクセスポイント65の位置情報としての座標(地図上の座標を示す緯度及び経度)は、あらかじめデータ記録部16に格納され登録されている。前記アクセスポイント65は、例えば、ファーストフードレストラン、コーヒーショップ等の飲食店、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ショッピングモール等の商店、ゲームセンタ、シネマコンプレックス、テーマパーク等の娯楽施設、ガソリンスタンド、カーショップ、勤務先の駐車場、駅前広場、公共駐車場等の人や車両の集まる場所等に配設されているが、いかなる場所に配設されるものであってもよい。さらに、ユーザの自宅としての前記ユーザ住居61の座標も登録することができる。ここで、前記アクセスポイント65の位置情報は、ユーザがユーザ住居61に配設された操作端末55を操作してアプリケーションサーバ52からダウンロードした後、前記操作端末55からナビゲーション装置14に転送してもよいし、前記アプリケーションサーバ52から直接ナビゲーション装置14にダウンロードしてもよい。また、前記アクセスポイント65の位置情報が、データ記録部16としての磁気テープ、磁気ディスク、磁気ドラム、CD−R/W、MD、DVD−RAM、DVD−R/W、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード等の記録媒体にあらかじめ格納されていてもよい。
【0057】
そして、前記位置補正部12は、車両位置情報出力部15によって検出された現在位置をデータ記録部16に格納された道路に関する各種データと比較して、現在位置が道路上に位置するように決定するためのマップマッチングを行うようになっている。
【0058】
この場合、前記車両位置情報出力部15によって検出された現在位置の精度にはある程度の誤差が含まれるので、検出された現在位置は地図上の点としてではなく、一定の面積を有する領域として考えられる。そして、ある程度道路が密集している場合、前記領域内に複数の道路が存在することになる。そのため、マップマッチングを行うと、複数の道路が前記現在位置が位置する道路としての候補、すなわち、マッチング候補として選択される。
【0059】
そこで、前記位置補正部12は、道路データ等に基づいて、すべてのマッチング候補に対し、前記現在位置が位置する道路として不適切なポイント、すなわち、ペナルティを算出し、該ペナルティの最も低い道路を選択し、その道路上に現在位置が表示されるように決定する。そして、前記位置補正部12は、表示部35の画面に表示された地図上に、前記ペナルティの最も低い道路上に現在位置を表示させる。なお、ペナルティとは検出された現在位置と道路までの距離や過去の現在位置の軌跡等に基づいて算出されるもので、ペナルティが低いマッチング候補程、現在位置の可能性が高い。
【0060】
このようにして、現在位置が修正されると、ナビゲーション装置14は、修正された現在位置に基づいて、ナビゲーション処理を実行する。そのため、表示部35の画面に表示された地図において表示されている現在位置も修正される。また、必要な場合、目的地までの経路探索も再度行われる。
【0061】
そして、位置補正制御部13は、車両が登録されたアクセスポイント65の通信圏内にいると前記通信圏内判定部11が判定すると、前記位置補正部12の動作を制御して、マップマッチングを行わないようにさせる。これにより、例えば、経路案内が行われている時に車両が経路の脇に位置する商業施設の駐車場に進入した場合でも、前記商業施設に登録されたアクセスポイント65が配設されていると、マップマッチングが行われないので、車両の現在位置は前記商業施設の駐車場内に表示される。これに対し、前記位置補正部12によってマップマッチングが行われた場合には、車両の現在位置は前記経路上の前記商業施設の駐車場に近接する位置に表示される。
【0062】
次に、前記構成のナビゲーション装置14の動作について説明する。
【0063】
図1は本発明の実施の形態における車両が経路から外れてアクセスポイントに立ち寄った場合のナビゲーション装置の動作を示すフローチャート、図5は本発明の実施の形態における車両が経路から外れてアクセスポイントに立ち寄った場合の現在位置の表示を示す図である。
【0064】
本実施の形態においては、車両が、図5に示されるように、現在位置から目的地までの経路42が設定された道路41上を経路案内に従って走行する場合について説明する。図5において、43は前記道路41沿いに位置する駐車場であり、ファーストフードレストラン、コーヒーショップ等の飲食店、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ショッピングモール等の商店、ゲームセンタ、シネマコンプレックス、テーマパーク等の娯楽施設、ガソリンスタンド、カーショップ、勤務先の駐車場、駅前広場、公共駐車場等であり、不特定多数が無線LANシステムを介してインターネットに接続することができるホットスポット(R)と称されるアクセスポイント65が配設されている。また、45−1、45−2及び45−3は、車両の現在位置を示す現在位置表示であり、45−1は前記車両が経路42に沿って走行している時の現在位置表示、45−2は前記車両が駐車場43内に駐車している時の現在位置表示、45−3はマップマッチングによって道路41上に移動させられた現在位置表示である。
【0065】
まず、車両が目的地までの経路42が設定された道路41上を経路案内に従って走行している時、ナビゲーション装置14の車両位置情報出力部15は車両の現在位置を検出する。なお、前記車両位置情報出力部15は、所定の時間間隔(例えば、100〔msec〕)で現在位置を検出する動作を繰り返す。そして、位置補正部12は、前記車両位置情報出力部15によって検出された現在位置をデータ記録部16に格納された道路に関する各種データと比較してマップマッチングを行い、現在位置が道路上に位置するように決定する。これにより、表示部35の画面に表示された地図において、現在位置表示45−1は道路41上に表示される。
【0066】
また、通信圏内判定部11は、車両がアクセスポイント65の通信圏内にいるか否か、すなわち、現在位置において無線LAN装置58がアクセスポイント65と通信可能か否かを判定する。なお、前記通信圏内判定部11も、所定の時間間隔(例えば、100〔msec〕)で判定を繰り返す。そして、車両の現在位置が現在位置表示45−1で示される位置にある時は、アクセスポイント65から遠く離れているので、アクセスポイント65と通信不能であると判定する。
【0067】
ここで、車両が道路41上を経路案内に従って走行し、前記アクセスポイント65から所定距離、例えば、30〔m〕以内に近付くと、前記無線LAN装置58がアクセスポイント65と通信可能となるので、前記通信圏内判定部11は車両が前記アクセスポイント65の通信圏内にいると判定する。すると、位置補正制御部13は、前記位置補正部12の動作を制御してマップマッチングを行わないようにさせるので、前記位置補正部12はマップマッチングを停止する。そのため、前記車両位置情報出力部15によって検出された現在位置が、そのまま表示部35の画面に表示された地図に表示される。したがって、車両がアクセスポイント65が配設されている場所としての道路41沿いに位置する駐車場43に立ち寄った場合、車両の現在位置が現在位置表示45−2で示されるように表示される。
【0068】
ここで、前記位置補正制御部13は、前記位置補正部12の動作を制御しないとすると、前記位置補正部12はマップマッチングを行うので、車両が前記駐車場43に立ち寄った場合、車両の現在位置は、現在位置表示45−3で示されるように、道路41上の駐車場43に近接する位置に表示されることになる。この場合、ユーザは、車両が駐車場43内に存在するにも関わらず、ナビゲーション装置14の表示部35の画面に表示された地図においては、現在位置が、現在位置表示45−3で示されるように、道路41上にあるので違和感を感じてしまう。
【0069】
しかし、本実施の形態においては、無線LAN装置58がアクセスポイント65と通信可能となるとマップマッチングが停止されるので、車両が道路41沿いに位置する駐車場43に立ち寄った場合に、車両の現在位置が駐車場43内に表示される。そのため、車両がアクセスポイント65が配設されている場所に立ち寄ったことを、ナビゲーション装置14の表示部35の画面に正確に表示することができる。
【0070】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 車両の現在位置を検出する。
ステップS2 現在位置において無線LAN装置58がアクセスポイント65と通信可能か否かを判断する。通信可能である場合はステップS3に進み、通信可能でない場合はステップS1に戻る。
ステップS3 マップマッチングを停止する。
ステップS4 ナビゲーション装置14に表示部35に現在位置を表示する。
【0071】
このように、本実施の形態においては、車両がアクセスポイント65の通信圏内にいる場合、マップマッチングを行わないように位置補正部12の動作が位置補正制御部13によって制御される。そのため、前記アクセスポイント65が経路42が設定された道路41沿いに配設されている場合であっても、表示部35は車両が前記アクセスポイント65に立ち寄る状況を正確に表示することができる。したがって、ユーザは違和感を感じることがない。
【0072】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0073】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、車両が経路から外れてアクセスポイントに立ち寄った場合でも、車両の現在位置が地図上に正確に表示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における車両が経路から外れてアクセスポイントに立ち寄った場合のナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置と自宅アクセスポイントとの通信システムの構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の機能を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態における車両が経路から外れてアクセスポイントに立ち寄った場合の現在位置の表示を示す図である。
【符号の説明】
11 通信圏内判定部
12 位置補正部
13 位置補正制御部
14 ナビゲーション装置
35 表示部
65 アクセスポイント

Claims (4)

  1. (a)マップマッチングを行い車両の現在位置を補正する位置補正部と、
    (b)前記車両がアクセスポイントの通信圏内にいるか否かを判定する通信圏内判定部と、
    (c)前記車両がアクセスポイントの通信圏内にいる場合にはマップマッチングを行わず、前記車両がアクセスポイントの通信圏内にいない場合にはマップマッチングを行うように、前記位置補正部の動作を制御する位置補正制御部とを有することを特徴とする車載装置。
  2. 記位置補正部がマップマッチングを行う場合に補正された現在位置を表示し、マップマッチングを行わない場合に補正されない現在位置を表示する表示部を有する請求項に記載の車載装置。
  3. 前記通信圏内判定部は、アクセスポイントと通信可能になった状態を検出した場合に前記車両がアクセスポイントの通信圏内にいると判定する請求項1又は2に記載の車載装置。
  4. 前記通信圏内判定部は、前記車両が登録されたアクセスポイントから所定距離以内に近付いた場合に車両がアクセスポイントの通信圏内にいると判定する請求項1又は2に記載の車載装置。
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