JP2013257280A - 地図表示装置、地図表示方法および地図表示用プログラム - Google Patents

地図表示装置、地図表示方法および地図表示用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】地物を選択的に3次元モデル化して表示することによって、案内経路上の重要な地物を強調して表示させる。
【解決手段】主制御部は、案内経路上のランドマークについて、2次元モデルに代えてこのランドマークの形状を高さ情報に基づき鉛直方向に立ち上げて表現した3次元モデルで表示することにより、案内経路上において必要になるランドマークのみを強調して表示する。さらに、内部経路(案内経路のうち、地物の内部に位置するもの)を有する地上の地物の内部を可視化することにより、地図と案内経路とを見やすく表示する。
【選択図】図3

Description

本発明は、地図表示に関する。
地物の一部を3次元表示する地図表示装置が知られている(例えば、特許文献1)。ここで言う3次元表示とは、地図上に、地物の高さ(鉛直方向の大きさ)を立体的に図示することである。特許文献1の地図表示装置は、東京タワー(登録商標)などの地物を実際の高さで表現し、他の地物を実際の高さよりも低くなるように表現することにより、現在位置の確認をより容易に行うことができるというものである。
特開2000−321975号公報
上記先行技術が有する課題は、案内経路上において重要な地物を強調するものではないため、目的地や経由地を具体的に確認することができない点である。特許文献1の地図表示装置であれば、東京タワーは強調表示されて確認しやすくなるものの、例えば、目的地が小さなビルであれば他の地物の陰に隠れてしまい到着直前になるまで確認できない可能性がある。
本発明は、上記課題の少なくとも1つを解決するためのものであり、以下の形態または適用例として実現できる。
適用例1:3次元空間上の地表面を表す地表面情報、出発地から目的地までの経路探索に利用するネットワーク情報、並びに地物の形状および高さ情報を含む地物情報を含む3次元地図を記憶する記憶手段と;前記地表面情報で描かれた地表面上に、前記地物情報を参照して、前記地物の形状を鉛直方向に立ち上げる高さを0に近似させて表現する2次元モデルと前記地物の形状を鉛直方向に立ち上げる高さを前記高さ情報に基づいて表現する3次元モデルとを配置する前記3次元地図の表示内容を決定する処理手段と;前記処理手段によって決定された前記3次元地図を表示する表示手段と;を備える地図表示装置であって;前記処理手段は;前記出発地および前記目的地を入力する入力部と;前記ネットワーク情報を利用して案内経路を探索する経路探索部と;前記探索された案内経路を含む地物を前記3次元地図から選択する選択部と;前記選択した地物を前記3次元モデルによって表現し、その他の地物を前記2次元モデルによって表現する表現部と;を備える地図表示装置。この適用例によれば、探索された案内経路を含む地物を選択的に3次元モデル化表示することによって、案内経路上において重要な地物を、重要でない他の地物に邪魔されずに強調できる。記憶部による地図の記憶は、一時的なもの(揮発性)でも良いし、一時的でないもの(不揮発性)でも良い。
適用例2:適用例1に記載の地図表示装置であって;前記ネットワーク情報は前記地物の内部まで配置されており;前記処理手段は、前記地物を表現する3次元モデルの内部に前記案内経路が含まれる場合、該3次元モデルの内部を可視化して、かつ前記案内経路を表示する内部表示部;を備える地図表示装置。この適用例によれば、案内経路と、この案内経路を内部に含む3次元モデルの内部とを可視化して表示できる。「3次元モデルの内部の可視化」とは、例えば、地物の内部の構造を表現する2次元地図を表示することや、地物の内部にある地図要素の3次元モデルを表示すること等である。「地物の内部にある要素の3次元モデル」とは、例えば、建築物から天井や外壁を取り払って残った構造を3次元モデル化したものである。ここで言う建築物とは、ビル、劇場、ドーム球場、地下街などが挙げられる。
適用例3:適用例2に記載の地図表示装置であって;前記処理手段は、前記地物に含まれる案内経路が地下に位置する場合、該地物を表現する3次元モデルを表示するために妨げとなる地表面および地物について、その少なくとも一部を透明または半透明にする地下表示部;を備える地図表示装置。この適用例によれば、案内経路を内部に含む地物の形状についての地下の構造を表現し、さらにその地物の一部を透明または半透明にするのでその地物の地下の案内経路を可視化して表示できる。
適用例4:適用例2又は適用例3に記載の地図表示装置であって;前記ネットワーク情報は前記地物の階層間を移動するための手段である階層移動手段の情報をさらに含み;前記処理手段は、前記案内経路が視認可能となるように前記3次元モデルを自動変形し、該変形した3次元モデルの階層間を前記階層移動手段の情報により接続する自動モデル変形部を備える地図表示装置。この適用例によれば、地物の内部における案内経路が階層構造であることによって案内経路の一部が隠れることを防ぐことができ、かつ階層間の接続関係を示すことができる。
適用例5:適用例2又は適用例3に記載の地図表示装置であって;前記ネットワーク情報は前記地物の階層間を移動するための手段である階層移動手段の情報をさらに含み、前記処理手段は;ユーザからの指示入力を受けつける変形指示入力部と;前記変形指示入力部で入力された指示に基づき、前記3次元モデルを手動変形し、該変形した3次元モデルの階層間を前記階層移動手段の情報により接続する手動モデル変形部と;を備える地図表示装置。この適用例によれば、この適用例によれば、地物の内部における案内経路が階層構造であることによって案内経路の一部が隠れることを防ぐことができ、かつ階層間の接続関係を示すことができる。しかも、ユーザの希望に沿って、階層の移動を行うことができる。ここで言う指示とは、例えば、移動させる階層やその向きについてのものである。
本発明は、装置以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、地図表示方法、地図表示用プログラム、このプログラムを記憶した一時的でない記憶媒体等の形態で実現することができる。
経路案内システムの構成。 検索物件表示処理を示すフローチャート。 表示される地図の一例。 内部が表示されたビルの斜視図。 内部が表示された地下の地物の斜視図。 階層の表示位置の移動に関する他の手法を示す図。 階層の表示位置の移動に関する他の手法を示す図。
実施形態1:
経路案内システム10の構成(図1):
図1は、経路案内システム10の構成を示す。経路案内システム10は、図1に示すように、スマートフォン20と地図サーバ50とを備える。スマートフォン20は、インターネット接続が可能な多機能携帯電話機である。スマートフォン20及び地図サーバ50は、インターネットINTを介して互いに接続できる。スマートフォン20は、基地局BSを介してインターネットINTに無線接続する。なお、実際には、スマートフォン20は、送受信アンテナ、無線基地局、交換局を介してインターネットINTに接続される。図1に示す基地局BSは、これらアンテナ、無線基地局、交換局を含むものとする。
図1に示すように、地図サーバ50は、通信部52と、制御部54と、地図データベース56とを備える。地図データベース56は、地図データを記憶する。この地図データは、3次元地図を記憶する。3次元地図とは、地表面情報と地物情報とネットワーク情報とを含む。地表面情報は、3次元空間上の地表面を表す情報である。具体的には、地表面は地面の起伏を含む形状を表しており、等高線などの標高データや行政区画、道路、河川、海面等を区別するデータを用いて表される。地物情報とは、地物の形状および高さなどの情報、つまり、地物の水平方向の領域を特定する情報(代表位置の緯度・経度など)、鉛直方向の情報などである。具体的には、地物の水平方向の領域を特定する情報とは、例えば地物の水平方向の形状を表すポリゴンの構成点の緯度経度情報である。また鉛直方向の情報とは、地物が地上/地下それぞれ何階建てであるかを示すものや、各階のフロアを表現した地図などである。また鉛直方向の情報としては、例えば地表面から上方向の距離や地下方向の距離で表しても良い。ネットワーク情報とは、出発地から目的地までの経路探索に利用される情報であり、階層移動手段情報を含む。階層移動手段情報とは、階層移動手段(階段やエスカレータ、エレベータ等)によってどのように連絡されているかを示す情報である。制御部54は、CPU、ROM、RAM、ハードディスク等を備え、地図データ送信用のプログラムを実行する。制御部54は、このプログラムの実行によって、スマートフォン20からの要求に応じた地図データを、地図データベース56から取得すると共にスマートフォン20に送信する。この送信には、通信部52とインターネットINTとが利用される。
一方、スマートフォン20は、主制御部22、通信部32、通信制御部34、タッチパネル36、表示部38、音声出力部40及びGPS受信機42を備える。主制御部22は、CPU24と、RAM26と、ROM28とを備える。主制御部22は、スマートフォン20に備えられた他の機器を制御する。RAM26は、地図データベース56から送信された地図データを一時的に記憶する。ROM28は、CPU24が実行するプログラムを記憶する。このプログラムは、案内経路の探索や、検索物件表示処理(図2と共に後述)等を実現するためのものである。通信部32は、基地局BSとの間でデータ通信または音声通信を行うための回路である。通信部32は、基地局BSを介して地図サーバ50にアクセスし、地図データを取得するために動作する。通信制御部34は、音声通話のための着信や呼び出し、音声信号と電気信号との変換などを行う回路である。スマートフォン20は、通信部32と通信制御部34とを備えることによって、電話機として機能する。
音声出力部40は、音声を出力するスピーカであり、経路案内用の音声などを出力する。GPS受信機42は、GPS衛星と屋内GPS送信機とから送信されるGPS信号を受信することによって、スマートフォン20の現在地を示す情報を取得するための装置である。現在地とは、緯度・経度と階層位置とによって特定される位置である。階層位置とは、地物の何階に位置するかを示す情報のことである。階層位置は、GPS衛星及び/又は屋内GPS送信機からのGPS信号に基づき推定できる。表示部38は、主制御部22の制御に基づき、画像を液晶画面に表示する。タッチパネル36は、ユーザの指や専用のペン等が液晶画面に接触した位置座標を、取得すると共に主制御部22に入力する。主制御部22は、入力された位置座標に基づきユーザの指示を判別し、判別した指示に対応する処理を実行する。
検索物件表示処理(図2):
図2は、検索物件表示処理を示すフローチャートである。検索物件表示処理の開始条件は、主制御部22が、別の処理によって案内経路を設定したことである。主制御部22は、案内経路の設定のために、ユーザからの出発地および目的地の入力を受けつけ、地図サーバ50から取得したネットワーク情報を利用して案内経路を探索する。なお、案内経路の設定は、地図サーバ50が行っても良い。この場合、スマートフォン20から出発地、目的地等の情報が地図サーバ50に送信され、地図サーバ50によって設定された案内経路は、地図サーバ50からスマートフォン20に送信される。なお、主制御部22の処理を地図サーバ50が行ってもよい。検索物件表示処理の終了条件は、経路案内の終了である。経路案内は、現在地が目的地の近くになった場合、又はユーザから終了を指示された場合に終了する。
検索物件表示処理を開始すると、主制御部22は、RAM26に格納された地図データを参照し、中心点、縮尺、俯角および視点距離の各値を用いて、地物の形状を鉛直方向に立ち上げる高さを0に近似させて表現する2次元モデルを3次元空間上の地表面に配置した3次元地図を表示する(ステップS61)。中心点、縮尺、俯角、視点距離は、ユーザの入力に基づくか、デフォルトの設定を用いる。デフォルトの場合、中心点は現在地に一致させる。俯角は90度(真下に見下ろす角度)でも良いし、90度より小さい角度によって斜めに見下ろす角度でも良い。視点距離の値は、有限でも無限でも良い。
続いて主制御部22は、案内経路上のランドマークについて、2次元モデルに代えてこのランドマークの形状を高さ情報に基づき鉛直方向に立ち上げて表現した3次元モデルで表示する(ステップS63)。なお、主制御部22は案内経路上のランドマークを除く他の地物は2次元モデルで表現する。なお、正確には「表示」は、先述したように「表示部38が主制御部22の制御に基づき液晶画面に行う」ものであるが、ここでは「主制御部22が行う」ものとして表記する。ここで言うランドマークとは、3次元モデルで表示をすることによって経路案内に資する地物のことである。どの地物をランドマークに設定するかは種々考えられる。例えば、出発地や目的地を内部に含む建築物、案内経路付近に位置する著名な建築物、案内経路において右折または左折する交差点に隣接した建築物、案内経路が地上と地下とを跨ぐ場合における、地上と地下との接続地点付近の建築物などが挙げられる。なお、このような地物が表示範囲内に存在しなければ、ステップS63においては何も実行されない。続いて主制御部22は、3次元モデルと2次元モデルとで表現された地図上に、案内経路を表示する(ステップS75)。なお、実施形態1においては図2に示すステップS65〜S73の処理は実行せず、ステップS63の処理を実行してこれが終了次第、ステップS75の処理を実行することにしている。
主制御部22によって表示される地図の一例を示す(図3)。図3(A)は、ステップS61によって表示されたビル90,96,97,98,99を2次元モデルで表現された地図である。図3(B)は、ステップS63によって3次元モデルで表現されたビル90,97,98,99と、2次元モデルのまま表現されたビル96と、ステップS75によって3次元モデル内部を含む案内経路とを示す地図であり、2次元モデルと3次元モデルとを複合した地図である。ビル90は、内部に出発地を含む地物なので、ランドマークとして主制御部22によって選択された。ビル97,98,99は、目的地である地点Aの付近にある地物なので、ランドマークとして主制御部22によって選択された。
続いて主制御部22は、スマートフォン20を携帯しているユーザの移動などによって地図の表示範囲が変化したかを判定する(ステップS77)。変化しないと判定した場合(ステップS77、NO)、ステップS77を繰り返す。主制御部22は、表示範囲が変化したと判断した場合(ステップS77、YES)、ステップS61に進む。
効果:
この実施形態によれば、案内経路が表示された地図について、案内経路上において必要になるランドマークのみを強調表示できる。これまで説明したように、案内経路上のランドマークとなる地物を選んで3次元モデルとして表現し、その他の地物を2次元モデルで表現するからである。
実施形態2:
実施形態2の説明は、実施形態1と異なる点を説明することによって行う。実施形態2において実行される検索物件表示処理は、図2に示すように、ステップS63とステップS75との間に、ステップS65〜ステップS73が実行される。ステップS63の後、主制御部22は、3次元モデルによって表現された、内部経路(案内経路のうち、地物の内部に位置するもの)を有する地上の地物の内部を可視化する(ステップS65)。図3に例示した場合は、出発地がビル90の内部であるので、3次元モデルによって表現されたビル90の内部の構造を表現する2次元地図を表示する(図4と共に詳述)。続いて主制御部22は、内部が可視化された3次元モデルの内部経路が表示できるように3次元モデルを自動変形する(ステップS67)。具体的には、主制御部22は、内部経路を有する3次元モデルの階層の表示位置を、上の階層と重なって見えなくなっている内部経路が表示される位置まで移動させる。
図4は、主制御部22によって内部が可視化された3次元モデルであるビル90を示す。図4(A)は主制御部22によって階層の表示位置が移動する前、図4(B)は階層の表示位置が移動した後を示す。本実施形態では、主制御部22はビルの外壁と天井とを透明にし、輪郭を点線で表示することによって3次元モデルの内部を可視化する。具体的には、主制御部22は各階層のフロアを平面による表示を行う。先述したステップS65の段階においては、図4(A)に示すように、後のステップS75によって表示される案内経路の一部が、ビル90内部の階層構造によって隠れてしまう。ステップS67の段階においては、図4(B)に示すように、主制御部22が、ビル90を表現する3次元モデルの2階以上の階層の表示位置を適切に移動することによって、ビル90内部の案内経路が全て表示される。主制御部22は、俯角および視点距離の各値を用いて、内部経路を表示できる3次元モデルの階層の移動後の表示位置を設定する。本実施形態においては、主制御部22は、階層内の移動経路を含む階層(図4の場合、1、2、5階)の全体が表示されるように、階層の鉛直方向の位置を移動させる。かつ、地物の高さが極力変化しないように階層の鉛直方向の位置を移動させる。具体的には、主制御部22は、図4(B)に示すように、階層内の移動経路を含まない階層(3、4、6階)と、その階層の1つ上の階層(4、5、7階)との距離を縮める。なお、図4における案内経路のうちの点線部分は、階層移動手段(階段、エスカレータ、エレベータ等)による階層間の移動経路を示す。図4に示すように、階層移動手段を示す点線は、階層位置の移動に伴い変形する。この変形は、階層内の移動経路との接続関係を維持するように行われる。本実施形態においては、階層は鉛直方向に移動するので、点線の変形は、鉛直方向の並進及び/又は長さの変化ということになる。
次に主制御部22は、案内経路を含む地下の地物の内部を地物情報の高さ情報を参照し、3次元モデルで表示する(ステップS69)。図5は、案内経路における目的地を含み、内部が表示された地下街を示す。実施形態2の場合、図3、図5に示した地点Aは、経路探索によって設定された経由地であり、目的地がある地下街へ通じるエレベータの乗り場である。図5に示すように、主制御部22は、この地下街の3次元モデルを表示するために、その妨げとなる部分を透明にする(ステップS71)。具体的には、主制御部22は、俯角および視点距離の各値を用いて、この地下街を表現する3次元モデルを隠す地表面と、他の地物とを透明にする。透明にされる他の地物は、3次元モデル(図5の場合、ビル99)と2次元モデルされたものとがあり得る。図5に示すように、3次元表示された地物を透明にする場合、その地物の存在が確認できるように輪郭を実線で表示するのが好ましい。
続いて主制御部22は、内部が可視化された3次元モデルの内部経路が表示できるように3次元モデルを自動変形する(ステップS73)。具体的な手法は、ステップS67のものと同じである。なお、主制御部22は、この階層の移動によって、地下の地物を3次元モデルにより表示するために透明にすべき対象が増える場合は、その増えた分も透明にする。次に主制御部22は、案内経路を表示し(ステップS75)、ステップS77に進む。
効果:
実施形態1の効果に加え、ランドマークとなる地物の内部を可視化して表示することによって、その内部の地図と案内経路とを見やすく表示できるという効果を奏する。更に、このように内部を表示する手法を地下の地物にも適用することによって、地下を通る案内経路の場合であっても見やすく表示できる。更に、階層構造によって案内経路が隠れる場合は、階層の表示位置を移動させることによって、案内経路を表示できる。しかも、この移動の際に、階層移動手段の接続関係を維持するので、階層移動について分かりやすく表示できる。
実施形態と適用例との対応関係:
ステップS61が表現部を、ステップS63が表現部と選択部とを、ステップS65とステップS71とステップS75とが内部表示部を、ステップS67とステップS73とが自動モデル変形部を、ステップS69が表現部と選択部と地下表示部とをそれぞれ実現するためのソフトウェアに相当する。CPU24が処理手段を、RAM26が記憶手段を、タッチパネル36が表示手段を、それぞれ実現するためのハードウェア資源に相当する。
他の実施形態:
図6は、階層の表示位置の移動に関する他の手法を示す。この手法は、実施形態2におけるステップS67及び/又はステップS73における3次元モデルの内部の地図要素に関する鉛直方向の自動変形に代えて、ユーザの入力に基づき、3次元モデルの階層の位置を移動させるというものである。デフォルトの表示は、図6(A)に示すように、ステップS67による階層位置の移動を伴わず、内部経路の一部が隠れた状態のものである。ユーザが、図6に示された矢印の向きにビル90をフリック操作し、その指示入力を受けつける(適用例の変形指示入力部)と、主制御部22は、入力された指示に基づき、3次元モデルを手動変形し、この変形した3次元モデルの階層間を階層移動手段の情報により接続し(適用例の手動モデル変形部)、図6(B)に示されたように、各階のフロア地図が表示できるように、階層の表示位置を移動させる。なお、図6(B)に示された表示に代えて、図4(B)に示された表示を実行しても良い。
図7は、3次元モデルの階層の表示位置の移動についての更に他の手法として、階層を水平方向に移動させる手法を示す。図7に示すように、水平方向に移動させる場合においても、案内経路としての階層移動手段の接続関係を維持して表示することによって、案内経路を分かりやすく表示できる。図7に示すように、この手法においては、点線の角度も変更され得る。この手法を採用する場合、図6に示した上向きの矢印に代えて、左向きの矢印を表示することが考えられる。水平方向に移動させる手法は、俯角90度による3次元表示の場合に、特に有効である。
図6、図7に示した手法の何れにおいても、どのような入力によって階層の位置を移動させるかは種々考えられる。例えば、主制御部22は、矢印を表示しなくても良い。この場合、主制御部22は、任意の向きのフリック操作が入力されると、その向きに階層の位置を移動させても良い。或いは、主制御部22は、移動の向きが予め定められていて、矢印を表示せず、ビル90をタップしたり、音声入力をすることで階層位置の移動が生じるようにしても良い。この他、主制御部22は、階層位置の移動を、らせん状に行っても良い。つまり、軸(例えばエスカレータの動線)を中心に所定角度ずつ、各階の位置を回転させても良い。
主制御部22は、さらに、ステップS67の前に縮尺が基準値以上かを判断するステップを追加し、地物の3次元モデル表示や地物内部の可視化表示を、縮尺が基準値未満の場合には実行しないようにしても良い。地物が小さく表示される場合、このような3次元モデルによる表現をしても、見やすくなるとは限らないからである。
図5を用いて説明した手法は、主制御部22は、地下の地物を3次元モデル表示するために妨げとなる地物(ビル99)の全体を透明にするというものであったが、妨げとなる領域を抽出し、その領域のみを透明にしても良い。
主制御部22は、地物の内部を可視化して表示するために、地面や地物を透明ではなく、半透明にしても良い。
主制御部22は、透明や半透明で表示された地物の輪郭は、表示してもしなくても良い。
主制御部22は、階層構造によって案内経路が隠れる場合、階層の表示位置を移動させるのではなく、案内経路の表示の妨げとなる他の階層を透明または半透明にしても良い。
ランドマークとして3次元表示の対象となる地物には、ビルや地下街以外のものも含まれる。例えば、案内経路に含まれた地下鉄や高架式の鉄道、高速道路、海底トンネル、山道、橋(歩道橋を含む)などが挙げられる。
主制御部22は、ユーザによって出発地、目的地、経由地等が設定されたことを契機に、案内経路が探索される前に、それらの地点を含む地物を3次元モデルとして表示しても良い。
主制御部22は、地図表示処理を開始する前に表示されていた地図が、2次元的に表示され、俯角が90度であった場合、俯角を小さくするようにしても良い。
主制御部22は、地図表示処理を開始する前に表示されていた地図が、3次元モデルで多数の地物が立体的に表示されていた場合、地図表示処理において、ランドマークとならない地物を2次元モデルに変更するようにしても良い。
本発明を適用する装置は、スマートフォンでなくても良い。例えば、通常の携帯電話、タブレット型パソコン、据え置き型パソコン(デスクトップ型やノート型)、カーナビゲーション装置、ヘッドマウントディスプレイ等、種々考えられる。
地図を表示するハードウェアは、液晶ディスプレイでなくても良く、例えば、有機EL、プラズマディスプレイ、電子ペーパ、網膜投影型ディスプレイ等を用いたものが考えられる。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現できる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、或いは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…経路案内システム
20…スマートフォン
22…主制御部
24…CPU
26…RAM
28…ROM
32…通信部
34…通信制御部
36…タッチパネル
38…表示部
40…音声出力部
42…GPS受信機
50…地図サーバ
52…通信部
54…制御部
56…地図データベース
90…ビル
96…ビル
97…ビル
98…ビル
99…ビル
BS…基地局
INT…インターネット

Claims (7)

  1. 3次元空間上の地表面を表す地表面情報、出発地から目的地までの経路探索に利用するネットワーク情報、並びに地物の形状および高さ情報を含む地物情報を含む3次元地図を記憶する記憶手段と、
    前記地表面情報で描かれた地表面上に、前記地物情報を参照して、前記地物の形状を鉛直方向に立ち上げる高さを0に近似させて表現する2次元モデルと前記地物の形状を鉛直方向に立ち上げる高さを前記高さ情報に基づいて表現する3次元モデルとを配置する前記3次元地図の表示内容を決定する処理手段と、
    前記処理手段によって決定された前記3次元地図を表示する表示手段と
    を備える地図表示装置であって、
    前記処理手段は、
    前記出発地および前記目的地を入力する入力部と、
    前記ネットワーク情報を利用して案内経路を探索する経路探索部と、
    前記探索された案内経路を含む地物を前記3次元地図から選択する選択部と、
    前記選択した地物を前記3次元モデルによって表現し、その他の地物を前記2次元モデルによって表現する表現部と
    を備える地図表示装置。
  2. 請求項1に記載の地図表示装置であって、
    前記ネットワーク情報は前記地物の内部まで配置されており、
    前記処理手段は、前記地物を表現する3次元モデルの内部に前記案内経路が含まれる場合、該3次元モデルの内部を可視化して、かつ前記案内経路を表示する内部表示部
    を備える地図表示装置。
  3. 請求項2に記載の地図表示装置であって、
    前記処理手段は、前記地物に含まれる案内経路が地下に位置する場合、該地物を表現する3次元モデルを表示するために妨げとなる地表面および地物について、その少なくとも一部を透明または半透明にする地下表示部
    を備える地図表示装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の地図表示装置であって、
    前記ネットワーク情報は前記地物の階層間を移動するための手段である階層移動手段の情報をさらに含み、
    前記処理手段は、前記案内経路が視認可能となるように前記3次元モデルを自動変形し、該変形した3次元モデルの階層間を前記階層移動手段の情報により接続する自動モデル変形部
    を備える地図表示装置。
  5. 請求項2又は請求項3に記載の地図表示装置であって、
    前記ネットワーク情報は前記地物の階層間を移動するための手段である階層移動手段の情報をさらに含み、
    前記処理手段は、
    ユーザからの指示入力を受けつける変形指示入力部と、
    前記変形指示入力部で入力された指示に基づき、前記3次元モデルを手動変形し、該変形した3次元モデルの階層間を前記階層移動手段の情報により接続する手動モデル変形部と
    を備える地図表示装置。
  6. 記憶手段が、3次元空間上の地表面を表す地表面情報、出発地から目的地までの経路探索に利用するネットワーク情報、並びに地物の形状および高さ情報を含む地物情報を含む3次元地図を記憶し、
    処理手段が、前記地表面情報で描かれた地表面上に、前記地物情報を参照して、前記地物の形状を鉛直方向に立ち上げる高さを0に近似させて表現する2次元モデルと前記地物の形状を鉛直方向に立ち上げる高さを前記高さ情報に基づいて表現する3次元モデルとを配置する前記3次元地図の表示内容を決定し、
    表示手段が、前記処理手段によって決定された前記3次元地図を表示する
    地図表示方法であって、
    前記処理手段は、
    前記出発地および前記目的地を入力し、
    前記ネットワーク情報を利用して案内経路を探索し、
    前記探索された案内経路を含む地物を前記3次元地図から選択し、
    前記選択した地物を前記3次元モデルによって表現し、その他の地物を前記2次元モデルによって表現する
    地図表示方法。
  7. 記憶手段が、3次元空間上の地表面を表す地表面情報、出発地から目的地までの経路探索に利用するネットワーク情報、並びに地物の形状および高さ情報を含む地物情報を含む3次元地図を記憶し、
    処理手段が、前記地表面情報で描かれた地表面上に、前記地物情報を参照して、前記地物の形状を鉛直方向に立ち上げる高さを0に近似させて表現する2次元モデルと前記地物の形状を鉛直方向に立ち上げる高さを前記高さ情報に基づいて表現する3次元モデルとを配置する前記3次元地図の表示内容を決定し、
    表示手段が、前記処理手段によって決定された前記3次元地図を表示する
    ことを前記記憶手段と前記処理手段と前記表示手段とを備えるコンピュータに実行させるための地図表示用プログラムであって、
    前記処理手段が、
    前記出発地および前記目的地を入力し、
    前記ネットワーク情報を利用して案内経路を探索し、
    前記探索された案内経路を含む地物を前記3次元地図から選択し、
    前記選択した地物を前記3次元モデルによって表現し、その他の地物を前記2次元モデルによって表現する
    ための地図表示用プログラム。
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